2002年「ドラムライン」チャールズ・ストーン3世監督 ★☆

「ドラムライン」チャールズ・ストーン3世監督 ★☆
リズミカルな音楽と派手なアクションを融合させたマーチング・バンドのチームを舞台とした青春映画です。
名門大学に特待生として入った天才的な才能を持つドラマーが主人公となります。
上級生や監督との軋轢や衝突など、挫折を味わいながら成長を遂げるという謳い文句をどこかで見ましたが、脚本があまりに浅くて雑であり、がっかりしました。
せめて主人公、そして主人公と関わる登場人物くらいはきちんと描写してほしかった。
人間ドラマの要素はまったく望めません。

しかし、アメリカ人がマーチング・バンドに注ぐ情熱は、私が日本人だからか、古い男だからか、想像を遥かに超えています。
一糸乱れぬパフォーマンスは素晴らしい!
ドキュメント仕立てにしたほうがよかったと思います。

同点の2校による真剣勝負(決勝)は迫力とパワーが満ちた「格闘技」のようで、文字どおり圧巻です。
(米国の自由さと偉大ささえ感じさせられます。)
が、鑑賞の感動はマーチング・バンドの演奏(演技)によるものであり、作品としての映画によるものでありません。
(脚本はスパイス程度の役割しか果たしていません。)

(2002年米国映画「ドラムライン」チャールズ・ストーン3世監督 ニック・キャノン主演)

◇◆◇

以下は、和田創の映画評価に共通する趣旨とあらましです。

私が観てよかったと感じた映画について「★」を付します。
正確に述べれば、作品の評価というより、自分が繰り返して観るかどうかの手がかりです。
(私はすぐに忘れてしまいますので・・・。)
好き嫌いはおのずと反映されますが、といってそれだけでもありません。
作品の価値に対する感想も込めています。

実は、huluが5月17日に全面リニューアルを行った際、私が覚えのつもりで残してきた視聴作品の★がすべて消えました。
(この変更は改悪でした。)

このブログで幾度も述べていますが、仕事人間の私はパソコンの画面の片隅で流すという“ながら視聴”になります。
映画ファンに叱られてしまう接し方です。
しかし、ちゃんと観ようとしたら、おそらく永久に映画を楽しめません。

それゆえ、ストーリーが単純でないと厳しい。
また、語学がさっぱりなので邦画でないと厳しい。
★はいい加減な直観にすぎず、次に観たときには変わるかもしれません。
それでも、皆さまの鑑賞にいくらか参考になれば幸いです。

★は普通、★★★★★は最高、☆は★の半分。
(★はわりとよい。★★はかなりよい。★★★はとてもよい。★★★★はおおいによい。★★★★★は素晴らしい。)

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