コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

いきものがかり

浅田真央といきものがかりは放牧へ

老若何女を問わず国民から愛される「いきものがかり」が活動の休止を発表しました。
(水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊の3人組。)
その際に「休止宣言」でなく、生き物らしく「放牧宣言」という言葉を使っています。
私は、センスのよさとファンの不安への配慮を感じました。

実際には3人の想定を超える反響が巻き起こりました。
そこで「解散」という憶測を否定するかのように、前向きの「休養」と明言しました。

私がのめり込んだNHK連続テレビ小説(朝ドラ)が松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」でした。
いきものがかりがその主題歌の「ありがとう」を歌っていたことから親近感を抱きました。
また、3人組は私が暮らす神奈川県内の小田急小田原線駅周辺での路上ライブから出発しています。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

タレントは皆そうでしょうが、いきものがかりは人気が出てから走り詰めでした。
メジャーデビュー10周年を区切りに歩みをいったん止め、これまでのグループの活動、そしてメンバーとしての自分を振り返りたかったのでしょう。
そのうえで、グループと自分のこれからを定めたかったのでしょう。

私はフリーランスのプランナーの経験が長く、大きな括りで「クリエイター」に属します。
この職業に就くとアウトプットに追われ、「インプット」がおろそかになります。
その期間が難しいなら、せめてその時間を取ろうと危機感を持ったことがしばしばでした。
頭も心も空っぽになり枯れてしまいます。
(私を信頼して仕事を発注してくれるクライアントの期待に応えられなくなります。)

私自身は収入の保障がなかったので仕事をいただけるのはありがたいですが、かといって仕事がなだれ込むと自分も生活も見失います。
自分のやれそうな範囲のなかから意思と希望で選んだ職業なのに、仕事にからめとられるという状況に陥ります。
仕事を楽しめなくなり、やがて仕事が嫌いになります。
いきものがかりが用いた放牧宣言という言葉にはそうした感懐が含まれているように思います。

3人組の原点は好きだから歌うという路上ライブの自由さにあったはずです。
自分たちが主導権を握っているつもりでも、業界の要請やスポンサーの依頼が舞い込むなかで飼い慣らされてしまうことがないとは言いきれません。
(ファンが自分たちの活動を縛るということだってありえるわけで、だからファンともいえます。)

65歳の私がやりたいことをやれていない自分に気づいたのが40歳前後でした。
(もっと前から分かっていましたが、忙しさにかまけて深く思い至りませんでした。)
そこで、私と家族を食べさせてくれた業界とクライアントを捨てました。
(当然、無収入になります。)

創造でもっとも重要なのが「破壊」です。
壊したら、創るしかありません。
前進でもっとも重要なのは「決別」です。
別れたら、進むしかありません。

私はプランナーから、講師とコンサルタントという職業に変わりました。
おもに経営者と取締役、管理者を対象とした教育指導に携わっています。
いまは四半世紀の歳月を経て、プランナーという職業も兼ねるようになりました。
戻る(再開)までに約25年を要しました。

いきものがかりは、やさしい歌詞とシンプルなメロディで大勢の共感を得てきました。
どんな人にも聴いてもらえ、どんな人ともつながれる「普通の歌」を紡ぎつづけるのは心身ともに消耗が激しいはずです。
水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊の3人組は緊張と重圧とずっと戦ってきたことになります。

そして放牧宣言を知り、私が思い浮かべたのがフィギュアスケート女子シングルの浅田真央でした。
国民の大きな期待を背負ってきたスーパースターです。

浅田真央はアスリートとして長く世界のトップクラスに君臨してきましたから、表彰台にのぼりたいと願うのは当然でしょう。
それもなるべくなら天辺(てっぺん)に立ちたい。

浅田真央は金メダルを狙って逃した2014年ソチ五輪(オリンピック)の後にまとまった休養が必要だったのです。
そして1年後に現役復帰という決断を下しました。

いまは体が大きくふくよかになり、体力が衰え、さらに勤続疲労により意図したとおりの練習を積めなくなりました。
高難度ジャンプを跳べず、得点を伸ばせず、信じられない順位に低迷しています。
しかも、十代半ばの有力選手が相次いで現れています。
かつての世界女王は日本女王にもなれなくなりました。

