コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

不況

社長は社員の顔が利益に見えたりコストに見えたり

社長は、好況期には社員の顔が「利益」に見えてくる。
だから、「人を取ろう」と焦る。
が、不況期には社員の顔が「コスト」に見えてくる。
だから、「人が多すぎる」と嘆く。
“身勝手”なのは確かだが、ある意味で健全な発想といえよう。

社員は、こうした社長の気持ちを分かったうえで、やみくもに頑張るのでなく、考えながら働く。
あるいは、働き方を考える。
そうでないと、長い職業人生で自分と愛する家族の生活を守り抜くことができない。



私が営業立て直し・業績テコ入れに関するコンサルティングや講演(研修)を行う際には、第1に「社員」、第2に「顧客」を大切にする。
「社長」の順位は低い。
とくに創業社長は自分がつくりたくて会社をつくっており、ほとんど案じない。
もちろん、カネを出すという決断を下してくれたことに、感謝の念は忘れない。

そもそもチームがずっとBクラスに低迷していたら、上の責任である。
私は、社員が営業活動に誇り高く生き生きと取り組めるように全力を尽くす。
ならば、おのずと収益はついてくると“楽観”している。
私は業績を気にかけない。

なお、CS(顧客満足)よりES(社員満足)。
幸せでない社員が顧客を幸せにするというのは難しいと考える。

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仕事がない…何と愚かな言葉だろう

「仕事がない」。
何と愚かな言葉だろう。

仕事がないと嘆くのは営業担当者だけでない。
営業部・課長、営業所長などの営業管理者も…。
さらに、社長など取締役も…。

これほど意識が低いと、業績は低迷するに決まっている。
しかし、私がコンサルタントとして乗り込んだ経験では、そうした職場が珍しくない。
遅かれ早かれ潰れる。

経済は20年前に成長期が終わり、成熟期に入った。
いまや飽和市場を通り越し、縮小市場である。
もはや仕事などない。
この先はもっとない。
仕事とはつくるもの。

会社の業績を落としている第一の原因は、全役員・全社員の化石のような精神土壌であろう。

仕事はない。
私の職業人生はそこから出発した。
ない仕事を待つ気がしれない。
経営は終わる。
人生とて同様。

今日、経営を営むうえでも、人生を営むうえでも、仕事がないことを前提にすべきだ。

「では、どうするか?」。
それを考え、それを行うことが働くこと、生きること。

イトーヨーカ堂の創業者・伊藤雅俊にこんな言葉がある(うろ覚え)。
「お客様は来てくださらないもの。お取引先は売ってくださらないもの。銀行は貸してくださらないもの」。
大昔の気づき、そして覚悟だ。
私はまったく同感。
これは商売に則して語られたはずだが、経営や人生に関してもっとも基本となる認識でないか。
すなわち、商売哲学、経営哲学、人生哲学。

仕事がなければ、つくるほかにない。
ひたすら動くこと。



最近、世の中を見てつくづく思うのは、自分との立脚点の違いである。
私にとり何もかもうまくいかないのが普通。
失敗が当然。
それでも挑戦しつづけるしかない。
生きるとは、そうしたことと心得ている。
ならば、落ち込むこともないし、落ち込む暇もない。

いつ頃からだろう、うまくやろうとする人ばかりになった。
失敗を嫌う人だらけになった。
これでは怖くて挑戦さえできない。

道がなければ、切り開くほかにない。
ひたすら動くこと。



私はいま1年がかりで、60歳からの仕事をつくろうとしている、道を切り開こうとしている。
若いときのような気力も体力もない。
だから、年齢相応の職業につきたい。
まだ成果は出せない。

それでも、いや、だからこそ、つくるほかにない、切り開くほかにない。
そう考えている。

うまくいかないのが、失敗するのが楽しい。
生きているという実感が得られる。

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内需は中国人観光客、経営再建は中国企業頼み

私は品川の都市ホテルにしばしば宿泊している。
先だって、駅前の信号付近で派手なハッピをまとった若い男が大声で呼び込みをやっていた。
日本語でない。
なるほど、高輪口には大規模なホテルが林立し、中国人が団体で押し寄せている。
彼らの購買力を期待してのことだ。
貧しい日本人は関心外らしい。

内需は中国人観光客頼み。
日本政府は、富裕層に限定していた個人向け観光ビザの発給条件の緩和措置を中間層に拡大した。
これまでの役員クラスに、課長クラス以上が加わる。
条件はゴールドカードを持つこと。
これに家族を含める。
それにより約10倍の1600万世帯が対象となる。

家電など国内販売は彼らを見込まざるをえない。
実は、これまで中国人観光客はアメリカ人観光客の5倍の金額を落としてくれた(一人当たり)。
最高のお得意様なのだ。
ただし、中間層がどれくらい使ってくれるかは未知数だ。
また、不法滞在ほか、治安悪化の問題も懸念されている。

中国では所得・生活水準が上がり、海外旅行がブームになっている。
ビザ緩和で家電量販店はもとより、ホテルなどの宿泊施設では中国人観光客が劇的に増えそうだ。
私はこれまでもマナーの悪さに呆れており、これからどうなるのか気がかり…。
大国・中国はこうした部分の教育が追いついていない。

経営再建は中国企業頼み。
私が暮らす横浜・港北ニュータウン、横浜市営地下鉄センター南駅に「ラオックス」という家電量販店があった。
数年前に撤退。
その後、中国企業に買収された。

今度はアパレルの名門「レナウン」が買収された。
かつては欧米の有名ブランドを手に入れていたのに…。

いずれも中国資本のもとで復活を目論む。

                       ◇

人民元が上昇すると、中国頼みの状況は一段と加速する。
日本は、堺屋太一がかなり前に予想したとおり「アジアの片田舎」に落ちぶれる。

ただし、飛ぶ鳥を撃ち落とす勢いの中国経済にも懸念材料がある。
上海万博(2010年上海国際博覧会)終了後も力強い上昇軌道を保てるのか。
中国政府はすでに不動産市場の引き締めのため融資規制などに踏み切っているが…。

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子ども手当と高校無償化で景気回復へ

私は年明けの二番底を覚悟していた。
経済の先行きを見通す能力がまるでない。
まあ、経営者やコンサルタントの端くれとして、最悪の状態を想定する習慣が身についていることもある。
よくなる分には困らないからだ。

私は、2月下旬頃から街角景気がにわかに改善している印象を持っている。
いま暮らすのは、横浜・港北ニュータウン。
一昨年の秋以降、閑古鳥が鳴いていた商業施設に客が戻りつつある。
いわゆる「節約疲れ」のせいか、消費に動いている。
私たちは財布のひもを縛りつづけることができない?
依然として将来に不安を抱えており、節約志向は続く。
が、ちょっぴり高級な商品が売れはじめた。
住宅ローンを抱える私は、デフレに歯止めがかかってくれると一番うれしい。

振り返れば、輸出中心の製造業は一足早く底を打ち、上昇へ転じた。
ところが、内需主体の流通業やサービス業は地獄を這いずり回っていた。
まもなく2010年度予算が執行される。
民主党政権が家計へダイレクトに還元するので、景気回復に一段と弾みがつく。
商業施設の活況は、それを先取りした動きでは…。

民主党政権は、子育てのコストを社会全体で負担するように向かう。
私は前妻の3人の子どもを養い、再婚後の1人の子どもをいま養っている。
昔は自分が食べていくのさえ大変であり、しかも収入の不安定な自営だったので、妻を含めた4人を賄うのは苦労だった。

