コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

政治・選挙

都政と国政の違いが分からない・・・街頭演説

きょうは東京都知事選挙の投票日です。
関心がわりと高いようで、投票率は50%台後半になりそうとのこと。

私は東京で四半世紀以上を過ごしました。
いまは神奈川県民ですが、今回の選挙は一票を投じたい気分です。

2020年東京五輪(オリンピック)開催を控えており、実行力のあるトップを選ばないと準備が滞ると案じています。

テレビで立候補者の街頭演説を聞くと、都政と国政の違いが分かっていないのでないかと思うこともあります。

3氏の混戦という報道を目にしました。
開票速報ははたして・・・。

◆書き加え(7月31日)

私が仮に都民だとしたら、だれに投票するかを考えてみました。

あまりにせこく見苦しかったので、舛添要一と書くのはさすがにはばかられます。
そこで、猪瀬直樹と書きます。
どちらも無効票になります。

さて、初の女性都知事が誕生しました。
真っ先に崖から飛び降りたのが利いたのでしょうか、小池百合子の圧勝でした。
過度のほこり叩きに合わないように願っています。

東京は地方に増して課題山積です。
それが一気に顕在化するのが五輪後です。

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第47回衆議院議員総選挙は第3極のために・・・

きのうのブログ「日本は財政再建も経済再生(産業再生)も先送り」に続いて・・・。

⇒2012年12月25日「日本は財政再建も経済再生(産業再生)も先送り」はこちら。

当然といえば当然だが、今回の衆院選(第46回衆議院議員総選挙)はひどい投票率だった。
前回の衆院選(第45回衆議院議員総選挙)は69.28%。
そこから10ポイント近く落として59.32%。
戦後最低だった1996年の衆院選(第41回衆議院議員総選挙)の59.65%を下回った。

前回は期待の選挙。
情緒的な勢いだけだった。
今回は失望の選挙。
ほろ苦い反省があった。
その反動が投票結果にはっきりと出た。
追い詰められた日本においてうまい話はないということを、有権者は肝に銘じなくてなるまい。

2010年代に行われる衆院選に共通するテーマは「日本国の財政再建」である。
実は、前回の衆院選(2009年)からそうならなければならなかった。
しかし、このブログで述べたとおり、政党のばらまき合戦と化した。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

次回は進路の選挙。
私は前回の衆院選が終わった頃から次回(今回に非ず)の衆院選が大事になると考えてきた。
有権者が経済の衰退や生活の困窮につれて覚醒し、ぎりぎりの判断を下さざるをえないと・・・。
難局を切り拓こうとの本気が、政党にも政治家にも表れてくるのでないか。

総選挙は有権者(国民)のために行う。
が、私は、次回の衆院選(第47回衆議院議員総選挙)は政党と政治家の立場からすれば、第三極のための総選挙になると思っている。

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日本は財政再建も経済再生(産業再生)も先送り

前回の衆院選(第45回衆議院議員総選挙)から政治をたびたび取りあげた「和田創ブログ」。
私はやがてあきれ返り、すっかりご無沙汰している。
いまの政党と政治家には、腹を立てるほどの価値もない。
が、きょうは、自民党への政権交代が起こった今回の衆院選(第46回衆議院議員総選挙)について振り返ってみた・・・。

新聞などマスコミによる選挙情勢報道(獲得議席予想)は有権者の投票に大きな影響を及ぼす。
前回の民主党のマニフェストは史上最悪だったが、マスコミは平気で乗り、それに有権者が安易に乗った。
財政面など実行の裏付けをまったく欠くと、私でさえ分かったにもかかわらず。
この辺りで政権交代を促したほうがいいというマスコミの誘導だろう。

私自身はデタラメなマニフェストを掲げる政党に投票しないと決めた。
しかし、大勢の有権者が民主党政権を望んだ以上、それに従う気だった。
実は、政権交代そのものに一定の意義と意味があると考えていたし、行き詰った日本にそろそろ必要とも思っていた。
また、適度な政権交代は有権者を賢くする。
実際、今回の総選挙は、投票率との兼ね合いもあり、私はよく分かっていないが、比例代表で自民党は得票数を落としている。
得票率は微増に留まる。
有権者はかならずしも自民党に戻ったわけでない。
国民は生活が苦しくなり、シビアな目でよりよい政党を選ぼうとしている。

すべての政党と政治家に腹を立てるばかりでは仕方がないので、私は投票を済ませた。
しかし、小選挙区(神奈川7区)の候補者(政治家)も比例代表の政党も支持しているということでない。
前回を含め、消去法でかろうじて残った。
心情としての白紙投票では政治が動かない。
と言いつつ、私は投票所で、この先も淡い期待すら持てないとの思いが頭をかすめた。

テレビ東京が開票直前に各政党の議席予測を示した。
自民党と公明党を合わせて3分の2以上の329議席(結果は325議席獲得)。
選挙戦は最終盤の2日間で第三極が伸ばして自民党の勢いにブレーキをかけた。
圧勝や大勝という事前報道は不利である。
しかし、当日に投票率が上がらず、第三極がしぼんだ。
無党派層を当てにする政党は不利である。
日本維新の会とみんなの党はそれほど伸びなかった。
日本維新の会は51議席に届き(54議席獲得)、胸をなでおろした。
みんなの党は21議席に届かず(18議席獲得)、テコになれそうもない。
第三極にとり敗北といえよう。
私は開票速報に朝までつきあい、寝不足のまま自宅を出た。

自民党はたいして変わっていない。
ほとんど?
しかし、いくらか本気になっているのは確かだ。
安倍晋三内閣はこの後の参院選(2013年7〜8月)、消費増税(2014年4月)を念頭に、思い切った景気浮揚策を取る。
有権者は現金なもので、いまの景気がいいといまの政権を受け入れるので・・・。
とはいえ、さすがに公共工事への旧来型のばらまきはやらない(おそらく)。
公共施設・設備と社会基盤(インフラ)の多くは老朽化が進み、寿命を迎えようとしている。
遠からず、その改修(延命)や更新にカネを注ぎ込まざるをえない。
円安・株高の傾向と合わせ、日本経済に薄日が差し込むかもしれない。

むろん、日本は大胆な財政再建も経済再生(産業再生)も先送りだ。

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鉢呂吉雄は大バカ…野田内閣の主要閣僚がもう辞任

野田内閣の主要閣僚が、名前も覚えないうちに引責辞任した。
いま調べたら、鉢呂吉雄経済産業相。
大バカだ。
東京電力福島第一原子力発電所の視察後、周囲に悪ふざけとしか思えない言動を取った。
また、被災者の神経を逆なでし、心情を傷つける発言を行った。
私は、あまりのレベルの低さに呆れ返る。

鉢呂吉雄は野田佳彦首相に辞表を提出し、受理された。
最重要課題としていた原子力政策の担当閣僚だった。
V字回復の内閣支持率でスタートを切って1週間余り。
大きなダメージを受けた。

                       ◇

民主党に限らないが、政治家の質が極端に落ちた。
これは単なる「失言」では説明がつかない。
国民の痛みがまったく感じられない国会議員がどんどん増えているのだ。
現在の政治は、足を引っ張ることはあっても日本を救えない。

民間は懸命に頑張り、国民はひたすら耐えている。
政治家は危機感のかけらもない。

鉢呂吉雄は再選されるべきでない。

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菅直人の原発解散、小泉純一郎の郵政解散…二匹目のどじょう

私は、新聞はもちろんテレビからも遠ざかっており、世の中の出来事がよく分からない。
このブログで政治や選挙を取りあげたこともあるが、最近は怒りを通り越して呆れ返っている。
書く気にもならない。

菅直人首相。
その退陣を巡って民主党内のグループ(派閥)、そして与野党が駆け引きを繰り広げている。
首相の座に対する執着は並々ならぬものがある。
私は、菅直人が「原発廃止(脱原発)」を争点に衆議院の解散総選挙に打って出るとの噂を聞いた。

はたして8月の「原発解散」、9月の「原発選挙」は現実になるのか?
これが自身の“延命策”でしかないとしたら・・・。
東日本大震災の被災者、そして福島原発事故の被害者と関係者はどのような思いで、この時期の衆院解散総選挙を受け止めるだろう。

菅直人の頭のなかには、小泉純一郎の「郵政解散」による圧勝、長期政権がある。
露骨に二匹目のどじょうを狙っている。

菅直人は「脱原発」のカードなら勝てるという確信を持つに至ったせいか、このところやけに機嫌がいい。
しかし、有権者が菅直人に注ぐ目は非常に険しい。

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日本の将来を託したいと思う政治家

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。
私は仕事がパニック状態…。

以下に、「雇用確保、セーフティネット拡充のジョーク」と題する2010年11月1日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私はこのブログで気が向いたときに政治や国政選挙に関わる記事を書いてきた。
が、さすがに「民主党代表選挙」の辺りから何も言うことがなくなった。
怒りを通り越し、腹が立たない。
お陰で穏やかな日々を過ごせた。

NHKなどの特別番組に、各党の代表や有力議員が揃うことがある。
私はこの手の「政治特番」に関心がないが、たまたまテレビでやっていたりする。
ほとんど聞きもしないが、それでも愚かな内容の一端が耳に入ってくる。

声を大にして「雇用の確保」「セーフティネットの拡充」…。
表立って反論する人はいない。
これは小学生のジョークである。
君たちは、ほんとうに政治家なのか?
政治のド素人の私が言えることを、プロフェッショナルは口にしてならない。

しかしながら、子どもレベルの彼らを選んだのは、私たち有権者である。
それもそのはず、政治家のどうにもならない質の低下は、国民の質の低下に起因する。
政治に限らず、人財が乏しい。
なかでも「志」を抱く政治家が現れない。
ゆえに、だれを国会議員に選んでも大差ない。

この国のあすと未来を託したいと思う政治家が不在だ。
政治への不信が広がり、失望が膨らむ…。

                       ◇

さて、いまだに雇用の確保を叫ぶとは、開いた口が塞がらない。
それが不可能だから、失業率は年々悪化しているのだ。
この現実を直視せよ。
雇用は守れない。
雇用を生み出すことによってしか「雇用問題」は解決できない。
すなわち新規雇用の創造と既存雇用の拡大である。

政治家に、政党に、政府に経済のグランドデザインがない。
21世紀前半、1億人以上の国民をどのような産業分野で食べさせていくつもりか。
日本の敗因は、主要な経済指標において「オール5」を取った成功体験をいまだに捨てられないことに尽きる。

当時と比べてライバルが増え、状況は一変した。
産業を「育てる」という発想ではうまくいかない。
育てるとは、国際競争のなかで「勝つ」ということ。
この視点から分野を絞り、そして知恵を絞らなくてならない。
重点分野で起業や新規参入が活発になり、そのなかから有望企業が誕生することが不可欠である。
ならば職場と仕事がどんどん生まれる。

また、戦後の高度成長を牽引した有力企業が世界で敗北を喫し、地位とシェアを落としている。
彼らは、わりと最近まで経営への尊敬、ブランドへの信頼と憧れを集めてきた。
いまや新興国にも巨大企業が次々と出現している。
日本の企業は小粒のままであり、急激に拡大した土俵(市場)に上れなくなっている。

今日、海外で負ければ、国内でも消えよう。
新規企業と並び、既存企業も元気にしなくてならない。
でなくては職場と仕事がどんどん失われる。
そのためには彼らを世界企業と伍していける規模に組み替える。
急ぐべきは「平成の大合併」である。
ついては、筋肉質への蘇生も必須。

生き残るために海外へ軸足を移す大手企業。
それでも日本の経済そして社会全体に及ぼす影響は計り知れない。
仕事は結局、彼らから回ってくる。
当座しのぎの救済は案外、何も生まず、ツケを残す。
それは国民の負担となる。

経済の統制はいらない。
しかし、国家戦略としての経済の誘導はあってしかるべきだ。
なかでも新世紀の産業インフラの整備。
民間に任せるだけでは政府の役目を果たしておらず、日本をどこまでも衰退させる。
実際、地盤沈下の大きさと速さは目を覆うばかり。
経済はあっという間に一流から二流へ、そして三流へ…。

なお、いまだにセーフティネットの拡充を叫ぶとは、開いた口が塞がらない。
経済政策が失敗の連続なのだから不可欠ということは疑いようがない。
だが、その前に財源はどう手当てするのか、税制はどう改めるのか、アウトラインは固めなくてなるまい。
「高福祉・高負担」を目指すと明言する政党が日本に一つも現れないことが、私には不可解だ。

                       ◇

特別番組はそれなりの面々が集まるものの、発言はまったくの不毛である。
有権者のご機嫌取り一色。
自党が選挙に勝てれば、それで御の字。
私は仕事をしながらなので幸い内容が分からないが、ちゃんと視聴している人ははらわたが煮え繰り返っていよう。

「雇用確保」「セーフティネット拡充」がメーンテーマになっているとしたら、この国はお仕舞い。
政治とは、起こってしまった諸問題の個別事後処理なのか。
これでは社会を覆う閉塞感、先行きに対する不安感は決して拭えない。

政府よ、日本の中長期的な目標とそこへのシナリオ(道筋)を大胆かつ明確に打ち出せ。
まずは、疲弊した国民に正しい希望を持たせるのだ。

なお、「正しい」とは、鳩山由紀夫の正反対。
何の根拠も裏づけもない大ボラを情緒的なフレーズにくるみ、国民にかましつづけた。

鳩山由紀夫民主党前代表の2009年衆議院議員総選挙における有権者への約束は2点に集約できる。
いま以上のカネを出さなくても国民を幸せにする。
政権交代により景気をたちどころによくする。

