フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル。
男子シングルの羽生結弦は、男女を通じて史上初となる4連覇を成し遂げました。
実力どおりですが、おめでとう。
勝って当然と言われるのは、すごいことです。
来シーズンは難なくGPファイナル5連覇を果たすでしょう。

ちなみに、GPファイナルでの4勝は浅田真央、ロシアのエフゲニー・プルシェンコとイリーナ・スルツカヤに並ぶ最多です。
来シーズンはおのずと単独で史上最多のGPファイナル5勝です。
まさに「向かうところ敵なし」。

⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

羽生結弦はショートプログラム(SP)で余裕の首位に立っていました。
フリースケーティング(FS)の曲をかけた練習で4回転ループを含め、4つの4回転ジャンプのうちの3つを着氷しました。
可もなく不可もなくという状態でFSの本番を迎えました。

羽生結弦は冒頭の4回転ループを決めるなど、序盤は安定した滑りを見せました。
が、後半は息切れ。
NHK杯で転倒した4回転サルコウで転倒し、連続ジャンプにできませんでした。
さらに終盤は3回転ルッツが1回転ジャンプになりました。
FSで3位の得点に留まり、合計得点が3百点を超えられませんでした。

後に滑ったSP2位のカナダのパトリック・チャン、SP3位のスペインのハビエル・フェルナンデスは得点が伸びませんでした。
SPで貯金があった羽生結弦が何とか逃げ切りました。
とはいえ、2位のアメリカのネイサン・チェンに10点以上の大差をつけています。
(この4回転ジャンパーは4本の4回転ジャンプを決め、SP5位から巻き返しました。)

羽生結弦は試合後に「結果についてはすごくうれしい」と語りましたが、表情は冴えませんでした。
実は、演技後に目がうつろで、がっくりとうなだれていました。
いつもは誇らしげな「キス&クライ」が落ち込んで「キス&暗い」になっていました。

全日本フィギュアスケート選手権ではSPとFSを揃え、3百点を大きく超えてください。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

⇒2016年12月9日「羽生結弦、GPファイナルの演技」はこちら。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

⇒2015年12月11日「羽生結弦、敵なし冬季五輪3連覇へ」はこちら。

⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

⇒2014年2月17日「羽生結弦、転がり込んだソチ金メダル」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、史上初SP百点超え…完璧ジャンプ」はこちら。

⇒2014年2月8日「羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

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