税金で子育てを支援すべきか、異論もあろう。
しかし、急激な少子化を防止しないと、社会の制度やシステムが相次いで破綻してしまう。
政策としての優先順位は低くない。
私たちも発想の転換が必要だろう。

子育て手当支給、公立高校無償化へ。
わが家にも対象となる子どもが1人いて、とても助かる。
だが、最大の問題は、原資がないのにばら撒くこと。
鳩山由紀夫首相は、現世代は「友愛」、次世代は「憂哀」の路線を堅持し、財政問題を先送りする。
選挙戦で不利になると思えば、消費税の議論も避ける。

私は、現状の民主党政権では日本を著しく衰退させると考える。
とくにひどいのは、首相。
国難だというのに、情緒はあれど戦略も方針もない。
責任を負う気がないので、閣僚への指示はファジー。
ゆえに、閣内が不一致というよりバラバラ…。
リーダーにまったく相応しくない。
民主党は国民新党と社民党と連立を組んだ段階で、前途多難。
必要に応じて公明党とみんなの党と協力を行えば、参院対策は十分だった。
私は内閣総辞職を望む。

先の3連休、我が家の近く、センター北地区の「ノースポート・モール」「ルララこうほく」は久し振りにクルマの渋滞ができた。
大渋滞でないが…。
広大なフロアにもかかわらず、子ども手当を待ち侘びる家族連れの買い物客で賑わった。
上機嫌の私は「鳩ぽっぽ」を口ずさんでいた。

豆がほしいか、そらやるぞ。

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2010年4月公開講座

料理自慢の名門旅館が素泊まり歓迎へ

食事が最大の売りだった名門旅館が「素泊まり歓迎」を打ち出しはじめた。
客が押し寄せているなら、こうしたプランは必要ない。
やはり不況が響いているのだろう。
“料理自慢”の放棄である。
名門旅館といえども経営がぎりぎりの状態になり、生き残るためにプライドを捨てた。

こうした旅館は1泊3〜5万円程(一人当たり)の価格設定がなされている。
夕食は豪華な会席コースがお決まりだ。
朝食もクオリティが高い。
むろん、部屋食。
ゆったりとくつろげるよう、客室は落ち着いていて立派なのが普通だ。

名門旅館がこの環境を素泊まりプランとして3分の1程度の値段で提供する。
食事はつかないが、豪華な雰囲気は堪能できよう。

大丈夫、観光地には特産物を用いた食事処があり、名店も含まれる。
そうしたグルメ情報がパソコンやケータイを通じて容易に手に入る。
散策ついでに足を運べば、自分が食べたい料理だけを選べる。
しかもトータル金額が断然安い。

私は何も名門旅館での食事を否定しているわけでない。
家族やカップル、仲間での部屋食は格別である。
日常とかけ離れた素晴らしい思い出になろう。

料理旅館は土地の特色を踏まえ、さらにそれぞれがメニューに工夫を凝らしている。
しかし、旅行好きの人は次第に飽きてくる。
「う〜ん、どこか似通っている…」。
また、フルコースの料理は食べ切れないことがあり、旅館にも世間にも申し訳なく思う。
昭和26年生まれの私などは食べ物を残すことに罪悪感を持つ。

素泊まり客の受け入れは、生活者の節約志向の延長にあるのは確かだが、それがすべてでない。
日本人のレジャーに関する意識が成熟して変化しているためだ。
旅行の大きな楽しみである食事についても“お仕着せ”を嫌いはじめている。

                       ◇

余談。
日本海に面した小都市、新潟県直江津市(現上越市)生まれの私は鮮魚が好きだ。
が、どこに行っても「刺身(お造り)」が出てくるので閉口する。
とくにマグロ。

その刺身が一番おいしいと悲しくなる。
ここは山合いの温泉地だぞ。

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高級ブランド、貧乏日本に見切り

ここ1〜2年で海外高級ブランドは日本での売り上げが大幅に落ち込んだ。
軒並み深刻な不振。
今後も拍車がかかるとの見通しから、ショップを閉鎖したり出店を中止したりしている。
再建屋雑記帳0861こうした日本事業の縮小に留まらず、日本市場の撤退も相次ごう。
イタリアの「ヴェルサーチ」も…。
派手さばかりに目を奪われやすいが、古典とモダン、伝統と革新、威厳と官能が見事に融合したデザインに根強いファンがいた。
ヴェルサーチ一筋という著名人も少なくなく、さみしい思いをしているだろう。

このところ新興国で富裕層が形成されつつある。
海外高級ブランドが見逃すはずがない。
再建屋雑記帳0862出店先を日本から新興国へ鞍替えする動きが加速している。
購買力の衰えた日本人に見切りをつけた結果である。
すでに買わせるだけ買わせた。
カネが底を突いたと感じた途端に離れる。
海外高級ブランドと高級クラブホステスは貧乏人が大嫌い。

経営◇勝ち残りの条件1これらは昨秋以降の不況が引き金になっているが、それが理由のすべてでない。
日本人の価値観も大きく変わった。
再建屋雑記帳0863むろん、経済の低迷が背景にあるが…。
社会の先行きも読めず、人生の将来も見えないなか、ライフスタイルが堅実になっている。
しかも、市場競争の激化とデフレの進行にともない、「安くてよいもの」が続々と現れている。
当然、私たちの消費行動も大きく変わる。

海外高級ブランドを身にまとうことは、かならずしもかっこいいことでなくなった。
世の中を支配する空気が“贅沢”を嫌うようになり、周囲から浮きあがってしまうのだ。
再建屋雑記帳0864そもそも海外高級ブランドが似合う人は一部に限られる。
非常に意地悪につくられており、内面の醜さが際立つようになっている。
富裕層なら大丈夫というわけでない。
まして庶民は一点豪華になりやすく、シンボルを装着したかのようなちぐはぐさ…。
そういえば、大きなロゴマークが入った紙袋を持ち歩く人をあまり見かけなくなった。

海外高級ブランドの不振を尻目に、ユニクロやH&Mなど「ファストファッション」が業績を伸ばしている。
トレンドに敏感な若い世代を中心に、安いものをそれと感じさせずに着こなすことが“クール”と考える人が増えた。
再建屋雑記帳0865賢さとセンスの証!
あくまで“身の丈”に合わせ、おしゃれを工夫する。
どう、偉いと思わない?

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社長よ、下期の売り上げを伸ばせ!

