大阪桐蔭ラグビーはタレントぞろい
高校ラグビー優勝候補筆頭はここか

フィジカルの強さと得点力の大きさ

大阪桐蔭は第98回(2018年度)全国高校ラグビー大会で東福岡と桐蔭学園とともにAシードになっています。
花園の地元、全国一の激戦区となる大阪を勝ち抜いたチームですので優勝候補として名前が挙がっています。
(大阪は「地区」という言葉が使われますが、「枠」という意味です。)
筆頭(本命)と見なす声も多くあります。

タレント選手がそろい、フィジカルの強さと得点力の大きさを誇ります。
フォワード(FW)の平均体重が95kgだそうです。
東福岡に次いで高校日本代表候補が多いのが特色です。

玉島に圧勝で2年連続準々決勝進出

元日に3回戦が行われ、大阪桐蔭は玉島を圧倒して2大会連続、4回目の準々決勝進出(8強入り)を果たしました。

試合開始わずか30秒、初戦(2回戦)に続いてノーホイッスルで先制トライを決めました。
前半で7トライを重ね、45−0で折り返しました。
後半に入っても攻撃の手を緩めずに7トライを奪い、90−0という大勝でした。
相手が気の毒なくらいです。

大阪桐蔭は残り3戦を見据えてスタメンを入れ替えました。
就任13年目の綾部正史監督は「バランスよく30人で戦う」と語っていました。
多彩で豊富な持ち駒を存分に活用し、総合力で勝負します。

準々決勝で報徳学園と近畿勢対決へ

3日に行われる4回戦(準々決勝)の組み合わせ抽選で、桐蔭学園は第2試合でBシードの報徳学園と近畿勢同士の対戦になりました。
(試合は第1グラウンドです。)

大阪桐蔭は昨年の高校ラグビーで東海大仰星(現東海大大阪仰星)に敗れ、昨年の高校選抜ラグビーで桐蔭学園に敗れ、いずれも準優勝に甘んじました。
とりわけ高校ラグビーでは東海大仰星に後半8分で10点差をつけながら逆転を許し、悲願の全国制覇を逃しています。
この苦い経験も踏まえて攻撃だけでなく、守備にも力を入れてきました。

今大会でリベンジ(雪辱)を果たし、昨夏の甲子園で優勝した高校野球に続きたいところです。

(1月2日執筆)

⇒2018年11月23日「第98回高校ラグビー優勝候補は東福岡に大阪桐蔭、桐蔭学園」はこちら。

⇒2018年12月27日「高校ラグビー優勝本命に桐蔭学園の声、選抜と2冠」はこちら。

⇒2019年1月1日「常翔学園強し、高校ラグビー花園で上昇&常勝へ」はこちら。

⇒2019年1月3日「東福岡はトライを量産、高校ラグビー優勝候補筆頭」はこちら。

◆書き加え(1月3日)

奥井章仁の縦への突進力は化け物クラス

4回戦(準々決勝)で大阪桐蔭が38−17で報徳学園を危なげなく下しました。
やはりFWがでかく、強い。
さらに、パワーだけでなくスピードでも群を抜きます。
(ここまでの戦いぶりからすると大阪桐蔭が一番強そうです。)

何と 107圓竜霏里鮖つフランカー(FL)奥井章仁が相手の防御線を突破しました。
縦への突進力は化け物クラスであり、ディフェンスを軽々と弾き飛ばします。
圧倒的な存在感を放つ逸材です。

大阪桐蔭は6トライで力の差を見せつけ、2大会連続の準決勝進出(4強入り)を決めました。
綾部正史監督は「満員の環境で試合を行え、チームとして成長できている」と語りました。
ただし、流通経済大柏については情報がないとしています。

◆書き加え(1月5日)

大阪桐蔭は快勝で桐蔭学園と桐蔭対決へ

準決勝でAシードの大阪桐蔭は31−17でBシードの流通経済大柏に快勝しました。
2大会連続、2回目の決勝進出です。

前半8分に今大会で初めて先制を許しましたが慌てません。
得意のFW戦に徹し、相手のスタミナを消耗させています。
前半は17―12の5点リードで折り返しました。
後半はFWの圧力とBKの揺さぶりで優位に立ち、トライを奪って突き放しています。

流通経済大柏はキックをうまく使いましたが、相手陣で押せません。
息切れし、動きと勢いが鈍りました。

綾部正史監督は「前半はイーブンでいいと思っていた。ボールを動かしていけば相手が疲れてくる」というプランどおりだったと明かしました。
強さだけでなく余裕を感じさせる戦いぶりでした。

決勝の相手は準決勝で互いにAシードの東福岡を29−44で下した桐蔭学園になります。
昨春の選抜決勝に続く「桐蔭対決」です。
大阪桐蔭は前回の決勝で東海大仰星(現東海大大阪仰星)に敗れ、選抜の決勝で桐蔭学園に敗れていますので、雪辱に燃えているはずです。

大阪桐蔭が勝てば初優勝となり、桐蔭学園が勝てば初の単独優勝となります。
大阪桐蔭は史上初となる野球部との同一年度アベック優勝に王手をかけています。

◆書き加え(1月9日)

大阪桐蔭が桐蔭学園との激闘制し初優勝

平成最後の全国高校ラグビー決勝は「桐蔭対決」となり、大阪桐蔭が26―24で桐蔭学園を下し、13度目の出場で悲願の初優勝を飾りました。
大阪桐蔭は前回大会決勝で東海大仰星(現東海大大阪仰星)に逆転負けを喫した悔しさを晴らしました。
また、春の選抜決勝で桐蔭学園に完敗を喫した雪辱を果たしました。
同一年度では史上初となる甲子園と花園の優勝を遂げました。

前半は桐蔭学園のパスワークとバックスの展開力に翻弄されてリードを許しています。
しかし、大阪桐蔭はFWの体格が断然勝っていました。
浮足立つことなく、後半はフィジカルの強さを前面に押し出して戦いました。
接近戦や密集戦にこだわり、相手が嫌がるモールなどで圧倒しています。
また、堅いディフェンスと激しいタックルで圧力をかけつづけ、桐蔭学園の攻撃を封じました。

どちらのチームも一年間、決勝戦に照準を合わせて相手を研究してきました。
この点でも大阪桐蔭が上回っていました。
綾部正史監督は選手の成長に感無量の様子で「感謝しかない」と語りました。

大阪勢は平成の30大会の半数の15回で頂点に立っています。

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