テレビは、衆院選の1年後くらいに政権与党の党首演説などをかならず再放送すべきだ。
なぜ、こんな当然のことを怠るのか。
有権者に何を訴えて政権の座についたのかを検証することは、視聴者に対する最低限の義務である。
だから、政治家は自分の発言や自党の主張にだれも責任を取ろうとしない。
「身命を賭す」が聞いて呆れる。
国会議員、とりわけ衆議院議員(代議士)は厚顔無恥な輩ばかり。

広い世の中、重大なうそをついても“のほほん”とやっていけるのは、政治家という商売だけである。
楽でおいしい利権を手放したくないので、だれも辞めない。
皆、子どもに継がせたがる。

政治家とテレビとどちらが無責任かと問われると、私は眠れなくなる・・・。
おやすみなさい。

                      ◇◆◇

堕落し切った政治家と政治に関する一連のブログは以下のとおり。
日本の凋落は決定的である。
次世代はこの国に留まれなくなる。

⇒2009年8月17日「郵政4分社見直し…共通政策」はこちら。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

⇒2009年8月27日「波乱なし、衆院選」はこちら。

⇒2009年8月28日「民主党の獲得議席はどれくらい?」はこちら。

⇒2009年8月29日「神奈川7区鈴木馨祐、比例みんなの党」はこちら。

⇒2009年8月30日「「自民党をぶっ壊す」が今日完結!」はこちら。

⇒2009年8月31日「民主議員に戸惑い、怯えの表情…」はこちら。

⇒2009年8月31日「民主議員のつまらなさ!」はこちら。

⇒2009年8月31日「民主、マニフェスト撤回も…」はこちら。

⇒2009年9月1日「民主、国の財布をのぞく」はこちら。

⇒2009年9月3日「なぜ景気は悪いのか?」はこちら。

⇒2009年9月4日「小沢民主、参院選まっしぐら!」はこちら。

⇒2009年9月4日「霞が関、激震走る!」はこちら。

⇒2009年9月6日「散財する政治家がいなくなった…」はこちら。

⇒2009年9月17日「鳩山新内閣の船出に思う」はこちら。

⇒2009年9月18日「鳩山内閣への熱狂的期待値!」はこちら。

⇒2009年9月18日「お見事、鳩山政権の気持ちよさ!」はこちら。

⇒2009年9月21日「鳩山内閣、わずか1年の命!」はこちら。

⇒2009年9月27日「哀れ、野党総裁選はひっそり投開票」はこちら。

⇒2009年9月28日「河野太郎、みんなの党と新党立ち上げ」はこちら。

⇒2009年10月3日「景気降下…野党感覚で発言する閣僚」はこちら。

⇒2009年10月5日「予算白紙、執行停止で景気急降下?」はこちら。

⇒2009年10月20日「景気悪化…鳩山内閣、年内にも試練!」はこちら。

⇒2009年10月21日「民主政権下、雇用は危険水域に突入!」はこちら。

⇒2009年10月22日「小泉内閣も真っ青の独断専行振り!」はこちら。

⇒2009年10月23日「公共事業、厳格精査、軒並み白紙へ」はこちら。

⇒2009年11月12日「事業仕分け作業…壮絶バトル公開!」はこちら。

⇒2009年11月13日「小泉純一郎と鳩山由紀夫、勝因分析」はこちら。

⇒2009年11月19日「現世代は友愛、次世代は憂哀」はこちら。

⇒2009年12月1日「流行語大賞は「政権交代」…民主圧勝」はこちら。

⇒2010年1月12日「新成人は高福祉・高負担の社会を望む」はこちら。

⇒2010年1月15日「発言しない民主党議員…政治とカネ」はこちら。

⇒2010年1月20日「小沢一郎、検察の事情聴取を応諾」はこちら。

⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。

⇒2010年2月2日「自民惨敗、みんな躍進…参院選予想」はこちら。

⇒2010年2月12日「鳩山内閣延命へ改革姿勢、小沢離れ」はこちら。

⇒2010年2月17日「渡辺喜美みんなの党勝利…参院選予想」はこちら。

⇒2010年3月17日「歴代最低の総裁が自民党を消滅させる」はこちら。

⇒2010年3月23日「民主から自民を跳び越え、みんなへ」はこちら。

⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。

⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。

⇒2010年4月9日「大正期の洋館・いかや旅館…直江津」はこちら。

⇒2010年4月12日「日本沈没の予兆…吹き出物としての新党」はこちら。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

⇒2010年6月2日「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」はこちら。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

⇒2010年6月9日「目玉政策撤回なら衆院解散総選挙を!」はこちら。

⇒2010年6月13日「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」はこちら。

⇒2010年6月15日「したたか与党・民主が勝利…参院選予想」はこちら。

⇒2010年6月16日「好々爺・渡部恒三…民主党の水戸黄門」はこちら。

⇒2010年6月20日「みんなの党、舛添新党は不発…参院選予想」はこちら。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

⇒2010年7月6日「民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化」はこちら。

⇒2010年7月7日「ワーキングプアから単なるプアへ…民主党公約」はこちら。

⇒2010年7月8日「マニフェストは国民への約束…菅直人の欺瞞」はこちら。

⇒2010年7月8日「政党別獲得議席数・候補者当落予想への関心」はこちら。

⇒2010年7月9日「参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の争い」はこちら。

⇒2010年7月10日「2010参院選の投票先…2009衆院選の反省」はこちら。

⇒2010年7月10日「神奈川・中西けんじ当落…参院選みんなの党」はこちら。

⇒2010年7月11日「みんなの党候補者は当落線上…参院選3人区」はこちら。

⇒2010年7月12日「みんな中西健治当選…参院選神奈川選挙区」はこちら。

⇒2010年7月12日「みんなの党と渡辺代表の評価・真価…参院選」はこちら。

⇒2010年7月12日「有権者惨敗、自民党高笑い…2010年参院選総括」はこちら。

⇒2010年10月15日「平成の武田信玄と一戦交える…昭和の上杉謙信」はこちら。

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民主党、なりふり構わず「菅おろし」へ

「菅おろし」が表面化している。
現内閣は倒せると踏んでいたのは、自民党を中心とした野党だった。
ところが、このところ与党・民主党の内部から露骨な動きが出てきた。

鳩山由紀夫首相はすぐに辞任に追い込まれた。
できもしないことを口走り、国民の信頼を失った。
発言に重みがまったくなかった。
私は苦々しく思いながら、菅直人首相の誕生を見守った。
そして、またもや首相を辞任に追い込もうとする声が大きくなってきた。

が、内閣総辞職はもういい。
衆議院議員総選挙を行うべき。
野党時代、自民党に対して有権者の信任を受けていない首相、内閣という批判を繰り返してきたのは、ほかならぬ民主党である。
首相を取り替えて内閣と政党の支持率回復を一時的に図るやり方は見苦しい。
それでも民主党はなりふり構わず突き進む。
美意識のかけらもない。

企業経営を見れば分かるように、危機的な状況で社員に甘い話をする社長は最悪である。
遠からず会社をつぶす。

国家経営でも同じ。
先の衆院選で民主党(代表)がやったことは、これ。
追加の負担なしに、夢のような社会と暮らしがたちどころに実現すると触れ回った。

財政など、日本が置かれた環境を考えれば、厳しい話をする首相が正しい。
が、骨太のリーダーも出なければ、それをかつぐ政党も現れない。
有権者が投票しないことが主因だろう。

この国では政治家の言葉に誠意も決意も感じられなくなった。
社会と暮らしの立て直しなど、とんでもない。
日本はどんどん悪くなる。

以下に、「雇用確保、セーフティネット拡充のジョーク」と題する2010年11月1日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私はこのブログで気が向いたときに政治や国政選挙に関わる記事を書いてきた。
が、さすがに「民主党代表選挙」の辺りから何も言うことがなくなった。
怒りを通り越し、腹が立たない。
お陰で穏やかな日々を過ごせた。

NHKなどの特別番組に、各党の代表や有力議員が揃うことがある。
私はこの手の「政治特番」に関心がないが、たまたまテレビでやっていたりする。
ほとんど聞きもしないが、それでも愚かな内容の一端が耳に入ってくる。

声を大にして「雇用の確保」「セーフティネットの拡充」…。
表立って反論する人はいない。
これは小学生のジョークである。
君たちは、ほんとうに政治家なのか?
政治のド素人の私が言えることを、プロフェッショナルは口にしてならない。

しかしながら、子どもレベルの彼らを選んだのは、私たち有権者である。
それもそのはず、政治家のどうにもならない質の低下は、国民の質の低下に起因する。
政治に限らず、人財が乏しい。
なかでも「志」を抱く政治家が現れない。
ゆえに、だれを国会議員に選んでも大差ない。

この国のあすと未来を託したいと思う政治家が不在だ。
政治への不信が広がり、失望が膨らむ…。

                       ◇

さて、いまだに雇用の確保を叫ぶとは、開いた口が塞がらない。
それが不可能だから、失業率は年々悪化しているのだ。
この現実を直視せよ。
雇用は守れない。
雇用を生み出すことによってしか「雇用問題」は解決できない。
すなわち新規雇用の創造と既存雇用の拡大である。

政治家に、政党に、政府に経済のグランドデザインがない。
21世紀前半、1億人以上の国民をどのような産業分野で食べさせていくつもりか。
日本の敗因は、主要な経済指標において「オール5」を取った成功体験をいまだに捨てられないことに尽きる。

当時と比べてライバルが増え、状況は一変した。
産業を「育てる」という発想ではうまくいかない。
育てるとは、国際競争のなかで「勝つ」ということ。
この視点から分野を絞り、そして知恵を絞らなくてならない。
重点分野で起業や新規参入が活発になり、そのなかから有望企業が誕生することが不可欠である。
ならば職場と仕事がどんどん生まれる。

また、戦後の高度成長を牽引した有力企業が世界で敗北を喫し、地位とシェアを落としている。
彼らは、わりと最近まで経営への尊敬、ブランドへの信頼と憧れを集めてきた。
いまや新興国にも巨大企業が次々と出現している。
日本の企業は小粒のままであり、急激に拡大した土俵(市場)に上れなくなっている。

今日、海外で負ければ、国内でも消えよう。
新規企業と並び、既存企業も元気にしなくてならない。
でなくては職場と仕事がどんどん失われる。
そのためには彼らを世界企業と伍していける規模に組み替える。
急ぐべきは「平成の大合併」である。
ついては、筋肉質への蘇生も必須。

生き残るために海外へ軸足を移す大手企業。
それでも日本の経済そして社会全体に及ぼす影響は計り知れない。
仕事は結局、彼らから回ってくる。
当座しのぎの救済は案外、何も生まず、ツケを残す。
それは国民の負担となる。

経済の統制はいらない。
しかし、国家戦略としての経済の誘導はあってしかるべきだ。
なかでも新世紀の産業インフラの整備。
民間に任せるだけでは政府の役目を果たしておらず、日本をどこまでも衰退させる。
実際、地盤沈下の大きさと速さは目を覆うばかり。
経済はあっという間に一流から二流へ、そして三流へ…。

なお、いまだにセーフティネットの拡充を叫ぶとは、開いた口が塞がらない。
経済政策が失敗の連続なのだから不可欠ということは疑いようがない。
だが、その前に財源はどう手当てするのか、税制はどう改めるのか、アウトラインは固めなくてなるまい。
「高福祉・高負担」を目指すと明言する政党が日本に一つも現れないことが、私には不可解だ。

                       ◇

特別番組はそれなりの面々が集まるものの、発言はまったくの不毛である。
有権者のご機嫌取り一色。
自党が選挙に勝てれば、それで御の字。
私は仕事をしながらなので幸い内容が分からないが、ちゃんと視聴している人ははらわたが煮え繰り返っていよう。

「雇用確保」「セーフティネット拡充」がメーンテーマになっているとしたら、この国はお仕舞い。
政治とは、起こってしまった諸問題の個別事後処理なのか。
これでは社会を覆う閉塞感、先行きに対する不安感は決して拭えない。

政府よ、日本の中長期的な目標とそこへのシナリオ(道筋)を大胆かつ明確に打ち出せ。
まずは、疲弊した国民に正しい希望を持たせるのだ。

なお、「正しい」とは、鳩山由紀夫の正反対。
何の根拠も裏づけもない大ボラを情緒的なフレーズにくるみ、国民にかましつづけた。

鳩山由紀夫民主党前代表の2009年衆議院議員総選挙における有権者への約束は2点に集約できる。
いま以上のカネを出さなくても国民を幸せにする。
政権交代により景気をたちどころによくする。

テレビは、衆院選の1年後くらいに政権与党の党首演説などをかならず再放送すべきだ。
なぜ、こんな当然のことを怠るのか。
有権者に何を訴えて政権の座についたのかを検証することは、視聴者に対する最低限の義務である。
だから、政治家は自分の発言や自党の主張にだれも責任を取ろうとしない。
「身命を賭す」が聞いて呆れる。
国会議員、とりわけ衆議院議員(代議士)は厚顔無恥な輩ばかり。

広い世の中、重大なうそをついても“のほほん”とやっていけるのは、政治家という商売だけである。
楽でおいしい利権を手放したくないので、だれも辞めない。
皆、子どもに継がせたがる。