日本は景気にようやく明るさが戻ってきた段階で、戦後初の野党による政権交代が起こった。
民主党を中心とした3党連立政権、そして鳩山由紀夫内閣の誕生である。
経営教本0445どうにもならないほど社会が行き詰まり、生活が痛んでいたから、有権者がそうした判断を下したのも当然といえよう。
だが、政治の大転換に際して予算白紙と執行停止が相次ぎ、経済の動きやカネの流れが止まりつつある。
下期は景気が逆戻りしかねない情勢…。
評論家のなかには2番底を懸念する向きもある。

さて、戦後最大の危機を乗り切るため、多くの企業は在庫圧縮や人員整理ほか、確実性と即効性の高い「経費削減」になりふり構わず突き進んだ。
経営教本0446「出」を減らし、帳尻を合わせる。
しかしながら、半世紀は続く内需縮小、幾度も押し寄せる景気後退…。
日本の今後を展望すると、そうした守り一辺倒では会社も社員も守り切れないのは明らか。
やはり顧客へ働きかけ、「入り」を増やす。

経営教本0447そして、その大きなカギは「営業」が握っている。
自社が“御用聞き”のレベルではとても不可能。
多くの企業では景気が売り、営業が売った例がない。
不況に売ってこそ、営業の価値がある。
経営トップはいまこそ本腰を入れ、景気に左右されない営業に変えなくてなるまい。

そこで、近々、和田創公開講座「提案営業研修1日体験版」を開催する。
私が、営業関係者の意識改革の重要性、提案営業の必要性を懇切丁寧に解説する。
経営教本0448経営トップ主導のもと、「営業発の全社改革」を断行する際に、社内コンセンサスが円滑に形成されよう。
ちなみに、提案営業は「コンサルティングセールス」「ソリューションセールス」とも呼ばれ、生き残りでなく勝ち残りを目指す営業手法。
いわゆる「案件営業」の推進による優良顧客の獲得・育成を通じ、将来にわたり持続的成長を成し遂げる。

当日は、提案営業研修の定番、和田創研の「8日間コース」のエッセンスを丸1日、心ゆくまで堪能できる。
私ども主催ならではの至れり尽くせり。中身の濃さ、気づきの深さは随一。
研修+懇親会で、膝を叩いて納得できる。
経営教本04498名限定で、衝撃・感動の貴賓席をご用意している。

以下に、私どもの「提案営業研修8日間コース」の際立った特色を紹介しよう。

                       ◇

私が試行錯誤の末につかんだ営業の真髄を、企業向けのカリキュラムに仕上げたのが「和田創方式提案営業研修8日間コース」である。

経営教本0450本研修を世に送り出し、十余年―。
この間、私は研修の反応や成果を検証しながらコンテンツを見直し、カリキュラムを練りあげてきた。
こうした不断の改善の執念が実り、日本を代表する営業研修として、不動の地位を確立している。

これまでに業種・規模・部門・階層を超え、多くの企業で採用され、圧倒的な評価を獲得してきた。
うなりを立てて押し寄せる「受講者の声、声、声…」がそれを物語っている。
机上の空論を排し、己の営業体験と優績者の営業思想・営業技術で裏打ちした、実践的かつ具体的なカリキュラムである。

経営教本0451私がとくに心血を注いだのは、トップセールスパーソンの秀でたセオリーとノウハウを咀嚼し翻訳して、普通の営業担当者にフィードバックすることだった。
そうした意味で、本コンテンツの有効性は、その成り立ちからも担保されている。
実践的かつ具体的なばかりでなく、実証的かつ合理的なカリキュラムである。

本研修は、成長を願うすべての営業関係者に、「血となり肉となる」ものであることをお約束する。

提案営業研修1日体験版20091106




                       ◇

以上。
私の通常の公開セミナーと比較し、時間をたっぷりと確保している。
この1〜2時間のプラスが“本物の提案営業”を把握するうえで非常に重大である。
経営教本0452また、参加者を経営層と上級管理職に限定しているので、落ち着いた雰囲気のなかで受講できる。
さらに、夕食を交えた「懇親会」で質疑応答や意見交換が行える。
毎回、変革志向の強い社長や役員が「目からウロコ」と感激し、営業強化・再建の大きなヒントを持ち返っている。
「提案営業研修1日体験版」のパンフレットはこちら。

事前に私どものホームページにお目通しくださると、研修内容をスムーズに理解できる。
研修および懇親会の会場は決定次第、詳しい地図を添えてご連絡する。
また、和田創のプロフィールはこちら。
どうか奮ってご参加ください。

なお、こうした長年の努力と多大な実績が認められ、MBA(大学院大学)で「実践営業論」を指導している。
学生のなかには中小・中堅企業の社長や役員も少なくなく、お褒めの言葉をしばしばいただいている。

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提案営業研修1日体験版20091203





タクシー台数削減へ

小泉純一郎政権が推し進めた規制緩和の一環で、タクシー業界は過当競争に陥った。
需要と供給のバランスが大きく崩れたのだ。

タクシー運転手は原則として歩合であり、いわゆる“水揚げ”を会社とおおよそ折半する。
むろん、会社により給与体系や分配率に違いはあろう。

したがって、タクシー運転手は所得が減った。
その代わり、この仕事につける人は増えた。
平たく言えば、減少傾向の総売り上げをより大勢で分けた。

いまや、子育てを終えた世代しか食べていけないほど、タクシー運転手は生活が困窮している。
それも共働きでやっとこさ。
年金の不足分を補うために働く高齢者が中心の職場になりつつある。

先頃、「km」のブランドで知られる業界大手・国際自動車は、国土交通省関東運輸局から事業許可取り消しの行政処分を受けた。
同社のタクシーとハイヤーのうち、計9百台強が最低2年間営業できなくなる。
超過勤務が主因。

今後、監査を強化することにより、小泉改革の結果、増えすぎたタクシー台数の削減を図ろうとしているのだろうか?

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「潰れそうです」の貼り紙!

私の地元、横浜・港北ニュータウンのトンカツ屋。
こちらに引っ越してきた当時は連日、大勢の客で賑わっていた。
それなりにおいしかった。
しかし、2年程前から巨大な複合商業施設が相次いでオープン。
そのうえ、昨秋来の世界同時不況。
いまや昼食の時間帯でも空席が目立つ。
立地は駅から外れており、道路の向こうは閑静な住宅街である。
したがって、夜の時間帯はそれほど売り上げを見込めない。
ここに限らず、周辺の飲食店は閑散としている。
私は待ち時間がもったいなく、正午から午後1時までは避けていたのに…。

先日、久し振りに店の前を通ってびっくり。
何と弁当を始めていた。
「カツ丼弁当5百円」。
店内の価格が千円弱なので、約半値。
まったく同じでないにしろ…。
専門店のつくり立てがワンコインで食べられる。
それを告げる貼り紙が「当店は潰れそうです」と訴えているように思えてきた。
逆効果なのでは?
そこまで追い詰められているのだ。

生活者の節約志向が非常に強まっている。
勤め人が昼食に使うカネは1カ月、1年間でバカにならない。
とくに家庭持ち(パパ)がこれを抑えられると大きい。
ベストは弁当を持参することだが、なかなか難しい。
となると、コンビニエンスストアの弁当を買う。
味が格段によくなり、種類が増え、価格がかなり落ちている。
ここ数年、街の飯屋は客をさらわれっ放し。
しかも、コンビニエンスストアでは売れ残った弁当の値引き販売を始めた。

先のトンカツ屋の弁当販売は、それを少しでも取り戻そうとの狙い。
弁当を買うつもりでやってきた客が、店内で食べてくれる可能性もなくはない。
店を畳むか、店を続けるか…。
ぎりぎりの判断を迫られている飲食店の経営者が多いのでないか。

妻によれば、昼食時に熱々のオニギリを売りさばく店も現れたらしい。
崖っぷちの街の飯屋は、生き残りになりふりなど構っていられない。
勤め人の“小銭入れ”の中身を巡り、熾烈な争奪戦が起こっている。
ランチ、仁義なき戦い!

余談だが、自宅の近くの商業施設は立地が悪いこともあり、開業1年も経たないうちにほとんどの飲食店が撤退してしまった。
フロアというより施設全体がガランとしている。
こうなると、近隣住民は寄りつかない。
悪循環に…。
施設閉鎖が迫っている?

