コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

てっぱん

てっぱん総集編、感動の嵐…瀧本美織は見納め!

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織が体当たりの演技を見せ、長丁場のドラマを引っ張った。
体は小さいのに、ブルドーザーのようなエネルギーを持つ。
この子は「役者根性」が備わる。
また、喜びの涙が実によく似合った。
瀧本美織は半年で演技はもちろん、すべての面において大きく成長した。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

祖母・田中初音役の富司純子(ふじ・すみこ)は「命がけでやります」と引き受けた。
制作陣は「ダブルヒロイン」という言葉を用い、大女優を口説いた。
富司純子は、孫くらいの年齢差の瀧本美織をしっかりと盛り立てた。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

「てっぱん」は殺風景な人間関係への挑戦状である。
現代の日常を背景に、非日常的な暴走を繰り返した。
視聴者泣かせ。
距離を置いて考えるのでなく、身を投じて感じるしかない。
単純なストーリーに荒唐無稽の出来事、そして過度のお節介がてんこ盛り!
印象は、ドタバタ喜劇ならぬ「ドタバタ人情劇」。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

当然、「てっぱん」のシナリオ(脚本)は破天荒である。
右へ、左へ、東へ、西へ、目が回る。
役者泣かせ。
台本に従って演じているわけだが、出演者は“無茶振り”と受け止めていたのでないか。
視聴者も役者も汗だくの朝ドラだった。
一番の汗だくは制作陣。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

「てっぱん」のシナリオの破綻というか無理難題に“ツッコミ”を入れてカバーしたのがナレーションを務めた中村玉緒だった。
茶々は朝ドラの盛り上げに一役買った。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

「てっぱん」のオープニングは企画が練り込まれていた。
葉加瀬太郎作曲の「ひまわり」は旋律が美しく、ドラマのなかでさまざまなアレンジがなされた。
「ハバネラ」も名曲。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

近藤良平振り付けの「てっぱんダンス」は踊りが温かく、関西・中国地方を中心に大勢の視聴者を巻き込んだ。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

「ひまわり」も「てっぱんダンスも」もこの朝ドラのテーマ、人同士のふれあいとつながりの世界を豊かに膨らませていった。

前作、松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」が国民的な人気を博し、朝ドラの視聴率の下落に歯止めをかけた。
瀧本美織主演の「てっぱん」はその流れに乗り、勢いを止めなかった。
「東日本大震災」の発生で放送が中断したが、ハプニング連続、泣かせどころ満載の魅力で素晴らしい平均視聴率を残した。
有無を言わせぬ強引なドラマづくりで視聴者を感動の嵐に巻き込んだ。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

その「てっぱん総集編」が5月3日と4日、井上真央主演の「おひさま」に続いて放送される。
前編・後編ともに午前8時15分〜10時。
「てっぱん」の感動のシーンとセリフ、とくに泣き笑いが濃縮された編集になっている。
かならずティッシュを箱ごと用意せよ。
それが無理なら、バケツ。
また、本編になかった映像が加えられるかもしれない。
ファンなら見逃すべきでない。

以下に、「瀧本美織『てっぱん』続編は3年後に本放送か」と題する2011年4月8日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
1週間前の4月2日に放送が終了した。
ヒロイン・村上あかり役を演じた瀧本美織がきょう「スタジオパークからこんにちは」に出演した。
「てっぱんヒロイン 走り切った半年を振り返る」。

現在放送中の朝ドラ「おひさま」はヒロイン・須藤陽子役を演じる井上真央があす登場する。
しかも、引き続いて「土曜スタジオパーク」に出演する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送である。
結局、2日間のスタジオパークで「てっぱん」ヒロインから「おひさま」ヒロインへのバトンタッチが行われる格好。
NHKはよく考えている。

さて、瀧本美織はリハーサルの段階から涙が流れてしまうらしい。
感受性が豊かで、自分が演じる村上あかりはもちろん、登場人物への感情移入が凄い。
祖母・田中初音役を演じた富司純子が本番に残しておいたらとアドバイスを送ったが、涙は枯れるどころか尽きることなくあふれ出た。
涙腺の容量が常人と別物なのだ。
泣き虫女優!

この子は、シナリオ(脚本)がすんなり頭に入るらしい。
記憶力が抜群で、セリフ(台詞)を覚える苦労を味わっていない。
だから、あんなに自然な演技ができるのだろう。
NGが少なかった。
平たく言えば、頭がいい。
今後、亜細亜大学の学生としてキャンパスライフも楽しむ。
大勢の親友ができることだろう。
青春真っ盛り・・・。

                       ◇

ところで、瀧本美織は番組のなかで、「てっぱんは続きがありそうな終わり方をした・・・」と語った。
生活のリズムが一変したこともあり、放送が終了したという実感をなかなか持てないようだ。

確かに「てっぱん」は未解決の問題(?)が山積み状態で幕切れを迎えた。
祖母との関係、実父との関係、彼氏(?)との関係、兄の今後・・・。
朝ドラ視聴者、まして「てっぱん」ファンからすれば、どうもすっきりしない。
最終回のおもな出演者総出による「てっぱんダンス」は明らかに練習不足であり、踊りがこなれていない。
ぜひ撮り直したいところ。

「てっぱん」はシナリオが行き当たりばったり、ハプニングとサプライズの連続だった。
それゆえ、もう1回くらいドラマを展開する材料は十分に残されている。
3年後、通常の半年間の本放送を行えばよい。
この朝ドラは「挑戦」を掲げて制作が進められた。
さんざんやりたい放題だったのだから、スタッフは史上初の快挙(おそらく)を成し遂げる“根性”を示せ!
そうでなくては、こちらもストレスが残る。

なお、最終週「かならず朝は来る」が4月9日(あす)まとめて再放送される。
我が家で見られるNHK総合テレビ。
午後4時10分〜4時55分に第146回〜第148回。
午後5時10分〜5時55分に第149回〜第151回(最終回)。

さらに、GWに「てっぱん総集編」が放送される。
やはりNHK総合テレビ。
前編は5月3日の午前8時15分〜10時。
後編は5月4日の午前8時15分〜10時。
2日ともニュースの中断がある。
「てっぱん」の感動のシーンとセリフ、とくに泣き笑いが詰め込まれた編集になっている。

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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瀧本美織「てっぱん」続編は3年後に本放送か

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
1週間前の4月2日に放送が終了した。
ヒロイン・村上あかり役を演じた瀧本美織がきょう「スタジオパークからこんにちは」に出演した。
「てっぱんヒロイン 走り切った半年を振り返る」。

現在放送中の朝ドラ「おひさま」はヒロイン・須藤陽子役を演じる井上真央があす登場する。
しかも、引き続いて「土曜スタジオパーク」に出演する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送である。
結局、2日間のスタジオパークで「てっぱん」ヒロインから「おひさま」ヒロインへのバトンタッチが行われる格好。
NHKはよく考えている。

さて、瀧本美織はリハーサルの段階から涙が流れてしまうらしい。
感受性が豊かで、自分が演じる村上あかりはもちろん、登場人物への感情移入が凄い。
祖母・田中初音役を演じた富司純子が本番に残しておいたらとアドバイスを送ったが、涙は枯れるどころか尽きることなくあふれ出た。
涙腺の容量が常人と別物なのだ。
泣き虫女優!

この子は、シナリオ(脚本)がすんなり頭に入るらしい。
記憶力が抜群で、セリフ(台詞)を覚える苦労を味わっていない。
だから、あんなに自然な演技ができるのだろう。
NGが少なかった。
平たく言えば、頭がいい。
今後、亜細亜大学の学生としてキャンパスライフも楽しむ。
大勢の親友ができることだろう。
青春真っ盛り・・・。

                       ◇

ところで、瀧本美織は番組のなかで、「てっぱんは続きがありそうな終わり方をした・・・」と語った。
生活のリズムが一変したこともあり、放送が終了したという実感をなかなか持てないようだ。

確かに「てっぱん」は未解決の問題(?)が山積み状態で幕切れを迎えた。
祖母との関係、実父との関係、彼氏(?)との関係、兄の今後・・・。
朝ドラ視聴者、まして「てっぱん」ファンからすれば、どうもすっきりしない。
最終回のおもな出演者総出による「てっぱんダンス」は明らかに練習不足であり、踊りがこなれていない。
ぜひ撮り直したいところ。

「てっぱん」はシナリオが行き当たりばったり、ハプニングとサプライズの連続だった。
それゆえ、もう1回くらいドラマを展開する材料は十分に残されている。
3年後、通常の半年間の本放送を行えばよい。
この朝ドラは「挑戦」を掲げて制作が進められた。
さんざんやりたい放題だったのだから、スタッフは史上初の快挙(おそらく)を成し遂げる“根性”を示せ!
そうでなくては、こちらもストレスが残る。

なお、最終週「かならず朝は来る」が4月9日(あす)まとめて再放送される。
我が家で見られるNHK総合テレビ。
午後4時10分〜4時55分に第146回〜第148回。
午後5時10分〜5時55分に第149回〜第151回(最終回)。

さらに、GWに「てっぱん総集編」が放送される。
やはりNHK総合テレビ。
前編は5月3日の午前8時15分〜10時。
後編は5月4日の午前8時15分〜10時。
2日ともニュースの中断がある。
「てっぱん」の感動のシーンとセリフ、とくに泣き笑いが詰め込まれた編集になっている。

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

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⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

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⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・

20070411-01NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
放送が終了してみると、ヒロインを演じた瀧本美織の明るい涙が日本の朝に“元気”を届けていたことが実感として分かってきた。
さみしい・・・。

その瀧本美織がきょう、NHK総合テレビ「スタジオパークからこんにちは」に出演する。
「てっぱんヒロイン 走り切った半年を振り返る」。
午後1時5分〜1時55分の生放送。
彼女と「てっぱん」のファンにはたまらないタイミングである。
大人っぽくなった彼女の姿が見られるだろう。

                       ◇

「てっぱん」の後は、「おひさま」。
瀧本美織はおそらく番組を見ている。
あすからいよいよ井上真央が登場する。
自分ならこう演じると考えながら楽しむのでないか・・・。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

私は、瀧本美織が「おひさま」のヒロイン・須藤陽子を演じたらどうなるだろうと、ふと思った。
陽子は、女学生から母まで年齢を重ねていく役どころである。
瀧本美織は愛くるしく、いまは童顔なので、25歳くらいが限界か。
「てっぱん」では素に近い役どころをのびのびと演じた。
役者として苦闘するところが見てみたい。
また、顔立ちが戦争を挟んだ激動期向きでない。
女優としての才能が豊かなのは確かだが、この世界で生き残っていくのは大変である。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

瀧本美織は笑顔が素敵で自然であり、まっすぐな性格が伝わってくる。
さらに、それなりに知的な雰囲気をまとっている。
CMの仕事は多くなりそうだ。

余談だが、同じ主演(女優)が上期から下期にそのままなだれ込むのを一度見てみたい。
対照的な時代背景、テーマ、シナリオで・・・。
放送は6カ月だが、撮影はそれより数カ月長い。
物理的・体力的に不可能か。
瀧本美織はエネルギーを持て余している。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

ところで、瀧本美織はリラックスした状態で笑うと、唇の左端(向かって右端)が持ち上がる。
そのとき、強烈な競争心や負けん気が顔をのぞかせる。
そうでなくてはオーディションを勝ち抜けなかったし、まして「てっぱん」を引っ張っていけなかった。
長丁場を乗り切るわけだから、芯が強くないと朝ドラのヒロインは務まらない。

                       ◇

「てっぱん」の心残り。
テーマ曲というか挿入曲というか葉加瀬太郎作曲の「ハバネラ」に突然、イタリア語の歌詞がつき、それをイタリア人のオペラ歌手が歌った。
編曲が素晴らしく、歌唱が見事であり、もう一度聞きたかった。
最終回の放送に期待したが、流れなかった。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

それと、近藤良平振り付けのオープニング「てっぱんダンス」に登場する私の踊りをもう一度見たかった。
自分でいうのも何だが、軽快かつ楽しげである。
確か半年のうち4カ月以上はコンスタントに映っていた。
やはり最終回の放送に期待したが、流れなかった。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
まっすぐな瀧本美織がヒロイン・村上あかり役を務め、短距離走のスピードで中距離を走り切った。
フライング気味の急発進、急加速から、一気にトップスピードに乗った。
突然出現した祖母・田中初音が孫・村上あかりのエンジンに点火したのだ。
こうなると、大ベテラン女優・富司純子でも暴走は止められない。
背中の彫り物も効き目なし。
おいおい・・・。
その証拠にクランクアップ後「期待以上…」と呆れた。

瀧本美織主演の「てっぱん」は、松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」の国民的人気を引き継ぐこともでき、視聴率は近年の朝ドラとしてはとても好調だった。
初回、2010年9月27日に18.2パーセントを記録。
その後も10パーセント台後半と大健闘。
ところが、東日本大震災(日本政府が命名)の影響により放送が休止・・・。

1週間後に再開、「てっぱん」は視聴率がうなぎ登りになった。
当日19日に19.8パーセント、21日に初の20パーセント超え。
そして23日に、「ゲゲゲの女房」が最終回に記録した最高視聴率23.6パーセントに並んだ(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。

最終週「かならず朝は来る」は、この朝ドラを通してもっとも滅茶苦茶な山場。
ちゃぶ台返しを連発!
「てっぱん」のお家芸というか真骨頂なのだが…。
例の出産と結婚、下宿の廃業と土地の売却、お好み焼き屋「おのみっちゃん」の閉鎖と、急展開。
私はついていけない。
そして、祖母・田中初音から孫・村上あかりへの二十歳のバースデープレゼントが「遺言」だった。
そんなアホな・・・。

あれれっ、仕舞いにちゃぶ台が一回転。

「てっぱん」のシナリオ(脚本)の破れかぶれが視聴者におおいに受け入れられた。
3人の作家が関わったらしい。
コラボレーション(共創)だか、分担執筆(分業)だか、私は知らない。
ホームドラマの狂気。
日常劇の非日常性と不連続性。
唖然、愕然のサプライズが世間常識と無難に浸って生きる私たちを激しく揺さぶった。
成功者(水木しげる)の妻の自伝を土台にした「ゲゲゲの女房」と異なり、最終回へ向けた筋書きが読めないことも終盤の視聴率急上昇に寄与した。
「てっぱん」は、すべてに「急」が付く。

                       ◇

なんでそんなにおせっかいなの?

