コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

小塚崇彦ブログ

小塚崇彦、不完全燃焼の現役引退

フィギュアスケート男子のバンクーバー五輪代表の小塚崇彦(27歳)が「スターズ・オン・アイス東京公演」の最終日に出演し、ファンに別れを告げた。
すでに現役引退を発表していた。
最後の演目は坂本龍一の「エピローグ」だった。
演技の終了後にファンからスタンディングオベーションを受けると感極まり、目頭を押さえた。

小塚崇彦はスケーティングの技術に定評があった。
そして、長らく課題とされてきた表現力が備わりはじめ、これからが楽しみというところで不振に陥った。
得点の比重が高いジャンプがほとんど決まらないのだ。
せっかく跳んでも着地で踏ん張れず、転倒が相次いだ。
この頃からけがを抱えていたのだろう。

小塚崇彦は高橋大輔や織田信成、安藤美姫や浅田真央らとともにフィギュア王国を築いた。
最後の挨拶を済ませ、佐藤信夫コーチから背中をポンと叩かれる儀式で新たな職業人生に送り出された。
トヨタ自動車所属からトヨタ自動車社員になり、スポーツ関連の仕事に専念するらしい。

私は近い将来、フィギュアスケートのコーチとして世界で戦える若手を育ててほしい。
本人はけがに苦しみ、選手としては不完全燃焼だったのでなかろうか。
競技人生の目標をきわめて高いところに置いていたはずだ。

                 ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2014年2月4日「小塚崇彦、美しい滑りと端正な演技…現役続行」はこちら。

⇒2014年1月23日「小塚崇彦は燃焼し尽くしたのか…現役引退」はこちら。

⇒2013年11月14日「小塚崇彦危うし、現役引退の危機」はこちら。

⇒2013年11月13日「小塚崇彦、ソチ五輪代表は崖っぷち!」はこちら。

⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2012年12月29日「小塚崇彦不調、ジャンプ崩壊…佐藤信夫コーチ怖い?」はこちら。

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小塚崇彦、美しい滑りと端正な演技…現役続行

昨年11月頃から引きずっていたもろもろの仕事に、きのう一区切りをつけられました。
この間、一部のクライアントに若干(数日)の納期遅れが生じましたが、品質へのこだわりということでお許しをいただきました。
有力な新規開拓や大幅な売上向上に直結する超実践的な営業ツールの作成が中心です。
出来次第で成果が左右されますので、磨きに磨きました。
きょうから2冊目の営業本『御社の営業をよくするヒント』の著者校正にかかります。
刺激的な読み物(講演集)です。
1月20日〜21日の予定が2週間以上もずれ込みました。
こちらが急がせておいて、こちらが止めてしまいました。
大変申し訳なく思います。
おそらく2月6日に著者校正を終えられます。
出版は来週、ソチオリンピックの真っ只中でしょうか。
3冊目の営業本『売上づくりは総力戦』は原稿が完成状態に達していますが、最後の詰めにかかれなくてストップしています。
ソチオリンピックの閉幕までには入稿したいです。

きょうからブログを再開します。
たいして時間を取れませんので、雑文になります。

古い話題で恐縮ですが、四大陸フィギュア選手権2014が台北で行われました。
全日本フィギュア選手権2013でソチ代表選考からもれた直後、現役引退をほのめかしていた小塚崇彦が出場しました。
自分の気持ちに何とか整理をつけられたのでしょう。
コンディションはよくなかったようですが、SP4位からフリーで巻き返して2位に入りました。
自身のシーズンベストでした。
ずるずると崩れなかったのは立派です。

小塚崇彦はどうやらけがか故障が慢性化しています(私は思い当たる節があり、別の機会に触れるかもしれません。)
世界のトップクラスの選手は大なり小なり似た事情を抱えています。
競技の特性により、選手の肉体と運動の特性により、特定の部位に負担が集中します。
痛みとつきあっていくしかないのでしょう。

私は、高橋大輔と小塚崇彦と織田信成が同時に去ると、一気にさみしくなってしまうと思っていました。
小塚崇彦が現役続行を決心してホッとしました。
来シーズンは調子を立て直し、美しい滑りと端正な演技を再び見せてくれるはずです。

なお、「高橋大輔なき後の日本男子シングルは・・・」みたいな表現を使うのはやめましょう。
彼の人生はこれからですよ。

                 ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2014年1月23日「小塚崇彦は燃焼し尽くしたのか…現役引退」はこちら。

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⇒2012年12月29日「小塚崇彦不調、ジャンプ崩壊…佐藤信夫コーチ怖い?」はこちら。

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小塚崇彦は燃焼し尽くしたのか…現役引退

私は昨年末、スポーツニュースで「全日本フィギュアスケート選手権2013」のダイジェスト映像を見た。
高橋大輔がソチ代表選考結果の発表で流したうれし涙が印象的だった。

それ以上に印象的だったのは、クールな小塚崇彦が流した悔し涙である。
控室(?)を出てきたところでテレビ局のインタビュアーにつかまった。
マスコミは傷心の底に沈む彼を放っておかなかった。

