平昌五輪シーズンのフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズが始まります。
その先にGPファイナルがあり、その先に五輪代表選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権があります。
シングルは男子3枠、女子2枠です。

三原舞依や宇野昌磨は初出場を目指すことになります。
私は二人とも堅いと考えていますが、それでも選手当人は凄まじい重圧を感じながら日々、練習に取り組んでいます。

ここまでの大会の演技を振り返り、精神的にぐらぐらしていることが伝わってきます。
安定感が持ち味の二人にして、出来がでこぼこの状態です。
しかし、オリンピックの出場経験があり、なおかつ金メダルの獲得を果たした羽生結弦にも当て嵌まります。
世界一の実力者でさえも「平常心」を保ちながらオリンピックシーズンを送るのは至難なのでしょう・・・。

トップクラスの選手は私が想像できないほどの「不安」を抱え、「恐怖」と戦っています。
苦悩の激しさが得点の極端な波(変動)となって現れます。
それに一喜一憂していては、自分をますます追い詰めてしまいます。
得体の知れない力に押し潰されないメンタルの強さも欠かせません。
それにより、練習どおりに本番で滑ることができます。

選手は「落ち着け」「大丈夫」と言い聞かせているのでしょう。

表彰台を狙うにしてもまずは代表に選ばれなければなりません。
だれもが死に物狂いで頑張っているはずですが、オリンピックは出るか出ないかのどちらかしかない残酷な現実です。

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三原舞依に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月8日「三原舞依にいつもの安定感・・・日本女子エース」はこちら。

⇒2017年9月24日「三原舞依、女性へのイメージチェンジに苦しむ」はこちら。

⇒2017年9月22日「三原舞依、ノーミスと2百点超え」はこちら。

⇒2017年5月18日「三原舞依と浅田真央のトリプルアクセル」はこちら。

⇒2017年5月13日「三原舞依はシンデレラの魔法が解ける」はこちら。

⇒2017年5月3日「三原舞依は少女の演技を抜け出せるのか」はこちら。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年9月21日「宇野昌磨のしたたかさ」はこちら。

⇒2017年9月18日「宇野昌磨「UNO1」で平昌五輪敵なし」はこちら。

⇒2017年5月6日「宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

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