全日本選手権後は休養と治療に努める
世界フィギュアスケート選手権がイタリア・ミラノで21〜24日に行われます。
女子シングルの樋口新葉が羽田空港で取材に応じています。
昨年12月の全日本フィギュアスケート選手権のショートプログラム(SP)後に痛めた右足首は「ほぼ痛くない」と言えるところまで回復しました。
フリースケーティング(FS)は痛み止めを飲んで滑ったようです。
全日本選手権後は休養と治療に努め、滑りはじめたのが1月半ば、ジャンプを跳べるようになったのが2月とか。
あくまでも世界選手権に照準を合わせて調整を進めてきました。
倍返し宣言は精神的な未熟さゆえか?
樋口新葉は全日本選手権で平昌五輪代表切符をあとちょっとのところで逃しています。
直後、ツイッターで「倍返し」を宣言しています。
この倍返しは坂本花織などを推す声に対して発したものでしょうか。
それとも自分に対して発したものでしょうか。
大勝負での弱さはメンタルもさることながら、精神的な未熟さも関わっているように思います。
負けて悔しがらないようではトップアスリートに上り詰められないのは確かです。
が、真に戦うべき相手は自分のほかにいないでしょう。
前回大会11位で五輪への道が絶たれる
前回大会は初出場で11位と惨敗を喫しました。
三原舞依がFSで6位と巻き返しましたので、樋口新葉が7位に食い込んでいれば自分も平昌五輪出場が叶いました。
日本女子の代表枠が「2」に留まり、結果としてオリンピックへの道が断たれました。
やりきった女子シングルの二人に刺激
樋口新葉は平昌五輪の女子シングルをニュースで見ただけです。
辛くて観戦できなかったのでしょう。
しかし、「やりきった」という宮原知子と坂本花織のインタビューに大きな刺激を受けました。
自分も世界選手権でそう言いきれる演技をしたいという心境に変わりました。
周囲の応援もあり、気持ちを立て直しました。
同世代の親友、競泳の池江璃花子からも激励を受けました。
チャレンジカップでは衣装を新調する
2月にオランダで行われた「チャレンジカップ」では、「世界選手権へ向けて自信になるような試合をしたい」と考えていました。
SPでもFSでも全日本選手権の衣装を新調して臨んでいます。
合計で何とか 200点を超え、優勝を収めています。
FSでは3回転サルコウを冒頭に跳ぶ構成に変えています。
世界選手権もこの衣装と構成になります。
世界選手権での目標は「 210点以上」
今回の世界選手権には、2019年さいたま大会の出場枠がかかります。
樋口新葉は「 210点超えを目標にする」と意気込みました。
そのためにミスをしないことを重んじ、練習を積んできました。
平昌五輪4位の宮原知子とともに、3枠獲得に貢献するつもりです。
仮に宮原知子が4位なら樋口新葉は9位以内に入らなければなりません。
むろん、本人は上位を狙っています。
決意のみなぎった表情で「自己ベストが出せれば1番いい」と語っています。
責任が重大と認識している樋口新葉に期待しましょう。
(東京っ子らしい快活さがほしい。)
仙台、東京、名古屋、関西(京都・大阪・神戸)で世界トップクラスの選手が出れば、フィギュアスケートはこれからも日本のお家芸でありつづけられます。
category:樋口新葉ブログはこちら。
◆書き加え(3月21日)
ジャンプに自信、落ち着いて滑れそう
樋口新葉は現地入りしてすぐに練習を始めました。
いい感じでジャンプを跳んでいます。
ここまでの練習で自信をつけられたとか。
重圧に押しつぶされた前回大会より緊張は少なく、落ち着いて滑れそうだと語っています。
◇◆◇
樋口新葉に関するブログは以下のとおり。
⇒2018年3月21日「樋口新葉は世界フィギュアで雪辱を果たせるか」はこちら。
⇒2017年12月28日「樋口新葉に足りないメンタルと運の2要素」はこちら。
⇒2017年12月9日「樋口新葉はこの程度で浮かれるわけにいかない」はこちら。
⇒2017年11月30日「樋口新葉はGPファイナルOmg、お歳暮を贈れ」はこちら。
⇒2017年11月8日「樋口新葉は別人、いったい何が起こったのか」はこちら。
Copyright (c)2018 by Sou Wada
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世界フィギュアスケート選手権がイタリア・ミラノで21〜24日に行われます。
女子シングルの樋口新葉が羽田空港で取材に応じています。
昨年12月の全日本フィギュアスケート選手権のショートプログラム(SP)後に痛めた右足首は「ほぼ痛くない」と言えるところまで回復しました。
フリースケーティング(FS)は痛み止めを飲んで滑ったようです。
全日本選手権後は休養と治療に努め、滑りはじめたのが1月半ば、ジャンプを跳べるようになったのが2月とか。
あくまでも世界選手権に照準を合わせて調整を進めてきました。
倍返し宣言は精神的な未熟さゆえか?