悔し涙は、限界に挑んだ人だけが流せる美しい涙である。

62歳の私は人生でそうした経験がなく、したがって悔し涙を流したことがない。
スポーツは、勝者と敗者がはっきりと分かたれる。
中途半端に生き、なるべく結果を曖昧にしておきたい私にはスポーツは難しい。

インタビューに泣きじゃくりながら答える小塚崇彦は、現役引退をすでに決めたかのような表情だった・・・。

フィギュアスケートに限らないが、競技生活の長い選手はおそらく満身創痍である。
けがとか痛みとかに苦しめられている。
それと戦い、克服することが現役続行の条件だろう。
選手はいつしか極限の節制と練習に、身も心も耐えられなくなっていく。

小塚崇彦は、自分の努力を表情や態度、まして言葉に表わさない。
私はそれを承知している。
しかし、「潔い引き際」を考えるほど取り組んだかという疑問が残らないわけでない。
それが言いすぎなら、燃焼し尽くしたというところまではいっていない気がする。

鈴木明子は十分に納得がいく。
ファンもそう思っているはずだ。
安藤美姫は納得がいく。
子どもも抱える。
織田信成は納得がいく。
家庭も持っている。

浅田真央は日本フィギュアスケート界に果たしてきた貢献と重責を考えれば、納得がいく。
高橋大輔は十分に納得がいく。

トップクラスのアスリートが4年に一度のオリンピックを最大の目標に頑張っているのは、心情としてよく分かる。
しかし、それがすべてでない。
毎年、世界チャンピオンを決める大会も開かれる。

個人的には4年後の「平晶冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)」まで頑張ってほしいと思っている。
オリンピック出場を宿命づけられた家系である。
が、それがどうしても厳しいなら、後1〜2年は競技生活を続けてもらいたい。
世界フィギュアスケート選手権で活躍する小塚崇彦の姿と笑顔を見たい。

なお、小塚崇彦はソチ代表漏れのショックからか、「四大陸フィギュア選手権2014」の出場を辞退する可能性を示唆していた。
頭が真っ白になったのか。
それから立ち直ったようだ。

きょうのブログは、昨年末におおよそ書いている。
私は仕事に追われ、最新の情報や詳細な情報をつかんでいない。
すでに何らかの決断がなされている?

                 ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

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⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2012年12月29日「小塚崇彦不調、ジャンプ崩壊…佐藤信夫コーチ怖い?」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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小塚崇彦危うし、現役引退の危機

きのうのブログ「小塚崇彦、ソチ五輪代表は崖っぷち!」に続いて・・・。

⇒2013年11月13日「小塚崇彦、ソチ五輪代表は崖っぷち!」はこちら。

小塚崇彦(こづか・たかひこ)は、日本フィギュア界のサラブレッドである。
私は昨年、NHK総合テレビでファミリーヒストリー「小塚崇彦〜五輪の夢・小塚家3代の挑戦〜」という番組を見て、感動を覚えた。
彼は、オリンピックに出場することを宿命づけられている。

小塚崇彦はファンの期待を背負い、2008年GPファイナル2位、2010年バンクーバーオリンピック8位、2010年全日本選手権優勝、2011年世界選手権2位と、着実に実力を伸ばしてきた。
滑らかなスケーティングとエッジの深いステップ、正確な技術に定評がある。
顔立ちもスタイルも、そして滑りも演技も端正だ。

⇒2012年12月29日「小塚崇彦不調、ジャンプ崩壊…佐藤信夫コーチ怖い?」はこちら。

小塚崇彦は、フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第1戦「スケートアメリカ」で6位に沈み、グランプリファイナル(GPファイナル)進出は絶望的になった。

先日、GPシリーズ第3戦「中国杯(中国大会)」に雪辱を期して臨んだ。
しかし、SPは3位、フリーは5位、合計は3位に留まった。

とくに逆転を狙ったフリーで、ジャンプのミスが相次いだ。
冒頭、4回転は回転不足で転倒。
2つ目の4回転は安全策を取り、3回転半に変更。
中盤、3回転フリップで転倒。
スケートアメリカでのフリーの得点さえ下回った。

小塚崇彦はこれにより、年末の全日本フィギュア選手権で表彰台にのぼることが2大会連続の五輪代表入りの最低条件となった。

                       ◇

若手の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)と遅咲きの町田樹(まちだ・たつき)の二人が、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の代表切符を手に入れようとしている。
羽生結弦は、今シーズンはまだ調子が上がっていないが、実力は昨シーズンの全日本選手権の優勝で折り紙つきだ。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年10月19日「町田樹(たつき)、遅咲きでソチ五輪代表へ」はこちら。

私が小塚崇彦に望むのは、自らの闘志に火をつけること!
高橋大輔も小塚崇彦もベテランなので、年末に向けて調子を上げていくはずだ。
私はかならずしも悲観的になっているわけでない。

しかし、羽生結弦の成長と町田樹の活躍は目覚ましい。
男子シングルの代表選考レースをかつてないほど熾烈にしている。
彼らが3つの代表枠の2つを占める可能性もある。

小塚崇彦は、ソチオリンピックに出ず、このままひっそりと現役引退ということになりかねない。
強い危機感を持ち、練習に打ち込んでほしい。
どうか悔いを残さないよう・・・。

                      ◇◆◇

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⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

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小塚崇彦、ソチ五輪代表は崖っぷち!

