コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

出張・交通・宿泊

特急スペーシア個室…走る応接室を独占

先週に続いて今週も仕事が猛烈に押しています。
きょうのブログはごめんなさい。
2009年3月27日「特急スペーシア個室利用体験」をそのまま収めます。

なお、このブログにおいて、私がデジタルカメラで撮影した特急スペーシアの写真について「後ろ姿」と書きました。
しかし、新宿駅と鬼怒川温泉駅の折り返し運転だったことを思い出しました。
となると、前も後ろもないはず。
ヘッドマーク(?)がついていなかったので、後ろ姿と信じ込んでしまいました。

さらに、冷静になると、私がいつも利用している新幹線だって、「のぞみ」という看板をつけているわけでありません。
列車が流線形に変わりスピードを増すなか、それは消える運命でした。

私は年寄りなので、特急や急行というと真っ先にヘッドマークを思い浮かべます。
かなり恥ずかしい間違い。
穴があったら入ります・・・。

このときの乗車では、4人用個室を独り占めしました。
申し訳ないくらい快適でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

スペーシア私は火曜日、講演を行うため、「特急スペーシア(SPACIA)きぬがわ3号」に乗り込んだ。
新宿駅を午前10時35分に出発し、鬼怒川温泉駅に12時38分に到着する。
所要時間は2時間、運賃は往復で3780円。
途中、栗橋駅でJR線から東武線に入る。

私は主催者のご厚意により「個室」をあてがわれた。といっても4人用しかない。
窓やシートなど、すべてがゆったりとした造りであり、さながら「走る応接室」といった趣。
個室収納式ながら、幅広のしっかりとした肘掛も付く。
快適な空間なので、会議や商談も行えよう。
私は部屋を独り占め。
特急券は1500円、グリーン券は6000円。
後者が個室券に相当するのか。

写真は、始発・新宿駅の5番線で撮影した。
気が利かず、後ろ姿。
スペーシア何の電車だか、さっぱり分からない。
特急スペーシアの個室は、4人の家族や仲間のちょっと贅沢な記念旅行に最適である。

水曜日、「特急きぬがわ4号」で戻った。
鬼怒川温泉駅を午前10時36分に出発し、新宿駅に12時48分に到着した。
個室出入り口特急券は2010円。
行きの個室と料金体系が違うのだろうか。

特急スペーシアは1日2往復であり、始発・鬼怒川駅は朝早めか午後遅め。
私はのんびりしたかったので、主催者にお願いし、帰りは通常の特急にしてもらった。
個室シートとシートの間にゆとりがあり、しかも背もたれのリクライニングのほか座面のスライドも行える。
体がラク。

鬼怒川温泉は北関東を代表する観光地の一つだが、私は初めて降り立った。
個室 室内灯駅前の広場は大きい。
その一角の小屋にお年寄りが集まって腰を下ろしていたが、立派な足湯があるのでは?

講演会場の鬼怒川パークホテルズは、駅から徒歩3分。
お断りしたが、主催者がクルマで出迎えてくださる。
鬼怒川温泉駅私の名前の入ったパネルを胸に抱えた方が待合室に立っていて、気恥ずかしい。

私は大勢の参加者を前にし、高いステージ上から 「営業変革講演」を行った。
当日は、主催者にとり取引先との懇親会のはず。
私のような、容赦ない講師が呼ばれるのは珍しい。
現下の大不況を反映した人選だったのか。
物静かに話すと決めていたが、次第に熱を帯びてきた。
終わる頃には怒鳴っていた。
売上低下に歯止めをかけるヒントが得られれば幸い。

演題は以下のとおり。
◆この不況を乗り切る「営業」のあり方
〜その根幹思想と重点ポイント、具体イメージ

きのうお礼の電話を差しあげたところ、主催者が「時間が短すぎました。もったいないことをしました」とおっしゃった。
褒め言葉と受け取ってよい?
実際、1時間半は一瞬で終わった。

私の講演のスタンスは、小学生高学年が理解できること。
参加者を見下しているわけでない。
私の頭が小学生高学年レベルなので、難しい話を行えない。
経営トップや営業幹部の方々の心と頭にどれくらい届いただろう。

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北斗星ロイヤル予約は難しいのか?

先日のブログで、出雲市駅始発の寝台特急「サンライズ出雲」を取りあげました。
といっても、おもに和田創ブログの過去記事です。

⇒2013年9月7日「サンライズ出雲A寝台シングルデラックスの快適」はこちら。

ご存じのとおり、新幹線と空路の拡充、深夜・長距離の高速路線バスの浸透につれ、寝台列車はおおよそ消滅しました。
しかし、例えば、出張は企業の経営環境の悪化につれ、日帰りに切り替わっています。
時間も費用も節約できるためで、世知辛くなるばかり。

私のように仕事での長距離移動の機会が多く、かつ飛行機が苦手なビジネスマンにとり、寝台列車は非常に助かります。
が、現実には、すべての寝台列車が近い将来に運航が打ち切られる運命です(不確か)。
主要路線はもちろん、新幹線の並行路線についても寝台列車を残すか、復活させてほしいと思います。

