コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

フィギュアスケート

羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず

しっかりとした足取りで取材エリアへ

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルに出場する羽生結弦が2月11日夕方に韓国・仁川国際空港に到着しました。
姿を現すと、大勢のファンが殺到しています。
この選手の人気の凄さには感心させられます。

羽生結弦は8人のガードマンに守られ、しっかりとした足取りで囲み取材のエリアに入っています。
そして、私が想像していたより精悍な表情でインタビューに応じました。

状態は何%かとの質問には答に詰まる

「もどかしい気持ちを抱きながら、治療と陸上のリハビリに努めてきた」「試合の場に来られたことを嬉しく思う」。

男子シングルでは66年振りとなる五輪連覇への自信を問われ、「自分に嘘をつかないのであれば、2連覇をしたい」「少なからず、自身はある」。

状態は何パーセントかというストレートな質問には言葉に詰まりました。
「どの選手よりも勝ちたい気持ちが強くある」と何とかかわしています。

ピークに持っていける伸び代がある?

また、「ピークに持っていける伸び代がたくさんある選手の一人だと思っている」と言葉を添えました。
これは微妙な言い回しです。
伸び代があるとは、本調子にほど遠いという意味でしょう。
このブログに書きましたが、私は「回復途上」という印象を受けました。

ブライアン・オーサーコーチは開幕前に、羽生結弦がトウループ、サルコウ、ループの3種類の4回転ジャンプを跳び、曲をかけた練習、スタミナを戻す練習も行っていると語っていました。
それでも時間(日数)がまったく足りません。

本番のジャンプ構成は固まっていない

ファンや関係者がもっとも知りたい本番でのジャンプ構成については「現地で調整して決める。選択肢はいろいろある。周りの状況を見て作戦を立てながら」。
氷上練習を始めたのは1月上旬でしたから無理もありませんが、この時点で固まっていないのはあまりに厳しい。
オーサーコーチと話し合うのでしょうか。

羽生結弦は2017年10月のGPシリーズ「ロシア杯」以来となる「ぶっつけ」で本番に挑みます。
個人戦男子シングルSPは16日、FSは17日に行われます。

私は宇野昌磨と二人で金メダルを争い、日本勢でワンツーフィニッシュを飾ってほしいと思います。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月8日「羽生結弦はいいのか悪いのか、ブライアン・オーサーの心理戦」はこちら。

⇒2018年2月3日「羽生結弦は平昌五輪団体戦回避、金メダル絶望的?」はこちら。

⇒2018年1月31日「羽生結弦、平昌SP・FSジャンプ構成はいかに?」はこちら。

⇒2018年1月17日「高橋大輔と小塚崇彦が羽生結弦にエール」はこちら。

⇒2018年1月8日「羽生結弦ファン、ぶっつけ団体へ願掛け」はこちら。

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宮原知子、足は子鹿ちゃん、頭はおでこちゃん

わくわく、初出場のオリンピックへ

平昌五輪フィギュアスケート団体戦女子シングル。
ショートプログラム(SP)がきのう行われ、全日本選手権4連覇中のエース、宮原知子が滑りました。

開幕直前の7日に現地に入り、初の夢舞台となるピョンチャンオリンピック出場に、「わくわくしていて、楽しみな気持ちでいっぱい。メダルというより、しっかりと自分の演技をすることしか考えていない」と抱負を語っています。

SAYURIも蝶々夫人も練習好調

四大陸選手権では左足甲の炎症の影響で3位に留まり、珍しく悔し涙を流しています。
その後は曲かけ練習を倍増させて追い込みましたが、痛みは出ていないとか。
一日にSPとフリースケーティング(FS)をそれぞれ2〜3回通しました。
「プログラムを滑りきる練習と厳しい状況でもジャンプを跳べる練習を積んできた」と納得の表情で話しました。

当初は練習中の滑走でバランスを崩して転倒し、ヘッドスライディングしたこともありました。
スケート初心者のように「足が子鹿ちゃんみたいになりました」となぞのコメントを残しています。
しかし、日に日に調子を上げてきました。
四大陸選手権で取られた回転不足も克服できたようで濱田美栄コーチも太鼓判を押しています。
(空耳でしょうか、私にはポンという音が聞こえました。)

ピンクの本番衣装で臨んだ公式練習ではSP「SAYURI」を通して滑り、3回転ルッツ−3回転トウループのコンビネーションなど、すべてのジャンプを決めました。
夕方のサブリンクではFS「蝶々夫人」を通して滑り、冒頭の3回転ループで回転が抜けたほかはミスなくまとめました。
手応えを感じているせいか、表情は柔和です。

オズモンド、コストナーとぶつかる

SPでは金メダルの最有力候補、ロシアのエフゲニア・メドベージェワ、表彰台争いのカナダのケイトリン・オズモンド、イタリアのカロリーナ・コストナーとぶつかります。
個人戦の前哨戦として、火花が散ります。

しかし、宮原知子がライバルの出来を気にしたところでどうにもなりません。
「自分のスケートを成長させてくれるチャンス」と前向きにとらえています。

宇野昌磨の団体戦SPの活躍に刺激

宮原知子はかつて「五輪の魔物」についてレポートをまとめたそうです。
したがって、自分の気持ちに負けるとか、オリンピックの雰囲気に飲まれることはありません。

宮原知子は応援席で見届けた男子SP1位の宇野昌磨の活躍に「さすが」と刺激を受けました。
その雄姿を脳裏に焼きつけ、団体戦SPに立ち向かいます。

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濱田美栄コーチと額をつけられない

会場の江陵アイスアリーナは、昨年の四大陸選手権を欠場した宮原知子にとって初めてになります。
が、氷の状態がいいうえに、滑っていて汗ばむほどの暖かさだそうです。
けがで苦しんだ彼女は、体が温まりやすく動きやすいこのアイスリンクが気に入りました。

ところが、大問題が発覚しています。
サイドフェンスが恐ろしく分厚くて、濱田美栄コーチが宮原知子と額をくっつけてアドバイスを与え、リンクに送り出す恒例のセレモニー(儀式)ができません。
あれは集中力を高めるとともにスイッチを入れる役割を果たします。

「二人の愛を引き裂くな」とフェンスを叱ったところで手遅れです。

◆書き加え(2月11日)

ガッツポーズ後、得点に呆然とする

宮原知子がフィギュアスケートを滑る一番の理由は「見てくださる方々に感動を伝えたい」という思いです。
私は団体戦SPのパーフェクトな演技を見て、それが伝わる出来だとうれしくなりました。
本人も演技後にガッツポーズで喜びを表しました。

しかし、発表された 68.95点に信じられないという表情を浮かべました。
予想していた得点と大きな開きがあり、キスアンドクライ(応援席)で呆然としています。

私は前滑走のカロリーナ・コストナーの演技を素晴らしいと思いつつ、得点は宮原知子のほうが上と感じていました。
ちなみに、1位のエフゲニア・メドベージェワが自らの世界歴代最高を更新する 81.06点、2位のカロリーナ・コストナーが 75.10点、3位のケイトリン・オズモンドが 71.38点です。

銅メダルにはSPで75点前後が必要

宮原知子は冒頭の3回転ルッツ−3回転トウループのコンビネーションジャンプのいずれでも回転不足を取られています。
練習でしっかりと跳べているはずなのに、本番でなぜこうしたことが起こるのか素人の私には分かりません。
(それにしても得点が低すぎると私は感じています。)

救いは、本人の「それほど硬くならなかった」というコメントです。
実際、落ち着き払って滑ることができました。
もう一つ、かろうじて濱田美栄コーチとおでこがくっついています。
これこそ二人の愛が引き起こした正真正銘の奇跡です。

宮原知子が平昌五輪で銅メダルをつかむためにはSPでどうしても75点前後を出しておきたい。
ならば、FSとの合計で 225点前後に届き、表彰台に立てる可能性が大きくなります。

しかし、この回転不足の解消はあまり簡単でないのかもしれません。
自分の感覚と審判の判定がずれているわけで、気をつけないと個人戦でも同じ失点を繰り返します。

私は2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央以来となる女子シングルメダルをぜひとも日本に持ち帰ってほしい。

category:宮原知子ブログはこちら。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月4日「宮原知子と濱田美栄コーチ、自己ベストの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年1月30日「宮原知子、平昌「練習の虫」作戦は大丈夫か?」はこちら。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2018年1月7日「宮原知子選手に憧れました・・・」はこちら。

⇒2017年12月31日「宮原知子の演技はお年玉並みの安定感」はこちら。

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宇野昌磨、五輪の魔物のぬいぐるみに笑顔

初出場でもただ一人百点台を叩き出す

平昌五輪フィギュアスケートの男子シングル。
2月9日の開会式に先立って行われた団体戦ショートプログラム(SP)で有力選手が得点源のジャンプで大きなミスを連発しました。
そのなかでただ一人百点台を叩き出したのが宇野昌磨です。

演技後に申し訳なさそうに「緊張しなかった」と明かしました。
本人はそれではインタビューが盛りあがらないことを知っています。
オリンピック初出場にもかかわらず、普段どおりに滑りました。

ライバルが五輪に棲む魔物の餌食になるなか、宇野昌磨は五輪の魔物をぬいぐるみのように手なずけました。
この「五輪の魔物」とは、心に巣食う不安や重圧、緊張が実態です。
自分を信じきれない弱さと言い換えられます。

咄嗟の反応でミスを最小失点に留める

オリンピックは4年に一度の大舞台であり、すべてのアスリートが目標にしています。
しかし、宇野昌磨は以前から五輪を特別視しないと語っていました。
大会に優劣をつけることをしません。

個人戦でメダル争いに絡むといわれた米国のネイサン・チェン、ロシアのミハイル・コリャダ、カナダのパトリック・チャンは目を疑うほどの無残な出来でした。

それを最終滑走の宇野昌磨は控え通路のモニターで見ています。
会場が重い空気に包まれていきます。
次々と潰れていくライバルに「朝が早いからかな」「自分も失敗するかな」と不安を抱いて試合に臨んでいます。

その動揺が冒頭の4回転フリップで着氷の乱れにつながりましたが、左手をつくだけで踏ん張りました。
そして演技後半、不安に思っていた4回転トウループ+3回転トウループはきれいに着氷しました。
最後のトリプルアクセル(3回転半)は2.29点のGOE(出来栄え点)がつきました。

結局、集中力を失わず、しっかりと滑りきっています。
最初のミスを何とか最小限の失点に留められたのも体が咄嗟に反応してくれたからで、これは練習の賜物でした。

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朝が苦手という不安を吹き飛ばした

宇野昌磨が今大会でもっとも懸念したのは、競技が午前に開始されることでした。
米国でのテレビ放送の都合によるものです(不確か)。
出場選手は五輪前から生活の時間帯とリズムを変えて慣らしてきたはずです。

しかし、宇野昌磨は「早起き」が大の苦手でした。
しかも、起床後どころか午前中は動きが鈍い状態です。

本人は自分には無理と諦め、試合だけ頑張るという、いささか虫のいい決断を下しました。
マイペースを貫き、いつもどおりにするわけです。
これも五輪を特別視しないことと関係しています。

宇野昌磨は朝5時に目覚め、うとうとして6時くらいに起きました。
だったら6時に目覚めればいいと思いますが、そうはいかないようです。
公式練習では無理に体を動かそうとせず、アップもろくにしていません。
どこまでも自然体です。

「団体戦と個人戦は別物」ときっぱり

4年前のソチ五輪では羽生結弦が団体戦SPで1位になり、その勢いのまま男子シングルを制しました。
宇野昌磨は金メダルをつかみそうな予感がします。
ファンも日本人も期待して当然です。

ところが、宇野昌磨は浮かれていません。
「団体戦と個人戦はまったくの別物。たまたま僕がうまくいっただけで、何かつながるものはない」と謙虚に語りました。
20歳の若者のこの落着きはいったい何なのでしょうか。

それでもかなりの手応えを感じているだろうことは演技後とインタビューの笑顔から見て取れます。

宇野昌磨は持ち味の安定感を取り戻しました。
朝の弱点を克服するとともに平常心を保持できた経験は大きな自信になります。

16日に始まる個人戦には復帰の羽生結弦、中国の金博洋なども登場しますが、宇野昌磨はSPをノーミスで滑るなら 110点に迫る高得点を叩き出せるかもしれません。
いいイメージで臨めるのは確かです。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月9日「宇野昌磨が平昌でネイサン・チェンをごくっと飲んだ!」はこちら。

⇒2018年2月7日「宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月5日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

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坂本花織、平昌五輪で中野園子コーチの愛のしごき

体調不良か、8日午後から行方不明

平昌五輪フィギュアスケートの女子シングル。
開幕前日の2月8日午前の練習まで元気一杯だった坂本花織が突然、行方不明になっています。

9日の公式練習、さらに団体戦の応援に姿を見せなかったことから、報道陣に大きな波紋を広げました。
宮原知子はショートプログラム(SP)の曲かけ練習を行い、しかも応援に駆けつけています。

日本フィギュアの小林芳子監督は体調不良を否定しました。
しかし、「4日に現地に入ってからずっと練習してきた。ちょっと疲れてはいる」と語っています。

宮原知子が団体戦SP&FSを滑る

坂本花織は当初、団体戦フリースケーティング(FS)への出場が噂されていました。
指をばきばき鳴らして威嚇できるのでさらわれることはないとしても何らかの「異変」が起こったものと思われます。
シニアデビューシーズンの中盤から急成長を遂げて五輪代表切符をつかんでおり、本番を前に疲れが噴出したのでしょう。

坂本花織が離脱となると、代表2人の女子シングルは11日の団体戦SPと12日の団体戦FSを宮原知子が一人で滑るほかにありません。
実は、足に痛みを抱えながらのオリンピック出場です。
彼女にかかる負担が一気に重くなります。

私は坂本花織も心配ですが、宮原知子も心配です。

category:坂本花織ブログはこちら。



ソウル市内のリンクで極秘練習とか

・・・現場から東海林のり子がお伝えします。

たったいま、坂本花織の動静が分かりました。
選手村を離れ、ソウル市内のリンクで極秘練習を行っています。
中野園子コーチの愛のしごき(猛特訓)が発覚しています。

現在はフィギュア団体戦に加えてショートトラックが行われており、十分な練習時間を取れないことが最大の理由のようです。
そうならそうと言ってほしいですね。

団体戦女子SPのエントリー申請までは選手起用に関する情報が抑えられていました。

私は坂本花織がこっそりと選手村を抜け出し、焼肉とカルビを頬張っているのでないかとも疑っていました。

これにより、身の潔白が証明されました。
話題づくりが随分うまくなりました。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月3日「坂本花織は平昌五輪で残り一人の表彰台へ」はこちら。

⇒2018年2月2日「坂本花織、平昌五輪はジャンプGOEで稼ぐ」はこちら。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2017年12月25日「エース宮原知子と伸び盛り坂本花織が平昌五輪代表」はこちら。

⇒2017年12月22日「伏兵・坂本花織と本命・宮原知子の対決へ」はこちら。

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宇野昌磨が平昌でネイサン・チェンをごくっと飲んだ!

宇野昌磨にオリンピック初出場の気負いなし

平昌五輪第1日、2月9日、江陵アイスアリーナでフィギュアスケート団体戦が始まりました。

男子シングルのショートプログラム(SP)。
宇野昌磨はヴィヴァルディ「四季」の「冬」で103.25点を出し、ぶっちりぎりの1位になりました。
気持ちがいい!

