スーパースターの条件がすべてそろう
シニア1年目で資質が一気に開花する
フィギュアスケートの男女シングル。
70歳近くになる私の記憶の範囲では、いきなりハートをつかまれたのが女子シングルの紀平梨花でした。
あどけない16歳のシニア1年目はあまりに鮮烈でした。
浅田真央はおそらくジュニア時代から無敵を誇っていましたのでシニアに上がった当初の活躍に驚きはありませんでした。
この子はいきなり表舞台に出てきた印象であり、まばゆい登場感に包まれていました。
「彗星のように現れる」という言葉がぴったりでした。
NHK杯フリーで五輪金メダルを直観
今シーズンを振り返り、グランプリ(GP)シリーズ「NHK杯」のフリースケーティング(FS)に衝撃を受けました。
私はオリンピックで金メダルを獲れる選手と直観しました。
フィギュアスケーターはたいていスタイルがいいのですが、この子は体と背中の線がきれいなうえに、フェイスが美しい。
少なくともとてもかわいい。
ルックスのよさはスーパースターになるための大きな条件の一つなのは確かです。
⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。
総合力で世界のトップクラスと戦える
私は紀平梨花のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)もさることながら、「総合力」で世界のトップクラスと戦える選手が現れたことに興奮を覚えました。
その頃は粗っぽさがいくらか残っていましたが、こんなにダイナミックでしかもナチュラルな「スケーティング」を身につけた女子選手がいるのかと魂が震えました。
突出した身体能力と運動神経、おおらかな気質と素直な性格が溶け合い、形容しがたい「美しさ」を放っていました。
まだ無名であり、審判員に浸透していなかったので表現力などを評価する演技構成点(PCS)は低かったのですが、私はかならず伸びていくと思いました。
さらに、いろいろな要素で出来栄え点(GOE)を稼げると思いました。
もう一度言いますが、土台のスケーティングがすごい。
⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。
クオリティが高くルール改定も追い風
紀平梨花は女子選手としてはトリプルアクセルのほかにも高難度ジャンプを跳べるのですが、コンビネーションを含めて回転不足を取られる心配がないほど「着氷」がクリーンでした。
これといった欠点が見つからず、演技全体の「クオリティ」が格段に高く、採点ルール改定も追い風にできると確信しました。
その後のGPシリーズ「フランス大会」とGPファイナルを含め、SPの失敗をFSで立て直す修正力、演技中の冷静で咄嗟の判断力にも感心しました。
私は紀平梨花のジュニア時代をオリンピックシーズンの全日本選手権で3位に食い込んだ演技くらいしか知りませんが、長い歳月をかけて培ってきたものが一気に開花するさまを目の当たりにしました。
この競技をやるために生まれてきた!
この選手が努力を惜しまず練習を積んでいることは承知していますが、最大の魅力はフィギュアスケートに関わる「資質」に尽きます。
体操や卓球など、ほかのスポーツでも成功した可能性がありますが、この競技をやるために生まれてきたかのようなセンスを感じさせられます。
フィギュアスケートファンの私は「美の神」から最高のプレゼントを贈られた気がしたものでした。
⇒2019年1月19日「魂が救済される滑り・・・紀平梨花は美しい」はこちら。
スーパースターになるための条件がすべてそろっています。
続きは、あすのブログにて。
category:紀平梨花ブログはこちら。
◇◆◇
紀平梨花に関するブログは以下のとおり。
⇒2019年4月3日「トゥクタミシェワが世界国別対抗戦で紀平梨花と3A対決」はこちら。
⇒2019年4月2日「4回転サルコウ投入の紀平梨花は一転して勝てなくなる恐れ」はこちら。
⇒2019年4月1日「濱田美栄コーチは使いっぱしり、怒りが収まらず愚痴が止まらない」はこちら。
⇒2019年3月30日「紀平梨花の新エキシビションはシーア「ザ・グレイテスト」」はこちら。
⇒2019年3月26日「紀平梨花に致命的弱点、五輪金メダル獲得は絶望的か」はこちら。
Copyright (c)2019 by Sou Wada
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シニア1年目で資質が一気に開花する