⇒2012年11月18日「博多駅⇔東京駅に寝台特急を走らせてほしい」はこちら。

さて、寝台列車といえば、私は真っ先に東京駅と札幌駅を結ぶ寝台特急「北斗星」が思い浮かびます。
そして、北斗星といえば、A寝台1人用個室「ロイヤル」が思い浮かびます。
かつては予約が絶望的なほど困難でした。
私は往路も復路もチケット予約(購入)に成功しました。

いまは当時より容易になっているようですが、それでもチケットをすんなり手に入れられない状況は続いています。
寝台特急北斗星が消えないうちにロイヤルに乗っておきましょう。

先週に続いて今週も仕事が猛烈に押しています。
きょうのブログはごめんなさい。
2008年6月1日「北斗星ロイヤルチケット予約のコツ」をそのまま収めます。
なお、あくまで当時のコツにすぎません。
北斗星、とくにロイヤルはチケット予約(購入)に関する状況や方法などが変わっている可能性があります。
インターネットの検索で多くの情報がヒットすると思いますので、最新の内容に当たってください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私は寝台特急北斗星ロイヤルの予約に往復とも成功した。
その方法とは…。

ウェルカムドリンク昨夜、フジテレビで織田裕二主演の「県庁の星」をやっていた。
懐かしい記憶が甦ってきた。
私は今年1月、北斗星ロイヤルで上野駅から苫小牧駅へ向かった。
台風並みに発達した低気圧の影響で4時間半ほど遅れたあげく、手前の函館駅で運転打ち切りになった。
長旅がさらに長旅に…。
その苦痛を和らげてくれたのが、ロイヤルにしかないビデオ放映サービス。
繰り返される2番組のうち、1本は訳が分からなかった。
もう1本は「県庁の星」。
面白かったとはいえ、3回も見るハメに…。
でも、この映画のお陰で退屈を紛らわすことができた。
また、柴咲コウを知った。

函館駅ところで、寝台特急北斗星A寝台1人用個室「ロイヤル」の予約は困難を極めた。
往路も復路も事前申し込みで取れず、第2希望や第3希望を押さえたうえでキャンセルを尋ねた。
ずいぶん電話をかけたが、とくに復路は30回ほど。
オペレータが私の声を覚えてしまった。
お騒がせしました。

ロイヤル予約に関する私なりの結論―。
旅行代理店はもちろん、「緑の窓口」もムリ。
発売時刻の前に足を運ぶことに意味がない。
頼りになるのは、事前申し込みを受け付ける一部の旅行代理店(あらかじめ電話で問い合わせてから出向くこと)。
しかし、これとてもロイヤルは取れない。それ以外の第2希望や第3希望なら可能性はある。
ただし、それでさえ事前申し込みの順番が決め手となる。
1人用・2人用個室チケットの大半が発売時刻に売り切れるからだ。
一瞬でなく、同時!
朝食私のように飛行機が絶対にいやという人は、何でもよいからチケットを確保することが先決である。
A寝台2人用個室「ツインデラックス」。
B寝台2人用個室「デュエット」。
B寝台1人用個室「ソロ」。
2人用個室はシングルユースが可能である。
運賃を除く、寝台料金と特急料金を2人分払えばよい。
参考までに、A寝台1人用個室「ロイヤル」は補助ベッドを使い、ツインユースが可能である。
追加料金はこちら

では、ロイヤルを諦められない人はどうするか?
わざわざJR東日本「ビューカード」に入会する。
スイカと一体なので、普段使える。
チケットの変更は、受け取る前なら1回まで手数料がかからない。
ここの会員専用電話「ビューカードとれTEL」で事前申し込みを行い(やはり順番が決め手)、第2希望や第3希望を押さえたうえで粘り強くキャンセル狙いの電話をかける。
函館駅前私は、このやり方でロイヤル完全制覇!
なお、JR北海道に同じような会員カードや会員サービスがあるはずで、札幌駅など北海道発の北斗星ロイヤルはそちらがよかろう。
つまり、下りはJR東日本、上りはJR北海道に申し込むほうが、わずかでも確率が高いか。

こうしたところの利用を前提とし、なおかつ事前申し込みの順番が1番になるくらいでないと絶望的である。
チケット発売時刻(乗車日の1カ月前の午前10時)でなく、事前申し込み受け付け開始時刻(さらにその1週間前の午前5時30分)の勝負だ。
そこでベストを尽くす。ベストとは「最速」のこと。
それでもなかなか取れないので連日キャンセルを追いかける。
いずれも足を運ばない。
ついては、とくに注意したいタイミング。
発売日の正午から3日ほどはチケットの変動がある。
キャンセル料が跳ね上がるのが乗車日の前日ゆえ、前々日はキャンセルが出やすい。
乗車日の前日の正午から当日の夕方までは乗車の取り止めがある。

ロイヤルにこだわるなら、第2希望や第3希望の予約が取れても、チケットは慌てて受け取らない(すでに述べたように、1回の変更は無料)。
上野駅でチケットを受け取るつもりで、直前までケータイで確認しつづける。
この場合、上野駅までの乗車券を買い求め、いったん改札の外に出なければならない。
それでも予約は難しい。

ロイヤルは1編成に4室。
私が予約を取った半年前は1日2往復、4編成だった。
しかし、現在は1日1往復、2編成である。
上り、下り、各4室の争奪戦!
執念がすべてだ。