冒頭の4回転フリップは着氷が乱れています。
後半の4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプは決めています。
最後のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決めています。

宇野昌磨は中国の金博洋に逆転されて2位に終わった1月の四大陸選手権以降はミスのない演技ができるまでやめないと誓い、練習で本番のプログラムを自分の体に染み込ませてきました。
冒頭のジャンプを失敗したにもかかわらず演技をまとめられたことにその成果がはっきりと出ています。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

私の予想で宇野昌磨はなぜ銀メダルなのか?

私は直前のブログで宇野昌磨の個人戦の順位を2位(銀メダル)としました。
熱心なファンに叱られるかもしれません。

⇒2018年2月9日「平昌五輪メダル獲得予想、日本勢は金も総数も過去最多」はこちら。

しかしながら、それは羽生結弦が万全のコンディションで臨めるという前提です。
不可能を可能にしてしまうところが羽生結弦の凄さとはいえ、現実的には難しいのでないかと思っています。
五輪王者と世界王者であり、長らく「絶対王者」として男子シングルを牽引してきた羽生結弦に対する敬意も込めました。

私はむろん羽生結弦の完全復活を願っていますが、年明けからの氷上練習でベストパフォーマンスを発揮できる水準に高めることはいささか考えにくい。

羽生結弦も個人戦に弾みをつけて金メダルへ

宇野昌磨は羽生結弦の背中を追いかけて世界ランキング2位になり、初のオリンピックに出場しました。
しかし、団体戦SPでは特別な緊張感が湧き出ることもなく、最終滑走でも自分の演技を行っています。
全日本選手権のほうが緊張したと笑わせています。

思い起こせば、羽生結弦はオリンピック初出場のソチ五輪の団体戦SPの最終滑走で1位となり、いい流れに乗って個人戦で金メダルを獲得しています。

宇野昌磨だけが大舞台の雰囲気に飲まれることなく唯一の百点台を記録しました。
2月16日から始まる個人戦へ大きな弾みをつけました。
私は二人の順序はともかくとして、ワンツーフィニッシュをまたしても確信しました。

ネイサン・チェンは得意のジャンプがぼろぼろ

宇野昌磨は昨年のGPファイナルで丁寧に滑るだけで勝利を収められました。
米国のネイサン・チェンはオリンピックシーズンに「無敗」の快進撃を続けており、勝たせてはいけない相手でした。

ネイサン・チェンはこれまでに5種類の4回転ジャンプを決めています。
ジャンプ構成の基礎点の一番高い選手ですので、本番で自信を持って滑られると厄介です。

しかし、冒頭の4回転フリップ−3回転トウループのコンビネーションジャンプはダブルトウループに変わりました。
続く4回転トウループは2回転になりました。
最後のトリプルアクセルでも転倒しています。
すべてのジャンプで致命的なミスを犯しています。

ネイサン・チェンは得意のジャンプがぼろぼろになり、うそでしょうと言いたくなる低得点 80.61点で4位に終わっています。
ちなみに、カナダのパトリック・チャンは 81.66点で3位に留まっています。
女子シングルのロシア勢の2選手、エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワに負けそうです。

ネイサン・チェンはやはりメンタルの弱さを露呈してしまいました。
日本はいただきました!

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月7日「宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル」はこちら。

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⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

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羽生結弦はいいのか悪いのか、ブライアン・オーサーの心理戦

平昌五輪前のコメントはどこまでがほんとうか

平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦。
負傷後は練習拠点のカナダ・トロントに戻り、リハビリとトレーニングに励んできました。

ブライアン・オーサーコーチは江陵の本番会場で羽生結弦に関する取材に応じ、個人戦への出場を断言しました。
合わせて、調整日数の不足から団体戦の回避も明言しています。
けがの原因となった4回転ルッツについては「準備ができていない」としてプログラムに組み込まないと語りました。

これまでファンはもとより、世界が注目していた羽生結弦のオリンピック出場がようやく確定しました。

ブライアン・オーサーは自信たっぷりに語る?

羽生結弦は1月上旬に氷上練習を再開したばかりですが、日ごとに力強さが増しています。
4回転ジャンプを跳び、曲を通して滑っています。
スピードとキレが戻り、いまは体力と持久力を戻すトレーニングを積んでいます。
(私はあまりにも順調すぎると感じました。)

ブライアン・オーサーコーチは個人戦までに万全の状態になると自信たっぷりに語り、太鼓判を押しました。
が、この太鼓判は金メダル獲得という意味なのでしょうか。
(メダル候補に名前の挙がる他の選手も指導していますから、使いにくいというのは分かりますが・・・。)

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コンディションの実際のところは推察が難しい

羽生結弦は故障後に公の場に姿を見せていません。
本人が発したコメントは目標への決意や本番への努力に関するものが中心で、肝心の状態や練習に関する情報が含まれていません。

実は、ブライアン・オーサーコーチが記者団に語った内容にもそれほど具体性がないことに気づきます。
コメントから受ける印象より、実際のところはいいのか悪いのか推察できません。

何せSPとFSの最終的なプログラム(ジャンプ構成)がまだ固まっていません。

勝負は高難度ジャンプの構成だけで決まらない

勝負のかぎとなる4回転ジャンプについては、高難度のルッツを封印し、ループ、サルコウ、トウループを組み込むというのは間違いないでしょう。

羽生結弦は2シーズン前のGPファイナルでサルコウ、トウループの2種3本でFS世界最高得点を出しました。
そして、昨シーズンの世界選手権でこれにループを加えた3種4本で世界最高得点を更新しました。
演技構成点とジャンプのGOE(出来栄え点)で勝負できることを証明しました。

ブライアン・オーサーコーチはオリンピックシーズンの当初から「ジャンプは一つの要素にすぎない。羽生結弦は他のすべての要素で勝っている」と語っていました。
勝負は高難度ジャンプの構成だけで決まらないと本人にもファンにも強調したのです。

このコーチはもともとトータルパッケージでの戦いを重んじてきました。

オーサーは「見くびっては困る」と言い放った

ブライアン・オーサーコーチは五輪が迫る時点での負傷という危機でも平静さを保ち、復帰の努力を続ける羽生結弦から感銘を受けたそうです。

金メダル争いは羽生結弦と宇野昌磨、米国のネイサン・チェンに絞られたように思います。
史上初めて5種類の4回転ジャンプを決めたネイサン・チェンは、オリンピックシーズン無敗で本番に臨みます。
そこに、スペインのハビエル・フェルナンデス、中国の金博洋(ボーヤン・ジン)が絡んでくる展開でしょうか。

とはいえ、羽生結弦がジャンプのノーミスを含めて完成度の高い演技を行えるならば、だれも勝てないでしょう。
そうなると、焦点はどれくらいコンディションを整えられるかですが、羽生結弦は逆境に強く、短期間で立て直せる術を心得ています。

ブライアン・オーサーコーチは「彼を見くびっては困る」と言い放ちました。
米国のディック・バトンが1948年サンモリッツ五輪、1952年オスロ五輪で成し遂げた連覇の偉業に挑みます。
66年振りの快挙となるのでしょうか。

金メダル請負コーチの名声と地位を保持したい

ブライアン・オーサーはオリンピックの「金メダル請負コーチ」の名声と地位を確立しました。
それを保持するために技術面の指導を行うだけでなく、選手が有利に本番で戦えるように渾身の知恵を絞ります。

韓国のキム・ヨナ(金妍児)を2010年バンクーバー五輪で金メダルへ導いた際にはしきりに不安を口にしました。
そのキム・ヨナはショートプログラム(FS)でもフリースケーティング(FS)でも歴代最高得点を記録し、最大のライバルとされた浅田真央を圧倒しました。
ブライアン・オーサーコーチは選手のプレッシャーをいかに減らすかに心を砕きます。
私はキム・ヨナが過度の期待の重圧から守られていたと感じました。
伸び伸びと楽しそうに滑っていたキム・ヨナの姿が目に浮かんできます。

ブライアン・オーサーコーチは羽生結弦の団体戦の出場を意図的に取り止めたと考えられなくもありません。
鉄のカーテンを下ろし、緘口令を敷いたうえで、どうにも解釈できそうな情報を出しています。

選手の性格や状況、環境に応じた情報のコントロールに長けており、コメントの信憑性がつかみにくい。

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愛弟子の一大事に心理戦でライバルを揺さ振る

ブライアン・オーサーコーチはメンタルの要素がフィギュアスケートの勝敗を著しく左右することを知り尽くしています。
とくに4年に一度の大舞台でライバルの調子や出来が気になるとミスを犯します。
(それ以前に、ジャンプ構成の基礎点が見えないのは心に引っかかるし、いやでしょう。)

ブライアン・オーサーコーチは本音ではスペインのハビエル・フェルナンデスは金メダルまでは獲れないと考えています。
むろん、自分が指導する選手ですので表彰台に立たせたいとは思っています。

そこで、本人と同じくらい羽生結弦の金メダルを望んでいます。
しかし、コンディションが上がっているとしても、試合勘がかなり鈍っています。
歴代最高得点の保持者にとってもぎりぎりの戦いになると踏んでいます。

私はブライアン・オーサーコーチが愛弟子の一大事に心理戦でライバルを揺さ振ろうとしているように思います。
攪乱のターゲットは宇野昌磨とネイサン・チェンです。

私は平昌五輪で日本人のコーチが選手に金メダルを獲らせられるかどうかにも興味があります。

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宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル

国民の注目が集まり、期待が高まる

平昌五輪フィギュアスケートの男子シングル。
宇野昌磨はオリンピックに初出場となります。

世界で絶対王者とされてきた羽生結弦がけがの回復が遅れ、「ぶっつけ本番」で個人戦に臨みます。
私はいまも実力が突出していることを疑いませんが、この状況ではさすがに金メダルを獲れないと考えています。

そこで、フィギュア好きの日本人の注目が集まり、期待が高まっているのが宇野昌磨です。
「伸び盛り」という言葉をかぶせたいのですが、オリンピックシーズンに得点を伸ばそうとするあまり調子を落としています。

宇野昌磨は歴代2位の高得点記録者

とはいえ、昨年の世界選手権で321.59点の羽生結弦に迫る319.31点という高得点を出し、2位になりました。
ショートプログラム(SP)もフリースケーティング(FS)も自己ベストを更新しています。

ちなみに、歴代最高得点は羽生結弦が2015年GPファイナルで記録した330.43点です。
それに続くのは宇野昌磨が2017年ロンバルディア杯で記録した319.84点です。
羽生結弦のコンディションが上がらなくて得点を伸ばせない展開では、宇野昌磨が勝利を収めて何の不思議もないのです。

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祖父・洋画家の宇野藤雄が金予知絵

そして、平昌五輪で宇野昌磨が表彰台の一番高いところに上ると確信しているのが、宇野昌磨の90歳の祖父、洋画家の宇野藤雄氏です。
カンヌ国際展グランプリなど多くの受賞歴を持ちます。
作品はプラハ国立美術館、タヒチのゴーギャン美術館などにも収蔵されています。

私は宇野昌磨の演技に芸術の香気を感じてきましたが、血筋だったのですね。
当初から並外れた「表現力」を発揮してきました。

祖父の宇野藤雄氏は昨年10月から3か月をかけ、孫の宇野昌磨がオリンピックで優勝する「予知絵」を完成させています。

間もなく本番を迎えようとする宇野昌磨には最高の応援になるでしょう。

宇野昌磨にジャンプの転倒を奨める

祖父は宇野昌磨に「試合のたびに転ばなきゃダメだ」と言ってきたそうです。
そのせいでしょうか、宇野昌磨はオリンピックシーズンで転びっ放しでした。

そのうえで、転んだ原因を追究して本番で転ばないようにしなさいとの教えです。
祖父は宇野昌磨が転ぶたびに金メダルを確信したとか。
私にはこの芸術家の話が深すぎて、いささかついていけません。

「人々がゴッホの絵に感動するのは狂気があるから」。
フィギュアスケーターも芸術家であり、自分自身との真剣勝負を求められるそうです。

周囲に舞子が配される『氷上の舞』

絵画のタイトルは『氷上の舞』。
白い衣装の宇野昌磨が中央でポーズを取り、周囲に日本文化の象徴としての舞妓が配されています。
鑑賞に耐えられる作品にするという狙いからです。

金メダルを獲得した暁には絵を展覧会で発表したうえで本人にプレゼントします。
そうならなかったらどうするのかと突っ込みたくもなりますが、そのときはそのときなのでしょう。

祖父の思惑どおり、宇野昌磨がノーミスで滑り、なおかつ完成度の高い演技を見せられるならば、予知絵の効き目があったということです。

◆書き加え(2月6日)

宇野昌磨は団体戦の朝寝坊が心配!?

宇野昌磨が韓国・仁川空港に到着し、報道陣の取材を受けています。

団体戦はSPが開幕日の2月9日、FSが12日に行われ、どうやら先陣を切ってSPのほうを滑ります。
羽生結弦は調整が遅れて団体戦を回避しますので、宇野昌磨がエースとなります。

試合の実感が湧いていないようですが、「いい順位を取れるようにしたい」と日本チームへの貢献を誓いました。
しかし、4年に一度の大舞台の雰囲気に慣れる意味合いが強いはずです。

注目の個人戦はSPが2月16日、FSが17日に行われます。
宇野昌磨は「メダルを獲ることは重要」としつつも、「結果を出すためには自分が練習してきたことを出すのが近道」と語りました。
2位に終わった四大陸選手権の後に地元の名古屋で「質」に重きを置いた濃い練習ができたと明かしました。

今大会のフィギュアスケートは午前開始です。
宇野昌磨は朝が大の苦手ですので、「当日は寝坊しないように気をつける」と語りました。
いまのところは自然体です。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月5日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

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平昌フィギュア男女シングル、メダル争いの不安材料

期待の高まりに反し、雲行きが怪しくなる

平昌五輪の開幕が迫り、日本のお家芸のフィギュアスケート男女シングルに期待が高まっています。
それに反し、雲行きが怪しくなってきました。

メダル争いに加われそうな女子シングルの坂本花織と宮原知子、男子シングルの宇野昌磨と羽生結弦の4選手はそれぞれが不安材料を抱えています。
日本勢はかならずしも展望が明るいといえません。

坂本花織はうおのめの痛みで追い込めない

オリンピック前の最後の調整の機会となった四大陸選手権で坂本花織がうおのめで苦しんでいることが判明しました。
練習でジャンプを嫌がった理由がそれでした。
本人は中野園子コーチに視線を送り、首を横に振りました。
痛みに耐えられなかったのでしょう。

試合では応急手当てを施して逆転優勝を果たしました。
この大会では若さと勢いで乗り切ることができました。

しかし、このうおのめには現役を引退した鈴木明子もソチ五輪で悩まされました。
スケート靴できつく締めた足で滑り、そして跳ぶフィギュア選手にとっては職業病といえます。
こじらせると厄介であり、パフォーマンスが落ちます。

坂本花織は本番へ向けて猛練習を積んでいるはずです。
さらに悪化しないことを祈るばかりです。
逆に、うおのめの痛みで追い込んだ練習ができない恐れもあります。

ほかにも右肩痛に悩まされています。

category:坂本花織ブログはこちら。

宮原知子は右足甲の炎症でうまく跳べない

四大陸選手権でショートプログラム(SP)1位の宮原知子がフリースケーティング(FS)の演技後半のジャンプで転倒し、優勝を逃しています。
濱田美栄コーチの試合後のコメントにより右足甲の炎症を抱えていたことが判明しました。
宮原知子が転ぶのはよくよくのことですが、ほかに2度の「回転不足」を取られています。
ジャンプで違和感があったからでしょう。

「練習の虫」の宮原知子は左股関節の疲労骨折で、つい最近まで10か月ほど試合に出られませんでした。
右足甲の炎症はおそらく復帰の前後の猛練習が関係しています。
頑張りたいという気持ちを抑えながら慎重に調整を進めないと悪化しかねません。