小塚崇彦(こづか・たかひこ)は昨シーズン、右足甲と股関節の痛みで調子を崩して全日本フィギュア選手権で5位に留まり、世界フィギュア選手権の代表切符を逃した。
が、それゆえに専属トレーナーをつけながら、デトロイトで練習に明け暮れた。

小塚崇彦は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)が行われる今シーズン、そこそこの仕上がりとされた。
実際、競技がフリースケーティング(FS)だけの「ジャパンオープン」で点数は伸び悩んだものの、高橋大輔(たかはし・だいすけ)を上回る2位だった。
本人は、体の切れと体力の向上を感じ、調子に手応えを得た。

小塚崇彦は今シーズン、ショートプログラム(SP)が「アンスクエアダンス」、フリーが「序奏とロンド・カプリチオーソ」。
フリーは負担とリスクを減らすため、昨シーズンと同じにした。
むろん、オリンピック出場を見据えた判断である。

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第1戦「スケートアメリカ」、男子シングル。
日本勢の高橋大輔と小塚崇彦の二人は、SPでもフリーでもジャンプでミスが相次いだ。
高橋大輔が4位、小塚崇彦が6位に沈み、金メダルの町田樹(まちだ・たつき)の引き立て役に終わった。

⇒2013年10月19日「町田樹(たつき)、遅咲きでソチ五輪代表へ」はこちら。

私は、高橋大輔は何とか立て直せる気がした。

心配なのは、小塚崇彦のほうだ。
どこが悪いか、本人はつかめているのだろうか。

そもそも小塚崇彦は大会前、シーズンオフ恒例の合宿地・デトロイトで行われるのでホームゲームのようなものと、リラックスした表情で自信を語っていた。
スケートアメリカは、2008年にGP初優勝を飾り、2012年に2度目の優勝を飾った。
小塚崇彦は地の利を生かし、幸先のいいスタートを切ろうとした。
なのに、結果を出せなかった。

小塚崇彦がこのまま浮上のきっかけをつかめないと、ソチ五輪代表は崖っぷちになる。

続きは、あすのブログ「小塚崇彦危うし、現役引退の危機」にて・・・。

                      ◇◆◇

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小塚崇彦不調、ジャンプ崩壊…佐藤信夫コーチ怖い?

全日本フィギュア2012(フィギュア全日本選手権2012)男子シングルフリー。
ショートプログラム(SP)3位の小塚崇彦は世界フィギュア2013(フィギュア世界選手権2013)の代表切符をかけて演技にのぞんだ。
しかし、4回転はもちろん、ほとんどのジャンプが崩壊。
本人もあまりの不出来に顔面が蒼白・・・。
私はここまで乱れた小塚崇彦を知らない。
思い切って勝負をかけたからなのか。

小塚崇彦は生真面目な性格ということが分かっているだけに、私は気の毒で演技を最後まで見られなかった。
もっともオリンピックは来シーズンであり、どん底に落ちてしまえば後は浮上するしかない。

と思ったら・・・。
約1週間前の練習で右足甲を痛め、MRI検査を受けるほど重傷だったらしい。
が、佐藤信夫コーチが、オリンピックで骨折しながら戦いきった柔道の山下泰裕(やました・やすひろ)を引き合いに出し、小塚崇彦を奮い立たせてリンクに送り出した。
怖い指導者である。
小塚崇彦は大会の公式練習でもあまりジャンプを跳んでいなかったようだ。
SPは何とかごまかしたが、時間が長く要素が多いフリーは乗り切れなかった。

                       ◇

NHK総合に「ファミリーヒストリー」という夜遅い時間帯の番組がある。
私は仕事をしながらつけっ放しにしていた同番組で、「小塚崇彦〜五輪の夢・小塚家3代の挑戦」をちらちら見た。
小塚崇彦はそういわれるのが嫌だと語っていたが、やはりフィギュアスケート界のサラブレットの家系だった。
父・小塚嗣彦(こづか・つぐひこ)は1968年グルノーブル冬季五輪(オリンピック)フィギュア男子シングルの日本代表。
全日本フィギュアで3連覇。
母・小塚幸子(旧姓・坂野)はアイスダンスの選手。

小塚崇彦は、2011年に亡くなった祖父・小塚光彦(こづか・みつひこ)の人生を聞けなかったことが心残りだった。
小塚光彦は戦前の満州でフィギュア好きの中村公正と出会って練習に励み、現地で二人は優れた成績を収めた。
そして、1940年札幌冬季五輪(オリンピック)を目指したが、戦争で中止になった。
小塚光彦は、戦死した中村公正が自分に残した「夢を諦めてはいけない。子や孫をオリンピックに・・・」という言葉を胸に刻んだ。
戦後に愛知スケート連盟を立ち上げ、名古屋を今日のフィギュア王国に育てあげることに心血を注いだ。
「愛知フィギュアスケートの父」と呼ばれる。
その情熱を、小塚崇彦も受け継いでいる。

                       ◇

小塚崇彦は不調から抜け出せず、世界フィギュア2013出場を逃した。
事実上、今シーズンが終わった。
しかし、私はオリンピックシーズンにかならず復調すると考えている。
もともと猛烈な負けず嫌いだ。

小塚崇彦は全日本フィギュア2012で敗れ、自分の底力を使ってもう一度やり直すと口にした。
この底力という言葉にDNA(遺伝子)への意識、そして矜持(プライド)が見てとれる。
「ファミリーヒストリー」を通じて知った事実が彼をさらなる練習に突き動かし、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ駆り立てる。
頑張れ!

