コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

高橋大輔ブログ

高橋大輔、独自の世界観・・・氷上舞台芸術の域へ

私は今週、都心のホテル暮らし。
公開セミナーが3本、企業講演・研修が2本。
それに加え、営業活動など。
文字どおりグロッキー。

公開セミナーは、SBIビジネス・ソリューションズ「数字を伸ばす真逆営業」、SMBCコンサルティング「新任・若手営業ステップアップ」、みずほ総合研究所「提案営業」。
いずれも受講者からきわめて高い評価が得られた。

うれしいのはもちろんだが、私がもっとうれしいのは事務局からかけられた言葉だ。
さまざまな講師のセミナーを知る立場にある彼らは客観的な評価を下せる。
プロなので、シビアだ。
SBIビジネス・ソリューションズは「次回は値段(セミナー参加費)を上げようかと…」。
価格を上回る価値を認めてくれたのだ。
SMBCコンサルティングは「先生、聞き惚れてしまいました」。
最高の褒め言葉だろう。
みずほ総合研究所は「このところの営業セミナーで断トツの集客(参加者数)です」。
追加開催が決まりそうだ。

私は極度の疲労で頭がぼーっとしている。
腰痛と背筋痛もひどい。
湿布だらけ。
土日も仕事がびっしり・・・。

                       ◇

ところで、私が仕事に忙殺されている間に、「世界フィギュアスケート国別対抗戦2012」が行われていた。
とくに悔しいのは、男子シングルがショートプログラム(SP)もフリースケーティング(FS)も終わっていたこと。
もっと悔しいのは、高橋大輔がカナダのパトリック・チャンを倒したこと。
見逃したのが残念という意味・・・。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

私はスポーツニュースで、高橋大輔が圧巻の演技で世界王者を破ったことを知った。
インターネットで調べたら、木曜日のSPで世界歴代最高得点となる94.00点を記録していた。
夏季五輪(オリンピック)4冠の北島康介に劣らず、成長途上のベテランである。
素晴らしい!!!(特別に3個)

⇒2012年4月8日「北島康介、無類の勝負強さ、怪物から化け物へ…ロンドン五輪」はこちら。

そして、金曜日のフリーで自己ベストを4年ぶりに更新し、世界歴代2位の合計276.72点を記録していた。
冒頭の4回転トゥループを決めた。
トリプルアクセル、トリプルサルコウを決め、後半の連続3回転ジャンプ(トリプルアクセル−トリプルトゥループ)、トリプルフリップ−ダブルトゥループ、トリプルループ、トリプルルッツ−ダブルトゥループ、トリプルフリップを決めた。
どうやら連続3回転ジャンプの後半は回転不足を取られた?

高橋大輔は得意のステップで歓声が沸き、最後のスピンで場内が総立ちになった。
演技で魅了するという点において、男子シングル史上最高峰である。
ロシアのエフゲニー・プルシェンコやカナダのパトリック・チャンを問題にしない。
独自の世界観(高橋大輔ワールド)に観衆を引き込んだ。
完成度が上がり、円熟味が増し、「氷上舞台芸術」の域に達している。
リンクに投げ入れられた花束は半端な数でなかった。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

会心の演技に対し、他国(ライバル)チームの選手が惜しみない拍手を送ったらしい。
出来のよさはもちろん、人間性の高さゆえ。
高橋大輔は、度量も愛も大きい。
海外のファンや選手を含め、大勢に愛されている。

余談ながら、私は羽生結弦が順調に成長すれば、やはり海外でもおおいに愛されると考えている。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

話を戻す。
今季のフリーの選曲(使用曲)は高橋大輔の持ち味を最大限に引き出し、際立たせるように、私は思う。
だれも彼ほどブルースの魅力を表現できない。
大人の男の「官能」が漂う。
とはいえ、あくまでスポーツ競技として、危うさを押さえて健全性と積極性を、けだるさを押さえてキレやメリハリを大切にしている。
高揚と弛緩、躍動と退廃、挑発と脱力…。
変化がしなやかで、動きが美しい。
本大会での演技点の「音楽の解釈」の項目は驚異的な9.50点。
「イメージを変えたい」と挑戦したブルースは、自慢の表現力に一層の幅と深さ(奥行き)をもたらした。

日本開催の大会とはいえ、高橋大輔はこのところ無敵だった世界王者に16点以上の大差をつけた。
おめでとう!!!!!(特別に5個)

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

私は高橋大輔の最高の演技を見逃したことになる。
SPもフリーもほぼ完璧だった。
彼の人柄からすれば、日本チームの主将としての責任感が味方したかもしれない。

こんなことを言うと、必死に努力している本人、懸命に応援しているファンに叱られそうだが、高橋大輔はオンリーワンであれば十分だ。
順位は採点方法で変わる。
競技(大会)の記録に残るより、私たちの記憶に残る道をさらに究めてほしい。

なお、小塚崇彦はSP8位から6位に順位を上げた。
1本目の4回転ジャンプで転ぶと、2本目の4回転ジャンプをトリプルルッツ−トリプルトゥループに変えた。
団体戦だからか。
後半のトリプルアクセルが1回転に抜けた。
本調子から程遠かった。
が、何とか滑りきった。

フィギュア国別対抗戦は参加が6カ国。
男女シングルに各2人、ペアとアイスダンスに各1組が出場し、順位得点(ポイント)の合計を競う。
前回3位の日本チームは暫定順位ながら59ポイントでトップに立つ。
初優勝が近づいた?

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

きょうは女子シングルのフリー。
SP2位の鈴木明子と3位の村上佳菜子がやってくれるだろう。
緊張に極端に弱い村上佳菜子はフリーにトップで臨むよりも追い上げる展開のほうがよい。
いつ頂点を取っても不思議でない。

どちらかがイタリアのカロリナ・コストナーを逆転してほしい。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

◆書き加え1(4月21日)

先ほど高橋大輔のフリーを通して見た。
私は言葉がない・・・。
スポーツニュースなどでダイジェストを見ても感激が薄い。

女子シングルのフリーが終わった。
イタリアのカロリナ・コストナーは今季の疲れが出たのか、転倒などのミスが目立ち、精彩を欠いた。
鈴木明子は後半のジャンプでミスが出たが、何とかまとめた。
SP2位から逆転したというより、カロリナ・コストナーが落ちた。
村上佳菜子は後半のジャンプでミスが出た。
フリーが鬼門になっている。

1位:鈴木明子 187.79点
2位:カロリナ・コストナー 185.72点
3位:アシュリー・ワグナー(米国) 179.81点
4位:アデリナ・ソトニコワ(ロシア) 169.69点
5位:グレイシー・ゴールド(米国) 169.65点
6位:村上佳菜子 159.62点
7位:アリョーナ・レオノワ(ロシア) 153.71点

なお、ペアフリーで高橋成美&マービン・トラン組はジャンプにミスが出るなどし、3位に下げた。

が、日本チームは優勝を決めた。
おめでとう!
高橋大輔と鈴木明子のベテランの頑張りが光った。

以下に、「浅田真央抜き視聴率…フィギュア国別対抗戦放送予定」と題する2012年4月4日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

「世界フィギュアスケート国別対抗戦2012」が4月19〜22日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。
世界フィギュアスケート選手権など今季の主要国際大会の成績を得点化し、その上位6カ国が出場する。
で、日本、カナダ、ロシア、米国、イタリア、フランス。
日本は1位。

シングルは各国2選手。
他国は分からないが、世界ランクの上位2選手が選出される(不確か)。
となると、男子は高橋大輔と羽生結弦、女子は鈴木明子と村上佳菜子。
世界ランク8位の浅田真央は日本人4番手なので代表から漏れる。
本人にいまもっとも必要なのは休養・・・。

⇒2012年4月1日「浅田真央、ライバルと戦う前に自分に負ける…世界選手権」はこちら。

が、断トツの人気者を欠き、主催者やテレビ局などは頭を抱えていることだろう。
事前の盛りあがりとチケット販売、当日の平均視聴率にかなりの影響が出る?

きょう、代表選手発表記者会見が生中継されるようだ。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

フィギュア国別対抗戦の参加者は、男子シングルが各国2名、合計12名。
女子シングルが各国2名、合計12名。
ペアとアイスダンスが各国1組、合計6組。
各カテゴリーの優勝者は12ポイント。
最下位の男女シングルは1ポイント、ペアとアイスダンスは7ポイント。
カテゴリーで得たポイントの合計でチーム(国)の順位を決定する。

フィギュアスケートの団体戦は、2年後のソチ冬季五輪(オリンピック)で初めて採用される。
日本勢には大きなチャンスだ。
個人戦で敗れても団体戦でメダルを獲れる可能性がある。

◆世界フィギュアスケート国別対抗戦2012放送予定

テレビ朝日が地上波放送。おそらく録画。
変更の可能性があり、事前に確認のこと。

4月19日(木) 夜7時〜 男子SP、女子SP、アイスダンスSP
4月20日(金) 夜7時〜 男子フリー、アイスダンスフリー、ペアSP
4月21日(土) 夜6時30分〜 女子フリー、ペアフリー
4月22日(日) 夜6時56分〜 エキシビション

第1回は2009年に東京で開催され、米国が初代王者になった。
第2回は横浜で予定されたが、東日本大震災の影響で中止。
したがって、本大会が第2回。
日本は2代目王者になれるか。

◆書き加え1(4月4日)

男子シングルは、羽生結弦が世界選手権で負った右足首ねんざのため、出場を回避した。
代わりに小塚崇彦が選出された。
今季不完全燃焼だったが、名誉挽回のチャンスを与えられた格好だ。

ペアは高橋成美&マービン・トラン組、アイスダンスはキャシー・リード&クリス・リード組が選出された。

高橋大輔が日本の主将に任命された。
チームをまとめ、優勝へ引っ張っていくはずだ。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了

フランス・ニースで「世界フィギュアスケート選手権2012」が開かれている。
男子シングルのフリースケーティング(FS)はきょう。

きのう、ショートプログラム(SP)が行われた。
高橋大輔が3位につけた。
冒頭の4回転ジャンプに成功したが、連続で飛んだ3回転ジャンプは回転不足で手をついた。
見事に決めたと思えた最初のジャンプは、着氷姿勢に問題があったらしい。
が、迷いを振り切るように強引にいって失敗した。
演技後、「4回転−3回転にしないと勝てない」と語った。
パトリック・チャンは4回転−3回転を予定しながら単発に変えた。

高橋大輔はフィギュアグランプリファイナル2011で約10点、四大陸フィギュア選手権2012で約5点あったSPでの差を3.69点に縮めた。
本人は、パトリック・チャンがフリーで普通に滑ると逆転は厳しいと考えている。
しかし、2年ぶりの優勝がまったく不可能というわけでない。
フリーで会場を沸かしてほしい。

私はもちろん高橋大輔を応援している。
が、正直な気持ちを述べれば、パトリック・チャンに勝つことよりも、芸術性の高い熟練の演技で観衆や視聴者を酔わせることのほうを願っている。
この選手は別格なのだ。
独自の世界を思う存分展開したらよい。

羽生結弦が7位にいる。
冒頭の4回転ジャンプに成功した。
その後、連続ジャンプで3回転を予定していた二つ目が2回転になった。
さらに、最後の3回転ジャンプが1回転(?)になった。
冷静さを欠いたのだろうが、もったいない失敗だった。
しかし、世界選手権の大舞台に立ち、大きな拍手を浴びたことは自信につながったはずだ。
初出場の17歳。
フリーで演技を楽しんでほしい。
東日本大震災の困難を乗り越えた経験は彼に大きな成長をもたらした。

小塚崇彦はまさかの13位と出遅れた。
ジャンプで2度の転倒が響いた。
大会前は怖いくらい調子がいいと語っていたのでないか(不確か)。
前回銀メダリストの面影はなく、肩を落とした。
小塚崇彦は昨季、目覚ましい成長を遂げた。
ファンの期待を集めた今季、低迷が続いている。
オリンピックの中間点とはいえ、スランプが深刻である。
フリーで意地を見せてほしい。
このまま終わると情けない。

本大会は、文字どおり「絶対王者」のパトリック・チャンに日本どころか世界の男子シングル選手が挑む構図である。
何せ彼は1年半ほど負けていない(不確か)。
昨季の世界選手権もぶっちぎりの得点で勝利を収めた。
SPでは冒頭の4回転ジャンプで着氷がやや乱れ、終盤のステップでよろけた。
完璧な演技でないが、それでも今季の自己最高をマークした。
憎らしいほど余裕がある。

■男子シングルSP結果
1位:パトリック・チャン(カナダ) 89.41点
2位:ミハル・ブレジナ(チェコ) 87.67点
3位:高橋大輔 85.72点
7位:羽生結弦 77.07点
13位:小塚崇彦 71.78点

フリーでの滑走は、小塚崇彦が7番、羽生結弦が17番、高橋大輔が22番である。

                       ◇

日本代表ペアが五輪(オリンピック)と世界選手権を通じて初めて表彰台に立った。
高橋成美&マービン・トラン(カナダ)組が銅メダルを獲得したのだ。
おめでとう!

