コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

社会&世相

くまモン人気…ゆるキャラブーム

私は先だって、生まれて初めて熊本に入りました。
熊本といえば、「火国・肥国(ひのくに)」という言葉を思い起こします。
この火国には、熊本に限らず、かなり広い範囲が含まれるようですが・・・。

私が暮らす横浜・港北ニュータウンの「ノースポート・モール」に「熊本らーめん 清正」という店があります。
センター北駅周辺では多くのラーメン屋が進出と撤退を繰り返してきましたが、ここはしぶとく生き残っています。
ラーメンの味にうるさい横浜市民に評価されているからでしょう。
私自身は50代に入った頃から濃厚な豚骨味を体が受け付けなくなりました。
したがって、「熊本らーめん 清正」で食べたことが一度もありません。
体が元気で胃が丈夫な若い頃なら挑戦したかもしれません。
調理法が工夫されており、実際には特有の臭みがあまりないようです。

熊本は、過去に公開セミナーと企業研修の引き合いをいただいたことがありましたが、いずれも話がまとまりませんでした。
福岡は九州の日本海側ですが、熊本は内陸部です。
私は猛烈な暑さを覚悟して乗り込みました。

九州新幹線の熊本駅の構内や周辺の店には、くまモンのグッズとみやげがあふれていました。
アイテムの多さはくまモンの人気を表しています。
私はそれらを冷かして回りました。

また、日本三名城の一つ、加藤清正(かとう・きよまさ)が築いた「熊本城」に足を運ぼうと考えていました。
しかし、疲れでへろへろになり、諦めました。
風邪気味だったらしく、夜に寒気に襲われました。
すぐに薬を飲み、たっぷりと睡眠を取ったので、大事には至りませんでした。

「くまモン」は、2011年3月の九州新幹線全線開通をきっかけに生まれた、熊本県をPRするためのマスコットキャラクターです。
熊本駅が通過駅になることへの危機感、さらに熊本県の認知度が九州他県と比べて低いことなどが誕生の背景でした。

ゆるキャラブームに乗って大成功を収めた「くまモン」に倣おうと、地方自治体が町おこしの一環としてご当地キャラクターづくりに取り組んでいます。

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宿泊客満足度…タカクラホテル福岡

私は先だって、福岡でもっともお気に入りの「タカクラホテル福岡」に滞在しました。
かつて石原裕次郎が愛した隠れ家です。
立地は繁華街からちょっと外れており、建物はこじんまりしています。
館内はとても落ち着き、室内は至って快適です。
利用案内の冒頭に、「ご自宅のようにごゆっくりと」「私どもはプチホテルならではの家庭的なあたたかいおもてなしを心がけております。」と記されています。

しかし、福岡の発展と社会の変化につれ、有名ホテルが相次いで進出してきました。
老舗の「タカクラホテル福岡」とて、厳しさを増す生き残り競争のなかで安閑としていられません。
おもに客室稼働率と宿泊料の低下により、ほとんどのホテルはサービスや食事の質を落とさざるをえません。
JTBなどの調査によれば、「タカクラホテル福岡」は宿泊客満足度で高水準を維持しています。
どうか頑張ってください。

私は「提案営業研修」の合宿で同ホテルを利用しました。
時間が朝から深夜に及ぶので講師も受講者も地獄ですが、「タカクラホテル福岡」の心地よい環境ならそれほど苦になりません。
これが仕事でなければ申し分ないのですが・・・。

私は、京都より西に行ったことがないという会津若松生まれの妻を、一度は福岡に連れてきたいと考えています。
そのときには「タカクラホテル福岡」に泊まります。

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達磨になるか火達磨になるかは業績次第

営業系・販売系の会社や職場に置かれるダルマ・・・。
それが「達磨」になるか「火達磨」になるかは、業績次第である。
年度末に両目が入りますように・・・。

営業コンサルタントの私は、年度初めに片目を入れ、年度末の目標達成で両目を入れるのはなかなかいい習慣だと思ってきた。
社長や幹部が儀式のような演出をちょっと施せば、営業関係者への絶大な動機づけにもなる。

・・・ところが、ダルマに目を入れるのは差別だとして問題になっていることを知った。
選挙事務所から姿が消えているようだ。
そういえば、候補者が「当確」の知らせを受け、筆で目を入れる光景がテレビに映し出されることがなくなった。
私は久しく見た記憶がない。
いつ頃からだろう。

日本人に根づいた風習でさえ、さまざまな配慮が求められる時代であり社会である。
それを不快に感じる、ましてそれに傷つく方々がいるなら、改めるしかあるまい。

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自分に打ち克ち、困難を乗り越える…義務教育での登山

戦後の義務教育では「登山」が重んじられたせいか、私は直江津小学校(新潟県)と伊那中学校(長野県)で学校行事としての登山を経験した。
自分に打ち克ち、困難を乗り越える強さを身につけることが狙いだったのでないか。

達成感なら長距離走でも得られる。
だが、人により得手・不得手という違いがある。
また、ややもすると順位に関心が向かいやすい。
つまり、競争。

登山は、それを行うのは銘々だが、皆で励まし合いながら成し遂げるという一体感が生まれる。

さらに、頂上を極めたときに見晴らしが得られる。
人は高みに立つことに快感を覚える。
敗戦から復興する、錦を飾る(地方出身者)など、右肩上がりの時代背景にも合っていたように思う。

もちろん、登山ならではの自然の雄大さに接するとか、マナーやルールを守る大切さを知るとかも狙いだっただろう。

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シャッター住宅街、シャッターオフィス街の時代

きのうのブログ「百万人都市が毎年一つずつ消える…人口激減時代」で述べたとおり、日本は人口激減時代に突入する。

市場が著しく縮むのは明白だ。
ベーシックな「衣食住」がもっとも影響を受ける。
人が減った分だけ売り上げが下がる。

小売業が厳しい。
それを見込み、百貨店の大丸と松坂屋が統合を目指す。
イオングループとダイエーも資本・業務提携を目指す。
生き残りを画策する動きが相次ぐだろう。

自動車業界が厳しい。
新車も中古車も売れない。
2014年4月、2015年10月の消費増税が追い打ちをかける。
だいぶ前から弱っている家電業界はもっと厳しい。
経営危機に陥るところも出てくるだろう。
なお、消費増税は2回で済まない。

日本企業が人口激減下で生き延びようとすると、統合を考える。
それと並行し、海外進出を図る。
製造業はもとより小売業やサービス業も…。
バブル崩壊後も国内の雇用を何とか守ろうとしてきた自動車業界もお手上げになるだろう。

マンションや一戸建ての住宅業界が厳しい。
新築物件も中古物件も売れない。
注文住宅も減る。
家余りが表面化し、購買意欲が極端に冷え込む。
マイホームを慌てて買う必要がない。
「所有」に対する疑問が膨らむだろう。
クルマや高額家電もそうだが、消費増税前の駆け込み需要が大きいほど、反動が激しい。
ドカーンと落ち込む?

オフィスビルなどの建設業界が厳しい。
新築需要が減る。
新築物件も中古物件も売れない。
ビル余りが表面化し、空室率が大幅に上昇する。

住宅やビルの賃貸収入が低下するのにともない、不動産は資産価値が暴落する可能性がある。
どちらもますます動かない。

シャッター商店街、シャッター工場街という言葉が定着した。
今後、都心の一等地やブランドと呼べるエリアのほかはシャッター住宅街、シャッターオフィス街が出現する。
日本は、社会の活力低下に拍車がかかる。

                       ◇

ところで、人口減少にはプラス面も大きいとの指摘がある。
例えば、通勤ラッシュがやわらぐ、道路の渋滞が減る、住宅面積が広くなるなどだ。
要は、日本がゆとりのある社会に生まれ変わるチャンスととらえる。
エネルギー消費量も減るから、地球環境によい。

根が楽観的な私はこうした指摘が分からないわけでない。
また、そうした意識や発想を持てる人は素晴らしいと思う。
しかし、急激な人口減少をプラスに転化するには相当な努力が不可欠である。

そもそもこれまでの社会の制度は人口増加を前提につくられてきた。
年金などの実質的な崩壊や破綻はそれが根本原因だ。
環境変化への適応に、国家も国民も、企業も個人も長い歳月を要する。
それまではどん底でもがくことになるだろう。

マイナスをプラスに引っ繰り返すと口にするのは簡単だが、実際に行うのは至難である。
それができれば、国家も国民も、企業も個人も、ここまで追い詰められていない。
日本は弱りきっている・・・。

◆書き加え1(9月5日)

賃貸用のワンルームマンションは首都圏でもローケーションに魅力が乏しいと新築価格の2割程度、物件によりそれ以下に暴落している。
もはや投資物件、まして収益物件ととても呼べない。

ワンルームに限らず、中古物件は売り出し価格の設定が重要になる。
所有者が少しでも高く売りたい気持ちは分かるが、短期決戦のつもりで値付けをしたほうが結果はいいようだ。
買い手がつくまでに日数を要すると、値引き率が大きくなる。

以下に、「百万人都市が毎年一つずつ消える…人口激減時代」と題する2012年9月5日のブログを収める。

                      ◇◆◇

日本は2005年に人口減少に転じた。
まもなく人口激減時代に突入する。
大雑把に述べれば、1億2千万人が2060年に3分の2に、2100年に3分の1になる。
出生率がそれほど変わらないという前提。
今後半世紀で関東地方1都6県(4200万人)が消える計算である。

やがて人口減少幅が年間百万人を突破する。

百万人都市が毎年一つずつ消える計算である。

10位 広島市 1,174,209人
11位 仙台市 1,045,903人
12位 北九州市 977,288人
13位 千葉市 962,130人
14位 堺市 842,134人
15位 新潟市 812,192人
16位 浜松市 800,912人
17位 熊本市 734,294人
18位 相模原市 717,561人
19位 静岡市 716,328人
20位 岡山市 709,584人