私の北斗星ロイヤル予約に関するブログ―。
昨年11月30日「北斗星予約は総力戦!」
12月24日「北斗星ロイヤル、ゲット!」
今年1月6日「寝台特急北斗星3号ロイヤル予約」
1月21日「寝台特急北斗星ロイヤル完全制覇!」

私の北斗星ロイヤル乗車に関するブログ―。
今年1月23日「北斗星ロイヤルで苫小牧へ向かう」
1月24日「北斗星3号での長旅にいやな予感」
1月25日「北斗星3号ロイヤル初体験!」
1月25日「北斗星3号、ご難続き!」
1月26日「北斗星3号、運転打ち切り!」
1月27日「北斗星2号で無事生還!」
1月28日「北斗星2号と3号の違い」
2月2日「カシオペアで北海道旅行」

あなたの成功を祈る。
デジタルカメラを忘れないように…。
若いカップルはあえてA寝台1人用個室ロイヤルを利用するのがよい。
苦労して手に入れたチケットは改札に渡さないこと。
記念にしたいと言えば、持ち帰れる。
私はそうした。



誤解があると失望してしまうので…。
「北斗星ロイヤルは凄い」ということはない。
パーテーションで仕切った部屋は狭いし、設備は安っぽい。
洗面台・トイレ・シャワーもキャンピングカーに及ばない。
それ以前にすべてが老朽化している。
ましてホテルと比べられない。
北斗星の売りであるグランシャリオでの食事とロイヤルのみのルームサービスについても…。

ずばり、予約が取れないから凄いのだ。
ここを分かってほしい。
私は北斗星ロイヤルのチケットを手にし、胸の高鳴りを覚えた。
1人の出張にすぎないが、長時間の乗車は忘れがたい思い出となった。
とても満足している。

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サンライズ出雲A寝台シングルデラックスの快適

私は鉄道が大好きです。
鈍行(各駅停車)、急行、特急、新幹線。
実際に乗るのは新幹線、それも東海道新幹線と山陽新幹線の「のぞみ」がほとんどです。
私の教育指導の仕事が東京を中心に、それ以西の太平洋側の大都市に集中しているからです。

⇒2010年10月13日「のぞみグリーン車の惨状…目を疑う光景」はこちら。

私はタクシーも好きです。
移動が楽なだけでありません。
運転手との会話、たいていたわいない世間話ですが、飽きません。
彼らは職業柄、話材が豊富です。
退屈なホステスの比でありません。
どうかすると移動中、しゃべりづめになります。

私は数年前に視力が極端に落ちて運転をやめましたが、マイカーも好きです。
まとまった休みを取れないので、箱根や熱海などの近場によく(実感はしばしば、実態はときどき)出かけました。

かたや、私は飛行機はもちろん、バスもここ十年ほどまったく乗っていないはずです。
飛行機は怖く、バスは苦手・・・。

長距離移動がもっぱら鉄道になる私は、なかでも「寝台列車」が大好きです。
長時間が苦にならないのでなく、むしろ楽しく感じます。

昨秋、初の山陰出張(講演)の帰路、始発の出雲市駅から寝台特急「サンライズ出雲」に乗車しました。
せっかくの機会なので、出雲大社と竹内まりやの実家「竹野屋(出雲大社正門前)」まで足を延ばす予定でした。
ところが、仕事の都合で1泊分を取り消さざるをえなかったのです。
それはとても心残りでしたが、この寝台特急のおかげで“旅気分”を補うことができました。
サンライズ出雲のA寝台シングルデラックスは快適でもありましたし、熟睡もできました。

⇒2013年9月5日「竹内まりや実家…出雲大社正門前・竹野屋」はこちら。

なお、サンライズ出雲に揺られながら、妻と一緒ならもっと楽しいと思いました(←ホント)。
この場合には、B寝台サンライズツインになります。
B寝台シングルツインという二人でも利用できるシングルも設けられています。
こちらは密着するっきゃないでしょう(←妻と…)。

今週は仕事が猛烈に押しています。
きょうのブログはごめんなさい。
2012年10月11日「サンライズ出雲A寝台1人用個室とかに寿し」をそのまま収めます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

きのうのブログ「彩雲堂の焼き菓子「だんだん」…島根・松江土産」に続いて・・・。

⇒2012年10月10日「彩雲堂の焼き菓子「だんだん」…島根・松江土産」はこちら。

14ベッド01私は大田市駅前の「あすてらす」で木曜日に行われるセミナーに備え、出雲市駅前の「ツインリーブスホテル出雲」に宿泊した。
当初は2泊し、金曜日に「出雲大社」に出かける予定だった。
正門前の「竹内まりや」の実家(老舗旅館「竹野屋」)も見てこようと・・・。

⇒2011年5月26日「竹内まりやを聞く…やわらかな陽射しに包まれる幸せな気分」はこちら。

15洗面ところが、クライアントへの納品仕事に追われ、なおかつ金曜日にコンサルティングの仕事が入った。
急きょ、1泊に変更・・・。

私は大田でのセミナーの終了後に出雲市駅に戻り、始発の「サンライズ出雲」で帰京することになった。
寝台特急がどんどん姿を消しており、結果的に今回の山陰出張で唯一の楽しみに変わった。