高橋成美&マービン・トラン組はSPで3位につけていた。
フリーでミスを減らし、3位に入った。
最終組の最終滑走だったが、気後れしなかった。
この快挙により、競技人口が少ないペアに光を当てた。

国内で相手を見つけられなかった高橋成美はカナダへ渡り、ペア未経験のマービン・トランと出会った。
2007年にペアを結成して以降、着実にステップアップを果たしてきた。
高橋成美は20歳、146cm、35kg。
マービン・トランは21歳、178cm、73kg。
二人の身長差は32cm、体重差は倍以上。

マービン・トランが国籍を変えないかぎり、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)に日本代表として出場できない。
日本の法律の壁が厚いようだ。

◆書き加え1(3月31日)

私は仕事の手を止め、羽生結弦と高橋大輔のフリーの演技を堪能した。

羽生結弦のドラマチックな表現力とダイナミックな躍動感にノックアウトされた。
鳥肌が立つような感動を覚えた。
素晴らしい!
SPが悔やまれる。

高橋大輔はパーフェクト。
それ以上にうれしいのは、存分に魅せてくれたこと。
断トツ世界一の氷上のダンサーだ。

◆書き加え2(4月1日)

表彰式でコールされた銅メダルの羽生結弦。
17歳の若さと喜びを爆発させた。
その光景を、銀メダルの高橋大輔が見守った。
ほほえましい。

フィギュアスケートはスポーツ競技なのだが、「芸術性」の評価の比重を高めたほうが、見る側が楽しめるように思う。
また、選手の側も現役時代(競技寿命)が長くなるように思う。
観衆を巻き込み、視聴者を惹きつけてこその種目でなかろうか・・・。

私は、世界選手権の表彰台に立つ二人を見て、再び感動が込みあげてきた。
素晴らしい!!!

以下に、「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」と題する2011年12月25日のブログを収める。

                      ◇◆◇

きのうのブログ「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」に続いて・・・。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権2011。
高橋大輔が2年ぶり5度目の優勝を飾った。
懸命に追い上げた小塚崇彦と羽生結弦は2位と3位だった。

1位 高橋大輔 254.60
2位 小塚崇彦 250.97
3位 羽生結弦 241.91
4位 町田樹 213.48

4位以下が伸びない。
欠場した織田信成を含めた4人との差が大きすぎる。
今後の成長を願う。
ちなみに、羽生結弦は3強と戦って自分の位置を確かめたかったと、織田信成の不出場を残念がった。
心意気よし!

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権の上位3選手がそのまま来年3月に開催される「世界フィギュアスケート選手権2012フランス大会」の日本代表に選出される。

私は気が早い。
世界選手権での順位だが、遅れ気味の調整が進み、今季のピークを迎える小塚崇彦が表彰台の頂点をうかがう。
カナダのパトリック・チャンとの戦いに、高橋大輔が絡む展開になるのでなかろうか。
高橋大輔は現役続行の意思を固めるとともにスイッチが入り、前半に飛ばした。
好調疲れが出てくるかもしれない。
羽生結弦が色気を捨て、純粋に挑戦者の気持ちで大会に臨めるなら面白い。
ひょっとしてひょっとする。
男子シングルは日本勢が表彰台に2人のぼる。
1位と3位、もしくは2位と3位。

ところで、スポンサーがいるから成り立つわけだが、フェンスの広告がなければどんなにいいだろうと、テレビ放送のたびに思う。
演技を鑑賞するうえで非常に目障りである。

                       ◇

男子シングルのフリースケーティング(FS)がきのう行われた。

SPで大きな貯金をつくった1位の高橋大輔は冒頭の4回転トゥループで転倒した。
トリプルアクセルを決め、トリプルサルコウを決めた。
得意のステップでは歓声が起こった。
後半のトリプルアクセルで転倒した。
終盤のトリプルルッツのセカンドジャンプをトリプルトゥループにした。
が、最後のトリプルフリップで転倒した。
滑り終え、口を手で隠して「やっちゃった」とつぶやいた(おそらく)。

高橋大輔は前日の疲れが残っていたのか、フリーの緊張が強かったのか、早めにへばりが来たのか、いま一つ。
SPは96.05、フリーは158.55、合計は254.60。
SPのリードに守られ、何とか逃げ切った。

優勝が決まるフリーでは、高橋大輔といえど小塚崇彦の高得点はプレッシャーになった。
ジャンプでこれだけ転倒が重なると、素人の私には全体の印象がよろしくない。

順位の確定後、高橋大輔は自分のなかで優勝できていないと語った。
「勝った感じはしない」と苦笑い。
フリーで振るわなかった一因に、練習しすぎ、調整ミスを挙げた。
もうベテランなのだ。
ただ、攻めた結果の失敗だったので次につながるとも・・・。

高橋大輔はパトリック・チャンに4月の世界選手権で屈辱的な大差をつけられた。
50点近く。
その借りを返しに行く。

SPではスケーティングがよく伸びた。
スピンも含め、全体にスピーディになった。
基礎の見直しなどが利いている。

高橋大輔は再び日本男子の先頭に立ち、彼に続く選手に強い刺激を与えはじめた。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

                       ◇

SP2位の小塚崇彦は冒頭の4回転トゥループを決めた。
場内が沸く。
トリプルアクセル、トリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
後半に入り、トリプルアクセルで転倒してコンビネーションにできなかった。
これはもったいない。
そのほかのジャンプは決めた。
全体によく滑るし、よく動く。
上半身の表現力が身につき、観客の心を捉えられるようになった。

貴公子の端正な演技にスタンディング・オベーションが起こった。
SPは85.60、フリーは165.37、合計は250.97。
高橋大輔にわずかに届かなかった。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

SPでは高橋大輔があまりにも凄くてかすんでしまったが、小塚崇彦も素晴らしかった。
着実に成長を遂げ、確実に調子を上げている。
不調から始まった今季は終盤が楽しみだ。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

                       ◇

SP4位の羽生結弦は冒頭の4回転トゥループを気持ちでこらえた。
トリプルアクセル、トリプルフリップを決めた。
後半、トリプルアクセル−トリプルトゥループ−ダブルトゥループを決めた。
ステップよし!
が、GPファイナルでしくじった最後のトリプルサルコウが1回転に抜けた。
滑り終え、落胆した表情を隠さなかった。
そして、「この脚め!」。
思いどおりに動かなかった脚を叩き、自分を責めた。
闘魂よし!

1位の得点をマークした。
が、SPでのミスが大きく響いた。
SPは74.32、フリーは167.59、合計は241.91。
昨季は4位で逃した世界選手権の初切符をつかんだ。

羽生結弦はだれよりも思いが強く前面に出ていた。
気迫の表情、渾身の演技。
非常に素晴らしい出来だった。
私は全日本選手権の男子シングルの演技で、彼のフリーにもっとも感動した。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

羽生結弦はソチオリンピックにピークを持っていけそうだ。
初出場の世界選手権は緊張が大きいかもしれないが、来季は噴火するのでないか。
高橋大輔と小塚孝彦の得点を上回る試合も出てくるかもしれない。
順調に育てば、来季の全日本選手権で頂点に立っている?

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

羽生結弦は東日本大震災で避難所暮らしを味わい、練習拠点の仙台のリンクを失った。
逆境のなかでたくましい進化を遂げた。

                       ◇

薬はコンディションにより毒になる。
それが、高得点を望める高難度ジャンプだ。
跳ぶか跳ばないかの判断は、大試合になるほど勝敗を左右する。
自分の状態だけでなく、ライバルの動向や得点も考慮しなくてならない。
男子では4回転ジャンプである。
浅田真央ならトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)である。

世界選手権で、男子シングルは4回転合戦になりそうだ。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!

「全日本フィギュアスケート選手権2011」が終了した。
男子シングルは昨季の燃え尽き症候群を克服した高橋大輔、女子シングルは母・匡子さん死去の悲しみを乗り越えた浅田真央が表彰台の一番高いところに立った。
二人とも仲よく2年ぶり5度目の優勝だった。
おめでとう!

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

高橋大輔はグランプリファイナル(GPファイナル)で日本選手を代表するかのように、浅田真央を支えていきたいと気づかった。
あたたかい!

さて、私の全日本選手権の高橋大輔に関するブログに対し、読者がメッセージを寄せてくれた。
Sala氏(女性)。
実は、先月半ばにも「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」と題するメッセージを受け取った。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

全日本選手権ではSPとフリーのそれぞれについて感想を綴ってくれた。
以下に、2本を紹介しよう。

                      ◇◆◇

こんばんは!
今夜ほど、この選手を応援してきてよかったと思ったことはありませんでした。
直前練習で足がつるくらい体が動いていると言っていたものの、会見では3−3でいくと語っていた高橋選手。

ところが、提出された演技構成表の冒頭のジャンプは、4−3ではありませんか?
思わず「やめて!」と思った自分が恥ずかしいです。
3−3でまとめれば、たとえ羽生君が4−3を決めてもいまの高橋選手なら演技構成点でリードすることは確実でした。

久しぶりに全日本チャンピオンも狙っていたのでしょうが、その先の世界選手権、さらには五輪も見据えた姿勢が今日の演技の根底にあったということですね。

高橋選手は、猛追してくる若き才能を素直に受け止めていました。
それでもまったくぶれないのは、あまたの「苦・辛・悲・喜・嬉・楽」を掛け替えのない経験とし、自らの立ち位置を培ってきたからでしょう。
その心意気に私は拍手を送りました。

                      ◇◆◇

今年の全日本が終わりました。
フリーに限ってみれば、1位羽生・2位小塚・3位高橋という結果になりました。
それぞれが課題と手ごたえをつかみ、3選手ともさらなる飛躍を心に刻んだことでしょう。

ディフェンディング・チャンピオンとしてショート、フリーともにまとめた小塚選手は、一番安定感がありました。
課題の演技構成点も伸び、フリーで4回転への手ごたえもつかんで、これからも着実に階段を上がってくる頼もしい存在です。

羽生選手のフリー1位は立派のひと言です。
これからも目覚ましい成長を遂げて“上”を脅かす存在になるでしょう。
彼に刺激を受けて3強にはさらに強くなってほしい。

そして、高橋選手。
“とりあえず”優勝おめでとう!
この選手を応援してきたファンは、今回のようなジェットコースター気分をどれだけ味わってきたことでしょう(笑)。
フリーも圧巻の演技で絶対王者になるのかしらと期待しながらも、終わってみればまだまだ「大ちゃん」でした。

今シーズン、ソチまでの3年計画の1年目と位置づける高橋選手は、予想以上の成果を手にして全日本に臨みました。
不安を抱えながらも「攻め」に徹した圧巻のショート。
一夜明けたボロボロのフリー。
心の揺れが見える選手、・・・だからこその唯一無二の表現者。
それが高橋大輔だと改めて感じたのでした。

シーズン前半、「仕上がりが早すぎませんか?」と要らぬ心配をしていた身としては、内心「これで、モチベーションは大丈夫」と妙に安心してしまいました。
「こんなんでは世界で、いなパトリックに勝てない!」と、すでに次なる目標を定めていることでしょう。

自ら楽しみと語る「3年後の自分」。
一歩ずつと誓う高橋選手の3年計画を、私たちもワクワクしながら見守りたいと思います。

今年の全日本はそれぞれの選手の「目指すもの・強さ・弱さ」が如実に現れて、ほんとうに面白かった。
そして、これからますます男子シングルから目が離せなくなりました。

                       ◇

以上。
ありがとうございました。

Sala氏はフィギュアスケートを愛している。
なかでも男子シングル、そのなかでも高橋大輔。
好調時も不調時もやさしい眼差しで見守ってくれるファンは、選手にはとてもありがたいはずだ。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

私自身は年明けの仕事の締め切りが迫っており、そもそもブログを書いている時間はない。
しかし、全日本選手権が始まると、もうダメ。
金曜日から日曜日まで、朝からそわそわして仕事が手につかない。
妻が呆れ顔・・・。
スケジュールに大幅に遅れが生じ、これから猛烈な追い込みで取り返さなくてならない。

素晴らしい原稿をいただくと、私はおおおいに助かる。
ブログに膨大な手間を取られており、楽ができる。
断わるまでもなく、著作権は本人。

                       ◇

余談。
サラと聞いて私が思い浮かべるのは、アーノルド・シュワルツェネッガー主演映画「ターミネーター」のサラ・コナー。
勇敢な女性である。

なお、私の40年に及ぶ日記帳にナンシーとスーザンの名はあるが、サラの名はない。
念のため・・・。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!

