五輪連覇の偉業により自身が2枚並ぶ

10連休、新元号への移行を間近に控えているからでしょうか、それまでに片づけなければならない仕事に追われています。

AI(人工知能)やIoTなどの先端分野の技術革新が市場環境の変化を一段と加速させているように感じます。
私の周囲を見渡しても、消えかかっている事業や商品がたくさん出ています。

何十年か後に、2020年代を中心に「****産業革命」と括られるような気がします。
とにかく、凄まじいスピードで時代が変わっています。

まもなく68歳を迎える私は、ついていくのが大変です。
10年後の社会や経済でさえもまったくイメージできません。



東西線「国際センター駅」南側に設置

フィギュアスケート男子シングルで2014年ソチ五輪、2018年平昌五輪金メダリストの羽生結弦が4月20日、出身地の仙台市内で行われた「フィギュアスケートモニュメントデザイン発表式」に出席しました。
上下黒のスーツ姿に淡いピンクのネクタイを締めて登場し、郡和子仙台市長らと除幕を行いました。
会場では約2万通の応募のなかから抽選で選ばれた約 600人のファンに迎えられています。
(いつものことながら、凄まじい人気です。)

66年振りオリンピック連覇の偉業を成し遂げ、被災地で復興に励む人々を勇気づけた功績を称えるため、同市が市営地下鉄東西線「国際センター駅」南側広場にモニュメントを設置します。
日本フィギュアスケート発祥の地とされる「五色沼」がそばにあります。

荒川静香、羽生結弦、羽生結弦と並ぶ

2017年に制作されたモニュメントはソチ五輪ショートプログラム(SP)「パリの散歩道」の演技姿でした。
今回増設するモニュメントは平昌五輪フリースケーティング(FS)「SEIMEI」の演技冒頭部分がデザインされました。
高さ 2.3m、幅 1.6m。

羽生結弦は感激した面持ちで挨拶に立ち、「記録として残るだけでなくモニュメントとして歴史に刻まれるのはすごい。自分がやってきたことに誇りを持ちたい」「荒川さんの隣に自分が2人並ぶのは恐縮。2連覇したと感慨深い」と語りました。
「これがきっかけになり、仙台に足を運んでくれる人が増えてくれればいい。2つ並ぶことにより、細かい違いを比較しながら見ていただけたら」と言い添えました。

リンクを自分の支配下に置くつもりで

報道陣から「SEIMEI」ポーズに込めた思いを問われると、「最初のポーズで天と地と人をつかさどっているふうに感じている。そこから動き出しているシーン。リンクすべてを自分の支配下に置くつもりで滑っています」と答えました。

メディア向けの撮影時間で「動きのあるシーンを撮りたい」と求められると、モニュメントと同じSEIMEIポーズを即興で披露し、会場から大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
浅田真央もそうでしたが、一流選手はサービス精神が旺盛です。

クワッドアクセルの武器で「令和」へ

さらに、新元号で迎える来シーズンへの意気込みを問われると、モチベーションとしていた「クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)をマスターしたい」「これからも戦ううえで武器を付け加える義務感がある」と力強く語りました。
「世界で初めて公式試合で決める選手になりたい」と添えるのは、いかにも彼らしい。
(義務感という言葉にも圧倒されますが・・・。)

平成時代の伝説になった羽生結弦が令和時代の新しい扉をこじ開けます。

⇒2019年3月17日「羽生結弦という社会現象、すべてが伝説になる」はこちら。

同市担当者が痛恨のスペルミスを謝罪

発表式終了後に同市担当者が痛恨のスペルミスを謝罪しました。
平昌五輪を英語で表記する際に「Olympic」でなく「Olynpic」と間違えました。
この日のモニュメントは幸いレプリカであり、4月29日に行われる除幕式に向けて強化ガラスを素材に制作中だそうです。
やれやれ。

category:羽生結弦ブログはこちら。

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羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年3月31日「勝負師・羽生結弦は負けは死も同然と切り捨てる」はこちら。

⇒2019年3月28日「羽生結弦欠場で世界国別対抗戦は視聴率大幅低下」はこちら。

⇒2019年3月26日「残念、表彰台は痛み止め服用の羽生結弦ただ一人」はこちら。

⇒2019年3月24日「羽生結弦は別次元、華と存在感、演技全体の美しさが際立つ」はこちら。

⇒2019年3月19日「羽生結弦はコンディションが不明、試合勘も失う」はこちら。

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