政治家とテレビとどちらが無責任かと問われると、私は眠れなくなる・・・。
おやすみなさい。

                      ◇◆◇

堕落し切った政治家と政治に関する一連のブログは以下のとおり。
日本の凋落は決定的である。
次世代はこの国に留まれなくなる。

⇒2009年8月17日「郵政4分社見直し…共通政策」はこちら。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

⇒2009年8月27日「波乱なし、衆院選」はこちら。

⇒2009年8月28日「民主党の獲得議席はどれくらい?」はこちら。

⇒2009年8月29日「神奈川7区鈴木馨祐、比例みんなの党」はこちら。

⇒2009年8月30日「「自民党をぶっ壊す」が今日完結!」はこちら。

⇒2009年8月31日「民主議員に戸惑い、怯えの表情…」はこちら。

⇒2009年8月31日「民主議員のつまらなさ!」はこちら。

⇒2009年8月31日「民主、マニフェスト撤回も…」はこちら。

⇒2009年9月1日「民主、国の財布をのぞく」はこちら。

⇒2009年9月3日「なぜ景気は悪いのか?」はこちら。

⇒2009年9月4日「小沢民主、参院選まっしぐら!」はこちら。

⇒2009年9月4日「霞が関、激震走る!」はこちら。

⇒2009年9月6日「散財する政治家がいなくなった…」はこちら。

⇒2009年9月17日「鳩山新内閣の船出に思う」はこちら。

⇒2009年9月18日「鳩山内閣への熱狂的期待値!」はこちら。

⇒2009年9月18日「お見事、鳩山政権の気持ちよさ!」はこちら。

⇒2009年9月21日「鳩山内閣、わずか1年の命!」はこちら。

⇒2009年9月27日「哀れ、野党総裁選はひっそり投開票」はこちら。

⇒2009年9月28日「河野太郎、みんなの党と新党立ち上げ」はこちら。

⇒2009年10月3日「景気降下…野党感覚で発言する閣僚」はこちら。

⇒2009年10月5日「予算白紙、執行停止で景気急降下?」はこちら。

⇒2009年10月20日「景気悪化…鳩山内閣、年内にも試練!」はこちら。

⇒2009年10月21日「民主政権下、雇用は危険水域に突入!」はこちら。

⇒2009年10月22日「小泉内閣も真っ青の独断専行振り!」はこちら。

⇒2009年10月23日「公共事業、厳格精査、軒並み白紙へ」はこちら。

⇒2009年11月12日「事業仕分け作業…壮絶バトル公開!」はこちら。

⇒2009年11月13日「小泉純一郎と鳩山由紀夫、勝因分析」はこちら。

⇒2009年11月19日「現世代は友愛、次世代は憂哀」はこちら。

⇒2009年12月1日「流行語大賞は「政権交代」…民主圧勝」はこちら。

⇒2010年1月12日「新成人は高福祉・高負担の社会を望む」はこちら。

⇒2010年1月15日「発言しない民主党議員…政治とカネ」はこちら。

⇒2010年1月20日「小沢一郎、検察の事情聴取を応諾」はこちら。

⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。

⇒2010年2月2日「自民惨敗、みんな躍進…参院選予想」はこちら。

⇒2010年2月12日「鳩山内閣延命へ改革姿勢、小沢離れ」はこちら。

⇒2010年2月17日「渡辺喜美みんなの党勝利…参院選予想」はこちら。

⇒2010年3月17日「歴代最低の総裁が自民党を消滅させる」はこちら。

⇒2010年3月23日「民主から自民を跳び越え、みんなへ」はこちら。

⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。

⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。

⇒2010年4月9日「大正期の洋館・いかや旅館…直江津」はこちら。

⇒2010年4月12日「日本沈没の予兆…吹き出物としての新党」はこちら。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

⇒2010年6月2日「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」はこちら。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

⇒2010年6月9日「目玉政策撤回なら衆院解散総選挙を!」はこちら。

⇒2010年6月13日「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」はこちら。

⇒2010年6月15日「したたか与党・民主が勝利…参院選予想」はこちら。

⇒2010年6月16日「好々爺・渡部恒三…民主党の水戸黄門」はこちら。

⇒2010年6月20日「みんなの党、舛添新党は不発…参院選予想」はこちら。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

⇒2010年7月6日「民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化」はこちら。

⇒2010年7月7日「ワーキングプアから単なるプアへ…民主党公約」はこちら。

⇒2010年7月8日「マニフェストは国民への約束…菅直人の欺瞞」はこちら。

⇒2010年7月8日「政党別獲得議席数・候補者当落予想への関心」はこちら。

⇒2010年7月9日「参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の争い」はこちら。

⇒2010年7月10日「2010参院選の投票先…2009衆院選の反省」はこちら。

⇒2010年7月10日「神奈川・中西けんじ当落…参院選みんなの党」はこちら。

⇒2010年7月11日「みんなの党候補者は当落線上…参院選3人区」はこちら。

⇒2010年7月12日「みんな中西健治当選…参院選神奈川選挙区」はこちら。

⇒2010年7月12日「みんなの党と渡辺代表の評価・真価…参院選」はこちら。

⇒2010年7月12日「有権者惨敗、自民党高笑い…2010年参院選総括」はこちら。

⇒2010年10月15日「平成の武田信玄と一戦交える…昭和の上杉謙信」はこちら。

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自衛隊は日本を守れ…仙谷由人官房長官

仙谷由人官房長官は先日、参院予算委員会の答弁のなかで「自衛隊は暴力装置」と発言した。
自民党議員の抗議を受け、その場で撤回と謝罪を行った。

内閣官房長官は首相(副首相)に次ぐ権限を持つ。
ナンバー2といってよい。
重大な懸案に関する政府の公式見解を発表する機会が多く、マスコミへの露出も大きい。
いわば内閣の要が、あまりに軽率な発言。
この件に限らないが、配慮を欠く。
首相の懐刀が窮地に陥っている菅直人に刃を突き付ける構図。

なぜ、仙谷由人官房長官はわざわざ野党に攻撃材料を与えるのか。
陳謝で済まないとの声が起こり、問責決議案を提出する動きが広がるのは必定である。
公明党が補正予算の採決が優先と難色を示しているが…。
官房長官が政権の運営に混乱を招き、危機に輪をかけている。
その地位にふさわしくなく、仙谷由人は辞任すべき。

国会軽視の発言により問責決議案の可決が避けられない情勢となり、続投宣言から一転して辞意表明した柳田稔法相といい、私は呆れるばかり。
柳田稔法相は菅直人首相など首脳部のシナリオに沿った辞任であり、つまり罷免(更迭)。

政治家のレベルに達していない人間が内閣の重要ポストに就いている。
柳田稔法相は粗末、仙谷由人官房長官は迂闊。
これは自民党政権の末期から目立つ現象であり、閣僚が言葉の重みを分かっていない。

                       ◇

「自衛隊は暴力装置」発言が波紋を呼ぶなか、韓国と北朝鮮の間で軍事衝突が起きた。
韓国側が定める海の軍事境界線の付近で、北朝鮮軍が延坪(ヨンピョン)島と周辺の黄海水域に向けて砲撃を行った。
うち数十発が着弾し、多数の民家が炎上した。
これに韓国軍が応戦した。
韓国側は兵士だけでなく、住人(民間人)にも死傷者が出た模様。

北朝鮮は以前、長距離弾道ミサイルを発射し、東北地方の上空を通過させたあげく、「人工衛星」の打ち上げに成功したと発表した。
この国は挑発を繰り返している。

また、日本は沖縄・尖閣諸島付近で中国と衝突した。
漁船(?)が日本領海で違法操業を行ったうえ、海上保安庁の巡視船に体当たりしてきた。
中国政府の意思に沿った実力行使により事件は引き起こされた。
幸い米国政府が、中国が領有権を主張する尖閣諸島は「日米安全保障条約」の適用対象になるとの見解を表明した。
有事の際に米軍が対処することを示唆したのだ。
中国は強大な軍事力を背景に尖閣諸島の領有化、南シナ海の内海化を推し進めている。

                       ◇

日中間に緊張が高まり、朝鮮半島で緊迫が強まって、民主党政権は国防のあり方を明確にしなくてならない。

仙谷由人官房長官は「自衛隊は日本を守れ」と記者団を前に檄を飛ばすのだろうか。
説得力がまったくない。

このままでは国土も国民も守れない。
仙谷由人官房長官を更迭しなければ、菅直人内閣は有権者の信頼を失い、支持率がさらに下がる。
内外ともに難問山積の時期、民主党政権には緊張感のかけらもない。

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谷亮子、現役引退…人気と栄冠、闘志と名言

「ヤワラちゃん」の愛称で親しまれた女子柔道の夏季五輪(オリンピック)金メダリスト、谷亮子(たに・りょうこ)が現役を引退した。
35歳。
先ほど記者会見で発表した。
さまざまな思いが交差し、一気に込み上げてきたはずだが、気丈にも涙を見せなかった。
20年近く「日の丸」の期待を背負い、世界の大舞台で戦いつづけてきた。
私が声をかけられるとしたら、「お疲れさまでした」。

谷亮子は2010年7月、参議院議員通常選挙の比例区に民主党から立候補して初当選した。
当時「2012年ロンドン五輪を目指す」と、政治家の活動と柔道家の競技を両立させることを明言した。
しかし、それは困難との判断に傾いた。
政界進出のきっかけを与えてくれた小沢一郎元代表と、今後の身の振り方を含めて相談した模様。

私は、今回の決断は遅すぎたと思う。
小沢一郎は彼女を担ぎ出す以上、引退を条件とすべきだった。
有権者に対し、失礼な話。

負けん気が強く、努力は人一倍、実力が抜群の彼女だから、オリンピックなどで輝かしい戦績を残してきた。
だれも超えられないほどの…。
私は尊敬を通り越し、「畏敬」の念を抱いている。
その彼女をもってしても両立は不可能だった。
国会議員の仕事が片手間で務まっては、国民の政治に対する不信と絶望を募らせるばかり…。

有名人なら、なおさら引き際が大事だ。
2012年ロンドン五輪から柔道代表の選考方法が変わったこと、そして世代交代が進んだことも背景。
ぎりぎり許せるタイミングだった。

⇒2010年10月3日「田村亮子の名言と人生に学ぶ(講演)」はこちら。

                       ◇

谷亮子(旧田村亮子)は強豪がひしめく柔道女子48キログラム級において、長らく第一人者の地位に君臨した。
人気の柔道漫画「YAWARA!」の主人公から取った「ヤワラちゃん」のニックネームで国民的な人気を博した。

田村亮子は、1992年バルセロナ五輪、1996年アトランタ五輪は銀メダル。
2000年シドニー五輪は金メダル。
結婚して谷亮子で臨んだ2004年アテネ五輪は金メダル。
第一子を出産して臨んだ2008年北京五輪は銅メダル。
怪我や故障がつきもの、体力勝負の格闘技なのに、5大会連続メダリスト。
呆れてしまう。
世界選手権でも1993年〜2003年、6大会連続金メダル。
2007年、金メダル。
全日本選手権優勝14回。
競技生活を通じ、どれくらい栄冠を戴いたか。

谷亮子は現役時代、ファンへの感謝、さらにサービス精神を忘れることがなかった。
それは、テレビの前で自らの逃げ道や退路を断つことでもあった。
しかも、有言実行!
「超人」と呼ぶしかない。
日本女性で文句なくナンバーワン・アスリート。
私は彼女と肩を並べる選手を思い浮かべられない。

谷亮子は名言が多く、シドニー前に「最低でも金」、アテネ前に「谷亮子でも金」、北京前に「ママでも金」。
己を極限状態に追い込み、闘志に火を付けた。

夫は読売巨人軍(ジャイアンツ)の谷佳知(たに・よしとも)外野手。
二人が結婚直前、のぞみグリーン車で新神戸駅へ向かう際、私はすぐそばの席にいた(おそらく喫煙車両だったはずで、とても不思議…)。
深い帽子を被った両人は、田舎の子みたいなリンゴのほっぺ。
私はほほえましくて、くすくす…。
実は、社内販売の女性も笑いを懸命にこらえており、これはいかん。

マスコミは「谷亮子、二足のわらじを断念」と報道。
これは間違い。
国会議員では珍しくなかろう。
オリンピックの頂点は目指せないということ(現実には出場がムリ)。

谷亮子は参議院議員に当選直後、公務の優先を約束した。
ようやくすっきり…。
金メダルから金バッジへ。
どうか国政に専念してほしい。

本人は記者会見で「競技生活の第一線から退く」という表現を用いた。
生みの親、小沢一郎も同席した。
「議員でも金」はなくなった・・・。

谷亮子選手の姿を見られないオリンピックはホント、さみしい。

◆書き加え1(10月17日)

あのときはグリーン車が珍しく混んでいた。
私が8号車か9号車の禁煙車両にいたのか。

アスリートの両人はタバコを吸わないのでなかろうか。
どうだろう?