きのうのブログ「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」に続いて・・・。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権2011。
男子シングルのショートプログラム(SP)がきのう行われた。
2年ぶり5度目の優勝を狙う高橋大輔が高得点を叩き出し、独走のトップに立った。
2連覇を狙う小塚崇彦が2位、町田樹が3位につけ、羽生結弦は4位と出遅れた。
織田信成は左膝のけがで欠場した。

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 町田樹  74.64点
4位 羽生結弦 74.32点

選手の緊張が高まる全日本選手権にはGPシリーズやGPファイナルにない面白さがある。
ただ、1位と2位、2位と3位の点差が開き、興味は3位と4位の争いに絞られた。
順当なら羽生結弦。

とはいえ、1位と2位の争いを含め、試合が終わるまで何が起こるか分からない。
選手は大変だが、私は混戦になることを願う。
2位〜4位は猛烈に頑張り、大会を盛り上げてほしい。
高橋大輔が大きく崩れることは考えにくい。

                       ◇

小塚崇彦は冒頭のトリプルフリップ−トリプルトゥループを落ち着いてきれいに決めた。
トリプルアクセル、トリプルルッツも決めた。
スピン、ステップをきちんとこなした。
全要素で加点を得た。

小塚崇彦はGPファイナルに出られなかった悔しさから練習に励み、コンディションを立て直した。
ディフェンディング・チャンピオンのプライドと貫禄を示した。
大衆受けが難しい選曲だが、おそらく自身の課題の克服を念頭に置いている。
演技に隙がなく、また切れ味が素晴らしかった。
いかにも洗練されたサラブレッド。

全神経を研ぎ澄ましてノーミスで滑り終え、右こぶしにぐっと力を込めた。
彼にしては珍しい。
きりっと引き締まった、実にいい表情だった。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

序盤の低迷はスケートシューズとの相性の悪さも一因だった。
2位に終わった「NHK杯」後に取り替え、しっかりと踏み込めるようになった。
今季初の納得の笑顔がこぼれた。

小塚崇彦は着実に成長を遂げており、来年3月にフランス・ニースで開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」が楽しみだ。
調子のピークをもっていけそう・・・。

                       ◇

高橋大輔は冒頭の4回転トゥループ−トリプルトゥループのコンビネーションを決めた。
SPで自身初!
トリプルアクセル、ステップからのトリプルルッツも決めた。
スピンをこなし、ステップで魅せた。

完璧に滑り終え、右こぶしでガッツポーズを何度かつくった。
圧巻の演技に爆発的な歓声と拍手、そしてスタンディング・オベーションが起こった。
アイスリンクに投げ込まれた称賛と祝福の花束も半端でない。
ベテランとはいえ、絶大な人気を誇る。

小塚崇彦の得点はプレッシャーになるどころか、闘争心を掻き立てたようだ。
男・高橋大輔は果敢に攻め抜いた。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

得点が表示されると、絶叫にも近い歓声が沸き起こった。
キス・アンド・クライの高橋大輔は即座に立ち上がり、観客に大きく手を振った。

満面の笑みは、冒頭の4回転−3回転の連続ジャンプに成功したから・・・。
SPでの4回転は避けるはずだった。
が、プログラムに急きょ組み込んだ。

近年、カナダのパトリック・チャンなど世界のトップクラスが4回転ジャンプを決めている。
次世代の羽生結弦も…。
その現状に対し、自分も跳ばなければ生き残れないと危機感が募った。
また、負けず嫌いも頭をもたげた。
自信があったわけでなく、半信半疑の挑戦だった。
着氷の瞬間、会場がどよめいた。
おそらくファンさえも無謀と思っていた。

高橋大輔は昨季と別人である。
気持ちのスイッチが入り、目の光、顔の表情がまったく違う。
内面の充実が体全体から奔流のようにあふれ出て、演技が生きもののようだ。
SPで10点以上の大差をつけたが、フリーでも4回転ジャンプを跳ぶ。
安全策を取らない。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

なお、全日本選手権の得点は世界歴代最高として認定されない。
しかし、カナダのパトリック・チャンが持つSPの最高記録を3.03点も上回った。
私が絶句する出来映えだった。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

                       ◇

羽生結弦は冒頭の4回転−3回転の連続ジャンプが単発の3回転になり、しかも着氷がかなり乱れた。
トリプルアクセルは決めた。
トリプルルッツは両手を上げたダブルトゥループをつけた。
が、最後のスピンは評価がレベル3からレベル2に見直されるおまけ付き。
演技全体に勢いと精彩を欠いた。
自分に自信を持てなかったと振り返った。

公式練習では4回転ジャンプの成功率が一番高かったが、直前の練習ではおかしかった。
羽生結弦は最終滑走で気負いがあったのか、高橋大輔の高得点に動揺したのか・・・。
本人は初優勝を狙っていた。
欲が出ると、緊張が膨らみやすく、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。
それも17歳の彼にはいい勉強になる。

羽生結弦は初の世界選手権出場を組み込んでシーズン設計を行っており、全日本選手権の表彰台には何が何でものぼりたいところ。
フリーでの巻き返しを期待したい。
開き直ることだ。
町田樹は勝負をかけてくる。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

男子シングルのフリースケーティング(FS)はきょう行われる。
高橋大輔の全日本王者復活は動かないだろう。
おめでとう!

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

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⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

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                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

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高橋大輔、「どうだ! 小塚君!」…全日本選手権で一蹴

「第80回全日本フィギュアスケート選手権大会」が2011年12月22日(木)〜12月26日(月)、大阪・門真のスポーツセンター・なみはやドームで行われる。
今季の日本一を決めるとともに、来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の代表最終選考会を兼ねる。
日本の出場枠は男女各3人。

小塚崇彦は今季、多くの課題の克服に取り組んで若干の混乱が生じたのか、それとも調整の時間が足りなかったのか、フィギュアスケートグランプリファイナル2011への進出を逃した。
その分、全日本フィギュア選手権2011へ向けて練習をじっくりと積むことができた。
昨季は初優勝を飾り、今季は連覇がかかる。
それが実力かどうか、真価が問われる。
本人はいい意味での“欲”が出てきて、いくらか焦り気味かもしれない。
成長期に特有の現象であり、それもよし・・・。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

小塚崇彦に立ちはだかるのは、GPファイナル銀メダルの高橋大輔である。
昨季の宙ぶらりんの精神状態から脱し、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)までの現役続行を誓った。
体力的にピークを過ぎていることは承知のうえだ。
3年後の表彰台を見据えた取り組みを始めた。
今季はスケーティングの基礎を引き上げながら、演技の幅を広げている。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

織田信成が5月に痛めた左膝の回復を優先させるため、全日本選手権を欠場することを決めた。
3季連続で世界選手権に出場していたので無念だろう。
私は全日本選手権で羽生結弦が表彰台の一角を占める可能性があると述べたが、それが確実になった。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権は上位3選手の順位が変わるくらいで、大きな波乱は起こらない。
これは、あさってのブログ「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」で述べる女子についても同じ(私のブログは大半が書き溜め記事である)。

                       ◇

高橋大輔と小塚崇彦はオリンピックでの金メダルを目指して再スタートを切った。
その二人がGPファイナルの出場権をかけて戦ったのがGPシリーズ「NHK杯」だった。
高橋大輔は「スケートカナダ」で、小塚崇彦は「スケートアメリカ」で3位に留まった。
1位は無条件でGPファイナル進出を果たす。
が、2位はきわめて微妙だ。

高橋大輔は昨季の世界選手権でのアクシデントと惨敗により、萎えた気持ちにスイッチが入った。
膝の手術で残っていたボルトを取り除き、リハビリに努めた。
その後フランスへ渡り、高難度ジャンプの精度を高めるためにも土台のスケーティングを見直した。
バレエレッスンなども貪欲に取り入れた。

また、SPもフリーもイメージを変えた。
とくにフリーで初めてブルースに挑んだ。
表現力に秀でた高橋大輔ならではの渋い選曲である。
本人は解釈や表現が難しいと語っていたが…。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

高橋大輔はSPで充実した滑りを見せ、自己ベストで世界歴代3位となる高得点をマークした。
フリーでジャンプにミスが出たものの、芸術作品のような味わいのある演技を見せた。
で、「どうだ! 小塚君!」のどや顔。

よっ、男・大輔!
私は五臓六腑が熱くなった。
念のために述べれば、「どうだ!」の後の「小塚君!」という気持ちはさらさらなかったと思う。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

もっとも、経験と実績が十分のベテラン・高橋大輔は、今季と来季をオリンピックへの通過点と位置づけている。
目先の結果はそれほど求めていない。

かたや、小塚崇彦。
弱点とされる表現力の強化の真っ只中で苦闘している。
しかも、表情(顔)と体全体を通した表現力である。
両方とも長年、不得手としてきた。
そこに注意力を奪われるせいか、SPでもフリーでも波に乗れず、何とか滑りきるという演技に留まった。
精彩を欠いた。
終了後に悔しさがはっきりと伺えたのは、彼の成長を物語る。

小塚崇彦は昨季に乗り越えたと思った高橋大輔の高い壁に跳ね返された。
1位と2位の二人の得点差は25点ほどついた。
しかし、「スケートアメリカ」よりもプログラムがこなれ、得点を大きく伸ばした。

誤解を恐れずに述べれば、センスと頭で滑る小塚崇彦の端正に対し、エモーションと内臓で滑る高橋大輔の泥臭さ。
日本男子を代表するトップ2は演技が対照的だ。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

結局、羽生結弦が最終戦の「ロシア杯」で勝利を収め、小塚崇彦はGPファイナル進出を逃した。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                       ◇

世界選手権では4回転ジャンプを跳ばないと昨季の世界王者、カナダのパトリック・チャンに勝てない。
演技の完成度を高めて総合力で戦うやり方は高得点の彼に通用しない。
その意味で、全日本選手権も二人にとっては通過点にすぎない。
好調を維持するチャンの得点にどこまで肉薄できるか・・・。

とはいえ、二人のコンディションは整いつつある。
日本王者の座を奪い合う全日本選手権での激突が楽しみだ。
小塚崇彦が高橋大輔にリベンジするのか。
それとも高橋大輔が小塚崇彦を一蹴するのか。

                       ◇

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

◆書き加え1(12月22日)

私はふと不安に思った。
このブログのタイトル「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」の「一蹴」を「ひとけり」と読む人がいるのでないかと・・・。
そうでなく「いっしゅう」と読む。

スケートシューズのなかには「エッジ」が付いているものもあり、「ひとけり」だと危ない。

私は、高橋大輔と小塚崇彦の男の友情を壊したくないのだ。
すべての日本選手を応援している。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル

きのうのブログ「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」に続いて・・・。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

フィギュアスケートグランプリファイナルがカナダ・ケベックで行われている。
男子シングルが終わった。
日本勢の出場は高橋大輔と羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。

                       ◇

昨季の世界選手権とGPファイナルを制したカナダのパトリック・チャンが優勝候補の筆頭である。
4回転ジャンプをショートプログラム(SP)で1回、フリースケーティング(FS)で2回跳んでいる。
得点力に関しては突出している。

対抗馬は高橋大輔。
今季はSPで4回転ジャンプに挑んでいない。
が、GPファイナルの順位は世界選手権の代表選考にあまり響かないため、挑戦の意向を示している。
現役続行への迷いが吹っ切れた高橋大輔は、スケーティングの基礎の見直しに取り組んだ。
それがジャンプとスピンのレベルアップにつながっている。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