足を痛めてしまっては高難度のジャンプはまず跳べません。

category:宮原知子ブログはこちら。

宇野昌磨は崩壊した安定感を取り戻せない

四大陸選手権でSP1位の宇野昌磨がFSで中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)にまさかの逆転負けを喫しました。
私は余裕の逃げ切りを予想していましたので、この結果には驚きました。

このブログで幾度か述べていますが、宇野昌磨はオリンピックシーズンが深まるにつれて最大の強みだった演技の「安定感」が崩れました。
とりわけ昨年12月のGPファイナルと全日本選手権ではその後の会見で自信喪失状態に陥っていたことが判明しています。
GPファイナルでは平昌五輪でライバルとなる米国のネイサン・チェンに自信を持たせてしまいました。
また、全日本選手権では連覇を果たしましたが、羽生結弦がけがで欠場していました。
自分が納得できる勝利と呼べない得点でした。

ただし、四大陸選手権は完成度を優先させ、ジャンプ構成の難度を落としました。
心身の負担の軽減により、今シーズンの調子の急降下に歯止めをかけられました。
なかでも鬼門となっていた4回転トウループを決められたことはプラスです。

とはいえ、回転不足や転倒が出て、本調子にほど遠い出来に変わりはありません。
本番ではジャンプミス一つで表彰台から弾き飛ばされるかもしれません。

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羽生結弦は情報を出せない事情がありそう

GPシリーズ「NHK杯」の前日練習で右足関節外側靱帯損傷のけがを負った羽生結弦は年明け1月初旬に氷上練習を再開したばかりということが判明しました。
(治ったのでなく見切り発車ということも考えられます。)

ブライアン・オーサーコーチが箝口令を敷いています。
練習の強度はどのくらいか、4回転ジャンプを跳んでいるのかなど、現時点の体力と調子、本番での得点を推察できる情報がまるでありません。

練習期間が短く、羽生結弦は平昌五輪にベストコンディションで臨めません。
4種類にまで増やした4回転ジャンプとその本数を減らすはずですので、基礎点がかなり低くなります。
難度を落としたジャンプ構成でネイサン・チェンなどのライバルと戦いますのでノーミスが五輪連覇の絶対条件になりますが、試合勘が鈍っているので容易でありません。

それ以前に、復活を目指した練習のなかで無理を重ねているかもしれません。
けがを悪化させて出場を取り止める事態もありえます。

熱烈なファンが大勢いる選手ですから、もうちょっと情報を出してあげてほしい。
皆、やきもきしているはずです。
それとも情報を出せない事情があるのでしょうか。

category:羽生結弦ブログはこちら。

私は、男子シングルでメダル2個、女子シングルでメダル1個を期待しています。
ロシアの2選手が突出する女子については銅メダルになりますが、男子については金メダルと銀メダルになることを願っています。
しかし、このブログで述べたように4選手が大きな不安材料を抱えていることも事実です。

◆書き加え(2月3日)

羽生結弦はぶっつけ本番ながら個人戦出場

このブログは2月1日に書きました。

きょう羽生結弦が個人戦で復帰することが発表されました。
情報が遅すぎますが、何はともあれよかった!!!

予想されていた団体戦は損傷個所の負担を軽くするために出場しません。
羽生結弦は文字どおりの「ぶっつけ本番」になります。
男子シングルは、2月16日にショートプログラム(SP)、17日にフリースケーティング(FS)が行われます。

なお、羽生結弦の回復の度合がもっともはっきりするのはSPとFSのジャンプ構成です。
それがまだ発表されていないのは、固めきれていないからです。
調整の水準を踏まえ、ぎりぎりのタイミングで決めるのかもしれません。

この状況で彼に金メダルを望むのは酷でしょうか。

category:冬季五輪はこちら。

◆書き加え(2月6日)

4回転ルッツ以外のジャンプはすべてOK

ブライアン・オーサーコーチは5日、羽生結弦が故障の原因となった4回転ルッツを回避することを明らかにしています。
逆に言えば、そのほかのジャンプは跳べます。
金メダルを狙えると太鼓判を押しました。
もしそうなら尋常でない回復力です。

◆書き加え(2月6日)

羽生結弦は万全の状態で個人戦に出場可能

ブライアン・オーサーコーチが平昌五輪の本番会場となる江陵アイスアリーナで報道陣の取材に応じ、「羽生結弦は 100%回復する」と楽観的な見通しを述べました。
私には奇跡としか思えませんが、個人戦に万全の状態で出場できるとのこと。

練習ではループ、サルコウ、トウループの3種類の4回転ジャンプに絞って跳んでいます。
現在は曲をかけて演技を通す練習を行うとともに、スタミナを取り戻すための練習も積んでいます。
日に日に状態が上向いているということです。

羽生結弦はGPシリーズ「ロシア杯」以来の4か月振りの実戦となりますが、本人もオーサーコーチもどちらも自信があると語っています。
私はさすがに金メダルを獲るのは難しいと考えていましたが、66年振りの五輪連覇もありうる状況です。

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宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪

眠くて体がぐらつき、朝練をやめる

平昌五輪のフィギュアスケートは異例となる午前に行われます。
表彰台を狙える有力選手は練習開始の時刻を早め、本番で最高のパフォーマンスを発揮できるように体を慣らしています。

金メダルの最有力候補の一人として名前が挙がる宇野昌磨も全日本選手権以降、「朝練」に取り組みました。
朝練とは朝の練習ですが、ニュアンスとしては「早朝練習」のこと。

ところが、宇野昌磨は四大陸選手権の前に「朝早いのがきつすぎてやめました」と明かしています。
眠くて昼の練習で体がぐらつくようです。
「しょうまないなぁ」とダジャレを言うのはよしましょう。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

宇野昌磨体内時計はクマ並みに正確

宇野昌磨は確か「時差」にも弱かったと思います。
ちなみに、平昌五輪は時差がありません。
東にある日本のほうがいくらか時間が進んでいますが、問題にならないでしょう。

私が書斎で飼うクマ(アメショー)は7時きっかりにえさを食べはじめます。
ちょっとでも遅れようものなら、がぶっと人間に噛みつきます。
彼のポリシーとして一切、手加減はしません。

宇野昌磨はいわゆる「体内時計」がとても正確に動いています。
人より2〜3時間遅れているだけのことです。

平昌五輪本番だけ頑張ることにした

実は、以前から「朝は苦手」と公言していました。
夜の世界に生きる男みたいです。
国民栄誉賞を受賞した羽生善治永世7冠に負けない凛とした寝癖をつけて公式練習に来ることもありました。

⇒2017年12月7日「宇野昌磨GP王者と羽生善治永世七冠、勝負師の寝癖」はこちら。

というわけで、宇野昌磨は「試合のときだけ頑張ろうって思って」と語りました。
要は、平昌五輪の本番は気合で乗り切れるという読みです。
余裕なのか呑気なのか分かりません。

そうは問屋が卸さないかもしれない

私はそうは問屋が卸さないかもしれないと思いました。
いくらかは試合の時間帯に体を慣らしておいたほうがいいでしょう。
しかも、宇野昌磨の朝練は9時開始らしく、私が18歳から携わった新聞配達のように日の出前でありません。
単に午前中の練習です。

本人はマイペースの調整を貫いてオリンピックに臨みます。
いろいろなことに過敏になりすぎてもいい結果は得られません。
私はちょっと気がかりですが、よしとしましょう。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

樋口美穂子コーチとタブレット確認

とはいえ、宇野昌磨はのんびりと練習をやっているわけではありません。
彼に限りませんが、いまどきの選手は科学的です。
とくに得点源の4回転ジャンプについては樋口美穂子コーチとタブレットで映像を確かめて修正に努めています。
スピードやタイミング、幅や高さ、空中姿勢や着氷姿勢などを細かく見ているのでないでしょうか。
ミスを犯さないようにするのは当然として、GOE(出来栄え点)を貪欲に高めようとしています。

演技の完成度を優先した結果、本番のフリースケーティング(FS)では4回転ジャンプを4種5本から3種4本に減らしました。
ジャンプ構成の基礎点を下げましたので、なおさらGOEにこだわっているはずです。
その差で金メダルを獲ったり逃したりするという試合展開になるかもしれません。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

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宮原知子と濱田美栄コーチ、自己ベストの平昌五輪

濱田美栄コーチは負担と疲労を心配

フィギュアスケートの女子シングル。
平昌五輪代表の宮原知子は、本番へ向けての調整の機会と位置づけて四大陸選手権に出場しました。
それと、本番へ向けての最後の実戦と位置づけて出場したはずです。

宮原知子は長期のけがから復帰してGPシリーズ2戦、GPファイナル、全日本選手権の4大会で滑りましたが、自分の気持ちとしては試合の感覚をもっと磨いておきたかったのでしょう。

実は、濱田美栄コーチは出場を見送るように助言しました。
練習の強度を上げ、短期間で4試合に出場した身体的な負担と疲労を心配したのです。
それに対し、宮原知子は自ら志願して四大陸選手権に出場しました。
(私は後で知ったのですが、これが強行出場気味でした。)

宮原知子はジャンプで痛みを感じる

宮原知子はショートプログラム(SP)で1位に立ちましたが、フリースケーティング(FS)で3位に落ちました。
SPで僅差の2位につけていた平昌五輪代表の坂本花織に逆転されたというより、自分のミスで敗れました。
平昌五輪代表になれなかった昨年の覇者、三原舞依にも抜かれています。

濱田美栄コーチが試合後に明かしたのは、1月上旬に右足甲に炎症が出て、本人が大会前に不安を感じていたことでした。
ジャンプを跳ぶときに痛みを感じるとかで、安定感が持ち味の宮原知子がFSの演技後半の3回転サルコウで転倒したわけが分かりました。
ロシアのエフゲニア・メドベージェワもそうでしたが、滅多に転ばない選手が転ぶときにはたいてい故障を抱えています。

category:宮原知子ブログはこちら。

選手にブレーキをかけるのは難しい

宮原知子は記者会見で「自信がなかった」と語り、悔し涙を流しました。
ならば、私は休むべきだったと思います。
本人が課題と話していた「回転不測の克服」も果たせませんでした。

優秀なコーチでも選手の頑張りたいという気持ちにブレーキをかけるのは難しい。
(羽生結弦でも現役を引退した浅田真央でもそうでした。)
本人の意向を無視して出場をやめさせると信頼関係が崩れてしまいます。

膝を交えて話し合っても選手の意思が変わらなければコーチが譲るほかにありません。
我慢、我慢の職業なのです。

敗北経験をモチベーションに変える

私がちょっと救いを感じたのは、全日本選手権を 100とするなら、四大陸選手権は60くらいの状態だったという言葉です。
本人は「ジャンプの面で見直さないといけない。そこをしっかり調整したい」と口にしました。
この敗北経験をモチベーションに変え、本番までにコンディションをしっかりと整えてくると信じます。

ロシアの2選手の平昌優位は動かず

平昌五輪ではロシア(個人参加)のエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの2選手の優位はまず動きません。
欧州選手権で苦もなく 230点台を出し、金メダル争いは 240点前後になりそうだと感じさせました。

しかしながら、銅メダルを争う選手にはそれほど大きな力の差がありません。
日本の2選手に加え、ロシアのマリア・ソツコワ、カナダのガブリエル・デールマンとケイトリン・オズモンド、米国のブラディー・テネルと長洲未来、イタリアのカロリーナ・コストナーの名前が挙がります。

宮原知子はけがの苦労を味わっていますので、復帰戦のエフゲニア・メドベージェワの演技を称えています。
おおいに刺激も受けたはずです。

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宮原知子は 225点で銅メダルに届く

「練習の虫」とされる宮原知子は努力を積み重ね、技術力を高めただけでなく表現力を培ってきました。
世界のトップクラスの選手と演技構成点でも引けを取りません。
(観戦して楽しめるようになりました。)

女子シングルではSPで75点を出せると、FSで 145点を出すことで 220点台に届きます。
宮原知子も坂本花織もSPの点数をいくらかでも伸ばしたいところです。

私は3位に食い込むには 225点が必要になるのでないかと考えています。
そこにもっとも近いのはノーミスで滑ったときの宮原知子でしょう。
ちなみに、宮原知子の自己ベストは218.33点です。
右足甲の痛みは心配ですが、万全な状態で滑るなら決して不可能な点数でありません。
(ロシアの2選手が致命的なミスを犯せば、順位が引っ繰り返ることもありえます。)

本人も表彰台に狙いを定めています。
やってくれるでしょう。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月30日「宮原知子、平昌「練習の虫」作戦は大丈夫か?」はこちら。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2018年1月7日「宮原知子選手に憧れました・・・」はこちら。

⇒2017年12月31日「宮原知子の演技はお年玉並みの安定感」はこちら。

⇒2017年12月29日「宮原知子といえば練習の虫、辛抱の天才」はこちら。

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羽生結弦は平昌五輪団体戦回避、金メダル絶望的?

かろうじて本番に間に合わせられそう

平昌五輪フィギュアスケートの男子シングル。
右足首のけがからの復活を目指していた五輪王者・羽生結弦に関する情報がようやく出てきました。
結論として、オリンピックに出場します。

私はこの知らせにほっとするとともに、いまだにリハビリ中という印象を受けました。
めどが立ったというより、かろうじて本番に間に合わせられそうという状況でしょう。
要は、完全に治癒していないのです。

category:羽生結弦ブログはこちら。

ジャンプ練習を始めたのはつい最近?

昨年11月のGPシリーズ「NHK杯」の前日練習で4回転ルッツを跳んで転倒し、「右足関節外側靱帯損傷」の診断を受けました。
当初は3〜4週間で元どおりのパフォーマンスを発揮できる見込みでしたが、回復が遅れに遅れました。
年末の全日本選手権を欠場しましたが、抜群の実績から救済措置が適用され、平昌五輪代表に選ばれました。
世界王者にも返り咲いていますから、何の異論も出ません。

羽生結弦は練習拠点のカナダ・トロントに戻り、懸命の治療とリハビリに努めました。
ところが、実際に氷上練習を再開できたのは年が明けてからでした。
おそらくスケーティングのトレーニングが可能になったという状態です。
得点源となる4回転ジャンプの練習を始めたのはつい最近でないでしょうか。

団体戦は出ないのでなく、出られない

羽生結弦は団体戦を回避し、個人戦で復帰します。
個人戦への集中、損傷箇所への負担の考慮などが理由に挙げられていますが、開幕日2月9日に始まる団体戦に出場できないと考えるのが普通です。
そこまでにコンディションを整えられないのです。
それくらいけがが重傷だったわけで、ようやく回復途上に差しかかった段階だと思います。

昨年10月のGPシリーズ「ロシア杯」以来4か月ぶりの実戦になります。
大舞台で必須となる「試合勘」がほぼ失われていますので、滑られる状態ならば絶対に出場します。

羽生結弦は初出場だったソチ五輪で団体戦のSPで首位に立ち、その勢いに乗って個人戦の優勝を収めています。
最大のライバルと目されたカナダのパトリック・チャンやロシアのエフゲニー・プルシェンコを上回り、自信を持つことができました。

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かすかな救いは逆境にとても強いこと

私はこのブログで「ぶっつけ団体」という記事を書きましたが、それも叶わずに「ぶっつけ本番」になってしまいました。
しかしながら、かすかな救いがないわけでありません。
羽生結弦はプレ五輪大会として本番会場の江陵アイスアリーナで行われた昨年の四大陸選手権で滑りました。
このアイスリンクを経験しているのです。

さらに、私は逆境にとても強い選手という印象を持っています。
むろん、万全のコンディションならば平常心で滑るだけでライバルを寄せつけない実力を備えています。

壮絶な逆境を乗り越え、メダルを獲る

羽生結弦は米国のディック・バトン以来66年ぶりの2連覇が期待されていました。
しかし、プログラムを通して滑り切れるスタミナがついているかも疑問です。

男子シングルは、2月16日にショートプログラム(SP)、17日にフリースケーティング(FS)が行われます。
羽生結弦は2月中旬に現地入りの予定ですから、試合の直前になります。
時差への対応にはあまりに日数が足りません。
(時差のない日本で滑るのでしょうか?)

