コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

朝ドラ

NHK夕ドラ第1弾は尾野真千子カーネーション

NHK総合で連続テレビ小説の旧作品を再放送
カーネーションは朝ドラ最高傑作

私のブログで、NHK朝の連続テレビ小説、通称朝ドラの「カーネーション」の記事を読む方が増えていました。
なぜだろうと不思議に思ったら、NHKで午後4時20分〜50分に、1日2話ずつ再放送されていました。

それにしても朝ドラの旧作品を総合テレビで「夕ドラ」として再放送するとは驚きました。
第1弾が尾野真千子主演で好評を博した2011年後期、通算85作目の「カーネーション」(渡辺あや脚本)でした。
平均視聴率19.1%を記録しています。

コシノ3姉妹を育てた母親の実話

朝ドラ「カーネーション」はファッションデザイナーのコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコの「コシノ3姉妹」を世に送り出した小篠綾子の生涯を土台にしたフィクションです。

大正2年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれたヒロイン・小原糸子が洋装店を開業しつつ、女手一つで3人の娘を育てる姿を生々しく描いています。
重い内容を含む本格的なドラマですが、朝ドラにふさわしい明るさを失っていません。
ギャラクシー賞テレビ部門で大賞に輝いています。

私は朝ドラをろくに見ていないので断定はできませんが、それでもカーネーションが朝ドラ史上で最高傑作だろうと感じていました。
(有名な「おしん」はちょっぴり知っていますが、それよりも断然上だと思います。)

category:カーネーションはこちら。

NHKが夕方の時間帯をテコ入れ

NHKではこの時間帯に番組宣伝などを放送していました。
しかし、民放の情報番組と視聴率争いが激化していました。
そのあおりを受けてNHKの「ニュースシブ5時」(月〜金曜日午後4時50分)は視聴率2%台と苦戦を強いられているようです。

そこで夕方の時間帯のテコ入れにキラーコンテンツの朝ドラの人気作品を投入するという決断を下しました。
夕食準備前の主婦や年寄りを引き寄せ、そのまま「シブ5時」に誘導しようとしています。

NHKは朝8時からの朝ドラと8時15分からの「あさイチ」の相乗効果で、どちらの番組も高視聴率を保つことに成功しています。
夕ドラでも同じやり方で視聴者の囲い込みを図ります。

朝ドラ百作へ向けて魅力を伝える

BSや地域限定なら、朝ドラを再放送した例はありました。
しかし、総合テレビでの全国再放送は連続テレビ小説の放送開始(1961年)以来初となります。
今後も、視聴者から希望が多く寄せられている朝ドラを再放送していくようです。

NHKはその意図について視聴者サービスの向上、そして「2019年春に 100作目を迎える連続テレビ小説の魅力を改めて多くの視聴者に伝えるため」としました。
ちなみに、節目の作品は「夏空(なつぞら)」といい、ヒロインは広瀬すずです。

夕ドラ視聴率はよくて6〜7%か

この朝ドラ再放送は大相撲中継や高校野球中継、国会中継の際は休止します。
1日2話ずつ再放送するのもそれを織り込んでのことでしょう。
そうなると間隔が相当あくこともあるはずで、視聴習慣を持たせるのは容易でありません。

私は夕ドラの視聴率がどのくらいに達するか気になります。
常識的に考えて10%突破はないでしょう。
それでも6〜7%を取ってしまうかもしれません。
民放は戦々恐々でしょうか。

category:カーネーションはこちら。

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朝ドラ『べっぴんさん』と映画『繕い裁つ人』

私は先頃、Huluで2014年の邦画『繕い裁つ人(つくろいたつひと)』を見ました。
舞台は神戸の街を見下ろす高台に建つ古めかしい一軒家兼洋裁店でした。

監督は『しあわせのパン』などの三島有紀子。
主演は演技派女優の中谷美紀。
原作は池辺葵のコミック『繕い裁つ人』。

いつか「衣と人の関係」にまつわる映画を撮りたいと願っていた三島有紀子が出会ったのが仕立屋を背景とした原作だったそうです。

「南洋裁店」は祖母が始めた洋裁店でした。
一生添い遂げられる洋服を仕立てることで、依頼主に愛されていました。
南市江は祖母の想いを自ら継いで2代目になり、年季の入ったミシンを踏んでいます。

『繕い裁つ人』は、主人公の厳しい職人気質とともに温かい眼差しで、当時の世相と人情、そして暮らしぶりを静かに描いています。
私はこの映画の持つ懐かしい優しさが心に染みてきました。

さて、月曜日から始まった芳根京子主演のNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』は子ども服メーカー「ファミリア」創業者の坂野惇子(ばんの・あつこ)がモデルになっています。
この朝ドラの舞台も神戸とか・・・。
私は横浜に暮らしていますが、港町は洋風化が進んでいたのでしょうか。
どのような展開になるか楽しみです。

私が朝ドラ史上の最高傑作と考える尾野真千子主演の『カーネーション』はファッションデザイナーのコシノ三姉妹を育てた母・小篠綾子がモデルになっていました。
こちらも大阪制作局です。

私は高畑充希主演の『とと姉ちゃん』を見なかったことをとても悔やんでいます。
かなり面白そうでした。
しばらく朝ドラから離れていましたが、『べっぴんさん』はいくらか見るつもりです。

◇◆◇

朝ドラ『べっぴんさん』に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月5日「朝ドラべっぴんさんは「涙活」に打ってつけ」はこちら。

⇒2016年10月4日「べっぴんさんモデルは別品か別嬪か」はこちら。

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朝ドラべっぴんさんは「涙活」に打ってつけ

NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』。
芳根京子がヒロイン・板東すみれを演じます。
いまは子役の渡邊このみ(わたなべ・このみ)が演じています。
戦後、ヒロインが心を込めて、「別品の服」をつくる姿を描きます。
モデルは、子ども服メーカー「ファミリア」の創業者・坂野惇子(ばんの・あつこ)です。

『べっぴんさん』は昭和9年(1934年)から始まりました。
繊維会社を営む裕福な家庭で育ったすみれが、入院中の母のためにハンカチに覚つかない刺しゅうをして渡します。
やがて母との悲しい別れが訪れます。
この母がずっと見守るかのように全編を通じてナレーションを担います。

第1回の放送では、幼いすみれが野原で母から四つ葉のクローバーの意味を教えられます。
これが『べっぴんさん』の展開において重要なモチーフになるとのこと。
家族も4人、会社の創業メンバーも4人です。

ヒロイン・すみれは19歳で母になります。
しかし、戦争で夫の生死が分からず、空襲で屋敷と財産を失います。
焼け野原となった神戸で食べていくために裁縫の腕を生かし、女学校時代の級友や幼馴染と洋服づくりを始めます。
ヒロインは表情が優しくても、芯の強さ秘めています。

父:坂東五十八(生瀬勝久)
母:坂東はな(菅野美穂)
姉:坂東ゆり(内田彩花)

制作統括のプロデューサーのメッセージが正しければ、『べっぴんさん』は朝から感動の涙を流したい視聴者に打ってつけということになります。
耳慣れない「涙活(るいかつ)」という言葉を使っていました。
いまは先に「活」をつけたものが勝つといわんばかりです。

僕は男の子だから泣きません・・・。

◇◆◇

朝ドラ『べっぴんさん』に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月4日「べっぴんさんモデルは別品か別嬪か」はこちら。

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べっぴんさんモデルは別品か別嬪か

NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』。
東京都出身の女優、19歳の芳根京子(よしね・きょうこ)がヒロイン・板東すみれを演じています。

当初は、子役の渡邊このみ(わたなべ・このみ)です。
この子は映画『八日目の蝉』で幼少期の薫(秋山恵理菜)を演じました。
私はHuluなどで数回見ましたが、かなり達者です。

私はテレビドラマどころかテレビを見る習慣がありません。
何せ視聴環境が整っていません。
しかし、「べっぴんさん」はたまたま昼の時間帯に、それも初回を見ました。
朝ドラファンに叱られる、きわめていい加減な“ながら視聴”ですが・・・。
映像はもとより音声もろくに入ってきません。

ところで、私はずいぶん久しぶりに「べっぴん」という言葉を耳にしました。
日常生活で使われていたのは、65歳の私が10代か20代まででしょう。
私のなかでは死語になっていますが、世間や一部の地域ではいまも用いられているのかもしれません。

「べっぴん」を辞書に当たってみました。
「別品」は格別の品の意味、「別嬪」は美人(美女)の意味でした。

この「べっぴん」という言葉は江戸時代から使われていました。
当時は「別品」と書き、特別によい品物という意味合いでした。
やがてモノからヒトにも使われ、優れた人間という意味合いでした。
それが女性に限って使われ、「別嬪」と書くようになりました。

朝ドラ『べっぴんさん』のタイトルは、「さん」をつけていますので「別嬪」を指します。
しかし、子ども服メーカー「ファミリア」の創業者・坂野惇子(ばんの・あつこ)をモデルとしていますので「別品」を指します。
実際、初回放送で主人公の父親が「別品」という意味で用いました。

また、主人公の母親が初回放送で病院のベッドに横たわっています。
これから家族が見舞われる不幸を予感させます・・・。



べっぴんさんモデル:坂野惇子(ばんの・あつこ)
べっぴんさんヒロイン:板東すみれ(ばんどう・すみれ)
べっぴんさん主演:芳根京子(よしね・きょうこ)
べっぴんさん子役:渡邊このみ(わたなべ・このみ)

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とと姉ちゃん、見応えを抑え、視聴率を取る

NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。
私は5〜6回、自室やホテルで“ながら視聴”した程度です。
しかし、この朝ドラはかなり面白そうでした。
実際、高視聴率を残しています。
私はHuluで流されるならば、『とと姉ちゃん』を通して見るつもりです。