今季のGPシリーズで2戦2勝の30ポイントを獲得したのはパトリック・チャン一人である。
かたや、2戦の合計得点がもっとも高いのは高橋大輔である。
両者の“一騎討ち”の展開になりそう・・・。

                       ◇

男子シングルのショートプログラム(SP)。

高橋大輔は 76.49点で5位と大きく出遅れた。
冒頭の4回転トゥループが両足着氷になり、回転不足と判定された。
その後の2連続3回転ジャンプは最初の着氷が乱れ、次を跳べなかった。
曲の関係でその後のジャンプに加えて挽回することもできず、技術点を伸ばせなかった。
焦りの悪循環に陥り、表現も冴えなかった。
高橋大輔は演技後、悔しさをにじませた。
が、フリーでは果敢に攻めると気持ちを切り替えた。

パトリック・チャンは1位に立った。
冒頭の4回転に、予定外の3回転を加えて連続ジャンプとした。
が、目測を誤り、着氷後に壁に激突して転倒した。
それでも演技を立て直した。

ちなみに、アメリカのジェレミー・アボットを除く5選手がSPから4回転ジャンプを取り入れた。

                       ◇

男子シングルのフリースケーティング(FS)。

SP5位の高橋大輔が172.63点でFS2位。
これは今季の自己ベスト。
合計249.12点で2位に入った。
冒頭の4回転トゥループで両手をついたが、その後のジャンプを完ぺきに決めた。
世界一と称されるステップは、最高評価のレベル4。
抑揚が小さくテンポがゆったりとしたブルースの曲調が、高橋大輔の演技の切れ味を引き立てた。
「どうだっ!」。
観客を総立ちにさせた。

高橋大輔は驚異的な集中力で得点を伸ばし、GPファイナルで4年ぶりの表彰台にのぼった。
鈴木明子とともに銀メダルを獲得した。
本人は「全日本選手権では4回転を降りたい」と次を見据えている。

パトリック・チャンは2つの4回転ジャンプでミスが出た。
ちゃんと跳べなくてもFS1位。
合計260.30点で2連覇を成し遂げた。
採点システムに則った得点とはいえ、地元開催のアドバンテージがいくらか働いたのかもしれない。
私は素人なので競技としての出来は分からないが、演技としての出来はよくない。
パトリック・チャンは調子が明らかに下降していた。
メンタルが大きく影響するフィギュアスケートでは、最高のコンディションを長く保つのは至難である。

高橋大輔はインタビューで、GPファイナルを欠場せざるをえなかった浅田真央への思いを語った。
鈴木明子、高橋大輔、羽生結弦の3選手はチームジャパンとして結束して戦い、立派な成績を残した。
お疲れさまでした。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

                       ◇

採点競技は、その基準(方法)で得点が、したがって順位がまったく変わる。
私としては、フィギュアスケートでいえば、芸術性の評価を高くするなどして、21〜22歳から25〜26歳くらいの年齢がピークになるような設計をしてほしい。
そのほうが選手寿命も長くなる。
幼少期から練習と競技に自分のすべてをつぎ込んできた彼らにとっても望ましいはずだ。

私がフリーを見て改めて感じたのは、高橋大輔が世界一ということだった。
体全体に、そして四肢の隅々まで、表現の魂が宿る。
卓越した演技でパトリック・チャンを圧倒した。
まったく問題にしない。

このことはフィギュアスケートの男子シングル史上でも当て嵌まる。
4回転ジャンプを精密機械みたいに決めていた頃のロシアのエフゲニー・プルシェンコよりも上である。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

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高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011。
先日、第4戦「NHK杯」が北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた。

私は多忙と体調悪化でブログ更新の時間を取れない。
読者が気の毒に思ったのか、私に代わって記事を書いてくれた。
「Sala」氏(女性)。
私の「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」などの記事に呼応する形で、彼女自身の考えを綴っている。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

私はテレビをつけっ放しにしているにすぎない。
仕事の締め切りに追われ、ろくに見られない。
大好きなフィギュアスケートの国際大会でも同じ。
しかも、たいてい生中継でなく、ダイジェストの再放送やスポーツニュースが中心。
視聴がきわめていい加減であり、したがってブログ記事はもっといい加減である。

Sala氏は実際に会場(アイスリンク)へ足を運び、競技(演技)を目の当たりにした。
フィギュアスケートに寄せる情熱が私とは比べものにならない。
したがって、内容も深い、鋭い。
以下に紹介しよう(ほぼ原文)。

                      ◇◆◇

お久しぶりです
以前、福島の原発がらみの記事に反応して、メールをさせていただいたSalaです。
その後、私のメールについて取り上げてくださってありがとうございました。

きょうは、フィギュアのお話。

先日のNHK杯、札幌の会場で土日(女子FS/男子SP・FS)を観戦してきました。
和田さんが書かれていたとおり、高橋選手の進化が早くも評価に表れた結果となりました。
ほんとうに会場の空気を支配する彼の存在感には脱帽でした。
しかも、彼は決してそれを意識してやっているのではありません。
ひたすら自分の作品を、自分にとって極上の出来に仕上げることに専念しているだけ…。
だからこその魅力だと思いました。

EXでは恒例の「豊の部屋」が放送されたのですが(BS1)、ご覧になりましたか?
今回は高橋君と小塚君が一緒に呼ばれて話をしていました。

アナウンサーが小塚君に高橋君との点差について、はっきり質問したときのこと。
「ここまで離されると思ってなかったんじゃないですか? 自分のほうが上くらいに思ってこの大会に臨んだのでは?」。
小塚君は自分はまだまだだと、高橋選手の存在感などに触れました。
このコーナー全体が“高橋讃歌”の色に染められていこうとしたとき、小塚君の横で聞いていた高橋君がすかさず割って入りました。
小塚君の体力、4回転ジャンプの確率、ステップの巧さについて語りはじめ、「お互いにまだまだということで、高め合っていければいい」とその場をまとめました。

観客席からは、「大ちゃん、そんなに必死にたかちゃんを褒めなくてもいいのに…(笑)」という声も聞こえました。
改めて高橋君の性格のよさ、二人の仲のよさを感じたほほえましいコーナーとなりました。
リンクでのパフォーマンスと、オフリンクでの子犬のような人懐っこさのギャップが、彼の魅力の一つだと思いました。

NHK杯では小塚君の成長も感じられましたし、できればグランプリファイナル(GPファイナル)に行ってほしい・・・その意味であとの2大会に注目しています。

急に寒くなってきて体調を崩されているようですが、どうぞご自愛ください。

                      ◇◆◇

以上。
この記事の著作権はSala氏。

「ほんとうに会場の空気を支配する彼の存在感には脱帽でした。しかも、彼は決してそれを意識してやっているのではありません。ひたすら自分の作品を、自分にとって極上の出来に仕上げることに専念しているだけ…。だからこその魅力だと思いました。」は、ナマで観戦した人ならではの感想である。
投稿、ありがとう。

私はすべての日本選手を応援しているが、高橋大輔は別格である。
彼が勝利すれば嬉しいが、私にとり競技としての得点を超越した存在といえる。
自分とファンのためにはもちろん、日本フィギュアスケート界のためにも、つまり彼に続く選手のためにも頑張ってほしい。
とくに小塚崇彦のためにも、乗り越えるべき壁として高くそびえてほしい。
私は円熟味を増した安藤美姫にも似た思いを抱いている。

2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)まで二人のベテランにとってはかなり(?)の時間がある。
ケガをしないよう、日本選手を引っ張っていってもらいたい。

おっ、こう述べると誤解されかねない。
私は高橋大輔と安藤美姫も当然、金メダルの候補と考えている。
念のため・・・。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

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小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

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高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011。
第4戦「NHK杯」が北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた。
きのうは男子フリースケーティング(FS)。

その前日に行われた男子ショートプログラム(SP)。
元世界王者の高橋大輔は自己ベストを更新する 90.43点で首位に立った。
冒頭の4回転ジャンプを回避したにもかかわらず、世界歴代3位の高得点にビックリ。
久々に充実した笑顔を見せた。

昨季の世界選手権銀メダリストの小塚崇彦は 79.77点で2位につけた。
4回転ジャンプを跳ぶつもりで3回転フリップの準備をしておらず、ミスが出た。
SPでの得点差としては小さくない。

高橋大輔はフリーが初挑戦のブルースだった。
曲調にそれほど強弱がないので演技が難しい。
が、実に雰囲気があった。
音楽と一体になった世界観の構築に関しては、過去を含めて彼の右に出る選手はいない。
会場の観衆をすっかり酔わせた。
参りました…。

高橋大輔は冒頭の4回転フリップで転倒したが、その後はうまくまとめた。
一時精彩を欠いたスピンとステップも戻ってきた。
切れと粘りが見事な情熱的なダンスである。
が、本人はさわやか(?)に踊ってしまったので、メリハリをつけたいと語った。
もっと濃厚な気配を漂わせたいのだ。

高橋大輔は表現力を磨くため、米国でバレエのレッスンを受けた。
また、フランスでスケーティングの基礎技術を見直した。
そうした成果が早くも表れている。
3位に終わった初戦の「スケートカナダ(カナダ大会)」から一気に調子を上げてきた。

本人はNHK杯連覇について、去年は優勝していいのかなという感じだったが、今年は一歩ずつステップアップしていると分かった優勝だったのでよかったと総括した。
気力が充実してきた。
体力が増し、調整が進めば、得点をさらに伸ばしそうだ。

小塚崇彦は冒頭の4回転ジャンプが両足着氷となったが、その後は大きなミスを犯さずにまとめた。
SPに続き、フリーでもシーズンベストを更新した。
それでも昨季のピークから調子をかなり落としている。
しかし、自身の課題に則って計画的に練習に取り組んでおり、心配はまったくいらない。
調整の遅れに尽きる。
私はNHK杯の演技を見て、表現面でおおいに進歩していると感じた。
今季は棒に振ってもかまわない。

小塚崇彦はバックステージで高橋大輔のフリーの演技を見届けた。
全体的な流れ、そして競技とはいえ“魅せる”ところが自分はまだまだと総括した。
一度は乗り越えたかと思った高橋大輔に跳ね返され、圧倒された。

小塚崇彦は高橋大輔とスケーターとしての特性も演技も対照的である。
同じ観点での比較に意味はないにしろ、魅せるという部分では依然として相当な差がある。
得点もさることながら、会場で観衆を巻き込めないと、世界で頂点に立てない。
「自分の殻を破る」が、できそうでなかなかできない。

なお、日本勢は前日の鈴木明子と合わせ、3年ぶりの男女優勝となった。
高橋大輔は12月にカナダで開催される、上位6選手が競うグランプリファイナル(GPファイナル)2011進出を決めた。
小塚崇彦は残りのGPシリーズ2戦の結果待ちだ。

                      ◇◆◇

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高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)。
その第2戦「スケートカナダ(カナダ大会)」が行われた。
男子シングルのショートプログラム(SP)で、私は久し振りに高橋大輔の充実した演技を見た。
表情も明るい。
世界王者として臨んだ昨シーズン、主要大会のタイトルを逃していた。

高橋大輔はバンクーバー冬季五輪(オリンピック)で銅メダル、トリノ世界選手権で金メダルが獲れた。
後者は、本人によれば「まさか」。
昨シーズンは“燃え尽き症候群”に苦しみ、頭のなかに「引退」の二文字がちらついた状態で現役を続けていた。
練習に身が入らなかったり、試合でモチベーションが上がらなかったり、スケートに集中できなかった。

ところが、今春の世界選手権、スケートシューズのアクシデントなどで5位に沈んだ。
このままでは終われないという気持ちが強くなり、直後のインタビューで「現役を続ける」と口を滑らせてしまった。
が、その言葉により、自身の迷いが完全に吹っ切れた。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)出場を目指す。

そこで、高橋大輔は3年計画を立てた。
今シーズンは土台をつくり直そうと、長らく違和感を持っていた基礎のスケーティング(滑り)を変えることに取り組んでいる。
定着に1〜2年はかかる。
また、バレエを始め、ストレッチも行っている。
すでに効果がいくらか表れ、体の柔軟性が増し、身のこなしがしなやかになった。

スケートカナダ(カナダ大会)のSPで、高橋大輔の華麗な演技に会場が沸いた。
おおよそノーミスで終えられた。
また、得意のステップが戻りつつある。
本人もほっとしたようで、「ある程度の評価を得られて一安心」。