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

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⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

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浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)。
小塚崇彦は昨季のピークと比べ、調子を大きく落とした。
第4戦「NHK杯」ではショートプログラム(SP)でもフリースケーティング(FS)でも得点を伸ばせなかった。
それでも第1戦「スケートアメリカ(アメリカ大会)」から状態をいくらか立て直した。

私は小塚崇彦について何の心配もしていない。
GPシリーズの2戦の演技を見て、むしろ順調な進化を遂げていると感じた。
もともとスケーティングの技術に定評があり、美しさは世界屈指とされる。
スケート靴と氷が一体化したような滑らかさゆえに、ジャンプは安定し、スピンは高速だ。
今季に入り、弱点とされた「表現力」が明らかに高まってきた。
いまは曲というよりも音符を意識し、それを全身で表現しようと努めているところだ。

小塚崇彦は表情の豊かさもずいぶん増した。
平たく言えば“笑顔”ができるようになった。
だいぶ前のブログで顔筋(顔の表情筋)のトレーニングを行うべきだと述べた。
観客を味方につけるうえで無表情は損だ。
世界の頂点に立つ選手は会場全体をかならず巻き込む。
小塚崇彦は感情を抑制しやすく、自分を解放することが苦手である。
恥じらいや照れがどうしても先に立ち、自己表現にブレーキを踏む。
それが改まりつつある。

私は、小塚崇彦にもっと自由で、もっと奔放で、もっと元気で、もっとおおらかであってほしい。
心理的なバリアを取っ払い、己をさらけ出し、普段の生活から“大口”でどんどん笑おう!
それは彼の端正なマスクに似合う。
きっと抜群だ。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

小塚崇彦の最大の成長は、依存心を拭い去ったこと。
それもこれも自らの課題を明確にし、それを克服して世界の頂点に立つという目標が定まったからだ。
これまでは練習をやらされているという雰囲気がどこかに残っていたが、まったく消えた。
劇的な変化をもたらした主因が「浅田真央」の存在というのは間違いない。
昨年9月に佐藤信夫コーチのもとに入ってきて、二人一緒に指導を受けることになった。
浅田真央は練習の反復そして時間が半端でない。
要は、アイスリンクを去らない。
その現実を目の当たりにし、男、まして年上なら負けるわけにいかなかった。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

小塚崇彦がスケートを始めたのが4歳だ。
父・小塚嗣彦は1968年グルノーブル五輪代表。
母、祖父もスケーター。
「フィギュア一家」に育ったサラブレッドである。
佐藤信夫コーチはそのときから手ほどきし、すぐに才能を見抜いた。
だが、一人っ子で大事にされ可愛がられたので“甘えん坊”だった。
「たかちゃん」はどん欲さがなく、簡単に諦めてしまう。
それが逸材の開花を遅らせた。

ところが、放任主義の北米での単身練習、浅田真央との合同練習などが刺激となり、ようやく自覚が芽生えた。
前者は自ら志願したはずであり、外部要因がすべてでない。
気が熟したという見方も成り立つ。
いまは佐藤信夫コーチに教わるのでなく、自分で考えて解決策を見出す姿勢が際立ってきた。
私は伸び代が十分に残されていると思う。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)のエースだ。

小塚崇彦は昨季、全日本フィギュアスケート選手権で優勝した。
さらに、開催地が変更になり開催日が約1カ月延期になった世界フィギュアスケート選手権ロシア大会で銀メダルを獲得した。
初の表彰台にのぼったとはいえ、カナダのパトリック・チャンに圧倒された。
そして、GPシリーズNHK杯では高橋大輔に跳ね返された。
こうした経験は小塚崇彦の今後の競技人生に味方する。
サラブレッドのプライドと闘魂に火をつけ、彼をレベルの高い練習へ駆り立てる。

小塚崇彦は来年3月の世界フィギュアスケート選手権2012フランス大会の代表最終選考会を兼ねる年末の全日本フィギュアスケート選手権2011にはコンディションをいくらか整えてくるのでないか・・・。
正式名称は、「第80回全日本フィギュアスケート選手権大会」。
日程は、2011年12月22日(木)〜2011年12月26日(月)。
会場は、大阪府門真市・なみはやドーム。

小塚崇彦のなかには苦楽をともにする浅田真央への共感と信頼に加え、同じ門下生として競争心が働く。
やはり浅田真央に負けるわけにいかない。
高得点の高橋大輔にも一矢を報いたい。

                       ◇

実は、私が小塚崇彦の成長をもっとも感じたのは、競技大会(試合)でなかった。
世界選手権から帰国して間もなく、音頭を取って東日本大震災のチャリティーショーを開催した。
3月11日直後からプランを温めていたらしい。
イベントの準備を自ら手伝う熱の入れようだった。
最後に主催者を代表して挨拶した。

小塚崇彦は日本を代表する選手として、ファンどころか世の中に対する貢献欲求が内面から沸き起こってきた。
人間として幅と厚みを増している。
非常に頼もしい。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない

「フィギュアスケートジャパンオープン2011」に関する一連のブログの続き。

⇒9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒10月2日「安藤美姫、完全休養宣言…現役引退かソチ続行か結論」はこちら。

さいたまスーパーアリーナで行われたジャパンオープン3地域対抗戦は、日本チームの不振が際立った。
高橋大輔と世界選手権制覇の安藤美姫がともに最下位に沈んだ。
このブログで述べたとおり、やむをえない。
フィギュア王国・日本は中休み・・・。

そのなかで私の目を引いたのは、小塚崇彦(こづか・たかひこ)。
冒頭4回転ジャンプで転び、途中何でもないところで足がもつれた。
前者は練習不足、後者はへばり(疲れ)。
本人は「技術も体力もまだまだ」と振り返った。

が、私は成長の跡をはっきりと見た。
開幕戦なのに演技の“魅力”が増している。
もう淡泊とは言わない。
トップスケーターに特有の雰囲気を漂わせ、それなりの“華”がある。
フィギュアスケート世界選手権で4度優勝した氷上のエンターテイナー、カート・ブラウニングと一緒に滑ったのが効いたか。
アイスショーで絶大な人気を誇るプロスケーターだ。

小塚崇彦は昨シーズンの中盤から後半にかけ、人間が違ったかのようにアグレッシブな発言を行った。
金メダルを幾度か口にした。

佐藤信夫コーチのもとで仲よく練習する浅田真央はスケーティングとジャンプの矯正中だ。
完全復活は来シーズンでないか。

安藤美姫は今シーズン、ほぼ完全休養になる。
現役(競技生活)続行が微妙だ。

高橋大輔は年齢的な衰えが隠せない。
高得点を叩き出せなくなっている。

小塚崇彦はこうした日本フィギュアスケート陣の事情をよく分かっている。
自分が先頭に立って引っ張っていくしかないという決意と覚悟が固まった。
そんな印象を強く受ける。

自身は、今シーズンの課題を表現力の向上と明言した。
実にきっぱりしており、表情と言葉に力がみなぎった。
わりと最近まで、やらされているという感覚をどこかに残していたのに…。
何よりフィギュアスケート(練習)に取り組む意欲と姿勢がまるで変わった。

私は今シーズン、小塚崇彦は劇的な成長を遂げるとの予感を抱いた。
日本フィギュアの真のエースになる。
そもそも体つきからして、彼は体力があっておかしくない。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル

きょうは久々にフィギュアスケートを取りあげる。
真夏のアイスショー「ザ・アイス」の開催が迫ってきた。
今年は東日本大震災のチャリティイベントとして実施される。
7月23、24日は愛知、30、31日は大阪。
追加で、27日は青森・八戸。
この日は被災者1400人を無料で招待する。

先日、小塚崇彦と浅田真央が愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで初挑戦のペアダンスの練習を公開した。
浅田真央は、ショーの終盤の約2分間、二人が一緒に滑るのが見どころと話した。

私はスポーツニュースか何かで練習の様子を見たが、実にほほえましい。
とくに浅田真央の腰に手を回したり体を抱きかかえたりする小塚崇彦に遠慮があり、二人は初々しく映る。
このブログでかつて述べたとおり、貴公子の小塚崇彦とお姫さまの浅田真央はお似合いのカップルだ。

約1時間、振付師と話し合いながら、人気アニメ「ルパン三世」の音楽に乗って滑った。
この曲を選んだのは小塚崇彦。
二人は見つめ合うと、自然に笑みがこぼれる。
手をつないでステップやターンを繰り返すうちに息が合いはじめた。
とても楽しそうで、やはり相性はぴったりだ。

役柄は小塚崇彦がルパン、浅田真央がカリオストロの城のお姫さまのようだ(不確か)。
二人は本番までに練習を重ねてプログラムをブラッシュアップする。
衣裳も面白いはずだ。
浅田真央は「被災地の皆さんにパワーや元気を送れたらいい」と語った。

余談。
実現の困難さを承知で言えば、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で導入されるフィギュアスケート団体で、私は二人にペアを組んで出場してもらいたい。
また、二人がやがて熱愛関係になり、将来結婚することがあれば、凄い天才スケーターが生まれそうだ。

浅田真央は昨季、滑りの矯正を決断し、小塚崇彦を長年指導してきた佐藤信夫コーチの懐に飛び込んだ。
この瞬間から運命が変わった可能性がある・・・。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権

世界フィギュアスケート選手権2011。
小塚崇彦は昨年のグランプリ(GP)シリーズで2勝、グランプリ(GP)ファイナルで3位と好成績を残し、年末の全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を飾った。
もともとスケーティングの技術は一級であり、今季は弱点の表現を磨いてきた。
その甲斐あって才能が開花した。

小塚崇彦は、祖父・光彦がフィギュア王国・名古屋の礎をつくり、父・嗣彦が1968年グルノーブル冬季五輪(オリンピック)の日本代表選手に選ばれた。
彼はフィギュアスケート一家に生まれ育ったサラブレッドである。
選手になることを運命づけられていたがゆえに“苦悩”は深かった。
しかし、恵まれた環境に置かれていたがゆえに“甘え”が目立った。
最近の顕著な変化は、精神的な成長が背景である。
日本代表選手としての自覚が芽生え、やるしかないという覚悟が定まった。
小塚崇彦は家族や周囲への依存心を拭い去るため、カナダと米国で一人暮らしを味わった。
練習時間もコーチから指示されるのでなく、自分から申し出るように変えた。
私はちょっと遅すぎると思う。