羽生結弦を巡る状況は絶望的といえます。
「強行出場」に近いと思います。
それでも世界中のファンに期待を抱かせるのがスーパースターです。

私は順序はともかくとして、羽生結弦と宇野昌磨のワンツーフィニッシュの希望を捨てていません。
壮絶な逆境を乗り越え、金メダルか銀メダルを獲得してほしい。

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◆書き加え(2月6日)

4回転ルッツ以外のジャンプはすべてOK

ブライアン・オーサーコーチは5日、羽生結弦が故障の原因となった4回転ルッツを回避することを明らかにしています。
逆に言えば、そのほかのジャンプは跳べます。
金メダルを狙えると太鼓判を押しました。
もしそうなら尋常でない回復力です。

◆書き加え(2月6日)

羽生結弦は万全の状態で個人戦に出場可能

ブライアン・オーサーコーチが平昌五輪の本番会場となる江陵アイスアリーナで報道陣の取材に応じ、「羽生結弦は 100%回復する」と楽観的な見通しを述べました。
私には奇跡としか思えませんが、個人戦に万全の状態で出場できるとのこと。

練習ではループ、サルコウ、トウループの3種類の4回転ジャンプに絞って跳んでいます。
現在は曲をかけて演技を通す練習を行うとともに、スタミナを取り戻すための練習も積んでいます。
日に日に状態が上向いているということです。

羽生結弦はGPシリーズ「ロシア杯」以来の4か月振りの実戦となりますが、本人もオーサーコーチもどちらも自信があると語っています。
私はさすがに金メダルを獲るのは難しいと考えていましたが、66年振りの五輪連覇もありうる状況です。

◇◆◇

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⇒2018年1月31日「羽生結弦、平昌SP・FSジャンプ構成はいかに?」はこちら。

⇒2018年1月17日「高橋大輔と小塚崇彦が羽生結弦にエール」はこちら。

⇒2018年1月8日「羽生結弦ファン、ぶっつけ団体へ願掛け」はこちら。

⇒2018年1月1日「羽生結弦ファン、足の神社で回復祈願と足湯交流」はこちら。

⇒2017年12月19日「羽生結弦の欠場に平昌五輪開催の韓国が悲鳴」はこちら。

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坂本花織は平昌五輪で残り一人の表彰台へ

3戦連続の 210点超えは本物と語っていた

平昌五輪フィギュアスケート女子シングル代表の坂本花織はGPシリーズ「スケートアメリカ」、全日本選手権、四大陸選手権で合計 210点を超えています。
本人は四大陸選手権の前に「3戦連続で出せたら本物」と語っていましたが、それを成し遂げて初優勝を飾りました。
(国内大会の全日本選手権は非公認記録になります。)

異例の午前開始に備え、朝型生活に改める

坂本花織は競技開始が異例の午前となった本番に備えて「朝型生活」に改めています。
夜間練習を早めに切り上げ、午後10時頃には寝床に入っているようです。
早朝練習に慣れ、だいぶ動けるようになりました。

どうやら楽観的で精神面でも図太さを持つ

坂本花織はもともと明るく楽観的な性格なのでしょう。
全日本選手権では緊張してしまって記憶がないと言いながら、ほぼノーミスで滑り切りました。
無欲だったことが好ましい影響を及ぼしたのかもしれませんが、213.51点で銀メダルをつかみ、圏外から五輪代表切符をさらいました。

女子フィギュアスケート選手としては決してスマートといえません。
しかし、身体面だけでなく精神面でも図太さを持っているようです。

category:坂本花織ブログはこちら。

身体能力が抜群に高く、ジャンプが力強い

坂本花織の特徴は身体能力が抜群に高いことでしょう。
調子がよく、しかも攻撃的に跳んだときのジャンプは日本選手としては素晴らしい高さと幅があります。
力強さでは海外選手にあまり見劣りしません。
高難度ジャンプを得意とすることは現行の採点法で明らかに有利になります。

緊張に打ち克てるならば 220点超えも可能

坂本花織は世界ランクが高くありません。
オリンピックのメダル候補とは見なされていないはずです。

・・・ところが、どっこい。
私は坂本花織が本番の緊張に打ち克って滑れるならば、 220点超えを果たせると思います。
実質残り一人の表彰台に立てる可能性さえ出てきます。

勢いと気合でそのまま突っ走っていきたい

「自分は勢いとか気合とか、ガッツ系の言葉しかない。そのまま突っ走っていきたい」と決意を新たにしました。
名前を伏せると暴走族の発言と間違われます。
私は業績の立て直しを引き受けたクライアントで関係者を集め、「営業は暴走だっ!」と叫びつづけてきました。

おおらかな性格は大舞台で味方となるはず

坂本花織は四大陸選手権の優勝後に現地名物、アツアツジューシーな「小籠包」を10個ほどほおばったそうです。
一年前の世界ジュニア選手権では大会前に食べすぎて胃もたれを起こし、薬を服用する事態になっています。
おおらかな性格ということも大舞台では味方をしてくれるでしょう。

また、四大陸選手権で痛んだうおのめについても、同じ経験を持つ選手の対処法を参考にしながら、本番を乗り越えるつもりです。

坂本花織は大舞台が似合う選手になった!

坂本花織は大激戦の代表選考レースを勝ち抜き、おおいに自信をつけました。
徐々にですが、大舞台が似合う選手になってきました。
うおのめや小籠包でマスコミに話題を提供するコツもつかんだようです。

FSはトリプルアクセルで勝負をかけない

なお、FSにトリプルアクセル(3回転半)を入れて勝負をかけるかもしれないと見られていましたが、うおのめの悪化もあり、五輪本番ではなさそうです。

それでも伸び代を残しており、四大陸選手権から平昌五輪までの期間にどれくらい得点を上澄みするかが楽しみです。
最大で20点の自己ベスト更新が考えられます。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月2日「坂本花織、平昌五輪はジャンプGOEで稼ぐ」はこちら。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2017年12月25日「エース宮原知子と伸び盛り坂本花織が平昌五輪代表」はこちら。

⇒2017年12月22日「伏兵・坂本花織と本命・宮原知子の対決へ」はこちら。

⇒2017年12月3日「坂本花織は自ら演技の余韻をぶち壊す」はこちら。

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坂本花織、平昌五輪はジャンプGOEで稼ぐ

オリンピックでの活躍が楽しみになった!

フィギュアスケート四大陸選手権の女子シングルで坂本花織が初優勝を飾っています。
五輪代表選出に重圧を感じながら、しかも右足裏のうおのめの激痛と闘いながら、立派な成績を残しました。
それにけちをつける気はありませんが、宮原知子の不調に助けられた側面もあります。

坂本花織はショートプログラム(SP)で全日本選手権覇者の宮原知子と僅差の2位につけました。
そして、フリースケーティング(FS)で逆転しています。
SPもFSも自己ベストであり、したがって合計得点214.21点も自己ベストです。

FS演技後半の5つのジャンプを着氷する

坂本花織は勝負のFSで冒頭の3回転フリップ−3回転トウループのコンビネーションジャンプ、3回転サルコウを立てつづけに決めて波に乗りました。
基礎点が1割増になる演技後半に5つのジャンプを置き、そのすべてを着氷しました。

坂本花織が大胆に攻めたときのジャンプは幅と高さがあります。
この大会では慎重さが目立ちましたが、それでもきちんとGOE(出来栄え点)を得ています。
(ジャンプが得意な彼女にとり、そのGOEは貴重な得点源です。)

category:坂本花織ブログはこちら。

スピンとステップでもっと得点を伸ばせる

坂本花織はここで行われた昨年の世界ジュニア選手権でもノーミスで滑っており、自分にとって験がいい場所という気持ちで臨んでいます。
そうしたゆとりも逆転劇を支えたのでしょう。
会心の演技を終え、両腕でガッツポーズを見せました。

坂本花織は気温の高い台北でうおのめの痛みがひどくなりましたが、それを乗り越えてSPとFSでおおよそパーフェクトな演技を行いました。
ただし、スピンとステップで取りこぼしが出ています。
本人は平昌五輪までの練習により、まだまだ得点を伸ばせると語っています。

伸び盛りの17歳が最後の調整機会を勝利で締め括り、私はオリンピックでの活躍が楽しみになりました。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2017年12月25日「エース宮原知子と伸び盛り坂本花織が平昌五輪代表」はこちら。

⇒2017年12月22日「伏兵・坂本花織と本命・宮原知子の対決へ」はこちら。

⇒2017年12月3日「坂本花織は自ら演技の余韻をぶち壊す」はこちら。

⇒2017年10月22日「樋口新葉と坂本花織のフィギュアGPシリーズ」はこちら。

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宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ

ようやくたどり着いた2つの結論とは

先日のブログ「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」の続きです。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

フィギュアスケート男子シングルの宇野昌磨はオリンピックシーズンでもがき苦しみ、本番直前にようやく2つのシンプルな結論にたどり着くことができました。
「.献礇鵐弭柔の難度を下げること!」は前回に述べました。

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宇野昌磨はミスなく滑れるように、ジャンプ構成の難度を下げます。
金メダルを狙う米国のネイサン・チェンが4回転ジャンプ競争を仕掛けるなかで、とても勇気のいる決断を下したといえます。

しかし、それでも絶対に失敗しないプログラムなどありません。
なぜなら、オリンピックで勝利をつかむためには、何とか跳べそうなジャンプを組み込まなければならないからです。
それが四大陸選手権で滑った平昌五輪用プログラムでした。

オリンピックへ向けた心の準備が整う

ところが、宇野昌磨はフリースケーティング(FS)の冒頭の4回転ループで回転不足を取られ、続く4回転フリップは転んでいます。

私はてっきり演技後にうなだれると思ったのですが、宇野昌磨は右手を突き上げながら崩れ落ちました。
そして、試合後に落ち着いたコメントを発しています。

オリンピックへ向けた心の準備が整ったことを感じさせました。

気持ちを切り替えてミスを引きずらず

宇野昌磨は前半の2つの4回転ジャンプについては確実に決められる水準に達していないと考えていました。
うまくいかない事態も想定し、ミスを引きずらずに滑ることを自らに誓っていました。

実際、気持ちを切り替えて2本の4回転トウループを含め、後半の5つのジャンプを決めています。
コンビネーションの4回転−2回転トウループ、単発の4回転トウループは課題になっていましたが、ここをクリアしました。

試合後の「(失敗したジャンプは)じゃんけんに負けたと考えた」という独特の表現に宇野昌磨が苦悩の末につかんだ「悟り」が見て取れます。

巻き返せるように後半の負担を減らす

全日本選手権で基礎点が 1.1倍になる後半に置いていた4回転フリップを前半に移しています。
これにより、後半の難しいジャンプがトリプルアクセルと4回転トウループだけになり、精神的な負担が減りました。
それ以前に、FSの4回転ジャンプを4種類、5本から、サルコウを抜いた3種類、4本に減らしています。
本番でわずかでも心の余裕を持てればGOE(出来栄え点)も得やすくなります。

4年に一度の大舞台で緊張を避けられないのはだれしも同じです。
が、そのうえに、不安だらけの心理状態で臨んでは結果を出せません。

宇野昌磨はオリンピックシーズンに多くのミスを犯し、自信を喪失していました。
本番への最後の調整の機会となった四大陸選手権で悪い流れを食い止められたことが演技後の充実感に満ちた表情になったのでしょう。
私は久し振りになかなかの出来だったと思います。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

宇野昌磨は万全の羽生結弦に勝てない

フィギュア男子シングルでメダル候補と目されているのは、羽生結弦、宇野昌磨、米国のネイサン・チェン、スペインのハビエル・フェルナンデスの4選手です。

羽生結弦が万全のコンディションに復調し、ノーミスで滑ったら宇野昌磨はもちろん、だれも勝てないでしょう。
この選手はいまでも突出していると私は思います。
また、ネイサン・チェンが基礎点の高いジャンプ構成をノーミスで滑ったら、宇野昌磨を上回るかもしれません。

しかし、この時期にライバルの得点を気にしたところでどうにもなりません。
自分が最高の得点を出せそうな作戦を立てて臨むほかにないのです。

宇野昌磨は平昌五輪金メダルに近づく

宇野昌磨は平昌五輪でジャンプ構成の難度を落としてノーミスの演技を目指しつつ、最悪の場合も想定して後半に失敗を挽回できるプログラムにするという結論に至りました。
それでも前半のミスを完全に取り戻せないことは、四大陸選手権で2位に終わった事実から容易に推察できます。

オリンピックの勝利の女神ははたしてだれに微笑むのでしょう。
私は宇野昌磨が四大陸選手権で何とか踏み止まった冷静さと粘り強さを見て、これは平昌五輪で勝てるかもしれないと思いました。

本番ではライバルもどんなミスを犯すか分かりません。
僅差の戦いになり、GOEの差で勝負が決着することも十分にありえます・・・。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月28日「宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件」はこちら。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

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羽生結弦、平昌SP・FSジャンプ構成はいかに?

羽生結弦の状態はいまだ最高機密

平昌五輪の開幕が迫ります。
フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦。

昨年のGPシリーズ第4戦「NHK杯」の前日練習で4回転ルッツの着氷に失敗して右足首の靱帯を損傷し、その後の全日本選手権を欠場しました。
過去の実績から救済措置が適用されて平昌五輪代表に選ばれました。

練習の強度は上がっているのか?

当初見込んだ回復時期が大幅に遅れ、氷上練習を再開できたのは年が明けてしばらく経ってからでした。
ブライアン・オーサーコーチが先日の欧州選手権で羽生結弦の状態について尋ねられ、「最高機密」と語っています。
順調ならば、最低限のコメントを発したはずです。

ブライアン・オーサーが「箝口令(かんこうれい)」を敷いたようです。
わずかでも強敵を攪乱するためでしょう。

というわけで、羽生結弦の近況に関する情報がまったく入ってきません。
(少なくも私は目にしていません。)

練習の強度は上がっているのでしょうか。
4回転ジャンプとそのコンビネーションジャンプは跳んでいるのでしょうか。
それ以前に、試合を通して滑れるだけの体力は戻っているのでしょうか。

本番でのジャンプ構成を固めた?

回復具合を踏まえ、オリンピック本番でのショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)のジャンプ構成を固めたはずです。
そうでないと間に合わせられません。
はたして4回転ジャンプは何種類、何本(何回)跳ぶのでしょうか。

難度を落とせば基礎点も下がる!