つねに「現役引退」という二文字がちらついているはずですが、フィギュアスケートを愛し、ファンを愛するなら、適度な休養を挟みながら競技生活を続けてほしい。
浅田真央は唯一無二の存在なのです。

⇒2016年12月15日「愛する浅田真央へ」はこちら。

私が再開を視野に入れた休止を実行したグループで真っ先に思い浮かべるのは、桑田佳祐が率いるサザンオールスターズです。
ソロ活動の期間を幾度かはさんでいます。
リフレッシュとパワーアップがあったから長期にわたりやってこられたという見方も成り立ちます。

いきものがかりはグループのよりよい明日を模索しようと「放牧宣言」を行いました。
(ファンの期待水準も高くなるばかりです。)
3人は最前線で活躍しつづけるために、休息による「充電期間」に入ったと考えましょう。

彼らのサイトには「10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います」「それぞれの未来を、もっと広げるために。3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために」とつづられています。

グループとして歌を届けたいと思ったら、メンバーが戻ってくればいい。
いきものがかりの放牧期間は短ければ1〜2年、長くても数年の見通しとか。

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ボチェッリが歌う吉岡聖恵「ありがとう」

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
村井布美枝役の松下奈緒、村井茂(水木しげる)役の向井理の好演が光り、高い人気を誇る。
また、二人の実家、漫画(仕事)関係、調布の商店街の人々など、出演者が総じて熱演…。
むろん、武良布枝の原作と山本むつみの脚本(シナリオ)がよいのだろう。
私はしばしば感動させられる。

ゲゲゲの女房は、私の結婚以降の極貧暮らしを再現しているみたい…。
約35年前(1970年代後半、昭和50年代前半)、プランナーで食べていくのは至難だった。
フリーランスの駆け出し。
やっと探してきた仕事が恐ろしく安い。
私は不眠不休に近い状態で働いたが、失うものがないので心配のしようがなかった。
妻もあっけらかんとしていた。
どん底の生活では開き直るしかない。
それ以上悪くならないというのは案外、気楽である。

ゲゲゲの女房。
初めて、ドラマに自分を投影するほどのめり込んだ。

さらに、私が好きなのは、いきものがかりの主題歌「ありがとう」。
詞も曲も素晴らしい。
ウィキペディアによれば、いきものがかりは男女混成3人組の音楽グループ。
吉岡聖恵がボーカル、水野良樹がギターとボーカル、山下穂尊 がギターとハーモニカ。
バンドの名前は、水野良樹と山下穂尊が小学生時代に「生き物係(金魚の世話係)」だったことに由来するのだとか…。
私は何だろうと思っていた。

ありがとうのボーカルは吉岡聖恵(よしおか・きよえ)。
私は仕事に追われながらも、朝・昼・夜の放送、土曜日の1週間分の放送のいずれかで、おおよそストーリーを追いかけている。
したがって、主題歌は数え切れないほど耳にした。
そして、そのたびに“名曲”だと思う。

先日、とんでもない考えが頭をよぎった。
これをクラシック風にアレンジし、オーケストラをバックに「アンドレア・ボチェッリ」に歌ってもらいたいと…。
私は音楽に関してまったくの素人だが、非常にマッチするのでなかろうか。

また、ボチェッリはデュエットの名手である。
たいていの相手を包み込んでしまう。
例えば、「Andrea Bocelli & Judy Weiss」。
私は二人のコンビネーションにしびれた。

2009年9月5日「Vivo Per Lei … BEST」はこちら。

ボチェッリは相手のよさを引き出しながら、自分の持ち味を打ち出せる。
ボチェッリのソロで「ありがとう」を聞きたいが、吉岡聖恵とのデュエットでも聞いてみたい。
どちらも最高では?