尾道の村上家が発する化け物並みの「愛」が結局、人の誤りや悔い、失敗や挫折をすべて引き受け、食べ尽くしてしまった。
凄すぎる!
初めから終わりまで「てっぱん」のテーマを支えつづけたのは、出来の悪い通奏低音のように流れる村上錠の暑苦しさである。
遠藤憲一の不器用な演技が、視聴率を大きく押しあげた。
間違いない。
その毒を和らげたのが村上真知子の優しさである。
遠藤憲一と安田成美のキャスティングはずばり。

                       ◇

私が「てっぱん」を見たのは、放送開始後しばらく経ってから…。
視聴率は厳しくなっていくと予想した。
無謀なスタートダッシュに、早晩“息切れ”が起こると感じたからだ。
しかし、目立った中だるみも失速もなく駆け抜けた。

「ゲゲゲの女房」が原案という幸運に恵まれたのに対し、「てっぱん」は企画と制作の勝利である。
むろん、オーディションで「瀧本美織」と巡り合えたことも大きい。

私は、瀧本美織の体当たりがすべての出演者の頑張りを引き出したと考える。
朝ドラヒロインの鏡だ。

◆書き加え1(4月5日)

「てっぱん」が終わって数日…。
遠藤憲一の存在は大きかったと思えてくる。

全編を通じ、ボディブローのようにじわじわ効いていった。
泥臭い演技がなければ、「てっぱん」の“愛”が薄っぺらになりかねなかった。
滅茶苦茶なシナリオにリアリティと重さを与えたのは遠藤憲一である。

◆書き加え2(4月5日)

「てっぱん」は4月2日の最終回の放送で、22.0パーセントの平均視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
全体の平均視聴率は17.2パーセント(同)。
近年としては、非常に立派な数字だ。
ちなみに、「ゲゲゲの女房」は18.6パーセント(同)。

松下奈緒が国民的な人気を博し、ヒロインのバトンを受け取った瀧本美織にはかなりのプレッシャーがかかった。
それをはねのけ、大健闘!

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

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⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

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⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

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⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
きょう、総合テレビで最終回の放送が行われる。
ここ2週間ほどのシナリオは文字どおり“出鱈目”。
いくらドラマとはいえ、シナリオ(脚本)上で登場人物をあれほどまでに翻弄していいのか・・・。
出演者はサイコロの目に従って右へ左へ振り回され、東へ西へ動かされる。
全体を通じ、制作陣(スタッフ)が視聴率を取るために渾身のアイデアを出し合い、ぎゅうぎゅうに詰め込んだという印象が残った。
こんなに目まぐるしい日常劇は記憶にない。
私なら暮らしや人生が空中分解する。
画期的な内容だった。

ヒロイン・村上あかりを演じた19歳の新人女優、瀧本美織。
シナリオのせいか、半年間の「てっぱん」で流した涙はバケツ一杯分に達した?
感情移入が大きいにしろ、どうしたらあれほど泣けるのだろうと、私はずっと思っていた。
声を出さないので、正確には「号泣」と呼べない。
しかし、涙がボロボロこぼれる。
ときに両目が滝のもとみたいに見えた。
この辺りが命名の由来か。

瀧本美織は悲しみの涙でなく、喜びの涙、感動の涙がとてもよく似合う。
朝ドラでは笑顔と泣き顔が交互に現れた。
どちらも愛くるしい。

私は朝ドラの熱心な視聴者でない。
忙しく働いており、放送時間帯にあまりテレビの前にいない。
いま過去の朝ドラをぼんやりと振り返っているのだが、ここまで涙を流しつづけた主演(主役)を思い出せない。
瀧本美織は、「涙」の量に関しては歴代ヒロインナンバーワン(第1位)の栄冠に輝くのでなかろうか。
さらに、明るい涙を流せるという点においても・・・。
人柄を特技にしてみせた。

この子は、役者として実に達者である。
努力はもとより「資質」が欠かせない。
天性のものだ。
しかし、妻が瀧本美織は“童顔”なので20歳を過ぎてから壁にぶつかりそうと語った。
このブログで述べたが、私もそうした危惧を抱いている。
20代前半は持ち前のバイタリティでやっていけそうだが、20代半ばが近づくにつれて迷いが生じる?

が、やはりブログで述べたが、タレント(才能)の松下奈緒に対し、役者の瀧本美織という感じ。
本人は難しい時期をケロッと乗り切っていくかもしれない。
女優としての成長が楽しみである。
「てっぱん」は“素”のような役どころだった。
瀧本美織は当面、CMに引っ張り凧になるだろう。

私は数年ぶりにお好み焼きを食べてみたいと思った。
十年前とは言わないが、母が生きていた頃に大家族で楽しんだ。
ところは、横浜市営地下鉄センター北駅のモザイクモール港北5階にあったお好み焼き屋だった。
先日たまたま閉店していることを知った。
この朝ドラがスタートする前だろうか?

◆書き加え1(3月31日)

やはりブログで述べたが、ドラマだけでなく、どんなジャンルでも、つくる側は見る側の十倍、百倍は考えている。

その意味で、制作陣の事情や苦労がストレートに伝わってきた朝ドラだった。
プロデューサー(海辺潔)と演出家(井上剛)、3人の脚本家(作家)は大変だったのでは・・・。
お疲れさま、やっちゃったね、と申しあげたい。

それとも、やりたい放題で楽しかった?

◆書き加え2(4月2日)

最終回を見たら、無性にお好み焼きを食べたくなってきた。
この朝ドラというか制作陣にしてやられた感じで、ひねくれ者の私はどうも面白くない。
革命的な出来だった。

「朝ドラは爆発だ!」。

お好み焼き屋「おのみっちゃん」の店内の壁が取り払われ、かつての台所と食事場所とつながり、親子丼なども食べられる定食屋が加わっていた。
融合か対決か。
孫・村上あかり(瀧本美織)と祖母・田中初音(富司純子)が楽しそうに張り合っている。
下宿屋は廃業した?

フィナーレは、おもな出演者総出による「てっぱんダンス」で締め括った。
最高視聴率は「ゲゲゲの女房」を超えたのでなかろうか。

ちなみに、最終回のオープニングは広島県尾道市・一宮神社の奇祭「ベッチャー祭り」。
撮影のためにわざわざ行ったものでなければ、祭の3日目、11月3日の「練り歩き」だ。
調子のいい太鼓と鐘の音に乗り、鬼神「ベタ」「ソバ」「ショーキー」の面をつけた氏子たちと獅子が、神輿とともに中心街を練り歩き、子どもを追いかけ回して「ササラ」や「祝い棒」で頭を叩いたり体を突いたりする。
一年間の無病息災が叶うと、親は嫌がる幼子を無理やり連れ出す。
江戸時代に流行した疫病の厄除け祭りとして始まったとされる。

◆書き加え3(4月9日)

最終週「かならず朝は来る」の6回分が4月9日に再放送された。
定食屋の名前は「御食事処 田中荘」だった。
意味不明。
下宿屋も続けているのだろうか?

                      ◇◆◇

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富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
あす、総合テレビで最終回の放送が行われる。

先ほど「あさイチ プレミアムトーク」に、田中初音役を務めた富司純子(ふじ・すみこ)が出演し、秘話を披露した。
自身の半生を含めて・・・。
結婚相手の歌舞伎俳優・四代目尾上菊之助(現・七代目尾上菊五郎)とは、1966年のNHK大河ドラマ「源義経」での共演がきっかけだった。
結婚は、長い交際を経た1972年。
長女は女優・寺島しのぶ、長男は歌舞伎俳優・五代目尾上菊之助。

富司純子は「てっぱん」の仕事を引き受けるに当たり、命がけでやりますと答えた。
プロデューサーからは二人ヒロインだと思ってくださいと言われたと明かした。
私でもそう言う。

富司純子は「あさイチ」で柔和な素顔を見せた。
また、この人は話好き。
昔、ワイドショーの司会を務めたくらいだ。
私には任侠映画の看板女優のイメージが強い。
案外、涙もろいのかもしれない。
「てっぱん」の初期の印象的なシーンを振り返り、孫くらい年の離れた瀧本美織の演技に目を潤ませていた。

「あさイチ」が後半に差しかかった頃、背後から瀧本美織が現れた。
富司純子には知らされていなかったようだ。
サプライズの演出。
だいぶ前にクランクアップして以来なので、久しぶりの対面になる。

私は「てっぱん」の初期のシーンを見て、瀧本美織が演技はもちろん、すべての面において大きく成長したと感じた。
長丁場のヒロイン役に体当たりするなかで、多くを吸収していったのだ。
年齢的にもそうした時期。
「あさイチ」に登場した彼女は、立派な女優である。
また、メイクや服装を含めて洗練されてきた。
私服(?)では一層かわいらしくチャーミング。
それと、この子はきれいだと初めて思った。

瀧本美織は等身大の役しかやったことがないので、それとかけ離れた仕事に挑んでみたいと意欲を見せた。
頑張ってほしい。

                       ◇

「てっぱん」と朝ドラのファンのためにも、震災以降の放送分は再放送すべきだ。
「おひさま」の視聴率との兼ね合いがあるのは承知しているが、NHKは決断せよ。
被災地がいくらか落ち着きを取り戻し、電気が通った時期でよい。

                      ◇◆◇

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てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
最終回の放送へ向かい、シナリオ(脚本)は唐突の頂を極めつつある。
ここまで滅茶苦茶だと、それが癖になる視聴者も少なくないと思えてきた。
いまや限界を突き抜けてしまった。
私などは人生や物事が目論見どおり、計画どおりに進んだことが一度もない。
だから支離滅裂な展開が分からないわけでない。
が、それにしても「てっぱん」は凄すぎる。
掟破りの域に達している。

さて、この朝ドラのためにオリジナルの美しい旋律を提供した葉加瀬太郎(はかせ・たろう)。
バイオリニスト(ヴァイオリニスト)ならでは、楽曲は伸びやかで繊細な情感が溢れている。
そこに葉加瀬太郎ならでは、温かさと切なさが込められている。
私は名曲だと思う。
以下は、番組公式サイトによる。

葉加瀬太郎は小学生の頃から朝ドラを見ていた。
「てっぱん」で音楽を担当することになり、とても光栄に思った。
真っ先に思い浮かべたのは瀬戸内海だった。
父の実家が岡山にあり、よく知っていた。
それを地中海と重ね合わせ、「ひまわり」と「Habanera(ハバネラ)」を作曲した。

タイトルは、曲が完成してからつけているそうだ。
葉加瀬太郎が一番好きな花が、ひまわり。
娘の名前も「向日葵(ひまり)」。
オープニングテーマ曲「ひまわり」は自己採点で百点満点とか。
ヒロイン・村上あかりの性格をイメージした。
彼女を演じる瀧本美織にもつながる。
アレンジは、羽毛田丈史。

それに対し、「ハバネラ」は海の光景をイメージした。
瀬戸内海を鳥瞰し、雄大なメロディとフルオーケストラで表現した。
ドラマの挿入曲の概念を変えたいと、ヨーロッパ映画を意識した。
アレンジは啼鵬(ていほう)。

葉加瀬太郎の「ハバネラ」は、「てっぱん」の印象的な場面で静かに、ときにしっかりと流れる。
この朝ドラの世界観を形づくりながら、しかも広げていくテーマ曲である。
2月(?)から突然、歌曲に変わった。
正確に述べれば、新たなバージョンとして加わった。
イタリア語の歌詞がついたのだ。
しかも歌うのは、イタリアのオペラ歌手。

