2016年「ジェーン」ギャヴィン・オコナー監督 ★

家族を守るために闘う女性が主人公の西部劇です。
この映画は娯楽作品ですが、その娯楽性が高くありません。

撃たれて大けがを負って自宅に戻った夫に悪者一家が迫ります。
妻は南北戦争の英雄でかつての恋人に助けを求めます。
ここが映画としての味つけのキモになります。

二人で追っ手を迎え撃つ準備を整えるなかで、結婚を誓い合った男女それぞれのその後の人生の苦難と内面の崩壊が明かされます。
が、あまりに陳腐です。

☆にしようかと思いましたが、怒りながら見るというほどでもなかったので★にしました。

(2016年米国映画「ジェーン」ギャヴィン・オコナー監督 ナタリー・ポートマン主演)

◇◆◇

以下は、和田創の映画評価に共通する趣旨とあらましです。

私が観てよかったと感じた映画について「★」を付します。
正確に述べれば、作品の評価というより、自分が繰り返して観るかどうかの手がかりです。
(私はすぐに忘れてしまいますので・・・。)
好き嫌いはおのずと反映されますが、といってそれだけでもありません。
作品の価値に対する感想も込めています。

実は、huluが5月17日に全面リニューアルを行った際、私が覚えのつもりで残してきた視聴作品の★がすべて消えました。
(この変更は改悪でした。)

このブログで幾度も述べていますが、仕事人間の私はパソコンの画面の片隅で流すという“ながら視聴”になります。
映画ファンに叱られてしまう接し方です。
しかし、ちゃんと観ようとしたら、おそらく永久に映画を楽しめません。

それゆえ、ストーリーが単純でないと厳しい。
また、語学がさっぱりなので邦画でないと厳しい。
★はいい加減な直観にすぎず、次に観たときには変わるかもしれません。
それでも、皆さまの鑑賞にいくらか参考になれば幸いです。

★は普通、★★★★★は最高、☆は★の半分。
(★はわりとよい。★★はかなりよい。★★★はとてもよい。★★★★はおおいによい。★★★★★は素晴らしい。)

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