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有権者惨敗、自民党高笑い…2010年参院選総括

朝刊各紙は第一面に「民主大敗」などの大見出し。
これは誤りだ。
新聞は販売部数のことしか考えていない。
第22回(2010年)参議院議員通常選挙で惨敗したのは「有権者」に決まっている。
テレビも視聴率のことしか考えていない。
マスコミは真実に口をつぐむ。

私は思う。
第45回(2009年)衆議院議員総選挙で有権者が示した判断は何だったのか?
国民の多くは、自民党に対して「NO」を突き付けたのでなかったか。
強烈なダメ出し!
にもかかわらず、何一つ変わっていない自民党に支持が戻っている。

戦後初の野党第1党による政権交代から1年も経っていない。
マスコミは、まず有権者に苦言を呈するべきだ。
参院選の結果は、自民党にとっても不幸である。
なかには有権者は愚かだと、高笑いしている議員もいるだろう。

私は衆院選で民主党に投票しなかった。
マニフェストが最悪だったからだ。
しかし、国民の多くが民主党政権を選択した以上、その意思に従う覚悟は持っていた。

有権者は安易に手の平を返すべきでない。
民主党政権を見守る義務を負う。
私たちが政権を育てないかぎり日本の再生は叶わず、暮らしの改善は望めない。

昨年の衆院選後にブログで述べた。
私が自民党で、政権交代が避けられない見通しなら、民主党にさもムダだらけのような資料を渡すと…。
簡単に民主党政権を潰せるからだ。
おそらく政権を担当したことのない野党に、実効性とリアリティのあるマニフェストはつくれない。
なぜ、民主党ははっきりと非(間違い)を認めないのだろう。
そのうえで政権公約を変えたらよい。
この手続きを端折り、うやむやにしてしまうものだから、有権者が不信感を募らせる。
詭弁、強弁ばかり…。

                       ◇

参院選の結果、いわゆる「ねじれ国会」へ。
民主党は連立相手を組み替えるか、政策ごとに連合相手を探すかして乗り切るしかない。
このブログで述べた、2010年代は日本にとりもっとも厳しい10年という予想が当たりそうだ。
1990年代の「失われた10年」はいつしか「失われた20年」になり、2010年代の「暗黒の10年」につながるのか…。

私は民主党政権にほとんど期待を寄せていなかったが、4年間は下駄を預けるべきだと考えていた。
戦後政治の膿を出し、垢を落とすにはそれでも短いくらいだ。
政権交代には大きな意義があろう。
が、私のそうした最低限の期待も裏切られた。
悲しいかな、次の衆院選を待たざるをえない状況である。

菅直人(かん・なおと)は、総理(首相)が交代する際には信を問わなければならないと語っていた。
そこを野党に突っ込まれ、この参院選で信を問うと逃げた。
結果は改選議席数を下回り、自民党に改選第1党を譲った。
ところが、開票が始まるとすぐに総理続投の意向を側近に伝えた。
ホント、ひどい…。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

菅直人は長年の主張を忘れたらしい。
なりふり構わず首相の座にしがみつこうとする姿は醜い。
私は政治家の言葉を信じられないが、とくに民主党の大物議員は誠実さを欠く。

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三菱UFJ20100713

みんなの党と渡辺代表の評価・真価…参院選

第22回(2010年)参議院議員通常選挙の開票が終わった。
マスコミの終盤情勢分析どおりの結果だった。
緻密な調査を土台としているから当然といえよう。
“番狂わせ”はほとんど見られなかった。

最終投票率は 57.92パーセント。
このうち、期日前投票は参院選過去最高の 11.56パーセント。
第45回(2009年)衆議院議員総選挙での政権交代を受け、参院選のわりに関心が高かった。
ところが、ふたを開けてみると第21回(2007年)参議院議員通常選挙を下回った。

今回の参院選における最大の関心は当初、民主党の単独過半数だった。
しかし、菅直人内閣発足時の高い支持率がどんどん下がっていった。
選挙戦終盤、民主党と自民党の拮抗が焦点になった。
そして、改選第1党は自民党に決まった。

政党別の獲得議席数は以下のとおり。

自民党――――――51議席(改選38議席)、うち比例12議席
民主党――――――44議席(改選54議席)、うち比例16議席
みんなの党――――10議席(改選0議席)、うち比例7議席
公明党――――――9議席(改選11議席)、うち比例6議席
共産党――――――3議席(改選4議席)、うち比例3議席
社民党――――――2議席(改選3議席)、うち比例2議席
新党改革―――――1議席(改選5議席)、うち比例1議席
たちあがれ日本――1議席(改選1議席)、うち比例1議席
国民新党―――――0議席(改選3議席)

私は、渡辺喜美(わたなべ・よしみ)代表が率いる「みんなの党」の評価がなぜここまで低いのか理解に苦しむ。
わずか10議席に留まった。
昨年の衆院選以降、政党支持率の上昇は緩やかだ。
渡辺喜美は有権者に謝意を表しても、勝利と喜ぶべきでない。
まして「躍進」と…。
第3極として、あくまで「政権獲得」を目指してほしい。
そのためには党勢の拡大もさることながら、渡辺喜美が総理(首相)の器に育たなくては…。
参院選の特番などを見るかぎり、発言が軽すぎる。
とくに「経済成長」に関して…。
それができれば国民の暮らしも国家の財政も確実によくなるが、欧米の先進国は成し遂げられなくて苦しんでいる。
一番難しいはずだ。
有権者に道のりの険しさを説かなくてならない。

渡辺喜美は、すっかり失われた政治家の言葉に対する信頼を取り戻すことに全身全霊を傾けるべきだ。
でなくては、日本の政治は絶対によくならない。

みんなの党が真価を問われるのは、民主党や自民党に議席で肉迫する勢力になったときである。
最初の試練は、次回の衆院選だろう。
なお、政界再編を志す以上、民主党との連立など論外。

                      ◇◆◇

第22回(2010年)参議院議員通常選挙・神奈川選挙区(3人区)に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月9日「参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の争い」はこちら。

⇒2010年7月10日「2010参院選の投票先…2009衆院選の反省」はこちら。

⇒2010年7月10日「神奈川・中西けんじ当落…参院選みんなの党」はこちら。

⇒2010年7月11日「みんなの党候補者は当落線上…参院選3人区」はこちら。

⇒2010年7月12日「みんな中西健治当選…参院選神奈川選挙区」はこちら。

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2010年7月公開講座

みんな中西健治当選…参院選神奈川選挙区

第22回(2010年)参議院議員通常選挙の投票は午後8時に締め切られた。
NHKと民放各局は例により「選挙特番」を組んだ。
「開票速報」と謳うが、実際には開票が進まないうちに「当確(当選確実)」を次々と出していく。
事前の世論調査や当日の出口調査などを行っており、放送本番前に当落の判定をおおよそ済ませている。

しかし、今回の参院選は序盤から終盤にかけて情勢がかなり動いた。
1人区で民主党と自民党の候補者が接戦を演じた。
また、3人区でみんなの党の候補者が最後の議席をうかがった。
テレビ局は、焦点となる選挙区では早い段階での「当確」を打ちにくかっただろう。

私が暮らす横浜・港北ニュータウンは朝からどんよりとした天候であり、いわゆる「選挙日和」。
快晴だと、湘南など海へ繰り出す。
雲が立ち込め、雨が降り出しそう。
案の定、昼過ぎからパラパラ落ちてきた。
が、苦になるほどでなく、投票率が上がる条件が揃った。
おそらく神奈川県全域がそうだったろう。
ところが、第21回(2007年)参議院議員通常選挙の投票率を下回った。
県民の関心は低い…。

⇒2010年7月10日「神奈川・中西けんじ当落…参院選みんなの党」はこちら。

神奈川選挙区(3人区)では、自民党の現職候補の小泉昭男(こいずみ・あきお)が終始リードした。
したがって、民主党の現職候補の千葉景子(ちば・けいこ)と金子洋一(かねこ・よういち)、みんなの党の新人候補の中西健治(なかにし・けんじ)が2議席を巡り、熾烈な選挙戦を繰り広げた。
終盤まで横一線で並んでおり、3人とも当落線上と伝えられていた。

小泉昭男は早々と当確。
午前0時近く、開票率60パーセント弱で中西健治が当確。
テレビ神奈川の出口調査の結果がよく、私は心配していなかった。
地元情報は信頼が置ける。

千葉景子は現職閣僚、法務大臣(法相)。
神奈川新聞によれば、金子洋一に中盤で逆転された。
その後、必死に巻き返しを図ったはず。
はたして…。

このブログで、いまの民主党に2議席を取らせては「神奈川県の恥」とまで言い切った。
中西健治は終盤で支持を伸ばし、初当選を果たした。
おめでとう!

私は中西健治に1票を投じたが、個人というより政党を選んだ。
参院選はそうした傾向が否めない。
中西健冶の当選にケチをつける気はない。
駅頭などで粘り強く訴えてきたらしい。
しかし、国会議員を目指すなら、次の衆院選まで待つべきだった。
なぜタレントだらけの参院選候補者のなかに自らを放り込んだのか疑問に思う。

中西健治は、第45回衆議院議員総選挙と同時に行われた2009年横浜市長選挙に立候補し、林文子(はやし・ふみこ)に惜敗している。
これこそ大健闘!
互いに無所属での出馬。
林文子は、民主党の推薦、国民新党の支持を受けた。
中西健治は、政党の推薦と支持を受けなかった(ただし、自民党と公明党が独自に支援した)。
中西健治は、とりあえず政治家になることを優先したように映り、いま一つ分かりにくい。

私は「みんなの党」の支持者でない。
いわゆる「無党派層」に含まれるのだろう。
その時点における有権者への主張を聞き、日本の建て直しにいくらかでも寄与しそうな政党を選んでいる。
判断材料として最重視するのは、ぎりぎりの財政状況下での実現可能性である。
政権公約を票集めの道具に仕立てていないか、強く疑ってかかるのだ。
世の中でもっとも信じていけないのは政治家と政党だと肝に銘じている。
私は、2009年衆院選における民主党のマニフェストに絶句した。
あそこまでひどいと笑うしかない。

⇒2010年6月13日「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」はこちら。
子どもに選挙権がないからだ。

民主党は政権担当後の明らかな公約違反に関しても詭弁を弄し、強弁を繰り返した。
決定的に欠けているのは、謙虚さと誠実さだ。
バカはたんと休んでから言え!
おかげで、自民党が積み重ねた失政が霞んでしまった。
全員野球の谷垣禎一(たにがき・さだかず)総裁はうはうは・・・。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙・神奈川選挙区(3人区)に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月11日「みんなの党候補者は当落線上…参院選3人区」はこちら。

⇒2010年7月10日「2010参院選の投票先…2009衆院選の反省」はこちら。

⇒2010年7月9日「参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の争い」はこちら。

◆書き加え1

このブログをアップした直後、テレビ神奈川で金子洋一が当確。
現職閣僚・千葉景子は落選。

横浜メディア・ビジネスセンターに入居する神奈川新聞社(テレビ神奈川)は当然ながら地元情報に強い。
それが証明された。

このセンターは、関内でひときわ目立つ高層ビルである。
おそらく両社は大家だ。
私が講師を務めるMBAも入居している。

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2010年7月公開講座

みんなの党候補者は当落線上…参院選3人区

きょうは第22回参議院議員通常選挙の投票日そして開票日である。
還暦目前の私は人生の残りを強く意識するようになった。
同年代の元気な方が突然亡くなることも珍しくない。
私は今後、3年に1回の参議院議員通常選挙を何度迎えられるだろう。
見事な桜を目にするとか、さまざまな機会にそうした思いが頭をかすめる。
私は疲労と腰痛が高じているが、妻と投票に出かける。
そして、大阪へ…。

民主党政権は発足以来、国民救済の政権公約に従って直接給付により暮らし振りの改善を進める。
が、当初見込んだムダの削減による財源の捻出がほとんどできなかった。
カネを借りてばらまくことになった。

そうした政策の根拠としているのが、「内需重視」への転換である。
GDPの約6割を占める個人消費を伸ばせば景気回復が図れると押し切った。
しかし、日本は長年“輸出立国”でやってきた。
「外需依存」は改めなくてならないが、半世紀以上にわたる内需縮小がトレンドとして避けられない。
これまでの産業構造を変えるのは容易でない。
しかも、そのための戦略と計画すら示そうとしない。

民主党の政策は画期的。
収入(歳入)を無視し、支出(歳出)を拡大する。
“博打”が裏目に出なければよいが…。
それ以前に収入(歳入)に冷淡だ。
税率を上げようとしないし、課税対象となる個人所得や企業業績を伸ばそうとしない。
日本の財政赤字は雪だるま式に増えていく。

                       ◇

2005年衆院選は自民党と民主党による国家の「改革競争」だった。
が、2009年衆院選は一転して国民への「迎合合戦」だった。
政権交代が焦点となり、両党とも有権者に揉み手した。
その醜さといったら…。
2010年参院選はその反省が生かされたといえない。

民主党の政策に一貫しているのは、あす稼ぐための投資より、きょう食うための消費のほうを大切にすることだ。
なぜなら、選挙で断然戦いやすい。
有権者に関心の高い「雇用」についても職場を守ることを主眼にし、仕事をつくることは関心外である。

民主党は経済政策がちぐはぐで、互いに効果を打ち消しそう。
アクセルを吹かしながらブレーキを踏む。
日本の建て直しを望めないどころか、消耗と疲弊を深める。
そのツケはすべて国民、とくに次世代へ回される。
子どもは未来を失う。

また、民主党の暴走に歯止めをかけなくてならない自民党は政権転落後の無気力から抜け出せなかった。
解党的出直しを誓った谷垣禎一(たにがき・さだかず)総裁はどのように自民党を変えるのか、ついに明確な方針を示さなかった。
当初掲げた「全員野球」とは、皆で民主党政権の“敵失”を待ちつづけることだった。

                       ◇

戦後社会の行き詰まりが動かしがたい事実となったとき、小泉純一郎が叫んだ「構造改革」は基本路線として圧倒的に正しい。
党内の守旧勢力と激突するのは火を見るより明らかであり、凄まじい胆力である。
かならず自民党政治の否定につながる。
いまどきの政治家はこんな蛮勇を振るわない。

かじを逆に切ったせいで、具体政策に行き過ぎがあったり目配りが足りなかったりした。
だからといって、それを否定しては日本を滅ぼす。
そもそも構造改革は世直し運動であり、「格差」と短絡的に結びつける論調は誤りだ。
まして、「格差の元凶」呼ばわりは…。
本質的な問題は、従来の延長でいくのか見直しをかけるのかという決断であろう。

私は“削る政党”が正しいと信じる。
再建は、企業と同様、国家もそこからスタートする。
最初の一歩は、政治家が自らの利権をバッサリと切り捨てることだ。
これを逸早く訴えたのが、渡辺喜美(わたなべ・よしみ)みんなの党代表。
有権者はきょうの参院選投票日にどのような審判を下すのか?