ヒロイン・小橋常子を演じたのが高畑充希(たかはた・みつき)でした。
この子はいつもちょっと怒っているような表情が何ともいえません。
演技に決まっていますが、ただの「素」でないかと勘繰りたくなります。
私には内面があまり伝わってきません。
うまいのか下手なのか手がかりを与えてくれないのです。

それはこの朝ドラの全体についても当てはまります。
私には情感があまり伝わってきません。
なるべく見応えを抑え、何か引っかかりを残すという仕上げです。
私が最初にのめり込んだ朝ドラ、松下奈緒主演の『ゲゲゲの女房』と脚本も演出も対照的なのでないでしょうか。
視聴者の思い入れを寄せつけない出来・・・。

ところで、昭和26年(1951年)生まれの私は、時代が『暮しの手帖』という主婦雑誌を求めていたことを教えられました。
同誌の一番の売りである商品テストにはメーカーから相当な圧力がかかったはずです。
それを跳ねのけ、消費者はもちろんマスコミを味方につけるのは苦労だったでしょう。
『暮しの手帖』は創業者・大橋鎭子と編集長・花森安治の名コンビで発行され、販売部数が百万部に迫ったこともあるようです。

同誌ほどの客観性はないとしても、現在はインターネットで購入者・利用者による商品の評価をたやすく知ることができます。
『暮しの手帖』で商品テストが取りやめられたのも時代の流れというか必然でしょう。

◇◆◇

とと姉ちゃんと高畑充希に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年9月16日「高畑充希の演技力・・・とと姉ちゃんヒロイン」はこちら。

⇒2016年9月14日「とと姉ちゃんの視聴率とリアリティ」はこちら。

⇒2016年9月12日「とと姉ちゃんが面白い・・・暮しの手帖」はこちら。

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高畑充希の演技力・・・とと姉ちゃんヒロイン

NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。
ヒロイン・小橋常子(こはし・つねこ)は亡き父に代わり、家族を守る「とと(父親)」の役目を果たしたところからそう呼ばれました。
おそらく20歳前だと思いますが、「妹たちを嫁に出す」「家を建てる」との目標を立てていたようで驚きです。

私はヒロインを演じる高畑充希(たかはた・みつき)をまったく知りませんでした。
素人の雰囲気が漂い、女優の華が感じられません。
この朝ドラのヒロインに起用された最大の理由でしょう。

ウィキペディアによれば、小橋常子役はオーディションで2564人の応募者から選ばれました。
高畑充希は朝ドラ『ごちそうさん』で出演経験がありました。

『とと姉ちゃん』は、私がぼんやりと抱いていた『暮しの手帖』のブランドイメージを映し出した演出です。
一言でいえば、世間の家庭と日常の生活に通じる「普通」です。
が、現実の雑誌を軌道に乗せた大橋鎭子(おおはし・しずこ)は責任感とそれに裏打ちされた無鉄砲な行動力を備えていたようです。
この線に沿って高畑充希の主演が決められたのでしょう。
彼女は普通でありながら意志と気の強さが伝わってきます。
私は他の作品を見ていないので、素と演技のどちらの要素が大きいのか判断がつきません。

『とと姉ちゃん』の内容は戦前編と戦後編に大別されるようです。
想像を絶する困難に直面した三姉妹の境遇を描いた戦前編も見応えがあったのでないでしょうか。

ちなみに、オープニングもどうということはありません。
主題歌は宇多田ヒカルが初めてNHKドラマに書き下ろした「花束を君に」です。
作品は総じて抑え気味で当たり前の仕上がりになっています。

わずかしか見ていませんが、朝ドラ『とと姉ちゃん』は出来がいいと思いました。
高畑充希は物語のさまざまなシチュエーションに溶け込み、女優のにおいが消えています。
これが彼女の演技力なのでしょう。

◇◆◇

とと姉ちゃんと高畑充希に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年9月14日「とと姉ちゃんの視聴率とリアリティ」はこちら。

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とと姉ちゃんの視聴率とリアリティ

NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。
私は8月下旬か9月上旬に数回見ただけですが、面白そうでした。
実在の人物とその人生が土台になっていると、シナリオも登場人物もリアリティが格段に増します。
インターネットで調べたら、『とと姉ちゃん』は近年の朝ドラのなかでも高い視聴率を上げていました。

『とと姉ちゃん』のモデルは戦後間もなく「暮しの手帖社」を興し、『暮しの手帖』を問うた大橋鎭子(おおはし・しずこ)と花森安治(はなもり・やすじ)です。
「暮しの手帖社」は婦人を対象とし、家庭に関連する書籍を刊行しています。
『暮しの手帖』は家庭向けの総合生活雑誌です。

『暮しの手帖』は客観的な商品テストで知られました。
劣悪と判定された製品のメーカーのなかには傾いたところもあったようです。

『暮しの手帖』は公平性を保つために広告掲載を行いませんでした。
雑誌は購読収入と広告収入で成り立ちますので、危険のともなう決断でした。
採算を取るのは至難ですが、消費者(生活者)の立場に即した編集方針と編集内容で多くの読者を獲得し、社業も発展しました。
現在は衣食住に、育児や健康、医療などの記事を加えています。
また、社会と経済の変化に応じ、思い切った見直しが行われました。

大橋鎭子は少女時代からたびたび危機に見舞われ、戦争に翻弄されながら何とか生き延びてきた芯の強い女性だったようです。
しかし、根性だけでなく、しなやかな発想と感性、豊かな理性と知性を持ち、それが『暮しの手帖(前身雑誌あり)』の創刊にもつながりました。
起業家として十分な資質を備えていました。

そうでなければ、不当な圧力と経営の危機を乗り越えて『暮しの手帖』を継続することはできなかったでしょう。

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とと姉ちゃんが面白い・・・暮しの手帖

NHK朝の連続テレビ小説。
私はちょっとしたきっかけで松下奈緒主演の『ゲゲゲの女房』にはまり、その後も瀧本美織主演の『てっぱん』、井上真央主演の『おひさま』、尾野真千子主演の『カーネーション』、堀北真希主演の『梅ちゃん先生』をわりと、もしくはいくらか見ました。
そして、夏菜主演の『純と愛』以降はほとんど見なくなりました。

長らく朝ドラ視聴が途絶えていましたが、先だってたまたまパソコンの画面で流れていた高畑充希(たかはた・みつき)主演の『とと姉ちゃん』に興味を持ちました。
面白い!
商品検査で低い評価を下されたメーカーが『あなたの暮し』の出版社と編集関係者に悪質な嫌がらせを行う内容です。

65歳の私は『とと姉ちゃん』に出てくる雑誌がすぐに『暮らしの手帳』だと分かりました。
そうなると、この朝ドラは実話をベースとしたフィクションでしょう。
ウィキペディアに当たってみました。

『とと姉ちゃん』は、敗戦直後の混乱期に「暮しの手帖社(社名変更は昭和26年)」を立ち上げた大橋鎭子(おおはし・しずこ)と花森安治(はなもり・やすじ)が生活総合雑誌『暮しの手帖』を編集し発行する奮闘の軌跡に題材を得ています。
「当たり前の暮らしを大切にする」をモットーに、壊れてしまった主婦と家族の日常に明かりをともす物語とか・・・。

当時は雨後の竹の子のように画期的な新製品が登場しましたが、相当な粗悪品が混ざっていたと推察できます。
『暮しの手帖』が商品と生活の質的向上に果たした意義と役割はきわめて大きかったはずです。
その後の高度成長に向け、豊かさと幸せの確かな道しるべとなりました。

朝ドラ『とと姉ちゃん』は終盤に差しかかっており、いまから視聴を始めるのは遅すぎます。
近い将来、Huluで流されることがあれば全編を通して見たいと感じました。

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マッサンとプロジェクトX…中島みゆき

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」。
中島みゆきが主題歌(テーマソング)を歌っている。
曲名は「麦の唄」。

私は最初に聴いたとき、即座にNHKの「プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」を思い起こした。
かつて数年にわたって放送され、人気を博したドキュメンタリー番組である。
私もときどき観たが、経済系(ビジネス系)の内容が中心だったはずだ。
中島みゆきが主題歌を歌っていた。
曲名は「地上の星」。
「空と君のあいだに」と並び、彼女の代表作だ。

中島みゆきは「プロジェクトX」のつながりだろう、初出場の紅白歌合戦で黒部ダムから「地上の星」を大晦日の茶の間に届けた。
ウィキペディアによれば、極度の寒さと緊張から歌詞を間違えたと話題になった。

「マッサン」は、国産ウイスキーづくりに挑戦したニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝と妻リタがモデルになっている。
実話を土台としたフィクションである。

「麦の唄」も「地上の星」も、志に燃え、使命の実現に身を賭した日本人への応援歌になっている。
作詞・作曲も手がける中島みゆきの勇ましく朗々とした歌唱がよく似合う。

⇒2014年10月3日「マッサンモデル…ニッカ創業者・竹鶴政孝」はこちら。

私は、「マッサン」が「プロジェクトX」の朝ドラ版という印象を受ける。
ときどきしか見られないが、楽しみである。

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マッサンモデル…ニッカ創業者・竹鶴政孝

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」。
亀山政春は玉山鉄二が演じ、妻・エリーは米国のシャーロット・ケイト・フォックスが演じる。
朝ドラ史上初の外国人ヒロインということで関心を集めた。
男性の主人公も珍しい。

前作の「花子とアン」と同様、実話を土台としたフィクションである。
「マッサン」のモデルは、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝と妻リタである。
リタは政孝を「マッサン」と呼んだ。

「マッサン」は、夫婦愛を軸とした人情喜劇に仕立てられているらしい。

大正時代、国産ウイスキーづくりに情熱を燃やす造り酒屋の跡取り息子・亀山政春がスコットランドに渡った。
現地で出会った女性・エリーと交際する。
亀山政春は2年間の修業後に帰国するのだが、エリーが周囲の反対を押し切って国際結婚し、日本についてきた。