・・・でなく、日本の演歌歌手、川中美幸(かわなか・みゆき)。
「浜勝」を寿(ことぶき)退社した松下小夜子を演じた。
このところ出番がなかった。
新婚世帯の家計の足しにでもなればと考えたのかもしれない。
演歌で鍛えあげた歌唱力は見事!
押さえながら情感と壮大さを融合させた。

なお、ハバネラはタンゴのルーツとなったキューバの民族舞曲。
ビゼーのオペラ「カルメン」の『ハバネラ』、ナポリ民謡の『オ・ソレ・ミオ』などが、その特徴的なリズムを用いている。
19世紀末までに世界に広まった。

                      ◇◆◇

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てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかりを演じる19歳の新人女優、瀧本美織。
彼女と「ダブルヒロイン」と言われたのが、実の祖母・田中初音を演じる大ベテラン女優、富司純子(ふじ・すみこ)だった。
孫くらいの年齢差の瀧本美織をしっかりと盛り立てた。
ちなみに、私はダブルヒロインと思っていない。
あくまで瀧本美織が馬力そして泣き笑いで、この朝ドラを最後まで牽引した。
役者魂というか役者根性というか、見上げたものだ。

富司純子は田中初音を演じるのがわりと難しかったのでないか。
性格がかなりひねくれている。
また、対照的な表情が求められる。
それでも立派にこなしてしまうのは役者としてのキャリアだろう。
若い世代の視聴者は知らないと思うが、東映の任侠女優・藤純子(ふじ・じゅんこ)である。
背中に緋牡丹の刺青を彫ってスクリーンに登場した。
中高年層に熱烈なファンがいるはずだ。

以下に、「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」と題する2010年11月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は10日間ほど仕事に忙殺され、ご無沙汰している。
木曜日、たまたま番組を見た。
例によりストーリーが急展開したようで、私は事情がよく飲み込めない。

瀧本美織が演じるヒロイン・村上あかりが実の祖母・田中初音が封印したお好み焼屋をやりたいと言い出した。
それは昔、自分を生んでくれた母を養うために死に物狂いで切り盛りしていた。
ドラマではずっと「開かずの間」だったところ。

この祖母を演じているのが、富司純子(ふじ・すみこ)。
庶民の瀧本美織と対照的に、血統というか家系が別格。
中高年の邦画ファン、とりわけ任侠映画にのめり込んだ方にはいまでも「藤純子(ふじ・じゅんこ)」のほうがしっくりするだろう。

「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた『緋牡丹博徒』は大ヒットしてシリーズ化された。
やくざ映画にヒロインが誕生。
ついに鶴田浩二、高倉健と並んで“男の東映”の3大スターとなり、観客動員におおいに貢献した。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。
代表作はシリーズ第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』。

昔、フジテレビのワイドショー『3時のあなた』で本名の寺島純子(てらしま・じゅんこ)で司会を務めた。

私が覚えているのは、1989年に名作『あ・うん』で映画に復帰したこと。
この際、新人女優としてスタートしたいと、現在の富司純子に改名した。

私がドラマからしばらく離れているうちに、田中初音は人格が変わったよう。
表情が柔らかくなり、しかもときどきはにかみ笑いを見せる。
村上あかりが祖母の閉ざされた心を開いていったのだろう。
すっかり、かわいい孫を見守るおばあちゃんだ。

祖母は育ての親(遠藤憲一、安田成美)が許すなら、孫がお好み焼屋を始めることを認めようと考えていた。
そして、条件が整い、孫を含めた関係者を呼び集め、突然仕切りはじめた。
富司純子は凛とし、静かな気迫と覚悟が伝わってくる。
空気が一変し、場に緊張感が走る。
本領発揮、任侠女優の凄みを彷彿させる。
一人ひとりの意思を尋ねた。
いよいよ自分の考えを述べるところで、続きはあした。

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◆書き加え1(11月19日)

「話は分かった」。
祖母のこの一言で、村上あかりがお好み焼き屋を開店することが決まった。

私は昼休みの時間だったがバタバタしていて、ろくに見られなかった。

店名は「おのみっちゃん」。
あした開店とか…。
せわしない。

◆書き加え2(11月20日)

「庶民の瀧本美織と対照的に…」と記した。
うかつだった。
本人が漂わせる雰囲気から、私はそう感じた。
役柄のせいかもしれない。

ウィキペディアによれば、小学生の頃からダンスのレッスンなどを受けるためにたびたび上京していたらしい。
余裕のない家庭では不可能。

                      ◇◆◇

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瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
19歳の新人女優、瀧本美織がヒロイン・村上あかりを熱演した。
村上あかりが自分は養子と知るきっかけになった祖母・田中初音が暮らす大阪へ出て、二人でお好み焼き屋を開店して奮闘する物語。
単純なストーリーに荒唐無稽の出来事、そしてさまざまな登場人物のふれあいがこれでもかというくらいに盛り込まれる。
印象は、ドタバタ喜劇ならぬ「ドタバタ人情劇」。
泣かせどころの連続で、視聴率はかなり健闘した。

昨年5月24日の広島県尾道市でのロケ以来、撮影は9カ月に及んだ。
瀧本美織は制服で海に飛び込むシーンに始まり、体当たりの精神で長丁場の収録を駆け抜けた。

先だってクランクアップを迎えたとき、ヒロインを中心に出演者、スタッフが本物の家族みたいになっていた。
最後は、村上家の鉄板ガレージ(?)でお好み焼きを囲むシーンのようだ。
この朝ドラのタイトルからもオープニングからもそうなることは予想できる。
主役の瀧本美織、祖母役の富司純子(ふじ・すみこ)、育ての親役の遠藤憲一と安田成美のほか、柳沢慎吾、森田直幸、京野ことみ、遠藤要、尾美としのりが集まる。

モニターチェックが終わると同時にくす玉が割れ、紙吹雪が舞った。
セレモニーで瀧本美織はやはり号泣。
無事に務め終えた安ど感・達成感・充実感に包まれ、同時にさみしさに襲われた。
育ての母・村上真知子役の安田成美は感涙。
育ての父・村上錠役の遠藤憲一は打ち上げで初めてという、ほろっ。
曲者役が多かったのに、温かいドラマで温かい仲間に囲まれて演技を行えた、自分の役者人生のなかでも思い出に強く残る作品だったと振り返った。
ダブルヒロインと言われた田中初音役の富司純子は、瀧本美織の主演にかける情熱と意気込みをたたえ、期待を上回る頑張りをねぎらった。

予定では「てっぱん」は最終回が3月26日の放送だった。
ところが、大地震の発生により数回の放送が流れた。
どうなる?

◆書き加え1(3月26日)

このブログは、かなり前に書いた。
「てっぱん」は大震災で1週間分(6回分)の放送がずれ込み、最終回は来週土曜日になる。

井上真央がヒロイン・須藤陽子を演じる次の朝ドラ「おひさま」。
テーマ曲「ひまわり」をいただく「てっぱん」の後は、「おひさま」。
予定より1週間遅れ、4月4日に放送が始まる。

NHK朝の連続テレビ小説は昭和36年(1961年)にスタートした。
私が生まれた10年後。
50年間で83作品を数える(「てっぱん」を含む)。
当初、放送期間は半年でなく1年間だった。

私がぼんやりと記憶している作品は1964年の「うず潮」。
おそらく伊那中学校の1年生。
この作品も広島県尾道市が舞台だった。

ところで、「てっぱん」の最終回の放送日、4月2日の午後7時45分から8時57分まで、NHK総合テレビで「連続テレビ小説50年! 〜日本の朝を彩るヒロインたち〜」と題する特別番組が組まれる。
「おひさま」の前人気を高める狙いも込められている。
番組では過去の全作品が紹介される。
当然、すべてのヒロインも…。

私は放送時間の関係で、朝ドラをほとんど見られなかった。
一般的な学生や職業人は皆そうだろう。
が、懐かしい記憶が蘇ってくるかもしれない。

井上真央が出演するようだ。
瀧本美織はコメントが紹介される。
忘れずに視聴したい。

                      ◇◆◇

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中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかり役を生き生きと演じる瀧本美織が、ベテランを含めた出演者を最後まで引っ張った。

この朝ドラの盛り上げに一役買っているのが、中村玉緒のナレーションである。
とくに2月頃から話し方もトーンも変わり、エンジン全開になってきた。
私は、中村玉緒が「てっぱん」のシナリオの破綻というか無理難題に“ツッコミ”を入れ、かなりカバーしていると感じた。
さすが・・・。

以下は、「てっぱん」公式サイトによる。

中村玉緒は、ナレーションは初経験とのこと。
ずっと前からやってみたかった。
ときにドラマや出演者に話しかけるが、出しゃばりすぎてはいけないと戒めた。
あくまで「黒子」を自覚し、全体の邪魔にならないように“さじ加減”に気を配った。
ナレーターと役者の距離感を大切にするため、「てっぱん」の撮影スタジオにほとんど顔を出さなかったようだ。

視聴者はもちろん、出演者の感想が耳に入ってくることがある。
評価が高い。
この朝ドラの人気に貢献している。

                      ◇◆◇

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てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
放送終了まで2週間ちょっとになった11日午後、「東北地方太平洋沖地震」が起こった。
これにより、12日に放送が中断した。
そして、19日に放送が再開した。
1週間分(6日分)が飛んだ。

きのう、午後の時間帯に過去6回分がほぼ連続で放送された。
中断分でない。
おそらく毎週土曜日に放送されていた1週間分の再放送だろう。
本来なら12日。
それがやはり飛んだ。

私は大震災により、3月半ば〜5月に予定されていた企業での講演や研修が中止になった。
つまり、取りやめ。
3社を数える。
また、1社は延期になった。
未曽有の大災害であり、勉強どころでないと判断したのだ。
いずれの企業も業務に深刻な支障が出たり、いわゆる「災害特需」への対応を迫られたり…。

「東北地方太平洋沖地震」による死者は1万人に迫り、1995年1月17日の「阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)」を大きく上回って戦後最悪。
おもに津波被害である。
しかも、警察に届け出のあった行方不明者と合わせると2万人を超えた。
消息が分からない人も大勢・・・。

今回の大震災で私個人が相当な影響を受けているくらいだから、日本全体が混乱しきっている。
社会も経済も生活も…。
が、被災者のことを思えば、皆が我慢しなくてならない。
一日も早い復興を願う。

                       ◇

ところで、「てっぱん」はシナリオが破天荒であり、私は役者泣かせだと思う。
台本(脚本)に従って演じているわけだが、出演者は“無茶振り”に近い受け止め方をしていたのでないか。
ベテランは何とかこなし、若手は体当たりで乗り切った。
皆、汗だく…。

人はだれしも二面性や多面性を持っているにしろ、出演者は表情や仕草、言い方をころっと変えなくてならない。
それが“記号”のように映り、私などは白けてしまう。
あまりに不自然。
シナリオに無理が多いからだ。
これが「てっぱん」の視聴率に幸いしたか?
案外、人気の要因かもしれない。

「てっぱん」の主要キャストのなかで、わりと自然な演技が許されたのはヒロイン・村上あかり役の瀧本美織、育ての親・村上真知子役の安田成美の二人くらいでなかろうか。
とくに19歳の瀧本美織は怖いもの知らずで、まっすぐ、のびのび、はつらつ。
この朝ドラのなかで実際に生き、実際に暮らしているようだった。
演技が達者なこともあり、“素”に見えるほどだ。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

「てっぱん」は放送終了が迫る。
葉加瀬太郎作曲の「ひまわり」を聞けるのも、近藤良平振り付けの「てっぱんダンス」を見られるのも、残りわずか・・・。
前者は旋律が美しく、朝ドラでさまざまなアレンジがなされている。
後者は踊りが温かく、関西・中国地方を中心に大勢の視聴者を巻き込んでいる。

                      ◇◆◇

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安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
だいぶ前にクランクアップし、放送も残すところわずかとなった。
ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織のまっすぐな演技、そしてベテラン出演者のサポートにより視聴率が好調らしい。
瀧本美織が撮影で流した涙の総量はどれくらい?

ところで、この朝ドラで注目されたのが、安田成美の起用だった。
ヒロインの養母・村上真知子役を控えめに演じている。
養父・村上錠役は、朝向きの顔でないと自覚する遠藤憲一。
私は久しぶりに安田成美を見た。
どこか古風な雰囲気を漂わせ、不思議な魅力を秘めており、やわらかな知性をまとう。
ヘアスタイルのせいだけであるまい。
やさしく美しい。
夫は、とんねるずの木梨憲武。

安田成美は昔、NHK朝のテレビ小説「春よ、来い」で1年間ヒロインを演じる予定だった。
脚本家・橋田壽賀子の自伝小説のドラマ化。
が、肉体的・精神的な疲労による体調不良を理由に途中降板。
よくよくのことだ。
中田喜子が急きょ、代役を務めた経緯がある。
私は真相を知らない。
血液型でくくると叱られそうだが、B型はいったんいやになると我慢できない?