みんなの党の候補者は、3人区で民主党の2人目の候補者と激しく競り合っている。
私の地元・神奈川選挙区でも、神奈川新聞や全国紙の終盤情勢分析(調査)によれば中西健治(なかにし・けんじ)は当落線上らしい。

⇒2010年7月10日「神奈川・中西けんじ当落…参院選みんなの党」はこちら。

右肩下がりの時代、参議院も衆議院も国会議員の定数が多い、まったく…。
結果として、愚かな政治家に議席を与え、税金で食わせる。
半分以下で十分!
財政の非常事態なのだから、選挙制度とセットにして検討すればよい。
少数意見を守るためなら無駄や非効率は許されるという論理は、政党の傲慢である。
それを何とかするのが政治家の仕事だろう。
知恵も絞らないうちに投げ出すな。

なお、新党は有権者の関心と期待を盛り上げる力を欠いた。
有権者が乗ってこなかったのだ。

日本は抜本的な改革が先延ばしされ、借金だけが猛烈な勢いで膨らんでいる。
政治家も政党も責任を取らない。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

⇒2010年7月6日「民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化」はこちら。

⇒2010年7月7日「ワーキングプアから単なるプアへ…民主党公約」はこちら。

⇒2010年7月8日「マニフェストは国民への約束…菅直人の欺瞞」はこちら。

⇒2010年7月8日「政党別獲得議席数・候補者当落予想への関心」はこちら。

⇒2010年7月9日「参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の争い」はこちら。

⇒2010年7月10日「2010参院選の投票先…2009衆院選の反省」はこちら。

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2010年7月公開講座

神奈川・中西けんじ当落…参院選みんなの党

午前8時にアップしたブログは10日程前に記した。
私はいま(金曜日)、山陽・東海道新幹線のぞみの車中。
火曜日に終着・広島に着いたとき、グリーン車(10号車)は私を含めて2名。
きょう始発・広島で乗ったとき、1名。
ガラガラで気味が悪い。
どの都市を訪れても景気回復の実感は乏しい。

のぞみの電光掲示板(?)に政党別獲得議席数の予測に関するニュースが流れた。
全国紙の終盤情勢調査(分析)によれば、民主党は50議席前後となり、参議院での単独過半数は難しい。
菅直人(かん・なおと)代表(首相)が勝敗ラインに設定した改選54議席を下回り、連立を組む国民新党と合わせても過半数の 122議席に届かない。
民主党政権の暴走に一定の歯止めがかかった。
“やりたい放題”は目に余った…。

このブログで述べたとおり、小沢一郎(おざわ・いちろう)前幹事長が社民党を含めた三党連立政権を志向した時点で大失敗である。
公明党との部分連合(パーシャル連合)で十分だった。
2009年衆院選での政権交代に寄与したのは事実だが、小沢一郎の政治手法はあまりに古い。
民主党政権を追い詰めた張本人であることも事実で、政界から身を引くことが日本の将来のためになる。
戦後の自民党政治の総仕上げを民主党のドンとして済ませた功績は非常に大きい。

民主党は、2005年衆院選での自らのマニフェストに反し、組織票に目がくらんだのか、国民新党の亀井静香(かめい・しずか)代表とタッグを組んで郵政の肥大化そして国有化へ突き進む。
かつての国鉄やいまの日航(JAL)の二の舞になるのは分かり切っている…。
マスコミは民主苦戦と報じるが、善戦だ。
私に言わせれば、50議席はクレージーな数字である。
おそらく5議席の間違いだろう。

自民党は改選38議席を上回り、40台後半に達しそう。
何一つ変わっていないのに、もう支持が戻っている。
こんな深刻な事態が許されるのか。
私に言わせれば、悪夢みたいな数字である。
日本人の“自民党好き”にほとほと呆れる。
このところ、ニュースなどで小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)の顔しか見ていない。
若手のホープは選挙の顔としていいように利用されている。
親父の小泉純一郎(こいずみ・じゅんいちろう)よりルックスもスタイルもよい。
センスははるかによく、即役者になれそう。
トレンディドラマでも時代劇でも主役をこなせる力量を持つ。

⇒2009年8月30日「自民党をぶっ壊す、が今日完結!」はこちら。
ネクタイのセンスが悪かった「小泉純一郎評価」を率直に記した。
小泉進次郎は自民党を飛び出せば、偉大な親父を確実に超えられる。
それは親父の本望でなかろうか…。
自民党の再建でなく、日本の再生が目的のはずだ。

私は、電光掲示板の予測に目を疑った。
改選0議席のみんなの党はたったの10議席前後。
渡辺喜美(わたなべ・よしみ)代表の真っ当な主張は有権者にほとんど届かなかったことになる。
20議席に迫るなら“第三極”の核が形成されたのに…。
ならば、次の衆院選で大規模な「政界再編」が起こる可能性があった。
私たちは日本復活のチャンスを先送りした。

みんなの党に勢いは感じられないが、とりあえず公明党と同程度の議席を獲得する見込み。
私に言わせれば、絶望的な数字である。
渡辺喜美がもっとも重視すべきは、政治家の言葉への信頼を取り戻すことだ。
右肩下がりの時代の経済成長は困難を極める。
それが簡単に叶うとの誤ったメッセージを有権者へ発するな。
大うそつきの鳩山由紀夫(はとやま・ゆきお)民主党前代表(前首相)の轍を踏む。
愚直、誠実であれ!
もう一度言う、渡辺喜美は言葉の重みを第一にせよ。
ペラペラしゃべるほど小粒になる。

政治家と政党の「約束」が信じられないことは、有権者にとり最大の不幸である。

私の地元、神奈川選挙区(3人区)。
ここは変化を嫌う空気が漂っている。
自民党の現職候補、小泉昭男(こいずみ・あきお)は抜け出したまま…。
高みの見物。
加えて、民主党の現職候補、千葉景子(ちば・けいこ)と金子洋一(かねこ・よういち)が2議席を固めつつある。
現状をよしとする有権者で溢れている。
「横浜ベイスターズ」を例に引くまでもなく、危機感が乏しい土地柄だ。

みんなの党の新人候補、中西健治(なかにし・けんじ)は当落線上に片足が残っている。
ぎりぎり滑り込めるかどうかは、きわめて微妙な情勢…。
態度を決めかねている無党派層の動向次第だろう。
なかでも20代、30代の若年層。
私はたとえ嵐が吹き荒れようと、あすは1票を投じるために足を運ぶ。

国家存亡の危機にもかかわらず、参院選における有権者の判断は至ってのんびりしている。

改選3議席の国民新党、改選5議席の新党改革は0議席の見通し。
亀井静香代表と舛添要一(ますぞえ・よういち)代表は何と言い訳するのか…。

◆書き加え1(7月10日)

第22回参議院議員通常選挙。
投票日をあすに控え、党首や候補者は午後8時まで最後の訴え。
民主党は、2009年衆院選でいかさまみたいなマニフェストを掲げ、有権者を煙に巻いた。
財源と実現性を無視し、もっぱら“票集め”の道具に仕立てた。
マスコミや評論家、専門家さえ政権公約を高く評価した。
日本のオピニオンリーダーの頭はその程度である。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

そのうえ、鳩山由紀夫前首相(前代表)が無責任な思いつきを口にし、デタラメな政治に手を染めた。

⇒2010年6月13日「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」はこちら。

子どもに選挙権がないからだ。
堂々たる主張であり、それは菅直人首相(代表)にもしっかりと引き継がれた。

⇒2009年11月19日「現世代は友愛、次世代は憂哀」はこちら。

2010年参院選で民主党の大健闘が目立つ。
不支持より支持が上回るというから、この国は楽園である。
私は親なので、子どもにツケを回せるなら嬉しい。
ここまで投票する人にすり寄ると感動してしまう。
小沢一郎がこだわる“利権政治”は最大の選挙対策であり、業界や組織から個人(大衆)へ軸足を移しながら、しぶとく生かされている。
政治を食い物にしたスペシャリストとして、後世に名を残そう。

かたや、日本の建て直しを唱える「みんなの党」が伸び悩んでいる。
なかでも民間主導の成長路線が国民に受け入れられない。
「民から官へ」の猛烈な逆風に苦しむ。
私の地元・神奈川選挙区でも新人候補の中西健治(なかにし・けんじ)が危うい。
後一息というところに迫っているが…。

民主党2議席確保は神奈川県の恥である。
きょうに執着し、あすを放棄する。
10年後、20年後、子どもが地獄を見よう…。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

⇒2010年7月6日「民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化」はこちら。

⇒2010年7月7日「ワーキングプアから単なるプアへ…民主党公約」はこちら。

⇒2010年7月8日「マニフェストは国民への約束…菅直人の欺瞞」はこちら。

⇒2010年7月8日「政党別獲得議席数・候補者当落予想への関心」はこちら。

⇒2010年7月9日「参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の争い」はこちら。

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2010年7月公開講座

2010参院選の投票先…2009衆院選の反省

昨夏の衆院選(第45回衆議院議員総選挙)、民意の動向が強く反映される小選挙区制で、戦後初の野党第1党による政権交代が起こった。
自民党政権での総理の投げ出し、年金の消滅、格差の拡大、未曾有の大不況…。
当時、急激に募った与党に対する不満と怒りを、民主党はなりふり構わず“票”に変えていった。
かたや有権者は裏付けのない政権公約を検証することもなく鵜呑みにし、民主党政権を誕生させた。
国民は豊かさと幸せをつかんだかのような錯覚に陥った…。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

民主党は消費税率の引き上げは不要とし、無駄の削減で看板政策などの財源は十分に賄えると強弁した。
結局、カネを借りながらカネをばらまき、借金を膨らませてきた。
日本は真っ黒な閉塞感に覆い尽くされそうだ。
そして、それを選択したのは有権者である。
私たちがまず反省しなくてならない。
いまの財政下での子ども手当は、ホントひどい。

⇒2010年6月13日「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」はこちら。

政治の混乱はさらに深まっていくだろう。
基本的な方向や路線、主要な政策の違いに則した大規模な「政界再編」を避けて通れない。
いまはどちらを向くか、どちらへ進むかも決められず、身動きの取れる状態でない。
十年近く迷走が続くのでないか…。
2010年代は政治の機能が停止する。

しかし、将来、二大政党か三大政党が政権を担える力を持つ体制が整っているかもしれない。
ならば、政治に緊張感が生まれるとともに、政策にチェック機能が働く。
そのときがようやく「日本再生」の出発点になろう。

今回の政権交代により、私たちは「有権者」という自覚を“実感”として持つことができた。
歴史的な体験である。
「日本の政治をどうするかは、自分たちが決める」。
その気づきが衆院選での最大の収穫だった。
そして、いくらかでも選挙への関心が高まり、投票率の下落を食い止めた。

民主党政権の誕生に期待を寄せた多くの有権者は激しい失望を味わわされた。
が、日本を諦めるわけにいかない。
あすの参院選(第22回参議院議員通常選挙)投票日に一人ひとりが己の意思をしっかりと示したい。

                       ◇

投票所の投票用紙に記す直前まで投票先に迷う無党派層がいても不思議はない。
何せ政治家も政党も自らの“当落”にしか関心がない。
「選挙に勝てばよい」という連中ばかりだ。
日本と国民の行く末など知ったことでない。

                      ◇◆◇

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2010年7月公開講座

参院神奈川選挙区…みんな中西と民主金子の戦い

きのうのブログの続き。
⇒2010年7月8日「政党別獲得議席数・候補者当落予想への関心」はこちら。

私の地元、参院神奈川選挙区は改選定数3議席に対して10人が立候補しており、激戦の様相…。
といっても実質4人の争い。
いや、2人の戦いだろう。
民主党の現職・金子洋一とみんなの党の新人・中西健治。

私が暮らす横浜・港北ニュータウン。
住民の大半は、参院選や知事選が行わなければ「神奈川県民」という意識を持つことはない。
“プチ富裕層”が多い。
かつて革新の風が吹き渡っていた横浜市そして神奈川県は、いまや「保守王国」である。
人は食べていけると現状を容認し、危機感を失いやすい。