小塚崇彦は体力をつけ、体幹を鍛えた結果、ジャンプが安定してきた。
仮に不十分だったとしても着氷時に踏ん張りが利き、大崩れがなくなった。
また、これまでは四肢を使うにしても伸びきらず、中途半端な状態で次の動作へ移りやすかった。
心のどこかにブレーキが働いたのだ。
こうした思い切りの悪さが観客や視聴者に伝わった。
それを、体を大きく使い切るように改めた。
さらに、これまでは大勢の観客をなるべく見ようとして視線がさまよった。
それを、ジャッジと目を合わせるように改めた。
視線の使い方を割り切ることで、目力が高まった。
小塚崇彦はさまざまな取り組みにより、表現の評価となる演技構成点を伸ばした。
今季を真のスタートと位置づけ、伸び代は残っていると語った。
決意の表れか。

小塚崇彦は生い立ちのせいか堅実である。
「スケートだったらジャンプもスピンもステップもできて、スケート以外でもどこでも通用する人になりたい」。
伸び盛りの時期に、現役引退後を考えている。
私に言わせれば面白みがないし、私はこうしたところに彼の限界を感じる。
しかし、人それぞれの人生。
自分の道を歩むしかない。

日本代表の男女6選手全員が勝ちたいとの気持ちを強くして世界フィギュアに出場する。
これまで温かい応援で支えてくれた人たちに、結果を出して恩返しをしたい。
アスリートの自分にできるのはそれくらい・・・。
まして小塚崇彦は全日本王者として臨む。
かなりのプレッシャーがかかっていることだろう。
今季培った実力を自信に変え、表彰台はもちろん金メダルを狙う。

                       ◇

2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で日本男子のエースとなりそうな小塚崇彦。
私は金メダルに手が届く資質を備えていると思う。
が、得点はともかくとして、表現では高橋大輔ときわめて大きな差がある。
身近に最良の手本がいるうちに、しゃにむに吸収せよ。
「貴公子」ということはとりあえず忘れて・・・。

小塚崇彦は、抑制の利いた美しさや洗練された身のこなしが魅力である。
しかし、私は彼の演技を見るたびに物足りなさを感じる。
会場の反応もそれを裏付けている。

小塚崇彦には自分の殻を叩き壊し、ソチオリンピックへ向けてレベルアップした独自の世界を築きあげてほしい。
平たく言えば、私たちをもっと大きな感動で包み込んでほしい。

⇒2011年4月24日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

表現者としての内なる“熱”がこちらに伝わってこない・・・。

◆書き加え1(4月26日)

小塚崇彦は2月の四大陸選手権で4位に終わり、日本選手ではただ一人、予選から出場しなければならなかった。
とはいえ、レベルの違いを見せつけてトップで通過した。

冒頭の4回転は回転不足に加えて手をついたが、その後のジャンプはすべて決めた。
小塚崇彦は体力的に不利な予選出場を、「1回滑った経験は大きい」と前向きに捉えた。

佐藤信夫コーチは、小塚崇彦について「まあまあだと思う」。
何とか及第点を与えられる仕上がりか・・・。

◆書き加え2(4月26日)

日本男子の3選手、高橋大輔と織田信成、小塚崇彦はモスクワで公式記者会見に応じた。
東日本大震災の影響で開催時期と開催場所が二転三転して「精神的につらかった」。
小塚崇彦は「3月に向けて練習してきたので、4月末まではとてももたない。一度落として、大会前に再び持ち上げた」。

◆書き加え3(4月26日)

世界フィギュアの表彰台の頂点は日本の高橋大輔と織田信成、小塚崇彦、そしてカナダのパトリック・チャンの争い?
高橋大輔は昨季の世界王者だが、挑戦者のつもりで臨むはずだ。
織田信成は練習ではもっとも調子がよさそうだ。
小塚崇彦は年明けから調子が下り坂だ。

それに対し、パトリック・チャンは絶好調だ。
世界フィギュアでは2年連続2位に留まり、1位しか眼中にない。
今季、SPとフリーに4回転ジャンプを取り入れて決めた。
演技のよさに、技術の高さが加わった。
日本勢にとり難敵である。

◆書き加え4(4月28日)

私は、カナダのパトリック・チャンがSPで圧巻の演技を見せ、しかも隙がなかったので、日本勢の逆転は可能性がゼロに近いと思っていた。
最終組の最初(19番目)に登場し、SPに続いてフリーも歴代最高得点をマークし、この時点で金メダルは決まった。
驚異の 280点超え!

パトリック・チャンはきのうと違い、表情も動きも硬さが感じられた。
しかし、貯金を背景に、余裕を持って滑った。
結局、2位と得点差を広げた。
2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)における韓国のキム・ヨナがそうだった。
ぶっちぎり!

