冬季アジア大会のフィギュアスケート男子シングルが終わりました。
宇野昌磨がショートプログラム(SP)2位からフリースティング(FS)で当然のように逆転優勝を飾っています。
初優勝でした。
日本勢の金メダルは2003年の本田武史以来、3大会14年ぶりだそうです。

試合後のインタビューに宇野昌磨の自信がはっきりと表れています。
「悪いなりに自分の底力を出せた」。
普通、自分で「底力」と言いません。
全日本王者となり、四大陸フィギュアスケート選手権で表彰台に立った実績が背景にあります。

宇野昌磨は冒頭の4回転ループで転びました。
四大陸選手権では初挑戦にもかかわらず、ほれぼれするほど見事に決めています。
次の4回転フリップと後半の4回転トウループは軸がぶれましたが、本人が口にした「経験値」でこらえました。
やはりこの言葉にも自信が表れています。

演技の後半はミスがかなり出ました。
しかし、これまでは余らせて終わっていたコンビネーションジャンプにすべて挑みました。
終盤の3連続ジャンプが最初の単発になったミスを直後の3回転サルコウに2つの抜けたジャンプをつけました。
そして中国の金博洋を1点程の僅差でかわしています。
「優勝は最後まで攻めきった結果」という言葉にはとっさのリカバリーも含まれています。

決して出来はよくありませんでした。
連戦の疲れでへろへろだったのでしょう。
それでも粘って滑り終え、観客から声援を浴びました。

男子シングルは2018年平昌冬季五輪のプレシーズンに「4回転競争」の時代を迎えました。
3月末から世界フィギュアスケート選手権が行われ、トップクラスの選手はシーズン最後の大舞台に完成度の高い演技で臨みます。

宇野昌磨は跳べるジャンプをすべてプログラムに組み込みます。
もちろん持ち味の表現力を磨くことは忘れていません。
羽生結弦と頂点を争い、日本勢で金メダルと銀メダルを獲ってください。
とくに米国のネイサン・チェンの勢いを止めてほしい。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年2月25日「宇野昌磨の札幌冬季アジア大会」はこちら。

⇒2017年2月16日「宇野昌磨は羽生結弦と互角・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月11日「宇野昌磨の4回転ループと3百点超え」はこちら。

⇒2017年2月6日「樋口美穂子コーチは宇野昌磨と戦う」はこちら。

⇒2017年2月4日「宇野昌磨から消えた伸びやかさ・・・敗因分析」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

⇒2017年1月15日「宇野昌磨は世界選手権で4回転ループを跳ぶ」はこちら。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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