あれから歳月が流れ、NHKと和解したのだろう。

                       ◇

2月頃から「てっぱんダンス」に大勢の視聴者が日替わりで登場するようになった。
年齢も職業も実にさまざま。
近藤良平が振り付けたこの踊りは人をハッピーにする。
オープニング映像を楽しみにしている方も多いのでは…。

以下に、「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」と題する2010年11月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

きょうは「勤労感謝の日」。
祝日。
大阪城公園で「第1回てっぱんダンス収録会」が開催される。
NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」の番組公式サイトでの呼びかけ「踊ってみたい人、集まれ!」に応じ、大勢が詰めかけるのでなかろうか。
きっと盛りあがる。
この会場は、私が大阪出張の際にしばしば宿泊するホテルからいつも一望している。

私は仕事に追われ、可憐な瀧本美織がヒロイン・村上あかりを演じる「てっぱん」そのものはなかなか見られない。
テレビをつけていたとしても音声を聞く程度。
しかし、葉加瀬太郎の「ひまわり」が流れ、近藤良平の「てっぱんダンス」が始まると、つい手を止めてしまう。
オープニングが気になって仕方ないのだ。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

私のお気に入りの“踊り手”は以下のとおり。
額の汗をぬぐい、一息つく小学生の男の子。
鰹節(かつおぶし)をひらひらする呉服屋(?)の若女将(?)。
「トン! トン! トン!」のポーズをする魚屋(?)のおっちゃん。
腕を組んで回る若い男女。
実は、この男性は何を隠そう私である。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

作曲も振付も最高!
地元に留まらず周辺、さらに各地から朝ドラ「てっぱん」ファンが駆けつけるのでは…。
元気なら自家用ジェットで大阪城公園へ飛んでいき、パラシュートで踊ってみたい。
このところわが家の物置でホコリをかぶっている。

しかし、私と妻は体調不良。
きょうは二人並んで1時間の入念なボディケアを施してもらう。
日頃の頑張りが足りないせいか、だれも褒めてくれない。
そこで、自らにプレゼントを贈ることにした。
長年の無理がたたり、夫婦ともに体がぼろぼろ…。
とくに仕事と家事をこなしてきた妻が弱っている。

以下に、「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」と題する2010年11月21日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
バイオリニスト・葉加瀬太郎(はかせ・たろう)が手がけたテーマ曲「ひまわり」の美しさ、そして振付師・近藤良平(こんどう・りょうへい)が手がけた「てっぱんダンス」の温かさ。
絶妙な取り合わせ!
楽曲と踊りは傑作である。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

そして、ヒロイン・村上あかり役の「瀧本美織(たきもと・みおり)」が体当たりの演技を見せる。
ちっこいが、大きな情熱とエネルギーがほとばしる。
それと、この子は抜群にうまい。
おまけに感極まって、いつもうるうるしている。
とてもチャーミング!

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

瀧本美織の脇をベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)ががっちりと固める。
説得力の強い中村玉緒(なかむら・たまお)の語りの力も動員し、ハチャメチャなシナリオ(脚本)をほとんどカバーしてしまう。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

すべてが“力技”で成り立つ画期的な朝ドラである。
それもそのはず、テーマ曲「ひまわり」が完成し、それがヒロインのキャラクター(性格)を決定づけた。
シナリオはさらに後工程。
視聴者も強引さに慣れてきた?

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

さて、おとといの昼休み、近藤良平がコンドルズのメンバーを率いてNHKの「金曜バラエティー」に出演し、「てっぱんダンス」の実演・特訓を行った。
私は仕事の途中だったので、テレビ画面をほとんど見られなかった。
会場は中高年が中心だが、全員が立ちあがり一緒に踊りを楽しんだ。
皆、笑顔がこぼれ、幸せそう。

先のブログ「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」で述べたとおり、「てっぱんダンス」は大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
楽曲の高揚と相まって、「鉄板」を介した人々の交流が深まっていく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が深まっていく。

やはり先のブログで、私は「てっぱん」のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかが、この朝ドラが人気を得るうえで大きなカギを握ると述べた。

NHK(制作陣)も同じ考えのようで、総合テレビを中心に、「てっぱんダンス」の一大キャンペーンを展開しはじめた。
枠はミニ番組「NHKプレマップ」。
「てっぱんダンス・ひとり編(2分)」「てっぱんダンス・グループ編(2分)」「てっぱんダンス・全部編(5分)」を12月末まで繰り返し放送するようだ。

おそらく「てっぱん」の前の朝ドラ「ゲゲゲの女房」のヒロイン・松下奈緒(まつした・なお)が紅組司会を務める大みそかの「NHK紅白歌合戦」でピークに持っていこうとしているのでは…。
近藤良平やコンドルズが登場するか。
それどころか紅白の出演者全員が踊るかもしれない。
となると、当然、瀧本美織もうるうるしながら踊ることに…。
かわいいだろうなぁ。

「てっぱん」公式サイトには、振付を担当した近藤良平による「てっぱんダンス(正規版)」の教則映像が公開されており、膨大なアクセスを得ている。
「解説付き」に加え、素人が練習しやすいように左右の「反転版」が用意される。
しかも、それぞれ一人編と二人一組編。
恐ろしく親切である。
さらに、コンドルズ(メンバー)によるアレンジバージョンも用意される。

NHKは本気になり「てっぱんダンス」をはやらせようとしている。

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瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり

私は先々週土曜日(2月19日)、福岡で丸1日の講演だった。
宿泊先の西鉄グランドホテルで早く目が覚めた。
会場が徒歩3分、開始が午前10時なので、時間にかなり余裕がある。
そこで、NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」を久しぶりに見た。

この朝ドラが始まった頃、ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎によるテーマ曲「ひまわり」が真っ先に完成したと知り、私は驚いた。
これが瀧本美織によるヒロイン・村上あかりの性格を決定づけ、そのうえで「てっぱん」のシナリオ(脚本)がつくられていった。
非常に珍しいケース。

私は変だなぁと思ったが、この日ようやく納得した。
ドラマでは、村上あかりの実の父が作曲し、トランペット好きの実の母に贈ったのが「ひまわり」だった。
愛し合っていた二人は何らかの事情で別れたが、すぐに母はヒロインを身ごもっていることを知った。
そして、出産と同時に亡くなった。
当時、ヒロインは母が吹くこの曲をおなかのなかで聞いた。

作曲家の父は村上あかりが娘と知った。
それを告げずに去ったが、母の形見のトランペットを大切にするヒロインに贈ったのはやはり「ひまわり」だった。
この曲を吹く村上あかりは、なぜか懐かしさを感じた。
どこかで聞いたよう・・・。

脚本の強引さが目に余った「てっぱん」。
実の父の出現もあまりに唐突だった。
そして、この日の展開も強引といえなくないが、私は初めてなるほどと思った。
シナリオ作成の当初から、このドラマのクライマックスの一つとして設定されていたのだろう(おそらく)。

私はこの日の深夜、電話で妻から「てっぱん」がクランクアップしたことを教えられた。
2月18日に3月26日放送分の最終回が収録された。
セレモニーでは、瀧本美織は実の祖母役の富司純子とともに大きな花束を受け取った。
昨年5月24日に広島県尾道市のロケからクランクインした。
瀧本美織は約9カ月間の長丁場を乗り切り、共演者や制作スタッフにねぎらわれて号泣…。
お疲れさまでした。

このブログで幾度も述べたが、彼女は非常に達者である。
新人と思えない頑張りだった。

以下に、「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」と題する2010年12月13日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私はすっかりご無沙汰している。
「てっぱん」のファンもさることながら、朝ドラ自体の熱心なファンがいて番組を支えているのだろう。
国民人気を博した松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」の後を受け、高い視聴率でスタートを切った。
私はその後どのように推移しているか知らないが…。

先だって「てっぱん」を久し振りに見た。
といっても、ながら視聴。
間が空いたので、内容が飲み込めない。
もともと骨太の思想というかストーリーのない朝ドラだが…。

私は、この朝ドラのシナリオに疑問を感じてきた。
幾度も述べているが、あまりに強引である。
偶然を脚本上でことごとく必然に塗り替えるやり方は目に余った。

それと、もう一つ。
お好み焼屋の開店は「てっぱん」が半ばを過ぎる年明けに持っていってほしかった。
あくまで個人的な希望。
この朝ドラのゴール辺りに開店が置かれていると思い込んでいた。
3分の2を超える2月くらいがよかったのでは…。

「がんぼたれ(男勝り)」の孫・村上あかり(瀧本美織)と「いけず(意地悪)」の祖母・田中初音(富司純子)の確執は、それなりに見応えがあった。
体当たりの新人女優と百戦錬磨のベテラン女優の演技の取り合わせも面白かった。

二人の間に氷解ムードが漂いはじめてから「おのみっちゃん」の開店に至るまでが一瞬で進行してしまった印象が残っている。
特別なゴールはないはずであり、急ぐ必要はなかったように思う。
制作陣はなにゆえに焦ったのか。

さまざまな人間ドラマが絡み、紆余曲折があって、村上あかりが苦労すればするほど、開店の感動は大きくなった。
私はあれっと拍子抜けした。
失敗では?

この朝ドラには、まだいくつかの山場が用意されているのだろう。
そうでなくては来年3月下旬まで視聴者をとても引っ張っていけない。
ひょっとして「てっぱん」の最後にビッグサプライズが仕込まれているのかなぁ・・・。

「てっぱん」は視聴者の涙を絞り取ることにより続いているドラマである。
そして、主演の瀧本美織はその点において天才的である。
私は歴代のヒロインをすべて知っているわけでないが、彼女に肩を並べる女優を思い出せない。

「てっぱん」は、制作の裏側が透けて見えるのが最大の難点である。
スタッフの立場からは「苦労」ということになるが、お茶の間の視聴者はしらけるかもしれない。

                      ◇◆◇

連続テレビ小説「てっぱん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」とヒロイン・瀧本美織などに関するブログ(一部)は以下のとおり。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2011年1月29日「志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒」はこちら。

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てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突

私は年末にパソコンがクラッシュしてデータが消滅し、いまだに仕事の遅れを取り戻せない。
無理がたたり、疲労の蓄積と腰痛の悪化に苦しんでいる。
背中もずっと鉄板状態。
NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」はすっかりご無沙汰。

だいぶ前、ちらっと見たとき、瀧本美織が鼻声だった。
長丁場のヒロイン役は恐ろしく大変なはずだ。
実際に務めないと、絶対に分からない。
健康管理に万全の注意を払っていても、どこかで体調を崩してしまう。
インフルエンザだろうか・・・。
高齢の富司純子は頑張っている。

1週間ほど前、村上あかりの実の父らしき人物が現れた。
唐突は、この朝ドラの十八番。
制作陣がそうした展開に持っていくだろうと思っていたが、案の定。

視聴者の関心をつなぎ止めるため、ドラマの本流と関係のないハプニングまで仕込むようになった。
「てっぱん」のシナリオ(脚本)は依然として滅茶苦茶である。
出演者が懸命にリアリティを与えている。
視聴率はわりと好調のようだ。

以下に、「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」と題する2010年11月9日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
このところ動きが鈍ってきた。

てっぱんは急発進、急加速で猛ダッシュし、全速力でデコボコ道を突っ走ってきた。
案の定、飛ばしすぎて息切れが起こった。
必要以上に燃料を消費してガス欠になったのか、それともオーバーヒートを起こしたのか。

ようやく1カ月半を過ぎたところ。
先は長い。

                       ◇

ところで、てっぱんには、シナリオ自体の軽さをカバーするために、あちこちに名言が織り込まれている。
それをヒロイン・村上あかり(瀧本美織)の育ての母(安田成美)や育ての父(遠藤憲一)、実の祖母(富司純子)が言うならともかく、本人が発する。
ムリが多い。

私は、先週金曜日の放送で耳にした言葉に感動した。
「親いうもんは、子どもを守るために立ちはだかるもんや」(不確か)。
祖母の言葉を村上あかりが繰り返すシーンである。

父がそうだった。
私は親の反対を押し切って富山から東京に出てきた。
形をつくれるまでは戻れないとの決意で…。
私は虚無感におかされていたが、それでも何とか頑張り、踏みとどまることができた。
今日までやってこられたことを感謝している。

親は子を守るために立ちはだかる。
私がてっぱんを視聴したなかで一番の名言である。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

◆書き加え1(11月5日)