◆書き加え1
今月1日に利用した「日本海庄や八重洲店」。
気心の知れたマイミクの集まりで、ほんの数名。
これを「オフ会」と呼ぶのだろうか?
2年程前に利用したときは店内が大混雑しており、客をずいぶん断っていた。
私は繁盛店という印象を持っていた。
それが一転して空席が目立ち、最後まで埋まることはなかった。

安くておいしく、しかも立地がよくても集客が振るわない。
飲食店は受難の時代である。
商売は難しい…。

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景気の先行き

以前のブログ「景気の先行きはいかに?」(8月7日)で、都市銀行シンクタンクに勤める知人の話を紹介した。
一人は、「世界中でカネをばらまいているのにこの程度だとすると、先行きが恐ろしい」。
景気の悪化、それにともなうデフレの加速を予想しているのだ。
一人は、「景気対策の名のもとに世界各国でばらまかれているカネが、いつか暴走するのでないか…」。
インフレはもとより、猛烈な投機が起こりかねないと懸念しているのだ。
二人は所属(会社)が異なるが、その道の専門家である。
しかし、彼らでさえ今後の経済情勢をほとんど読めない時代になったようだ。

SNSのマイフレンドが、きょうのブログ「880円ジーンズで298円弁当を食う」にコメントを寄せてくれた。
私は借金を抱える身分なので十年程、インフレを待ち望んできた。
が、その気配が一向にない。
むしろ、デフレは深まるばかり。
彼が言うには、世界のマネーサプライ量や信用動向から判断し、デフレは続いたとしても後1年程。
…私はうれしい、ありがたい、心強い。

理屈からすれば、世界的にインフレへ転じておかしくない。
賃金も含め、全体が緩やかにそうなるなら理想!

だが、私は心配症。
ごく限られたところにカネがはけ口を求めて殺到するという事態が起こらないのだろうか。
つまり、投機的な動きに社会や経済がかく乱される。
こうなると、生活者の暮らしはもとより、企業の生産活動などもぶっ壊れてしまう。
最悪!

マイフレンドが望むような、優しいインフレが訪れることを、私も切に願う。

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880円ジーンズで298円弁当を食う

イオンの880円のジーンズをはき、西友の298円の弁当を食べる…。
衣料品・食料品・日用品の“値下げ”が止まらない。
とりわけ生活に必需性の高い基本アイテム。

消費者の節約志向の高まりを受け、仕掛けているのは大手流通。
値下げ幅の大きさに加え、値下げ品目の多さを猛烈に競い合う。
いまや体力のない中堅・中小流通は潰れかねない。
また、そこに商品を収めるメーカーなども…。

買う側からすればありがたいが、ほどなく賃金の低下というかたちで跳ね返ってくる。
手放しで喜べない。
むしろ生活は苦しくなる?

マニフェストの所得向上は信じてよいのか。
先だっての衆議院議員選挙で、瀬戸際に追い込まれた自民党が破れかぶれで打ち出し、勢いに乗る民主党も負けじと付け加えた。

私たちは将来、極限のローコスト生活を追い求めざるをえない?
先祖の知恵が役立つ時代がやってくるのか。
暮らしの舞台は都市を離れているかもしれず、クルマが欠かせない。
乗るとしても30万円。

                       ◇

余談。
30万円以下のクルマをつくれないメーカーは世界市場で大きくシェアを落とす?
中流階級の崩壊が進む日本でもほどなく50万円前後のクルマが現れるのでは…。

◆書き加え1
きょうのブログは思い出せないくらい前に執筆。
10日程前に、イオンの880円ジーンズが発売1週間で20万本の販売を記録したとの記事が日経に載っていた。
昨年1年分の4割に達する本数らしい。
驚異的な売れ行き!

皆、生活防衛に必死なのだ。
しかし、これによりジーンズを扱う他のショップは売り上げを落とす。
影響は深刻だ。

デフレ傾向に拍車がかかると、長期の住宅ローンを組んでいる世帯では破綻に追い込まれるところが出てこよう。
大規模マンションなどでは逃げるように引っ越していく家族の姿も見受けられる。

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2009年9月公開講座

なぜ景気は悪いのか?

なぜ景気は悪いのか?
一言で言えば、大企業の業績が悪いからだ。
日本を代表する業種や企業が好調なら、その裾野を形成する膨大な中小・零細企業に仕事が行き渡る。
さらに、恩恵に直接与るところだけでなく、周辺に仕事は広がっていく。

私は昨年初めと今年初め、経営層向けのセミナーを行うために名古屋を訪れたが、わずか1年で街の様相が一変した。
不況の影が全体を覆い尽くしていたのだ。
東京の銀座に当たる名古屋の「栄(さかえ)」は閑散としており、とくに夜の歓楽街は火が消えたような状態…。
夕刻、都市ホテルのロビーラウンジで、出勤前のクラブの女性と待ち合わせるおじさまの姿はほとんどなし。

私は零細企業経営者、そして経営コンサルタントの端くれ。
講演や公開セミナー、企業研修で講師を務める。
また、昨秋来、経営トップや営業幹部を対象とした個別経営相談会を無料で行う。
そうした場で私が接する社長の多くは崖っぷちに立たされている。
確かにカネはないのだが、皆が一様にこぼすのは「仕事がない」である。
利益は薄くても仕事があれば、会社は何とか回っていく。

一般に、仕事のない会社にカネを貸すと“回収不能”が起こる。
それを政府が行うと、税金を捨てることに…。
ツケはかならず国民に回ってくる。

私は、緊急時の限定的な救済に異論はない。
しかし、大企業をないがしろにした中小・零細企業への融資は“ばらまき”で終わると思う。
大企業を元気にする政策が不可欠。
仕事をつくらないかぎり、中小・零細企業がよみがえることはない。
そもそも融資は彼らにとり借金であり、それで会社が上向くはずもない。

日本の景気を決定づけるのは、大企業の業績である。
その大企業の諸活動を縁の下で支えているのが中小・零細企業である。
この関係を理解したうえで政策を立案し実行しないと、景気回復の流れを止める。

いまだに大企業を諸悪の根源のように喧伝する政治家がいる。
ここまで経済の現実が分かっていないのかと悲しくなる。

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失業率10パーセントの時代へ

きのうのテレビ報道によれば、有効求人倍率が低下している。
全地域、土砂降り。
とりわけ製造業の不振が響いている。
在庫圧縮が進んだものの、国内外で依然として販売不振が続いており、生産調整が急速に解かれそうもない。
不況で当分ダメとの結論。

しかし、雇用情勢に関しては今後、そうした問題で片づけられなくなると、私は思う。

日本の産業用ロボットは出来のよさもさることながら、きわめて広範囲な用途に開発が進んでいる。
目的別に特化した精度が高まり、軍事用に搭載・利用が検討されるほど。
製造業などでは合理化による生き残りをかけ、徹底した導入がなされる。
いまや大きな労働市場に育った介護の分野でも近い将来、民生用に活用が普及する。
ロボットはさまざまな職場で人間に取って代わる。
単純なものに留まらず、作業系の労働は確実に減る。

また、企業は国内市場の縮小や雇用条件の厳格化に見切りをつけ、海外への生産移転に加え、その他の業務移転も加速させる。
ホワイト、メタルといった襟の色を問わず、作業系の労働は確実に減る。

さらに、政府は国策として21世紀の産業育成を誘導し、それによる大規模な雇用創出を目指すべきところを、ビジョンも戦略も持たずにカネをばら撒く。
中長期の投資でなく当面の支出にすぎない。
作業系の労働はいくらか上積みが図られるにしろ、仕事系の労働はたいして増加が見込まれない。

こうした背景や事情から“人余り”が激しくなり、10パーセント近い失業率が現実になるのでないか?

