前回大会で五輪代表枠3に貢献できず

世界フィギュアスケート選手権がイタリア・ミラノで21日に開幕します。

現地メディアは女子シングルで宮原知子と樋口新葉を銅メダル候補に挙げました。
私は宮原知子はともかくとして樋口新葉の名前が出ていることが意外でした。

樋口新葉については前回大会で日本女子の五輪代表枠「3」の確保に貢献できなかった不甲斐ない演技が印象に残っています。

樋口新葉はイタリア・ベルガモで行われた昨秋のロンバルディア杯で素晴らしい演技を見せ、 210点台後半の得点を叩き出しています。
ロシアのアリーナ・ザギトワに次ぐ2位となりました。
現地メディアはそれを評価しているのでしょうか。

五輪で戦うメンタルが備わっていない

樋口新葉はライバルよりも優位に立ちながら、平昌五輪代表最終選考会を兼ねた全日本フィギュアスケート選手権で4位となり、表彰台を逃しています。
それまでは3位、2位、2位と実績を残していました。

樋口新葉は魂が抜けた状態がしばらく続いたようです。
ところが、立ち直ったきっかけは、出られなかったオリンピックのテレビ観戦でした。
演技の次元が違うだけでなく、自分には平昌五輪で戦うメンタルが備わっていなかったと気づかされました。

6位以内に入り、自信回復を図りたい

樋口新葉は大事な試合で緊張の重圧に負けやすい。
前回大会でも本来の実力を発揮できませんでした。

2022年北京五輪への出場を目指しているはずです。
自分ためにも6位以内に入って雪辱を果たし、自信回復を図っておきたいところです。

樋口新葉もそうですが、三原舞依や紀平梨花などが世界のトップクラスに肉薄しています。
日本女子には来年の世界選手権で3枠が必要でしょう。
前回大会をけがで欠場した宮原知子とともに頑張ってほしいと思います。

category:樋口新葉ブログはこちら。

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樋口新葉に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年12月28日「樋口新葉に足りないメンタルと運の2要素」はこちら。

⇒2017年12月9日「樋口新葉はこの程度で浮かれるわけにいかない」はこちら。

⇒2017年11月30日「樋口新葉はGPファイナルOmg、お歳暮を贈れ」はこちら。

⇒2017年11月8日「樋口新葉は別人、いったい何が起こったのか」はこちら。

⇒2017年11月6日「樋口新葉が平昌五輪代表選考前哨戦で勝つ」はこちら。

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