ここは当然実話だろう。
凄い度胸というか、覚悟である。
親を捨て、国を捨てることになりかねない。
竹鶴政孝には、その不安とリスクを上回る男としての魅力と人としての信頼があった。

「マッサン」は初回視聴率が過去10年の朝ドラの最高を記録した。
私は朝ドラをときどき見るくらいしかできない。
「花子とアン」は平均視聴率が高かったが、私にはいささか期待外れだった。
波乱の予感のする「マッサン」のほうが好みである。

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朝ドラ美輪明宏物語…脚本は書き下ろし

きのうのブログ「花子とアンは視聴率ありきのつくり」に続いて・・・。

⇒2014年9月1日「花子とアンは視聴率ありきのつくり」はこちら。

私はNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」をときどき楽しんでいる。
朝に心の健康食品を採るのは、素晴らしい生活習慣である。
スパイスは利いていないが、いい素材を用いているのでそれなりにおいしい。
「花子とアン」が癖になった人も多いようで、高視聴率を当然のように叩き出している。

さて、きのうのブログでこう述べた。

美輪明宏の何とも絶妙な「ごきげんよう。さようなら」が、各回の内容をきれいに包み込んでしまう。
やわらかで安心感があるので、すべてよしという雰囲気になる。
これだけの大物を起用するなら、美輪明宏が登場人物に突っ込むか、物語を引っ掻き回すほうが面白かったと思う。

その際に、私の頭に浮かんだことがある。
きょうのブログで記したい。

NHKは美輪明宏をナレーターに起用するのでなく、彼をヒロイン(?)とした朝ドラをつくるべきだ。
脚本は、半生(実話)を土台にフィクションとして書き下ろし。
NHK朝の連続テレビ小説「美輪明宏物語」。

ついては、見目麗しい女優を男装させて主演(主役)にする。
ヒロインと呼ぶべきか、ヒーローと呼ぶべきか、話がややこしい。
奇想天外、波瀾万丈、刺激に満ち、アクの強い朝ドラになる。

登場人物が多士済々なので、制作費は高騰しそうだ。
三島由紀夫にも会える。
美輪明宏が存命中に準備(取材)し、存命中に放送してほしい。

明日へのヒント第29号「美輪明宏」はこちら。

余談・・・。
私は、今年大ヒットした「アナと雪の女王」と「花子とアン」の名前がごちゃごちゃになる。
63歳を過ぎ、ボケが忍び寄ってきた。
どちらも「女と女」というのが「女性の時代」を実感させる。
近い将来、「男不要」が映画やドラマのステイタスになる。
美輪明宏にこの流れを止めてもらいたい。
やはり話がややこしい。

⇒2014年9月1日「花子とアンは視聴率ありきのつくり」はこちら。

⇒2014年8月29日「嘉納伝助は世間の笑いもの…花子とアン」はこちら。

⇒2014年8月23日「花子とアン平均視聴率の驚異」はこちら。

            ◇◆◇

⇒2014年8月30日「松たか子、レリゴーのつまずき」はこちら。

⇒2014年8月22日「松たか子と神田沙也加のちぐはぐ」はこちら。

⇒2014年8月21日「松たか子、才能と歌唱…アナと雪の女王」はこちら。

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花子とアンは視聴率ありきのつくり

NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。
ヒロイン花子を吉高由里子が演じる。
「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の半生に基づく。

実話が土台ということで、私はときどき見ていた。
「花子とアン」が面白いのは認める。
初回視聴率が21.8%、最高視聴率が7月5日の25.9%、8月25日までの期間平均視聴率が22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
申し分のない数字が絶大な人気と評価を物語る。
朝ドラは楽しければいいと思わないわけでない。

しかし、私が期待していたリアリティが乏しい。
松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」のように感情移入ができないのだ。
(フリーランスの経験が長かった私は、この作品が一番身近に感じられた。)

⇒2014年8月27日「松下奈緒、富士山頂の妻が似合うわけ」はこちら。

「花子とアン」が見応えのあるドラマになるうえで、大切なものが欠けているように思う。
しかし、私はじっくりと考える時間をつくれず、原因を突き止められない。
こんなに面白いのに何が不満なのかと自分でも不思議である。

「花子とアン」は、きれいなつくりものを見せられているという気分になる。
キャスティング(主演)、シナリオ(脚本)、演出のいずれか、もしくはすべてに問題がありそうだ。

ヒロインが非の打ちどころがない優等生ということに加え、全体のまとまりがよすぎる。
偏りや綻びがなく、バランス感覚のなかで物語が進んでいく。
それを整った美女の吉高由里子が演じるから、さらに完璧になり、親しみが湧きにくい。
尾野真千子主演の「カーネーション」のような欠点や愚かさがいとおしい。
(朝ドラ史上最高傑作と信じる。)

また、本来は豊かな登場人物の個性がほとんど伝わってこない。
皆、影が薄いのだ。
対照的な葉山蓮子(仲間由紀恵)でさえ、結局、村岡花子と同化してしまう。
そもそも、なぜ二人は馬が合うのかも腑に落ちない。
描写に奥行きがない。

そして、美輪明宏の何とも絶妙な「ごきげんよう。さようなら」が、各回の内容をきれいに包み込んでしまう。
やわらかで安心感があるので、すべてよしという雰囲気になる。
これだけの大物を起用するなら、美輪明宏が登場人物に突っ込むか、物語を引っ掻き回すほうが面白かったと思う。

朝ドラの脚本家は地獄を味わうらしい。
中園ミホも同様に骨を折っているだろう。
しかし、取材が浅いのでないかと疑いたくなる(そんなはずはない)。
私は、この朝ドラに大きな感動を覚えないのはおかしいと自分を責めてきた。

「花子とアン」は視聴率ありきで、そこから逆算して優れたパーツをかき集め、ドラマを組み立てたという印象が強く残る。
そのパーツが互いに弱め合っている。
となると、プロデュースに問題がある。
それが事実でないとしても、そうした勘繰りを与えてしまうのはどうか。

「花子とアン」はつくりが薄味である。
朝は健康第一と言われているようでもある。
私はときどきだが、これからも料理をいただく。

⇒2014年8月29日「嘉納伝助は世間の笑いもの…花子とアン」はこちら。

⇒2014年8月23日「花子とアン平均視聴率の驚異」はこちら。

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嘉納伝助は世間の笑いもの…花子とアン

NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。
明治から昭和の混乱期に「赤毛のアン」などの翻訳家として活躍した村岡花子の半生に基づくフィクションである。

この朝ドラで際立ったのが葉山蓮子(嘉納蓮子)の二度目の嫁ぎ先、福岡の大富豪・嘉納伝助(かのう・でんすけ)だった。
脚本の中園ミホが意図したかどうかは分からないが、「花子とアン」でもっとも魅力的な人物像を与えられた。

嘉納伝助は裸一貫で巨万の富を築いた。
粗野で武骨で教養がなく、蓮子と身分も年齢もかけ離れ、夫婦関係がうまくいくはずがない。
その蓮子に駆け落ちされ、世間の笑いものになる。

「花子とアン」では、何でも金で買えると考える成金が、次第に器の大きさを見せていく。
かつての妻と屋台で飲むシーンが印象的だった。
いまの幸せを、心の底から祝福していた。
モデルは、柳原白蓮の二度目の夫で、「九州の炭鉱王」と呼ばれた伊藤伝右衛門。

嘉納伝助は太っ腹で潔いだけでない。
大変な苦労人であり、義理堅く、根が温かい。
周囲を惹きつける人間味を備えていたから、大成功を収められたのだろう。

⇒2014年8月23日「花子とアン平均視聴率の驚異」はこちら。

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松下奈緒、富士山頂の妻が似合うわけ

松下奈緒がNHK土曜ドラマ「芙蓉の人 〜富士山頂の妻」で主役・野中千代子を演じている。
明治時代、気象予報を正確化するために富士山頂に私設気象観測所を築いた夫を支える妻の役どころである。
佐藤隆太が夫役・野中到を演じている。
死を覚悟する夫を守ろうと、自らも前人未到の厳冬の富士山頂で観測をともにした。
むろん、妻も命がけだ。
原作は小説家・新田次郎の「芙蓉の人」。

私は「芙蓉の人」を3回ほど、ちらっと目にした。
視聴ということでないが、なかなか面白かった。
松下奈緒がいい。

NHKドラマのヒロインは、国民的なヒットを記録した「ゲゲゲの女房」以来でなかろうか(不確か)。
これをきっかけに、朝ドラの長期にわたる視聴率低下に歯止めがかかり、復活につながった。

松下奈緒は「ゲゲゲの女房」と同様、「芙蓉の人」で夫を助ける。
現代的な才女だが、どこかに古風な人生観や価値観が残っているのだろう。
また、意思が強いというか、性格がきっぱりしているのだろう。
サブタイトルの「富士山頂の妻」という形容は見事だ。
松下奈緒は周囲の反対を押し切り、夫の後を追って富士山頂へ向かう一途で無謀な役どころが似合う。

松下奈緒は「芙蓉の人」の番宣の一環(?)で「鶴瓶の家族に乾杯」にゲスト出演した。
素敵な家族を求めて日本中を巡る“ぶっつけ本番”の旅番組である。

ロケ地は静岡県西伊豆町だった。
私はちらっと見たが、松下奈緒はまったく物怖じしない。
どこへでも飛び込んでいきそうだ。
世の中に才能を持つ人はたくさんいて、それだけでは成功を収められない。
果敢さは見上げたもの!
おそらく親が本人を尊重し、自由にさせたのだと思う。
お嬢さまなのに、天然の趣を持つ。
松下奈緒は田舎町の市街を歩くと、背の高さと美しさが際立つ。
女優だから当然かもしれないが、華がある。