となると、国民に残されるのは、自己防衛のみ。
作業を行う人手を脱し、仕事を担う人材へ変わる。
さらに、労働における考える要素と比重のより大きい仕事に携わる人財へ昇る。

しかも、会社寿命が縮まり、終身雇用も崩れた。
したがって、私たちは会社が潰れたり会社を追い出されたりするリスクを想定し、職能の垂直強化と水平開発に励む。
例えば、いまの会社でしか通用しない能力と、ほかの会社でも通用する能力をバランスよく伸ばす。
あるいは、スペシャリストとしての専門・限定能力と、ゼネラリストとしての基礎・汎用能力をバランスよく高める。
すなわち、半世紀に届きそうな職業人生での転職を必然と受け止め、いわゆる「市場価値」を磨き抜く。

激変する産業経済下での人材の最適化とは、人材の流動化にほかならない。
就社意識の消滅は、企業と個人の双方にとり繁栄と幸福をもたらす。
後者について補えば、サラリーマンのプロフェッショナル化とキャリアアップを通じた収入増加と自己実現である。

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どうなる? リストラ

川柳20080416-01このところ製造業の経営層や管理職と接する機会が多い。
例えば、部品メーカーでは前年同月比5〜8割減といったところが珍しくない。
しかし、彼らの表情にいくらか明るさが戻ってきた。
生産調整が進んだ結果、第2四半期、早ければ5〜6月から工場の稼働率が上向きそうとの手応えを得ている。
今回の経済危機により製造業は金融業や不動産業と並んで大きな痛手を被ったが、底入れ感が広がりつつある。

とはいえ、大幅な前年割れが半年以上続いていることに変わりはない。
日本を代表する大手メーカーでさえ公的資金の活用を考えている。
体力の弱い企業はいよいよ限界に近づいてきた。
すでにパートや派遣の従業員の解雇を行っているが、売り上げの早期回復を図れず、それだけではやっていけないところが出てくるはず。
私は、正社員のリストラは今年度に増えると思う。

また、世界経済は多くの不安要因を抱えている。
この先、ちょっとしたきっかけで景気後退が起こるかもしれない。
そうなると、ぎりぎりの状態で踏み止まっていた企業が一斉にリストラへ動く。

雇用波乱はまだ収束に向かわない。

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GMとクライスラーは経営破綻へ

きのうのブログ、「GMとクライスラーは経営破綻へ」の続き。
アメリカはいわば全身のあちこちにいろいろな病気を抱える患者である。
危ない状態を脱したとは言い難い。
血(カネ)の流れを完全に止めるわけにいかないので、太い幹は守った。
金融以外の大きな病気、GMとクライスラーに対しては治療の施しようがなく、高額な延命措置だけを講じた。
費用を立て替えさせられた国民の不満と不信が募る。
返してもらえないのではといった不安も…。

私は思う。
1日も早く、肥大化した病巣の摘出に踏み切るべき。
体力の弱った患者(アメリカ)に思い切った外科手術を施せば、間違いなく一時的にダメージが増す。
また、当人に留まらない。
自動車産業はすそ野が遠くまで広がる。
ましていずれも世界企業である。

しかし、それもオバマ政権のやり方次第。
あらかじめ主要各国政府、そして両社が事業を展開する各国政府と対策を協議したうえで、国民に声明を発表する。
ステートメントは大統領が得意とするところ。
むろん、それにより生じる被災者の救済について言及することが大事。
ならば、術後の社会混乱を最小限に抑えられよう。

深刻な患部を不安要因として残したままでは、アメリカ経済を力強い上昇軌道に乗せられない。

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GMとクライスラーは経営破綻へ

「GMとクライスラーは経営破綻させるべき」。
アメリカの国民がそうした考えへ急速に傾きつつある。
再建屋雑記帳0681大多数が見放した状態。
実質的なカウントダウンが始まった。

以前のブログで述べたとおり、自動車発祥国のクルマメーカーはとうに終わっている。
世界はおろか北米でも競争力を失った。
どんなに公的資金を注入したところで建て直せるという保証がない。
すべて捨て金。
ならば、それを失業者支援と雇用創出に充てたい。
再建屋雑記帳0682一日も早く連邦破産法をくぐらせ、実力に見合った規模に甦生させなければならない。
経済政策の観点からも重しを外してやるのが先決。
大きな不安要因が片づくことに…。

私は、それがアメリカにクルマメーカーを残す、最良かつ唯一の道だと思う。

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夏も冬もボーナスは大幅ダウン

私はいまだに「ボーナス併用払い」が残されていることに驚く。
住宅はもとよりクルマなど、支払いが長期に及ぶ高額商品ではとくに危険。
景気次第で「賃下げ」さえ行われる時代である。
ボーナスは企業業績に密接に関わるので、変動が激しい。
ときに「賞与カット」もありうる。
今年は夏も冬も大幅ダウンを避けられそうにない。

金融資本主義下では劇的な景気後退に幾度も見舞われる。
もはや先行きを読めない。
ボーナス併用払いの利用は生活破綻の第一歩、自己破産の入口となる可能性がある。
購買欲求のコントロールが欠かせない。

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「雇用確保」の大合唱

「雇用確保」の大合唱が起こっている。
そう叫ぶのは、国民だけでない。
マスコミも評論家も、そして政治家も…。
「雇用」があるから「解雇」があるのに、後者を寄ってたかって「けしからん」と決めつける風潮は、あまりにも危うい。
経営の息の根を止めるつもりか?
「雇用」をなくせば「解雇」をなくせるが、そうなっては元も子もない。

米国の金融危機を発端とする現下の経済情勢を「不況」と見なすか、「(経済)災害」と捉えるかにより、対応はまったく違ってくる。
確かに景気が最悪なことは疑う余地がない。
しかし、私は「災害」と捉えるべきだと思う。
実際、個人も企業も大津波に一気に飲み込まれた。
そう考えないと、日本経済を最悪の状態に陥れる。

いま必要なのは、とくに深刻な損害を被った被災者の支援であろう。
例えば、突然の雇用止めやリストラに合った人たちへ救いの手を差し伸べる。
社会全体で彼らの生活を支えること!
これが基本線。
重大な痛手を受けた企業についても同様。

個人の救済について述べれば、時限的な措置として「被災者支援」に取り組むところを、ぎりぎりの企業に対して「雇用確保」を強いるのは禍根を残す。
そもそも雇用確保は、すでに職についている人を守るという発想である。
既得権の保証。
しかし、もっと大切なのは、多くの人が職につけるようにすること。

日本の起業率は冴えない。
それは経済の衰退に確実につながる。
国民の圧倒的大多数は、だれかに会社をつくってもらい、そこで働きたいと考えている。
なぜなら、起業のリスクが大きく、それを負いたくない。
このうえ雇用確保の重しを押し付けたらどうなるか、目に見えている。
しかも、日本はトレンドとして雇用縮小が進みそう。
本質的な問題は、雇用確保でなく「雇用創出」である。

いまや内需型の企業でさえ、海外のライバルと戦っている。
国際競争力を保てなければ、あっという間に倒産に追い込まれる。
生き残りには世界最適を目指さざるをえない。
世の中が雇用確保へ突き進むと近い将来、企業の減少や産業の空洞化を招き、かならず「雇用縮小」をもたらす。
それ以前に、企業は人を採ることに極端に憶病になる。
これでは自ら働く場を狭めてしまう。