しかし、高橋大輔は満足していないと語った。
とりわけ不本意なのは冒頭の4回転ジャンプを回避したこと。
直前の練習で調子が上がらず、グランプリファイナル2011(GPファイナル2011)に進みたいと“安全策”を選んだ。
この我慢は正解だった。
スペインのハビエル・フェルナンデスと0.05点差の2位と好位置につけた。

高橋大輔は今シーズンのフリースケーティングでは、脱力感のなかに格好よさを出したいと、自身初のブルースに挑む。
おそらく4回転ジャンプを取り入れる。
これを見事に決められるなら、結果はついてくるはずだ。

なお、世界王者として地元カナダでのGPシリーズ初戦に臨んだパトリック・チャン。
練習と調整が不十分なのか、気負いがあったのか、チャンと滑ることができない。
ジャンプで手を着いたり、回転不足になったり、精彩を欠いて3位に留まった。
もちろん、圧倒的な実力者なので、フリーで巻き返して頂点を狙う。
SP後、地元ファンに逆転優勝を示唆する余裕たっぷりのコメントを残している。
高橋大輔を意識してのことだろう。

                      ◇◆◇

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高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ

世界フィギュアスケート選手権2011(モスクワ大会)。
昨季の世界王者・高橋大輔は大会を前にし、「プライドはいらない。がむしゃらに…」と語った。
この言葉には今季に対するベテランの反省が込められている。

高橋大輔は、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で銅メダル、その後の世界フィギュアスケート選手権2010(トリノ大会)で金メダルを獲得した。
大きな目標を成し遂げ、今季はモチベーションを上げられなかった。
年齢的にも燃え尽きた感覚が残ったのでなかろうか。
有力選手が相次いで引退し、男子シングルでもっともポピュラーな存在になっていた。

「試合の勝敗にこだわるのでなく、自分の演技を楽しもう…」。

高橋大輔は、前半のグランプリ(GP)ファイナルで4位に終わり、巻き返しを誓った全日本選手権で3位に留まった。
そうか、ファンは競技と演技の間で格闘する姿に感動し、自分を応援してくれたのだと気づいた。
また、そうでなくては結果も残せない。
いつしか戦う気持ちをなくしていた・・・。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

高橋大輔は全日本選手権での低い評価(判定)を踏まえ、ショートプログラム(SP)もフリースケーティングもそれぞれの振付師とプログラムの修正を図った。
同時に、技術上の問題点の解決に取り組んだ。
勝敗のカギを握るであろう4回転ジャンプは成功率がかなり高まった。
世界王者として連覇のかかる大会を前に、燃える思いがようやく戻ってきた。

高橋大輔は後半の四大陸選手権で優勝を飾り、調子が上向いていた。
大会の延期はさらなる立て直しの時間を与えたことだろう。

高橋大輔は気持ちを前面に押し出して滑る選手である。
4月上旬、被災者支援のチャリティショーに出演してスイッチが入った。
彼はもちろん金メダルを目指して世界フィギュアに出場する。
が、それにも増して今大会における日本勢の優勝を切望している。
小塚崇彦よりパトリック・チャンのほうをライバル視しているはずだ。

◆書き加え1(4月26日)

先日、公式練習を終えた高橋大輔は今シーズンで一番いい状態と力強く語った。
自分の曲に合わせ、ジャンプ、ステップ、スピンなどを入念にチェックした。
モスクワ入りし、気持ちが劇的に高まった。
手応えを感じているようだ。

男子シングルでは4回転ジャンプを完璧に決められた選手が表彰台の一番高いところに立つのでは・・・。
大会直前、高橋大輔が優勝候補に浮上した。
卓越したスケーティングに4回転ジャンプを加えたカナダのパトリック・チャンは脅威である。
次いで、小塚崇彦、織田信成。
そこに、フランスのブライアン・ジュベールが絡む展開か・・・。
世界フィギュアスケート選手権2007(東京大会)で優勝を飾ったベテランである。

◆書き加え2(4月27日)

このブログはだいぶ前に書いた。

たったいま男子シングルのSPが終わった。
日本勢、とくに高橋大輔に勝ってほしいと考えていた私は言葉を失った。
パトリック・チャンがスケーティングもジャンプも完璧な出来で、目を疑う高得点をマークした。
歴代最高!
高橋大輔と13点近い大差がついた。
フリーで致命的なミスがなければ、そのまま表彰台の頂点へ。
彼の失敗を願うわけにもいかない・・・。

高橋大輔はとにかく確実に丁寧に滑った。
私は、ここまで安全運転にこだわった彼の演技に驚いた。
全体にスピード感が殺された。
昨年の世界王者として、苦しむ日本にどうしても勝利を届けたい。
そうした思いが痛いほど伝わってきた。

結局、織田信成は2位、高橋大輔は3位、小塚崇彦は6位。
全員が最終組でフリーを滑る。
2位以下は混戦。
頂点が難しくても、2選手は表彰台にのぼってほしい。

パトリック・チャンは20歳と若く、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で優勝候補の筆頭となりそうだ。

◆書き加え3(4月28日)

私は、カナダのパトリック・チャンがSPで圧巻の演技を見せ、しかも隙がなかったので、日本勢の逆転は可能性がゼロに近いと思っていた。
最終組の最初(19番目)に登場し、SPに続いてフリーも歴代最高得点をマークし、この時点で金メダルは決まった。
驚異の 280点超え!

パトリック・チャンはきのうと違い、表情も動きも硬さが感じられた。
しかし、貯金を背景に、余裕を持って滑った。
結局、2位と得点差を広げた。
2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)における韓国のキム・ヨナがそうだった。
ぶっちぎり!

SP2位の織田信成は20番目に登場した。
パトリック・チャンの直後で非常に滑りにくかっただろう。
とてもよかった。
が、また跳びすぎをやらかした。
この時点でメダルがするりと逃げた。
何ともったいない・・・。
これではファンが離れてしまう。
織田信成は情緒が不安定で、感情の起伏が激しい。
デリケートなフィギュアスケートでは相当なマイナス要因である。
例えば、滑走順を決める抽選での反応でさえそうだ。
一喜一憂しすぎる。
彼が上を目指すうえで最大の課題でなかろうか。

SP3位の高橋大輔は22番目に登場した。
が、冒頭の4回転ジャンプを踏み切ろうとして中断した。
スケートシューズのかかとのビスが抜け、エッジが外れた。
ベテランにして世界の舞台で信じられないアクシデントが起こった。
この時点でメダルは厳しくなった。
高橋大輔は途中からやり直し、最後まで滑り切った。
前年の世界王者、日本のエースとしてのプライドと意地、そして自分を応援してくれるファンへの責任感だ。

SP6位の小塚崇彦は23番目に登場した。
日本勢の2人がメダルから脱落した直後なので、想像を絶するプレッシャーがかかったのでないか。
小塚崇彦は冒頭の4回転ジャンプを決めて勢いに乗った。
ほぼノーミスで終えた。
彼にしては珍しく感情をあらわにして佐藤信夫コーチと抱き合った。
コーチも我を忘れていた。
佐藤信夫は根が熱血なのでは…。

小塚崇彦は日本全体の期待、さらに織田信成と高橋大輔の無念も背負って滑った。
演技に魂がこもっていた。

私は正直、諦めかけていた。
が、小塚崇彦は銀メダルをつかんだ。
そして、日本に唯一のメダルをもたらした。
よくやった!
全日本王者がフロック(まぐれ)でないことを証明した。
何より小塚崇彦はたくましさが備わってきた。

インタビューでは「来年は金メダル・・・」と、明確な目標を口にした。
これまでの彼に見られなかった積極性である。
日本のエースになれ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか

かなり前のブログ、「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」の続き・・・。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

ISU世界フィギュアスケート選手権2011。
4月24日(日)〜5月1日(日)、ロシアの首都モスクワで開催される。
競技日程、そしてフジテレビの放送時間は以下のブログにまとめた。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

私は高橋大輔の出場をおおいに楽しみにしている。
ところが、世界フィギュア終了後に現役を引退するのではという情報を目にした。
真偽は定かでない。
しかし、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の出場は年齢的にかなり厳しいと、私はかねがね思っていた。
彼の演技は体力の消耗がとくに激しそうだ。

私は、これまでの男子シングル選手のなかで高橋大輔がもっとも素晴らしいと感じている。
例のけが以降、演技のステージが劇的に高まった。
男子競泳平泳ぎの北島康介が現役として頑張っており、高橋大輔にもそれを望みたい。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

高橋大輔は、競技としてのプログラムを咀嚼したうえで、眼差し、表情、四肢、そして全身を駆使して独自の世界を紡ぎ出す。
人間が持つ激しい喜怒哀楽やさまざまな泥臭い感情を「芸術」にまで高める。
彼の滑りは、氷上で“魂”が躍動しているようだ。
国際大会でどのような結果になろうと、私のなかで高橋大輔が1位である。
順位は見る側が決めればよい。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

円熟味を増した安藤美姫もとてもいい。
が、正確に演じているという印象がどこかに残る。
選手だから当然なのだが、勝ちにいっている。
五臓六腑から湧き上がる情念を音楽とともに爆発させられるのは高橋大輔だけだ。
世界一。

高橋大輔は現役引退といってもプロフィギュアスケーターに転向するはずだ。
すでにアイスショーに欠かせない存在だが、それに専念するのだろう。
競技者としての高橋大輔の姿はこれが見納めになるかもしれない。
私は非常にさみしい・・・。

高橋大輔は世界フィギュアで浅田真央と並び、大会2連覇がかかる。
私は二人にそれを成し遂げてほしいと願う。
しかし、高橋大輔は現行の採点方法では勝ちにくい。
彼が得意とするところで高い評価(判定)を得られない。
私は高橋大輔が2位でも、いや何位でも構わない。
世界の舞台を己の色に染め上げよ。

…ふと思った。
私は、競技と演技、技術と表現のはざまで葛藤する高橋大輔が好きなのかもしれない。

◆書き加え1(4月24日)

このブログは2カ月ほど前に素材を残した。
その後、2度ほど手を加えた。
自分でも時間の流れが分からなくなっている。

高橋大輔が全日本王者の小塚崇彦とともにモスクワ入りした。
彼は、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)の出場枠がかかった2005年世界フィギュアスケート選手権モスクワ大会で15位に終わり、日本の出場枠を「1」に減らした。
モスクワを拠点に練習を行っていたというのに…。
高橋大輔にとり苦い思い出が残る。
今年は、前年の世界王者として臨む。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会

私は福岡滞在。
土曜日、丸1日の講演が終わり、参加者の方々に夕食をご馳走になった。
アルコールもいただき、ほろ酔い状態で西鉄グランドホテルに戻ってきた。
たまたまつけたテレビから、台湾・台北で開催中の「四大陸フィギュアスケート選手権2011」の映像が流れた。

かなり疲れており、腰痛と背筋痛もひどかった。
が、結局、最後まで見てしまった。
私は日曜日、丸1日の講演・・・。

小塚崇彦はショートプログラム(SP)、初制覇の「全日本フィギュアスケート選手権」と別人の出来だった。
ジャンプで着氷できない。
6位と出遅れ。
そして、フリーは今季初の第3グループでの演技になった。
冒頭の4回転ジャンプで転倒。
調整がうまくいかなかったのだろう、全体に低調。
順位を上げたが4位止まり。

現地の練習で不調が目立った高橋大輔はショートプログラムで今季自己最高をマークして首位に立った。
これも意外。
不安だったジャンプをことごとく決めた。
完璧に近い出来。
フリーは4回転ジャンプで転倒した。
ステップもいま一つ。
が、今季自己最高。
体力は戻った?
2位に大差をつけ、3年ぶり2度目の優勝を飾った。
世界選手権東京大会で金メダルを取りたいと力強く語った。
浅田真央とともに2連覇を狙う。

16歳の羽生結弦はショートプログラム、自己最高得点で3位。
フリーは冒頭の4回転ジャンプをきれいに決めた。
途中でミスがあったが、何とか滑りきった。
後半は見るからにバテバテ…。
が、今季自己最高をマークした。
2位に食い込んだのは立派。
シニア転向後、初の表彰台に立った。

                       ◇

全日本選手権で絶好調だった安藤美姫はショートプログラムでほぼ完璧な演技を見せ、今季自己最高をマークして首位に立った。
ジャンプに加えてスピンがよかった。
いまは自信があるのだろう、落ち着き払っている。
情感に溢れ、円熟味が増した。
安藤美姫は体調が悪かったらしい。
信じられない。

大会連覇を狙う浅田真央はショートプログラム、冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足と判定されて2位。
まだジャンプは安定していない。
が、それを素直に悔しがったのは調子が上向きと感じているからだろう。

きょうはフリーが行われる。
最終滑走は浅田真央。
はたして?

