四大陸フィギュア2019日程、テレビ放送
私自身は三原舞依に優勝を収めてほしい

「四大陸フィギュアスケート選手権2019」が2019年2月6日(水)〜2月11日(月)に米国・アナハイムで開催されます(日本時間)。
アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの主要選手が演技を競います。
ロシアを含めたヨーロッパの主要選手が演技を競う欧州フィギュアスケート選手権と対を成す国際大会です。

日本勢は、女子シングルに坂本花織(1位)、紀平梨花(2位)、三原舞依(4位)、男子シングルに宇野昌磨(1位)、田中刑事(3位)、友野一希(4位)が出場します。
カッコ内は全日本選手権の順位です。

メディアで優勝候補の筆頭に挙げられているのが、シニア1年目でグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花です。
ほぼ異論なし。
さらに、2位に坂本花織、3位に三原舞依が予想されています。
そうなると、日本勢が2年連続で表彰台を独占することになります。
ちなみに、前回(台北大会)は坂本花織が1位、三原舞依が2位、宮原知子が3位でした。

日本勢の対抗馬として名前が挙がっているのは、韓国のイム・ウンス、米国のマライア・ベル、ブレイディ・テネルです。
地元の米国では3位にマライア・ベルが予想されています。
そうなると、三原舞依が表彰台から外れます。

私自身は今シーズン、いい演技を続けている三原舞依に表彰台の頂点に立ってほしい。
紀平梨花、宮原知子、坂本花織の陰に隠れて目立ちませんが、実力はトップクラスにあります。
どうも得点も順位も運がないように思います。

三原舞依は2年ぶりの優勝へ「調子はまずまずです。かおちゃんが死ぬ気でがんばると言っているので、私は死なない程度にがんばります」と語っています。
かおちゃんとは、中野園子コーチ同門の後輩、坂本花織のことです。
切磋琢磨するライバルであるとともに掛け替えのない親友でもあります。

⇒2018年12月28日「三原舞依は好調・安定の演技、欠点がないという欠点」はこちら。

私は宇野昌磨が四大陸選手権で未勝利ということが不思議でなりません。
むろん優勝候補の筆頭です。
羽生結弦も米国のネイサン・チェンも出場しませんから、異論なし。

宇野昌磨は2018年平昌五輪、2017年と2018年の世界選手権とGPファイナルでも銀メダルです。
この四大陸選手権は2017年江陵大会で銅メダル、台北大会で銀メダルでした。
ライバルになるとしたら、前回を制した中国のボーヤン・ジン、GPファイナルで銅メダルを獲った韓国のチャ・ジュンファンくらいです。

全日本選手権で痛めた右足首に不安が残っていますが、「シルバーコレクター」の汚名を返上できるかどうかに注目が集まっています。

◆四大陸選手権競技日程(予定)

◇2月8日(金) 05:30〜8:40 女子SP
◇2月8日(金) 11:15〜15:15 男子SP
◇2月9日(土) 12:00〜15:40 女子FS(以降、表彰式)
◇2月10日(日) 12:00〜15:55 男子FS(以降、表彰式)
◇2月11日(月) 11:00〜13:30 エキシビション
※いずれも日本時間。

◆四大陸選手権テレビ放送(予定)

フジテレビ系列で放送されます。

◇2月8日(金) 19:57〜 女子SP 男子SP
◇2月9日(土) 19:00〜 女子FS
◇2月10日(日) 19:00〜 男子FS
※いずれも録画放送。

競技日程もテレビ放送も予定が変更になることがあります。
かならず確認してください。

四大陸選手権は、3月にさいたまで行われる世界選手権の前哨戦とされています。
が、トップクラスの選手が揃うわけでありません。
この大会の結果で占うことは難しい。

category:三原舞依ブログはこちら。

◇◆◇

三原舞依に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月28日「三原舞依は好調・安定の演技、欠点がないという欠点」はこちら。

⇒2018年11月29日「三原舞依はGPシリーズ自己最高2位にうれしさと悔しさ」はこちら。

⇒2018年11月15日「三原舞依は地力があり演技が安定している」はこちら。

⇒2018年11月15日「三原舞依の幸福感に満ちた演技世界を楽しむ」はこちら。

⇒2018年11月10日「三原舞依はGPシリーズNHK杯で遅れを取り戻す」はこちら。

Copyright (c)2019 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!