松下奈緒は「ゲゲゲの女房」以降、多くの経験を積んで成熟が感じられた。
演技力も増した。

テレビ局の懐事情で本格的なドラマはNHKしか制作できにくくなった。
朝ドラ「花子とアン」の驚異的な視聴率を筆頭に、NHKドラマは健闘しているようだ。

⇒2014年8月23日「花子とアン平均視聴率の驚異」はこちら。

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花子とアン平均視聴率の驚異

NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。
明治から昭和の混乱期に「赤毛のアン」などの翻訳家として活躍した村岡花子の半生に基づく。
原案は花子の孫・村岡恵理の著書「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」。
脚本は中園ミホ。
とはいえ、あくまでもフィクションらしい。

ヒロイン・安東はな役は吉高由里子。
生涯の友・葉山蓮子(はやま・れんこ)役は仲間由紀恵。
モデルは歌人・柳原白蓮である。
語りは美輪明宏。
毎回の放送の締めに「ごきげんよう。さようなら」。

私はときどきしか見られないが、滅茶苦茶面白い。
インターネットで「花子とアン」の平均視聴率を調べて仰天した。
放送開始から20週連続視聴率21%超えの驚異(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
平均視聴率が24%超えという週もあるようだ(不確か)。

吉高由里子と仲間由紀恵は飛び切りの美人女優である。
二人の起用を決めた時点でぶつかることを期待していたか。
役者としての仲間由紀恵の存在感、そして登場人物としての葉山蓮子の性格が際立つので、ときにヒロインを押しのけてしまう。
それが刺激的である。

「花子とアン」はドラマとしてのシナリオがすっきりと軽快であり、実話が土台ということを忘れさせる。
つくりものという印象が強い。
個人的には、いくらか泥臭い仕上がりのほうが深みとリアリティが増し、もっとのめり込める気がする。
ヒロインへの共感が乏しいのだ。

が、朝ドラは面白いのが何より。
チャネルを合わせるのが習慣になった視聴者が大勢いることは十分にうなずける。

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ごちそうさん視聴率は、軽くあまちゃん超え

きのうのブログ「私が朝ドラあまちゃんを見なかったわけ」に続いて・・・。

⇒2013年11月7日「私が朝ドラあまちゃんを見なかったわけ」はこちら。

能年玲奈主演「あまちゃん」という狂想曲のタクトが止まった。
近年の朝ドラのなかで最大の話題を呼んだ。

私はこのところ、出張中のホテルでときどき朝ドラをつけっ放しにするようになった。
久しぶりのこと!
「ごちそうさん」がわりと気に入っているからだ。
杏(あん)がヒロイン・卯野め以子(うの・めいこ)を演じている。
不器用な役どころに似合う、素人っぽい演技に心をくすぐられる。
アヒル口がかわいらしく、私はつい見たくなる。

⇒2013年11月5日「あんでしょね…ごちそうさん主演・杏(あん)」はこちら

「あまちゃん」は放送終了後(終了前?)に、「あまロス」「あまロス症候群」という言葉が飛び交うほどの社会現象になった。
私は、その反動で、「ごちそんさん」は視聴率で苦戦を強いられていると思い込んでいた。

ところが、実際には絶好調!

「ごちそんさん」は、放送開始から3週連続で平均視聴率が20%を上回っている(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
そして、10月16日の放送で27.3%に達した(同上)。
すでに「あまちゃん」の最高視聴率27.0%を超えている。
凄いじゃないか。

「あまちゃん」にのめり込めない自分は病気なのかと案じた。
しかし、私と同様、「ごちそうさん」に面白さを感じる人が世の中に大勢いると知り、胸をなでおろしている。
「あんでしょね」の杏は、とてもよい。

「ごちそうさん」の視聴率は、今後の脚本次第でなかろうか。
とくにめ以子が結婚し、夫・西門悠太郎(にしかど・ゆうたろう)の大阪の実家に入ってからだ。

                      ◇◆◇

杏と朝ドラ「ごちそうさん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月5日「あんでしょね…ごちそうさん主演・杏(あん)」はこちら

⇒2013年11月2日「クドカン脚本はちょっと⇒ごちそうさん」はこちら。

⇒2013年11月1日「卯野め以子、西門悠太郎にプロポーズ!」はこちら。

⇒2013年10月31日「吉高由里子・花子とアンに期待…ごちそうさん」はこちら。

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あんでしょね…ごちそうさん主演・杏(あん)

NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。
杏(あん)がヒロイン・卯野め以子(うの・めいこ)を演じている。
森下佳子が脚本を書き下ろした。

杏は、大阪制作局の朝ドラでは珍しいことにオーディションを経ず、直接のオファーでヒロインに決まった。

「あんでしょね」。
主演の杏を、私はまったく知らない。
ウィキペディアによれば、1986年4月14日、東京都渋谷区生まれの27歳。
職業はファッションモデルだった。
また、テレビドラマでは何本かの主演経験を持っていた。

杏は、素人みたいな演技が好感を持てる。
また、プッと膨れた表情のときに「アヒル口」になる。
それが顔と体の形にマッチし、笑える。
推察にすぎないが、子どもの頃、親にああいう口をしたのか。
両親の離婚に巻き込まれるなど苦労を味わったようで、本人も高校中退である。

旧芸名は、本名の渡辺杏(わたなべ・あん)。
父は俳優の渡辺謙。兄は俳優の渡辺大。

杏は、江戸時代の浮世絵やおちょこを蒐集している。
将来の夢の一つに、「東海道五十三次」を踏破することを挙げている。
風変わりというか、しぶすぎる。

杏は身長 174cm。
実は、「ゲゲゲの女房」主演の松下奈緒も同じ。
だから、どうしたというわけでない。
そういえば、松下奈緒も職業はファッションモデルだった。

時代が変わり、長身の女性はバレーボール以外にも活躍の場が広がっている。
(バレーボール云々は余計だった。)

                      ◇◆◇

杏と朝ドラ「ごちそうさん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月2日「クドカン脚本はちょっと⇒ごちそうさん」はこちら。

⇒2013年11月1日「卯野め以子、西門悠太郎にプロポーズ!」はこちら。

⇒2013年10月31日「吉高由里子・花子とアンに期待…ごちそうさん」はこちら。

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クドカン脚本はちょっと⇒ごちそうさん

NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。
杏(あん)がヒロイン・卯野め以子(うの・めいこ)を演じている。
森下佳子(もりした・よしこ)が脚本(シナリオ)を書き下ろした。

国民人気を博した「あまちゃん」は、能年玲奈(のうねん・れな)の天然ぶりが新鮮だった。
が、最大のヒット要因は、宮藤官九郎(くどう・かんくろう)が書き下ろした脚本である。
愛称は、「クドカン」。
主演女優を口説かんという意味でないようだ。

「あまちゃん」は、ストーリーの全体構想が魅力的なうえに、個別アイデアが豊富で緻密だった。
さまざまなタイプのおかしみが全編にちりばめられ、視聴者を飽きさせない。
文字どおり「朝の連続テレビ小説」として、出色の出来栄えだった。
朝刊の「連載小説」と「四コマ漫画」のいいとこどりで、熱烈なファンづくりに成功した。
宮藤官九郎は才能と才気にあふれている。

が、私個人は「ごちそうさん」のほうが好みだ。
つくり込まれた印象、考え抜かれた印象がなく、視聴に集中力を求められない。
平たく言えば、気楽。
私は老いてしまい、頭が高速の進行についていくのがしんどい。

「あまちゃん」は、こちらが脚本家・宮藤官九郎の掌(てのひら)で遊ばせてもらっているというか、自在にコントロールされているというか・・・。
それが、ちょっと、ね。

へそ曲がりの私は、脚本家の思うつぼになりたくない。

朝ドラ「あまちゃん」が終わり、1カ月前後が経つ。
あそこまでのヒットにつながった要因を改めて考えてみた。
第1に、宮藤官九郎のシナリオ。
第2に、主要なキャスティング。
これには主演の能年玲奈の起用を含む。
第3に、大友良英のオープニングテーマ曲。
明るく、しかも士気を鼓舞するかのようだ。
こんなところでなかろうか。
第4に、「じぇじぇじぇ」の流行。
といっても脚本家の仕掛けである。

                      ◇◆◇

能年玲奈と朝ドラ「あまちゃん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年9月4日「薬師丸ひろ子演技…あまちゃん鈴鹿ひろ美」はこちら。

⇒2013年8月11日「紅白司会は能年玲奈から小泉今日子へ」はこちら。

⇒2013年8月9日「あまちゃん評価…はたして中身はあるのか」はこちら。

⇒2013年8月8日「あまちゃん、じぇじぇじぇ!新語・流行語大賞」はこちら。

⇒2013年8月4日「能年玲奈『あまちゃん』、高視聴率で続編へ」はこちら。

⇒2013年7月6日「能年玲奈『あまちゃん』にはまる」はこちら。

⇒2013年4月13日「あまちゃん視聴率好調、能年玲奈紅白司会へ」はこちら。

⇒2013年4月7日「あまちゃん平均視聴率20%超え…宮藤官九郎」はこちら。

⇒2012年7月29日「能年玲奈(のうねん・れな)…朝ドラ「あまちゃん」ヒロイン」はこちら。

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卯野め以子、西門悠太郎にプロポーズ!

NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。
杏(あん)がヒロイン・卯野め以子(うの・めいこ)を演じている。
森下佳子(もりした・よしこ)がシナリオを書き下ろした。
TBSのテレビドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」を手がけた脚本家である。

朝ドラ「ごちそうさん」は、時代が大正から昭和。
食いしん坊の東京娘・卯野め以子が、偏屈な大阪男・西門悠太郎(にしかど・ゆうたろう)と恋に落ち、彼のもとに嫁ぐ。
食い倒れの街・大阪を舞台に、関東と関西の食文化の違いを克服しつつ、料理と夫に愛情を注ぎ、力強い母へ成長していく。
夫は料理より後というのが引っかかる紹介文だが・・・。

大阪制作局が東京からスタートする朝ドラをつくった。
私は予告の番宣で、ヒロインの標準語を不思議に思ったが、その謎が解けた。

タイトルの「ごちそうさん」が表しているとおり、この朝ドラは「食と命」「食と愛」がテーマである。
「食べること」がカギとなるのは、瀧本美織主演「てっぱん」と変わらない。
大阪の制作陣は食いしん坊の集まりか・・・。

私は「ごちそうさん」のストーリーも、その前後の放送も知らないが、たまたまボートレースのシーンを数分見た。
川に転落してずぶ濡れの和服姿の卯野め以子が西門悠太郎にプロポーズしていた。
事情の飲み込めない私が軽い感動を覚えたので、この朝ドラをずっと見てきた視聴者は胸がジーンと来たのでなかろうか。

ウィキペディアによれば、「め以子に別の男性との縁談が舞い込む。葛藤の末に見合いに臨むが、悠太郎への思いに気づき、途中で抜け出して彼に求婚する」。
なるほど、だから和服姿だったのだ。

が、見合いを投げ出された男はたまらない。
どうする?

                      ◇◆◇

瀧本美織と朝ドラ「てっぱん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年7月17日「松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月2日「てっぱん総集編、感動の嵐…瀧本美織は見納め!」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織『てっぱん』続編は3年後に本放送か」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

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⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2011年1月29日「志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒」はこちら。

⇒2011年1月26日「瀧本美織の愛くるしさ…てっぱんヒロイン」はこちら。

⇒2011年1月25日「タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織」はこちら。

⇒2011年1月23日「てっぱん瀧本美織、笑いどころと泣きどころ」はこちら。

⇒2011年1月22日「瀧本美織、弾ける元気と明るさ…てっぱんヒロイン」はこちら。

⇒2011年1月19日「葉加瀬太郎・ひまわり…てっぱんテーマ曲」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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吉高由里子・花子とアンに期待…ごちそうさん

NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。
杏(あん)がヒロイン・卯野め以子(うの・めいこ)を演じている。
脚本(シナリオ)は、森下佳子(もりした・よしこ)の書き下ろし。

私は、「ごちそうさん」とあまり縁がない。
朝ドラを視聴するとは、自分との“接点”を感じるということ!
松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」と尾野真千子主演「カーネーション」は、私にしては熱心に見た。
井上真央主演「おひさま」と堀北真希主演「梅ちゃん先生」は、それなりに見た。
どれもいい作品だと思う。

私はおそらく次作、吉高由里子主演「花子とアン」は出来次第でのめり込む。
「赤毛のアン」などに代表されるモンゴメリーの日本語訳版を著し、明治から昭和の混乱期に翻訳家として活躍した村岡花子の生涯を描いた伝記作品とか・・・。
短い紹介文を読むだけで、期待が膨らむ。
「ゲゲゲの女房」も「カーネーション」も、物語の土台は実人生だった。

とはいえ、「ごちそうさん」は、まったくと言っていいほど見なかった前作、能年玲奈主演「あまちゃん」よりいくらか・・・。
放送が始まって1カ月くらいかと思うが、出張中のホテルなどで4〜5回はつけっ放しにしたことがある。
テレビ画面と向き合っているわけでない。

妻はNHK総合テレビで朝と昼、「あまちゃん」を欠かさず見るようになった。
やがて「あまちゃん」に完全にはまる、こぼれるような笑顔を眺めたことがあり、私は吹き出しそうになった。

妻に尋ねたら、「あまちゃん」ほどでないが、「ごちそうさん」もかなり面白いという。

・・・そうかなぁ。

                      ◇◆◇

松下奈緒と朝ドラ「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年8月3日「寺川綾と松下奈緒、身長と美貌を比べるなっ!」はこちら。

⇒2012年6月10日「松下奈緒、結婚・転身へ…ドラマチックなAB型」はこちら。

⇒2012年6月9日「松下奈緒、『青空』をしっとりとセクシーに歌う」はこちら。

⇒2012年6月1日「松下奈緒『ありがとう』ピアノソロ演奏…SONGS」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月9日「松下奈緒、男5人と同居…早海さんと呼ばれる日」はこちら。

⇒2011年8月23日「松下奈緒「胡桃の部屋」横目でちらっ…向田邦子原作」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年7月17日「松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年4月18日「松下奈緒はなぜ3人なのか?」はこちら。

⇒2011年3月1日「松下奈緒、男勝りの女刑事への転身は失敗」はこちら。

⇒2011年2月4日「松下奈緒の気になる演技力…女優は不向き?」はこちら。

⇒2011年1月25日「タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織」はこちら。

⇒2011年1月6日「松下奈緒VS向井理…ゲゲゲの夫婦対決」はこちら。

⇒2011年1月2日「松下奈緒は地味…紅白歌合戦から紅白歌番組へ」はこちら。

⇒2010年12月31日「大杉漣と松下奈緒、ゲゲゲの親子が紅白再会か」はこちら。

⇒2010年12月28日「ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!」はこちら。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

⇒2010年11月13日「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」はこちら。

⇒2010年11月11日「ずばりテレビの買い時…紅白・松下奈緒が見たい」はこちら。

⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が『ゲゲゲの女房』を振り返った」はこちら。

⇒2010年9月27日「涙にくれた一日・・・『ゲゲゲの女房』完結」はこちら。

⇒2010年9月26日「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(全記事)」はこちら。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月24日「水木しげる夫妻(武良茂・布枝)の自然体」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月23日「水木プロダクション創立20周年記念謝恩パーティー」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月21日「長女村井藍子・青谷優衣、次女喜子・荒井萌」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

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純と愛視聴率が好調…夏菜主演&遊川和彦脚本

NHK朝の連続テレビ小説「純と愛(じゅんとあい)」。
夏菜(なつな)がヒロイン・純(じゅん)を演じる。
遊川和彦(ゆかわ・かずひこ)が脚本を手がける。
「家政婦のミタ」で驚異的な視聴率を取ったため、前評判が凄かった。
このドラマは平均視聴率が40.0%、瞬間最高視聴率が42.8%であり、化け物といえる。

                       ◇

私がほとんど見ないうちに、朝ドラ「純と愛」の放送は残り2カ月強になった。
忙しかったのは確かだ。
しかし、内容に新鮮味も面白みも感じなかったのも確かだ。
一日の始まりに流す「志」、そして意味が感じ取れない作品である。

先だってちらっと「純と愛」のダイジェストに触れ、インターネットで視聴率を調べてみた。
実は、かなり健闘している。

朝ドラ過去5作品の平均視聴率は以下のとおり(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。

◇2010年前期(上期)
松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」は18.6%。
子役は菊池和澄⇒佐藤未来。
山本むつみ脚本、武良布枝原作。

◇2010年後期(下期)
瀧本美織主演「てっぱん」は17.2%。
寺田敏雄・今井雅子・関えり香脚本。

◇2011年前期
井上真央主演「おひさま」は18.8%。
子役は八木優希、老け役は若尾文子(回想の形でドラマは進行)。
岡田惠和脚本。

◇2011年後期
尾野真千子主演「カーネーション」は19.1%。
子役は二宮星、老け役は夏木マリ。
渡辺あや脚本。

◇2012年前期
堀北真希主演「梅ちゃん先生」は20.7%。
子役は内田未来。
尾崎将也脚本。

「梅ちゃん先生」の平均視聴率は過去5作品で断トツである。
単に朝ドラの王道を歩むだけでなく、きわめて実験的なつくりだった。
このブログで幾度も取り上げた。
私自身は熱心に見たいと思わなかったが、大勢の視聴者を得たという事実は十分に納得できる。

「純と愛」はこれまでの平均視聴率がおそらく18%前後であり、決して悪い数字でない。
それは「ゲゲゲの女房」の前の2作品の平均視聴率と比べると分かる。

◇2009年前期
多部未華子主演「つばさ」は13.8%。
子役は小泉颯野⇒白坂奈々。
戸田山雅司脚本。

◇2009年後期
倉科カナ主演「ウェルかめ」は13.5%。
子役は小酒井円葉。
相良敦子脚本。

私は朝の時間帯に放送する必然性を感じない「純と愛」が高視聴率を取っている事実が不思議である。
就労形態と就労時間が多様化し、かつての生活のリズムが崩れてきたのか。
あるいは、夜の時間帯に再放送することにより、朝ドラという認識が変わってきたのか。
それとも、制作費(予算)が削られ、見応えのあるドラマがほかにないのか。

・・・気が向けば、「純と愛」についてもう少し詳しく書いてみたい。
今日の社会・職場・家庭などで当たり前のように起こっている衝突で埋め尽くしており、内容が退屈だ。
これなら現実のほうがはるかにエキサイティングでスリリングである。

                      ◇◆◇

夏菜主演「純と愛」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年7月31日「夏菜(なつな)…NHK朝ドラ『純と愛』ヒロイン」はこちら。

⇒2012年8月27日「堀北真希『梅ちゃん先生』から夏菜『純と愛』へ」はこちら。

⇒2012年10月22日「朝ドラには約束事がある…遊川和彦『純と愛』」はこちら。

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朝ドラには約束事がある…遊川和彦「純と愛」

私はNHK朝の連続テレビ小説からずっと離れている。
堀北真希主演の「梅ちゃん先生」が終わり、夏菜主演の「純と愛」が始まった。
私は長期出張の連続であり、ホテルの部屋で時計代わりにNHKをつけっ放しにしているが、音声(せりふ)もほとんど耳に入ってこない。
心と時間の余裕を失った・・・。

妻が当初、「純と愛」は面白いと語っていた。
が、このところはあまり見ていないのでないか。
話題にしなくなった。

朝ドラの歴史は半世紀を超える。
根強いファンがいて、視聴を支えてきた。
一日の始まりの朝ドラには約束事のようなものがある。
それを大きく踏み外すと、ついていけない人が出てくる。

「純と愛」は、人の心が見えるとか・・・。
ストーカーとか・・・。
怖い世界を描いている?