樋口新葉は全日本選手権で平昌五輪代表切符をあとちょっとのところで逃しています。
直後、ツイッターで「倍返し」を宣言しています。
この倍返しは坂本花織などを推す声に対して発したものでしょうか。
それとも自分に対して発したものでしょうか。
大勝負での弱さはメンタルもさることながら、精神的な未熟さも関わっているように思います。
負けて悔しがらないようではトップアスリートに上り詰められないのは確かです。
が、真に戦うべき相手は自分のほかにいないでしょう。
前回大会11位で五輪への道が絶たれる
前回大会は初出場で11位と惨敗を喫しました。
三原舞依がFSで6位と巻き返しましたので、樋口新葉が7位に食い込んでいれば自分も平昌五輪出場が叶いました。
日本女子の代表枠が「2」に留まり、結果としてオリンピックへの道が断たれました。
やりきった女子シングルの二人に刺激
樋口新葉は平昌五輪の女子シングルをニュースで見ただけです。
辛くて観戦できなかったのでしょう。
しかし、「やりきった」という宮原知子と坂本花織のインタビューに大きな刺激を受けました。
自分も世界選手権でそう言いきれる演技をしたいという心境に変わりました。
周囲の応援もあり、気持ちを立て直しました。
同世代の親友、競泳の池江璃花子からも激励を受けました。
チャレンジカップでは衣装を新調する
2月にオランダで行われた「チャレンジカップ」では、「世界選手権へ向けて自信になるような試合をしたい」と考えていました。
SPでもFSでも全日本選手権の衣装を新調して臨んでいます。
合計で何とか 200点を超え、優勝を収めています。
FSでは3回転サルコウを冒頭に跳ぶ構成に変えています。
世界選手権もこの衣装と構成になります。
世界選手権での目標は「 210点以上」
今回の世界選手権には、2019年さいたま大会の出場枠がかかります。
樋口新葉は「 210点超えを目標にする」と意気込みました。
そのためにミスをしないことを重んじ、練習を積んできました。
平昌五輪4位の宮原知子とともに、3枠獲得に貢献するつもりです。
仮に宮原知子が4位なら樋口新葉は9位以内に入らなければなりません。
むろん、本人は上位を狙っています。
決意のみなぎった表情で「自己ベストが出せれば1番いい」と語っています。
責任が重大と認識している樋口新葉に期待しましょう。
(東京っ子らしい快活さがほしい。)
仙台、東京、名古屋、関西(京都・大阪・神戸)で世界トップクラスの選手が出れば、フィギュアスケートはこれからも日本のお家芸でありつづけられます。
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◆書き加え(3月21日)
ジャンプに自信、落ち着いて滑れそう
樋口新葉は現地入りしてすぐに練習を始めました。
いい感じでジャンプを跳んでいます。
ここまでの練習で自信をつけられたとか。
重圧に押しつぶされた前回大会より緊張は少なく、落ち着いて滑れそうだと語っています。
◇◆◇
樋口新葉に関するブログは以下のとおり。
⇒2018年3月21日「樋口新葉は世界フィギュアで雪辱を果たせるか」はこちら。
⇒2017年12月28日「樋口新葉に足りないメンタルと運の2要素」はこちら。
⇒2017年12月9日「樋口新葉はこの程度で浮かれるわけにいかない」はこちら。
⇒2017年11月30日「樋口新葉はGPファイナルOmg、お歳暮を贈れ」はこちら。
⇒2017年11月8日「樋口新葉は別人、いったい何が起こったのか」はこちら。
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