政治家は、当面は被災者支援に全力を傾注しつつ、並行して明確なビジョンのもとに中長期の雇用創出を推進して当然。
国民が豊かで幸せな暮らしを送れるように…。
同情論にカジ取りが乱されるようだと、日本の凋落は決定的になる。
政権交代が取り沙汰されるなか、衆院選での票集めだけを念頭に「雇用確保」と叫んでいるとしか思えない。
自民党も民主党もまともな政治家がいない。

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値下げ競争…流通業は体力勝負へ

今回の経済災害は、輸出依存度の高い大手メーカーに強烈な痛手を与えた。
いまはすべての製造業でラインの稼働が極端に鈍っている。
再建屋雑記帳0657設備の廃棄や工場の閉鎖に踏み切る企業まで現れ、派遣従業員や期間労働者は職場を追われた。
しかし、在庫調整が進む4月以降は、新興国の立ち直りもあり、減産幅が徐々に縮んでいくはず。
再建屋雑記帳0658いくらか明るさが見えてこよう。

この先、私が案ずるのは流通業、そしてサービス業。
不況の“目”が製造業から移動する。
「すでに暴風雨」との声も上がるだろうが、私は深刻度を増すのは新年度からだと思う。
経営教本1
日本は過去数年、欧米や新興国、資源国の好況の恩恵を享受してきた。
再建屋雑記帳0659世界的な追い風に吹かれていたことになる。
私が暮らす港北ニュータウンも21世紀に入り、マンションや一戸建て・宅地の大規模分譲にともない人口流入が爆発した。
同時に、大型の複合商業施設が林立した。
わずか数年で空地が姿を消し、街の光景や様相が一変した。
再建屋ノート3
しかし、現下の大不況のあおりで消費が冷え込み、流通業のサバイバル競争がし烈になった。
再建屋雑記帳0660年が明け、円高や原材料価格下落を背景にした値下げ合戦に火がついた格好。
4月から正社員のリストラが本格化し、雇用不安が自分に密接な問題となる。
だれもが財布のひもを一段ときつく縛る。
品質を落とさず、どこまで価格を下げられるか?
流通業はぎりぎりの“体力勝負”に突入せざるをえない。
サービス業を含め、淘汰の嵐が吹き荒れるのでないか。

再建屋雑記帳0661港北ニュータウンでは、集客力の劣る大型複合商業施設からテナント撤退が始まったところ。
それが加速すると、あっという間に「港北ゴーストタウン」になってしまう。
どうしてこんなに安易にショッピングセンターをつくってしまったのか。
店舗閉鎖も起こっている。

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営業変革トップセミナー

「早く予算を出せ!」

「早く予算を出せ!」。
社長のいら立ちがピークに達している。
営業に“勝ち癖”をつける経営トップの大半は、遅くとも2月末に次年度予算の骨格を固めたいと考えている。
ところが、各事業や各部署から一向に上がってこないのだ。
これでは会社として、4月以降の具体的な経営計画を立てられない。
場合により、思い切ったリストラや賃下げも行わなければならないかもしれない。

経営教本0390実は、現場はさぼっているわけでない。
彼らも急がなければとおおいに焦っている。
しかし、大不況下、予算の立てようがないのだ。
好都合に見積もっても「赤字予算」で決まり。
とはいえ、年度が始まる前に「来年度は赤字になります」と計画を出すわけにいかない。
経営教本0391また、それでは上層部に受け入れられるはずもない。
「黒字予算」にするには、絶対に不可能な売り上げを計上するほかにない。
そう、明らかなウソ。

私は2月初旬から講演無料個別経営相談が続いた。
社長など経営トップと交わる機会が多かった。
経営◇勝ち残りの条件1今年度の業績と来年度の予算のことが片ときも頭から離れないのだろう。
憔悴が深刻。
また、事業や部門の責任者と触れる機会も多かった。
経営教本0392年度末の体裁を整えるのに精一杯で、年度明けの数字を案じる余裕がない。
防衛が先決。

私は両方の立場、そしてつらさが分かる。
失礼な言い方になるが、せっかくの経営相談で前向きの話をしたいのに、愚痴ばかりこぼされた。
経営教本0393そのストレスから、私は丈夫なはずの胃がボロボロ…。
口の横がただれてしまった。

4月以降、日本の景気は大幅な悪化へ。
今年度下期はどこも業績不振に苦しんだが、それでも好業績を上げた2007年度の実績を踏まえた予算で動いてきた。
拡販キャンペーン型・提案営業研修かなりの支出(費用)も見込んでいた。
ところが、これが新年度から劇的に絞られる。
企業は、削れるものはことごとく削るはず。

経営教本0394法人営業にとり、地獄を這う1年が始まろうとしている。
素材や部品など、必需性と消耗性のある商品は売り上げの減少で済む。
しかし、投資を促す営業は壊滅状態に陥る。
企業の淘汰が一気に進むのか。

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提案営業研修1日体験版20090317

ついに現物支給

景気は4月からどん底へ向かう。
経営と人生の名言0149いまもひどいが、さらに二〜三段は落ち込むのでないか。
そうなると、世間は地獄絵図のよう。

私が暮らす港北ニュータウンは、プチ富裕層のニューファミリーの集まり。
景気の追い風に乗り、わずかな頭金でマンションを買って引っ越してきた家庭が少なくない。
再建屋雑記帳0649そのうえ新車などをローンで買い、子どもを学習塾に通わせており、経済的にはかなりのムリを重ねてきた。
不況が深まった年明けから、住民の様子が目に見えて変わってきた。
小さな会社の経営者のほか、ベンチャー企業の役員や管理職も多く、彼らも大きなダメージを受けている。

社長セミナー2さて、新年度から、民生品の製造業ではついに賞与を現物支給に切り替える企業が現れそう。
再建屋雑記帳0650たまらないのはボーナス併用払いで高額商品を買った人や、生活費の補てんに賞与を回す世帯。
途端に生計が成り立たなくなる。

先頃の報道によれば、日本を代表するメーカーが管理職などを対象に自社商品を購入するように通達を出した。
再建屋雑記帳0651それがどれくらいの強制力を持つか分からないが、私は命令に近いという印象を受けた。
数十万円の家電製品なら我慢もするが、数百万円のクルマとなるとう〜ん。
実は、これも形を変えた現物支給。
賞与や給料を現金で払って現物を買わせるか、賞与や給料を現物で払うかの違い。
経営教本2もっとも後者は「払う」と言わない。
また、給料の現物支給だけはやめてほしい。
再建屋雑記帳0652
今後、現物支給はともかく、大幅な賃金カットに踏み切る企業が続出する。
住宅ローン破たんなど、個人破産が急増する可能性がある。
余談だが、不動産価格の下落が本格化するのは10月以降だろう。
再建屋雑記帳0653いまは新築マンションを買うことはできない。
自分と家族を守るため、どこまで生活を切り詰められるか。
「何も買わない」と固く誓うことが基本。

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和田創 提案営業研修 1日体験版

リストラに怯える毎日

営業に“勝ち癖”をつけるしばらく収まっていた企業倒産が増えている(統計上の数字でなく、マスコミ報道上の印象)。
何とか持ち堪えてきたところが、景気のさらなる悪化により白旗を揚げざるをえなくなった。
再建屋雑記帳0644資金繰りが逼迫する年度末へ向け、破綻が相次ぐのか。

正社員のリストラの嵐も吹き荒れはじめた。
すでに新聞やテレビで報道されており、数十名や数百名の単位でなく、数千名の規模。ときに1万名を超える。
経営◇勝ち残りの条件2名前が挙がった企業の社員はやり切れない思いだろう。
それが実行に移されるのはこれからであり、自分がいつ肩を叩かれるか、生きた心地がしない。
再建屋雑記帳0645とくにカネがかかる中高生などの子どもを抱える人は心配で、夜も眠られないはず。
家族もびくびくもの。
リストラに怯える毎日を過ごすことに…。

報道によれば、私立高校の授業料の滞納がひどい。
再建屋雑記帳0646ここ数年の好況を背景に子どもを入学させてみたものの、収入の基盤が揺らいだ結果である。
進学塾の生徒が半年で激減したという噂も耳にした。
教室の閉鎖が進むのか。

和田創 講演メニュー政治の無策が日本経済と日本国民をとことん追い詰めてしまった。
それでも自民党も民主党も政局にしか関心がない。
再建屋雑記帳0647あの人たちは何なのか?