ソチ五輪以降は絶対王者として君臨し、スケーティングでも表現でも定評があります。
しかし、さすがに4回転ジャンプをプログラムに組み込まずに勝利を収めることはできません。

伸び盛りで今シーズン無敗の米国のネイサン・チェンは最高難度のプログラムで臨むはずです。
羽生結弦がジャンプの難度を落とせば基礎点もおのずと下がります。
きわめて不利な戦いになるのは間違いありません。

羽生結弦はノーミスはもちろんのこと、突出した完成度を目指していることでしょう。

category:羽生結弦ブログはこちら。

回復・金メダル祈願の絵馬だらけ

羽生結弦には熱烈なファンがいますが、平昌五輪が迫るにつれて不安が募っています。
このブログでも取りあげていますが、ファンの聖地「弓弦羽(ゆづるは)神社」に大勢が訪れています。
けがの回復、そして金メダルの獲得を願う絵馬が奉納されています。
それぞれに心のこもった言葉がつづられています。
なかには外国語で書かれた絵馬もまじります。

弓弦羽神社以外のゆかりの神社でも同様です。

ドイツメディアが羽生結弦を紹介

ウィンタースポーツが盛んなドイツのメディアが平昌五輪を彩るスーパースターを特集しています。
日本勢で唯一紹介されたのが羽生結弦でした。
「メガスター」という言葉が使われています。

当然の結論ですが、ディック・バトン以来となる66年振りの連覇はけがの回復次第としました。
逆に言えば、万全のコンディションならば金メダルが獲れるという予想です。
(私だってそう思っています。)

このメディアでも羽生結弦に関する現状を把握できていません。

オーサーコーチは万事うまくいく

先のブライアン・オーサーコーチはその際に笑顔で「羽生結弦に関しては万事うまくいく」と語っています。
自信ありげのコメントにも思えます。

羽生結弦が出場するフィギュア男子シングルは2月16日にSP、17日にFSが行われます。
そのコンディションと演技構成に対する注目は日に日に高まります。
(団体戦に出場するのでしょうか。)

◆書き加え(2月11日)

韓国到着も、ジャンプ構成はまだ

羽生結弦が先ほど韓国・仁川国際空港に到着しました。
インタビュアーの「状態は何パーセントか」というストレートな質問にしばらく答えられず、言葉を濁しました。

私がもっとも知りたいと思っていたジャンプ構成については「現地で調整してから決める」「選択肢がいろいろある。周りの状況を見て作戦を立てながら」と語っています。

この時点でもまだ固まっていないわけで、きわめて厳しい状況です。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月17日「高橋大輔と小塚崇彦が羽生結弦にエール」はこちら。

⇒2018年1月8日「羽生結弦ファン、ぶっつけ団体へ願掛け」はこちら。

⇒2018年1月1日「羽生結弦ファン、足の神社で回復祈願と足湯交流」はこちら。

⇒2017年12月19日「羽生結弦の欠場に平昌五輪開催の韓国が悲鳴」はこちら。

⇒2017年12月12日「羽生結弦、けが回復進まず全日本選手権欠場へ」はこちら。

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宮原知子、平昌「練習の虫」作戦は大丈夫か?

脱秀才宣言まで飛び出す

四大陸フィギュアスケート選手権の女子シングル。
ショートプログラム(SP)で1位の宮原知子はフリースケーティング(FS)でジャンプに回転不足と転倒が出て、同じ平昌五輪代表の坂本花織に逆転されました。
前年の覇者の三原舞依にも抜かれ、3位に甘んじています。
(さとちゃん、かち〜ん。)

大会前から左足甲に炎症

最大の持ち味だった「安定感」がもろくも崩れてしまいました。
濱田美栄コーチによれば、大会前から左足甲に炎症が出ていて、本人は不安を感じながら出場していました。
全日本選手権の状態を百とすると60くらいだったようです。
私はそれを知り、ちょっと安心しました。

category:宮原知子ブログはこちら。

2014年から日本勢トップ

宮原知子はこの四大陸選手権まで、全日本選手権だけでなく、2014年シーズン後に出場したGPシリーズ、GPファイナル、四大陸選手権、世界選手権の主要大会で日本勢のトップを守り抜いています。
よほど悔しかったのでしょう、試合後に「あまり自信がなくて」と涙を流しています。
(心のバリアーが取れたせいか最近は感情が素直に表れます。)

四大陸選手権は平昌五輪へ向けた最後の調整の機会だったのですが、実際に敗れてみるとショックを受けました。
「自分に負けてしまった。この瞬間から気持ちを切りかえていきたい」と語りました。

哲学じみたコメント発信

宮原知子は一夜明け、笑顔が戻りました。
「考えた結果、考えることをやめた」と哲学じみたコメントを発しています。
「もっと単純になりたい」と脱秀才宣言まで飛び出しています。

category:宮原知子ブログはこちら。

曲かけ・通し練習を倍増

さらに、台湾から帰国して、耳を疑う決意を明かしました。
平昌五輪まで練習量を倍増するというのです。

本番で自信を持てるようにするため、一日1回のSPとFSの曲かけ・通し練習を多くします。
これまでの「練習の虫」に磨きをかける作戦です。

復帰間もない体が悲鳴を上げるということはないのでしょうか。
また、炎症を起こしている左足甲がパンクしないのでしょうか。

宮原知子は四大陸選手権の出来を踏まえ、「ジャンプを見直さないといけない」と課題を口にしていました。
トップアスリートは皆、悔しさをモチベーションとして得点を伸ばしてきました。
それは承知していますが、私はかなり無謀と考えます。

奇跡的な追い込みでつかんだ初の五輪代表切符ですから、何としても故障は避けてほしい。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2018年1月7日「宮原知子選手に憧れました・・・」はこちら。

⇒2017年12月31日「宮原知子の演技はお年玉並みの安定感」はこちら。

⇒2017年12月29日「宮原知子といえば練習の虫、辛抱の天才」はこちら。

⇒2017年12月25日「エース宮原知子と伸び盛り坂本花織が平昌五輪代表」はこちら。

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メドベージェワがふるさと新潟へやってきた

平昌五輪フィギュア女子シングル
金メダル大本命が何と日本で調整

平昌五輪の開幕が目前に迫ってきました。
同門のアリーナ・ザギトワと並んでフィギュア女子シングルの金メダルの大本命と目されるロシアのエフゲニア・メドベージェワが新潟空港に到着したという記事を見て、私は驚きました。
(日本文化がお気に入りということも関係しているのでしょうか。)

本番へ向けた合宿を新潟市内のスケートリンクで行うようです。
記事によれば、一行はコーチとスタッフを合わせて約20人の大所帯です。

エフゲニア・メドベージェワは「大歓迎を受けて気分が高まっています。家にいるような温かい気持ちです」と語っています。

彼女がけがから復帰したのが先日の欧州選手権でした。
絶対的な強さを誇ってきた世界女王が、シニアデビューシーズンに負けなしのアリーナ・ザギトワとの直接対決に敗れました。
しかし、232.86点は高得点であり、ブランクを感じさせない滑りでした。

エフゲニア・メドベージェワは自己ベストが241.31点と歴代最高であり、新潟でコンディションを万全に整えられるなら、平昌五輪でアリーナ・ザギトワを上回れるでしょう。

category:フィギュアスケートはこちら。



こっそりとメドちゃんも応援する

私は昭和26年(1951年)に直江津市(現上越市)で生まれ、直江津小学校の卒業式の前日まで暮らしました。
新潟県を離れて54年近い歳月が経ちますが、ふるさとに対する思いは募るばかりです。
還暦を過ぎてからは一段と懐かしさを覚えるようになりました。

実は、FB(フェイスブック)で知った「首都圏新潟県人会」に参加することにしました。
新潟県のツインバード工業がつくったアンテナショップ「Gate CAFE」で行われます。
私が会社や自宅で用いてきたのは同社の照明器具です。
しかも、同社の創業が昭和26年です。
上越市出身者を含め、新潟県人が80名以上集まるとのことですから、大変な盛り上がりになることでしょう。
いまから交流を楽しみにしています。

エフゲニア・メドベージェワが平昌五輪までの練習拠点に新潟を選んだと知り、途端に親近感が沸いてきました。
私はもちろん日本選手を応援していますが、こっそりとメドちゃんも応援することにしました。
この2年間、世界のフィギュア女子シングルを牽引してきたことを考えると優勝を収めてほしい気もしています。

◆書き加え(1月30日)

エフゲニア・メドベージェワの意向が反映されて新潟が選ばれたわけでないと知りました。
誘致に力を入れた新潟市に加え、合宿の環境の快適性や韓国への交通の便のよさなどが理由のようです。
コーチが共通のアリーナ・ザギトワも今回のメンバーに含まれています。

練習拠点は新潟市中央区の新潟アサヒアレックスアイスアリーナとなる予定です。

◆書き加え(2月5日)

メドベージェワはけがが回復する

篠田昭新潟市長が合宿を訪れました。
アリーナ・ザギトワはもちろんのこと、エフゲニア・メドベージェワも絶好調だそうです。
けがは完全に回復したようです。
2選手は異次元の金メダル争いを見せてくれるでしょう・・・。

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宇野昌磨、平昌五輪金メダル獲得の必要条件

ようやくたどり着いた2つの結論とは

フィギュアスケートの男子シングル。
宇野昌磨はオリンピックシーズンにもがき苦しみ、平昌五輪直前にようやく2つのシンプルな結論にたどり着くことができました。
いささか遅すぎた感も否めませんが、このブログで2回に分けて述べたいと思います。

.献礇鵐弭柔の難度を下げること!

宇野昌磨は本番用プログラムを四大陸選手権で滑りました。
フリースケーティング(FS)では4回転ジャンプを4種類、5本からサルコウを抜いた3種類、4本に絞りました。
今シーズンは得点を伸ばそうとするあまり、ジャンプ構成がぐらついていました。

トップクラスのアスリートは「挑戦」という言葉を好んで用います。
これがとても曲者(くせもの)です。

挑戦は進化を遂げるうえで不可欠なのは承知していますが、本人が思っているほど前向きな意味を持つと限りません。
吠える犬のように「弱い自分」を隠そうとしていることもあります。

「挑戦」という言葉は恐怖心の裏返し

マスコミは選手が発する挑戦という言葉に飛びつきますが、記事にしやすく、読者(ファン)が喜ぶという理由です。
その言葉の背景に「勇ましい」とはやし立てるほどの価値があるかどうかを見極めているわけでありません。

挑戦の連呼は案外、メンタルの弱さの裏返しです。

有力なライバルが基礎点の高いジャンプ構成をノーミスで滑ったら勝てないという恐怖心に多分に支配されています。

男子シングルについては、有力選手ほど、米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンに振り回されました。
その結果、コンディションを崩したり、けがを負ったり・・・。

過去に多くの本命が自ら潰れていった

挑戦という言葉はままオリンピックの表彰台への欲と不安が混ざり合った精神状態で用いられています。
こうなるとむしろ後ろ向きの意味を持つわけで、過去にも多くの本命が自ら潰れていきました。

「大丈夫、勝とうとしても勝てない」

私は宇野昌磨と羽生結弦のどちらかに金メダルを獲得してほしいと思っています。

そのためには、自分がノーミスの演技を行い、それでもライバルが得点を上回ったら仕方がないとする覚悟と諦めが大切でしょう。
滑れるジャンプ構成で本番に臨むということです。
平たく言えば、ジャンプ構成の難度を下げるわけです。

自分が勝ちたくてもライバルに負けることがあります。
自分が勝てなくてもライバルが負けることがあります。
4年に一度の大舞台で何が起こるかは、だれにも分かりません。

思い返せば、ソチ五輪。
羽生結弦が勝ったのでなく、ライバルが負けたのです。
スキー女子ジャンプ、カリーナ・フォークトが勝ったのでなく、ライバルが負けたのです。

私は新規開拓、それも有力企業の上層部(決定権者)に対する開発営業の指導に当たってきました。
これまでに目の玉が飛び出る「巨額案件」の成功事例も生まれています。
一貫して説いてきたのは「大丈夫、営業はうまくいかない」でした。
さらに、「売ろうとして売れるなら、営業活動に何の苦労もない」と言い添えてきました。

金メダルに近い選手ほど心がけるべきは、「大丈夫、勝とうとしても勝てない」でしょう。
そもそもオリンピックは勝ちたいと望む選手の集まりです。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

人事を尽くして天命を待つ覚悟と諦め

金メダルは悲観を退け、楽観を選びます。
金メダルは複雑を退け、単純を選びます。

運は、考えと気持ちの整理をつけられない選手からかならず逃げていきます。
金メダルは、弱い選手が大嫌いなのです。

人事を尽くして天命を待つ。

有力候補として名前さえ挙がっていなかった選手がひょいと金メダルをさらうことがあるのは、純粋だからです。
無欲で愚直な選手はとても強い。

正論を述べれば、オリンピックに魔物が棲むはずがありません。



国を挙げてメンタルコーチを強化せよ

私は日本のコーチが技術面の指導で劣っていると思いませんが、メンタル面の指導で弱いと感じてきました。
フィギュアスケートに限りませんが、選手の力量のわりに金メダルが少ない。
国民性から、真面目すぎて、いい加減さを持ち合わせていないからです。
それでは意図して(狙って)頂点に立つことはできません。

日本は2020年の東京五輪で多くの金メダルの獲得を目指しています。
それはいいとしても、ストレッチ目標を実現するためにはメンタルコーチのサポートを強化すべきです。
専門家の講演を聞かせたくらいでメンタルが強くなるはずがありません。
個々のコーチや選手に委ねるのでは限界だと考えます。

当然ですが、メンタルの強化とは選手のメンタルを強くすることでなく楽にすることです。
本人の重圧の半分を引き受けられなければ話になりません。
もがき苦しむ選手を見守り、ときに的確な助言を行えるコーチが日本には少ない。

日本のコーチは選手との一体感が強すぎて、自らが冷静さや客観性を失い、一緒に苦悩してしまいます。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

⇒2017年12月22日「宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ」はこちら。

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四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋

四大陸の内容は悪いとは思えない

宇野昌磨の苛立ちがピークに達しているように見えた四大陸フィギュアスケート選手権でした。
何に腹を立てているのかというと、自分の「不甲斐なさ」に対してです。

宇野昌磨は自分に勝つことが先決

宇野昌磨はGPシリーズ「フランス杯」、GPファイナル、全日本選手権と不安定な演技が続いていました。
全日本選手権で連覇を果たして初の五輪代表を決めたものの悔しさから眠れず、「自分に勝てていない。人に勝つ前に自分に勝ちたい」ともやもやをぶちまけました。

SPで今シーズン4度目の百点台

ところが、ショートプログラム(SP)を目前に不思議な心境になりました。
「ずっと失敗してきたので、いい演技をさせてあげたいという他人事のような・・・」と語っています。
苦悩で気持ちが弱くなったときにこうした精神状態に陥ります。
自分と闘うことに疲れ、耐えられなくなってしまうのでしょう。

SPが終わり、予想どおり宇野昌磨が今シーズン4度目の百点台で1位に立ちました。
意外だったのは中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)が自己ベストを更新し、自身初の百点超えを果たしたことです。
宇野昌磨は100.49点、金博洋は100.17点、両者の得点差はわずか0.32点。
宇野昌磨はまずまずでしたので、金博洋が大健闘です。

宇野昌磨は縮こまった自分に失望

ヴィヴァルディの「四季」の「冬」に乗せて冒頭の4回転フリップを決めました。
しかし、演技後半の4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプの3回転を2回転に切り替えています。

五輪王者の羽生結弦や前回覇者の米国のネイサン・チェンが出場せず、ライバルとなるのは金博洋くらいでした。
「自分の気持ちを小さくしすぎた」「攻めるという気持ちもなくて、体が動いていない」。
反省の言葉が次々と口を衝きました。
縮こまって堅実策に逃げた自分に失望したのでしょう。
滑りにスピードとキレを欠き、ステップでもレベル2と取りこぼしています。

フリースケーティング(FS)では、サルコウを抜いた3種類4本の4回転ジャンプという平昌五輪を戦うプログラムで臨みます。
「ジャンプは攻めているといえる構成ではないので、ジャンプ以外を攻めたい」と誓いました。