「梅ちゃん先生」は制作陣の作戦勝ちで、素晴らしい視聴率を残した。
ある意味で計算され尽くしていた。
「純と愛」がそれを凌ぐ(しのぐ)のは大変だ。

私は「純と愛」の視聴率を知らない。
脚本家・遊川和彦は「家政婦のミタ」を手がけたとのことで、この朝ドラでも凄い数字を叩き出している?

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夏菜(なつな)…NHK朝ドラ「純と愛」ヒロイン

堀北真希主演のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に続いて放送されるのが「純と愛」。
22歳の女優・夏菜(なつな)の主演。
5月にクランクインし、撮影が進む。

大阪制作局は「てっぱん」主演の瀧本美織、「カーネーション」主演の尾野真千子をオーディションで選んだ。
「純と愛」も同様。

夏菜は、2258人の応募者のなかを勝ち抜いた。
連続ドラマ出演もNHK出演も初めてである。
「ファイト」と「瞳」に続いて3度目の挑戦で朝ドラヒロインの座を射止めた。

夏菜はヒロイン・狩野純を演じる。
明るくて前向き、思ったことを口にしてしまう、男の子のような女の子。
夏菜は、純は自分と共通点が多いと語った。

起用の決め手は、喜怒哀楽の表現ができること。
制作陣は、夏菜がヒロインとして演技を楽しめるとの判断を下した。

朝ドラ「純と愛」は、大阪のホテル業界に就職したヒロインが恋愛や結婚などを経験しながら成長していく青春物語。

狩野純は大阪生まれ、沖縄・宮古島育ち。
家は祖父の代から小さなホテル「サザンアイランド」を経営していた。
大阪出身の父・善行と宮古美人の母・晴海が継ぐ。
純は卒業後に実家を手伝いたいと申し出たが、父に拒絶されて大喧嘩。
「大手ホテルの社長になって見返してやる!」と啖呵を切り、幼い頃に住んでいた大阪で就職を果たす。

純は独り暮らしを始め、不思議な青年・待田愛(いとし)と出会う。
家を飛び出し、バイトで稼ぎながら他人とかかわらずに生きている変わり者だった。
孤独な魂に引かれ合った二人は、愛を深めながら結婚への障害を乗り越えてゴールインする。

しかし、純の行く手には職場のホテルで、実家の周辺で、さまざまな難題が降りかかる。
愛は純を全身全霊で支えていく。
純と愛の若い夫婦を中心に、互いの家族や大阪下町の人々を巻き込んだ愛情物語が繰り広げられる。

脚本は、2011年のドラマで最高視聴率を記録した「家政婦のミタ」を手がけた遊川和彦(ゆかわ・かずひこ)が担当。

NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」は2012年10月1日から2013年3月30日まで全 151回。
宮古島では二次ロケ、三次ロケも予定されている。
美しい景色がテレビ画面を通して全国へ伝えられる。

◆夏菜(なつな)プロフィール
1989年、埼玉県生まれ。
高校生でデビュー。
映画「君に届け」「GANTZ」、ドラマ「カルテット」「シマシマ」「俺の空〜刑事編〜」「らんま1/2」、舞台「特別法第001号 DUST」などで活躍する。
また、バラエティー番組「ピカルの定理」でコメディーに挑戦する。

                      ◇◆◇

朝ドラ「梅ちゃん先生」と堀北真希に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

⇒2012年4月15日「朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?」はこちら。

⇒2012年4月16日「梅ちゃん先生…オープンセットはカネの無駄遣い?」はこちら。

⇒2012年4月17日「堀北真希は日本の朝を穏やかにした…梅ちゃん先生の効用」はこちら。

⇒2012年4月18日「堀北真希ドラム缶風呂入浴シーン…梅ちゃん先生視聴率」はこちら。

⇒2012年4月23日「朝ドラ梅ちゃん先生が面白い…平均視聴率上昇へ」はこちら。

⇒2012年4月25日「朝ドラ梅ちゃん先生、林家正蔵ナレーションは興醒め」はこちら。

⇒2012年4月26日「梅ちゃん先生脚本、尾崎将也シナリオはどうよ?」はこちら。

⇒2012年4月27日「梅ちゃん先生、脚本のばかばかしさ、演技のわざとらしさ」はこちら。

⇒2012年4月28日「堀北真希は大根役者?…朝ドラ梅ちゃん先生の演技」はこちら。

⇒2012年4月29日「梅ちゃん先生…苦し紛れの日替わり定食が人気を呼ぶ」はこちら。

⇒2012年4月30日「堀北真希の演技…下村梅子ははまり役」はこちら。

⇒2012年5月1日「梅ちゃん先生、高視聴率…素人芝居への挑戦」はこちら。

⇒2012年5月8日「堀北真希、本気の学芸会並み演技」はこちら。

⇒2012年5月10日「下村松子・ミムラと真田伸吉・平岳大の関係…梅ちゃん」はこちら。

⇒2012年6月14日「宇野実彩子と小出恵介、ミムラと平岳大の破局」はこちら。

⇒2012年6月16日「朝ドラ梅ちゃん先生、絶好調の平均視聴率!」はこちら。

⇒2012年6月18日「梅ちゃん先生SMAP主題歌…目覚めのすきっ腹にスイーツ!」はこちら。

⇒2012年6月20日「山本高樹ジオラマ…梅ちゃん先生タイトルバックの完成度」はこちら。

⇒2012年6月22日「堀北真希熱演、梅ちゃん先生高視聴率…空中分解の魅力」はこちら。

⇒2012年7月6日「梅ちゃん先生視聴率…朝ドラファンを虜にする面白さ」はこちら。

⇒2012年7月7日「徳永えりと世良公則、尾崎将也の危うさ…梅ちゃん先生」はこちら。

⇒2012年7月9日「堀北真希は女を感じさせない…梅ちゃん先生」はこちら。

⇒2012年7月16日「梅ちゃん先生総集編…堀北真希の味」はこちら。

⇒2012年7月29日「能年玲奈(のうねん・れな)…朝ドラ「あまちゃん」ヒロイン」はこちら。

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堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較

私は、年頭に固く誓った営業研修教材など新商品の開発と投入が大幅に遅れている。
景気回復が鮮明になり、受託業務が増えているためだ。
クライアントの仕事を優先せざるをえない。
もちろん、私はおおいに感謝している。
が、自分に気合いを入れ直さないと、ずるずるになりそうだ・・・。

                       ◇

さて、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
3月31日に放送が終了した二宮星(子役)⇒尾野真千子⇒夏木マリ(晩年役)主演の「カーネーション」を受け、4月2日に放送が開始された。
私は今週、初めて見ることができた。
といっても、例により仕事をしながらのいい加減な視聴。

そして、びっくり!
八木優希(子役)⇒井上真央⇒若尾文子(晩年役)主演の「おひさま」とそっくりなのだ。
両者の類似性が真っ先に気になった。

第1に、時代。
わりとかぶる。
「おひさま」は戦前・戦中・戦後。
「梅ちゃん先生」は終戦から。
ただし、舞台は「おひさま」が信州(長野)・安曇野(松本)。
「梅ちゃん先生」が東京・蒲田。

第2に、職業。
いずれも先生商売。
ただし、井上真央(須藤陽子⇒丸山陽子)は教師。
堀北真希は医師。
尊敬を集める。

第3に、命名。
「陽子」は太陽のように社会を明るく照らしてほしいとの願いでつけられた。
ネットで調べたら、「梅子」は桜より早く咲く「梅」から取られた。
由来合戦だ。

第4に、タイトルバック
陽光のなかにたたずむ井上真央。
後から陽光に包まれる堀北真希。
朝か午前の明るくて優しいそれ。
白っぽい光である。
「梅ちゃん先生」はもやのようにも映るが…。

第5に、主演。
いずれも「おでこ」が立派。
日差しを受けて輝く。
比較すると、井上真央がかなり勝る。
個性の域に達しており、知的なオーラとマッチする。
ネットで調べたら、井上真央はO型、158cm。
堀北真希はB型、160cm。
いずれも見た目の印象よりも長身。

東京制作局はいかにも朝ドラという保守的なつくりである。
これが王道と開き直っているかのよう…。
ヒロインは実績も人気も十分な女優を起用した。
オーディションを経ない。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

朝ドラ50周年の節目の作品だった「おひさま」。
失敗が許されない。
それが無難な出来なのは理解できるが、「梅ちゃん先生」はもっと自由奔放につくってほしかった。
手堅くいこうとする姿勢が目立つ。

とはいえ、「梅ちゃん先生」はスタートから視聴率がきわめて好調である。
初回の放送は18.5%だった(関東地区。ビデオリサーチ調べ)。
初回視聴率としては「おひさま」の18.4%を超えた。
最近10作品で最高。
しかも、3日目の放送は早くも20%だった。
おう、どうだ!