人口百万人前後の県が毎年一つずつ消える計算である。

33位 大分県 1,196,529人
34位 石川県 1,169,788人
35位 山形県 1,168,924人
36位 宮崎県 1,135,233人
37位 富山県 1,093,247人
38位 秋田県 1,085,997人
39位 和歌山県 1,002,198人
40位 香川県 995,842人
41位 山梨県 863,075人
42位 佐賀県 849,788人
43位 福井県 806,314人
44位 徳島県 785,491人
45位 高知県 764,456人
46位 島根県 717,397人
47位 鳥取県 588,667人

人口はいずれも2010年国勢調査による。

そして、深刻な人口減少だけでなく高齢化も加速がつく。
2060年に総人口に占める65歳以上の割合は4割に達する。
地方では幼い子の姿をあまり見かけなくなる。
東京では「渋谷バスケ通り(旧渋谷センター街)」が「巣鴨地蔵通り」に変わっている。

要は、少子高齢化が劇的に進む。
この現実が社会に与えるインパクトは大きすぎてピンと来ない。
日本は、光景がすっかり変わっているはずだ・・・。

◆書き加え1(2012年8月24日)

食品は、食べる人が減り、食べる量が減る。
人は老いると、食が極端に細る。

食品業界は厳冬を迎える。
これに消費増税が追い打ちをかける。

以下に、「都心3区、都心5区…不動産取得の線引き」と題する2012年8月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

「都心」という言葉はあいまいである。
おそらく東京都の中心という意味だが、それが具体的にどの地域を指すのか、あるいはどの範囲を指すのか、はっきりしない。
JR山手線の中心辺り?
人に尋ねれば、それぞれの答が返ってくるのでないか。
どこが都心と思うか、仕事や生活(居住)、観光といった目的で変わる。
そして何より都市の発展につれて変わる。

ちなみに、私にとっての都心は・・・。
42年前、富山から上京したときには東京駅の界隈、とくに大手町が都心だと思っていた。
それが時代とともに西南西方向へ移っていった。
しかし、ここが都心という地点は示せない。
千代田区から港区にかけての広範囲の一帯である。

ところで、都心という言葉がもっとも使われるのは不動産業界だろう。
そこでインターネットで調べてみた。
おおよそ以下のとおり。

◆都心3区
千代田区、中央区、港区

私にとり都心3区とは「千代田区、港区、渋谷区」である。

◆都心5区
千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区

それほど違和感はないが、中央区が「品川区」のほうがしっくりする。

◆都心6区
都心5区+文京区

私にとり都心6区は「+品川区」である。

大手不動産会社のウェブサイトによれば、以下のとおり。

◆都心3区
千代田区、中央区、港区

これで決まりのようだ。
一般に渋谷区は含まれない。

◆城東地区
台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

ちなみに、城東6区は「墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区」である。

◆城西地区
新宿区、中野区、杉並区

ちなみに、城西2区は「中野区、杉並区」である。
城東地区と比べ、城西地区は極端に少なく狭い。
不可解だ。

◆城南地区
品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区

ちなみに、城南4区は「品川区、目黒区、大田区、世田谷区」である。

◆城北地区
文京区、豊島区、北区、板橋区、練馬区

ちなみに、城北6区は「文京区、台東区、豊島区、北区、板橋区、練馬区」である。
台東区がなぜか城東地区から移っている。

また、新宿区と渋谷区がいずれにも属さない。
この場合には、都心5区として扱うのか。
「千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区」。
これで決まりのようだ。

不動産業界でも業者により区分は違ってくる。
確たる線引きはないようだ。

日本は人口の減少が加速し、東京でも買い手のつかない不動産(とくに中古マンション)が急増する。
すでにそうした現象が起こっている。
地方都市の惨状は東京にもかならず及ぶ。
ワンルームマンションに代表される賃貸用(収益用)物件は暴落している。

今後、不動産の取得には慎重を期さなくてならない。
自宅の資産価値の下落をいくらかでも防ごうとすれば、どのエリアを選ぶかが大事になろう。
なお、右肩下がりの経済、デフレ経済のもと、2割程度の頭金で自宅を購入するのはあまりにリスキーである。
自殺行為になりかねない。

⇒2009年10月2日「デフレ加速、住宅ローン地獄!」はこちら。

                       ◇

余談・・・。
大阪府が大阪都に変わると、都心を単独で用いたのでは、東京都心を指すのか、大阪都心を指すのか、分からなくなる。
だから私は大阪都構想に反対する、というわけでない。
きょう述べた都心とは、正確には「東京都心」である。

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百万人都市が毎年一つずつ消える…人口激減時代

日本は2005年に人口減少に転じた。
まもなく人口激減時代に突入する。
大雑把に述べれば、1億2千万人が2060年に3分の2に、2100年に3分の1になる。
出生率がそれほど変わらないという前提。
今後半世紀で関東地方1都6県(4200万人)が消える計算である。

やがて人口減少幅が年間百万人を突破する。

百万人都市が毎年一つずつ消える計算である。

10位 広島市 1,174,209人
11位 仙台市 1,045,903人
12位 北九州市 977,288人
13位 千葉市 962,130人
14位 堺市 842,134人
15位 新潟市 812,192人
16位 浜松市 800,912人
17位 熊本市 734,294人
18位 相模原市 717,561人
19位 静岡市 716,328人
20位 岡山市 709,584人

人口百万人前後の県が毎年一つずつ消える計算である。

33位 大分県 1,196,529人
34位 石川県 1,169,788人
35位 山形県 1,168,924人
36位 宮崎県 1,135,233人
37位 富山県 1,093,247人
38位 秋田県 1,085,997人
39位 和歌山県 1,002,198人
40位 香川県 995,842人
41位 山梨県 863,075人
42位 佐賀県 849,788人
43位 福井県 806,314人
44位 徳島県 785,491人
45位 高知県 764,456人
46位 島根県 717,397人
47位 鳥取県 588,667人

人口はいずれも2010年国勢調査による。

そして、深刻な人口減少だけでなく高齢化も加速がつく。
2060年に総人口に占める65歳以上の割合は4割に達する。
地方では幼い子の姿をあまり見かけなくなる。
東京では「渋谷バスケ通り(旧渋谷センター街)」が「巣鴨地蔵通り」に変わっている。

要は、少子高齢化が劇的に進む。
この現実が社会に与えるインパクトは大きすぎてピンと来ない。
日本は、光景がすっかり変わっているはずだ・・・。

◆書き加え1(2012年8月24日)

食品は、食べる人が減り、食べる量が減る。
人は老いると、食が極端に細る。

食品業界は厳冬を迎える。
これに消費増税が追い打ちをかける。

以下に、「都心3区、都心5区…不動産取得の線引き」と題する2012年8月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

「都心」という言葉はあいまいである。
おそらく東京都の中心という意味だが、それが具体的にどの地域を指すのか、あるいはどの範囲を指すのか、はっきりしない。
JR山手線の中心辺り?
人に尋ねれば、それぞれの答が返ってくるのでないか。
どこが都心と思うか、仕事や生活(居住)、観光といった目的で変わる。
そして何より都市の発展につれて変わる。

ちなみに、私にとっての都心は・・・。
42年前、富山から上京したときには東京駅の界隈、とくに大手町が都心だと思っていた。
それが時代とともに西南西方向へ移っていった。
しかし、ここが都心という地点は示せない。
千代田区から港区にかけての広範囲の一帯である。

ところで、都心という言葉がもっとも使われるのは不動産業界だろう。
そこでインターネットで調べてみた。
おおよそ以下のとおり。

◆都心3区
千代田区、中央区、港区

私にとり都心3区とは「千代田区、港区、渋谷区」である。

◆都心5区
千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区

それほど違和感はないが、中央区が「品川区」のほうがしっくりする。

◆都心6区
都心5区+文京区

私にとり都心6区は「+品川区」である。

大手不動産会社のウェブサイトによれば、以下のとおり。

◆都心3区
千代田区、中央区、港区

これで決まりのようだ。
一般に渋谷区は含まれない。

◆城東地区
台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区

ちなみに、城東6区は「墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区」である。

◆城西地区
新宿区、中野区、杉並区

ちなみに、城西2区は「中野区、杉並区」である。
城東地区と比べ、城西地区は極端に少なく狭い。
不可解だ。

◆城南地区
品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区

ちなみに、城南4区は「品川区、目黒区、大田区、世田谷区」である。

◆城北地区
文京区、豊島区、北区、板橋区、練馬区

ちなみに、城北6区は「文京区、台東区、豊島区、北区、板橋区、練馬区」である。
台東区がなぜか城東地区から移っている。

また、新宿区と渋谷区がいずれにも属さない。
この場合には、都心5区として扱うのか。
「千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区」。
これで決まりのようだ。

不動産業界でも業者により区分は違ってくる。
確たる線引きはないようだ。

日本は人口の減少が加速し、東京でも買い手のつかない不動産(とくに中古マンション)が急増する。
すでにそうした現象が起こっている。
地方都市の惨状は東京にもかならず及ぶ。
ワンルームマンションに代表される賃貸用(収益用)物件は暴落している。

今後、不動産の取得には慎重を期さなくてならない。
自宅の資産価値の下落をいくらかでも防ごうとすれば、どのエリアを選ぶかが大事になろう。
なお、右肩下がりの経済、デフレ経済のもと、2割程度の頭金で自宅を購入するのはあまりにリスキーである。
自殺行為になりかねない。

⇒2009年10月2日「デフレ加速、住宅ローン地獄!」はこちら。

                       ◇

余談・・・。
大阪府が大阪都に変わると、都心を単独で用いたのでは、東京都心を指すのか、大阪都心を指すのか、分からなくなる。
だから私は大阪都構想に反対する、というわけでない。
きょう述べた都心とは、正確には「東京都心」である。

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六本木に暮らす成功者…東京のど真ん中

私は先だって、六本木に3日間滞在した。
実を言うと、あまり好きでない。

日本がバブル景気を迎えようとしていた1880年代後半、「アークヒルズ」がオープンした。
民間が手がけた、日本初の大規模再開発事業だった。
森ビルによる「ヒルズ」の原点といえよう。

私はバブル期に都市銀行の極秘プロジェクトで連夜のようにアークヒルズに詰めた。
が、高速道路などで分断された街並みに魅力をまったく感じなかった。
昼間に疲れ切り、そのうえで夜間に駆り出されたことも一因かもしれない。
地獄のタスクで、心の余裕を持てなかった。