FSで転倒、金博洋に逆転される

そのFSではSP1位の宇野昌磨がFS197.45点、297.94点で初優勝を逃すという、まさかの展開になりました。
中国の金博洋がFS200.78点、300.95点で逆転優勝を飾っています。
(SP4位の米国のジェイソン・ブラウンが3位に入っています。)

宇野昌磨は冒頭の4回転ループをきれいに決めたように見えましたが、回転不足を取られています。
そして、続く4回転フリップで転倒しました。

ミスを引きずらず演技を立て直す

しかし、その後はミスを引きずらずにまとめています。
トリプルアクセルで2.29点のGOE(出来栄え点)を得ました。
4回転トウループ−2回転トウループのコンビネーションジャンプ、単独の4回転トウループ、トリプルアクセル−1回転ループ−3回転フリップの3連続ジャンプでもやはりGOEを得ています。

ステップシークエンスがレベル3に留まりましたが、スピンはレベル4を得ています。
鬼門になっていた4回転トウループを2本そろえられたことは収穫になりました。
また、「フリップに失敗しても立て直す練習をしてきた」と語ったとおり、後半に挽回できたことも自信になります。

金博洋はGPファイナルを足首の故障で欠場しましたが、今大会ではその影響を感じさせない滑りを見せました。
冒頭の4回転ルッツは素晴らしい出来で、2.71点のGOEを得ています。
完全復活といえますが、私は本番で日本勢のライバルにならないと思います。

ネイサン・チェンとの三つどもえ

宇野昌磨はオリンピックの金メダルを意識したTシャツをつくったり、金色の新衣装に変えたり、それ以前にFSで「トゥーランドット」を選んだり・・・。
勝負のシーズンに得点を伸ばそうと焦り、ジャンプ構成が揺らぎました。
4年に一度の大舞台への欲と不安がせめぎ合った結果でしょう。
(本番のFSは荒川静香などの金メダリストに多い青色の衣装で滑るようです。)

宇野昌磨としては勝った勢いで平昌五輪へ乗り込みたかったはずですが、それが叶いませんでした。
とはいえ四大陸選手権の内容は決して悪くなく、むしろ希望が持てると思います。
復帰戦の羽生結弦、今シーズン5戦負けなしの米国のネイサン・チェンとの三つどもえになります。
(正直に述べれば、私は宇野昌磨と羽生結弦の2強対決になるといまだに考えています。)

⇒2018年1月26日「四大陸フィギュア選手権女子シングル結果」はこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月26日「宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る」はこちら。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

⇒2017年12月22日「宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ」はこちら。

⇒2017年12月17日「宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ」はこちら。

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四大陸フィギュア選手権女子シングル結果

日本勢は5年振りの表彰台独占を狙う

四大陸フィギュアスケート選手権が台湾で行われています。
女子シングルのショートプログラム(SP)が終わり、予想どおり日本の3選手が上位に名前を連ねました。

宮原知子は回転不足も 71.74点で1位

宮原知子は四大陸選手権で2年振りの優勝を目指してSP「SAYURI」を滑り、 71.74点で1位に立っています。

冒頭の3回転ルッツ−3回転トウループのコンビネーションジャンプのルッツで、回転不足を取られました。
それを防ぐために着氷の改善に取り組んできましたので、素直に喜べません。
ただし、本人は着氷のミスでなくジャンプのタイミングのズレが原因と語っています。

宮原知子はこの最小限の失点で演技をまとめています。
感覚は日に日によくなっているとのことですから、フリースケーティング(FS)では完ぺきな滑りを見せてくれるでしょう。

坂本花織はうおのめも 71.34点で2位

坂本花織はSP「月光」を滑り、国際スケート連盟(ISU)公認大会で自身初の70点台となる 71.34点で2位につけました。
宮原知子とわずか0.40点差です。

少しでも得点を伸ばそうと、3つのジャンプを基礎点が 1.1倍になる演技後半に置いています。
最初の3回転フリップ−3回転トウループのコンビネーションジャンプは跳びすぎて壁にぶつかりそうになりました。
それでも残りの2本を含め、すべてのジャンプで1点以上のGOE(出来栄え点)を取っています。
得意とするジャンプには欧米選手に負けない高さと幅があり、女子選手としてはダイナミックです。

坂本花織は五輪代表に選ばれた後の今大会にかなりの「重圧」を感じたようです。
台北の暑さで悪化した「うおのめ」の患部と激痛にやれるだけの対策をやって試合に臨み、会場の手拍子に乗っておおよそノーミスで滑っています。
ただし、中盤のステップでレベル3と取りこぼしています。

坂本花織はダークホースから五輪代表の座を射止めた勢いが衰えていません。
2戦連続で 210点(全日本選手権は非公認)を超えており、今大会ではオリンピックの表彰台の一角に食い込むための最低条件となる 220点超えを果たしたいところです。

本人はFSで 140点を出したいと語りましたが、 150点を目指したいと言ってほしかった。

三原舞依は再出発への 69.84点で3位

昨年の本大会覇者の三原舞依がSP「リベルタンゴ」を滑り、シーズンベストの 69.84点で3位につけています。
最初の3回転ルッツ―3回転トウループを含め、3つのジャンプを決めました。

出遅れの原因となってきたSPでしたが、ノーミスの演技にガッツポーズが飛び出しています。
大人の女性への転身、演技の幅の拡大を最後の大会で果たしました。
私は三原舞依の執念を感じます。
「リベルタンゴ」を引っ込めるという選択肢もあったでしょう。

三原舞依は全日本選手権で五輪代表切符を逃し、前髪を20cm切り落として臨んでいました。
シニアデビューシーズンにブレイクするきっかけとなったこの舞台で再出発への歩みを刻みました。

得意のFSで逆転による連覇を狙っています。

フリースケーティングは26日に行われ、滑走順は2位の坂本花織、3位の三原舞依、1位の宮原知子となります。
日本勢は5年振りの表彰台の独占を狙っています。
おおいに期待できます。

◆書き加え(1月26日)

1位坂本、2位三原、3位宮原で独占

FSが先ほど終わりました。

21番滑走の坂本花織はFS142.87点(技術点 74.78点、演技構成点 68.09点)で214.21点。
自己ベストを更新しましたが、私が期待した 215点超えはなりませんでした。
本人は演技直後、右足の痛みで泣いているのか、ほぼノーミスの演技で笑っているのか分からない、不思議な表情になっています。

22番滑走の三原舞依はFS140.73点(技術点 72.60点、演技構成点 68.13点)で210.57点。
シーズンベストを記録しました。
国際大会で 210点を取れて、いくらか自信の回復が図れたことでしょう。
ここまで得点が伸び悩んでいましたから。
いい形で今シーズンを締め括ることができました。

23番、最終滑走の宮原知子はFS135.28点(技術点 66.52点、演技構成点 69.76点、減点1.00点)で207.02点。
演技後半の3回転サルコウで珍しく転倒があり、得点を伸ばせませんでした。

うおのめの坂本花織が四大陸選手権で初優勝を飾りました。
これにより、日本勢は一昨年の宮原知子、昨年の三原舞依と3大会連続で優勝を飾っています。

また、日本勢による表彰台独占は、2013年の浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子以来、5年振りとなりました。
ただし、私が予想していた宮原知子、坂本花織、三原舞依という現時点の実力どおりの順位になりませんでした。

宮原知子と坂本花織はいよいよオリンピックへ向かいます。

⇒2018年1月27日「四大陸選手権男子シングル結果 宇野昌磨と金博洋」はこちら。

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宇野昌磨は四大陸選手権で五輪プログラムを滑る

ジャンプ構成の基礎点を下げ、完成度で勝負

四大陸フィギュアスケート選手権が台湾で行われています。
平昌五輪へ向けた最後の実戦となりますが、北米の有力選手は出場しません。
したがって、オリンピック金メダル最有力候補の一人と目される米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンは参加していません。
羽生結弦も欠場しており、大会が盛りあがりに欠けるのは致し方ありません。

⇒2018年1月10日「ネイサン・チェン、平昌金メダル最有力候補へ急浮上」はこちら。

宇野昌磨は荒川静香のトリノ金にあやかる?

宇野昌磨は公式練習に臨み、平昌五輪本番でのプログラムを滑りました。
フリースケーティング(FS)は、あの「トゥーランドット」。
荒川静香がトリノ五輪で金メダルを獲得したゲンのいい曲です。
宇野昌磨がそれにあやかろうと思ったかどうかは分かりませんが、勝負をかけているのは間違いありません。

⇒2017年5月6日「宇野昌磨、トゥ−ランドットで二匹目の金メダル」はこちら。

FSは3種類の4回転ジャンプを4本に変更

公式練習ではおもに得点源となるフリップ、ループ、トウループの3種類の4回転ジャンプを曲に合わせて跳び、念入りに確かめています。
今シーズンに取り組んだサルコウを封印し、演技の完成度、さらにノーミスにこだわったジャンプ構成です。

「だいぶ慣れてきて、何も考えなくても体が勝手に動く」と手応えを口にしています。
全日本選手権での不本意な演技を受けてプログラムを見直し、練習を積み重ねてきました。
その結果、しっくりと馴染んだようです。

初戦の「ロンバルディア杯」ではサルコウを入れた4種類5本の4回転ジャンプを着氷させて自己ベストを更新していました。
しかし、その後の試合で基礎点のより高いジャンプ構成を模索しているうちに演技全体が崩壊しました。
そこで3種類4本に減らし、しかもフリップを後半から負担の少ない前半に移しています。
精神的にも身体的にも楽なようです。
本番でも落ち着いて滑れることでしょう。

平昌五輪仕様の宇野昌磨は 320点前後が目安

25日の当日練習では4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプを何度も成功させており、調子はいいようです。
ただし、中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)も4回転ルッツを成功させているようです。
実質、この二人が四大陸選手権の頂点を争います。

平昌五輪仕様の宇野昌磨は五輪王者の羽生結弦と今シーズン5戦負けなしのネイサン・チェンを念頭に置き、今大会ではおそらく 320点前後を目安にします。

◆書き加え(1月25日)

宇野昌磨も金博洋もSPはぎりぎり百点超え

ショートプログラム(SP)が終わりました。

宇野昌磨は最終滑走者で100.49点を出し、1位に立っています。
冒頭の4回転フリップを決めました。
中盤のコンビネーションジャンプの4回転トウループ−3回転トウループが4回転−2回転になっています。
自信を持ち切れず、難度を落としたのかもしれません。
ただし、余裕で跳びましたのでGOE(出来栄え点)は取りました。
最後のトリプルアクセルはきれいに決めています。

宇野昌磨は丁寧さを心がけたせいか、スケーティングが鈍り、中盤にかけてのステップでレベル2と取りこぼしています。
が、まずまずの得点といえます。
(FSで頑張っても 320点に届かないでしょう。)

中国の金博洋が自己ベストとなる100.17点を出し、僅差の2位につけました。
(宇野昌磨と得点差はないようなものです。)

平昌五輪代表の田中刑事は自己ベストとなる 90.68点を出し、3位に入りました。
無良崇人は 76.66点で10位と振るいませんでした。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月11日「四大陸フィギュア2018へ、宇野昌磨は立て直し」はこちら。

⇒2018年1月5日「宇野昌磨、平昌五輪へ調子が急降下」はこちら。

⇒2017年12月22日「宇野昌磨が全日本選手権でピリッとしないわけ」はこちら。

⇒2017年12月17日「宇野昌磨はそろそろ羽生結弦から独り立ちせよ」はこちら。

⇒2017年12月11日「宇野昌磨、ネイサン・チェンを勝たせたのは厄介」はこちら。

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浅田真央のぼろぼろ靴と穴あきソックス

浅田真央は1年履きとおし

トップ選手はスケート靴を年間3足ほど交換するとか。
ところが、浅田真央はほぼ1年履きとおしました。
お金がないという理由でありません。

コーチがストップをかけるくらいの猛練習で知られていました。
まして足にも靴にも負荷の大きいトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑みます。
好きで跳ぶ自分はともかくとして、靴はたまったものでありません。

私にはスケート靴の悲鳴がよ〜く聞こえます。
傷みはひどかったはずです。

靴のあちこちに不具合が出ますから、浅田真央はこまめに修理を行っていたのでしょうか。
私の人生と同様、おそらくぼろぼろです。

なお、この履きとおしというのは「眠るときも」という意味ではありません。

浅田真央は使い込みたいのだ

さらに、スケート靴専用のソックスは大きな穴が開いても履きつづけました。
本人は使い込んだほうが靴のなかで滑りにくく、よいパフォーマンスにつながるとしています。
私が飼っているアメリカンショートヘア(アメショー)の肉球みたいな感触がほしいのでしょうか。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

ならば、おろしたてのときにその部分を「はさみで切っちゃえ」と思わなかったのでしょうか。

スケート靴の臭いが選手の安心感?

スケート靴が自分の足に馴染むまでに時間がかかるのは分かります。
普通に履く革靴やスニーカーでもそうですからね。

フィギュアスケートはきわめてデリケートな感覚が大事になる競技です。
大舞台ほどしっくりとするスケート靴で滑りたいに決まっています。
(ひもを取り替えるだけでも違和感を覚えるという話を聞いたことがあります。)

が、履きとおしだといささか臭いがきつくなる気がします。
それとも、ずっと一緒にやってきたという選手の安心感につながるのでしょうか。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月24日「浅田真央北京五輪とコストナー平昌五輪の31歳」はこちら。

⇒2018年1月23日「浅田真央が一番のライバルを明かす」はこちら。

⇒2018年1月16日「浅田真央は抱き合い、泣き合う」はこちら。

⇒2017年12月16日「浅田真央はどこへ向かおうとしているのか」はこちら。

⇒2017年10月18日「浅田真央に浮いた噂、フランス人の彼氏」はこちら。

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浅田真央北京五輪とコストナー平昌五輪の31歳

浅田真央が北京五輪に出場すれば31歳になる

浅田真央はいつだったか、現役を引退したことに何の後悔もないと語っています。
自分としてはやりきったという心境なのでしょう。
私はそれを疑いませんし、その意思を尊重します。

コストナーが欧州選手権で浅田真央に迫った

先日、欧州選手権(ヨーロッパ選手権)がモスクワで行われました。
五輪代表がかかるエフゲニア・メドベージェワやアリーナ・ザギトワなどのロシア勢にまじり、すでに代表切符をつかんだイタリアのカロリーナ・コストナーが滑っています。

ショートプログラム(SP)のセリーヌ・ディオン「行かないで」で4年振りに自己ベストの 78.30点を叩き出し、3位に入りました。
3回転トウループでミスがありながら、浅田真央の自己ベスト 78.66点に迫りました。

カロリーナ・コストナーはこれまでに5種類の3回転ジャンプを用いていますが、近年は高難度のコンビネーションジャンプを跳べなくなりました。
十代後半の選手が高難度ジャンプを多く組み込むフリースケーティング(FS)ではさすがに順位を上げられません。

得点を伸ばしにくい条件で最強のロシア勢を相手に奮闘しています。
私はすごいと思います。

⇒2018年1月21日「カロリーナ・コストナー、31歳で平昌五輪へ」はこちら。

「行かないで」に自分の人生を重ね合わせる

そのカロリーナ・コストナーがSP後のインタビューに答えました。
「行かないで」のプログラムには、人生で大きな困難とぶつかって倒れても立ちあがり、闘いながら前へ進んでいくことの大切さを込めているそうです。
幸せを感じたいのなら、ときに苦しみを味わうことも大切と語りました。
しかし、勇敢さ、我慢強さ、強い決意を持たなくては困難に立ち向かえないとも言い添えています。
自分の人生と重ね合わせてSP「行かないで」を滑ったのでしょう。