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は始まったばかりだ。
まして、私はちょっと見ただけである。
今後の展開により、印象が大きく変わるかもしれない。

                      ◇◆◇

井上真央と朝ドラ「おひさま」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年1月17日「井上真央「おひさま」、朝ドラの手本のような出来栄え」はこちら。

⇒2011年11月3日「井上真央…面と向かうと、どきどきするほど雰囲気がある」はこちら。

⇒2011年10月20日「井上真央と松本潤、紅白司会の取り合わせ」はこちら。

⇒2011年10月14日「井上真央「おひさま」総集編は年末に再放送か」はこちら。

⇒2011年10月2日「マイコの真知子、満島ひかりの育子、井上真央の陽子…白紙同盟」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

⇒2011年9月24日「おひさま井上真央と純情きらり宮崎あおい…O型ライバル女優」はこちら。

⇒2011年9月18日「井上真央のおでことえくぼ、華と存在感…実力派」はこちら。

2011年8月27日「平原綾香が歌うおひさま主題歌…あなたは私の軌跡」はこちら。

⇒2011年8月25日「おいでなさんし…井上真央と高良健吾のそば屋「丸庵」」はこちら。

⇒2011年8月24日「井上真央と高良健吾の呼吸…本物の夫婦のなごみ」はこちら。

⇒2011年8月22日「おひさま脚本家・岡田惠和、庶民の幸せを描く手腕に感心」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔

NHK朝の連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。
番組企画の発想は、毎日連載される新聞小説だった。
多忙な朝でも負担にならない短時間のドラマ。
また、一日の始まりに“お茶の間”に届けるので、視聴者を明るく元気にする内容が基本である。
放送開始から半世紀を迎えた。

視聴者の関心はドラマの面白さ、そしてヒロインの魅力に向かう。
さらに、主演そのものに…。
歴代のヒロインはオーディションで選ばれることが多かった。
やがて女優の登竜門になった。
「カーネーション」の尾野真千子は新人でなかったが、合格の知らせを聞いて号泣した。

主演女優は番宣(番組宣伝)の一環として、NHKのさまざまな番組に登場する。
そのうちの有力な一つは、「スタジオパークからこんにちは」。
最近の朝ドラのヒロインは放送期間中に少なくとも1回は出演しているはずだ。
和やかな雰囲気に包まれ、役柄と異なる素顔や性格が覗く。
視聴者は親しみが湧き、もっとファンになる・・・。

「ゲゲゲの女房」松下奈緒は貪欲だ。
素顔さえつくろうとする。
芸術肌というのとは違う。
どこか計算が感じられるのは、不器用だから。

「てっぱん」瀧本美織は天然だ。
思いをポンとぶつけてくる。
あどけなさが残る。

「おひさま」井上真央は慎重だ。
インタビューに対し、一呼吸置いてから答える。
考えが内向しやすい。

「カーネーション」尾野真千子はざっくばらんだ。
ほとんど飾ろうとしない。
女優としては珍しい。

私の個人的な好みを述べれば、松下奈緒。
とてもセクシーだと思う。

朝ドラでは撮影(収録)に1年近く、連日のように拘束される。
一人の主人公をこれだけ長時間演じられるのは役者冥利に尽きるだろう。
ベテラン女優でもヒロイン役に憧れる。

                       ◇

ところで、東京・渋谷のNHK放送センター内にある「NHKスタジオパーク」が大幅なリニューアルを施され、10月10日に再オープンした。
同局の番組やキャラクター、最新放送技術などに触れられる体験型テーマパークだ。
確か前日にセレモニー(式典)が行われ、尾野真千子も挨拶に立った。

さらに、当日は「スタジオパークからこんにちは 新装開店SP」が放送され、ゲストが登場した。
そのなかに「カーネーション」で同級生・吉田奈津を演じる栗山千明がいた。
高級料亭の娘という役どころで、高価な着物を着てお高く留まっており、庶民の小原糸子(尾野真千子)といがみ合う(?)。
栗山千明は美人系だ。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央がヒロイン・須藤陽子(丸山陽子)を演じる。
夫が戦地から無事に戻り、いつのまにか妻のおなかが大きくなっていた。
落ち着いた暮らしが少しずつ戻ってきた。

激しい空襲を受けた東京と松本では状況はまったく違うにしろ、終戦間もない空気はドラマから伝わってくる。
私の両親もこうした時期を過ごしたのだろうか・・・。
仕事に追われっ放しの私は「おひさま」をほとんど見られないが、視聴率は高そうだ。
ここ1カ月の平均で20パーセント近くを記録しているとしたら、お化けである。
井上真央の演技もさることながら、岡田惠和の脚本が実にうまい。

なお、オープニングのテーマ曲に突然歌詞がつき、平原綾香が歌っている。
「おひさま〜大切なあなたへ〜」。

                       ◇

視聴率が落ちるところまで落ちたNHK朝の連続テレビ小説。
局を挙げたテコ入れの努力が実り、前々作の「ゲゲゲの女房」から復調気配がはっきりしてきた。
このドラマでヒロイン・村井布美枝(飯田布美枝)を演じたのが、ご存知、松下奈緒だった。
目・鼻・口が大きく、顔立ちのはっきりした美しい女優。
長身ということもあり、思い切り目立つ。
視聴率の上昇につれ、番組も彼女も国民的人気を博した。

その松下奈緒がNHKドラマ10で再び主役を務める。
「胡桃(くるみ)の部屋」。
原作は、向田邦子。
家族の絆がテーマ。
全6話の連続ドラマ。
放送は火曜日午後10時、7月26日スタート。
松下奈緒は先だって行った制作会見で、「ただいま、という感じです」と語った。

「ゲゲゲの女房」はほのぼのとした夫婦愛、家族愛を描いた、古き良き昭和というホームドラマだった。
それに対し、「胡桃の部屋」は向田作品らしく、毒を含んだ辛口のホームドラマである。
舞台は1980年頃(昭和)の東京。
家族が本音を辛辣に語るなど、現代に通じる。

リストラで蒸発した父・・・。
松下奈緒は、空中分解しそうな家族をつなぎ留めようと孤軍奮闘する次女・桃子を演じる。
真面目で不器用、責任感が強く自分を押し殺して皆のために頑張るが、ときに感情を爆発させる。
ドラマの進行につれ、母、長女、三女、、弟の長男と、それぞれが深い悩みを抱えることが明らかになっていく。
また、桃子も妻子ある男性への思いに揺れ動く。
錯綜する家族や男女の関係を浮き彫りにしつつ、人間の幸せに正面から迫る作品である。

ところで、松下奈緒は2004年にTBSドラマ「向田邦子の恋文」の撮影を見学した。
主演は山口智子。
それ以来、彼女を女優としての目標にしてきた。
また、向田作品への出演を願ってきた。

「胡桃の部屋」はすでに2回放送されており、リメイク。
1989年のTBSの放送では竹下景子が、1982年のNHKの放送ではいしだあゆみが主役を務めた。
竹下景子は「ゲゲゲの女房」で義母役だったが、今回は母親役である。
当然、松下奈緒は前2作と出来を比較される立場だ。
どのような演技を見せるのか?

                       ◇

連続テレビ小説「おひさま」とドラマ10「胡桃の部屋」。
井上真央と松下奈緒。
同じNHKの放送で、いわば朝ドラと夜ドラだ。
放送時期が重なり、一騎討ちの様相を呈するのでは?
主演にそうした気持ちがないとしても、世間やマスコミから視聴率競争を意識させられるだろう。
二人は表情からプライドの高さがうかがえる。
コツン(激突音)。

                      ◇◆◇

井上真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

                      ◇◆◇

松下奈緒に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年7月17日「松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が「ゲゲゲの女房」を振り返った

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所?」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

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松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情

私はあまりの忙しさに、火曜日から土曜日までブログを休止した。
ストックが底を突き、しかもこのところ時間をまったく割くことができない。
極度の睡眠不足と疲労に、猛暑と節電のWパンチが加わり、ヘロヘロの状態・・・。
ブログの更新が大変なのは確かだが、私自身の日課というか生活習慣になっていたので、それを果たせないのは寂しいし悔しい。
今年度の下期に新テーマの講演(セミナー・研修)が続々とデビューするため、コンテンツの作成とブラッシュアップに膨大な手間を取られる。
来年2月まで毎月3本のペースで締め切りを迎える。
その後も講演や収録(撮影)が詰まっており、来年8月くらいまで戦闘が続く。
この間、1年以上・・・。

                       ◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」でヒロイン・村上あかりを演じた瀧本美織。
彼女が7月15日にスタートした大ヒット韓流ドラマ「美男(イケメン)ですね」のリメイク版に登場したらしい。
私は仕事に追われて番組を見ていないが…。

放送は、TBSで金曜日午後10時。
瀧本美織の民放連続ドラマ初主演は“男装”だった。
役づくりのため、「てっぱん」の撮影が終わってから伸ばしていた髪を36cm切り、しかも茶色に染めた。
ボーイッシュということか?
私は、女の子っぽい瀧本美織の変身振りを見てみたかった。
おそらく、それはそれで似合うはずだ。

朝ドラのヒロインには魅力的な女優が大勢いたと思うが、放送終了後はそれほど役に恵まれていない。
昨今は民放の台所事情によりテレビドラマそのものが大幅に減少している。
瀧本美織はオーディションで選ばれた実質新人にもかかわらず、とても達者だった。
また、体当たりの演技が好感を呼んだ。
「ゲゲゲの女房」でヒロイン・村井布美枝(飯田布美枝)を演じた松下奈緒もそうだったが、放送終了後に即主演を射止めた。

「美男(イケメン)ですね」は、双子の兄の代わりに、女だということを隠しながら人気バンドに加わったヒロインの恋の行方を描いたラブコメディとか…。
いかにも韓流ドラマ。
瀧本美織は、妹の桜庭美子(みこ)と兄の桜庭美男(みお)の一人二役。
簡単な役どころでなく、そのうえ性別が異なる。
本人は、周囲の男性の仕草を観察しながらイケメンになり切ろうと懸命だ。

瀧本美織は「てっぱん」での人気と実力を買われ、次なる一歩を踏み出した。
はたして「美男(イケメン)ですね」は成功を収められるだろうか。
初回放送の視聴率が気になる・・・。

