フィギュアスケートの女子シングル。
男子と異なり、女子は身体能力の限界にぶつかっています。
トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳べる選手は一握りです。
長らく最高難度は「3回転+3回転」のコンビネーションジャンプで止まっています。
それとてショートプログラム(SP)で1本、フリースケーティング(FS)で2本に留まっています。

そして、このジャンプ構成は世界のトップクラスの選手で大差がありません。
したがって、今シーズンの大会は高難度ジャンプの出来により順位が入れ替わっています。

しかし、選手やコーチが2018年平昌五輪をにらみ、作戦を練り直しています。
高難度ジャンプを跳んでも、質を高めないと点数を稼げません。
また、ミスを犯すと厳しく減点されます。
そこで、ジャンプがSPで3本、FSで7本ということに着目し、それぞれでGOE(出来栄え点)を積み上げようとしています。

体が小さく軽いジュニアのほうが高難度ジャンプを跳びやすくなります。
ベテランはジャンプの基礎点でなく、加点で優位に立つ作戦に切り替えつつあります。

今シーズンの浅田真央はけがの回復が遅れ、満足に練習を積めない状態です。
代名詞のトリプルアクセルをはじめ、高難度ジャンプを跳べません。
したがって、ジャンプのミスを防ぎ、スピンとステップの取りこぼしをなくすことが先決です。
そのうえでジャンプとスピンで「3点」に近い加点を引き出します。
それにより「10点」に近い演技構成点を引き出します。

平たく言えば、美しく滑ることを心がけてほしい。
(私は浅田真央のほころびのない演技を見たい。)
ならば、ファンは彼女の明るい笑顔を見られます。

⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。

女子フィギュアは絶対女王がおらず、レベルが似通っています。
ベテランは難しいジャンプに挑むより、これまでのジャンプの完成度を高めたうえで表現の点数を伸ばせれば、勝機が開けるでしょう。

浅田真央は円熟味が増し、芸術性さえ感じさせるようになりました。
私は、けがに苦しむ彼女にもチャンスは十分に残されていると思います。
2016年全日本フィギュアスケート選手権でも、2017年世界フィギュアスケート選手権でも、平昌オリンピックでも・・・。

初心に帰り、フィギュアスケートを楽しんでください。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月20日「浅田真央は世界選手権代表へ・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年12月18日「浅田真央を弾き飛ばす若手の勢い」はこちら。

⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。

⇒2016年11月18日「浅田真央ファンは指の隙間から全日本選手権を見る」はこちら。

⇒2016年11月15日「浅田真央に「頑張れ」は禁句・・・選手生命の危機」はこちら。

⇒2016年11月14日「浅田真央、全日本選手権での早まった決断」はこちら。

⇒2016年11月13日「浅田真央は世界選手権への代表切符を逃すのか」はこちら。

⇒2016年11月12日「浅田真央、いまは我慢するしかない」はこちら。

⇒2016年10月30日「浅田真央と佐藤信夫コーチの食い違い」はこちら。

⇒2016年10月28日「浅田真央は楽しむ気配が伝わってこない」はこちら。

⇒2016年10月26日「浅田真央はスタミナ切れ」はこちら。

⇒2016年10月23日「浅田真央はメンタルが弱いのか」はこちら。

⇒2016年10月22日「浅田真央と高梨沙羅の限界…五輪メンタル」はこちら。

⇒2016年10月21日「浅田真央は緊張に負け、重圧につぶれる…東大受験」はこちら。

⇒2016年10月13日「浅田真央は基本が分かっていない」はこちら。

⇒2016年10月12日「浅田真央、引退か現役かで心が揺れる」はこちら。

⇒2016年10月11日「浅田真央はGPシリーズで落ち込む」はこちら。

⇒2016年10月10日「浅田真央は井の中の蛙・・・世代交代」はこちら。

⇒2016年10月9日「浅田真央、振り付けのアイデア」はこちら。

⇒2016年10月8日『浅田真央「リチュアルダンス」世界観の演じ分け』はこちら。

⇒2016年9月22日「浅田真央、ジャパンオープン回避と視聴率」はこちら。

⇒2015年12月28日「浅田真央は生きた心地がしない」はこちら。

⇒2015年12月27日「浅田真央は「魂」をなくしたのか」はこちら。

⇒2015年12月26日「浅田真央、最高難度の無謀と動揺」はこちら。

⇒2015年12月12日「浅田真央評価…努力は報われない」はこちら。

⇒2015年11月29日「浅田真央はあんなもの」はこちら。

⇒2015年10月10日「浅田真央、GPシリーズ2015へ」はこちら。

⇒2015年10月9日「浅田真央、現役続行の条件」はこちら。

⇒2015年10月7日「浅田真央はピョンと跳び、チャンと降りる」はこちら。

⇒2015年10月5日「浅田真央、勝負師の宿命」はこちら。

⇒2015年10月3日「浅田真央が帰ってきた」はこちら。

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