欧州選手権で昨年の第2組から最終組で滑れるまでに回復できたことを誇らしく思うと語りました。

私は浅田真央の現役引退がいまだにさみしい

私は平昌五輪開幕前日の2月8日に31歳の誕生日を迎える彼女の演技を見て、もしも浅田真央が北京五輪に出場すると31歳になると思いました。
彼女の現役引退はいまだにさみしい。

浅田真央は心の状態も厳しかったはずですが、それ以前に慢性的な痛みで練習を積めなくなったことが現役引退の大きな理由でしょう。
跳べないと知りながら、最後の試合となった全日本選手権で代名詞のトリプルアクセルに挑んでいます。

⇒「浅田真央ブログ」はこちら。

浅田真央は勝てなくなるたびに美しくなった

カロリーナ・コストナーが現役を続ける意図と浅田真央が現役を辞める事情は異なりますので、私は二人を比べたいわけでありません。
浅田真央の円熟した演技を見たいという思いがふつふつと湧いてきたのです。

フィギュアスケーターとして一段と「深み」が増していくと考えていました。
実際、この選手は勝てなくなるたびに美しくなっていきました。

私はレジェンドになってほしかった。
未練がましいようですが、現役引退が残念でなりません・・・。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年1月23日「浅田真央が一番のライバルを明かす」はこちら。

⇒2018年1月16日「浅田真央は抱き合い、泣き合う」はこちら。

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⇒2017年10月17日「浅田真央に関するニュース」はこちら。

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宮原知子、坂本花織、三原舞依が四大陸選手権へ

SP前々日の公式練習に参加

四大陸フィギュアスケート選手権が台湾・台北アリーナで24日に開幕します。
平昌五輪へ向けた最後の実戦となりますが、北米の有力選手は出場しません。
日本勢は表彰台を独占したいところです。

⇒2018年1月22日「四大陸フィギュア女子は日本勢表彰台独占」はこちら。

女子シングルに平昌五輪代表の19歳の宮原知子と17歳の坂本花織、そしてこの大会の連覇を狙う18歳の三原舞依が参加します。
22日、3選手が大会会場(メインリンク)で公式練習を行いました。

宮原知子は氷の感覚にやや戸惑い

宮原知子はショートプログラム(SP)「SAYURI」を滑りました。
冒頭の3回転ルッツ−3回転トウループのコンビネーションジャンプでバランスを崩しました。
ほかは安定しています。
ジャンプがやや浮く感覚の氷のようです。

宮原知子は回転不足を取られないように練習を重ねてきました。
(トウで降りるのでなくエッジでフラットに降りることを意識しています。)
きれいな着氷で次の動きにスムーズに入れるようになりました。

「優勝してオリンピックに臨めれば一番いいけれど、結果よりやってきたことをしっかりやりたい」と抱負を語りました。

坂本花織は3回転ジャンプに乱れ

坂本花織はSPの「月光」を滑りました。
3回転ジャンプが乱れ、精彩を欠いています。
練習時間を目一杯使って調整に励んでいます。

その後、サブリンクで行った練習ではジャンプの調子が上がらず、中野園子コーチに厳しく叱られて涙を流しました。
練習の途中で右足を気にする素振りを見せたそうです。
昨年12月の全日本選手権後の追い込みの練習で痛めた可能性があります。

この会場では昨年3月の世界ジュニア選手権で3位に入っています。
それにより中野園子コーチから今シーズンのシニアデビューが許されたという経緯があります。
リンクの感覚は大丈夫とか。

「SPもフリーもノーミスで滑ること」「試合で集中力を高めること」をテーマに挙げました。
なお、2週間前に痛めた右肩は回復しているようです。

三原舞依は笑顔で今季を締め括る

三原舞依はSPの「リベルタンゴ」を滑りました。
広い会場の雰囲気と軟らかい氷の感触を確かめました。

三原舞依は全日本選手権で5位となり、五輪代表切符をつかめませんでした。
得点を伸ばせずに苦しんだ今シーズンを笑顔で締め括りたいと考えています。

3選手は225〜230点を目標にする

先日の欧州選手権でロシアのアリーナ・ザギトワとエフゲニア・メドベージェワが驚異的な高得点を叩き出しました。
宮原知子と坂本花織は心中が穏やかでないでしょうが、いたずらに気にしてもどうにもなりません。
四大陸選手権で完成度の高い演技を見せることに徹してほしい。

⇒2018年1月20日「メドベージェワ、ザギトワに敗れる」はこちら。

女子シングルのSPは24日に行われます。
3選手とも225〜230点を目標にしているはずです。

◆書き加え(1月24日)

坂本花織の右足不調はうおのめ?

坂本花織が練習時に気にする素振りを見せていた右足はけがでなく、うおのめのようです。
私は故障でなくて一安心しましたが、これがフィギュアスケートの選手にとってかなり厄介なのだとか。

本人が薬指と小指の間にうおのめができ、しかも痛みが増していると語りました。
公式練習で中野園子コーチに視線を送り、首を振ってリンクを降りています。

実は、全日本選手権前にできていました。
鈴木明子が両足にできたうおのめの炎症にソチ五輪で苦しみました。

坂本花織は通院して治療を施していますが、追い込み練習で悪くなっているようです。
四大陸選手権はともかく五輪本番までに何とかしてほしい。

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浅田真央が一番のライバルを明かす

対決の構図に世界が注目

浅田真央が年明けにTBS番組「バース・デイ 1時間スペシャル」に出演しました。
大晦日にやはりTBS番組「KYOKUGEN」に出演し、姉・浅田舞にこれまでの感謝の気持ちをスケートの演技で伝え、ファンの間で話題になっていました。

テレビ視聴率もそれなりに取らなければなりませんから、本人は曲やプログラム、衣装にかなりこだわったはずです。
スーパースターの浅田真央はファンの期待に懸命に応えようとしてきました。

キム・ヨナ(金妍児)の存在の大きさ

MCの東山紀之が浅田真央にキム・ヨナ(金妍児)の存在について尋ねています。
浅田真央は正直に「大きかったです」と語っています。
15歳頃からは「対決の構図」としてとらえられ、世界の注目が集まりました。

当時は「負けたくない」という気持ちのほうが断然強かったようですが、20代くらいからは「自分も頑張ろう」という思いが出てきました。

キム・ヨナがいまは滑っていないことに「残念だな」と感じているようです。
浅田真央はそれぞれに道、考え方があると言葉を補っています。

私自身は大舞台でひりひりする緊張感と闘いながら滑る選手を見るのが好きなので、アイスショーに関心が薄い。
しかし、キム・ヨナはバンクーバー五輪の金メダリストですので世界中で滑っていると思い込んでいました。

浅田真央は二人で滑る機会を望んでいます・・・。

「お姉ちゃんに勝ちたいと思っていた」

また、浅田真央は一番のライバルとして姉・浅田舞の名前を挙げました。
「お姉ちゃんにずっと勝ちたいと思っていた」と明かしました。
互いに小さい頃から練習に励んできましたので「負けたくない」という気持ちが強く働いたのでしょう。

学習成績(受験勉強)でもそうした切磋琢磨はあり、兄弟全員が競い合うように有名大学に合格している家庭は珍しくありません。
身近な存在に競争心や対抗心が芽生えます・・・。

真に闘うべきは自分のなかの弱い自分

東山紀之が語った「ライバルは自分のなかにいる弱い自分」に対し、浅田真央は即座に同意しています。

私は営業の教育指導にも当たっており、かつては営業の現役でもありました。
口癖のように「闘うべきはライバル(競合他社)でも、まして顧客でもない。営業活動の過酷な現実から逃げ出したがる弱い自分」と説いています。
営業成績は面談相手の財布の中身で決まりますので、決定権者(社長)への働きかけを求めていますが、低迷者や不振者は面談の申し入れさえ避けます。

浅田真央が現役引退を決断した理由

番組では「自分が楽しんで滑っていないと観客に伝わる」という趣旨の発言をしています。
このブログでも述べましたが、近年の浅田真央の演技からは楽しさが伝わってきませんでした。
本人が何よりも分かっているはずで、現役引退を決断した大きな理由かもしれません。

◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年1月16日「浅田真央は抱き合い、泣き合う」はこちら。

⇒2017年12月16日「浅田真央はどこへ向かおうとしているのか」はこちら。

⇒2017年10月18日「浅田真央に浮いた噂、フランス人の彼氏」はこちら。

⇒2017年10月17日「浅田真央に関するニュース」はこちら。

⇒2017年9月13日「美しき氷上の妖精 浅田真央展・・・衣装、スケート靴も」はこちら。

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四大陸フィギュア女子は日本勢表彰台独占

宮原知子、坂本花織、三原舞依が出場

四大陸フィギュアスケート選手権が2018年1月24日から行われます。
開催場所は時差が1時間の台湾です(日本が1時間進む)。
この大会には、ヨーロッパを除くアフリカ、 アジア、アメリカ、オセアニアの4つの大陸の選手が出場します。
ロシアの選手は四大陸選手権と対(つい)をなすヨーロッパ選手権に出場します。

日本の選手は、男子シングルに宇野昌磨、田中刑事、無良崇人、女子シングルに宮原知子、坂本花織、三原舞依が出場します。

約2週間後に行われる平昌五輪の前哨戦と言いたいところですが、フィギュアスケートシングルの有力国で主力選手を送り込むのは日本くらいです。

カナダも米国もオリンピックに照準

女子シングルに関しては、カナダはオリンピックに照準を絞っています。
カナダ選手権1位のガブリエル・デールマンも2位のケイトリン・オズモンドも出場しません。
米国はやはり全米選手権1位のブラディー・テネルも2位の長洲未来も出場しません。

したがって、日本の3選手による表彰台の独占も十分にありえます。
これまでの実績(得点)と照らすと、そうなっても不思議でありません。

とはいえ、私は日本勢の順位が気になります。
五輪代表の宮原知子と坂本花織はおそらく全日本選手権を少なくとも5点上回る得点を出したいと考えています。
女子シングルで 225点を超えられるならば、平昌五輪の表彰台の一角が見えてきます。
(本番での優勝ラインはロシアのエフゲニア・メドベージェワの自己ベスト=歴代最高よりやや低い 235点前後でしょうか。)

現時点の実力がそのまま出れば、1位が宮原知子、2位が坂本花織、3位が三原舞依です。
個人的には五輪代表切符をつかめなかった三原舞依に勝ってほしい。
ならば、今シーズンの低迷を打破するきっかけとなるでしょう。
鬼門のショートプログラム(SP)をノーミスで滑ることが条件になります。
苦手意識が染みついているはずです。

宇野昌磨はノーミスで3百点超えを

男子シングルは、羽生結弦は当然として米国のネイサン・チェンが出場しません。
有力選手は中国の金博洋(きん・はくよう。ボーヤン・ジン)に留まります。

が、宇野昌磨が普通に滑れば勝利を収めます。
残念ながら勝負の興味はありません。

とはいえ、私は宇野昌磨の得点に関心があります。
4回転ジャンプ競争の疲弊から得点が伸び悩む今シーズンの男子シングルで3百点を大きく超えられるならば、平昌五輪の表彰台の一角が見えてきます。
それにはほぼノーミスの演技が求められます。
本人は完成度を重んじて臨むことになります。
(本番での優勝ラインは羽生結弦の自己ベスト=歴代最高よりかなり低い 320点前後でしょうか。)

宇野昌磨はオリンピックの金メダルに手が届きそうになってから欲が強くなり、とりわけジャンプ構成で迷いが膨らみました。
持ち味の安定感が崩壊しました。
四大陸選手権で滑りを立て直せないとすると、本番で相当な苦戦を強いられます。

以上。
男女ともに出場選手のレベルは平昌五輪本番会場で行われた昨年とは大違いです。

欧州選手権にメドベージェワが出場

女子シングルの本番での優勝ラインは欧州選手権に出場するロシアのエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの出来(得点)でおおよそ占えます。
なかでもエフゲニア・メドベージェワのけがの回復具合に注目が集まります。

◆書き加え(1月21日)

五輪優勝ラインは異次元の 240点超えか

この記事はかなり前の書き溜めです。

欧州選手権が終わり、女子シングルはロシア勢同士の争いとなりました。
アリーナ・ザギトワが238.24点で自己ベストを15点近く更新し、初対決で絶対女王のエフゲニア・メドベージェワを破っています。
この得点は韓国のキム・ヨナ(金妍児)を抜いて世界歴代2位に当たります。

アリーナ・ザギトワはオリンピックシーズンにシニアデビューし、負け知らずという快進撃が続いています。
エフゲニア・メドベージェワもけがからの復帰戦でありながら232.86点を記録しています。
これも素晴らしい得点です。
おおよそ完治したようであり、ここから調子を上げていくことでしょう。

イタリアの30歳、カロリーナ・コストナーも204.25点でロシア勢の表彰台独占を阻んでいます。
立派です。

エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワは異次元の強さです。
本番での優勝ラインは 240点を超えるかもしれません。

◆書き加え(1月22日)

ロシアの平昌五輪代表3選手が決定

ロシアフィギュアスケート連盟が平昌五輪代表選手を発表しました。
エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワ、欧州選手権4位ながらGPファイナル2位のマリア・ソツコワが選ばれています。
ただし、個人資格での参加です。

表彰台を狙う宮原知子と坂本花織の前に立ちはだかります。
私は日本選手に頑張ってほしい。

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カロリーナ・コストナー、31歳で平昌五輪へ

辛く長いブランクを乗り越え

フィギュアスケートの欧州選手権(ヨーロッパ選手権)がモスクワで行われています。
女子シングルで異次元の強さを持つロシアの二人のスーパースター、エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワが出場しています。
超ハイレベルの戦いでイタリアのカロリーナ・コストナーが健闘しています。
これまでにこの大会で通算5回の優勝を飾っています。

カロリーナ・コストナーは2012年当時の恋人のドーピング検査回避を幇助したとの理由で出場停止処分を科せられました。
北京五輪競歩で金メダルを獲得したイタリアのアレックス・シュバーツァーです。
2014年4月1日から2015年12月31日まで1年9か月、試合に出られませんでした。
復帰初戦は2016年12月のゴールデンスピンとなり、いきなり勝ちました。
辛く長いブランクを乗り越えました。

スケーティングと表現に定評、演技に味わい

カロリーナ・コストナーは伸びやかでダイナミックなスケーティングに加え、美しい表現に定評があります。
年齢とともに演技の熟成度が増してきました。
若い選手にはない味わいが魅力です。
これまでに5種類の3回転ジャンプを用いましたが、近年はコンビネーションジャンプの難度を落としています。

昨年の欧州選手権ではジャンプに乱れが出ましたが、総合力でマリア・ソツコワを退けて3位に入りました。
これによりロシア勢の3年連続表彰台独占を阻止しました。

現行採点法でも世界トップクラスで踏ん張る

カロリーナ・コストナーは身長が 170僂△蠅泙后
スタイルはきれいですが、細いといえません。
手足も長い大柄の選手ですので、練習の繰り返しによる腰や膝、足への負担がかなり重いはずです。
しかし、依然として世界トップクラスで踏ん張っています。

このところ女子フィギュアは十代半ば過ぎの選手でないと活躍できない状況が続いていました。
現行の採点法では高難度ジャンプに大きな得点を与えますが、そのなかでこれだけ長く滑っていること自体が称賛に値すると思います。
平昌五輪開幕前日の2月8日が誕生日であり、31歳で臨みます。