                      ◇◆◇

フィギュアスケートに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年12月28日「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」はこちら。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

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高橋大輔…けがをしてよかった

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。
私は仕事がパニック状態…。

以下に、「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」と題する2010年12月7日のブログを収める。

                      ◇◆◇

日本男子のエース・高橋大輔。
抜群の安定感が光っている。
スリリングなフィギュアスケートの競技で安心して見ていられる、数少ない選手の一人。
先だって行われたグランプリ(GP)シリーズ、NHK杯(開幕戦)とアメリカ大会(第4戦)では勝つべくして勝った。
が、彼は“楽しむ”ために出場したかのよう…。
すんなりとグランプリ(GP)ファイナル進出を決めた。

素人ながら私の直感で述べれば、現時点で高橋大輔は世界一である。
エフゲニー・プルシェンコをしのぐ。

高橋大輔の抜群の安定感は、技術面の高さだけではもたらされない。
精神面の強さに裏打ちされている。
おそらく右足膝の前十字靭帯と半月板の損傷という大怪我が影響している。
選手生命に関わる重症だった。
2008年11月頃。
このとき、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)シーズンの開幕まで1年を切っていた。

手術、そしてその後の長いリハビリ…。
元の体に戻し、練習の再開にこぎ着けるまでが気の遠い道のりだった。
2009年4月であり、すでに半年を切っていた。
絶望的な気分に陥り、諦めて不思議でない。
あるいは、焦って立ち直りを遅らせた。

大舞台に出たい、表彰台にのぼりたい。
執念と辛抱が実り、代表選手の座をつかみ、日本男子初のメダルに輝いた。
直後のトリノ世界フィギュアスケート選手権では完全優勝、日本男子初の世界チャンピオンに…。

実績からいえば、高橋大輔は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の日本男子のエースである。
本人がいま一つはっきりしないのは、自らの年齢的な要素を考えているからなのか。
彼は、この世界で第一人者でありつづけることの難しさ、大変さを痛いほど分かっている。

高橋大輔といえば、ステップが代名詞。
何かの大会で「軽快」と形容したアナウンサーがいたが、違う。
見事なのは確かだが、軽快でない。
譲ったとして「華麗」。
しかし、その形容もどうか…。

高橋大輔は「洗練」を避け、泥臭く表現したいと考えているのでは…。
ステップを含めた彼の演技は、私たちの心に訴えるというより内臓を揺さぶる。
何よりも喜び、ときに悲しみや苦しみ、怒りなどの感情を、表情を含めた全身で表現する。
頭のてっぺんから足のつま先まで、体を激しく使い切る。

高橋大輔の演技の最大の特徴は、エモーショナル。
そう、「情動」。
観衆を突き動かし、熱くさせる。
彼は会場を興奮の渦に巻き込むパッションを持つ。
今シーズンはそれに“磨き”がかかった。
世界のだれ一人及ばない境地である。

私はふと思った。
いまの高橋大輔は、得点がほしいのでなく、表現がしたくてリンクに立っているのでないかと・・・。
その思いが演技に深い円熟をもたらしている。
素晴らしい!

高橋大輔はつらいリハビリで体、とくに股関節の可動域が広がり、結果として柔軟性が高まった。
それが演技全般に大幅な進化を促した。
五輪後のNHK番組で「けがをしてよかった」(言葉は不確か)と穏やかに振り返った。
私はこのシーンを忘れられない。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

                       ◇

小塚崇彦は佐藤信夫コーチの指導のもとで滑りが格段に進化した。
静かなスケーティングは美しくさえある。
が、高橋大輔と対照的に、演じるというよりこなしていると、私などは感じる。
「うまいなぁ」と見ているうちに終わってしまう。
途中の盛りあがりが乏しく、そして終了後の印象が弱い。
グランプリシリーズではともかく、世界のトップ選手が集結する五輪ではアピール力が足りない。

小塚崇彦はソチオリンピックでエースにならなければならない。
そうでなくては、日本男子は苦戦が避けられない。
最良の教材・高橋大輔から学ぶところは非常に大きいはずだ。

私自身は小塚崇彦にソチ金の可能性を感じている。
十分に獲れる素材だ。
あまりにもったいない。
浅田真央と頂点に立て!

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

今週木曜日から中国・北京で始まるグランプリファイナル。
テレビ朝日の放送では、金曜日が男女のショートプログラム(SP)。
土曜日が男女のフリースケーティング。
日曜日が男女のエキシビション。

日本勢は男女各6選手のうち半数を占める。
まさにフィギュア王国!

高橋大輔と小塚崇彦が表彰台の一番高いところを競う展開になってくれることを願う。
ひょっとして織田信成も食い込んでくるか。
となると、日本勢は独占の快挙・・・。

滅茶苦茶、楽しみだなぁ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルが中国・北京でまもなく始まる。
シーズン前半の世界一を決める大会。

日本勢は過去最多の6選手が進出。
女子の3選手出場は6度目だが、男子の3選手出場は初めて。
男子は「史上最強」との呼び声が高い。

日本勢は全員がこの大会での初優勝を目指し、きのう公式練習を行った。
6選手が勝ちあがったグランプリ(GP)シリーズは予選。
決勝戦の緊張はそれとは別次元。
日本勢に限らず、皆一様に表情が硬い。

実は、練習中にアクシデントが起こった。
高橋大輔が小塚崇彦と激突し、右足と尻を強打した。
幸い大事に至らなかったが、ちょっと心配。
このとき高橋大輔のフリーの曲がかかっており、小塚崇彦は平謝り。
本人は集中しているので、周囲の選手が気をつけなくてならない。
高橋大輔は、本番で決めれば世界初となる「4回転フリップ」にフリーで挑戦するようだ。
ということは、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)への出場、そして勝利を見据えている。
ついに気持ちが固まったか。
北京で前向きな発言が飛び出した。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

小塚崇彦はやや下降気味か。
2大会を圧勝したコンディションに及ばないようだ。
今季、滑りが格段に進化した。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

織田信成は最高の仕上がり。
ジャンプがとくに好調。
予選2大会ともにショートプログラム(SP)で首位に立ちながらフリーで崩れ、悔しい思いを味わった。
その雪辱を誓う。

昨年2位の安藤美姫(1位はキム・ヨナ)は、ロシア大会で痛々しかったテーピングが取れる。
とはいえ、コルセットはまだ外せない。
ジャンプは好調をキープしている。
ファイナル直前にSPの曲の変更を決めた。
腰痛を抱えて演技することのリスクを考慮した結果か。
2大会ともにフリーで逆転して1位になった。
そこで、SPで安定した得点を取りにいく。
となると、本人は否定したが、金メダルへの並々ならぬ思いがあるのでは…。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

昨年3位の鈴木明子は着実に演技を磨いてきた。
16歳の村上佳菜子は元気いっぱい。
この子は、15歳の浅田真央が獲得した金メダルを強烈に意識しているはずだ。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

男女ともに6選手のうち、日本勢がそれぞれ3選手を占める。
男子は高橋大輔か小塚崇彦が金メダル。
ジャンプで大きな失敗がないかぎり高橋大輔。
織田信成がパトリック・チャンを抑えれば、表彰台を独占。

女子は安藤美姫か村上佳菜子が金メダル。
実力で安藤美姫、勢いで村上佳菜子。
鈴木明子がカロリナ・コストナーを抑えれば、表彰台を独占。

6選手全員メダルの快挙も・・・。

テレビ朝日では、金曜日に男女ショートプログラム(SP)、土曜日に男女フリースケーティング、そして日曜日にエキシビションを放送する。

◆書き加え1(12月10日)

私は仕事に追われて難しいと思ったが、放送を見てしまった。
音声を聞くだけでなく、手を止めて画面に釘付けになった。
たったいまショートプログラム(SP)が終わった。

織田信成はやはり絶好調、ほぼ完璧の演技で1位。
高橋大輔は得意のステップでまさかのミスが出て3位。
演技を終えた瞬間、ペロッと舌を出した。
点数をもらいすぎと語ったのには驚いた。
小塚崇彦は無難に滑ったものの4位。
調子が悪いのか、失敗を避けるのに精いっぱい?
パトリック・チャンは出来がよくて2位。
小塚を除く3選手が80点台の高得点。
小塚から織田まで9点差以内。
織田はフリーが課題。

鈴木明子はきわめて安定した演技で4位。
村上佳菜子はパーソナルベスト更新で3位。
顔がこわばり、がちがちの緊張感が伝わってきた。
本人によれば、足が震えていた。
演技が終わってほっとしたのだろう。
得点の表示を待つ間、ティッシュペーパーで思い切り鼻をかんだ。
その映像と音声(?)が会場に流れていたようで、観客が沸いた。
かわいいこと。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ向け、浅田真央が受け止めてきた重圧の何分の1かを背負っていくことになろう。
安藤美姫は好調だったジャンプにミスが出るなどして5位。
まさかの出遅れ。
波の激しさをなかなか克服できない。
曲の変更は迷いの現れだったのかもしれない。
本人によれば、リラックスしすぎて乗っていけなかった。
ゆったりとした曲調がかえって緊張を高めたのでは…。
カロリナ・コストナーは出来がよくて2位。
アリッサ・シズニーは得意のスピンに加え、ジャンプの出来がよくて1位。
スケーティングのやわらかな美しさが際立っていた。
鈴木と安藤を除く3選手が60点台。
安藤からアリッサ・シズナーまで14点差以内。
女子は表彰台の独占が消えた?

私は、あすのフリーが楽しみだ。
織田信成に金メダルを取ってもらいたい。
きょうみたいな演技ができれば大丈夫。
が、感情の起伏が激しいのが気がかり。

男子は、冒険をしなければ高橋大輔が逆転優勝か。
小塚崇彦にも可能性は残されている。

女子は、軽快な村上佳菜子が逆転優勝か。
滑るたびによくなっている。
また、安藤美姫はどこまで巻き返すか。
このまま終わると精神的なダメージが残る。

きょうは忘年会のところが多くて視聴率はそれほど伸びないはずだが、あすは爆発しそう・・・。

◆書き加え2(12月10日)

フィギュアスケート界。
私は、日本女子の力が落ちたと思わない。
むしろ年々伸びている。

かたや、日本男子の力は劇的に伸びている。
日本女子と肩を並べた。
あくまで現時点に限れば、上回っているかもしれない。
日本男子の充実振りは素晴らしい。

以下に、「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」と題する2010年11月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

けさのブログ「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」に続いて…。
浅田真央は、大学(中京大)が同じ、コーチ(佐藤信夫)が同じ小塚崇彦としばしば一緒に練習するらしい。
二人は「切磋琢磨」が望める環境に身を置いている。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

さて、その小塚崇彦が浅田真央などとともにグランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」に出場した。
中国大会ではショートプログラム(SP)もフリースケーティングも1位の完勝だった。
その勢いに乗り、やはりSPもフリーも1位。
自己ベストを大幅に更新、2位の選手に20点近い得点差をつけて圧勝!
危なげなくグランプリ(GP)ファイナルへ進出。

小塚崇彦は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で4回転ジャンプを決めた。
佐藤信夫コーチから長らく指導を受けてきたスケーティングは至って滑らかである。
今後は技術に加えて「表現」に磨きをかけていくことになろう。
すでにテクニックは一流の域に達しているが、観客へアピールする“何か”が足りない。
高橋大輔と比べて印象に残りにくく、国民の人気がいま一つ盛りあがらない理由だろう。
小塚崇彦が解決すべき大きな課題では…。

自分の持ち味を尖らせ、「小塚崇彦ならこれ」という代名詞をぜひとも生み出したい。
何で魅了するか、分かりやすさはきわめて大事。
それと「演技力」ということになるはずだが、これもさまざま要素の積み重ねである。
簡単に高められない。
浅田真央に限らず、小塚崇彦も苦闘の真っ只中にいる(一流選手は全員)。

素人の意見だが、小塚崇彦は表情の特訓が必要でないか。
「男は愛嬌」の時代に、それがあまり感じられない。
これも広い意味での演技力に含まれよう。
非常に損をしていると思った。
笑顔専門家の指導を受けることを勧める。
あれは顔面の筋肉を再構築するようだ。

日本代表クラスの男子選手のなかで顔の“整い方”は一番。
フランス大会では「イケメン」というパネルを掲げる若い女性ファンがいた。
私もそう感じた。
小塚崇彦は演技も表情も総じて淡々としている。
もったいない・・・。

私たちが考えるより、表情が人の動きに与える影響は大きい。
行動や動作、仕種(しぐさ)を変える力がある。
小塚崇彦は表情を含めた全身で喜びを表現したい。
表情を含めた全身で歓喜を爆発させたい。

国際レベルの大会で、選手が会場全体を巻き込むことにより審判員が採点を変えると思えない。
しかし、興奮まして熱狂の渦に包まれると、圧力になるのは間違いない。
観客を味方につけるうえでチャーミングな笑顔は不可欠だ。

私は営業再建一筋のコンサルタントである。
幸い指導するのは「ソリューションセールス」なので愛嬌は必須でないが、持っていて悪いことはない。
相手に好かれるので商談を有利に進められる。
そして、私自身も和田創研の代表として営業活動を行ってきた。
これまでに顧客からもっとも言われたのは「愛想がない」である。
愛嬌と愛想はニュアンスが異なるが、似たようなものだ。
これしきのことを克服できないまま還暦前年に至った。
まあ、他人をとやかく言うのはたやすい。

                       ◇

小塚崇彦は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で男子のエースに育っているのでは…。
女子の浅田真央と合わせ、フィギュアスケート王国の二枚看板。

日本勢全員を応援する私がとくに力が入るのは高橋大輔である。
が、年齢的に微妙…。
むろんそれを乗り越えてほしいと思っているが、本人もその辺りはいくらか気にかけている様子。
どうなるか?