16机よし、出雲市駅の名物駅弁「かに寿し」を買い求め、「サンライズ出雲」のA寝台1人用個室(シングルデラックス)でいただこう。
ところが、売り切れとのこと。
売店に「ご予約ください」と書かれていたのは、そのためだった。
朝に見た際、「夕方に取りにきます」と伝えればよかったのだ。
次に訪れる機会があれば、かならずそうする。
非常に心残り・・・。

20通路ドア「サンライズ出雲」での12時間を超える長旅はとても快適だった。
私がかつて乗車した「北斗星」よりも車両がだいぶ新しく、JRが室内(内装)をミサワホームとコラボレーションしたせいだろう。

⇒2008年6月1日「北斗星ロイヤルチケット予約のコツ」はこちら。

「シングルデラックス」ということも関係するのかもしれないが、私は息苦しさをまったく感じなかった。
2階の部屋だったので、大きな窓の上部はムーンルーフの印象。
デスクとイスがよく、パソコンなどでの仕事も存分に行える。
案外、車両の揺れが創造性の発揮にプラスになるようだ。
私は、アイデアの浮かびやすい場所の一つとして、かつては「馬上」が挙げられたことを思い出した。

17シャワーセットこのシングルデラックスには「シャワーカード」が付き、しかも使い切れないほど充実した「アメニティキット」が付く。
私は発車前、検札の車掌から受け取った。
小さな巾着袋(きんちゃくぶくろ)は驚きのアイテム数である。
中身は、タオル、石鹸(ケース入り)、シャンプー、コンディショナー、シャワーキャップ、男性用ヘアトニック・ヘアリキッド・スキンウオーター(化粧水)、洗顔フォーム、歯ブラシ・練り歯磨き、ヒゲソリ、シェービングフォーム、ヘアブラシ、女性用ヘアバンド・コットン・綿棒、ポケットティッシュ、シューシャイン、サニタリーバッグ。
23アメニティグッズなお、中身はそのときどきで変わるのでないか(不確か)。
そして、貸し切りのシャワールームが同じ車両に設けられている。
値段は張るが、一度はシングルデラックスを体験したい。

私の場合、交通費と宿泊費はクライアントや主催者が負担してくれる。
寝台特急を利用すると、後泊の宿泊費がそっくり浮く。
交通費も特急と新幹線のグリーン料金を含めた総額よりもシングルデラックスのほうが安い。

私が山陰(おもに島根)に出かけるには、乗り継ぎの負担がなく移動時間の無駄がない「サンライズ出雲」がベストだろう。
鈍感なので、睡眠も普通に取れる。
多忙な身にうれしい。
おまけに旅行気分も味わえる。
私は山陰が大好きになった。

余談・・・。
私は先月も今月も山陰を特急で移動したが、「米子(よなご)」「安来(やすぎ)」「出雲(いずも)」「大田(おおだ)」など、濁る地名が多い。
読みも難しい。
また、市が少ないせいかどうか分からないが、「出雲市駅」「大田市駅」などの駅名がちょっとした驚きだった。

                      ◇◆◇

山陰出張と「ごうぎん経営者クラブ」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年10月10日「彩雲堂の焼き菓子「だんだん」…島根・松江土産」はこちら。

⇒2012年10月9日「ごうぎんビジネスセミナー、参加者の危機感」はこちら。

⇒2012年10月8日「社長と幹部の営業活動…ごうぎん経営者クラブ講演会」はこちら。

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【サンライズ出雲】A寝台1人用個室と「かに寿し」

きのうのブログ「彩雲堂の焼き菓子「だんだん」…島根・松江土産」に続いて・・・。

⇒2012年10月10日「彩雲堂の焼き菓子「だんだん」…島根・松江土産」はこちら。

14ベッド01私は大田市駅前の「あすてらす」で木曜日に行われるセミナーに備え、出雲市駅前の「ツインリーブスホテル出雲」に宿泊した。
当初は2泊し、金曜日に「出雲大社」に出かける予定だった。
正門前の「竹内まりや」の実家(老舗旅館「竹野屋」)も見てこようと・・・。

⇒2011年5月26日「竹内まりやを聞く…やわらかな陽射しに包まれる幸せな気分」はこちら。

15洗面ところが、クライアントへの納品仕事に追われ、なおかつ金曜日にコンサルティングの仕事が入った。
急きょ、1泊に変更・・・。

私は大田でのセミナーの終了後に出雲市駅に戻り、始発の「サンライズ出雲」で帰京することになった。
寝台特急がどんどん姿を消しており、結果的に今回の山陰出張で唯一の楽しみに変わった。

16机よし、出雲市駅の名物駅弁「かに寿し」を買い求め、「サンライズ出雲」のA寝台1人用個室(シングルデラックス)でいただこう。
ところが、売り切れとのこと。
売店に「ご予約ください」と書かれていたのは、そのためだった。
朝に見た際、「夕方に取りにきます」と伝えればよかったのだ。
次に訪れる機会があれば、かならずそうする。
非常に心残り・・・。

20通路ドア「サンライズ出雲」での12時間を超える長旅はとても快適だった。
私がかつて乗車した「北斗星」よりも車両がだいぶ新しく、JRが室内(内装)をミサワホームとコラボレーションしたせいだろう。