その六本木がいつしかもっとも刺激的なエリアになった。
森ビルの企業努力が主因か。
少なくとも街づくりを牽引した。
六本木は人種のるつぼであり、ビジネスでもエンターテイメントでも最先端を行く。
また、成功者が非常に多く暮らしている。

私自身も仕事で界隈に宿泊する機会が急に増えた。
いまでは東京駅の界隈に次いで多い。

都心が西南方向へ移動し、六本木は東京のど真ん中というイメージが定着した(おそらく)。
深夜の治安は決してよくないが、住んでも最高のエリアになりつつある。

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東京スカイツリーを見るベストスポット

私はきょう納品の仕事3本を午前4時までかかり、何とか終えた。
例により、滑り込みセーフ。
陽気が暖かく、眠い・・・。

ところで、東京スカイツリーがよく見えるということで東京タワーが大人気らしい。
確かに、都内でこれほど東京スカイツリーの全貌がつかみやすいところはほかにない。
ベストスポット。

人生を諦めてはいかん!
私はきょうから東京タワーになると心に誓った。

⇒2012年2月29日「東京スカイツリー展望台入場は完全予約制…大混雑緩和策」はこちら。

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東京スカイツリー展望台入場は完全予約制…大混雑緩和策

私は鉄道では東武鉄道グループと京王電鉄グループに伺い、講演や提案営業研修を行ったことがある。
派手さはないが、どちらも堅実経営で知られる。

さて、東京スカイツリーの開業が5月22日に迫り、その効果で東武鉄道グループが早くも潤っているようだ。
住宅、流通、レジャー、交通の4部門の合計90社以上から成る。
まず、ツアー、ホテル系の会社だろう。
さらに、鉄道、バス、タクシー系の会社も…。
やがて、デパート、レストランなども…。

とりわけ旅行・観光会社は目の回る忙しさで、うれしい悲鳴を上げているはずだ。
よかった、よかった・・・。

実際、ツアーは予約受付と同時に完売。
周辺のホテルも満室。
7月10日までは展望台への入場を完全予約制にする(不確か)。
大混雑の緩和策だ。

東京スカイツリーは日本一の建造物、世界一の電波塔である。
その話題性からマスコミでたびたび取り上げられてきた。
すでに「東京の新名所」と化し、休日は周辺がおおいににぎわう。

地元の墨田区は、経済効果を880億円と試算している。
いまや周辺・関連ビジネス、さらに便乗ビジネスにすそ野が広がっている。

ところで、東京スカイツリーは、私が43年程前に在籍した東京都立墨田川高校(七高)からそれほど遠くない。
開業後の大混雑が収まったら、ぜひ足を運んでみたい。
そのついでに、建て替えられた校舎を見てみたい。
私は高校2年生の夏休みに富山県立魚津高校へ転校してから、一度も同校を訪れていない。
想像するだけで、懐かしさが込みあげてくる。
恥ずかしながら、同校には初恋の思い出が絡む。

◆書き加え1(2月29日)

東京スカイツリーが約3年8カ月の本体の建設工事を終え、本日午後に完成する。
この日、都心は雪景色となった。
634メートル。
2008年7月に着工した際、610メートルの予定だった。
しかし、建設中だった広州タワーが同じ高さを想定していると分かり、2009年10月に変更した経緯がある。
かつて東京都や埼玉県の大部分が「武蔵の国」だったことから「ムサシ」の語呂合わせ。

建設を請け負ったゼネコン・大林組は、「技術の粋を集めた世界一高い自立式電波塔の完成は、手塩にかけて育てたまな娘を嫁に出す心境」と語った。
即座に運営会社の東武タワースカイツリーに引き渡され、3月2日に竣工式が行われる。
運営会社は開業へ向け、周辺施設の整備やスタッフの訓練を急ぐ。

墨田区では「スカイツリーが見える場所に住みたい」という若者の転居が増えている。

7月11日からタワー窓口で当日券を販売する(不確か)。
大人2500円、中高生2000円、小学生1400円、幼児1100円。

なお、高さ450メートルの「天望回廊」への入場は、同350メートルの天望デッキで販売される別の当日券が必要になる。
大人1000円、中高生800円、小学生500円、幼児300円。

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松竹梅上撰祝彩…純金箔入りで縁起がよい日本酒

世間はきょうから仕事始め。
どうか素晴らしい一年でありますように・・・。

私は昨年暮れ、会津若松の母から宝酒造の「松竹梅 上撰 祝彩」をいただいた。
純金箔入りとのことで縁起がよく、正月に飲もうと思った。
祝宴で祝杯を挙げるための日本酒(清酒)だろう。
鮮やかな金色のラベルに宝船をはじめ、めでたいイラストがちりばめられている。

ところが、仕事の締め切りをいくつも抱えており、なかでも5日発売の新教材にメドをつけられるまではと、自分に言い聞かせてきた。
3日深夜、ようやく終了。
遅ればせながら、新春の華やかな雰囲気を味わえた。
久し振りに熟睡・・・。

これにより、事前に予約注文が入っていた既存顧客については何とか届けることが可能になった。
会社としての正式な発売は1月20日である。

                       ◇

デスクワークに集中した年末・年始・・・。
来週から、企業での講演と研修、コンサルティング、公開の講演とセミナーで飛び回る。
1月中旬から画期的な忙しさだ。
私は頬がげっそりとこけ、人相がさらに悪くなっている。

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粗大ごみまで極貧…港北ニュータウン団地住民の暮らしぶり

私はアシスタントに助けられながら、仕事の締め切りにぎりぎりで間に合わせる状態が続く・・・。
この先も10カ月くらいは新テーマの講演やセミナーのコンテンツの作成に追われる。

さて、私が暮らす横浜・港北ニュータウンの大規模団地。
渋谷・松涛から引っ越してきて、かれこれ14年になる。
その分だけ住民の高齢化が進んだ。
また、日本経済の凋落、国民生活の衰弱が進んだ。
平たく言うと、団地住民の暮らしぶりが貧しくなった。

例えば、車検時に新車へ買い替えを行わなくなった。
マイカーの使用年数が大幅に伸びた。
当初、駐車場には競うようにピカピカのエルグランドなどの大型1BOX、ベンツやBMWなどの高級輸入車が並んでいた。
その姿がほとんど消えた。
さらに、かつては見かけなかった中古車のマイカーが劇的に増えた。
洗車もしていないのか汚れが目立ち、補修もしていないのか傷が目立つ。
クルマがすっかりくたびれている。

私がもっとも感じたのは、粗大ごみ(粗大ゴミ)が数年前から、とくに2年程の間に様変わりしたことだ。
かつて、買ったばかりとしか思えないそれなりの家具や家電製品がポンポン出されていた。
どうかすると、わが家のそれよりもいい状態である。

この話を妻にしたところ、やはり気づいていた。
「ここまで使い込むとは信じられないといった、ボロボロの家財道具などが出されている」という。
環境保護の観点では、とても好ましいことだ。
が、素直に喜んでいいのか、複雑な気持ちである・・・。

庶民は所得の減少、生活水準の低下に限界近くまで耐えている。
この現実を政治家は知っているのか。
経済の立て直しをできなければ近い将来、日本国民の多くは極貧に陥る。

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東京電力だけが悪者になる図式に違和感

私は講演やセミナー、研修が続く。
講師は重労働だが、その準備はもっと大変である。
疲労が溜まり、頭が働かない。
霞がかかったみたいで、コンテンツの作成がはかどらない。
焦る、焦る、焦る…。

このところ書き溜め記事をアップしているが、残りわずかになった。
しかし、ブログにエネルギーを割けない。
例えば、福島第一原子力発電所の事故にともなう問題に触れたいと思いながら、考える時間を取れないのだ。
それ以前に、世事にうとい。
新聞からもニュースからも遠ざかっている。

東京電力は社長を筆頭に、事故の対応があまりにひどかった。
猛烈な批判にさらされて当然だろう。
このブログで述べたとおり、私は呆れ返った。
しかし、彼らだけが悪者になる図式に強い違和感を覚える。
原子力発電所の建設は戦後、政・官・学・民が一体となり、地方自治体を巻き込むかたちで、国策として推進された。
それをマスコミと有権者(国民、住民)が後押しした。
関係者の利権の増殖と地元への利益の誘導が絡まりながら建設が加速していった。
福島第一原発事故のすべての責任を同社に負わせることは不当である。

結果がすべてなので、仮の話はできない。
それでも大震災により他の電力会社の原子力発電所でも何らかの不都合が生じていたなら、責任論の行方はまったく違っていただろう。
だれも想定しなかった大地震・大津波が起こった。
だからこそ、あれだけの死者が出たのだ。
自然の猛威は残念ながら読み切れない。
人間の頭はちっぽけである。

福島第一原発事故。
今後、地元の救済を急ぎつつ、全体の損失を最小限に抑えなくてならない。
日本航空(日航。JAL)問題は、いよいよのときには会社をつぶしても、国内や海外の航空会社が多くの路線を引き継ぐので、ユーザーにたいして影響が及ばない。
東京電力問題は大規模かつ複雑であり、解決は非常に困難である。
電力供給が止まらないまでも一気に減ることがあれば、国民の暮らしも一国の経済も滅茶苦茶になる。
日本は凋落が決定的だ。

はっきりしているのは、今回の損害賠償は東京電力だけで賄えないこと。
結局、だれがどれくらい泣くか、「負担の枠組み」が焦点になる。
平たく言えば、「責任の分担」のこと。
これまで電子力発電の恩恵に浴しておきながら、「支援のスキーム」という他人事(ひとごと)のような表現はピンと来ない。
東京電力が一義的な責任を負い、国(国民)が最終的な責任を負う。
そして、地元(住民)を含めたすべての関係者が責任の一端を負う。
そもそもエリア独占体制の堅持がすべての関係者に甘さと緩みをもたらした。
被害の深刻化・巨額化の誘因となった。
電力供給の劇的な規制緩和は必須かつ急務として、エネルギー政策の抜本見直しと一大転換も不可欠だろう。