もっとも、こんな心配ができること自体、フィギュアスケートファンとしてこの上ない贅沢である。
選手と指導者、関係者の尽力に感謝したい。

                       ◇

フランス大会(最終戦)が終わり、カナダ大会(第2戦)もアメリカ大会(第4戦)も2位の織田信成は、12月9日から中国で開催されるGPファイナルの出場が確定した。
NHK杯(開幕戦)もアメリカ大会も優勝の高橋大輔は早々と決定した。
こちらは余裕。

結局、顔ぶれはバンクーバーオリンピックと同じ。
出場6選手のうち、日本勢が3人を占める。
女子と同じで立派だ。

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高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ

日本男子のエース・高橋大輔。
抜群の安定感が光っている。
スリリングなフィギュアスケートの競技で安心して見ていられる、数少ない選手の一人。
先だって行われたグランプリ(GP)シリーズ、NHK杯(開幕戦)とアメリカ大会(第4戦)では勝つべくして勝った。
が、彼は“楽しむ”ために出場したかのよう…。
すんなりとグランプリ(GP)ファイナル進出を決めた。

素人ながら私の直感で述べれば、現時点で高橋大輔は世界一である。
エフゲニー・プルシェンコをしのぐ。

高橋大輔の抜群の安定感は、技術面の高さだけではもたらされない。
精神面の強さに裏打ちされている。
おそらく右足膝の前十字靭帯と半月板の損傷という大怪我が影響している。
選手生命に関わる重症だった。
2008年11月頃。
このとき、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)シーズンの開幕まで1年を切っていた。

手術、そしてその後の長いリハビリ…。
元の体に戻し、練習の再開にこぎ着けるまでが気の遠い道のりだった。
2009年4月であり、すでに半年を切っていた。
絶望的な気分に陥り、諦めて不思議でない。
あるいは、焦って立ち直りを遅らせた。

大舞台に出たい、表彰台にのぼりたい。
執念と辛抱が実り、代表選手の座をつかみ、日本男子初のメダルに輝いた。
直後のトリノ世界フィギュアスケート選手権では完全優勝、日本男子初の世界チャンピオンに…。

実績からいえば、高橋大輔は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の日本男子のエースである。
本人がいま一つはっきりしないのは、自らの年齢的な要素を考えているからなのか。
彼は、この世界で第一人者でありつづけることの難しさ、大変さを痛いほど分かっている。

高橋大輔といえば、ステップが代名詞。
何かの大会で「軽快」と形容したアナウンサーがいたが、違う。
見事なのは確かだが、軽快でない。
譲ったとして「華麗」。
しかし、その形容もどうか…。

高橋大輔は「洗練」を避け、泥臭く表現したいと考えているのでは…。
ステップを含めた彼の演技は、私たちの心に訴えるというより内臓を揺さぶる。
何よりも喜び、ときに悲しみや苦しみ、怒りなどの感情を、表情を含めた全身で表現する。
頭のてっぺんから足のつま先まで、体を激しく使い切る。

高橋大輔の演技の最大の特徴は、エモーショナル。
そう、「情動」。
観衆を突き動かし、熱くさせる。
彼は会場を興奮の渦に巻き込むパッションを持つ。
今シーズンはそれに“磨き”がかかった。
世界のだれ一人及ばない境地である。

私はふと思った。
いまの高橋大輔は、得点がほしいのでなく、表現がしたくてリンクに立っているのでないかと・・・。
その思いが演技に深い円熟をもたらしている。
素晴らしい!

高橋大輔はつらいリハビリで体、とくに股関節の可動域が広がり、結果として柔軟性が高まった。
それが演技全般に大幅な進化を促した。
五輪後のNHK番組で「けがをしてよかった」(言葉は不確か)と穏やかに振り返った。
私はこのシーンを忘れられない。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

                       ◇

小塚崇彦は佐藤信夫コーチの指導のもとで滑りが格段に進化した。
静かなスケーティングは美しくさえある。
が、高橋大輔と対照的に、演じるというよりこなしていると、私などは感じる。
「うまいなぁ」と見ているうちに終わってしまう。
途中の盛りあがりが乏しく、そして終了後の印象が弱い。
グランプリシリーズではともかく、世界のトップ選手が集結する五輪ではアピール力が足りない。

小塚崇彦はソチオリンピックでエースにならなければならない。
そうでなくては、日本男子は苦戦が避けられない。
最良の教材・高橋大輔から学ぶところは非常に大きいはずだ。

私自身は小塚崇彦にソチ金の可能性を感じている。
十分に獲れる素材だ。
あまりにもったいない。
浅田真央と頂点に立て!

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

今週木曜日から中国・北京で始まるグランプリファイナル。
テレビ朝日の放送では、金曜日が男女のショートプログラム(SP)。
土曜日が男女のフリースケーティング。
日曜日が男女のエキシビション。

日本勢は男女各6選手のうち半数を占める。
まさにフィギュア王国!

高橋大輔と小塚崇彦が表彰台の一番高いところを競う展開になってくれることを願う。
ひょっとして織田信成も食い込んでくるか。
となると、日本勢は独占の快挙・・・。

滅茶苦茶、楽しみだなぁ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔、日本男子初の金メダル!

イタリア・トリノで開催されている世界選手権。
そのフィギュアスケート男子で、関大大学院の高橋大輔が日本男子初となる金メダルを獲得した。
過去最高は同選手が2007年大会で獲得した銀メダル。
冬季五輪での銅メダルも同選手が初。

高橋大輔はショートプログラム(SP)に続いてフリーでも1位となり、合計257.70点をマーク。
今季世界最高!
SPは89.30点、フリーは168.40点。
カナダのパトリック・チャンに10点以上の大差をつけ、圧勝した。

アイスリンクにイタリア映画「道」のテーマが流れる。
高橋大輔は出だし、大技の4回転フリップで着氷。
大会史上初挑戦。
本人によれば跳ぶ際につまずき、完璧でなかった。
判定は惜しくも回転不足。
3回転ジャンプを次々と決め、終盤のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も余裕で成功。
観衆の手拍子に応えるように、世界一のステップを披露した。
会場を感動の渦に巻き込む見事な演技!

高橋大輔は自己評価が厳しく、出来に満足していない。
が、米国のエヴァン・ライサチェクがロシアのエフゲニー・プルシェンコを破ってバンクーバー冬季五輪で優勝したときの得点を上回った。
非常に立派だ。

高橋大輔は、練習不足で体重が2キロ増えた。
体調は決してよくなかった。
五輪後にもう一度モチベーションを高めるのは大変だったろう。
実際、金・銀メダリストが揃って世界選手権を回避した。

このブログで述べたが、高橋大輔の精神力の強さは図抜けている。
それは、本人がテレビ番組で五輪を振り返ったとおり、「けがのおかげ」。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

世界王者、おめでとう!

早速、フジテレビの「とくダネ!」に満面の笑顔が映し出された。
小倉智昭とのやり取りが楽しかった。
勝利の瞬間、高橋大輔は泣かなかったが、小倉智昭は泣いた。

同番組で、荒川静香はメダリストが五輪後の世界選手権にベストコンディションで臨む難しさを語った。
確か、彼女は即引退。
プロフィギュアスケーターとしてアイスショーの舞台で活躍することにしか価値を見出せなかった。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

                       ◇

いよいよ、浅田真央がフィギュアスケート女子に登場する。
負けず嫌いな彼女のことだから雪辱を誓っていよう。
モチベーションは、そしてコンディションは…。

⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。

高橋大輔から浅田真央へ、金メダルのリレーが行われる?

韓国のキム・ヨナは「出たくなかった」とさかんにこぼしている。
とても正直な子だ。

しかし、真剣に競技に挑む浅田真央に対して失礼な話。
また、大会と観客に対しても…。
出場すると決めた以上、口にしてならない言葉でないか。

しかも、二人は同年齢のよきライバルだ。
互いの存在が刺激となり、今日を成した。
その最後の対決になるかもしれないのだから…。

⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。

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高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!

バンクーバー冬季五輪(オリンピック)第7日。
フィギュアスケート男子フリーは、ショートプログラム(SP)上位24選手が出場して行われた。
そして、日本の3選手はそれぞれが頑張った。

SP3位の高橋大輔は22番目(第4グループ)に登場。
ちなみに、2006年トリノ五輪金メダルの荒川静香は21番目。
SP3位だった。
滑走順としてはとてもよい。
2002年ソルトレイクシティ五輪4位の本田武史は、高橋大輔は今季一番の状態と太鼓判を押していた。
しかし、直前の公式練習で4回転ジャンプを2回とも失敗し、私は嫌な予感…。
それでも高橋大輔は4回転にこだわった。
演技構成点はエフゲニー・プルシェンコを上回るはずで、それが成功するなら栄冠をつかめるからだ。
実際、2008年2月の4大陸選手権で4回転を決めた高橋大輔がマークしたフリーと総合の得点はいまだに破られていない。
3回転ジャンプに留めればメダルが確実なのに、今季未成功の大技に挑むのは賭けだった。
残念ながら不安は的中し、冒頭の4回転で大きく転倒。
直後のトリプルアクセルとダブルトーループの連続ジャンプ、トリプルループを決めて立て直した。
が、総じてジャンプに安定感を欠いた。
華麗で情熱的なステップとスピンもいつもほどの冴えが見られず、本来の力を出し切れなかった。
観客はスタンディングオベーションで渾身の演技を称えた。
SPは90.25点(自己ベスト)。
フリーは156.98点。
総合は247.23点。
2選手の滑走を残して2位。
次のアメリカのジョニー・ウィアが高橋大輔を下回り、この時点でメダルが確定した。
結局、3位で銅メダルを獲得した。
おめでとう!
競技後のインタビューでは、「涙は、安心感と嬉しさで出てきてしまいました。男子初のメダルを誇りにしたい」と語った。
そして、表彰台でも涙…。
長くて辛い復帰の道のりが心に浮かんだのでないか…。

SP4位の織田信成は20番目(第4グループ)に登場。
初出場のオリンピックの雰囲気に飲まれたのか、SPでは硬さが目立った。
しかし、フリーでは落ち着いて演技を始めた。
が、最初の4回転を回避したことが響いたのか、なかなか勢いに乗れない…。
後半のジャンプで手をつき、直後に演技を中断した。
何と靴ひもが切れてしまったのだ。
信じられないアクシデント!
再開したものの、減点。
気を取り直し、力を振り絞り滑り終えた織田信成に、観客が大きな拍手でねぎらった。
感動的なシーン。
私自身は、織田信成のスタイルとチャップリンのイメージがどうも重ならない。
演技や動きを美しく見せるためのスリムなスラックス(ズボン、パンツ)がしっくり来ない。
織田信成の持ち前の柔軟性とスピード感をもっと生かせる曲がなかったか。
SPは84.85点。
フリーは153.69点。
総合は238.54点で7位入賞。
織田信成は目の前にぶら下がるメダルに手が届かなかった。
競技後のインタビューでは悔し涙が止まらず、言葉が出てこない。
お疲れさま。