⇒2008年6月1日「北斗星ロイヤルチケット予約のコツ」はこちら。

「シングルデラックス」ということも関係するのかもしれないが、私は息苦しさをまったく感じなかった。
2階の部屋だったので、大きな窓の上部はムーンルーフの印象。
デスクとイスがよく、パソコンなどでの仕事も存分に行える。
案外、車両の揺れが創造性の発揮にプラスになるようだ。
私は、アイデアの浮かびやすい場所の一つとして、かつては「馬上」が挙げられたことを思い出した。

17シャワーセットこのシングルデラックスには「シャワーカード」が付き、しかも使い切れないほど充実した「アメニティキット」が付く。
私は発車前、検札の車掌から受け取った。
小さな巾着袋(きんちゃくぶくろ)は驚きのアイテム数である。
中身は、タオル、石鹸(ケース入り)、シャンプー、コンディショナー、シャワーキャップ、男性用ヘアトニック・ヘアリキッド・スキンウオーター(化粧水)、洗顔フォーム、歯ブラシ・練り歯磨き、ヒゲソリ、シェービングフォーム、ヘアブラシ、女性用ヘアバンド・コットン・綿棒、ポケットティッシュ、シューシャイン、サニタリーバッグ。
23アメニティグッズなお、中身はそのときどきで変わるのでないか(不確か)。
そして、貸し切りのシャワールームが同じ車両に設けられている。
値段は張るが、一度はシングルデラックスを体験したい。

私の場合、交通費と宿泊費はクライアントや主催者が負担してくれる。
寝台特急を利用すると、後泊の宿泊費がそっくり浮く。
交通費も特急と新幹線のグリーン料金を含めた総額よりもシングルデラックスのほうが安い。

私が山陰(おもに島根)に出かけるには、乗り継ぎの負担がなく移動時間の無駄がない「サンライズ出雲」がベストだろう。
鈍感なので、睡眠も普通に取れる。
多忙な身にうれしい。
おまけに旅行気分も味わえる。
私は山陰が大好きになった。

余談・・・。
私は先月も今月も山陰を特急で移動したが、「米子(よなご)」「安来(やすぎ)」「出雲(いずも)」「大田(おおだ)」など、濁る地名が多い。
読みも難しい。
また、市が少ないせいかどうか分からないが、「出雲市駅」「大田市駅」などの駅名がちょっとした驚きだった。

                      ◇◆◇

山陰出張と「ごうぎん経営者クラブ」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年10月10日「彩雲堂の焼き菓子「だんだん」…島根・松江土産」はこちら。

⇒2012年10月9日「ごうぎんビジネスセミナー、参加者の危機感」はこちら。

⇒2012年10月8日「社長と幹部の営業活動…ごうぎん経営者クラブ講演会」はこちら。

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寝台特急北斗星ロイヤル消滅か…東北新幹線延伸

東北新幹線が八戸駅から新青森駅まで延伸され、これで全線が開業した。
38年間、待ちに待った人も少なくないだろう。
「はやて」の最速達列車なら、東京駅と新青森駅を3時間20分で結ぶ。

地元は観光客増加の熱い期待をかかる。
来春、新型車両E5系の「はやぶさ」が登場すると、3時間10分。
大阪(新大阪駅)へ行く感覚に近い。
将来は2時間40分とか…。

来夏、青森ねぶた祭の人出は、踊り手のハネトみたいに跳ねあがろう。
「ラッセラー、ラッセラー」。
私も行きたいなぁ。
5年後に北海道新幹線に接続するらしい。
とりあえず新函館駅まで…。



それにしても3時間ちょっとは、私に言わせれば一瞬である。
なぜなら、大昔、青森駅から数回上野駅に戻ってきたが、すべて夜行列車を利用した(うろ覚え)。
つまり、寝台列車である。
3段ベッドでなかったか。
2段ベッドでなかったと思う。
長旅だった。

東北新幹線の新青森駅延伸により、上野駅と札幌駅を結ぶ「寝台特急北斗星」の利用者が大幅に減る可能性がある。
これまでは仙台以北で降りる人がそれなりにいたが、これからは北海道に渡る人しか乗らなくなるのでは…。
となると、北斗星が消滅するのも時間の問題でなかろうか。
北海道新幹線とつながる前の廃止もありうる?

⇒2008年6月1日「北斗星ロイヤルチケット予約のコツ」はこちら。

⇒2008年1月21日「寝台特急北斗星ロイヤル完全制覇!」はこちら。

寝台特急北斗星は2008年、1日2往復4編成から1往復2編成に減らされた。
そして、まもなく栄光の歴史に幕を閉じようとしている。
A寝台1人用個室「ロイヤル」がプラチナチケットだった時代が懐かしく回想されるのか。

⇒2008年1月25日「北斗星3号ロイヤル初体験!」はこちら。

大阪駅と青森駅を結ぶ「寝台特急日本海」を除き、私が生まれ暮らした北陸地方(新潟県、富山県)でも寝台列車はすべて消えた。
「寝台特急北陸」は打ち切り。
また、夜行列車「急行能登」は臨時運行のみ。