「禍(わざわい)を転じて福となす」。
クリーンで安全な自然エネルギーなどの分野で技術革新や産業育成が活発化し、日本が世界の最先端を突っ走るきっかけにすることができるか。

福島第一原子力発電所の事故にともなう問題はどのような収束が図られるのだろうか・・・。

以下に、「東京電力は実質経営破綻…福島第一原発事故」と題する2011年4月15日のブログを収める。

                      ◇◆◇

東北地方太平洋沖地震。
マグニチュード 9.0は、国内観測史上最大。
アメリカ地質調査所によれば1900年以降、世界で4番目の巨大地震だった。
しかも震源が三陸沖だったため、巨大津波を招いた。

福島第一原子力発電所も深刻なダメージを受けた。
いまや最悪のレベル7の事故へ・・・。

私はテレビで幾度も目にした原発事故を巡る東京電力の対応に愕然とし、呆れ果てた。
周辺住民の健康や生命、地域経済の死活に直結する重大な報告や発表を経営トップが行わない。
公の場に姿を見せないのだ。
しかも、事故の影響は一国の経済、国民の暮らしに及んだ。
日本全体が甚大な損害を被っている。
なのに、東京電力は上が下に嫌な役回りを押し付けてしまった。
実際には取締役が行ったのかもしれないが、私には中間管理職クラスにやらせているように思えた。
著名企業でここまでひどいのは見たことがない。

国策のもと、エリア独占で守られるうちに危機感を失い、“官僚体質”が染み付いた。
社内の調整力(根回し力)くらいで出世街道を歩んできたのだろう。
人材がほとんど育っていなかった・・・。
どこか、経営破綻を招いた日本航空(JAL)の上層部とイメージが重なる。

社長は震災後ほぼ不眠不休で対応に追われ、過労により体調を崩したようだ。
東電本店で医師の治療を受けながら情報収集に当たり、指示を出していたとのこと。
原発事故の対応と計画停電の運用は、それぞれ副社長が指揮を執った。
社長は寝たきりで、トップ不在の状態が続いた。
それで会長が現れ、代わりに詫びた。

社長は先日、記者会見に臨んだが、事故収束の見通しや損害賠償の具体策は示さなかった。
難問が山積の東京電力で指導力の発揮はまったく望めない。

私が企業存亡に関わる事故対応で思い浮かべたのは、トヨタ自動車だった。
創業家出身の豊田章男社長が矢面に立ち、ごく短期間で世界的規模の欠陥・リコール問題を収束した。
いけいけどんどんの前3代の社長を引っ張り出さず、一身に責任を負った。
初動はやや遅れたが、その後は見事だった。
この男は印象よりキモが据わっている。

⇒2010年3月2日「豊田章男社長…独り矢面に立つ創業家」はこちら。

⇒2010年6月21日「豊田章男と奥田碩…トヨタ社長評価」はこちら。

福島第一原発事故は、収束にかなりの歳月を要するのは避けられそうにない。
東京電力は、主立った記者会見に関してはすべて社長など取締役が行うように改めるべきだ。
その際、社内地位(肩書)を明らかにせよ。
現場で放射能を浴びながら復旧作業に当たっている社員、そして関連・協力会社の社員が非常に気の毒である。
彼らは命がけだ。
東京電力は上にいくほど覚悟ができていないと、世間に思われても仕方ない。

未曽有の自然災害に見舞われたことは確かだが、東京電力の事故発生後の一連の対応は、直接の被害者の周辺地域・住民はもとより、国民の不信感と怒りを募らせた。

また、東京電力はテレビで謝罪広告を流しているが、これも遅すぎた。
私は松下電器産業の「FF式石油温風機」の欠陥事故を思い出した。
同社は、お詫びとお知らせ(回収告知)のナレーションだけのCMをひたすら流しつづけた。
おそらく前例のない規模と頻度。
犠牲をもう増やさないとの社長の意思がはっきりと伝わってきた。
この対応により、ナショナル製品に対する消費者の信頼が逆に高まった。
それに比べ、瞬間湯沸かし器による事故を製品の欠陥によるものでないと退けたパロマの対応は消費者の信頼を損ねた。
同社は結局、謝罪会見に追い込まれ、責任を認めた。

東京電力は巨額の賠償問題を抱える。
単独で賄える金額は1割にも満たない?
膨大な国費が投入される。
実質、経営破綻。
事態がいくらか落ち着いた段階で、国民(納税者)の監視のもとに企業そのものの再生に取り組むことになろう。

◆書き加え1(4月15日)

政府は先ほど「経済被害対応本部」の初会合を開き、福島第一原発事故の避難住民らに対する東京電力の損害賠償の仮払いを決めた。
原発から30キロメートル圏内で避難や屋内退避を強いられている住民を対象に、当面の生活支援として一世帯当たり百万円、単身世帯は75万円。
今月中にも支給開始。
本部長は、海江田万里原子力経済被害担当相。

風評被害や出荷制限で受けた農家や漁師に対する損害賠償は今後検討される。
営業・操業の制約が及んだり停止に追い込まれたりした中小企業経営者についても同様。

社会、経済、生活など、あらゆる面において電力供給を止めることができず、東京電力は国有化が避けられない。

◆書き加え2(4月16日)

国有化が避けられないとは、東京電力を国有化するという意味でない。
どのような形であれ、また一時的にしろ、国が巨額を肩代わりせざるをえず、国有に近い状態に陥る。

民間企業に対しておかしな言い方になるが、経営層は民間人で固めたらよい。

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空飛ぶ車のありがたみ…津波避難

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)。
大津波が三陸沿いの集落を襲った映像がテレビ各局で繰り返し放送された。
大量の家屋と自動車がゴミみたいに流されていた。
水の破壊力は凄まじかった。

私は脳裏に「空飛ぶ車(クルマ)」が浮かんだ。
それが普及していたら、多くの人命が失われることはなかった。
真上に逃げられる。
津波災害から逃れる決め手は高所避難だ。
空飛ぶ車は非常にありがたい。
また、地震の巨大なエネルギーで道路が陥没したり寸断されたり、土砂などの障害物に塞がれたりしても影響を受けない。

このブログで以前、「空飛ぶ車」について書いた。
日本で話題になっていないが、アメリカでまもなく発売されるようだ。
通常のガソリンを燃料とする「陸空(空陸)両用車」である。
それも、やや高級車といった値段。
機能を考えれば、コストパフォーマンスは驚くほど高い。
操作(操縦)も至って簡単、自動車感覚とか…。
韓国でも空飛ぶ車の開発が発表された。
ただし、導入はだいぶ先。

⇒2011年2月15日「空飛ぶ車…トヨタがスバルと本格参戦か」はこちら。

トヨタ自動車など大手メーカーはすでに開発に着手しているはずだ。
実用化の一歩手前にこぎ着けているかもしれない。
日本で認可されるには解決すべき問題、克服すべき課題があまりに多い。
が、私は一日も早い導入を望む。
その頃は自動運転に変わっている?
でなくては、危険。
また、化石燃料に限られない?

2010年代の半ば、アメリカの空飛ぶ車は劇的な進化を遂げているだろう。

                       ◇

アニメやコミックで描かれる未来都市では、マイカーのようなパーソナルな飛行物体が行き交っている。
国家的プロジェクト「リニア中央新幹線」が全線開業してほどなく、無用のインフラになってしまう可能性はないのか。
空飛ぶ車が普及しているのでは…。

⇒2009年10月16日「リニア中央新幹線は伊那谷ルート!」はこちら。

私は猛烈なヒコーキ嫌いだが、空飛ぶ車に抵抗はない。
それどころか登場が待ち遠しい。
地震で新幹線(車両)が脱線する心配とも無縁。
生きている間に夢を叶えてほしい・・・。

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安全神話とロボット先進国…福島第一原発事故

東日本大震災後の福島第一原発事故の初期報道を見ていて、なぜ原子炉建屋への放水作業を無人で行わないのか不思議だった。
無線ヘリコプターや無線ポンプ車はどうした?
実際には警視庁機動隊や東京消防庁などが建屋に近づき、おもに地上から放水を進めた。
また、放水でなく注水に近い作業では、水の出口にカメラを取り付ければ、建屋内の様子を鮮明に捉えられる。
作業の確度・精度が劇的に高まる。
現場の状況が分かると対策も立てやすい。
私はそう思ったが、それができるならやっているはずだとも思った。

その後の復旧作業では、建屋の周辺に散乱した屋根や壁などのがれきが妨げになった。
放射性物質に汚染されたそれらを撤去するため、遠隔操作の重機の投入がなされた。
しかし、ずいぶん遅かった。

私は、現場での危険極まりない作業に「ロボット」を使わないことも不思議だった。
そこに人間が入り、しかも一定時間は留まらざるをえない。
計測管理を行っているとしても、人体への影響が心配である。
作業員の被ばくを防止するには、遠隔操作のロボットの投入が必須だろう。
日本は「ロボット先進国」であり、世界に先行していたのでなかったか・・・。

事故発生後ほどなく政府と東京電力の事故対策統合本部に「リモートコントロール化プロジェクトチーム(リモコンPT)」が設けられた。
だが、放射線に汚染された環境で動かせる機材が日本にほとんどなかったらしい。
原発は安全と信じ、事故を想定した開発を行っていなかった。

震災後1カ月が過ぎたいまも、原子炉冷却装置の復旧、高濃度汚染水の処理が難航している。
それにともない、被ばく線量の限度が引き上げられた。
そうでもしなければ、作業員が足りなくなるからだ。
本人は命がけであり、家族は無事を祈ることしかできない。

原発の「安全神話」が崩壊し、この国のエネルギー政策を見直そうとする機運が高まるのか・・・。
それとも、福島第一原発の設計上の不備や欠陥へ関心が向かうのか・・・。

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ぐらり…関東直下地震の足音

午前中、北関東を震源とする震度5強の地震が発生した。
デスクワークに追われていたら突然、揺れた。
思わず手が止まった。

このブログで述べたように、震源は南下し、しかも内陸に移っている。
私は、東海・東南海・南海地震も不安だが、首都圏直下型地震が心配だ。
一たび起これば、どちらも巨大。
地震のエネルギー(マグニチュード)は前者が大きいが、首都圏の被害は後者が大きいのでは…。
首都圏では前者が横揺れ、後者が縦揺れか。

関東直下に地震の足音が近づいていることはないか?