選手寿命の短い女子フィギュアのレジェンド

やはり平昌五輪に出場するスキージャンプ男子の葛西紀明は冬季五輪史上最多の8度目、日本勢の五輪史上最多の8度目の代表となっています。
こちらは45歳ですから、正真正銘の「レジェンド(生ける伝説)」です。
しかし、選手寿命のきわめて短いフィギュア女子での31歳も素晴らしい。

カロリーナ・コストナーも葛西紀明も国内外を問わず、競技の愛好者や関係者、さらに選手から尊敬を集めています。



SP「行かないで」で浅田真央ベストに迫る

カロリーナ・コストナーはショートプログラム(SP)でセリーヌ・ディオン「行かないで」を滑りました。
そして、4年振りに自己ベストの 78.30点を叩き出し、3位に入っています。
3回転トウループでミスがありながら、浅田真央の自己ベスト 78.66点に迫りました。

FS次第ですが、平昌五輪の表彰台に上れる可能性さえ感じさせました。
まさに「恐れ入谷の鬼子母神」。

◆書き加え(1月19日)

第2組から最終組で滑れるまでに回復できた

カロリーナ・コストナーがSP後のインタビューに答えています。
「行かないで」のプログラムには、人生で大きな困難とぶつかって倒れても立ちあがり、闘いながら前へ進んでいくことの大切さを込めているそうです。
幸せを感じたいのなら、ときに苦しみを味わうことも大切と語りました。
しかし、勇敢さ、我慢強さ、強い決意を持たなくては困難に立ち向かえないとも言い添えています。

欧州選手権で昨年の第2組から一年間で最終組で滑れるまでに回復できたことを誇らしく思うと語りました。

◆書き加え(1月21日)

コストナーに平昌五輪表彰台に立つチャンス

FSが行われ、SP3位のカロリーナ・コストナーが204.25点で3位に入っています。
欧州選手権では2年連続でマリア・ソツコワを上回り、ロシア勢の表彰台独占を阻んでいます。
私はさすがに今年は難しいだろうと考えていましたが、ベテランの意地を見せました。

アリーナ・ザギトワとエフゲニア・メドベージェワの二人が異次元に達しているので、平昌五輪の女子シングルはだれが3位に食い込むかに焦点が絞られました。
宮原知子や坂本花織、カナダ勢の出来次第ではカロリーナ・コストナーにもチャンスが残されています。

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メドベージェワ、ザギトワに敗れる

異次元同士の初の直接対決!
エテリ・トゥトベリーゼコーチの同門対決

フィギュアスケートの欧州選手権(ヨーロッパ選手権)がモスクワで行われています。
世界女王、ロシアの18歳、エフゲニア・メドベージェワが2か月ぶりに実戦に復帰しています。

ロシアは国家ぐるみのドーピング問題で国際オリンピック委員会から資格停止処分を科されており、個人資格で平昌五輪へ派遣する3選手の選考を厳格に行わざるをえません。
この欧州選手権での好成績が絶対条件となります。
現地は熱狂的な盛りあがりでしょう。

メドベージェワは通常強度のトレーニング

エフゲニア・メドベージェワは右中足骨骨折の故障が回復し、通常の強度のトレーニングを行えたようです。
前日練習ではトウループ、ルッツ、サルコウ、ループ、フリップの5種類の3回転ジャンプを軽々と跳びました。
米メディアがこの状態なら演技中のアクシデントにも対応できそうと太鼓判を押しました。

大会3連覇を果たして平昌五輪代表入りを目指しています。
しかし、十分な調整を積めたとはいえません。
ライバルは欧州選手権で通算5回の勝利を収めたイタリアの30歳、カロリーナ・コストナーよりも同じロシアの若手選手のほうが手ごわいでしょう。

ザギトワはシニア1年目で4戦全勝と無敵

シニアデビュー1年目、15歳のアリーナ・ザギトワは今シーズン4戦全勝という無敵の強さを誇ります。
が、グランプリ(GP)ファイナルとロシア選手権はエフゲニア・メドベージェワが欠場していました。

その背中を追いかけてきたアリーナ・ザギトワが指導を仰ぐのはエテリ・トゥトベリーゼコーチですが、二人に共通です。
最大のライバルであるとともに練習のパートナーなのです。
異次元の二人はおそらく初の直接対決を心待ちにしていました。

GPファイナルとロシア選手権2位の17歳、マリア・ソツコワも平昌五輪のメダル候補とされています。

とはいえ、エフゲニア・メドベージャワはベストコンディションでなくても欧州選手権の表彰台の頂点に立てるでしょう。
彼女の持つ世界歴代最高得点は 240点を超えており、女子シングルで突出しています。

◆書き加え(1月19日)

ザギトワがSPでメドベージェワを上回る

きょうのブログは書き溜め記事です。

欧州選手権のレベルがすごすぎます。
ショートプログラム(SP)の映画「ブラックスワン」でアリーナ・ザギトワが自己ベストの 80.27点で首位に立っています。
エフゲニア・メドベージェワに次ぐ史上二人目の80点超えとなりました。
浅田真央の自己ベストの 78.66点を上回りました。

今シーズンはSPでいくらかミスが出ていたはずですが、非の打ちどころのない演技です。
しかも、自分にはまだ伸び代があると語りました。

メドベージェワがダブルアクセル着氷ミス

復帰戦のエフゲニア・メドベージェワはショパン「ノクターン第20番」で 78.57点の2位につけました(滑走は先)。
3本のジャンプのうち、惜しくも最後のダブルアクセルの着氷が乱れました。
いたずらっぽく「ペロリ」と舌を出しました。
(この選手は知性と美しさだけでなく、茶目っ気があります。)
昨シーズンからSPとフリースケーティング(FS)を含め、1位を逃したことがありません。
後輩の成長の勢いに衝撃を受け、脅威を感じているかもしれません。

私は二人のスーパーヒロインに喧嘩をさせたいと思いませんが、五輪本番へ向けて微妙な空気が流れるのは確かでしょう。
エテリ・トゥトベリーゼコーチは選手をどのように動機づけ、導いていくのでしょう。
(教育指導者の端くれとして気になります。)

コストナーが浅田真央の自己ベストに迫る

私が一番驚いたのはカロリーナ・コストナーがセリーヌ・ディオン「行かないで」で自己ベストの 78.30点を叩き出し、3位に入ったことです。
3回転トウループでミスがありながら、浅田真央の自己ベストに迫りました。
30歳にして4年振りの快挙です。
この選手に頭が下がります。
FS次第ですが、平昌五輪の表彰台に上れる可能性さえ感じさせました。

いよいよFSが行われます。
総合でもエフゲニア・メドベージェワがアリーナ・ザギトワに敗れるという結末を迎えるのでしょうか。
それぞれのファンはもとより、世界中のフィギュアスケートファンが固唾を呑んで見守っています。

◆書き加え(1月21日)

ザギトワが自己ベストを約15点更新し優勝

FSが行われ、SP1位のアリーナ・ザギトワが238.24点で完全優勝を飾っています。
けがからの復帰戦となった世界女王、エフゲニア・メドベージェワは232.86点で2位に留まり、2年振りに個人戦で敗れています。

欧州選手権ではSPでもFSでもエフゲニア・メドベージェワが持つ世界歴代最高得点に次ぐ高得点を叩き出しています。

アリーナ・ザギトワはFSでも後半に集めたすべてのジャンプを完璧に跳び、自己ベストを15点近く更新しています。
顔や体つきに幼さが残っていますが、化け物です。
韓国のキム・ヨナ(金妍児)の自己ベスト228.56点を10点近く超えています。

欧州選手権の結果により、アリーナ・ザギトワは平昌五輪金メダルの最有力候補としてエフゲニア・メドベージェワと肩を並べました。
エフゲニア・メドベージェワが本番へ向けて調子を上げてくるとしても、15歳のアリーナ・ザギトワは成長の勢いが止まりません。

個人的には、18歳のエフゲニア・メドベージェワに勝たせてあげたい気もします。
表彰台の頂点に立つのはどちらでしょう。

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ハビエル・フェルナンデス、欧州選手権6連覇へ

SP「モダン・タイムス」でノーミス

フィギュアスケートの欧州選手権がモスクワで行われています。
男子シングルで6連覇を狙うスペインのハビエル・フェルナンデスがショートプログラム(SP)でほぼノーミスの演技を見せました。

SPはチャーリー・チャップリンの映画『モダン・タイムス』です。
冒頭に4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプを決めて波に乗り、103.82点を出しました。
ロシア選手権覇者のミハイル・コリャダは 83.41点で4位と出遅れています。

平昌五輪に合わせて調子を整えてきた

ハビエル・フェルナンデスはGPシリーズ「中国杯」で6位になり、4シーズン振りにGPファイナル進出を逃しました。
しかし、3週間後に控える平昌五輪に合わせて調子をしっかりと整えてきました。
さすがにベテランです(26歳)。
4位に終わったソチ五輪の無念を平昌五輪で晴らすという望みは捨てていません。
本番では五輪王者の羽生結弦や米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンに戦いを挑みます。

ハビエル・フェルナンデスはカナダを練習拠点とし、羽生結弦と同じブライアン・オーサーコーチに師事しています。

スペイン、そして欧州で敵なしの状態

スペインではフィギュアスケートの人気が高くありません。
(というより、低いです。)
これまで有力選手はほとんどいなかったようです。
ハビエル・フェルナンデスは欧州全体でも敵がいない状態が長らく続いています。

いかにもラテン系です。
アスリートに珍しく、勝負にこだわっていないように思います。
試合で敗れても、あまり悔しさを表に出しません。
「ライバル心」を持っているのだろうかという人のよさも感じさせます。

乗ると観客を惹き込む演技を見せますが、集中力がそれほど高くなく、しかも長続きしません。
演技の後半であっけなく崩れてしまうことがあります。

ユーモラスな選曲と振付がよくマッチ

全身から醸し出す雰囲気がとても人懐っこい。
(精神的に疲れているときや落ち込んでいるときには胸に飛び込みたくなる女性もいるはずです。)
楽天的な性格を反映したユーモラスな、とくにコミカルな選曲と振付がよくマッチします。
観客を楽しませたいという思いが自分のなかで勝っているのでしょうか。

ハビエル・フェルナンデスは4回転ジャンプが苦手というわけでありません。
技術も体力もそれなりです。
まして表現が劣ると思えません。
が、私の印象は勝負強いという選手でありません。
(必死さが足りないのかなぁ。)

◆書き加え(1月20日)

FS「ラ・マンチャの男」で貫録優勝

ハビエル・フェルナンデスはフリースケーティング(FS)のミュージカル「ラ・マンチャの男」をうまくまとめました。
高難度ジャンプで大きなミスを犯しませんでした。
合計295.55点で危なげなく6連覇を成し遂げています。
世界選手権で2回優勝している貫録を見せつけました。

予行演習と位置づけた欧州選手権で自己シーズンベストを出し、3回目の五輪出場となる平昌五輪で初のメダル獲得へ向けて弾みをつけました。

ミハイル・コリャダが258.90点で3位でした。
ロシア選手権で優勝を飾った新鋭ドミトリー・アリエフが274.06点で2位でした。

メディアはハビエル・フェルナンデスの6連覇を「スペインの怪物が氷の土地(モスクワ)を沸騰させた」といった論調で絶賛しています。

ジャンプ偏重見直しで北京五輪出場へ

ジャンプ偏重の採点法が見直され、相対的に演技構成点の比重が高まると、ハビエル・フェルナンデスは4年後の北京五輪出場を狙えるかもしれません。
振付や音楽の解釈などで満点を取る力がありますから。

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メドベージェワが欧州フィギュアで復帰

女子シングルはロシア勢が表彰台独占

欧州フィギュアスケート選手権2018がロシア(モスクワ)で行われます。
日本勢が出場する四大陸選手権と国際的に同等の大会です。
(フィギュアスケートはもともと欧州が活発だったようです。)

さて、この大会に世界女王、ロシアのエフゲニア・メドベージェワが出場します。
氷上に立つと世界的な女優のようなオーラを放ちます。
彫りが深く情熱的な表情は美しく、そしてスタイルは群を抜きます。

ロシア杯とNHK杯に強行出場し優勝

エフゲニア・メドベージェワは昨年10月中旬に右足中足骨のひびが見つかっています。
しかし、グランプリ(GP)シリーズ「ロシア杯」「NHK杯」に強行出場して優勝を飾りました。
どちらの大会でも彼女としては考えられないジャンプでの転倒がありました。
よほどひどい状態だったのでしょう。
それをおくびにも出さず、この選手の精神力はすごい!
やはり、その後のグランプリ(GP)ファイナル、ロシア選手権を欠場しました。

エフゲニア・メドベージェワはけがが治り、2か月以上の間が空いて欧州選手権で復帰します。
大会3連覇を目指しており、どれくらい体力と調子が戻っているかが分かります。
試合勘が鈍っているかもしれません。
(2年以上にわたり敗北を喫していません。)

優勝候補の筆頭はアリーナ・ザギトワ

欧州選手権にロシアの15歳、アリーナ・ザギトワも出場します。
3連覇のかかるエフゲニア・メドベージェワが欠場したGPファイナルでは、シニアデビューシーズン、初出場でありながら優勝を飾りました。
オリンピックシーズンでここまで全勝を収め、おおいに自信をつけています。

アリーナ・ザギトワは欧州選手権も初出場となりますが、どうやら優勝候補の筆頭と見なされています。
成長の勢いが依然として衰えていません。
自己ベストは歴代最高のエフゲニア・メドベージェワより18点ほど劣ります。
しかし、エフゲニア・メドベージェワが本来のパフォーマンスを発揮できないという予想でしょう。

もう一人、ロシアの17歳、マリア・ソツコワが出場します。
エフゲニア・メドベージェワが欠場したロシア選手権でアリーナ・ザギトワに次いで2位になりました。

イタリアのカロリーナ・コストナーは欧州選手権で5度の優勝を飾っていますが、表彰台に上るのは厳しいでしょう。

平昌金メダル候補の直接対決に注目!

以上。
欧州選手権はロシア勢が表彰台を独占しそうです。
が、最大の注目は平昌五輪金メダル候補のエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの直接対決となります。
勝者の得点がどのくらいに達するかも楽しみです。

それにしても二人を指導するエテリ・トゥトベリーゼコーチの心境はどうなのでしょうか。

なぜスポーツに大きな感動を覚えるか

私は「スポーツ」に形容しがたい感動を覚えることがあります。
「敗者が生まれるからだ」と考えてきました。

スポーツは情け容赦なく「勝者」と「敗者」に分かちます。
アスリートはその残酷性を知りながらスポーツに命を懸けます。
凡人にはまねができません。

私は浅田真央から震えるような感動を受け取ってきました。

(敗者が生まれないエキシビションやアイスショーにあまり興味を持てません。)

◆書き加え(1月18日)

メドベージェワが復帰戦を飾りそう!

エフゲニア・メドベージェワが公式練習に臨みました。
3回転や3連続などの高難度ジャンプをきれいに決めています。
骨折した右足での着氷にも乱れはありません。
どうやら完全に回復しています。
そうなると、自己ベストが突出するエフゲニア・メドベージェワが復帰戦を飾るでしょう。

◆書き加え(1月19日)

ザギトワがSPで自己ベスト 80.27点

欧州選手権のレベルがすごすぎます。
ショートプログラム(SP)でアリーナ・ザギトワが自己ベストの 80.27点で首位に立っています。
とんでもない得点です。
今シーズンはSPでいくらかミスが出ていたはずですが、完璧な演技でした。

復帰戦のエフゲニア・メドベージェワは 78.57点で2位につけています。
私が一番驚いたのはカロリーナ・コストナーが自己ベストの 78.30点で3位に入ったことです。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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