                       ◇

再建屋雑記帳0647私は、風邪の一歩手前の状態がだらだらと続く。
講演などが続いており、寝込むわけにいかないので、クスリを多めに飲んでいる。
ただし、ワインは口に含んでいない。
再建屋雑記帳0648ロレツが回らなくなるのが怖い。
「だれだっ!」。

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「学生が集まらない」…学校破綻

中小企業のチャイナ・サバイバル 第6回私は営業関係者の異業種交流勉強会「営業実践大学」を足かけ15年にわたり運営している。
自分の希望と意思で始めたことだから文句を言える筋合でないが、月例の公開講座に参加者を集めるのが恐ろしく難しい。
営業教本0101もとより収益事業でない。
気の遠くなるような持ち出しで頑張ってきたが、それでも大苦戦。

一番の理由は、勉強が嫌いな人たちに勉強をさせようとしたこと。
営業に携わる人に、営業を学ぶという発想はきわめて薄い。
再建屋ノート4同様の理由で、営業雑誌は商売として成り立たない。
にもかかわらず今日まで続けられたのは、営業人材紹介のジェイックが会場を無償で提供してくれたお陰。
営業教本0102でなければ、私はとっくにギブアップしていた。

私が月例の公開講座を行うにあたり、心を砕いたことはたった一つ。
「参加者満足度」。
そうした姿勢を大切にしたからこそ、かろうじてやってこられた。
営業教本0103ただし、実際にそれをどこまで果たせたかとなると疑問が残る。
何せゲスト(講師)もボランティアでお願いしている。
大きな制約があったことも確か。
私は60歳が目前に迫り、いつまでNPO法人営業実践大学を続けられるかと案ずるようになった。
1年でも、いや1カ月でも長く、と思っているが。
経営◇勝ち残りの条件1しかし、私の無謀な努力も限界に近づいている。

                       ◇

経営教本0381「学生が集まらない」。
あちこちから悲鳴が上がっている。
短大、大学、大学院、社会人大学院(MBA)。
この先、少子化は加速する。
減る一方の生徒を巡り、熾烈な争奪戦が繰り広げられる。
学校の破綻が相次ごう。

経営教本0382「学生集め」は学校側が心配することで、それは事務方の仕事と考える時代は終わった。
それでは、すでにブランドが確立したところを除き、とても維持できない。
教員一人ひとりが自分の受け持つ授業の魅力を高めるために、どれくらいの情熱を傾けたかが問われる。
営業に“勝ち癖”をつける学生の「授業満足度」を学校側とともに追求する。
それが出席率や真剣度の向上、能力の養成につながる。
そして、就職の実績、社会の評価に現れる。
経営教本0383やがて、ブランドの形成へ…。

ところが、いまだに教員がふんぞり返っていることがある。
理由は分からなくない。
常識では考えられないほど貧乏だから…。
名誉職と割り切り、せめて偉そうにすることで自分を慰めるしかないのか。

経営教本0384実際、授業の準備をまともに行うと、マクドナルドの時給よりはるかに安くなる可能性がある。
知人が短大で教えているが、そう嘆いていた。
はMBAで「実践営業論」の授業を持ったが、小テストの作成を含め、1時限につき5〜6日は準備に費やした(むろん、私の能力の問題も絡む)。
和田創 講演メニュー私の言う1日とは、起きている時間のほとんどすべてを指す。
結果として、授業がボランティアになった。
それゆえ、決められた時間に顔を出し、眠っている学生を相手に講義を行って引き上げる教員だけを責められない。
経営教本0385
日本の教育は地に落ちた。
学生は学ぼうとする意欲に乏しい。卒業証書しか眼中にないようだ。
思い切った改革が急務である。
しかし、教わる側に変われというなら、その前に教える側が変わってみせなければならない。
主要営業講座かたや、学生はつまらない授業に対して「NO」と声をあげ、教員の淘汰を促す。
それが、質の向上に欠かせない。
高額の学費を支払う“顧客”なのだから最低の権利である。
これを行使しないと、質の劣化は止められない。

経営教本0386また、教員はプロとして教える内容と教える方法に留意しなければならないのに、後者に無関心の人が多すぎる。
教育もサービスの一つであり、いまどきそんな事業者はどこを見回しても淘汰されている。
教室に一歩足を踏み入れると、化石みたいな授業が繰り広げられている。
眠るなと言うほうがムリ。

経営教本0387それと、国策としてもっと教育に本腰を入れるべき。
現状では日本の衰退が深刻化する。
教員の待遇を何とかしなくてはなるまい。
授業が、社会適応力のない人のパートになってしまう。

                       ◇

月刊トップセミナー私は先日、三菱UFJ名古屋で「営業変革トップセミナー」を行った。参加者から早速、応援メールが寄せられた。
このところ、講演や企業研修、公開セミナーが続き、精神的にも体力的にも限界に近く、また持病の腰痛と背筋痛がぶり返していた。とても勇気づけられた。
受講者の声0007「熱のこもった指導姿勢と、明確な一貫性に基づいた提案営業の講話内容であり、自分も先生のようになりたいと心から思いました。引き続き勉強したいと考え、『月刊トップセミナー(講話映像)』の無料購読(視聴)を申し込みます」。
主は人材派遣業の支社長。
まことにありがとうございます。

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営業変革トップセミナー

企業再編は新時代へ…戦略的統合

川柳20080220-01企業の再編が新時代を迎える。
これまでは同じ業界内での統合がほとんどだった。
ライバル同士が生き残りをかけてくっつく。
大半は売り上げ規模の拡大と重複業務の削減が目的だった。
そう、地位上昇と経営合理化。
寄らば大樹の陰という本音も見え隠れする。
当初はリストラなどが行われるにしろ、いったん落ち着いてしまえば、社員の活性化の効果も限られる。
要は大きくなっただけ。

経営教本0371ところが、技術革新が加速し、かたや環境破壊や原材料枯渇などの問題が深刻化している。
しかも企業にとっての主戦場が各国の強豪がひしめく海外へシフトしている。
研究開発や生産が変化し、マーケティングが変容する条件が揃い、それに対応する気運も高まってきた。
目をおおう営業活動の実態業界の際が崩れ、市場の境が消えるかもしれない。
遠からず、隣接・周辺・関連領域はもとより、異分野との統合が活発化しよう。
それは国内での生き残りに留まらず世界での勝ち残りを睨んだ戦略的な再編と呼んでよい。
ライバルとの統合のような一定の安心感はないが、異分野との統合は実に刺激的である。
社長セミナー1
今後の競争優位はノウハウというソフトがカギを握ることは確実であり、それは創造の結果にほかならない。
経営教本0372私は異分野との統合が社員のクリエイティビティを高めると信ずる。
産業経済に対する洞察と俯瞰に基づくボーダレスな再編が企業の命運を決定づける。

