欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権が7日に米国・アハナイムで開幕します。
前回覇者で日本女王の坂本花織、2017年大会覇者で全日本選手権4位の三原舞依が現地時間の3日、田中刑事、友野一希とともにロサンゼルス空港に到着しています。

坂本花織はまたしても「死ぬ気でがんばります」と語りました。
全日本選手権のフリースケーティング(FS)の前にも死んだはずです。
これでは命がいくつあっても足りません。

三原舞依は2年ぶりの優勝へ「調子はまずまずです。かおちゃんが死ぬ気でがんばると言っているので、私は死なない程度にがんばります」と返しています。
この子の対応は正しい。

⇒2019年1月31日「カオちゃん、それを言っちゃあ、おしまいよ」はこちら。

紀平梨花も3日、ロサンゼルス空港に到着しましたが、ウェブ記事では別行動だったかどうか分かりません。
それともシニア1年目でグランプリ(GP)ファイナルを制したので単独扱いなのでしょうか。

紀平梨花は10日間のコロラド合宿を終えたばかりであり、振付も変えました。
到着2時間半後、ロサンゼルス郊外のアイスリンクに直行して練習を行いました。
FS「ビューティフル・ストーム」の曲をかけて冒頭のトリプルアクセル(3回転半)−2回転トウループ、続く単発のトリプルアクセルを降りるなど、約1時間汗を流しました。
「まだふわふわしている」とか。
(練習では宇野昌磨、友野一希も一緒だったらしい。)

⇒2019年1月9日「紀平梨花は米国合宿へ、ブラッシュアップと滑り込み」はこちら。

「気合を入れて自己ベストを更新したい」と語っています。
ショートプログラム(SP)で出遅れた全日本選手権では2位に甘んじましたので期するところがあるはずです。
しかし、狙いを定めているのは、3月にさいたまで行われる世界選手権での優勝でしょう。

ところで、紀平梨花はコロラド合宿で4回転サルコウと4回転トウループを跳んでいます。
この情報は国際スケート連盟(ISU)公認大会で女子史上初めて4回転ルッツを決めた14際のアレクサンドラ・トルソワなど、ジュニア女子の4回転ジャンパーが複数いるロシアでも「シニア女子の4回転革命の始まり」として報じられました。
個人差はあるにしろ、成長期を迎えた16歳の紀平梨花が着氷させたことに驚きが広がりました。

⇒2018年12月30日「賢い紀平梨花は4回転ジャンプを跳ばない」はこちら。

紀平梨花はトリプルアクセルを武器に平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワなどを倒しましたが、来シーズンに4回転ジャンプを組み込むかどうかに注目が集まっています。

余談。
新調したスケート靴はいくらか馴染んできたのでしょうか。

category:紀平梨花ブログはこちら。

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紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年1月28日「紀平梨花は視線がうつろに泳ぐ瞬間がある」はこちら。

⇒2019年1月22日「紀平梨花はまだまだ未熟、改善点がいっぱい」はこちら。

⇒2019年1月21日「紀平梨花の運動量のすごさに圧倒される」はこちら。

⇒2019年1月20日「紀平梨花は反省しない(本田真凜と大差がついたわけ)」はこちら。

⇒2019年1月19日「魂が救済される滑り・・・紀平梨花は美しい」はこちら。

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