グランプリ(GP)シリーズ「スケートカナダ」
山下真瑚、ジャンプに高さと軽やかさ

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第2戦「スケートカナダ」が始まりました。
シニアデビュー、初参戦の山下真瑚はおおいに期待が持てそうです。
出発前の成田空港で取材に応じ、「楽しく勢いよく滑れたら」と意気込みを語っています。

浅田真央などが在籍した中京高校へ4月に進学し、充実した練習を積んでいます。
ショートプログラム(SP)は「セビリアの理髪師」です。
フリースケーティング(FS)は浅田真央も用いた「蝶々夫人」ですが、振付師が違い、表現は選手それぞれと割り切っており、比較されることにプレッシャーは感じていません。

「ロンバルディア杯」では坂本花織を抑えて3位に入りました。
その後の中部選手権で合計201.10点(非公認)を記録して圧勝しました。
しかし、演技でメリハリが弱かったり、ジャンプで回転不足を取られたり、体力が持たなかったり、反省点が見つかりました。

私は前日の公式練習を動画で見て、ハッピーな気持ちになりました。
とても順調な仕上がりです。
3回転ルッツ−3回転トウループの連続ジャンプを見事に決めています。
身長は 151僂塙發ないのですが、体の線が美しく、スケーティングにスピード、ジャンプに高さと軽やかさが感じられます。
15歳の演技としては素晴らしい!

山下真瑚はスケートカナダでスピンの取りこぼしをなくし、得意とする3回転ルッツの加点を伸ばそうとしています。
世界選手権銀メダリストの樋口新葉がけがによりベストコンディションで臨めません。
代わって山下真瑚が表彰台に立つかもしれません。
はたしていきなりのブレイクが見られるのでしょうか。
この選手はとにかく楽しみです。

男女ともSPは26日(日本時間27日)、FSは27日(同28日)に行われます。

category:フィギュアスケートはこちら。

◆書き加え(10月27日)

山下真瑚は滑りに爽快感!

山下真瑚はSPで 66.30点を記録し、樋口新葉に次いで3位につけています。
冒頭の3回転ルッツ−3回転トウループのコンビネーション、続くダブルアクセル(2回転半)、最後の3回転フリップを決めました。
この選手は滑りに「爽快感」があります。

キス・アンド・クライでは納得の表情で得点を確認しています。
平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨と同じ樋口美穂子コーチ(山田満知子コーチ)です。

普通に考えれば、SP7位と大きく出遅れた平昌五輪銀メダリスト、ロシアのエフゲニア・メドベージェワが巻き返してくるはずです。

山下真瑚がトップに迫るつもりでFSに臨むならば、表彰台に上れると思います。

◆書き加え(10月28日)

山下真瑚は演技が新鮮!

山下真瑚はFSで136.76点、合計203.06点で2位に入りました。
1位は合計203.32点、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワでした。
私は最終滑走の山下真瑚の演技を見て、いくらか上回れると思いました。
残念、惜しかった。
が、GPシリーズ初参戦で首位と0.26点差の銀メダルは立派でした。
資質でしょうか、彼女は飾らない魅力があり、演技が新鮮です。
落ち着きと安定感も素晴らしい。

山下真瑚のブレイクにより女子シングルは大変な競争になりました。
紀平梨花を含め、宮原知子、坂本花織、樋口新葉、三原舞依、山下真瑚が近い将来、横一線で並びそうです。
(本田真凜は練習環境の変化がプラスになればここに加わります。)
見ているほうは楽しいですが、選手はきついですね・・・。

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山下真瑚に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年3月14日「山下真瑚がフィギュア世界ジュニアで銅メダル」はこちら。

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