SP8位の小塚崇彦は13番目(第3グループ)に登場。
トリプルアクセルで転倒したが、自身初の4回転に成功した。
SPは79.59点。
フリーは151.60点。
総合は231.19(自己ベスト)で8位入賞。
最終の第4グループ6選手を残して2位。
この時点で入賞が確定した。
競技後のインタビューでは、「オリンピックで4回転を跳べてよかったです」と満面の笑みを浮かべた。
お疲れさま。
リコール問題に苦しむトヨタ自動車にとり久々に明るい話題となった。

アメリカのエバン・ライサチェク。
2009年の世界王者。
SPは90.30点で2位。
フリーは167.37点。
合計は257.67点で1位。
逆転の金メダル。
確実性を重視した、すきのない完璧な演技。
4回転を跳ばないチャンピオンが生まれた。

ロシアのエフゲニー・プルシェンコ。
2006年トリノ五輪の覇者。
SPは90.85点で1位。
フリーは165.51点。
合計は256.36点で2位。
大波乱の銀メダル。
3年間のブランクの影響が土壇場で出たのか、技の精度を欠いた。
本来の調子と程遠い出来栄え。
エバン・ライサチェクの高得点でプレッシャーがかかった?
オリンピック連覇は夢とついえた。
が、表彰台で勝者を称えた。
立派な態度だ。

男子フィギュア日本初の五輪メダルの色は「銅」になった。
高橋大輔にとり4回転を跳ばない金メダルではプライドを持てなかったのだろう。
それは競技者が決めることだ。
試合終了後のインタビューでは、最初からやると決めていたことを明かした。

実は、女子フィギュアを含め、日本勢のメダルは、1992年アルベールビル五輪の伊藤みどりの銀、2006年トリノ五輪の荒川静香の金に次いで3人目。

なお、バンクーバーオリンピックで日本勢が獲得したメダルは、スピードスケート男子500メートル2位の長島圭一郎、3位の加藤条治に続いて3個目となった。
かなりの健闘といえよう。

スピードスケート女子1000メートルで小平奈緒(こだいら・なお)が76秒80で5位に入賞した。
3位とはわずか0秒08差。
相沢病院の所属。
日本選手団最年少15歳の高木美帆は完走した35選手で最下位となり、ほろ苦い五輪デビューとなった。
大舞台の怖さが分かったろう。
幕別町立札内中学校に在学。
2014年ソチ五輪のエースだ。

カーリング女子の日本は昨季世界選手権優勝の中国に完敗した。
連敗で1勝2敗。

                       ◇

以下は、「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」と題する今朝のブログ。

バンクーバー冬季五輪(オリンピック)、フィギュアスケート男子シングル。
ショートプログラム(SP)を終えた段階の得点では、メダル争いは上位3選手に絞られたように思えなくもない。
4位とは差が開いたからだ。

ロシアのエフゲニー・プルシェンコは王者の貫録。
90.85点で首位。
細かく見れば、3年間のブランクが感じられる。
滑りに2006年トリノ五輪のときの切れがない。
しかし、4回転ジャンプが安定しており、フリーでミスを犯すとは考えにくい。
高く、遠く、早い。
優勝候補の筆頭だ。
アメリカのエバン・ライサチェクは90.30点で2位。

対する日本。
関大大学院所属の高橋大輔(たかはし・だいすけ)は90.25点で3位。
プルシェンコとは0.60点、ライサチェクとは0.05点の差。
オリンピックの大舞台で有力選手がミスを犯すなか、高橋大輔は落ち着いており、堂々としていた。
世界一と評されるステップに加え、ジャンプも好調。
自己最高点をマークした。
表現力はもともと抜群だ。
右ひざ前十字靱帯断裂の大けがと辛いリハビリを乗り越えた経験が強じんな精神力をもたらしたのか。
きょうのフリーの演技が非常に楽しみだ。
有給休暇を取り、テレビにくぎ付けになるファンもいる。

が、高橋大輔は難しい判断を迫られる。
実は、男子はオリンピックで一度もメダルを取っていない。
フリーには、日本勢にとり初のメダル獲得がかかっている。
エフゲニー・プルシェンコは、「4回転を跳ばなければ、男じゃない」と言い切り、メダル圏内のライバルを挑発した。
4回転勝負に持ち込めば、メダル争いで有利になるからだ。

フィギュアスケート男子シングルは、ショートプログラムとフリーに1日の間隔が空いたことで“心理戦”の様相を帯びてきた。
高橋大輔は考えを整理し、演技に臨まなくてなるまい。
守りの3回転で銀メダルを狙う、悪くても銅メダルを取るという選択も…。
確実性を重視するのだ。
何せフリーは、高橋大輔が強みとする表現のウエイトが大きい。
そして、高得点でエフゲニー・プルシェンコにプレッシャーをかける。
ひょっとすると…。

私は思う。
4回転ジャンプは練習でほぼ成功するレベルでなくては、本番で使うのは危険だ。
失敗すれば、すべてのメダルを失う。
恐らくもっともいけないのは、迷いだ。

上位3選手が揃ってのインタビューで、高橋大輔は4回転へのこだわりを口にした。
リスクを承知で、あくまで頂点「金メダル」を目指すようだ。
4回転を跳ばない王者はイメージできないのか。
賭けに近いが、攻めに徹する。
その心意気やよし。
皆で声援を送ろう。

なお、関大所属の織田信成(おだ・のぶなり)は84.85点で4位。
厳しいとはいえ、金メダルはぎりぎり射程圏内。
一か八かの大勝負をかけざるをえない立場であり、いい意味での開き直りが可能だ。
織田信長の末裔・織田信成は一発逆転の“天下獲り”を目論む。
戦国模様の男子フィギュアで風雲児となれるか。

                       ◇

バンクーバー冬季五輪に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年2月13日「バンクーバー五輪開幕、日本メダル予想」はこちら。
⇒2010年2月14日「モーグル上村愛子、ソチ3位へ挑戦?」はこちら。
⇒2010年2月16日「男子5百歓喜、長島銀、加藤銅メダル」はこちら。
⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。
⇒2010年2月18日「日本電産・永守重信、メダルに報奨金」はこちら。
⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

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高橋大輔、攻めか守りかメダル予想

バンクーバー冬季五輪(オリンピック)、フィギュアスケート男子シングル。
ショートプログラム(SP)を終えた段階の得点では、メダル争いは上位3選手に絞られたように思えなくもない。
4位とは差が開いたからだ。

ロシアのエフゲニー・プルシェンコは王者の貫録。
90.85点で首位。
細かく見れば、3年間のブランクが感じられる。
滑りに2006年トリノ五輪のときの切れがない。
しかし、4回転ジャンプが安定しており、フリーでミスを犯すとは考えにくい。
高く、遠く、早い。
優勝候補の筆頭だ。
アメリカのエバン・ライサチェクは90.30点で2位。

対する日本。
関大大学院所属の高橋大輔(たかはし・だいすけ)は90.25点で3位。
プルシェンコとは0.60点、ライサチェクとは0.05点の差。
オリンピックの大舞台で有力選手がミスを犯すなか、高橋大輔は落ち着いており、堂々としていた。
世界一と評されるステップに加え、ジャンプも好調。
自己最高点をマークした。
表現力はもともと抜群だ。
右ひざ前十字靱帯断裂の大けがと辛いリハビリを乗り越えた経験が強じんな精神力をもたらしたのか。
きょうのフリーの演技が非常に楽しみだ。
有給休暇を取り、テレビにくぎ付けになるファンもいる。

が、高橋大輔は難しい判断を迫られる。
実は、男子はオリンピックで一度もメダルを取っていない。
フリーには、日本勢にとり初のメダル獲得がかかっている。
エフゲニー・プルシェンコは、「4回転を跳ばなければ、男じゃない」と言い切り、メダル圏内のライバルを挑発した。
4回転勝負に持ち込めば、メダル争いで有利になるからだ。

フィギュアスケート男子シングルは、ショートプログラムとフリーに1日の間隔が空いたことで“心理戦”の様相を帯びてきた。
高橋大輔は考えを整理し、演技に臨まなくてなるまい。
守りの3回転で銀メダルを狙う、悪くても銅メダルを取るという選択も…。
確実性を重視するのだ。
何せフリーは、高橋大輔が強みとする表現のウエイトが大きい。
そして、高得点でエフゲニー・プルシェンコにプレッシャーをかける。
ひょっとすると…。

私は思う。
4回転ジャンプは練習でほぼ成功するレベルでなくては、本番で使うのは危険だ。
失敗すれば、すべてのメダルを失う。
恐らくもっともいけないのは、迷いだ。

上位3選手が揃ってのインタビューで、高橋大輔は4回転へのこだわりを口にした。
リスクを承知で、あくまで頂点「金メダル」を目指すようだ。
4回転を跳ばない王者はイメージできないのか。
賭けに近いが、攻めに徹する。
その心意気やよし。
皆で声援を送ろう。

なお、関大所属の織田信成(おだ・のぶなり)は84.85点で4位。
厳しいとはいえ、金メダルはぎりぎり射程圏内。
一か八かの大勝負をかけざるをえない立場であり、いい意味での開き直りが可能だ。
織田信長の末裔・織田信成は一発逆転の“天下獲り”を目論む。
戦国模様の男子フィギュアで風雲児となれるか。

                       ◇

バンクーバー冬季五輪に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年2月13日「バンクーバー五輪開幕、日本メダル予想」はこちら。
⇒2010年2月14日「モーグル上村愛子、ソチ3位へ挑戦?」はこちら。
⇒2010年2月16日「男子5百歓喜、長島銀、加藤銅メダル」はこちら。
⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。
⇒2010年2月18日「日本電産・永守重信、メダルに報奨金」はこちら。

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男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位

バンクーバー冬季五輪(オリンピック)第5日、パシフィックコロシアムでフィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。
混戦模様と言われていたが、力みから大崩れする有力選手が出た。

やはり、優勝候補筆頭、2006年トリノ五輪で圧勝したロシアのエフゲニー・プルシェンコが90.85点で首位に立った。
王者はブランクを感じさせない。
打倒一番手と目されたカナダのパトリック・チャンが81.12点で7位に留まった。
地元の声援がプレッシャーになったか。
アメリカのエバン・ライサチェクが90.30点で2位につけた。

日本勢は3選手とも落ち着いていた。
関大大学院所属の高橋大輔(たかはし・だいすけ)は90.25点で3位。
関大所属の織田信成(おだ・のぶなり)は84.85点で4位。
トヨタ自動車所属の小塚崇彦(こづか・たかひこ)は79.59点で8位だった。
全員が入賞圏内。
ケガ復帰の高橋大輔は自己最高点をマークする出来で、国民の期待に見事応えた。
試合後のインタビューの表情が明るかった。
日本初のメダルを取れるか、フリーが楽しみだ。

リッチモンド・五輪オーバルでスピードスケート女子500メートルが行われた。
日本勢は吉井小百合(よしい・さゆり)の5位が最高だった。
五輪では自身初の入賞であり、得意の1000メートルを残している。1500メートルも…。
彼女は、銀メダルの長島圭一郎(ながしま・けいいちろう)、銅メダルの加藤条治(かとう・じょうじ)と同じ日本電産サンキョーの所属。
メダルを取ってほしい。
日本勢はこの種目で4大会連続の入賞を果たした。
優勝は伏兵、韓国のイ・サンファ。
これで、スピードスケート500メートル(短距離)は男女とも韓国勢が金メダルを獲得した。
男子のモ・テボンも伏兵。
5大会連続出場の岡崎朋美(おかざき・ともみ)は過去最低の16位に終わった。
レース後、スタンドに向かい、笑顔で手を振った。
富士急の所属。

バンクーバー冬季五輪に関するブログは以下のとおり。
⇒2010年2月13日「バンクーバー五輪開幕、日本メダル予想」はこちら。
⇒2010年2月14日「モーグル上村愛子、ソチ3位へ挑戦?」はこちら。
⇒2010年2月16日「男子5百歓喜、長島銀、加藤銅メダル」はこちら。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
著作権について
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9784907620004-00

(272頁。2月10日発売)
9784907620011-00
プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

和田創研
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