「面白くないジョークの会」
初代会長就任までの経緯と辛苦

私・和田創はこのたび「面白くないジョークの会」初代会長に就任することとなりました。

これまでの道のりを振り返るなら、決して平坦でありませんでした。
私はいかりや長介牧伸二に憧れ、獅子てんや・瀬戸わんや円鏡(八代目橘家圓蔵)を愛し、ケーシー高峰立川談志を敬ってきました。
しかし、ほどなく先達に近づくことの難しさを思い知らされ、自分にふさわしい道を歩もうと決意しました。
そして、辿り着いたのが「面白くないジョーク」の魅力でした。

まったくの無表情
私は営業としておもに経営層と接してきましたが、まったく無表情であるためにさまざまな誤解を与え、お叱りを受けてきました。
笑顔をつくることがとても苦手だったのです。
(アルツハイマーで亡くなった父も表情がほとんどありませんでした。)

私を変人呼ばわり
私を可愛がってくださった大企業の社長などから「にこりともしない」「一度もお世辞を言わない」、さらに「無愛想」「とっつきにくい」「つっけんどん」などと言われ放題でした。
私が変人と感じていた社長から面と向かって「変人」と言われたときはさすがにまいりました。
いずれも多くの仕事をご発注いただいた恩人です。

即座に的確なフォロー
自分に合った笑いを培えたおかげで、いまでは「それはほめすぎです」とか「運が悪いと思って諦めてください」などの的確なフォローを即座に行えるようになりました。
もう何を言われても心が折れることはありません。

ジョークの奥義を究める
とくに還暦を過ぎ、面白くないジョークの奥義を究めつつあります。
私が商談で発するとその場が水を打ったように静まり返り、講演やセミナー、研修で発すると会場が凍りつくようになっています。
ここまで腕を磨けるとは夢にも思いませんでした。

以上、私のこうした経緯と辛苦を知る周囲の方々のお奨めで「面白くないジョークの会」を立ち上げ、その初代会長に就きました。
お引き立てのほど、なにとぞお願い申しあげます。

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