さて、参院神奈川選挙区は自民党の小泉昭男(現職)が手堅くリード。
それを、民主党の千葉景子(現職)、民主党の金子洋一(現職)、みんなの党の中西健治(新人)の3人が追いかけている。
ゆえに、このうち1人が落選する。
しかし、法務大臣(法相)の千葉景子は大丈夫か。

共産党や社民党、新党などの候補者はおそらく届かない。
ぎりぎりまで投票先を決められない有権者も少なくないはずで、民主党が現有2議席を死守できるかどうかは開票を待たないと分からない。

国民は見慣れた政治風景を変えてほしいと願い、政権交代を選んだ。
しかし、私は、重要政策の転換や変更など、あまりに乱暴な国会運営に呆れており、民主党に2議席を獲得してもらいたくない。
それ以前に、どちらへ向かっているか、さっぱり分からない。
また、経済政策はひどい。
民主党が参議院で単独過半数を制するようなことがあれば、自民党がダメにした日本をさらにダメにする。
暴走を止められない。

私は、渡辺喜美代表の「みんなの党」を支持する。
主張が明快だ。
2009衆院選の小選挙区、神奈川7区ではみんなの党の候補者がいなかった。
消去法で自民党の候補者、鈴木馨祐(現職)が残った。
32歳と若い。
結果は落選。
2010参院選の神奈川選挙区では中西健治に1票を入れられる。
やれやれ…。

財政逼迫下の日本、ムダの徹底した排除は当然として、政治家(国会議員)が自らを思い切って削ることが建て直しの第一歩につながると信ずる。
それを避け、国民に増税など痛みを強いるなど論外だ。
そんな政党を支持してならない。

ばらまく政策は将来に禍根を残し、次世代(子ども)の暮らしを滅茶苦茶に壊す。
民主党政権はノンストップで国民生活の破壊へ突き進んでいる。
それがはっきりするまでに、たいした時間はかからないはずだ。

みんなの党へ苦言。
渡辺喜美代表は、経済成長が容易という印象を与えすぎる。
言葉が軽く、リアリティが乏しい。
まして日本の再生は至難であり、国民も血を流さなくては成し遂げられない。
選挙向けとはいえ、勢いに任せてペラペラしゃべりすぎだ。
同党の主張の正当性を打ち消しかねない。
口を慎め。

                      ◇◆◇

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◆書き加え1(7月7日)

このブログは数日前に記した。
私は今週、3泊4日で広島出張。
この間、私が暮らす大規模団地に民主党の金子洋一がやってきて演説を行った。
住民は村の人口に匹敵。
妻によれば、必死の形相らしい。

みんなの党の中西健治とどちらが滑り込むか?

◆書き加え2(7月9日)

神奈川新聞社による終盤情勢分析では、1週間ほどで民主党の現職候補の立場(順位)が逆転したようだ。
千葉景子が支持を減らし、金子洋一が支持を伸ばした。
懸命の追い上げが功を奏した。
法相が落選しないとは言い切れない。
みんなの党の新人候補、中西健治を含めた3人の混戦が深まっている。
安泰なのは、自民党の現職候補、小泉昭男。

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政党別獲得議席数・候補者当落予想への関心

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会の開催と重なり、国民の第22回参議院議員通常選挙への関心はあまり高くない。
一時は「サムライブルー」の活躍に忘れられかけた。
決勝トーナメントでサッカー日本代表がベスト8、ましてベスト4へ勝ち進んでいたら吹き飛んだのでないか…。

全国紙の世論調査などでは、投票に「かならず行く」と「なるべく行く」を合わせると、全員に達しそう。
ところが、実際には「かならず行く」と答えた割合を下回る。
日本を諦めているのか、とくに20代は鈍い。
2010参院選については、2009衆院選で民主党が政権交代を成し遂げ、しかも鳩山由紀夫内閣が総辞職した直後だけに関心はいくらか高い。

とはいえ、参院選(通常選挙)はもともと衆院選(総選挙)のような盛り上がりがない。
衆院選では、政党別の獲得議席数予測や候補者の当落予想の記事がマスコミやネットを賑わす。
それも投票日間近でなく公示日、いや解散前後から…。
しかし、参院選については、選挙情勢調査(分析)の類は概して低調である。
候補者の魅力や力量というよりも選挙区の政党支持率の高さのほうで結果が決まりやすい。
有権者は興味が薄いのだ。

私などは、21世紀に、そして日本の財政状況で「参議院」がはたして必要なのかという気さえしてくる。
両院制(二院制)をやめたら、いったいどれくらいの歳出を減らせるだろう。
思い切り乱暴な言い方になるが、例外なき“仕分け”にかけてみては…。
それがムリだとしたら、議員定数を激減させてほしい。
それと、任期は2期12年までに制限してほしい。
非常事態の日本に、政治を職業(商売)にする政治家は一人もいらない。

私たちは、政治についても通念や常識を疑ってかかるべきだ。
真剣に知恵を絞るなら参議院の役割を「ボランティア」に委ねられると、私は考える。
形や器、権威にこだわる時代はとうに終わった。
国会は化石だ。

                       ◇

今回の参院選で最大の焦点となっている民主党の単独過半数が実現するかどうかは、一人区での勝敗次第だろう。
むろん、民主党(与党)と自民党(野党第1党)の候補者の一騎打ち。
自民党は国民に人気の高い小泉進次郎衆議院議員を応援に引っ張り出しているらしい。
情けない話だ。
日本の将来を背負う可能性がないわけでないが、まだ若い…。

⇒2009年8月30日「自民党をぶっ壊す、が今日完結!」はこちら。
私の「小泉純一郎評価」を記した。

なお、民主党が複数候補の当選を目指す三人区の埼玉、千葉、神奈川、愛知では「みんなの党」と競っている。
無党派層の取り込みがカギを握る。
私はみんなの党の評価が低すぎると思う。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

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マニフェストは国民への約束…菅直人の欺瞞

日本で「マニフェスト」の必要性と重要性を熱心に説いたのは菅直人でなかったか(不確か)。
私はこのブログで「政権公約」と訳しているが、「選挙公約」に留める向きもある。
選挙のたびにコロコロ変わるからだろう。

が、菅直人は、マニフェストは選挙用のスローガンでなく国民への約束であると語っていた。

にもかかわらず、与党として迎える今回の参院選でマニフェストにきわめて消極的になってしまった。
衆院選でない?
そんなことは理由にならない。
菅直人は内閣発足時に参院選で国民の負託を得ると語っている。
ならば、マニフェストは重大。
国会でやり込められるのが嫌なのだろう。
結局、マニフェストを政権獲得のための道具くらいにしか考えていなかった。
欺瞞…。

有権者が政治家と政党の言葉を信じられないとしたら、だれにどこに一票を投じていいか決められない。
マニフェストは信憑性が失われた。
民主党政権の罪は重い。
私たちは参議院で単独過半数を与えるべきでない。

昨夏の衆院選における民主党のマニフェストを高く評価した団体があった。
リアリティ(実現可能性)をろくに検証していない。
まさか情緒で採点したわけであるまい。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

⇒2010年7月6日「民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化」はこちら。

⇒2010年7月7日「ワーキングプアから単なるプアへ…民主党公約」はこちら。

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三菱UFJ20100713

ワーキングプアから単なるプアへ…民主党公約

民主党は政権公約(マニフェスト)が支離滅裂である。
なかでも「経済政策」がひどい。
経済のシステムやメカニズム、そして実情や実態が分かっておらず、日本を滅茶苦茶にする。
例えば、派遣法改正により、製造現場への派遣を原則として禁止するなどとした。
私は呆れた。

派遣をなくせば、派遣はなくなる。
膨大な人が仕事を失う。
それは「雇用止め」や「派遣切り」の比でない。
なぜ、こんな簡単なことが分からないのだろう。
職場を取り上げ、彼らを路頭に迷わせることは火を見るより明らかである。
生活の苦しい人をこれ以上苦しめてどうするのか?

民主党政権は、経営がぎりぎりの企業にさらなる負担を押し付けようと目論んでいる。
21世紀に入り、新興国の追い上げが激しくなった。
日本企業は生き残りをかけ、世界のライバルと戦っている。
派遣禁止は製造業の国際競争力を低下させ、倒産を増加させたり海外移転を加速させたりする。
まして円高傾向、産業の空洞化は決定的!
とくに中堅・中小製造業(工場)が立ち行かなくなる。
それでは「ワーキングプア」どころか単なる「プア」を大量につくってしまう。

派遣法改正は雇用問題を深刻にし、失業率を押し上げる。
民主党政権は日本経済の砦「モノづくり」を叩き壊し、先々まで禍根を残す。

私たちの大多数は会社に勤め、仕事と収入を得ている。
企業を元気にするとともに、起業を活発にすることが決め手である。
このブログで幾度も述べたとおり、雇用問題は雇用創出によってしか本質的な解決を図れない。
民主党政権からはそのための戦略も方針もまったく見えてこない。

派遣法改正はその場しのぎの“痛み止め”にすぎない。
効き目が切れたとき、国民は激痛に見舞われる。

⇒2009年9月3日「なぜ景気は悪いのか?」はこちら。

ただし、雇用創出にはかなりの時間を要する。
当面の企業活性化はもとより、長期の産業育成が欠かせない。

「ワーキングプア」の問題は放っておけず、社会全体で何とか解決しなければならない。
私は「教育(エデュケーション)」を柱にすべきと考える。

日本は、職能の開発と強化を計画的かつ段階的に図っていけるトータルな制度と仕組みを国家として用意しなければならない時期に差しかかっている。
業務や仕事に関わる知識・技術の習得のみならず、意識・意欲の高揚など動機付けを含めて…。
労働がグローバル競争のなかで値踏みされるなか、一人ひとりが己の市場価値を検証し、その向上を目指すように導く。
すなわち「教育立国」「職業教育立国」である。
勤勉、緻密など、日本人の国民性にもマッチしていよう。

人材の国際競争力を高めないかぎり、ワーキングプアはなくらない。
私は断言する。

以下に「雇用確保の大合唱」と題する2009年3月31日のブログを収める。
リーマンショックが引き金となった世界同時不況の真っ只中で記した。

                      ◇◆◇

「雇用確保」の大合唱が起こっている。
そう叫ぶのは、国民だけでない。
マスコミも評論家も、そして政治家も…。
「雇用」があるから「解雇」があるのに、後者を寄ってたかって「けしからん」と決めつける風潮は、あまりにも危うい。
経営の息の根を止めるつもりか?
「雇用」をなくせば「解雇」をなくせるが、そうなっては元も子もない。

米国の金融危機を発端とする現下の経済情勢を「不況」と見なすか、「(経済)災害」と捉えるかにより、対応はまったく違ってくる。
確かに景気が最悪なことは疑う余地がない。
しかし、私は「災害」と捉えるべきだと思う。
実際、個人も企業も大津波に一気に飲み込まれた。
そう考えないと、日本経済を最悪の状態に陥れる。

いま必要なのは、とくに深刻な損害を被った被災者の支援であろう。
例えば、突然の雇用止めやリストラに合った人たちへ救いの手を差し伸べる。
社会全体で彼らの生活を支えること!
これが基本線。
重大な痛手を受けた企業についても同様。

個人の救済について述べれば、時限的な措置として「被災者支援」に取り組むところを、ぎりぎりの企業に対して「雇用確保」を強いるのは禍根を残す。
そもそも雇用確保は、すでに職についている人を守るという発想である。
既得権の保証。
しかし、もっと大切なのは、多くの人が職につけるようにすること。

日本の起業率は冴えない。
それは経済の衰退に確実につながる。
国民の圧倒的大多数は、だれかに会社をつくってもらい、そこで働きたいと考えている。
なぜなら、起業のリスクが大きく、それを負いたくない。
このうえ雇用確保の重しを押し付けたらどうなるか、目に見えている。
しかも、日本はトレンドとして雇用縮小が進みそう。
本質的な問題は、雇用確保でなく「雇用創出」である。

いまや内需型の企業でさえ、海外のライバルと戦っている。
国際競争力を保てなければ、あっという間に倒産に追い込まれる。
生き残りには世界最適を目指さざるをえない。
世の中が雇用確保へ突き進むと近い将来、企業の減少や産業の空洞化を招き、かならず「雇用縮小」をもたらす。
それ以前に、企業は人を採ることに極端に憶病になる。
これでは自ら働く場を狭めてしまう。

政治家は、当面は被災者支援に全力を傾注しつつ、並行して明確なビジョンのもとに中長期の雇用創出を推進して当然。
国民が豊かで幸せな暮らしを送れるように…。
同情論にカジ取りが乱されるようだと、日本の凋落は決定的になる。
政権交代が取り沙汰されるなか、衆院選での票集めだけを念頭に「雇用確保」と叫んでいるとしか思えない。
自民党も民主党もまともな政治家がいない。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

⇒2010年7月6日「民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化」はこちら。

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三菱UFJ20100713

民主党マニフェスト、詐欺の手口は巧妙化

民主党は政権公約が粗末だ。
日本で「マニフェスト」という言葉が一般化したのは比較的最近のことである。
政権交代の原動力となった昨夏の衆院選でのそれは空手形の乱発であり、デタラメだった。
スーパーの客寄せチラシは、数量が限定されていたとしても目玉商品を手当てしている。
しかし、民主党の票集めチラシは、裏付けもなしに目玉商品をでかでかと掲載している。
私は詐欺だと思ったので、むろん投票しなかった。

⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。

⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。

民主党の最大の約束事(主張)は、「国民はこれ以上のカネを出さなくても幸せになれる」だった。
それも当時の鳩山由紀夫民主党代表によれば、政権交代で即座に叶えられる。
さらに、政権公約で「あなたにカネをあげるから、わが党に1票を入れてほしい」と踏み込んだ。
民主党はもっとも露骨でえげつない選挙戦を繰り広げ、大勝利を収めた。

今回の参院選では同じやり方は通用しないと考えてか、菅直人首相(民主党代表)は不利な“争点”をぼやかす作戦に出た。
例えば、消費税に関しても党内に両方の意見があることを示唆し、無党派層の取り込みを目論む。
また、空手形はなるべく文書で残さず、口頭で済ませる。
悪知恵をつけ、手口は一段と巧妙化している。

民主党はできないと知りながら、あるいはやり遂げる覚悟もなしに、選挙に勝つためなら有権者を平気で欺く。
「脱官僚」「霞が関の大掃除」「天下り根絶」など、衆院選で強調してきた威勢のいいフレーズは1年も経たないうちに引っ込めてしまった。
もともと冗談なのだ。

自民党にも民主党にもこの国の行く末と次世代の暮らしを本気で案じ、立て直そうとする政治家は一人もいない。
日本は滅びる。

⇒2009年8月31日「民主、マニフェスト撤回も…」はこちら。

⇒2009年9月21日「鳩山内閣、わずか1年の命!」はこちら。

⇒2010年7月4日「迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想」はこちら。

以下に「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」と題する2010年6月13日のブログを収める。

                      ◇◆◇

橋下徹大阪府知事が以前、子ども手当の支給に関連して「赤字国債を発行してまでカネをばらまくのは間違いだ」という趣旨の発言を行った。
私もそう思う。

私は小さな子どもがおり、子ども手当の支給は非常に助かる。
ありがたい。

おそらく私に限らず、大勢の親が救われる。
しかし、返すのは子どもである。

となると、子どもの名義で親が勝手に“教育ローン”を組むようなものだ。

彼らは未熟であり、自ら判断を行えないし、それができたとしても拒絶を選べない。
それ以前に、選挙権を持たない。

私は子どもを騙している負い目を感じる。

「子ども手当は子どもが返せ」。
民主党の主張は至って明快であり、これが「友愛」の正体である。

                      ◇◆◇

鳩山由紀夫内閣の「友愛」に関するブログは以下のとおり。

⇒2009年11月19日「現世代は友愛、次世代は憂哀」はこちら。

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2010年7月公開講座

迎合と組織票で民主党勝利…参議院選挙予想

民主党政権は郵便貯金の預入限度額を大幅に引き上げる。
日本郵政は政府の信用を後ろ盾に膨大な資金を吸い上げ、民間の金融機関の経営を圧迫する。
競争条件を有利にするのと引き換えに、国債を大量に買わせる算段だろう。
民主党は2005年衆院選での公約に反し、郵政の肥大化へ突き進む。
当時、限度額を引き下げ、官から民へカネの流れを変えることが日本の経済と社会を元気にすると主張したのに…。

民主党政権は財政再建に取り組むとしながら、やっていることが滅茶苦茶である。
社会実験の段階とはいえ、高速道路の無料化を始めた。
やはり民間の交通機関の経営を圧迫する。
カネが余っているならともかく、愚の骨頂だ。
受益者負担に決まっている。
その財源はどう捻出するつもりか。
カネを投入すべき対象(分野)はもっとほかにあるだろう。
また、環境保護の流れに逆行し、二酸化炭素の排出量を増やす。

民主党政権はどちらを向いているのかさっぱり分からない。
昨夏の衆院選後の学習と反省が生かされていない。
鳩山由紀夫首相もひどかったが、菅直人首相も負けないくらいひどい。
唐突に消費税の引き上げを主張し、唐突に消費税の還付を主張しだした。
低所得層に限って増税分を戻すと…。
全体像も方法論も考えず、思いつきでものを言う。
ぶれるというより、コロコロ変わる。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

菅直人は民主党代表として参院選直前に政党支持率が下がっている状況に危機感を持った?
有権者への迎合を強め、聞こえのいい話をしたがる。
どの政党もそうした傾向を持つにしろ、とくに民主党は選挙での票集めにしか関心がない。

さらに、公務員改革の先送り、日本郵政の囲い込みなどで組織票固めも抜かりない。
政権与党のずるさだけを身につけた。
参議院も民主党が単独過半数を占めるようだと、この政権のデタラメは止まらなくなる。

渡辺喜美みんなの党代表が民主党に改革と再建は絶対にできないと指摘していたが、私は的を射ていると思った。
衆院選でのマニフェストはいったい何だったのか…。

戦後の自民党政権を振り返るまでもなく、組織票に依存する政党はかならず“利権政治”に手を染める。
古き良き伝統は民主党政権にもしっかりと受け継がれた。
国家存亡の危機だというのに、日本のセンセーは素晴らしい。

                       ◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年6月15日「したたか与党・民主が勝利…参院選予想」はこちら。

⇒2010年6月20日「みんなの党、舛添新党は不発…参院選予想」はこちら。

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2010年7月公開講座

みんなの党、舛添新党は不発…参院選予想

参院選が迫ってきた。
現時点では民主党が有利な情勢だ。
日本の危機は深まるばかりだというのに、国民の関心は盛りあがりそうもない。

⇒2010年6月15日「したたか与党・民主が勝利…参院選予想」はこちら。

民主党の支持率低下を待つことしかできなかった自民党は、昨夏の衆院選の流れを止められず、敗北を喫するだろう。
最近のコメントを聞いていると、批判するだけの野党になり下がった。
谷垣禎一(たにがき・さだかず)総裁がひどい。
菅直人(かん・なおと)首相の誕生で内閣支持率と民主党支持率が跳ね上がり、意気消沈している。
自民党は無気力が目立ち、日本の再生へ向けてメッセージを発せられない。

また、「みんなの党」を含め、新党は参院選で存在感を示せない。
先行するみんなの党はこの間、ほとんど支持率を向上できなかった。
最近ではむしろ影が薄くなっている。
渡辺喜美(わたなべ・よしみ)代表は高い志を持つが、周囲を巻き込むパワーとしたたかさに欠ける。
自身の人気に頼るしかない現状では、党勢の拡大は果たせない。

舛添要一(ますぞえ・よういち)は自民党を出たが、判断と対応を間違えて人気が萎んだ。
政治家としての経験の浅さを露呈した。
「新党改革」を知っている有権者はどれくらいいるか。

私は、みんなの党など新党の立ち上げがきっかけとなって本格的な「政界再編」が起こってほしいと期待した。
しかし、いずれも膠着期の“吹き出物”みたいな印象で、そうした機運は不発に終わりそうだ。
とくに新党の代表が小粒であり、政界に影響力を及ぼすに至らない。

国難の時代に、強力なリーダーシップを発揮する政治家が出てこない。
だれも体ごとぶつかる覚悟を決められない。
それは私たちの姿でもある。
この世界にも戦後教育の失敗が如実に現れている。

国会議員は名誉と収入のバランスの取れた“おいしい職業”になり、自分のためにしか働かなくなってしまった。
保身の塊だ。

                      ◇◆◇

政治の混迷に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年4月12日「日本沈没の予兆…吹き出物としての新党」はこちら。

⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。

⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。

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三菱UFJ(名古屋)

好々爺・渡部恒三…民主党の水戸黄門

民主党の体質がいくらか変わってきた。
このブログで述べたとおり、私は独裁や恐怖というイメージを拭えなかった。
もっとも民主的でない政党の一つ。

その健全化に大きな役割を果たしたのが80歳近い衆議院議員、渡部恒三である。
おじいさんは最後の務めと心得ているのか、言いにくいことを言ってきた。

TBSテレビに「水戸黄門」という長寿番組がある。
私は黄門様を見るような気分。
好々爺ながら悪事を許さない。

渡部恒三は、小沢一郎幹事長のみならず鳩山由紀夫首相についても明確に退陣を求めた。
痛快だった。
党内の雰囲気が明るくなり、風通しがよくなった。

                       ◇

ここまでは10日ほど前に書いた。

渡部恒三は先頃、TBSの「時事放談」で、郵政改革法案を衆議院で強行採決したのは間違いと発言した。
さらに、特定の業界や組織から依頼されて法律を決めたり予算をつけたりし、その見返りに選挙を応援してもらう時代は終わったと…。
正論だ。

渡部恒三は、民主党の支持率回復の陰の立役者である。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年6月15日「したたか与党・民主が勝利…参院選予想」はこちら。

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したたか与党・民主が勝利…参院選予想

何事もそうだ。
実際に経験してみると、ずいぶん賢くなる。
覚束ない船出だったが、民主党に政権与党のしたたかな知恵を感じた。
参院選直前に党勢を立て直してみせた。

鳩山由紀夫首相の退陣劇と菅直人首相の誕生劇は見事だった。

民主党が野党時代、鳩山由紀夫代表は、自民党の安倍晋三首相、福田康夫首相の「政権投げ出し」を責めてきた。
ところが、二人とも1年の在職である。
鳩山由紀夫首相は9カ月弱の短命である。

鳩山由紀夫は、おそらくかなり早い段階から総理大臣の座を降りたかった。
しかし、投げ出しと見えるのを避けるため、自らをあえて米軍基地問題で追い込んでいった。
もともと腹案など持っていない。
マスコミに対し、政権担当意欲を示すことも忘れなかった。
そして、最終的に辞任に追い込まれた形を巧みにつくった。
民主党両院議員総会での退陣表明とその後のすっきりした表情といったら…。
本音は辞めたくて辞めたくて仕方がなかった。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

この間、菅直人は副総理の立場にありながら米軍基地問題にだんまりを決め込み、傷を負うことを避けた。
そして、首相の座に上り詰めた。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

鳩山由紀夫首相は結局、辞任の記者会見を行わなかった。
これは異例だ。
突っ込まれるのは火を見るよりも明らかであり、それだけは避けた。
結局、鳩山由紀夫内閣の総括が曖昧なうちに菅直人内閣が発足した。

鳩山由紀夫首相が限界まで引っ張り、「脱小沢一郎」を手みやげにしたおかげで、内閣も民主党も支持率が劇的に回復した。
再生の立役者は鳩山由紀夫であり、菅直人でない。
何という皮肉!
ここに現時点の支持率の危うさがある。
それを承知しているから参院選を急ぐ。

⇒2010年6月2日「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」はこちら。

菅直人首相は直後に国民新党との連立を維持しながら、亀井静香という天敵を退けた。
民主党が有権者に不人気な二人を切り捨てられたのは、参院選の戦いでプラスに働こう。
菅直人首相は失点を防ぐため、多くを語らないのでないか。
単独過半数をしゃにむに取りにいかない。

問題はマニフェストだ。
このブログで再三述べたとおり、民主党は昨夏の衆院選、デタラメな政権公約で圧勝を収めた。
ばらまきの迎合で一票を買い漁った格好。
これを議員がやれば捕まるが、政党がやると捕まらない。
だが、同じ手は使えない。
国を滅ぼす。

⇒2010年6月13日「子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体」はこちら。

1年前の看板政策を相次いで引っ込めるようだと、投票結果が変わるかもしれない。
小さな波乱くらいは起こる余地が残されている。
しかし、推進力となる政党が見つからない。

⇒2010年6月9日「目玉政策撤回なら衆院解散総選挙を!」はこちら。

「霞が関の大掃除」などという威勢のいい掛け声はついぞ聞かなくなった。
あれはいったい何だったのか。
まだ1年も経っていない。

第22回参議院議員通常選挙の投票日は7月11日(日)になる模様だ。
私たちは、現下の日本において“うまいだけの話”は絶対にないと肝に銘じてマニフェストを検証しなくてならない。
日本の財政を考えるなら、有権者にいい顔をする政治家と政党は信用できない。
官僚を含めて自らにどれくらい切り込むかで投票先を選ぶべきである。

                       ◇

官から民へ。
小さな政府へ。
道州制へ。
議員は定数半分以下、在職期間10年以下、報酬半分以下へ。

きわめて大雑把に示したが、これくらいのことはやって当然だろう。
私は自らを削る政治家と政党だけが唯一、日本を救うと考える。

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2010年6月公開講座

子ども手当は子どもが返せ…友愛の正体

橋下徹大阪府知事が以前、子ども手当の支給に関連して「赤字国債を発行してまでカネをばらまくのは間違いだ」という趣旨の発言を行った。
私もそう思う。

私は小さな子どもがおり、子ども手当の支給は非常に助かる。
ありがたい。

おそらく私に限らず、大勢の親が救われる。
しかし、返すのは子どもである。

となると、子どもの名義で親が勝手に“教育ローン”を組むようなものだ。

彼らは未熟であり、自ら判断を行えないし、それができたとしても拒絶を選べない。
それ以前に、選挙権を持たない。

私は子どもを騙している負い目を感じる。

「子ども手当は子どもが返せ」。
民主党の主張は至って明快であり、これが「友愛」の正体である。

                      ◇◆◇

民主党政権に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年6月9日「目玉政策撤回なら衆院解散総選挙を!」はこちら。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

⇒2010年6月2日「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」はこちら。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。

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2010年6月公開講座

目玉政策撤回なら衆院解散総選挙を!

菅直人内閣が発足した。
逆風下での船出である。
もっとも内閣支持率は60パーセント超えとか(6日時点)。
また、民主党支持率もポンと跳ね上がった。
小沢一郎と距離を置いた人事が好感されたか?