新人が芸能界になだれ込んでいる。
かたや、活躍の場は狭まっている。
数年やっていくだけでも大変だ。
大多数は表舞台からすぐに消える。
役者はほとんど食べていけない商売に逆戻りした。

松下奈緒と瀧本美織の相次ぐ主役抜擢。
民放が自局のドラマでスターを育成できなくなっている裏事情がある。
視聴率を手堅く稼ぐには、復調気配の朝ドラのヒロイン(主演)にすがるしかないようだ。

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朝の連続テレビ小説50年…歴代作品・ヒロイン紹介

NHK朝の連続テレビ小説。
通称「朝ドラ」。
「新聞小説があるなら、テレビ小説があってよい」という発想から生まれた。
1回の時間は短くても、ほぼ毎日放送する。
開始は、私が生まれた10年後の1961年。
直江津小学校4年生。
同じクラスに、後にNHKのアナウンサーとなる桜井洋子さんがいた。
当初は年間1作品。
それから半世紀が経った・・・。

今晩7時45分〜8時57分、NHK総合テレビで「連続テレビ小説50年! 〜日本の朝を彩るヒロインたち〜」と題する特集番組が放送される。
「娘と私」から「てっぱん」まで、全83作品を振り返る。
全ヒロインが見られそうだ。
映像がほとんど残っていない作品も多いらしく、熱心な朝ドラファンには貴重な企画である。
録画しておけば、ちょっとした“お宝”。

朝ドラは、全作品がフィクション(虚構)。
原作や原案が存在する場合、登場人物が実在する場合でも、エピソードを付加するなど、脚本家が自由に創作を行っている。
当初から、戦前・戦中・戦後の激動期における女性の半生が中心テーマだった。
逆境に負けず、たくましく生きる姿が視聴者の共感を呼んできた。
しかし、社会環境の変化につれ、ホームドラマの要素が次第に強まってきた。
このところの「ゲゲゲの女房」などには原点回帰の傾向が見られる。
これも日本経済の衰退という時代背景を反映している。
ただし、放送時間帯の関係で、ほとんどの作品がハッピーエンドである。
なお、男性を主人公(ヒーロー)にした作品があった。

私は通学や仕事と重なり、朝ドラをあまり見ていないはずだ。
しかし、なぜだろう、ぼんやりと記憶に残っている作品も少なくない。
最初の記憶は、1964年度「うず潮」。
伊那中学校1年生。
舞台は、「てっぱん」と同じく広島県尾道市。

一番の印象は、1966年度「おはなはん」。
ヒロインは樫山文枝。
ヒーロー(?)は高橋幸治。
朝ドラが社会現象になった。

朝ドラのなかで化け物みたいな視聴率を記録した1983年度「おしん」はほとんど覚えていない。
私は狂ったように働いていた。
平均視聴率は52.6パーセント、最高視聴率は62.9パーセント(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
ヒロインは田中裕子。
後にサントリーの「樹氷」のCMに登場した(不確か)。
私は同社のセールスプロモーション(SP)を代理店経由でずいぶん手がけたので、彼女に親しみが湧いた。
少女期の小林綾子、中高年期の乙羽信子はまったくといっていいほど覚えていない。
原作・脚本は、橋田壽賀子。

私が真面目(?)に視聴したのは、2010年度上期「ゲゲゲの女房」。
松下奈緒の魅力もさることながら、ストーリーに嵌まってしまった。

                       ◇

今夜の特番では、1986年度上期「はね駒」の斉藤由貴、「おしん」の小林綾子が裏話やエピソードを語る。
第83作(2010年度下期)「てっぱん」の瀧本美織はコメントを寄せる。
第84作(2011年度上期)「おひさま」の井上真央は前評判を高める狙いもあり、インタビューに応じる。

私は7月に還暦を迎える。
この特番では「走馬灯」を見るような感慨にふけるだろう。
すっかり忘れたつもりでも、当時の映像に触れれば思い出す作品やシーンがそれなりにあるのでは・・・。
貧乏暇なしで“ながら視聴”とはいえ、おおいに楽しみ。

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タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織

パソコンデータが消滅し、書き溜め記事が中心のこのブログは実質的に休止状態が続く。
私はいまだに仕事の遅れを取り戻せない…。

以下に、「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」と題する2010年10月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
毎週、過熱気味の展開が続く。
放送開始から1カ月も経っていない。
視聴者のほうがオーバーヒートしないか、私は心配になる。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

失敗、挫折、衝突…。
私たちはよりよく生きようと懸命になるほど、そうした経験をたくさん味わう。
人によってはそれが「トラウマ」となり、心が閉ざしたり、頭が凝り固まったりする。

たいていはそこまでいかない。
自分のなかに、かたくなな部分ができるといった感じ。
私たちが一つや二つ、三つは抱える“傷”だろう。
「日常的な不幸」とでも呼ぶべきか…。

それが深刻でなくても案外、周囲と交わるうえで壁になったり、社会に溶け込むうえで溝になったりする。
長い人生を通して眺めれば、大きな邪魔をするのでなかろうか…。
いわゆる自己実現を果たせないという以前に、非常に窮屈な生き方を強いられる。

さて、「てっぱん」のヒロイン・村上あかり。
おそらく演技なのだが、私にとり「瀧本美織」そのもの。
この子は抜群にうまいのかもしれない。
私は両者がごちゃごちゃになる。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

村上あかりは、偶然かつ必然で祖母・田中初音の下宿に身を投じる(偶然を必然に変える強引さは、「てっぱん」の最大の特徴)。
深い傷を負った大家には、似たような境遇の下宿人が集まる。
村上あかりは持ち前の明るさで、自分が接する人たちの日常的な不幸を徐々に解きほぐし、傷を次第に癒やしていく。
これは勝手な予想だが、でなくてはドラマにならない。

私は、のめり込んだ「ゲゲゲの女房」と異なり、「てっぱん」はときどきテレビをつける程度。
例えば、書斎(自室)で仕事をやっているときなどに、ぼんやりと聞いている。
にもかかわらず、手が止まる。
瀧本美織が発する言葉にハッとさせられるのだ。
鋭く、しかも深い。
ときに私の胸の奥に突き刺さったり、腹の底を熱くさせたりする。

実際には、村上あかりの台詞(せりふ)。
ひたむきに生きるヒロインが吐き出した素直な気持ちという設定である。
ゆえに、年齢相応の平易な表現。

そうした台詞を、瀧本美織は苦もなく口にする。
この子はどんな言葉でも自分のものにしかねない。
視聴者に違和感を与えないのだ。

しかし、冷静に考えると、少女では絶対に語れない「哲学」が含まれている。
それどころか、大人が一生かかってもつかめない「真理」が含まれている。

                       ◇

私が嵌まった「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂)に連れ添う武良布枝が著した自伝が原案である。
この朝ドラは文句なく面白かった。
加えて、「人生の教科書」だった。
私にとり過去ナンバーワン。

また、ヒロイン・村井布美枝役の「松下奈緒」に魅せられた。
すっかりファンになってしまった。
それはいまでも変わらない。

が、陶酔状態をようやく脱した。
すると、「ゲゲゲの女房」と「てっぱん」の素晴らしい二人の主役の違いが分かってくる。
タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織。
評価でなく、私の感想。

遠藤憲一や安田成美、富司純子らベテラン共演者が10代の主役を引き立てよう、もり立てようとしていることを承知のうえで述べれば、「てっぱん」は瀧本美織のパワーでもっている。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

好スタートを切った視聴率はどうなっているのだろう。
仮に落ちたとしても、あるいは今後落ちるとしても気にしないことだ。
おもにシナリオ(脚本)を含めた制作陣の問題である。
瀧本美織はのびのびとやったらよい。

ドラマ自体の人気とは別に、彼女の頑張りを買う視聴者は少なくないのでは…。
熱心なファンが増えよう。

収録(撮影)はほぼ毎日で、しかも長丁場なので、体調にくれぐれも気をつけてほしい。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

私は、役者の演技力は短いCM(スポット)ではっきりしやすいと思っている。
瀧本美織は引っ張り凧になりそうだ。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

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貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代

先だって「貧幸(ひんこう)」について述べた。
北海道・富良野で自然とともに暮らす脚本家・倉本聰(聡)が実感を込めて語った言葉である。
人生哲学といってよい。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

私は、物質的な豊かさが増すにつれ、精神的な豊かさを感じにくくなったように思う。
昔は、後者をあえて意識することも追い求めることもなかった。
貧しさのなかに幸せが息づいていた。

なかでも日本人が敗戦から立ち直りつつあった昭和30年代〜40年代。
うろ覚えだが、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が描いたのは、この辺りが中心でなかったか。
あっけらかんとした社会だったと記憶している。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

叶わないと知りつつ、あの頃に戻りたいと思うことがある。
私が単に年を取っただけの話?

ところで、このブログは書き溜め記事が主体になる。
私はときに1〜2年前の走り書き(素材)を仕上げてアップする。
以下は、それ。

                       ◇

食べるものにも不自由する貧乏はつらい。
だれだってそうした状態は避けたい。
生活に苦労はないに越したことはない。

が、長い人生では厳しい時期が訪れる。
人により幾度も…。

私自身はちょっとしたことでも幸せを感じられる貧乏は嫌いでない。
確かに困りはする。
しかし、心が落ち着く。

幸せとは大げさなものでなく、ささやかなものだ。
幸せとはめったに得られないものでなく、いつもそばにあるものだ。
自分がそれに気づけるかどうか。

貧しいとき、幸せは現れやすい。
心が澄んでいるからか。

豊かなとき、幸せは霞みやすい。
心が濁っているからか。

おそらく幸せはだれにもほほ笑んでいる。
気づく機会が多いのが貧しい人。
そう考えると、老後にいくらか希望が湧いてくる。

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シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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