フィギュアスケートの男女シングル。
70歳近くになる私の記憶の範囲では、いきなりハートをつかまれたのが女子シングルの紀平梨花でした。
あどけない16歳のシニア1年目はあまりに鮮烈でした。
浅田真央はおそらくジュニア時代から無敵を誇っていましたのでシニアに上がった当初の活躍に驚きはありませんでした。
この子はいきなり表舞台に出てきた印象であり、まばゆい登場感に包まれていました。
「彗星のように現れる」という言葉がぴったりでした。
NHK杯フリーで五輪金メダルを直観
今シーズンを振り返り、グランプリ(GP)シリーズ「NHK杯」のフリースケーティング(FS)に衝撃を受けました。
私はオリンピックで金メダルを獲れる選手と直観しました。
フィギュアスケーターはたいていスタイルがいいのですが、この子は体と背中の線がきれいなうえに、フェイスが美しい。
少なくともとてもかわいい。
ルックスのよさはスーパースターになるための大きな条件の一つなのは確かです。
⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。
総合力で世界のトップクラスと戦える
私は紀平梨花のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)もさることながら、「総合力」で世界のトップクラスと戦える選手が現れたことに興奮を覚えました。
その頃は粗っぽさがいくらか残っていましたが、こんなにダイナミックでしかもナチュラルな「スケーティング」を身につけた女子選手がいるのかと魂が震えました。
突出した身体能力と運動神経、おおらかな気質と素直な性格が溶け合い、形容しがたい「美しさ」を放っていました。
まだ無名であり、審判員に浸透していなかったので表現力などを評価する演技構成点(PCS)は低かったのですが、私はかならず伸びていくと思いました。
さらに、いろいろな要素で出来栄え点(GOE)を稼げると思いました。
もう一度言いますが、土台のスケーティングがすごい。
⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。
クオリティが高くルール改定も追い風
紀平梨花は女子選手としてはトリプルアクセルのほかにも高難度ジャンプを跳べるのですが、コンビネーションを含めて回転不足を取られる心配がないほど「着氷」がクリーンでした。
これといった欠点が見つからず、演技全体の「クオリティ」が格段に高く、採点ルール改定も追い風にできると確信しました。
その後のGPシリーズ「フランス大会」とGPファイナルを含め、SPの失敗をFSで立て直す修正力、演技中の冷静で咄嗟の判断力にも感心しました。
私は紀平梨花のジュニア時代をオリンピックシーズンの全日本選手権で3位に食い込んだ演技くらいしか知りませんが、長い歳月をかけて培ってきたものが一気に開花するさまを目の当たりにしました。
この競技をやるために生まれてきた!
この選手が努力を惜しまず練習を積んでいることは承知していますが、最大の魅力はフィギュアスケートに関わる「資質」に尽きます。
体操や卓球など、ほかのスポーツでも成功した可能性がありますが、この競技をやるために生まれてきたかのようなセンスを感じさせられます。
フィギュアスケートファンの私は「美の神」から最高のプレゼントを贈られた気がしたものでした。
⇒2019年1月19日「魂が救済される滑り・・・紀平梨花は美しい」はこちら。
スーパースターになるための条件がすべてそろっています。
続きは、あすのブログにて。
category:紀平梨花ブログはこちら。
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紀平梨花に関するブログは以下のとおり。
⇒2019年4月3日「トゥクタミシェワが世界国別対抗戦で紀平梨花と3A対決」はこちら。
⇒2019年4月2日「4回転サルコウ投入の紀平梨花は一転して勝てなくなる恐れ」はこちら。
⇒2019年4月1日「濱田美栄コーチは使いっぱしり、怒りが収まらず愚痴が止まらない」はこちら。
⇒2019年3月30日「紀平梨花の新エキシビションはシーア「ザ・グレイテスト」」はこちら。
⇒2019年3月26日「紀平梨花に致命的弱点、五輪金メダル獲得は絶望的か」はこちら。
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