やはり先週金曜日の放送。
猛烈な台風が大阪を直撃し、お好み焼き屋の覆い(おおい)、さらに戸(玄関)を吹き飛ばした。
開かずの間が開いた瞬間である。

てっぱんは、シナリオが強引ということを受け入れなくては見る気になれない朝ドラである。
私は覚悟している。
が、あまりに乱暴。
だれだ、こんな破天荒なアイデアを出したのは?
いや、破れかぶれか…。

瀧本美織は19歳ながら抜群にうまい。
ベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)がしっかりと支えているとはいえ、この子の体当たりの演技と爆発的なエネルギーで持っているような印象だ。

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瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・瀧本美織は「おのみっちゃん」でお好み焼きをいっぱいつくっている。
猛練習を積んだせいか、実に手馴れている。
主婦の経験がある富司純子はもちろん。

きょうはバレンタインデー。
瀧本美織は愛情をいっぱい込めた手づくりチョコを贈る相手はいるのだろうか。
彼女はかわいくて快活。
年頃なので、いても不思議はない。

瀧本美織は自分から気持ちを打ち明けたいタイプか。

男は外に出て働き、女は内(家)にいて守る。
そうした役割分担が薄れ、性差が縮まった。
愛の告白やプロポーズ(結婚の申し込み)は男の側からという時代は終わった。

ちなみに、私は昭和26年生まれの古い人間なので、先に切り出されるのは大嫌い。
何が何でも自分から告げたい。

以下に、「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」と題する2010年11月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は10日間ほど仕事に忙殺され、ご無沙汰している。
木曜日、たまたま番組を見た。
例によりストーリーが急展開したようで、私は事情がよく飲み込めない。

瀧本美織が演じるヒロイン・村上あかりが実の祖母・田中初音が封印したお好み焼屋をやりたいと言い出した。
それは昔、自分を生んでくれた母を養うために死に物狂いで切り盛りしていた。
ドラマではずっと「開かずの間」だったところ。

この祖母を演じているのが、富司純子(ふじ・すみこ)。
庶民の瀧本美織と対照的に、血統というか家系が別格。
中高年の邦画ファン、とりわけ任侠映画にのめり込んだ方にはいまでも「藤純子(ふじ・じゅんこ)」のほうがしっくりするだろう。

「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた『緋牡丹博徒』は大ヒットしてシリーズ化された。
やくざ映画にヒロインが誕生。
ついに鶴田浩二、高倉健と並んで“男の東映”の3大スターとなり、観客動員におおいに貢献した。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。
代表作はシリーズ第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』。

昔、フジテレビのワイドショー『3時のあなた』で本名の寺島純子(てらしま・じゅんこ)で司会を務めた。

私が覚えているのは、1989年に名作『あ・うん』で映画に復帰したこと。
この際、新人女優としてスタートしたいと、現在の富司純子に改名した。

私がドラマからしばらく離れているうちに、田中初音は人格が変わったよう。
表情が柔らかくなり、しかもときどきはにかみ笑いを見せる。
村上あかりが祖母の閉ざされた心を開いていったのだろう。
すっかり、かわいい孫を見守るおばあちゃんだ。

祖母は育ての親(遠藤憲一、安田成美)が許すなら、孫がお好み焼屋を始めることを認めようと考えていた。
そして、条件が整い、孫を含めた関係者を呼び集め、突然仕切りはじめた。
富司純子は凛とし、静かな気迫と覚悟が伝わってくる。
空気が一変し、場に緊張感が走る。
本領発揮、任侠女優の凄みを彷彿させる。
一人ひとりの意思を尋ねた。
いよいよ自分の考えを述べるところで、続きはあした。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

◆書き加え1(11月19日)

「話は分かった」。
祖母のこの一言で、村上あかりがお好み焼き屋を開店することが決まった。

私は昼休みの時間だったがバタバタしていて、ろくに見られなかった。

店名は「おのみっちゃん」。
あした開店とか…。
せわしない。

◆書き加え2(11月20日)

「庶民の瀧本美織と対照的に…」と記した。
うかつだった。
本人が漂わせる雰囲気から、私はそう感じた。
役柄のせいかもしれない。

ウィキペディアによれば、小学生の頃からダンスのレッスンなどを受けるためにたびたび上京していたらしい。
余裕のない家庭では不可能。

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てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかりを演じる瀧本美織のかわいらしさと頑張りもあり、10パーセント台後半の好調な視聴率を維持している。
むろん、富司純子は存在感が抜群だ。

それに加え、私はテーマ曲「ひまわり」を作曲した葉加瀬太郎、そして美しいメロディ(旋律)に合わせて温かい「てっぱんダンス」を振り付けた近藤良平の貢献が非常に大きかったと考えている。
このブログで、「てっぱんダンス」が視聴者をどれくらい巻き込めるかが成否のカギを握ると述べたことがある。

ところで、「てっぱん」のオープニングダンスに登場する顔ぶれが先月半ば(不確か)から多彩になり、しかも変化している。
恥じらいながら踊っている人もいて、なかなか楽しい。

私は近藤良平のファンになったが、花屋として登場しないほうがよいと思う。
素人と何かが違い、不自然な印象が残る。
プロはプロ。
教則ビデオへの出演に留めるべきだ。

以下に、「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」と題する2010年11月8日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
そのオープニングダンス。
私は公式サイトで数十回は見た。
この朝ドラの当初(おそらく)の映像が掲載されている。
視聴者、といっても番組開始前なので一般人の「てっぱんダンス(踊り)」で構成される。
振付・近藤良平の教則ビデオは当然として、これが実にいい。

私は「てっぱん」はときどき見る程度。
しかも仕事をしながら…。
まあ、聞いている。

それでも葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」が流れると、ついテレビの画面に向かってしまう。
オープニングダンスが好きなのだ。
そして、いつも踊り出したくなる。
現実には、慢性の腰痛と背筋痛を抱えており不可能。

てっぱんダンス(踊り)。
なぜ、体の奥が熱くなる?
私は、ようやく謎が解けた。
自分が純粋だった頃を思い出させるからだ。

「純粋」。
それは、人が生きていくためにどこかに置いてきたもの。
こう述べると、いまも純粋な大勢の大人たちに叱られるかもしれないが…。

懐かしく温かい「ひたむきさ」。
近藤良平の振り付けは、そこまで考えられているのだろうか。

あくまで私の場合、映像でカギを握るのは、若い男女の踊り。
腕を組んで回る二人が視聴者かどうかはどうでもよい(うますぎる)。
また、二人が学生か社会人かはどうでもよい(制服みたい)。

せいぜい2〜3秒の映像が自分を揺さ振る。
叶わなかった初恋(こんな言葉はもはや死語か)の記憶がよみがえってくる。
むろん、老若男女が登場するから、このシーンが一段と重みを増すのだ。
私の人生にだってこうした切なくて幸せな時期があった、と…。

都立墨田川高校時代、クラスメートの女の子に夢中になった。
あまりに好きで、性欲の対象にならなかったというのはこのときだけである。
いま思うに、「プラトニックラブ」。
どうだ、参ったか!

⇒2009年11月29日「親を捨てる口実…新聞奨学生物語」はこちら。

私は長らく「ピュア」と無縁。
それを忘れた自分が悲しい。

なお、オープニングダンスで映し出される視聴者は少しずつ変わっている。

二人の映像が消えるとさみしい。
「あそこで踊っている男の子は、私です」と言いたい。

実際の私は二人でも一人でも踊ったことがない。
くぅ〜。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

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瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
長丁場のマラソンを短距離走のスピードで飛び出した。
私は、この朝ドラは早晩、息切れすると考えていた。

ところが、視聴率は10パーセント台後半をキープしており、この数字は大健闘といってよい。
何せシナリオがハチャメチャ、行き当たりばったり、大混乱…。
アイデアフラッシュで脚本をつくっているよう。
そうした面白さもあるのかもしれないが、私はどうも苦手だ。

人気の最大の要因は、ヒロイン・村上あかりを演じる、新人に近い「瀧本美織」の驚異的な頑張りである。
この子はCMにも起用されているが、非常に達者。
笑顔と泣き顔の天才少女。
とくに涙腺は簡単に緩む。
どうしてあんなに泣けるのだろう。

富司純子(ふじ・すみこ)を筆頭に、安田成美や遠藤憲一、竜雷太などのベテラン俳優はそれぞれの持ち味をしっかりと出している。
そして、主役をきちんと支えている。
富司純子は、東映の任侠女優・藤純子(ふじ・じゅんこ)の素顔(?)がときどきのぞく。
緋牡丹の刺青を背負った「お竜」。

それでもやはり、私は瀧本美織の体当たりの演技で「てっぱん」は持ち堪えていると思う。
後ろ髪を上げた首が、おっと思うほど太い。
生命力の強さを感じさせる。
瀧本美織は燃えやすいぞ、と…。

私は年末にパソコンのデータが消滅し、いまだに仕事の遅れを取り戻せない。

以下に、「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」と題する2010年10月27日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織(たきもと・みおり)が体当たりの演技を披露している。
そこに富司純子(ふじ・すみこ)が演じる祖母・田中初音が登場した。
朝ドラでは「がんぼたれ(男勝り)」の孫と「いけず(意地悪)」の祖母が何かにつけて衝突している。
「おばあちゃん」は、あかりに「大家さん」と呼ばせる。
しかし、このところ二人の距離がかなり縮まってきた。

ところで、ネット上にこのドラマの見どころは祖母・田中初音役の富司純子の演技といった指摘があった。
それは違う。
それぞれの出演者が見どころ。

富司純子がそれなりの演技をするのは当たり前。
瀧本美織と、女優としてのキャリアと実績が段違いだ。
比較しては、富司純子に失礼。
孫みたいな年齢の主役をどうもり立てようかと考えながら演じているはずだ。

あえて見どころという言葉を使うなら、「てっぱん」の見どころはヒロイン・村上あかり役の瀧本美織の演技である。

この子はハチャメチャなシナリオ(脚本)を、何とか自分なりにこなしている。
立派だなぁ…。
私はそう思っていた。

が、どうやらそうでない。
ハチャメチャなほうが瀧本美織は生き生きとするのだ。
制作陣の無理難題が好きなのかもしれない。

瀧本美織は燃えやすいぞ、と…。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

◆書き加え1(10月25日)

このブログで以前、瀧本美織は新人女優と記した。

ところが、ウィキペディアによれば、2010年1月公開の映画「彼岸島」で女優デビューを果たしていた。
鳥取敬愛高等学校(私立)在学中だったろう。

朝ドラ「てっぱん」は先が長い。
「本当の地獄は、これからだ。」。

                       ◇

やはりウィキペディアによれば、瀧本美織は本名。

「美しい風景を彩るように、織りなす女の子に育つように」。
この文章はいま一つ意味が分かりにくいが、両親のそうした願いが込められているらしい。

私が意外だったのは、一人っ子。
兄弟(姉妹)が大勢いそう。
まして長女という雰囲気はない。

また、「小さい頃は男子に混ざって遊んでいた行動派」と記されている。
行動派。
う〜ん。

◆書き加え2(10月27日)

開かずの間。

だいぶ前、その鍵が壊れたことがあった。
きょう、その障子が数本の指で破られた。

開かずの間が開こうとしている。

食卓には、村上あかり(瀧本美織)が育ての母から受け継いだ尾道(広島)のお好み焼き。

田中初音(富司純子)から仕込まれた大阪のお好み焼きを二枚看板に、店を開業する日が近づきつつあるのか・・・。

◆書き加え3(12月11日)

富司純子(ふじ・すみこ)。
中高年の任侠映画ファンには「藤純子(ふじ・じゅんこ)」としてお馴染みである。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

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志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒

私は書斎でデスクワークを行うときは、テレビをつけっ放しにしている。
水曜日の深夜、フジテレビで「志村軒」が放送されていた。
正確には、木曜日の未明。
たまたま“ながら視聴”することがある。
ホームページによれば、爆笑ハートフル人情コント。
私はたいていかなり疲れており、このバラエティ番組のたわいなさに癒されたりする。

「志村軒」は、下町のちっぽけなラーメン店「けんちゃんラーメン」が舞台である。
店主は志村けん、妻は優香。
巨乳の森下悠里はやる気のないバイト役。

優香はグラビアアイドル出身で、清潔な印象と細身(?)のボディに似合わず、バストが豊か。
肌は浅黒い。
女の子と呼べる年齢は過ぎたが、かわいらしさは相変わらず。

二人は共演歴が長いせいか息がぴったり合っており、本物の夫婦みたい。
私は志村けんも優香もお気に入り。

また、「志村軒」と路地を挟んだ向かいが「喫茶ポエム」である。
マスターはダチョウ倶楽部の肥後克広、ママはハリセンボンの近藤春菜。
ハリセンボンの箕輪はるかはパート役。

それと、ダチョウ倶楽部の上島竜兵は「けんちゃんラーメン」の常連客。
何の仕事で収入を得ているか不明。

私はダチョウ倶楽部が登場した頃、このグループは2〜3年で消えると考えていた。
ところが、3人はそれぞれ、芸能界に居場所をつくった。
熾烈な生き残り競争をかいくぐり、今日までやってこられたのは立派といえよう。