SP2位の織田信成は20番目に登場した。
パトリック・チャンの直後で非常に滑りにくかっただろう。
とてもよかった。
が、また跳びすぎをやらかした。
この時点でメダルがするりと逃げた。
何ともったいない・・・。
これではファンが離れてしまう。
織田信成は情緒が不安定で、感情の起伏が激しい。
デリケートなフィギュアスケートでは相当なマイナス要因である。
例えば、滑走順を決める抽選での反応でさえそうだ。
一喜一憂しすぎる。
彼が上を目指すうえで最大の課題でなかろうか。

SP3位の高橋大輔は22番目に登場した。
が、冒頭の4回転ジャンプを踏み切ろうとして中断した。
スケートシューズのかかとのビスが抜け、エッジが外れた。
ベテランにして世界の舞台で信じられないアクシデントが起こった。
この時点でメダルは厳しくなった。
高橋大輔は途中からやり直し、最後まで滑り切った。
前年の世界王者、日本のエースとしてのプライドと意地、そして自分を応援してくれるファンへの責任感だ。

SP6位の小塚崇彦は23番目に登場した。
日本勢の2人がメダルから脱落した直後なので、想像を絶するプレッシャーがかかったのでないか。
小塚崇彦は冒頭の4回転ジャンプを決めて勢いに乗った。
ほぼノーミスで終えた。
彼にしては珍しく感情をあらわにして佐藤信夫コーチと抱き合った。
コーチも我を忘れていた。
佐藤信夫は根が熱血なのでは…。

小塚崇彦は日本全体の期待、さらに織田信成と高橋大輔の無念も背負って滑った。
演技に魂がこもっていた。

私は正直、諦めかけていた。
が、小塚崇彦は銀メダルをつかんだ。
そして、日本に唯一のメダルをもたらした。
よくやった!
全日本王者がフロック(まぐれ)でないことを証明した。
何より小塚崇彦はたくましさが備わってきた。

インタビューでは「来年は金メダル・・・」と、明確な目標を口にした。
これまでの彼に見られなかった積極性である。
日本のエースになれ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

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小塚崇彦と浅田真央…フィギュア王国の二枚看板

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。
私は仕事がパニック状態…。

以下に、「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」と題する2010年11月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

けさのブログ「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」に続いて…。
浅田真央は、大学(中京大)が同じ、コーチ(佐藤信夫)が同じ小塚崇彦としばしば一緒に練習するらしい。
二人は「切磋琢磨」が望める環境に身を置いている。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

さて、その小塚崇彦が浅田真央などとともにグランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」に出場した。
中国大会ではショートプログラム(SP)もフリースケーティングも1位の完勝だった。
その勢いに乗り、やはりSPもフリーも1位。
自己ベストを大幅に更新、2位の選手に20点近い得点差をつけて圧勝!
危なげなくグランプリ(GP)ファイナルへ進出。

小塚崇彦は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で4回転ジャンプを決めた。
佐藤信夫コーチから長らく指導を受けてきたスケーティングは至って滑らかである。
今後は技術に加えて「表現」に磨きをかけていくことになろう。
すでにテクニックは一流の域に達しているが、観客へアピールする“何か”が足りない。
高橋大輔と比べて印象に残りにくく、国民の人気がいま一つ盛りあがらない理由だろう。
小塚崇彦が解決すべき大きな課題では…。

自分の持ち味を尖らせ、「小塚崇彦ならこれ」という代名詞をぜひとも生み出したい。
何で魅了するか、分かりやすさはきわめて大事。
それと「演技力」ということになるはずだが、これもさまざま要素の積み重ねである。
簡単に高められない。
浅田真央に限らず、小塚崇彦も苦闘の真っ只中にいる(一流選手は全員)。

素人の意見だが、小塚崇彦は表情の特訓が必要でないか。
「男は愛嬌」の時代に、それがあまり感じられない。
これも広い意味での演技力に含まれよう。
非常に損をしていると思った。
笑顔専門家の指導を受けることを勧める。
あれは顔面の筋肉を再構築するようだ。

日本代表クラスの男子選手のなかで顔の“整い方”は一番。
フランス大会では「イケメン」というパネルを掲げる若い女性ファンがいた。
私もそう感じた。
小塚崇彦は演技も表情も総じて淡々としている。
もったいない・・・。

私たちが考えるより、表情が人の動きに与える影響は大きい。
行動や動作、仕種(しぐさ)を変える力がある。
小塚崇彦は表情を含めた全身で喜びを表現したい。
表情を含めた全身で歓喜を爆発させたい。

国際レベルの大会で、選手が会場全体を巻き込むことにより審判員が採点を変えると思えない。
しかし、興奮まして熱狂の渦に包まれると、圧力になるのは間違いない。
観客を味方につけるうえでチャーミングな笑顔は不可欠だ。

私は営業再建一筋のコンサルタントである。
幸い指導するのは「ソリューションセールス」なので愛嬌は必須でないが、持っていて悪いことはない。
相手に好かれるので商談を有利に進められる。
そして、私自身も和田創研の代表として営業活動を行ってきた。
これまでに顧客からもっとも言われたのは「愛想がない」である。
愛嬌と愛想はニュアンスが異なるが、似たようなものだ。
これしきのことを克服できないまま還暦前年に至った。
まあ、他人をとやかく言うのはたやすい。

                       ◇

小塚崇彦は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で男子のエースに育っているのでは…。
女子の浅田真央と合わせ、フィギュアスケート王国の二枚看板。

日本勢全員を応援する私がとくに力が入るのは高橋大輔である。
が、年齢的に微妙…。
むろんそれを乗り越えてほしいと思っているが、本人もその辺りはいくらか気にかけている様子。
どうなるか?