時間をたくさんかけて移動するということは、ある意味でぜいたくだった。
それが許されない、世知辛い世相だ。
あぁ〜。

以下に、「寝台特急北陸、急行能登が消える」と題する2009年12月21日のブログをほとんどそのまま収める。

◇◆◇

金沢駅と上野駅を結ぶ寝台特急「北陸」と急行「能登」は、2010年3月12日に定期運行を終える。
廃止。
そんな記事を一昨日の日本経済新聞の片隅に見つけた。
JR東日本は、車体の老朽化を理由に挙げている模様。

北陸に限らないが、地方と上野を結ぶ「夜行列車」はおおよそ姿を消したのか。
昔は編成がとても長かった。
列車がホームに入ってくるとき、そして自分が乗り込むときには、特有の気分になった。
さまざまな感情が入り交ざり、一言で表せない。
中高年の地方出身者なら、実感として分かってもらえるのでないか。
私は急に寂しくなり、遠い過去をぼんやりと思い浮かべた。



東京・下町生まれの母は疎開先の富山・朝日(泊)で、入善出身の父と出会ったのか?
私は一度も確かめていない。
そうでないとしても、戦時疎開がなければ両親が結ばれることはなかった。

父は恐らく戦後、呉羽紡績の社員として新潟・直江津と長野・伊那で働き、吸収合併により東洋紡績の社員として徳島・小松島で働いた。
そして、職業人生の勝負をかけ、母の父が営む町工場を継ぐつもりで上京した。
しかし、祖父母とうまくやっていけず、追い出された。
私は8カ月足らず、少し遅れて上京した両親は数カ月の東京暮らし。
行き場を失った家族が父の生まれ故郷に戻ったとき、両親は心がすっかり壊れていた。

50歳手前の父は、吉田工業(現YKK。当時は黒部が本社)の嘱託として働いた。
給料は比べられないほど下がったはずだが、世界のYKKに潜り込めただけでも幸せだった。
引っ越し1年後くらいに、呉羽・東洋紡績時代のわずかな中途退職金と貯蓄を投じて入善に建てた家は大失敗だった。
が、だいぶ後に建てた滑川の家はとても気に入っていた。
ごく普通の一軒家だが、両親にとり理想の住まいだった。
両親は、私が17歳から49歳まで30年以上、富山で暮らしたことになる。

私は親不幸の極みで、富山に帰省しなかった。
過ごした期間が短く、友人がいないことも理由の一つ。
最大の理由は、家庭崩壊の時期を思い出したくなかったこと。
私は、学生時代に働いた楽譜専門取次の松沢書店で、北陸地区を数カ月担当した。
月1回の出張の際に、おおよそ入善に立ち寄ったのでは…。
それ以外は3〜4回?
確かな記憶は3回であり、水彩画、痛飲、結婚の披露。
滑川に3〜4回?
確かな記憶は3回であり、妹の結婚、家族との接触、再婚の報告。
これが正しいとすれば、4〜5年に1回戻った。
実家に寄りつかなかったのだ。

まれな帰省の際にわりと利用したのが夜行列車だった。
出張時にも…。
いつ頃からか信越本線・長野経由から上越線・長岡経由に変わった?
何もかもあやふや。
しかし、私は間違いなく寝台特急「北陸」と急行「能登」に幾度か乗った。

このブログの「新聞奨学生物語(連載中)」で、日経育英奨学制度を利用して明治大学へ進学する際に、入善駅から夜行列車に乗り込む光景を書いた。
恐らく1970年3月。
特急は入善駅に止まらない?
となると、寝台特急「北陸」でなく急行「能登」。
これには寝台車両はないはずだから、私は普通の座席で上京したことになる。
驚いた…。

インターネットで少し調べたが、それは急行「能登」でなく急行「黒部」だった?
そんな名前の夜行列車があったかもしれない。
やはり寝台車両はないようだ。

寝台特急「北陸」と急行「能登」はまもなく通常運行が打ち切られる。
それにつれ、私は若い頃の思い出まで奪われる感慨にとらわれた。
北陸や東北など、年配の地方出身者にとり、夜行列車は特別な存在だった。
我が身を振り返っても、人生の節目、節目に夜行列車が関わっている。
…廃止の知らせは、切ない。

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のぞみグリーン車の惨状…目を疑う光景

先週月曜日、東京駅始発の「のぞみ51号」が午後9時44分、終着博多駅へ。
私は10号車に乗っていた。
昔は喫煙可能なグリーン車である。
いまは喫煙ルームが設けられており、座席でタバコを吸うことはできない。
のぞみは全車(全列車・全車両)禁煙か。

のぞみ実は一つ手前の小倉駅で、この車両に乗客は私一人になった。
それは日本の景気の惨状でもあろう。
私は記念(?)に、目を疑う光景をデジタルカメラに収めた。
車内が暗く、しかも揺れているのでピントは甘い。
私がカメラを構えると、人がだれも写らない(当然)。
気味が悪い。
リーマンショック直後よりもひどい。

私は幸いにも講演やセミナーの主催者が交通機関のチケットを手配してくれる。
すべてグリーン車。
現地では必要に応じてタクシー。
ありがたい。

                       ◇

長らく「貧富の格差」が言われてきた。
最近感じるのは、カネのない金持ちが増えていること。
つまり金持ち自体が減り、さらに金持ちのカネが減る。
クラブなど水商売が振るわないことから察せられるとおり、浮いたカネがどこかへ消えた。