この番組は以前、下町の運送屋(?)を舞台とした「志村屋です。」だった。
「志村軒」はこれにテコ入れを図った格好。
主力の出演者は変わっていない。
何年続いているのか…。

                       ◇

志村けんといえば、私は昔のザ・ドリフターズを思い出す。
芸達者な男がグループに遅れて入ってきた。
志村けんは加藤茶とコンビで「ヒゲダンス」を踊っていた。
きわめてシンプルな動きしかないので視聴者を飽きさせないのが大変である。
目の使い方や視線を含めた表情のつくり方が実によく工夫されていた。

私は、志村けんと加藤茶がもう少し若ければ、近藤良平が振り付けをした「てっぱんダンス」を踊ってほしい。
二人はどんなダンスに仕立てるだろう。
加藤茶は数年前、三途の川を渡りかけた。

私は人の好き嫌いを表明しないように努めているが、もっとも好きな“男優”の一人が「いかりや長介」。
これは、私のプロフィール情報などに記している。
また、渋谷・松涛で暮らしていた頃、自宅から徒歩3分程の距離に「仲本工事の店」があった。
プロレスラーなどが出入りしていたらしい。
私は居酒屋が苦手で、同店に行ったことがない。

俗悪のレッテルを貼られた「8時だョ! 全員集合」は日本のバラエティ番組史上に名を残した。
いかりや長介の“笑い”にかける執念が凄まじかった。
それ以来、私はザ・ドリフターズのメンバーのファンである。

「志村軒」の最後に視聴者プレゼントとして登場する「けんちゃんラーメン」を食べてみたい。

以下に、「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」と題する2010年10月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
今朝のブログは数日前に記した。
21日の放送で、大家と下宿人が家族のように夕食(?)を囲んでいた。
急展開に唖然…。
私は、いきなり鉄板で引っ繰り返された気分。

村上あかり(瀧本美織)は「日常的な不幸」を「日常的な感動」に変えていく。
それができれば、私たちはどんなに喜びに満ちた毎日を送れるだろう。

先行きに大きな夢や希望を持ちにくい時代だからこそ、「てっぱん」は足もとのささやかな幸福をつかむことの大切さを“お茶の間”に伝えようとしているのかもしれない。

かなり好意的な解釈である。

                       ◇

老いた私は世相やトレンドにうとく、子どもによく笑われる。

ときどき耳にした「スーパーモデル」という言葉が、スーパーのチラシで目玉商品の衣料を着るモデルのことだと教えられた。

「てっぱん」はわりと勉強になる。

                       ◇

「てっぱん」のオープニングダンス。

おそらく視聴者が踊りに参加している。
その様子を眺めていると、踊りは人々を幸せにすることに気づかされる。

葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」と近藤良平の「てっぱんダンス」が素晴らしいことも関係しているのだろう。
顔、顔、顔、にこにこにこ・・・。

「食」も人々を幸せにする。
関西以西では「鉄板」ならなおさらか。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

先だって、知人が悔しそうに語った。
「てっぱんに、やられっ放し」。
ドラマ(シナリオ)がえらく乱暴だと思いながらも、涙を絞られてしまうと…。

制作陣のペースにはまってきた視聴者も少なくない?

ボクチンは男(♂)の子だから泣かない。

                       ◇

時代は変わった。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかりみたいに周囲と果敢に関わろう、深く交わろうとする若者はほとんど見かけなくなった。
まして懐に飛び込むことはしない。

一定の距離を保ち、それを崩さない。

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瀧本美織の愛くるしさ…てっぱんヒロイン

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」と題する2010年10月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロインは村上あかり。

てっぱんには無数のサプライズがあるが、一貫したストーリーがない。
ドラマはハプニングの連続だ。
偶然を仕込むことで、つくられている。

したがって、視聴者は毎日見る必要がない。
連続テレビ小説としての「てっぱん」が抱える最大の弱点である。

スタート時点で好調だった視聴率。
いまはどうか。
また、来年3月まで保てるか。

このブログで幾度か述べたように、瀧本美織は達者だ。
演じようという熱意は、役者の道に進む人なら持っていて当然である。
それに加え、演じる素質に恵まれている。
村上あかり役に体当たりする様子は微笑ましく、私は応援したくなる。

瀧本美織は、ソニー損保の自動車保険のCMに出演している
また、アステラス製薬とファイザーのCMに、心筋梗塞で命を落としかけた徳光和夫と一緒に出演している。
私は2本のスポットが続いたときにたまたま見た。
前者はすぐに彼女と気づいた。
後者は少し間があって彼女と気づいた。
やはり達者だ。
CMの売れっ子になりそう…。

瀧本美織は、朝ドラの大役をやり抜くことに懸命である。
10代なので、突っ走ればよかろう。
先のことなど案じる余裕はない。
同年代のライバルに埋もれず、数年は“女優稼業”を続けていける。

瀧本美織は、愛くるしさとひたむきさが大きな魅力である。
若さの特権。
演技が達者と述べたが、“素”のままでも大勢を虜にできる。
いったいどちらか。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

瀧本美織は、おっちょこちょいでおてんばなイメージが強い。
あくまでも役柄に徹しきった結果?

20代半ばに近づいたとき、どう変わっているだろう。
いまの彼女からは想像しにくい。

が、ふと思った。
瀧本美織は、ぞくぞくするほど女っぽい演技もこなせるのでないか。
切ない女性の役どころ、そしてしっとりとした女性の役どころも…。
相当な可能性を秘めている。

この子に引けを取らない役者の卵が、若い世代にごろごろいるのでは…。

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てっぱん瀧本美織、笑いどころと泣きどころ

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」と題する2010年10月16日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
展開はドタバタ、ストーリーはドロドロ…。
目まぐるしく、暑苦しい。
制作サイドのサービス精神が旺盛であり、毎週何らかの驚きや騒ぎが仕込まれている。
笑いどころと泣きどころが交互に訪れる?

見方を変えれば、視聴者をつなぎ止めるために自転車操業のようなドラマになっている。
「泣き笑い物語」は、前輪が笑い、後輪が泣きである。
この自転車をヒロイン・村上あかり役の瀧本美織(たきもと・みおり)が懸命に漕いでいる。
弾けるような笑顔、ボロボロの泣き顔。
どちらも愛くるしい。
彼女は18歳。
ドラマなのに、どうしてあんなに涙を流せるのか。
ときにグショグショ。

あれっ、ウィキペディアによれば、きょうが誕生日。
1991年10月16日、鳥取市生まれ。
ハッピー・バースデー。19歳。

瀧本美織は非常に達者だ。
そして大変な頑張り屋だ。

昨今は早い段階から役者を目指す人が増えているのだろう。
彼女くらいの演技をこなせる若い子がかなりいるのかもしれない。
競争、そして生き残りが熾烈なわけである。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

                       ◇

村上あかりの育ての父・村上錠役の遠藤憲一がきのう「てっぱん」に続く「あさイチ・プレミアムトーク」に出演した。
うろ覚えだが、朝向きの顔でなくてすみません、のような発言があった。
確かに…。

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瀧本美織、弾ける元気と明るさ…てっぱんヒロイン

私はパソコンクラッシュのアクシデント以降、仕事漬け。
もともと仕事漬けなので、それに輪をかけた状態・・・。
この間、新テーマの講演を何とか3本こなした。
準備不足は否めず、参加者に申し訳なく思う。
それでも、かなりの満足度を得ることができた。
大きな反響があった。

というわけで、私は朝ドラ「てっぱん」をまったく見ていない。
猛烈なスタートダッシュを切った「てっぱん」は、2か月ほどで飛ばしすぎの息切れが目立っていた。
いまはどうなのだろう。
人気や視聴率が気になるが、私は調べる余裕もない。

ヒロイン・瀧本美織はとても愛くるしい。
頑張れ!
クランクアップまで残り1カ月ほどか…。

以下に、「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」と題する2010年10月12日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は予告編を見て、このドラマはフライング気味のスタートを切ると感じた。
初っ端に山場を持ってきた。
最近になって「てっぱん」をちょっと見たが、暴走が止まらない。

尾道の高校を卒業した女の子が大阪へ出てお好み焼き屋を開店する物語である。
たわいがない。
それでも構わないが、視聴者の興味をつなぎ止めるのは容易でない。
そこで、制作サイドとしては毎週どこで泣かせるか、どこで笑わせるか、見せ場をつくらざるをえない。
番組から自転車操業に似た危うさと慌ただしさが漂う。

私は関係者の会議がどのように行われているか知らないが、舞台裏が透けて見えそう…。
どうすれば視聴率を保てるか、サプライズのアイデアフラッシュを重ねてシナリオをつくっていった?
脚本の担当が3人いることも、こうした制作過程と無関係であるまい。
荒唐無稽の展開のつじつまを合わせようとすると、理屈としてのシーンをはめ込むことになる。

ヒロイン・村上あかりと大阪の祖母・田中初音の出会いがそれ。
そして、いきなり出生の秘密を知る。
それも唐突に家に訪ねてきた祖母により暴かれる。
ヒロインを大阪へ行かせるためだ。
案の定、唐突に尾道を飛び出す。
が、頼りにした大阪の就職先は倒産していた。
困り果てたヒロインを祖母が営む下宿屋に投げ込むためだ。
万事がこの調子。

ストーリーはムリを通り越し、ハチャメチャ。
村上あかり役の「瀧本美織」が持つ、弾けそうな元気と明るさで煙に巻けると判断した。
経験豊富な制作陣が新人女優の頑張りに甘えている。
私は、瀧本美織がピエロみたいで、心底かわいそうになった。
この子はとてもよくやっている。
育ての母・村上真知子役の安田成美、父・村上錠役の遠藤憲一の巧みな演技も当てにしている。
今後は田中初音役の富司純子の意地悪な役どころにもたれかかるのだろう。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

「てっぱん」は、絶対ありえない偶然のオンパレードである。
説得力の強い中村玉緒の語りの力で、それを必然に変えてもらう。
やれやれ…。

泣き笑い満載。
ここまでなりふり構わない朝ドラは珍しい。
制作陣は所詮フィクションなので、何をやってもいいと考えているのかもしれない。
てっぱん・村上あかりは、強引・マイウエイ。
ドラマにうとい私でさえ、この展開はさすがに白ける。
最終回まで突っ走るつもりか?

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

私はせめて瀧本美織を応援したい。
美人でないが、とてもかわいいぞ。

◆書き加え1(10月11日)

関係者は、視聴者にこうした印象を与えることを承知のうえで「てっぱん」をつくっている。
きっと確信犯なのだ。
制作サイドの開き直りを感じる。

つくる側は、見る側の十倍どころか百倍、ときに千倍は考えている。

なぜだろう、私はほとんど知らない「藤山寛美」を思い出した。
「上方喜劇」という言葉があった気がする。
「てっぱん」はその流れをどこかで引き継いでいる。
はっきり言って、私は苦手だ。

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葉加瀬太郎・ひまわり…てっぱんテーマ曲

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」と題する2010年10月10日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私はおととい初めて見た。
出張帰りでくたくただったが、つい本気になった。
村上あかり役の「瀧本美織」がとても頑張っている。
新人といっても、それなりの訓練や経験は積んでいるはず。
この子は非常に達者だ。

さて、私がこの朝ドラでもっとも感心したのは、オープニングの音楽の美しさ。
歌詞はないが、素晴らしい。
番組公式サイトによれば、バイオリニスト・葉加瀬太郎が手がけたテーマ曲「ひまわり」。
太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している。
彼が一番好きな花らしい。

それと、だれの振り付けだろう。
オープニングの映像のダンス。
やはり素晴らしい。
お好み焼きの輪郭のなかに映し出される踊りが「てっぱん」の世界を広げていく。
「振付・ダンス 近藤良平」と記されていた。

私は教則ビデオを30回ほど再生した。
本人が自ら踊っており、何度見てもヘンテコな演出、不思議な魅力。
若ければ挑戦してみたい気もするが、体がばらばらになりそう。
大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
これは凄い。

ダンスはむろん「お好み焼き」の調理の過程と、そこにおけるシズルを表現している。
東日本(関東)系の私はほとんど食べたことがなく、ましてつくったことがない。
よく分からないが、引き延ばされる材料、飛び出す炎、返すヘラ、拭う汗、塗るハケ、立ちのぼる湯気と匂い、焼きあがりの歓喜など…。
が、それに留まらない。
楽曲の盛り上がりと相まって、「鉄板」を介した人々の交流があたたかさを増していく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が感じられた。
あれっ、締め括りはひまわり?