私みたいな素人でも非常に危険な状態だと感じる。
だが、国も自治体もトップ(長)が記者会見を開いて国民や住民に厳重な警戒を呼びかけない。
まったく理解に苦しむ。
それでは、むしろ不要な憶測を呼ぶ・・・。
地域で、職場で、学校で、避難場所や避難方法、直後の対応などの(再)確認を一斉に行うべきだ。
地震がなければ、それでよし。

先月以降、地震活動は考えるまでもなく活発である。
いや異常だ。
震度5クラスが当たり前。
私は記憶にない。
いまや首都圏、信越、東海に及んでいる。
いつ震度6〜7クラスが起こっても不思議でない。

これだけ揺れたら、「東北地方太平洋沖地震」の“余震”という発想を捨てたほうがいい。
私たちの心に、それ以上の地震はやってこないという油断が生まれる。
揺れっ放しの状態がいつ終息するか分からないが、少なくともここ2〜3カ月はかなり危うい。

巨大地震が起こったときにどこにいるかにより運命が分かれる。
「場所運」とでも呼ぶのか。
ゆえに、人ができることは限られるが、それでも備えたほうが助かる確率は増すはずだ。
例えば、倒れそうな棚が並ぶ店舗、古いビルが迫った歩道が少なくない。
避けるに越したことはない。

私は来月、講演や公開セミナー、企業研修で東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に乗車する。
傷みが目立つ東海道新幹線がとても怖い。
また、地震の危険地帯を訪問せざるをえない。
びくびく・・・。

以下に、「震源は南下、東京・神奈川の直下型地震が心配」と題する2011年4月14日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

私は仕事に忙殺されている。
先週後半(記憶が曖昧)から今週初めにかけ、東日本は地震で揺れっ放しの状態だった。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は余震の規模も頻度も凄い。
還暦の私でも経験したことがない。
しょっちゅう揺れている気がする。
「地震酔い」と呼ぶらしい。
震度4〜6の余震が続く地域の住民はろくに眠れないはずだ。

妻の母が会津若松の古い木造家屋に一人で暮らしている。
そこは地盤が弱いようで、揺れがひどい。
周辺の道路はあちこち陥没している。
妻は、大きな余震が起こるたびに電話をかけている。
高齢なのでこちら(横浜・港北ニュータウン)に呼んであげたいが、いまだに叶えられない。

私がいま気になっているのは、震源が岩手や宮城から福島、茨城、そして千葉に南下していることだ。
大雑把にいえば、1週間に1県ずつ…。
しかも、海洋から陸地に移ってきている。
次は、東京と神奈川が震源になると思うのが普通の感覚でなかろうか。
地盤のずれが押し寄せている?

私は何の知識も持たないが、直下型の巨大地震が非常に心配である。
東京と神奈川はそれぞれ震源域とされているはずだ。
学者など、地震の専門家や研究家がなぜそうした指摘を行わないか、また警告を発しないか不思議である(私が知らないだけか)。
不安をあおらないという判断かもしれないが、起こってからでは遅い。
デマが飛び交わないようにするためにも、国、そして東京都と神奈川県などは首相と首長が会見を開き、国民や住民にメッセージを伝えることが重要だろう。
景気より人命。
厳重な警戒を呼びかけて罰は当たらない・・・。
あらかじめアナウンスを行っておけば、いざというときの社会的な混乱をいくらか抑えられる。
地震がこなかったからといって、だれも笑わない。

学者は今回の大地震、そして大津波を予想できなかった。
「想定外」という言葉が使われつづけている。
長いスパンで眺めれば、自然界では想定外の現象が幾度も生じているのでは・・・。

                       ◇

今回の東北地方太平洋沖地震。
学者によれば、東海地震〜東南海地震〜南海地震と関連性はないとのこと。
しかし、それはほんとうか・・・。

⇒2009年8月11日「東海地震と東海道新幹線のぞみ」はこちら。

私は講師という仕事柄、東海道新幹線・山陽新幹線を頻繁に利用する。
老朽化が進んだ東海道新幹線は大丈夫?
営業は「東京オリンピック」が開催された1964年である。
これまで補修が施されているが、はたして持ち堪えられるのか。
インフラの崩壊や車両の脱線も怖いが、それにも増して頭上の橋の落下が恐ろしい。
うろ覚えだが、数百という橋が東海道新幹線をまたいでおり、しかも強度不足が懸念されている。
それが落っこちてきたら、乗客はひとたまりもない。
列車の運行間隔が短いだけに、大勢の人命が失われよう。

⇒2009年8月11日「東海地震の1%以下でも東名高速崩落」はこちら。

東海地震〜東南海地震〜南海地震はマグニチュード8クラスが想定されている。
が、東北地方太平洋沖地震のようにマグニチュード9クラスが発生しないと限らない。
しかも周期的な発生が迫っている。
私は毎回びくびくしながら「のぞみ」に乗っている。

⇒2009年10月16日「リニア中央新幹線は伊那谷ルート!」はこちら。

首都圏直下型地震、そして東海・東南海・南海地震。
万一の場合に備えて、家族で話し合ったほうがいい。

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孫正義、柳井正、三木谷浩史…義援金の桁違い

東日本大震災。
その復旧と復興を後押しするため、実業界の成功者も次々と名乗りを上げている。

ソフトバンクの孫正義社長が個人として百億円の義援金を寄付する。
加えて、2011年度から引退するまでのソフトバンクグループ代表としての報酬を全額寄付する。
さらに、ソフトバンクグループとしても10億円の義援金を寄付する。
これらの義援金は日赤や中央共同募金会などを通じて送られるほか、ボランティア組織への支援、両親を亡くした震災遺児への生活・勉学支援に充てられる。

同じく個人として、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、楽天の三木谷浩史社長がそれぞれ10億円の義援金を寄付する。

三木谷浩史社長は仙台を本拠地とする楽天イーグルスの実質オーナー(?)であり、被災者を勇気づけるために優勝を成し遂げたいところ。
兵庫県神戸市出身であり、「阪神・淡路大震災」の年に優勝したオリックス・ブルーウェーブの頑張りが頭にあるはずだ。

話を戻し、オーナー社長でないとこうした思い切った決断を下せない。
彼らは社会貢献のマインドも一級品である。

私は、起業家を育成することの大切さを、こうした側面からも思い知らされた。

◆書き加え1(4月4日)

義援金に関するブログの内容が前後している。

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有名人の募金活動、義援金…東日本大震災

大津波をともなった今回の大地震。
三陸から北関東にかけての太平洋側の集落は筆舌に尽くしがたい被害を受けた。
甚大な経済損失も被った。

野球やサッカーなどのスポーツ選手、歌手などの芸能人といった各界の有名人が被災地支援に立ち上がった。
彼らの情報発信力はきわめて大きい。
なかでも人気選手の言動はテレビが取りあげるから一層。
社会に対する影響力は突出している。
これによりファンはもとより世間が動く。

私は立派だと思う。
実際、彼らは募金を呼びかけ、多額の義援金を集めている。
募金箱を持って立つ姿がテレビにずいぶんと映し出された。
また、高収入のスター選手は自ら多額の義援金を送っている。
桁違いの寄付だ。
例えば、イチロー、松坂大輔、松井秀喜。

さらに、メディアを通じて被災者に激励や応援のメッセージを送っている。
彼らの言動におおいに勇気づけられる人もいるはずだ。
日本でも有名人が社会とのつながりを重んじるようになった。
未曽有の災害で先頭に立ち、積極的な役割を果たした。

被災者への支援は、一人ひとりが置かれた環境や抱える事情を踏まえ、できる範囲で行えばよい。
気持ちの問題である。
大きく分ければ、労力の提供、物資の提供、金銭の提供になるだろう。
いずれも尊い。
が、私にとり望ましいのはいま述べた順序。

労力の提供のなかでも現地でのボランティア活動は体を張ることになる。
しかも、物資の持ち込みや金銭の負担をともなうかもしれない。
直接手を差し延べることになり、もっとも大変だ。

今回は住宅が消失したので、住まいの提供も貴重な支援。
対象には福島原発事故の避難者が大勢含まれる。

労力の提供は職業人、とくに多忙を極める人は現実的に難しい。
また、物資の提供は、その調達が苦労である。
被災地に必要な物資ほど不足するからだ。
カネを出せば品物を集められるというものでもない。

となると、金銭の提供が手っ取り早い。
それくらいしかできないことに、私などは負い目を感じる。
家族で話し合い、食事を含めた日常生活をぎりぎりまで切り詰めることにし、わずかばかりの義援金を早めに送った。

◆書き加え1(4月4日)

義援金に関するブログの内容が前後している。

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1千億円超の義援金、被災者に一円も渡らず

20070404-03東日本大震災に対する義援金はすでに過去最高に達している。
企業に加え、成功者から多額の義援金が寄せられている。
また、海外からもまとまった義援金が寄せられている。
日本の人口を考えれば決して多いと思わないが、巨額であることは間違いない。

ところが、被災者に一円も渡っていないらしい。
被災地が広範囲で多くの県にまたがるうえ、被害の全容がつかめないのが、おもな理由。
日赤や中央共同募金会などに集まった義援金は、被災した都道府県が設置する「義援金配分委員会」に全額渡される。
そこで分配の比率などが決まる。
ところが、東日本大震災では、配分委員会を立ち上げた自治体がまだない。
関係者は公平に渡すのが難しいというが、渡すスピードも大事である。
とくに大津波の被災者は着のみ着のままで逃げ出しており、いま困り果てている。
手元に現金がないとどうにもならない。
国(政府)が主導し、取りあえず半分でも自治体に分配すべきだ。
公平性は、後日の調整により確保が可能である。
このままでは被災者はもちろん、精一杯の善意を示した大勢の国民が泣く。