日本の産業に大きな影響を及ぼすクルマ業界。
何せすそ野が広い。
「エコカー補助金」が打ち切られ、販売が一気に落ち込んだ。
製造ラインの停止が再び相次ぎそう。
追い討ちをかけるように円高が急激に進んでいる。
1ドル70円台間近。

下期は経営も雇用も悪化するのでないか。

◆書き加え1(10月14日)

私は疲れているのか、ボケてきたのか、それとも両方か?
「1ドル70円台間近」は「80円台」の誤り。

たったいまテレビに速報が流れ、円が対ドルで「80円台に突入」。
ここまで急激な円高は予想できなかったはずであり、輸出型企業(メーカー)は大変だ。
決算に相当な影響が出そう。

◆書き加え2(10月16日)

やはり私はボケていた。

「1ドル70円台間近」や「1ドル80円台間近」という表現が混乱のもと。
「台」が分かりづらい。

「1ドル80円割れ間近」と記せばよかった。

ホント、恥ずかしい。

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石原裕次郎が愛した隠れ家…タカクラホテル

私は先々週、3泊4日の福岡出張。
宿泊先は、私がもっとも気に入っている「タカクラホテル福岡」。
決して贅沢でないが、館内も室内もとても快適であり、なおかつ落ち着く。
ハードな合宿研修(セミナー)だったが、この環境のお陰で私は乗り切ることができた。
体調が最悪だった。

さて、水曜日に博多駅に着き、タクシー乗り場へ。
昔、個人タクシーに乗り込み、行き先をきちんと伝えたにもかかわらず、「ホテルオークラ福岡」に連れていかれた。
運転手は70代半ばくらいの高齢者だった。

それ以来、私は念を押すようになった。
すると、40代の運転手がタカクラホテル福岡について尋ねてきた。
私が好きだと答えると、「石原裕次郎のお気に入りだったのですよ」。
何か事情がないかぎり、このホテルを選んだらしい。

分かるなぁ、石原裕次郎の気持ちがいくらか…。
役者(俳優)は、つねに人目を意識せざるをえない商売である。
まして昭和最大のスターだ。

タカクラホテル福岡はこじんまりしており、しかも繁華街から外れている。
旅先なのに、自宅に戻ってきたような癒しが得られる。
気取らなくてよく、心から寛げたのでないか。
石原裕次郎が愛した隠れ家…。

タカクラホテル福岡は、宿泊客の満足度が非常に高い。
地元の名門中の名門だ。

                      ◇◆◇

石原裕次郎、美空ひばり、吉永小百合、高倉健に関するブログは以下のとおり。

⇒2009年12月6日「石原裕次郎と木村拓哉、孤独の宿命」はこちら。

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鬼怒川パークホテルズ宿泊体験

鬼怒川温泉駅私は火曜日、講演も宿泊も鬼怒川パークホテルズ
時間的には講演終了後に自宅に戻れるが、腰と背中を痛めていたこともあり、またせっかくの機会なので、主催者のご厚意に甘えて泊まらせていただく。
観光ホテルだから、原則として一人は受け付けないはず。
講演の参加者も同宿。

木心亭ホテルに入ると、ロビーの近くの食事処で昼食が出された。
私は簡単なお弁当くらいに考えていたが、贅沢。
おなかが膨れた。

部屋その後、部屋に通される。
離れの「木心亭(きしんてい)」
2間続きの立派な和室で、すっかり恐縮してしまった。
貧乏性の私一人には広すぎる。
しかもご丁寧に露天風呂が付く。
露天風呂これは嬉しかった!
私は腰と背中を痛めていたので、講演前、講演後、そして翌朝の3回浸かった。
熱い風呂が苦手な私も難なく入れる温度設定だったので、とてもくつろげた。
お陰で、溜まった疲れやコリがかなり取れた。

部屋夕食は豪勢なコース料理。
私のような年寄りには食べきれないボリュームがあり、ご飯を断った。
お決まりの天ぷらも含まれるが、普通は冷たい。
ここは仲居さんが素材の注文を聞いてくれ、すぐそばで料理人が揚げてくれる。
いい趣向だと思う。
すっかりご馳走になってしまった。
翌日の朝食も…。

露天風呂仲居さんに尋ねたら、鬼怒川温泉のトップシーズンは紅葉の季節とのこと。
それと、新緑の季節も盛りあがるらしい。
年配客を中心に、根強いリピーターがついているのか。
私がお世話になった鬼怒川パークホテルズは、修学旅行生を取らない。
館内の落ち着きを大切にしている。
家族や親しい仲間と時間を忘れてくつろぐには、とてもよいだろう。

                       ◇

部屋私は痛み止めと筋肉弛緩剤、シップとカイロが手放せない状態が続いている。
フロントの女性が、きつく締めた腰痛ベルトを見て、気の毒がった。
駅までクルマで送ってくださるとの申し出を丁寧にお断りした。

部屋私は仕事で出かけたのに、温泉旅行の気分を満喫することができた。
素晴らしい思い出。
主催者とホテルに心より感謝申しあげる。

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2009年4月公開講座

特急スペーシア個室利用体験

スペーシア私は火曜日、講演を行うため、「特急スペーシア(SPACIA)きぬがわ3号」に乗り込んだ。
新宿駅を午前10時35分に出発し、鬼怒川温泉駅に12時38分に到着する。
所要時間は2時間、運賃は往復で3780円。
途中、栗橋駅でJR線から東武線に入る。