近藤良平は、コンテンポラリー・ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する。
ペルー、チリ、アルゼンチンの南米育ちらしく、日本人の発想とどこか違う。
『近藤良平という生き方』という著書が見つかった。

きのうのブログで述べたとおり、「てっぱん」は視聴率が厳しいと予想している。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

先のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかもカギの一つだ。
このオープニングダンスが大阪や尾道でイベントに発展するようなら話は変わってくる。

楽曲とダンスは傑作である。
そのまま「祭」が行えそう。
私は聞き取れなかったが、合いの手(?)もいい。

◆書き加え1(10月10日)

テーマ曲「ひまわり」は太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している、と記した。

実際には、この楽曲が「村上あかり」の性格を決定づけたようだ。
とすると、テーマ曲がシナリオに先行したことになり、珍しいケースでは…。
音楽が素晴らしいわけだ。

◆書き加え2(12月11日)

葉加瀬太郎の美しいテーマ曲「ひまわり」に合わせて踊られる、近藤良平のあたたかい「てっぱんダンス」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

◆書き加え3(12月11日)

連続テレビ小説「てっぱん」で熱演する瀧本美織、好演する富司純子に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

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てっぱんの失敗、瀧本美織の涙

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私はすっかりご無沙汰している。
「てっぱん」のファンもさることながら、朝ドラ自体の熱心なファンがいて番組を支えているのだろう。
国民人気を博した松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」の後を受け、高い視聴率でスタートを切った。
私はその後どのように推移しているか知らないが…。

先だって「てっぱん」を久し振りに見た。
といっても、ながら視聴。
間が空いたので、内容が飲み込めない。
もともと骨太の思想というかストーリーのない朝ドラだが…。

私は、この朝ドラのシナリオに疑問を感じてきた。
幾度も述べているが、あまりに強引である。
偶然を脚本上でことごとく必然に塗り替えるやり方は目に余った。

それと、もう一つ。
お好み焼屋の開店は「てっぱん」が半ばを過ぎる年明けに持っていってほしかった。
あくまで個人的な希望。
この朝ドラのゴール辺りに開店が置かれていると思い込んでいた。
3分の2を超える2月くらいがよかったのでは…。

「がんぼたれ(男勝り)」の孫・村上あかり(瀧本美織)と「いけず(意地悪)」の祖母・田中初音(富司純子)の確執は、それなりに見応えがあった。
体当たりの新人女優と百戦錬磨のベテラン女優の演技の取り合わせも面白かった。

二人の間に氷解ムードが漂いはじめてから「おのみっちゃん」の開店に至るまでが一瞬で進行してしまった印象が残っている。
特別なゴールはないはずであり、急ぐ必要はなかったように思う。
制作陣はなにゆえに焦ったのか。

さまざまな人間ドラマが絡み、紆余曲折があって、村上あかりが苦労すればするほど、開店の感動は大きくなった。
私はあれっと拍子抜けした。
失敗では?

この朝ドラには、まだいくつかの山場が用意されているのだろう。
そうでなくては来年3月下旬まで視聴者をとても引っ張っていけない。
ひょっとして「てっぱん」の最後にビッグサプライズが仕込まれているのかなぁ・・・。

「てっぱん」は視聴者の涙を絞り取ることにより続いているドラマである。
そして、主演の瀧本美織はその点において天才的である。
私は歴代のヒロインをすべて知っているわけでないが、彼女に肩を並べる女優を思い出せない。

「てっぱん」は、制作の裏側が透けて見えるのが最大の難点である。
スタッフの立場からは「苦労」ということになるが、お茶の間の視聴者はしらけるかもしれない。

                      ◇◆◇

連続テレビ小説「てっぱん」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

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第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合

きょうは「勤労感謝の日」。
祝日。
大阪城公園で「第1回てっぱんダンス収録会」が開催される。
NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」の番組公式サイトでの呼びかけ「踊ってみたい人、集まれ!」に応じ、大勢が詰めかけるのでなかろうか。
きっと盛りあがる。
この会場は、私が大阪出張の際にしばしば宿泊するホテルからいつも一望している。

私は仕事に追われ、可憐な瀧本美織がヒロイン・村上あかりを演じる「てっぱん」そのものはなかなか見られない。
テレビをつけていたとしても音声を聞く程度。
しかし、葉加瀬太郎の「ひまわり」が流れ、近藤良平の「てっぱんダンス」が始まると、つい手を止めてしまう。
オープニングが気になって仕方ないのだ。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

私のお気に入りの“踊り手”は以下のとおり。
額の汗をぬぐい、一息つく小学生の男の子。
鰹節(かつおぶし)をひらひらする呉服屋(?)の若女将(?)。
「トン! トン! トン!」のポーズをする魚屋(?)のおっちゃん。
腕を組んで回る若い男女。
実は、この男性は何を隠そう私である。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

作曲も振付も最高!
地元に留まらず周辺、さらに各地から朝ドラ「てっぱん」ファンが駆けつけるのでは…。
元気なら自家用ジェットで大阪城公園へ飛んでいき、パラシュートで踊ってみたい。
このところわが家の物置でホコリをかぶっている。

しかし、私と妻は体調不良。
きょうは二人並んで1時間の入念なボディケアを施してもらう。
日頃の頑張りが足りないせいか、だれも褒めてくれない。
そこで、自らにプレゼントを贈ることにした。
長年の無理がたたり、夫婦ともに体がぼろぼろ…。
とくに仕事と家事をこなしてきた妻が弱っている。

以下に、「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」と題する2010年11月21日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
バイオリニスト・葉加瀬太郎(はかせ・たろう)が手がけたテーマ曲「ひまわり」の美しさ、そして振付師・近藤良平(こんどう・りょうへい)が手がけた「てっぱんダンス」の温かさ。
絶妙な取り合わせ!
楽曲と踊りは傑作である。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

そして、ヒロイン・村上あかり役の「瀧本美織(たきもと・みおり)」が体当たりの演技を見せる。
ちっこいが、大きな情熱とエネルギーがほとばしる。
それと、この子は抜群にうまい。
おまけに感極まって、いつもうるうるしている。
とてもチャーミング!

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

瀧本美織の脇をベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)ががっちりと固める。
説得力の強い中村玉緒(なかむら・たまお)の語りの力も動員し、ハチャメチャなシナリオ(脚本)をほとんどカバーしてしまう。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

すべてが“力技”で成り立つ画期的な朝ドラである。
それもそのはず、テーマ曲「ひまわり」が完成し、それがヒロインのキャラクター(性格)を決定づけた。
シナリオはさらに後工程。
視聴者も強引さに慣れてきた?

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

さて、おとといの昼休み、近藤良平がコンドルズのメンバーを率いてNHKの「金曜バラエティー」に出演し、「てっぱんダンス」の実演・特訓を行った。
私は仕事の途中だったので、テレビ画面をほとんど見られなかった。
会場は中高年が中心だが、全員が立ちあがり一緒に踊りを楽しんだ。
皆、笑顔がこぼれ、幸せそう。

先のブログ「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」で述べたとおり、「てっぱんダンス」は大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
楽曲の高揚と相まって、「鉄板」を介した人々の交流が深まっていく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が深まっていく。

やはり先のブログで、私は「てっぱん」のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかが、この朝ドラが人気を得るうえで大きなカギを握ると述べた。

NHK(制作陣)も同じ考えのようで、総合テレビを中心に、「てっぱんダンス」の一大キャンペーンを展開しはじめた。
枠はミニ番組「NHKプレマップ」。
「てっぱんダンス・ひとり編(2分)」「てっぱんダンス・グループ編(2分)」「てっぱんダンス・全部編(5分)」を12月末まで繰り返し放送するようだ。

おそらく「てっぱん」の前の朝ドラ「ゲゲゲの女房」のヒロイン・松下奈緒(まつした・なお)が紅組司会を務める大みそかの「NHK紅白歌合戦」でピークに持っていこうとしているのでは…。
近藤良平やコンドルズが登場するか。
それどころか紅白の出演者全員が踊るかもしれない。
となると、当然、瀧本美織もうるうるしながら踊ることに…。
かわいいだろうなぁ。

「てっぱん」公式サイトには、振付を担当した近藤良平による「てっぱんダンス(正規版)」の教則映像が公開されており、膨大なアクセスを得ている。
「解説付き」に加え、素人が練習しやすいように左右の「反転版」が用意される。
しかも、それぞれ一人編と二人一組編。
恐ろしく親切である。
さらに、コンドルズ(メンバー)によるアレンジバージョンも用意される。

NHKは本気になり「てっぱんダンス」をはやらせようとしている。

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てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
バイオリニスト・葉加瀬太郎(はかせ・たろう)が手がけたテーマ曲「ひまわり」の美しさ、そして振付師・近藤良平(こんどう・りょうへい)が手がけた「てっぱんダンス」の温かさ。
絶妙な取り合わせ!
楽曲と踊りは傑作である。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

そして、ヒロイン・村上あかり役の「瀧本美織(たきもと・みおり)」が体当たりの演技を見せる。
ちっこいが、大きな情熱とエネルギーがほとばしる。
それと、この子は抜群にうまい。
おまけに感極まって、いつもうるうるしている。
とてもチャーミング!

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

瀧本美織の脇をベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)ががっちりと固める。
説得力の強い中村玉緒(なかむら・たまお)の語りの力も動員し、ハチャメチャなシナリオ(脚本)をほとんどカバーしてしまう。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

すべてが“力技”で成り立つ画期的な朝ドラである。
それもそのはず、テーマ曲「ひまわり」が完成し、それがヒロインのキャラクター(性格)を決定づけた。
シナリオはさらに後工程。
視聴者も強引さに慣れてきた?

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

さて、おとといの昼休み、近藤良平がコンドルズのメンバーを率いてNHKの「金曜バラエティー」に出演し、「てっぱんダンス」の実演・特訓を行った。
私は仕事の途中だったので、テレビ画面をほとんど見られなかった。
会場は中高年が中心だが、全員が立ちあがり一緒に踊りを楽しんだ。
皆、笑顔がこぼれ、幸せそう。

先のブログ「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」で述べたとおり、「てっぱんダンス」は大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
楽曲の高揚と相まって、「鉄板」を介した人々の交流が深まっていく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が深まっていく。

やはり先のブログで、私は「てっぱん」のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかが、この朝ドラが人気を得るうえで大きなカギを握ると述べた。

NHK(制作陣)も同じ考えのようで、総合テレビを中心に、「てっぱんダンス」の一大キャンペーンを展開しはじめた。
枠はミニ番組「NHKプレマップ」。
「てっぱんダンス・ひとり編(2分)」「てっぱんダンス・グループ編(2分)」「てっぱんダンス・全部編(5分)」を12月末まで繰り返し放送するようだ。

おそらく「てっぱん」の前の朝ドラ「ゲゲゲの女房」のヒロイン・松下奈緒(まつした・なお)が紅組司会を務める大みそかの「NHK紅白歌合戦」でピークに持っていこうとしているのでは…。
近藤良平やコンドルズが登場するか。
それどころか紅白の出演者全員が踊るかもしれない。
となると、当然、瀧本美織もうるうるしながら踊ることに…。
かわいいだろうなぁ。

「てっぱん」公式サイトには、振付を担当した近藤良平による「てっぱんダンス(正規版)」の教則映像が公開されており、膨大なアクセスを得ている。
「解説付き」に加え、素人が練習しやすいように左右の「反転版」が用意される。
しかも、それぞれ一人編と二人一組編。
恐ろしく親切である。
さらに、コンドルズ(メンバー)によるアレンジバージョンも用意される。

NHKは本気になり「てっぱんダンス」をはやらせようとしている。

あれ、公式サイトで「踊ってみたい人、集まれ!」という呼びかけが行われている。
第1回「てっぱんダンス」収録会 in 大阪城公園。
私が講演・セミナー講師として幾度も宿泊したホテルから一望できる会場だ。
11月23日、勤労感謝の日に開催される。
大変な人出で賑わいそう。

以下に、「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」と題する2010年11月8日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
そのオープニングダンス。
私は公式サイトで数十回は見た。
この朝ドラの当初(おそらく)の映像が掲載されている。
視聴者、といっても番組開始前なので一般人の「てっぱんダンス(踊り)」で構成される。
振付・近藤良平の教則ビデオは当然として、これが実にいい。

私は「てっぱん」はときどき見る程度。
しかも仕事をしながら…。
まあ、聞いている。

それでも葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」が流れると、ついテレビの画面に向かってしまう。
オープニングダンスが好きなのだ。
そして、いつも踊り出したくなる。
現実には、慢性の腰痛と背筋痛を抱えており不可能。

てっぱんダンス(踊り)。
なぜ、体の奥が熱くなる?
私は、ようやく謎が解けた。
自分が純粋だった頃を思い出させるからだ。

「純粋」。
それは、人が生きていくためにどこかに置いてきたもの。
こう述べると、いまも純粋な大勢の大人たちに叱られるかもしれないが…。

懐かしく温かい「ひたむきさ」。
近藤良平の振り付けは、そこまで考えられているのだろうか。

あくまで私の場合、映像でカギを握るのは、若い男女の踊り。
腕を組んで回る二人が視聴者かどうかはどうでもよい(うますぎる)。
また、二人が学生か社会人かはどうでもよい(制服みたい)。

せいぜい2〜3秒の映像が自分を揺さ振る。
叶わなかった初恋(こんな言葉はもはや死語か)の記憶がよみがえってくる。
むろん、老若男女が登場するから、このシーンが一段と重みを増すのだ。
私の人生にだってこうした切なくて幸せな時期があった、と…。

都立墨田川高校時代、クラスメートの女の子に夢中になった。
あまりに好きで、性欲の対象にならなかったというのはこのときだけである。
いま思うに、「プラトニックラブ」。
どうだ、参ったか!