もっとも、こんな心配ができること自体、フィギュアスケートファンとしてこの上ない贅沢である。
選手と指導者、関係者の尽力に感謝したい。

                       ◇

フランス大会(最終戦)が終わり、カナダ大会(第2戦)もアメリカ大会(第4戦)も2位の織田信成は、12月9日から中国で開催されるGPファイナルの出場が確定した。
NHK杯(開幕戦)もアメリカ大会も優勝の高橋大輔は早々と決定した。
こちらは余裕。

結局、顔ぶれはバンクーバーオリンピックと同じ。
出場6選手のうち、日本勢が3人を占める。
女子と同じで立派だ。

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イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝

けさのブログ「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」に続いて…。
浅田真央は、大学(中京大)が同じ、コーチ(佐藤信夫)が同じ小塚崇彦としばしば一緒に練習するらしい。
二人は「切磋琢磨」が望める環境に身を置いている。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

さて、その小塚崇彦が浅田真央などとともにグランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」に出場した。
中国大会ではショートプログラム(SP)もフリースケーティングも1位の完勝だった。
その勢いに乗り、やはりSPもフリーも1位。
自己ベストを大幅に更新、2位の選手に20点近い得点差をつけて圧勝!
危なげなくグランプリ(GP)ファイナルへ進出。

小塚崇彦は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で4回転ジャンプを決めた。
佐藤信夫コーチから長らく指導を受けてきたスケーティングは至って滑らかである。
今後は技術に加えて「表現」に磨きをかけていくことになろう。
すでにテクニックは一流の域に達しているが、観客へアピールする“何か”が足りない。
高橋大輔と比べて印象に残りにくく、国民の人気がいま一つ盛りあがらない理由だろう。
小塚崇彦が解決すべき大きな課題では…。

自分の持ち味を尖らせ、「小塚崇彦ならこれ」という代名詞をぜひとも生み出したい。
何で魅了するか、分かりやすさはきわめて大事。
それと「演技力」ということになるはずだが、これもさまざま要素の積み重ねである。
簡単に高められない。
浅田真央に限らず、小塚崇彦も苦闘の真っ只中にいる(一流選手は全員)。

素人の意見だが、小塚崇彦は表情の特訓が必要でないか。
「男は愛嬌」の時代に、それがあまり感じられない。
これも広い意味での演技力に含まれよう。
非常に損をしていると思った。
笑顔専門家の指導を受けることを勧める。
あれは顔面の筋肉を再構築するようだ。

日本代表クラスの男子選手のなかで顔の“整い方”は一番。
フランス大会では「イケメン」というパネルを掲げる若い女性ファンがいた。
私もそう感じた。
小塚崇彦は演技も表情も総じて淡々としている。
もったいない・・・。

私たちが考えるより、表情が人の動きに与える影響は大きい。
行動や動作、仕種(しぐさ)を変える力がある。
小塚崇彦は表情を含めた全身で喜びを表現したい。
表情を含めた全身で歓喜を爆発させたい。

国際レベルの大会で、選手が会場全体を巻き込むことにより審判員が採点を変えると思えない。
しかし、興奮まして熱狂の渦に包まれると、圧力になるのは間違いない。
観客を味方につけるうえでチャーミングな笑顔は不可欠だ。

私は営業再建一筋のコンサルタントである。
幸い指導するのは「ソリューションセールス」なので愛嬌は必須でないが、持っていて悪いことはない。
相手に好かれるので商談を有利に進められる。
そして、私自身も和田創研の代表として営業活動を行ってきた。
これまでに顧客からもっとも言われたのは「愛想がない」である。
愛嬌と愛想はニュアンスが異なるが、似たようなものだ。
これしきのことを克服できないまま還暦前年に至った。
まあ、他人をとやかく言うのはたやすい。

                       ◇

小塚崇彦は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で男子のエースに育っているのでは…。
女子の浅田真央と合わせ、フィギュアスケート王国の二枚看板。

日本勢全員を応援する私がとくに力が入るのは高橋大輔である。
が、年齢的に微妙…。
むろんそれを乗り越えてほしいと思っているが、本人もその辺りはいくらか気にかけている様子。
どうなるか?

もっとも、こんな心配ができること自体、フィギュアスケートファンとしてこの上ない贅沢である。
選手と指導者、関係者の尽力に感謝したい。

                       ◇

フランス大会(最終戦)が終わり、カナダ大会(第2戦)もアメリカ大会(第4戦)も2位の織田信成は、12月9日から中国で開催されるGPファイナルの出場が確定した。
NHK杯(開幕戦)もアメリカ大会も優勝の高橋大輔は早々と決定した。
こちらは余裕。

結局、顔ぶれはバンクーバーオリンピックと同じ。
出場6選手のうち、日本勢が3人を占める。
女子と同じで立派だ。

Copyright (c)2010 by Sou Wada

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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