私は主催者のご厚意により「個室」をあてがわれた。といっても4人用しかない。
窓やシートなど、すべてがゆったりとした造りであり、さながら「走る応接室」といった趣。
個室収納式ながら、幅広のしっかりとした肘掛も付く。
快適な空間なので、会議や商談も行えよう。
私は部屋を独り占め。
特急券は1500円、グリーン券は6000円。
後者が個室券に相当するのか。

写真は、始発・新宿駅の5番線で撮影した。
気が利かず、後ろ姿。
スペーシア何の電車だか、さっぱり分からない。
特急スペーシアの個室は、4人の家族や仲間のちょっと贅沢な記念旅行に最適である。

水曜日、「特急きぬがわ4号」で戻った。
鬼怒川温泉駅を午前10時36分に出発し、新宿駅に12時48分に到着した。
個室出入り口特急券は2010円。
行きの個室と料金体系が違うのだろうか。

特急スペーシアは1日2往復であり、始発・鬼怒川駅は朝早めか午後遅め。
私はのんびりしたかったので、主催者にお願いし、帰りは通常の特急にしてもらった。
個室シートとシートの間にゆとりがあり、しかも背もたれのリクライニングのほか座面のスライドも行える。
体がラク。

鬼怒川温泉は北関東を代表する観光地の一つだが、私は初めて降り立った。
個室 室内灯駅前の広場は大きい。
その一角の小屋にお年寄りが集まって腰を下ろしていたが、立派な足湯があるのでは?

講演会場の鬼怒川パークホテルズは、駅から徒歩3分。
お断りしたが、主催者がクルマで出迎えてくださる。
鬼怒川温泉駅私の名前の入ったパネルを胸に抱えた方が待合室に立っていて、気恥ずかしい。

私は大勢の参加者を前にし、高いステージ上から「営業変革講演」を行った。
当日は、主催者にとり取引先との懇親会のはず。
私のような、容赦ない講師が呼ばれるのは珍しい。
現下の大不況を反映した人選だったのか。
物静かに話すと決めていたが、次第に熱を帯びてきた。
終わる頃には怒鳴っていた。
売上低下に歯止めをかけるヒントが得られれば幸い。

和田創 講演メニュー演題は以下のとおり。
◆この不況を乗り切る「営業」のあり方
〜その根幹思想と重点ポイント、具体イメージ

きのうお礼の電話を差しあげたところ、主催者が「時間が短すぎました。もったいないことをしました」とおっしゃった。
褒め言葉と受け取ってよい?
実際、1時間半は一瞬で終わった。

私の講演のスタンスは、小学生高学年が理解できること。
参加者を見下しているわけでない。
私の頭が小学生高学年レベルなので、難しい話を行えない。
経営トップや営業幹部の方々の心と頭にどれくらい届いただろう。

                       ◇

月刊トップセミナーなお、『月刊トップセミナー』では、経営革新や営業変革に役立つ10分前後の講演動画を無料でお届けしている。
お申し込みはこちら(条件あり)

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2009年4月公開講座

かんぽの宿光、頑張る!

私は山口県光市から戻った。
「ひかり」と読む。
実は、山口県は九州へ渡る途中で数え切れないほど通っているが、降りたのは初めて。
これまでに新山口駅の近くで幾度か研修を行ったが、それは社員が講師を務めた。

山陽新幹線に乗った方なら分かると思うが、トンネル区間が非常に多い。
とくに広島を過ぎて小倉に着くまでの印象が、私について言えば薄い(地元の方、ごめんなさい)。
もうすぐ九州という気持ちが強くなり、山口県に関心が向かいにくいのかもしれない。

さて、水曜日に広島まで「のぞみ」、そして徳山まで「こだま」、さらに光まで在来線(山陽本線)で行く。
光は逆方向に戻り、3駅目。
人口が5万5千人の静かな小都市。
母子殺害事件を真っ先に思い浮かべる方もいるだろう。
地元にとっても不幸な出来事だった。

さて、私は九州生産性本部から研修の仕事をいただき、駅からクルマで20分弱の「かんぽの宿光」に宿泊した。
部屋から瀬戸内海とそこに浮かぶ島々が臨めるリゾートホテルである。
1日目は曇天、2日目は外食で見逃したが、落陽が美しいそうだ。
たまたまなのか気温が高かった。
また、海の光を映し出すせいか、空が明るい。
仕事で訪れたとはいえ、温暖な気候と海の眺望で心が癒された。
晴天だと、四国は見える?

ところで、フロントとレストランの方が丁寧というか親切というか、驚いた。
私はヘビースモーカーのくせに、タスポを持っていない。
売店の方が自販機の扉を進んで開けてくれた。

かんぽの宿は長らく大幅赤字を出し、一括売却が焦点になっている。
噂では光も赤字らしいが、ホテルをよくして客を増やそうとする従業員の気持ちがひしひしと伝わってきた。
夕食の会席、朝食のバイキングは品数も味もそれなり。
価格を考えると、かなりの満足を得られるはず。
スポーツランドも併設されており、家族連れなどに最適。
私は頑張れと言いたくなった。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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