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就活の御守、内定を呼び込む出陣餅の底力

就職氷河期は過酷になるばかり。
4年制大学の新卒就職内定率は年明けの時点で5割程度に留まっていた。
卒業目前の2月になってもそれほど改善していないのでないか。

私自身は、新卒が宝のほうに扱われる時代はとうに終わった考えている。
大量採用の前提となる「終身雇用」が崩壊したからだ。
また、学生数がバブル絶頂期より3割以上も増加している。
労働市場を巡る加速度的な変化を踏まえ、大学も学生も意識と発想を根底から変える必要がある。

とはいえ、学生の圧倒的大多数は“就社”のほかは眼中になく、死に物狂いで就職活動、すなわち「就活」に取り組んでいる。
実は、当日の朝、家を出る前に一口食するとおおいに勇気づけられる銘菓がある。
“就活の御守”“就職の御守”の食品版だ。
その名も勇壮、「出陣餅」。
上杉謙信が武田信玄との「川中島の戦い」を前に、兵へ餅を与えて奮い立たせたとの故事に由来する。
米どころ越後(新潟県)の上越市に本社を置く「かなざわ総本舗」が製造・販売する。
私は2度いただいたが、とてもおいしい。

今日、就活そのものが社会への“出陣”といえる。
自らを鼓舞すべきだ。
その門出に幸運が訪れるように出陣餅を食べ、内定を呼び込もう。

送料がかかるが、全国どこからでも取り寄せが可能。

「かなざわ総本舗」の通販サイトはこちら。

                       ◇

夏に還暦を迎える私は教材の開発に取り組み、勝負をかけようとしている。

発売時にはかならず出陣餅を取り寄せて食べる。
底力を与えてくれそう。

以下に、「人生の出陣の御守…受験・就活・婚活」と題する2010年5月5日のブログを収める。

                      ◇◆◇

出陣餅1私は直江津駅で「出陣餅」をみやげ(土産)に買った。
妻と子のリクエスト。
製造元は新潟県上越市の「かなざわ総本舗」。
中身は個別包装(個装)されており、それぞれに3切れの小さな餅が入っている。
米どころ新潟県産米を用い、しかも草餅である。
春一番の新芽のよもぎ(ヨモギ)が加えられる。
出陣餅2草餅のかすかな苦みが、濃厚で芳醇なきな粉(キナコ)と見事にマッチする。
酷似したみやげに「桔梗信玄餅」と「筑紫もち」がある。
製造元は前者が山梨県笛吹市の「桔梗屋」、後者が福岡県福岡市の「五十二萬石本舗(如水庵)」。

出陣餅33商品はいずれも戦国時代の名将に因んでおり、筑紫もちは黒田如水。
とくに出陣餅と信玄餅は、上杉謙信と武田信玄の「川中島の戦い」になぞらえられ、どちらが本家かという話題で盛りあがる。
家族で食べた感想を話し合った結果、ぶっちぎりで「出陣餅」に軍配が上がった。
出陣餅4もっとも庶民的で分かりやすい“風味”のせいか…。
3商品を同時に食べられれば、違いがもっとはっきりするように思う。

さて、出陣餅はどのように食べるのか?
黒蜜のミニボトルが埋め込まれたスペースに黒蜜を流し込んできな粉を餅に絡める方法を試みたが、容器が小さくてよくかき混ぜられない。
出陣餅5たっぷりのきな粉が外にあふれ出てしまう。
結局、個装の風呂敷(ビニール)を開いたうえにすべてをぶちまけていただいた。
餅を転がすうちに見栄えが悪くなった。
正しい食べ方というのはないが、基本は“小皿”を使うべき。
私はせっかちで横着なのだ。
出陣餅6きな粉をまぶしていたら、口に唾液が溜まってきた。
黒蜜も量が多いので、好みに応じて加減した。

ところで、一悶着が起こった。
私が買い求めた出陣餅は10個入りだった。
3人家族で分けると、1個余る。
これをだれが食べるか、信玄に議論が行われた。
そして、腰痛を抱えながらみやげを持ち帰った私が食べるのがよいという判決が下された。
私だけ、オ、スマン4個。

かなざわ総本舗のホームページ

出陣餅7かなざわ総本舗「出陣餅」。
上杉謙信が川中島の戦いを前に兵へ餅を与えて奮い立たせたとの故事に由来する。
ホームページには、入学(受験)、入社(就活)、結婚(婚活)など、人生の出陣(門出)に食してほしいと記されている。
上越みやげ出陣餅は、私たちに力を授けるとともに勝利(成功)を呼び込む“御守”である。
送料がかかるが、全国どこからでも取り寄せが可能。

かなざわ総本舗の通販サイト

お祝い事などにお奨め。
私はとてもおいしいと思う。

                      ◇◆◇

⇒2009年8月29日「筑紫もち、信玄餅、出陣餅、三つ巴」はこちら。
⇒2009年8月4日「上杉謙信・出陣餅と武田信玄・信玄餅」はこちら。

◆書き加え
いま気づいた。
菓子折り(パッケージ)のなかに「出陣餅しおり」が入っていて、「御召上り方」が図版と文章で示されていた。
私の食べ方でよかったのだ。

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土日・祝日・年末年始など無休診療病院(横浜都筑)

私は講師という仕事柄、風邪を引けない。
仮にどんなに高熱が出ても絶対に休めない。

先日、横浜市営地下鉄センター南駅前のシティクリニック(横浜市都筑区)でインフルエンザの予防接種を受けた。
今年は、A型(季節性)とA型(新型)とB型(季節性)の混合ワクチン。
1回2千円。
通常より安い?

日曜日だったが、いや日曜日だからか、待合室はマスクをした患者であふれんばかり…。
すでにインフルエンザがはやっているようだ。

ここは個人病院だが、原則として年中無休である。
五十嵐力院長は超人。
わが家がもっとも頼りにする医者だ。
この辺りの住民はかなり助かっているのでは…。
シティクリニックはジェネリック医薬品を処方するなど、患者の経済的な負担の軽減に力を入れている。

今年も年末年始は休まないようだ。
この時期は病院が閉まり、年により風邪が広まる。
とりわけ小さな子どもがいる家庭に、シティクリニックの存在は非常に心強い。

以下に、「24時間急患受け入れシティクリニック…センター南」と題する2010年8月21日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は疲労と猛暑で抵抗力が弱った。
もとはといえば、加齢と不摂生で体力が落ちたこと。
そのせいでアレルギー性鼻炎を発症し、これが原因の咳が2カ月近く続いている(自己診断)。
鼻汁が気管のほうに流れ込む。

体が温まると、ダメみたいだ。
眠りに就こうとすると激しく咳き込む。
毎日のことなので、極端な睡眠不足が続いている。
また、アルコールを少量楽しむだけで咳き込む。
私は自宅やホテルで寝酒くらいしか飲まなくなったが、いまは絶っている。
それでも眠りに入れない。

…というわけで、さらに抵抗力が低下する悪循環にはまり、長く抜け出せないでいた。

私は妻に叱られ、ついに医者へ行くことを決意した。
家族が世話になっている横浜市営地下鉄センター南駅前の「シティクリニック」。
内科・小児科・循環器科、そして人間ドッグがある。
院長は東京大学医学部卒業の五十嵐力先生。

わが子が小学4年生のとき、頭の激痛に苦しんだ。
もの凄く我慢強いのに、静かに涙を流している。
よほどつらいのだ。
立派な大学病院で異常なし。
あんなに苦しんでいるのに、それはない。
要は、診断をつけられない。
ところが、五十嵐力先生はあっさりと原因を突き止めた。

⇒2008年2月22日「シティクリニック、五十嵐力院長」はこちら。

さて、シティクリニックは2009年12月、センター南の駅前広場(ロータリー)にビルを新築した。
設備も機器もかなり整備された。
土日も祝日も、年末年始休暇やゴールデンウイーク(GW)、お盆休みも無休で診療してくれる病院はありがたい。
港北ニュータウンは平均年齢が若く、小さな子どもを抱えた世帯が多い。
それと、診察もそこそこに薬を出したがる医者と違い、対応が丁寧かつ親身である。
地域社会のホームドクターだ。

私は、流行の「百日咳」が疑われたが、アレルギー性鼻炎による咳でないかと診断された。

シティクリニックで処方された薬は、頑固なアレルギー性鼻炎と咳を鎮める即効性があった。
3日程で症状が和らいできた。
これまで市販薬を用いてきたが、なかなかよくならなかった。
もっと早く医者にかかるべきだった。
健康保険が使えるので結局、安い。
なぜだろう、右の手の平のアトピーも症状が軽くなった。

ただし、同じビルに入居する「スマイル薬局」の薬剤師に指摘されたとおり、薬を飲むと猛烈な眠気に襲われる。
以前、妻が似た症状で一部同じ薬を処方されたが、眠くなることはなかったという。
人により副作用(?)は違うようだ。
私は頭に幕がかかり、意識がぼんやりとする。
仕事にならず、とても困っている。
はたして完治はいつか。
服用を一日も早くやめたいが…。

                       ◇

シティクリニックは長年、24時間急患受け入れを謳ってきた。
365日緊急診療対応。
とはいえ、すでに述べたとおり、基本は個人病院。
院長も最近はさすがに疲れるとみえ、休診日をまれに設けるようになった。
看護婦(看護士)たちが先生はどうやって睡眠を取っているのか不思議、倒れないのが不思議と言っていた。
私もそう思っていた。

「シティクリニック」。
あらかじめホームページ(HP)や電話で確かめてから訪れてほしい。
HPには診療時間のほか、休診日などが記されている。

◆所在地
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央51−10
横浜市営地下鉄センター南駅前

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素敵な言葉「来たときよりも美しく」

「来たときよりも美しく」。
だれが提唱したのか、とても素敵な言葉である。
一人ひとりがその気持ちを忘れなければ、レジャースポットも観光地もどんどんきれいになっていく。

実際には、ゴミが散らかっていたり、後片づけがされていなかったり、汚れがひどかったり、設備や道具などが壊れていたりして、不快な思いを味わうこと、胸を痛めることが少なくない。
楽しもうと出かけた先で、「自分さえよければ…」といった人間の醜さを見せつけられるのは堪らない。
思い出も吹き飛ぶ。

今夏も多摩川の河川敷でのマナーの悪さが問題になった。
業を煮やした川崎市は、1カ月の社会実験とはいえバーベキュー利用を有料化した。
入口で1人5百円(小学生以上)を支払うと、それを証明するリストバンドとごみ袋を手渡される。
大量のゴミ処理などに要する多額の費用を税金でなく、受益者負担とする。
これを肯定的に受け止める利用者が多く、若者や家族連れが次々と訪れた。
人出はあまり減らなかった模様。

また、川崎市は住民アンケートに基づき、この社会実験において音響機器の持ち込みを禁止した。
さらに、利用時間を午前6時から午後6時までに制限し、警備員を配置した。

結果を検証したうえで、本格実施へ向かうのでは?

