フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第6戦「スケートアメリカ」女子シングル。
最終戦でした。

宮原知子は復帰2戦目でしたが、第4戦「NHK杯」から2週間でかなり状態を上向かせています。
現時点で完璧に近い滑りだったのではないでしょうか。
持ち味の安定感も戻りつつあります。
苦しいけがとの格闘が強い「メンタル」をさらに強くしたようです。
何より大きな自信を取り戻したことでしょう。

彼女の熱烈なファンである妻は自分のことのように完全復活を喜んでいます(←おそらくこっそりと泣いています)。

宮原知子は懸念された体力の不安もフリースケーティング(FS)で吹き飛ばしてみせました。
復帰へ向けた練習ではジャンプをかなり抑えましたが、基礎的な滑りやステップ、スピンを繰り返しました。
地道な努力が今大会の正確なスケーティングにはっきりと表れています。
「つらい時期を乗り越えてよかった」と語っています。

大混戦が予想される平昌五輪代表選考レースですが、私が宮原知子の演技を見て思ったのは五輪代表に送り出したいということでした。
全日本フィギュアスケート選手権で宮原知子が2位と僅差の4位までならば、五輪代表に選んでほしい。
ここでいう僅差とは、5点以内です。
むろん、1位か2位なら無条件です。
(本人もそれを狙っています。)

宮原知子は練習を積んでいく過程で、けがが再発することがないとはいえません。
しかし、アクシデントが起こらなければ、調子はよくなる一方です。
オリンピックを迎える頃にちょうどピークに達するのでないでしょうか。

宮原知子は五輪代表有力候補のなかで最年長になりました。
経験と実績に裏打ちされた落ち着いた演技は見事です。
けががなければ日本女子のエースでした。
大舞台で力を発揮してくれると思います。

◆書き加え(11月29日)

このブログは書き溜め記事です。

私はGPシリーズを第5戦まで見て、日本の女子シングルの選手に伸び悩みを感じました。
平昌五輪の代表2枠の選考は、全日本選手権での一発勝負しかないと思いました。

⇒2017年11月21日「平昌女子フィギュアは全日本一発勝負がいい」はこちら。

ところが、宮原知子が最終戦で復活を遂げました。
私はここまでの演技と得点は予想していませんでした。
やはりエースと呼べるのは宮原知子のほかにいません。

⇒2017年11月16日「全日本フィギュア女子シングルは 210点前後の戦い」はこちら。

全日本選手権は当初考えていた 210点台後半から 220点台前半のハイレベルな戦いになりそうです。
エースが復活を遂げ、代表選考レースがぐっと引き締まります。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年11月28日「宮原知子へ全日本選手権2位狙いのすすめ」はこちら。

⇒2017年11月27日「宮原知子は全日本選手権2017へ復活をアピール」はこちら。

⇒2017年11月25日「宮原知子はスケートアメリカで 210点に届く」はこちら。

⇒2017年11月15日「宮原知子の復帰で平昌五輪代表争いは大混戦」はこちら。

⇒2017年11月14日「宮原知子は焦りを抑え、全日本選手権に合わせる」はこちら。

⇒2017年11月12日「宮原知子の復帰戦の演技に胸が熱くなる」はこちら。

⇒2017年11月10日「宮原知子がGPシリーズNHK杯で復帰する」はこちら。

⇒2017年10月9日「宮原知子は試練と競争を乗り越えて平昌五輪代表へ」はこちら。

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