⇒2009年11月29日「親を捨てる口実…新聞奨学生物語」はこちら。

私は長らく「ピュア」と無縁。
それを忘れた自分が悲しい。

なお、オープニングダンスで映し出される視聴者は少しずつ変わっている。

二人の映像が消えるとさみしい。
「あそこで踊っている男の子は、私です」と言いたい。

実際の私は二人でも一人でも踊ったことがない。
くぅ〜。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

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富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は10日間ほど仕事に忙殺され、ご無沙汰している。
木曜日、たまたま番組を見た。
例によりストーリーが急展開したようで、私は事情がよく飲み込めない。

瀧本美織が演じるヒロイン・村上あかりが実の祖母・田中初音が封印したお好み焼屋をやりたいと言い出した。
それは昔、自分を生んでくれた母を養うために死に物狂いで切り盛りしていた。
ドラマではずっと「開かずの間」だったところ。

この祖母を演じているのが、富司純子(ふじ・すみこ)。
庶民の瀧本美織と対照的に、血統というか家系が別格。
中高年の邦画ファン、とりわけ任侠映画にのめり込んだ方にはいまでも「藤純子(ふじ・じゅんこ)」のほうがしっくりするだろう。

「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子を演じた『緋牡丹博徒』は大ヒットしてシリーズ化された。
やくざ映画にヒロインが誕生。
ついに鶴田浩二、高倉健と並んで“男の東映”の3大スターとなり、観客動員におおいに貢献した。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。
代表作はシリーズ第6作『緋牡丹博徒 お竜参上』。

昔、フジテレビのワイドショー『3時のあなた』で本名の寺島純子(てらしま・じゅんこ)で司会を務めた。

私が覚えているのは、1989年に名作『あ・うん』で映画に復帰したこと。
この際、新人女優としてスタートしたいと、現在の富司純子に改名した。

私がドラマからしばらく離れているうちに、田中初音は人格が変わったよう。
表情が柔らかくなり、しかもときどきはにかみ笑いを見せる。
村上あかりが祖母の閉ざされた心を開いていったのだろう。
すっかり、かわいい孫を見守るおばあちゃんだ。

祖母は育ての親(遠藤憲一、安田成美)が許すなら、孫がお好み焼屋を始めることを認めようと考えていた。
そして、条件が整い、孫を含めた関係者を呼び集め、突然仕切りはじめた。
富司純子は凛とし、静かな気迫と覚悟が伝わってくる。
空気が一変し、場に緊張感が走る。
本領発揮、任侠女優の凄みを彷彿させる。
一人ひとりの意思を尋ねた。
いよいよ自分の考えを述べるところで、続きはあした。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

◆書き加え1(11月19日)

「話は分かった」。
祖母のこの一言で、村上あかりがお好み焼き屋を開店することが決まった。

私は昼休みの時間だったがバタバタしていて、ろくに見られなかった。

店名は「おのみっちゃん」。
あした開店とか…。
せわしない。

◆書き加え2(11月20日)

「庶民の瀧本美織と対照的に…」と記した。
うかつだった。
本人が漂わせる雰囲気から、私はそう感じた。
役柄のせいかもしれない。

ウィキペディアによれば、小学生の頃からダンスのレッスンなどを受けるためにたびたび上京していたらしい。
余裕のない家庭では不可能。

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てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
このところ動きが鈍ってきた。

てっぱんは急発進、急加速で猛ダッシュし、全速力でデコボコ道を突っ走ってきた。
案の定、飛ばしすぎて息切れが起こった。
必要以上に燃料を消費してガス欠になったのか、それともオーバーヒートを起こしたのか。

ようやく1カ月半を過ぎたところ。
先は長い。

                       ◇

ところで、てっぱんには、シナリオ自体の軽さをカバーするために、あちこちに名言が織り込まれている。
それをヒロイン・村上あかり(瀧本美織)の育ての母(安田成美)や育ての父(遠藤憲一)、実の祖母(富司純子)が言うならともかく、本人が発する。
ムリが多い。

私は、先週金曜日の放送で耳にした言葉に感動した。
「親いうもんは、子どもを守るために立ちはだかるもんや」(不確か)。
祖母の言葉を村上あかりが繰り返すシーンである。

父がそうだった。
私は親の反対を押し切って富山から東京に出てきた。
形をつくれるまでは戻れないとの決意で…。
私は虚無感におかされていたが、それでも何とか頑張り、踏みとどまることができた。
今日までやってこられたことを感謝している。

親は子を守るために立ちはだかる。
私がてっぱんを視聴したなかで一番の名言である。

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◆書き加え1(11月5日)

やはり先週金曜日の放送。
猛烈な台風が大阪を直撃し、お好み焼き屋の覆い(おおい)、さらに戸(玄関)を吹き飛ばした。
開かずの間が開いた瞬間である。

てっぱんは、シナリオが強引ということを受け入れなくては見る気になれない朝ドラである。
私は覚悟している。
が、あまりに乱暴。
だれだ、こんな破天荒なアイデアを出したのは?
いや、破れかぶれか…。

瀧本美織は19歳ながら抜群にうまい。
ベテラン女優2人(富司純子、安田成美)、ベテラン男優2人(竜雷太、遠藤憲一)がしっかりと支えているとはいえ、この子の体当たりの演技と爆発的なエネルギーで持っているような印象だ。

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近藤良平てっぱんダンス、あれは私です

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
そのオープニングダンス。
私は公式サイトで数十回は見た。
この朝ドラの当初(おそらく)の映像が掲載されている。
視聴者、といっても番組開始前なので一般人の「てっぱんダンス(踊り)」で構成される。
振付・近藤良平の教則ビデオは当然として、これが実にいい。

私は「てっぱん」はときどき見る程度。
しかも仕事をしながら…。
まあ、聞いている。

それでも葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」が流れると、ついテレビの画面に向かってしまう。
オープニングダンスが好きなのだ。
そして、いつも踊り出したくなる。
現実には、慢性の腰痛と背筋痛を抱えており不可能。

てっぱんダンス(踊り)。
なぜ、体の奥が熱くなる?
私は、ようやく謎が解けた。
自分が純粋だった頃を思い出させるからだ。

「純粋」。
それは、人が生きていくためにどこかに置いてきたもの。
こう述べると、いまも純粋な大勢の大人たちに叱られるかもしれないが…。

懐かしく温かい「ひたむきさ」。
近藤良平の振り付けは、そこまで考えられているのだろうか。

あくまで私の場合、映像でカギを握るのは、若い男女の踊り。
腕を組んで回る二人が視聴者かどうかはどうでもよい(うますぎる)。
また、二人が学生か社会人かはどうでもよい(制服みたい)。

せいぜい2〜3秒の映像が自分を揺さ振る。
叶わなかった初恋(こんな言葉はもはや死語か)の記憶がよみがえってくる。
むろん、老若男女が登場するから、このシーンが一段と重みを増すのだ。
私の人生にだってこうした切なくて幸せな時期があった、と…。

都立墨田川高校時代、クラスメートの女の子に夢中になった。
あまりに好きで、性欲の対象にならなかったというのはこのときだけである。
いま思うに、「プラトニックラブ」。
どうだ、参ったか!

⇒2009年11月29日「親を捨てる口実…新聞奨学生物語」はこちら。

私は長らく「ピュア」と無縁。
それを忘れた自分が悲しい。

なお、オープニングダンスで映し出される視聴者は少しずつ変わっている。

二人の映像が消えるとさみしい。
「あそこで踊っている男の子は、私です」と言いたい。

実際の私は二人でも一人でも踊ったことがない。
くぅ〜。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

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てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織(たきもと・みおり)が体当たりの演技を披露している。
そこに富司純子(ふじ・すみこ)が演じる祖母・田中初音が登場した。
朝ドラでは「がんぼたれ(男勝り)」の孫と「いけず(意地悪)」の祖母が何かにつけて衝突している。
「おばあちゃん」は、あかりに「大家さん」と呼ばせる。
しかし、このところ二人の距離がかなり縮まってきた。

ところで、ネット上にこのドラマの見どころは祖母・田中初音役の富司純子の演技といった指摘があった。
それは違う。
それぞれの出演者が見どころ。

富司純子がそれなりの演技をするのは当たり前。
瀧本美織と、女優としてのキャリアと実績が段違いだ。
比較しては、富司純子に失礼。
孫みたいな年齢の主役をどうもり立てようかと考えながら演じているはずだ。

あえて見どころという言葉を使うなら、「てっぱん」の見どころはヒロイン・村上あかり役の瀧本美織の演技である。

この子はハチャメチャなシナリオ(脚本)を、何とか自分なりにこなしている。
立派だなぁ…。
私はそう思っていた。

が、どうやらそうでない。
ハチャメチャなほうが瀧本美織は生き生きとするのだ。
制作陣の無理難題が好きなのかもしれない。

瀧本美織は燃えやすいぞ、と…。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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◆書き加え1(10月25日)

このブログで以前、瀧本美織は新人女優と記した。

ところが、ウィキペディアによれば、2010年1月公開の映画「彼岸島」で女優デビューを果たしていた。
鳥取敬愛高等学校(私立)在学中だったろう。

朝ドラ「てっぱん」は先が長い。
「本当の地獄は、これからだ。」。

                       ◇

やはりウィキペディアによれば、瀧本美織は本名。

「美しい風景を彩るように、織りなす女の子に育つように」。
この文章はいま一つ意味が分かりにくいが、両親のそうした願いが込められているらしい。

私が意外だったのは、一人っ子。
兄弟(姉妹)が大勢いそう。
まして長女という雰囲気はない。

また、「小さい頃は男子に混ざって遊んでいた行動派」と記されている。
行動派。
う〜ん。

◆書き加え2(10月27日)

開かずの間。

だいぶ前、その鍵が壊れたことがあった。
きょう、その障子が数本の指で破られた。

開かずの間が開こうとしている。

食卓には、村上あかり(瀧本美織)が育ての母から受け継いだ尾道(広島)のお好み焼き。

田中初音(富司純子)から仕込まれた大阪のお好み焼きを二枚看板に、店を開業する日が近づきつつあるのか・・・。

◆書き加え3(12月11日)

富司純子(ふじ・すみこ)。
中高年の任侠映画ファンには「藤純子(ふじ・じゅんこ)」としてお馴染みである。
緋牡丹の刺青を背負った姿は目に焼きついて離れない。
スクリーンいっぱいに凄絶な美しさが漂った。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

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てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
今朝のブログは数日前に記した。
21日の放送で、大家と下宿人が家族のように夕食(?)を囲んでいた。
急展開に唖然…。
私は、いきなり鉄板で引っ繰り返された気分。

村上あかり(瀧本美織)は「日常的な不幸」を「日常的な感動」に変えていく。
それができれば、私たちはどんなに喜びに満ちた毎日を送れるだろう。

先行きに大きな夢や希望を持ちにくい時代だからこそ、「てっぱん」は足もとのささやかな幸福をつかむことの大切さを“お茶の間”に伝えようとしているのかもしれない。

かなり好意的な解釈である。

                       ◇

老いた私は世相やトレンドにうとく、子どもによく笑われる。

ときどき耳にした「スーパーモデル」という言葉が、スーパーのチラシで目玉商品の衣料を着るモデルのことだと教えられた。

「てっぱん」はわりと勉強になる。

                       ◇

「てっぱん」のオープニングダンス。

おそらく視聴者が踊りに参加している。
その様子を眺めていると、踊りは人々を幸せにすることに気づかされる。

葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」と近藤良平の「てっぱんダンス」が素晴らしいことも関係しているのだろう。
顔、顔、顔、にこにこにこ・・・。

「食」も人々を幸せにする。
関西以西では「鉄板」ならなおさらか。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

先だって、知人が悔しそうに語った。
「てっぱんに、やられっ放し」。
ドラマ(シナリオ)がえらく乱暴だと思いながらも、涙を絞られてしまうと…。

制作陣のペースにはまってきた視聴者も少なくない?

ボクチンは男(♂)の子だから泣かない。

                       ◇

時代は変わった。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかりみたいに周囲と果敢に関わろう、深く交わろうとする若者はほとんど見かけなくなった。
まして懐に飛び込むことはしない。

一定の距離を保ち、それを崩さない。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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