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夫婦の終わり…尊敬・信頼、そして感謝の消滅

夫婦は、きっかけが恋愛か見合いかを問わず、他人の結びつきである。
ゆえに、結婚生活を営むには、双方にそれなりの我慢が必要になる。

人はだれしも欠点や短所を持つ、かならず。
それと、こちらが嫌だなぁと感じるところも…。
私自身は、男女が結婚に踏み切るとは、相手のそれらを受け入れる覚悟を決めることだと思う。
相手のいいところしか見えていない状態でのゴールインは、短期間での破綻につながりやすい。
恋愛に珍しくないが、自分の思い込みを相手に塗りたくり、それに舞いあがる。

さて、相手を理解したつもりで結婚。
ところが、一緒になってみると、我慢はそれほどたやすくない。
恵まれた家庭を別にし、家族がそれなりに暮らしていくことは非常に大変だ。
それは間違いなく、夫婦がともに頑張り、互いに助け合った結果である。
共働きでなくても同様。

どの家庭にも、いい時期と悪い時期がある。
山あり谷あり。
とくに苦しいとき、我慢が限界に達しがちだ。
当初の尊敬や信頼が消え、不平や不満が募っていく。
それを表情や態度に表す。

やがて相手の言うこと為すことが気に入らなくなる。
それはいやだ、それはしたくない…。
言葉に出して突っぱねる。
末期症状である。
よかれと、家族で買い物や外食、レジャー、旅行などを企てたのに、文句ばかり…。
すべてが裏目に出る。
夫婦は接点がなくなり、距離が広がっていく。

ついに感謝の気持ちが失せる。
口を開けば相手をなじる。
ここまで来てしまったら関係の修復は不可能であり、夫婦は終わり。
離婚はつらいが、決断を下すべきだろう。

日本の離婚率は半世紀、トレンドとして上昇している。
それには離婚を許容する国民意識の変化が背景にある。
面子や子どものためだけに夫婦関係を取り繕うのはかえってよくないと考える人が増えた。

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地域社会を支える若者ボランティア

若者のボランティア活動が紹介された番組をいくつか見た。
どれも地域社会に深く分け入り、しっかりと根づいた取り組みである。
貢献度が大きく、彼らがいなくては地域社会が成り立っていかないと思われるほどだ。

こうした運動が大勢を巻き込んだムーブメントに高まるには、けん引役となるリーダーの志と情熱、そして行動力が不可欠である。
それがNPO法人化されているところも…。
学生を含む若者のほか、主婦や会社員、自営業者なども関わる。
メンバーの年齢構成が幅広いグループも珍しくない。
無報酬とはいえ、肉体的に過酷な労働もあった。
若者が流す大粒の汗が何とも美しかった。

活動母体は財源が厳しいはず。
企業の寄付でまかなえず、彼らが不足を補っている可能性がある。
手間もカネも出しており、私は頭が下がる。
広い意味の地元をよくしたいという思いと、住人への愛情がベースになった地道で粘り強い取り組みである。

例えば、空き家再生プロジェクト。
街のあちこちに、いや通りにいくつも空き家が生じている。
放っておくと櫛の歯が抜けたようになり、近隣関係が壊れ、コミュニティが崩れる。
そのままでは住まい手も買い手もつかない住宅に手を入れ、他地域を含めて人を呼び込む。
住民、さらに観光客の交流の場として用いることも…。

例えば、暮らし再生プロジェクト。
へき地や島しょ部では年寄りが一人で暮らす世帯が多い。
洗濯機やラジカセなど家電製品の故障、竹やぶの侵食など、生活に支障を来す不都合や不具合があっても、自分ではどうすることもできない。
それを解決してくれる店がないし、またサービスを依頼するカネがない。
衰えた体、弱った心に堪える。
そこで、知識や技術を持つ若者が訪れ、修理や修繕、手入れや措置を施す。
道具も部品もろくになく、悪戦苦闘の連続だ。
理容のプロやその卵もボランティアに駆けつける。
離島の高齢者が何十年振りにカットしてもらったと喜んでいた。
鏡に見入る顔がとても嬉しそう。

地方は衰退や疲弊が深刻だ。
人口の減少、そして住人の高齢化が急速に進む。
ボランティアの活躍の舞台はおもに過疎地域である。



私は仕事に追われ、一般的なボランティア活動に携われなかった。
しかし、自分が食べてきたビジネス分野ならいくらか貢献ができるだろうと、NPO法人の理事長として突っ走ってきた。
職業人に低廉な学習の機会を提供する取り組みである。
日本経済の活性化に寄与するのも意義が大きいと考える。
私が寄付を募らず、しかも収益事業を行わなかったため、結果として十余年で凄まじい持ち出しになった。
還暦目前になり、正直、老後に残しておけばよかったという気持ちがないわけでない。

ボランティアは、活動母体はたいてい財政が火の車だ。
とりわけ主宰者や主力メンバーは懐をかなり痛めていよう。

が、こうした人たちの献身的な行動力が地域社会を支え、高齢者を救う。
財政破たんに直面する日本では、国や地方自治体の行政サービスが縮むばかり。
あれもこれも対象外…。
自ら福祉ネットワークを広げていくしかない。
ボランティアの心意気と努力に心より感謝したい。

私は、私が得意とする領域で頑張る。
やれるところまでは…。

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賞与激減、忘年会予算半額の師走

外食産業が縮小するなか、わりと健闘してきた居酒屋市場。
大手10社のシェアが6割に迫る。
再建屋雑記帳0986それが大変厳しい試練にさらされている。
そして輪をかけるのが、年間最大の書き入れ時、忘年会シーズンの冴えない予想…。

日本経済は深刻な不況から抜け出せず、企業業績の不振、個人所得の減少が続いたまま師走に突入する。
再建屋雑記帳0987冬のボーナスは1978年の調査開始以来、最大の落ち込み幅となる模様。
精密機械、機械、自動車・部品など輸出型製造業は2割を超える下落。
中小・零細企業ではボーナスがゼロのところも…。
当然、企業も個人も忘年会を減らすか取り止める。
経営教本1忘年会を行うにも、その予算を削る。
徹底した切り詰め。
したがって、居酒屋は忘年会の回数と予算がともに減り、大打撃を受ける。

7.勝ち組は営業生産性にこだわるこうした動向を踏まえ、大手などが顧客の争奪戦を仕掛けている。
これに出遅れると、忘年会のピーク時に閑古鳥が鳴くという最悪の事態を招きかねない。
そこで、各社は「早期申込特典」を強力に押し出す。
財布が薄っぺらなご時世ゆえに、中心は「値引き」。
再建屋雑記帳0988居酒屋により3割程安くしてくれる。
おや、半額にしてくれる?
どうして赤字にならないのか不思議。
忘年会を行う側からすれば、いかに費用を抑え、しかも参加者を満足させるか、幹事の腕の見せ所である。

なお、大半は一次会で切り上げるため、タクシー業界がもっと深刻なダメージを受けよう。
再建屋雑記帳0989東京の盛り場では空車が2列、3列に駐車し、大渋滞が起こる。
これで新型インフルエンザが猛威を振るうと、戦後もっとも静かな年の瀬になる?

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無料個別相談会20091204








地方紙危機、北日本新聞が夕刊廃止へ

北日本新聞社が年内に夕刊を休刊し、朝刊単独紙となる。
休刊とは廃刊。
再建屋雑記帳0947要は、夕刊を廃止へ。
同社は富山市に本社を置き、富山県を代表する日刊紙を発行してきた。

私は富山県立魚津高校の卒業。
富山県には、下新川郡の朝日町と入善町に計1年半程住んだことがある。
ちなみに、父は入善町椚山の貧農の出身。
わが人生0629読売新聞社社主、読売巨人軍(ジャイアンツ)オーナーの正力松太郎(大正力)が富山県高岡市辺りの出身であり、父は読売新聞しか取らなかった。
が、断り切れなかったのか、ときどき北日本新聞につきあわされていた。
私も紙面にいくらか触れた記憶がある。
率直な印象は、地味で退屈。
ただし、内容の評価でない。

さて、私が出張先のホテルで手にする地方紙の夕刊は4ページ(1枚)ということも珍しくない。
このブログで述べたとおり、地方紙に夕刊はいらない。
一般に地方紙では、朝刊と比べ、夕刊は極端に読者数が少ない。
再建屋雑記帳0948それを配達していたら、コスト割れになるのは明白。
かつて新聞は購読料を値上げする材料として紙面の充実を高らかにうたい、「増ページ」を競っていた。
いまや全国紙でも「減ページ」をひっそりと進める。
ペラペラな夕刊は、宅配の意義を失った。
ちょっとした情報なら、いつでもどこでもインターネットで容易にしかも瞬時に得られる。
暮らしに関する記事はあえて新聞で読むほどのこともない。

それと、何より大事なのは環境保護。
新聞は、用紙、印刷、梱包、輸送、戸別配達と、一連の環境負荷がきわめて大きい。
再建屋雑記帳0949地方紙が夕刊を廃止すれば、これがいきなりゼロになる。
画期的といえよう。

北日本新聞社の夕刊の休刊の根っこは、経営問題。
儲かっていれば、発行を続けるし、宅配を続ける。
同社に限らず、新聞はどこも部数の減少が止まらない。
それにともない、新聞社は販売と広告という2大収入源が崩壊しかかっている。
再建屋雑記帳0950せめてコストを削るしかない。
新聞社は赤字のところを片っ端から見直していく。
深刻な経営危機に直面している地方紙が少なくないはずで、夕刊廃止の動きが急速に広がるのでは…。

地元の情報は地元の新聞で、と願う熱心な読者がいる。
しかし、夕刊はホームページで十分に代替可能だろう。
実は、そこへのカウントが実際の読者数かもしれない。
新聞のつくり手が愕然とするほど数字は低い?