                       ◇

経営教本0373企業の統合はなかなかうまくいかない。
もっとも大事なことは、新たな企業文化、組織風土を打ち出すこと
どちらかの企業文化や組織風土に従わせようとすると、いつまでたっても一つになれない。
社員教育DVD1
また、それではメリットを生かし切れない。
図体が大きくなるだけで、世界へ打って出るところまでたどり着けない統合がほとんど。
経営教本0374なお、これをいとも簡単に成し遂げるのが、私が指導している、唱和を前提とした「クレド経営」なのである。

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営業変革トップセミナー20090303

国内新車販売、グリーン車利用壊滅

経営と人生の名言0147私が渋谷・松涛1丁目から港北ニュータウンに引っ越してきたのが、1998年春休み(不確か)。
4月、最寄りのセンター北駅ビル「ショッピングタウンあいたい」が開業。
同月、センター南駅前に「港北東急百貨店ショッピングセンター」が誕生。
2000年3月、センター北駅前に「都筑阪急」と「モザイクモール港北」が併設で登場。
再建屋雑記帳0625それ以前、この辺一帯は空き地だらけで何もなかった。
こうした生活のインフラの整備につれ、港北ニュータウンへの人口流入が活発になった。
やがて大規模マンション開発が爆発し、人口も急増することに…。

経営◇勝ち残りの条件1この頃、私が驚いたことの一つは、ベンツもさることながら「BMW」の多さ。ジャガーもちらほら。いずれも高価。
再建屋雑記帳0626その他の輸入ブランドも少なくない。
幹線道路を走っていると、BMWが颯爽と追い抜いていく。
デパートの駐車場でもよく目にした。
BMWはベンツにまとわりついたアクがなく、洗練とインテリジェンスを求める横浜市民に好まれるのだろうか。

営業に“勝ち癖”をつける私は先だって、九州生産性本部が福岡で開催する「営業変革トップセミナー」の講師を務めるため、新幹線で博多駅へ。
まず、タクシーで新横浜駅へ向かう。
再建屋雑記帳0627そこで、分かったのが、輸入車の激減。
だいぶ前からベンツの姿を見る機会が減ったと感じていた。
いまはBMWまで…。
港北ニュータウンを拠点にしている運転手に尋ねると、同じことを感じていた。

再建屋雑記帳0628驚きはさらに続く。国産車についても小さなクルマが非常に増えた。
以前はニューファミリー中心の土地柄も手伝い、排気量の大きなセダンやミニバン、ワンボックスが多かった。
日曜日には家族全員で洗車するほほえましい光景があちらこちらで見られた。
企業研修メニューよく手入れされていたクルマは、汚れはもとよりボディやホイールに傷が目立つように…。
車検の節目にクルマを買い換えなくなった結果である。
買い換えるにしてもコンパクト、それを飛び越えて「軽」。

再建屋雑記帳0629私はSBI大学院大学での「営業学」の授業の準備に追われ、半年程、街の光景に目をやるゆとりがなかった。
タクシーから窓外を眺めて気づいたが、わずかな期間でマイカーに対する意識が様変わりした。
恐らく原油高騰期からこうした傾向が顕著になっていたのだろう。
社員教育DVD1比較的富裕層の多い港北ニュータウンでも目に見えた変化が現れており、今後しばらく国内の新車販売はどうにもならないほど落ち込むのでないか。

                       ◇

再建屋雑記帳0630私は新横浜駅に着き、午後ののぞみのグリーン車に乗り込んで驚いた。
ガラガラなのだ。
一目見て、極端に減ったのがサラリーマン。上級管理職クラスが消えた。
業種で言えば、金融や不動産、ITの関係者が劇的に減った。ベンチャー系と思しき若い人がいない。それと外国のビジネスパーソン。
再建屋ノート4ここまで空席が目立つグリーン車はいつ以来だろう。
いまはカード購入によりポイントが溜まり、グリーン券に代えられるはず。
出張そのものが極端に削られている可能性がある。

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4月、空前のリストラが始まる

年明け、製造業の落ち込みが一段と鮮明になってきた。
欧米など外需に加え、景気の先行き不透明感から内需も極端な不振。
営業に“勝ち癖”をつける国民の大多数は買い物にカネを使う気分になれない。
その対象も高額品から日用品へと広がりを見せている。
デパート関係者だと思うが、テレビカメラの前で「いまや消費は悪徳になってしまった」と吐き捨てた。
経営教本0345今回の不況の到来と、数年前からの価値観の変化をごちゃ混ぜにした発言である。
しかし、嘆く気持ちは分からなくない。

商品が売れない。したがって、製品が要らない。
製造現場でも販売現場でも大量の余剰人員が生まれる。
拡販キャンペーン型・提案営業研修乱暴な言い方だが、企業は業績が下がった分だけ人を減らそうとするのでないか。
2割? 3割?
クルマや家電など、すでに派遣従業員や期間労働者の契約を打ち切っている大手メーカーを中心に、いよいよ空前のリストラが始まる。むろん、中堅・中小メーカーも例外でない。
再建屋雑記帳0623本格化するのは新年度、4月から。
いま報道されているのは、その兆候。

また、リストラと並び、賞与カット、そして給与カットが行われる。
役員、管理者、社員の順番。
これにより削減の人数をいくらか減らせる。
再建屋雑記帳0624痛みを少しでも分け合おうとの趣旨。
互いに我慢するしかない。

それにしても…。
2007年度までの数年間、会社も社員も浮かれ切っていた。
世界的な景気の追い風に背中を強く押されていただけなのに…。
私は営業分野の経営コンサルタントとして違和感を持ち、そうした状態に警鐘を鳴らしつづけてきた。
「企業も個人も以前とやり方を思い切って変えて、いまいいとしたら自分をほめてほしい。しかし、やり方を思い切って変えたわけでないのにいいとしたら、単に追い風が吹いているにすぎない。心配するな。それがやめば、すぐに地獄に戻る」
和田創の講演公開セミナー企業研修で繰り返し述べてきたことである。懸念が見事に的中。
再建屋ノート3
当時、私の指摘に耳を貸そうとした企業はごくわずか。
部下や現場を預かる役員や部長など、幹部クラスがなぜこんなに自信に満ちているのか不思議でならなかった。
経営教本0346決算書の数字がよかったくらいでバカげている。
驕りそのもの。
大半の企業と個人が己の力と錯覚した結果だ。
後悔、先に立たず。
しばらくはどん底に沈むしかない。

企業も個人も好況期に行うべきはたった一つ。
経営教本0347来る不況期に備え、力をつける。
こんな簡単なことがなぜ分からないのか?
いま、私たちは自分を変える最高の機会を授かった。
ありがたい。
好況期は仕事を減らし、勉強に努める。
不況期に勉強を行うのは難しい。

                       ◇
社員教育DVD2
私はNPO法人営業実践大学を十余年続けている。
和田創研の社会貢献事業であり、収益事業でない。
経営教本0348凄まじい持ち出しで、営業関係者に学ぶ機会を与えてきた。
だが、月例の公開講座の参加者はきわめて少ない。
営業に携わる人間が、その思想や技術を磨こうとしない。
不幸の極み。
経営教本0349そして、そのツケがいまの業績、このザマ。
大丈夫、営業が業績を上げた例はほとんどなかった。
景気が業績を上げた。
どうかつまらない自信を持たないでほしい。

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しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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