                       ◇

このブログで述べたとおり、民主党の政権公約は滅茶苦茶だった。
“目玉商品”を前面に押し出し、ずらっと並べ立てたスーパーの客寄せチラシ並みである。
実現不能という点において、マニフェストは画期的だった。
民主党は、いわばスピーカー付きのチラシにより昨夏の衆院選で大勝を収めた。

間違いに気づいたら、マニフェストに修正を施すのは当然だろう。
とはいえ、有権者への主要な約束事、つまり「看板政策」を相次いで引っ込めるとしたら、そのときは「衆院解散総選挙」を行わなくてなるまい。
仕切り直しが絶対だ。
「内閣総辞職」で済まされる話でない。

政党と政治家が誓いを守らなくてよいとすれば、国民は一票を投じる基準を失う。
政治不信が募るばかり。

日本の凋落はどうにも止められない。
私たちは毎年、生活水準が落ち込む現実を受け入れなくてならない。

目玉政策をどんどん撤回して頬かむりはなしだよ。

                      ◇◆◇

鳩山内閣総辞職、菅内閣発足に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年6月4日「一番総理になりたかった男…菅直人」はこちら。

⇒2010年6月2日「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」はこちら。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。

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2010年6月公開講座

一番総理になりたかった男…菅直人

待ちに待った総理辞任、内閣総辞職…。
菅直人は鳩山由紀夫内閣で決して出しゃばらず、それを地道に支えつづけた。
政権交代以降、菅直人は変身ぶりが際立った。
冷静な“読み”を働かせた結果だろう。

菅直人はずいぶん大人になった。
自分にとり唯一のシナリオが見えてきたからだ。
日本で一番総理になりたかった男でなかろうか。

鳩山由紀夫首相の辞任表明で、菅直人は一気に明るくなった。
ついに出番到来と、広い額に書かれていた。
民主党代表選挙への電光石火の出馬表明、根回し。
これほど表情を崩す人は珍しい。

                       ◇

鳩山由紀夫首相の退陣にともない、午後に行われた衆参両院本会議の首相指名選挙で民主党の菅直人新代表が第94代首相に指名された。
これに先立ち午前に行われた両院議員総会で民主党新代表に選出されていた。

菅直人首相は、内閣の人事で要となる官房長官に仙谷由人国家戦略担当相の起用を決めた。
注目の幹事長に枝野幸男行政刷新担当相を起用したい考えだが、党内の調整が難航しそう。
そこで、あくまで組閣人事で主導権を握るため、内閣発足を来週8日に先送りした。

自民党の派閥より結束力が強いと噂される小沢一郎グループはおとなしくしていたほうがよい。
参院選でいくらかでも有利に働こう。

民主党がこれまで自民党政権に繰り返してきた主張を尊重するなら、ここは内閣総辞職でなく衆院解散総選挙、つまり衆参同時選挙に踏み切るべきだった。

私個人としては、戦後初の野党第1党による政権交代であり、有権者は4年くらいの時間を与えるべきだと考えている。
懲りない自民党、変わらない自民党、無力の自民党に政権を戻すのは明らかな間違いである。

以下に「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」題する2010年6月2日のブログを収める。

                      ◇◆◇

鳩山由紀夫総理(首相)が民主党両院議員総会で涙を浮かべながら辞意を表明した。
これにより内閣総辞職へ。

もともと総理の器でない。
リーダーシップを欠いており、日本の非常時と政治の動揺期ではまったく務まらない。
加えて、絶大な実力者の存在があった。
私に言わせれば、ツートップでなく、ワントップである。
直近の世論調査で内閣支持率が20パーセントを切っていた。

このブログで述べたように、マニフェストがデタラメだった。
目立つところに特売商品を並べ立てたスーパーの客寄せチラシ並みだ。
が、実際にはサービスを提供できないという点において悪質極まりない。
衆院選での圧勝も政権発足直後の支持率も間違い。
有名人や評論家を含め、熱狂した人たちはどこへ消えたのか…。

鳩山由紀夫総理の辞意表明は、自身の演説のなかでもっとも心と力のこもった内容だった。
お疲れさま。

ついては「クリーンな民主党を取り戻す」と、小沢一郎幹事長に辞任を求めた。
“道連れ”にした格好だ。
素晴らしい。
いいように利用されてきたから、刺し違えないと…。

鳩山由紀夫首相は辞意表明直後に、総理官邸前で記者団から「ひとことお願いします」と声をかけられ、「いいよ、もう充分です。ありがとう」と答えた。

このブログで述べたように、やはり辞職の道筋を探っていた。
本音はだいぶ前から辞めたかったのでないか。
首相を投げ出したのでなく、退陣に追い込まれたという印象をうまく残せた。
ホッとしているだろう。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

内閣総理大臣(民主党代表)も民主党幹事長も辞任する。
これにより民主党と民主党政権はどこまで支持率を回復できるか。
代表選挙は明後日に告示される模様。
参院選が迫り、立て直しが急務だ。

菅直人副総理は鳩山由紀夫内閣を辛抱強く支えた甲斐があった。
おそらくラストチャンスと考えていた。
長い政治家経験がしたたかに生かされていた。
首も長くなっていた。
ついに首相にのぼり詰めそう。
おめでとう。
その日を夢見てきたのでないか。

鳩山由紀夫首相は“優しさ”が際立った。
これでは借金を膨らませる。

                      ◇◆◇

内閣総辞職に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。

⇒2010年6月2日「鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明」はこちら。

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鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明

鳩山由紀夫内閣総辞職へ…総理辞意表明(ライブドア)
鳩山由紀夫総理(首相)が民主党両院議員総会で涙を浮かべながら辞意を表明した。
これにより内閣総辞職へ。

もともと総理の器でない。
リーダーシップを欠いており、日本の非常時と政治の動揺期ではまったく務まらない。
加えて、絶大な実力者の存在があった。
私に言わせれば、ツートップでなく、ワントップである。
直近の世論調査で内閣支持率が20パーセントを切っていた。

このブログで述べたように、マニフェストがデタラメだった。
目立つところに特売商品を並べ立てたスーパーの客寄せチラシ並みだ。
が、実際にはサービスを提供できないという点において悪質極まりない。
衆院選での圧勝も政権発足直後の支持率も間違い。
有名人や評論家を含め、熱狂した人たちはどこへ消えたのか…。

鳩山由紀夫総理の辞意表明は、自身の演説のなかでもっとも心と力のこもった内容だった。
お疲れさま。

ついては「クリーンな民主党を取り戻す」と、小沢一郎幹事長に辞任を求めた。
“道連れ”にした格好だ。
素晴らしい。
いいように利用されてきたから、刺し違えないと…。

鳩山由紀夫首相は辞意表明直後に、総理官邸前で記者団から「ひとことお願いします」と声をかけられ、「いいよ、もう充分です。ありがとう」と答えた。

このブログで述べたように、やはり辞職の道筋を探っていた。
本音はだいぶ前から辞めたかったのでないか。
首相を投げ出したのでなく、退陣に追い込まれたという印象をうまく残せた。
ホッとしているだろう。

⇒2010年5月6日「鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋」はこちら。

内閣総理大臣(民主党代表)も民主党幹事長も辞任する。
これにより民主党と民主党政権はどこまで支持率を回復できるか。
代表選挙は明後日に告示される模様。
参院選が迫り、立て直しが急務だ。

菅直人副総理は鳩山由紀夫内閣を辛抱強く支えた甲斐があった。
おそらくラストチャンスと考えていた。
長い政治家経験がしたたかに生かされていた。
首も長くなっていた。
ついに首相にのぼり詰めそう。
おめでとう。
その日を夢見てきたのでないか。

鳩山由紀夫首相は“優しさ”が際立った。
これでは借金を膨らませる。

                      ◇◆◇

内閣総辞職に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。

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鳩山首相、自ら内閣総辞職へ道筋

初の民主党政権。
政治とカネの問題が支持率低下の原因であることは間違いない。
しかし、最近はそれほど騒がれていない。
国民は忘れやすい。
もしくは他に気持ちが移ろいやすい。

ここにきて20パーセント台に落ちた原因は、むしろ鳩山由紀夫首相のリーダーシップのなさにあるのでは…。
発言がぶれる。
内閣の閣僚も民主党の議員も発言がばらばらだ。

鳩山首相は、米軍基地問題も約束の5月中に決着はとても図れまい。
丸い目から力が消え、表情に疲れがにじむ。
自信喪失でうつむき加減。
体が一回り小さくなった印象さえ受ける。

それにしても民主党のマニフェスト(政権公約)はお粗末だった。
客寄せの目玉商品のように打ち出したものの、財源を含めて実現の裏づけが乏しかった。
撤回に追い込まれるものが相次ごう。

が、ふと思った。
本人は内閣総辞職を望んでいるのでないかと…。

つくづく嫌気が差している?

自民党は安倍晋三首相、福田康夫首相と立てつづけに政権を投げ出した。
それを当時の鳩山民主党代表は無責任と追及した。

鳩山首相はあえて自らを米軍基地問題で追い込むことで退陣の道筋をつけようとしているのでないかと…。

だいぶ前に「政権を取る前のほうが楽だった」と本音を漏らしたことを、私は思い出した。
何という志の低さ。

このブログで述べた、政治の混乱は長期にわたるという予想が現実になりそうだ。
2010年代、日本は社会も経済も衰退の一途をたどるのでないか。

                       ◇

ここまでは1カ月程前に書いた。

鳩山首相は最近、沖縄県を訪れ、米軍普天間飛行場の県内移設を表明した。
「最低でも県外」との公約を反故(ほご)にした。
迷走を重ね、しかも「腹案がある」と思わせぶり。
率直な陳謝が県民の怒りを爆発させた。
進退問題に発展するのは必至の情勢だ。

国民期待の鳩山内閣はすでに末期を迎えた。
首相としての資質を備えておらず、本人は重責から解放されることを望んでいるのでは…。
辞任会見は遠くない。

「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」と題する2010年1月31日のブログを以下に収める。

                      ◇◆◇

国会中継が流れていたが、恐ろしくレベルが低い。
私はがっかりし、うんざりした。
政権が自民党から民主党に変わったのに政治とカネの問題を引きずっている。
与野党の虚しい攻防が繰り広げられる。
これまでと何も変わらない。
いや、粛清を恐れてか、自民党政権時代よりも対応が後退している。
私は昔の映像を眺めている錯覚に捉われた。
何のための政権交代だったのか?

また、鳩山由紀夫首相の施政方針演説は情緒的なフレーズの連呼に留まった。
私は童謡の『鳩(鳩ぽっぽ)』の歌詞が頭に浮かんできた。
「いのちを守る」ための財源をどう手当てしていくかを示さないので、聞くほどに「いのちを守れない」と思える。
無責任の極み。

施政方針演説なのに具体性が乏しい。
ゆえに、首相が声を張りあげると、中身の曖昧さが強調される。
決意と覚悟が伝わらず、指導力も感じられない。
日本の再生をとても託せない。
次世代は地獄を見よう。

戦後初の野党第1党による政権交代だ。
しばらく見守りたい。
衆院解散総選挙でなく内閣総辞職でよい。

なお、民主党は鳩山由紀夫代表と小沢一郎幹事長がいなくても大丈夫。
議員はそろそろ声をあげるべき。
民主的な民主党に生まれ変わることが、国民を幸せにする条件である。

                      ◇◆◇

政治の混迷に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年4月12日「日本沈没の予兆…吹き出物としての新党」はこちら。

⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。

⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。

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日本沈没の予兆…吹き出物としての新党

私はこのところ新聞ほかニュースにろくに触れられない。
「貧乏暇なし」という表現がぴったり。

2009年衆院選、戦後政治のどん詰まりのさなか、野党第1党による「政権交代」が起こった。
有権者が真剣に考えた結果だが、それは歴史的必然でもあったろう。
日本は財政破たん国家の道をまっしぐらに突き進んでおり、それまでの政策運営の延長でいいはずがない。

私たちにとり政権交代はとても貴重な経験だった。
選挙前は自民党に不満、民主党に不安と言われた。
そして、選挙後は民主党に失望、自民党に絶望と言われている。
民主党のマニフェストは無謀だったので、当然!

このブログで幾度か述べたとおり、私は政治の混乱は長く続くと考えていた。
やはり政権交代は地殻変動のプロローグにすぎなかった。

最近、小粒の新党が生まれている。
自民党出身の国会議員、それも長老がつくった「たちあがれ日本」。
が、国会議員に留まらず、地方自治体の首長、つまり日本全体を巻き込んだうねりになりつつある。

それは日本沈没の予兆なのか。
それとも日本再生の萌芽なのか。

いまは吹き出物としての新党にすぎない。
しかし、日本の政治と社会を変える大きなムーブメントに高まる可能性がまったくないわけでない。
たちあげれ日本を支援する石原慎太郎都知事は、「年寄りこそこの国の将来を真剣に憂えている」と語気を強めた。

確かに、日本が置かれた状況は厳しさを通り越し、絶望的と呼べよう。

⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。

⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。

                        ◇

このブログで幾度も取りあげた「日本航空(日航、JAL)」の経営破たん。
ようやく再建へ向けて動き出した。
わずか3年の猶予。

事実上、政府が管理する。
ならば、政府もこれにならった措置を自らに講ずるべきだ。
日本の財政は日航よりもっと深刻な状態なのだから、大ナタを振るうしかない。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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