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2009年11月公開講座



受験生の新型インフルエンザ対策

私は、世相に疎い。
日本は夏場ゆえ、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染は終息したと思い込んでいた。
周りが「和田さんは何も知らないですね」とよく呆れる。
この件も驚かれた。
ホント、知らない。
知識の極端に乏しい私が本を出し、しかもそこそこ売れただけに、そう言われると嬉しいし誇らしい。

実は、感染者が急増していた。
数千人に感染拡大。
インフルエンザ・ウイルスは、高温・多湿で死滅するはずでなかったか。
それとも変異が起きたのか。
立ち話で、理由を聞けなかった。
真相はいかに?

私は今冬の流行を予想していた。
この分だと、秋口からパンデミックが現実になるか。

ところで、インフルエンザ・ウイルスが幾度か変位したり、劇的に変位したりした場合、いま製造中のワクチンが効力を失うことはないのか。
ド素人の疑問。

受験生とその親はさぞかし心配だろう。
ずっと頑張ってきて、当日寝込むとか体調不良では努力が水泡に帰す。
案外、年内にかかっておいたほうがよい?
免疫がなく感染力が強いというから、それが受験生にとり最大の新型インフルエンザ対策なのかもしれない。
ド素人の見解。

また、経営者も非常に気がかりだろう。
人の外出・移動・集合に強いブレーキがかかる。
最悪の場合、経済活動どころか社会活動が停止しかねない。
多くの企業や店舗は今回の不況で余力を使い果たしており、新型インフルエンザ倒産が増える?

講演や公開セミナーの集客も壊滅的なダメージを受けそう。
私もまったく商売にならない。

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和田創 提案営業研修 1日体験版

「国防」は有権者の関心外?

先頃のテレビ番組で、有権者の関心のなかで「国防」の順位が低いことに驚かされた。
ごたごた続きなのに…。
国民はそれほど重視していないようだ。
私は先行きが短いので、その間は大丈夫かもしれないが…。

領土問題にしろ、領海問題にしろ、資源問題にしろ、他国と深刻な対立が起こらない理由は簡単である。
日本が引いてしまうから!
正当な主張さえ貫こうとしない。
日本はいつまで不甲斐ない状態に甘んじるつもりだろう。
また、極東の政治情勢、社会情勢は安定しているとはとても言えない。
私はわが子を含めた次世代が気がかりだ。

以前のブログでも述べたが、テポドンが東北の上空でなく東京の真上を通過するものであれば、私たちはもっと真剣に国防について議論を行ったのでないか。
政治が国民の生命と利益をどう守るかを示さないのは、あまりに無責任である。
とりわけ“有事”への備えと対応。
今回の衆議院議員選挙では、各党はマニフェストに明記すべきだ。

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営業変革トップセミナー

自民党をぶっ壊す…小泉純一郎

私は人に限らず、何ごとも好き嫌いが極端であり、なるべく言わないようにしている。
再建屋雑記帳0703いったん口にすると、それに自分がさらに縛られることを経験上、知っているからだ。
私の場合、好き嫌いは感じ方に基づいており、後で根拠を付け足していることが多い。
好き嫌いに捉われては人間の幅、人生の幅を狭めてしまう。

先頃、小泉純一郎元首相が政界を引退した。
再建屋雑記帳0704いかなるインタビューにも答えず…。
私は、あまりの素っ気なさに愕然とした。

あえて言うが、私は小泉純一郎が好きである。
いまだに…。
とくに理由はない。

前回の衆議院議員選挙で、私は「自民党をぶっ壊す」という言葉に強く惹かれた。
再建屋雑記帳0705同党が担ってきた戦後政治がどうにもならないほど行き詰まっているのは明白だった。
そうなら、古い自民党を壊さず、日本を建て直せるはずがない、新しい日本をつくれるはずがない。

私は長らく営業の側面から企業の再生に携わってきたが、内部にこうした発言を行い、行動を起こすリーダーが現れないと、それは決して叶わない。
再建屋雑記帳0706解体こそ、再生の出発点!
私の期待はきわめて大きかった。
しかし・・・。

私は、小泉純一郎に泥まみれになってほしかった。
大ナタを振るえば、党内からも野党からも、閣僚からも官僚からも、ときに国民からも凄まじい向かい風を受ける。
再建屋雑記帳0707結果として、失敗を犯すこともあろう。
例えば、行き過ぎの反動、予期せぬ弊害などが出てくる。
それは手当てを怠らなければよい。
日本の再生に身命を賭せなかったか。
潔い身の引き方は本人の美学らしいが、私の願いは肩透かしを食らった。

それとも「自民党をぶっ壊す」発言は、衆院選で勝利を収めるための一世一代のパフォーマンスにすぎなかったのか?
再建屋雑記帳0708多くの旧弊が手つかずで残された。
やはり美学なのか、口をつぐんで語ろうとしない。
はたして胸の内はいかに?

また、国会議員の世襲制限への反応にがっかりした。
私も親だから、子を思う気持ちは分からないでない。
しかし、「進次郎は私よりもしっかりしている」と公言するのなら、一度は長旅に出すべきだった。
再建屋雑記帳0709まだ20代。
親が自慢するような力があれば、かならず立派になって戻ってこられる。

あっけない議員生活の幕引き・・・。
謎に包まれた人物である。
選挙区は異なるが、同じ神奈川県。
私は小泉純一郎が好きなだけに複雑な気持ちである。

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衆院解散…日本解体へ

麻生太郎首相が本日、本会議で衆議院を解散した。
しかし、「選挙の顔」として選ばれたときの自信に満ちた面影はない。
自民党内の“麻生降ろし”の動きを封じ込め、勝算のない戦いに打って出た。

日本は崖っぷちに立たされている。
国民の多くは、このままではいけない、このままではやっていけないと感じている。
私自身も、従来の延長に“解”は見つけられないと思う。

新しい日本を創造するには、古い日本を解体する手続きを先行させなければならない。
思い切った変革や革新は、大きな混乱と強い痛みをかならずともなう。
とはいえ、やみくもな否定や破壊は国家と国民をさらに追い詰める。

45回衆議院議員選挙では、そのための明確な展望が示されてしかるべき。
私たちは、どのような日本にしようとするのか、あるべき姿とビジョンを選ぶことになろう。
夢と希望を持てるなら、人は歯を食いしばって難局を乗り越えたりする。

10年後、20年後、30年後・・・。
今度の衆院選に、日本の将来そして未来がかかっている。
私は戦後の高度成長とともに40歳まで生きてきた。
いまや58歳。
人生の先行きが短くなり、少しでもよい明日を次世代に残したいと考える。
それは、この国にお世話になった私の務めだろう。

なお、「政権交代」は再生への第一歩にすぎない。
日本が置かれた状況、日本が抱える問題はきわめて深刻であり、自民党から民主党へ政権が移ったからといって、それが簡単に果たせるわけもない。
いつか大規模な「政界再編」が起こらなくては、新しい日本の創造へ向けて突き進むことは絶対にできない。

国民は8月30日の投票日にどのような決断を行うのか?
とりわけ繁栄の恩恵に与った中高年世代が正しい判断を下すことが大事になる。

第45回衆議院選挙の結果が、日本の国家と国民にとり歴史的な転換点をもたらすものとなることを切に願う。



私は思う。
小泉純一郎の最大の汚点は、自民党をぶっ壊さなかったことでないか。

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社会の動きを止めるな

神戸と大阪で豚インフルエンザの感染が拡大している。
おそらく封じ込めは不可能だろう。
関西以外でも感染者が見つかるのは時間の問題。

となると、大事なのは冷静沈着な対応・対処。
私は、社会の動きを止めてならないと思う。
学校の閉鎖はともかく、企業や店舗の営業停止はどうなのか?
以前のブログで、WHOの警戒レベルの引き上げに関し、「感染の広がり×毒性の強さ」で判断すべきなのに、前者を重視しすぎると述べた。
豚インフルエンザウイルスについて、だいぶ解明が進んだわけだから、季節性インフルエンザと同等の対応・対処でよいのでは?

豚インフルエンザにかからないにこしたことはない。
例えば、妊婦や糖尿病患者。
とくに免疫力が下がっている人。
だが、仮にかかっても、幸いなことに毒性が弱く、しかもタミフルやリレンザが効くらしい。

素人の私が心配しているのは、今冬の流行である。
現実問題として「感染爆発」は避けられないのでなかろうか。
ならば、患者が分散したほうがよい?
感染者が肩身の狭い思いをするような風潮はダメ。
むしろ、毒性の弱いうちにかかっておけば、いくらか免疫がつくられるくらいに考えたほうがよい?
そうなら、冬場に毒性が増しても重症化を避けられる。
豚インフルエンザの感染に対し、世の中が極度に神経質になるのはどうなのか。

ところで、パンデミックにより生活者が外出を控えると、通販業者や宅配業者に強い追い風が吹く。
インフルエンザと密接に関わる業種はフル稼働。
しかし、こうした一部を除き、大半の企業や店舗は深刻な不利益を被る。
豚インフルエンザ倒産の懸念が広がるなか、私たちは過剰反応を戒める必要がありそうだ。

最大の焦点は、豚インフルエンザウイルスの時間経過にともなう毒性変化に移ってきた。
「突然変異」。
不気味な響きを持つ言葉である。
先ほどだいぶ解明が進んだと述べたが、専門家でも分からない点が数多く残されているのかもしれない。

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しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
著作権について
ここに掲載した記事を複写・複製・翻訳・転載・掲示・送信・配信すること、および各種媒体に入力することは、著作者の権利侵害となります。
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プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

和田創研
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