なお、これは一方的な希望を述べたにすぎない。
私は当事者の意思、そしてボチェッリのギャランティを含め、何も知らない。

                       ◇

「ゲゲゲの女房」の音楽を手がける窪田ミナ(くぼた・みな)がNHKスタジオパークに登場した。
1972年、福岡県生まれ。
作曲家、ピアニスト。
テレビドラマや映画などの映像に音楽をつける。
アレンジャー、プロデューサーとしても活躍…。

ゲゲゲの女房では百曲ほどつくったらしい。
私はドラマに見入っていて音楽を意識したことがなかったが、大変な曲数である。
さまざまなシーンに織り込まれ、感動の名場面の誕生に一役買っていたのだ。

番組(スタジオパーク)のホームページに窪田ミナの詳しいプロフィールが載っている。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

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向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房。
極貧でも誇りを失わずに仕事(漫画)に打ち込む夫を信じ、夫を敬う。
女は肝が据わっている。
私の最初の妻も現在の妻もそうだ。
生活が苦しくてもこぼしたことはない。
ありがとう・・・。

ゲゲゲの女房も凄いが、ゲゲゲの旦那も凄い。
戦場で地獄を体験したからか。
マラリアで死線をさまよった。
そして、療養中に敵機の爆撃で左腕を失った。
軍医が麻酔なしに切断したのだ。

私は、先週の放送で水木しげるがさらっと語った言葉が強く印象に残った。
「自分をかわいそうがるなんて、つまらんことです」(台詞はうろ覚え)。
ほんとうにそのとおりだと思う。
名言だ。

水木しげるは、左腕を失ったことを悲しいと思ったことはないと語っていた。
命を失うよりも片腕をなくしても生きているほうが価値があるとも…。
こうした考え方ができたから漫画家として大きな成功を収められたのだろう。
「ゲゲゲの女房」は私たちの教科書である。
ドラマとしての面白さを味わえるだけでなく、夫婦と人生について思いや考えを巡らせられる。

朝の連続テレビ小説では異例ともいえる内容の深さを備える。
生きていくことは過酷を受け入れることだ。
人それぞれの運命や庶民の暮らしを、信頼と希望の明るさが包み込んでいる。
松下奈緒と向井理は、村井布美枝役と村井茂役を見事に演じている。
役づくりは決して簡単でない。
とりわけ村井茂役。
向井理は、形容しがたい「水木しげる」という人間をよくつかみ、雰囲気を出している。
二人の役者がオーラを放っているのは、実際の夫婦がオーラを持っていたからでないか…。

主題歌「ありがとう」も非常によい。
いきものがかり、だ。
それは十分に素晴らしいが、私はアンドレア・ボチェッリにもこの曲を歌ってもらいたい。
オーケストラをバックにしたら、ぴったりだと思う。

⇒2009年12月6日「ボチェッリ カルーソー」はこちら。

以下に「松下奈緒『ゲゲゲの女房』人気シーン」と題する2010年6月12日のブログを収める。
主役の松下奈緒が奔放に語った。

                      ◇◆◇

たったいまNHKの「土曜スタジオパーク」という番組に松下奈緒(まつした・なお)が出演していた。
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のヒロイン、主演女優である。
村井布美枝(むらい・ふみえ)役。
村井茂(むらい・しげる)役の向井理(むかい・おさむ)とのコンビは好演といえよう。
夫はむろん「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、漫画家の水木しげる。

二人の結婚生活は他人行儀から始まり、次第に夫婦らしくなっていく。
が、いまは“貧乏神”に取りつかれ、大苦戦。
長女を授かったというのに、ミルク代にも困るありさま…。

土曜スタジオパークでは、視聴者の印象に残った人気シーンのほか、撮影秘話(裏話)なども紹介されて興味深かった。

松下奈緒は、一段と大柄に見える。
眉、目、鼻、口、それぞれがはっきりしている。
とくに口は形も大きさもダイナミックに変わる。
美しく、聡明な雰囲気が漂う。
同時に、活発で、非常に負けず嫌いな性格が浮かび上がる。

松下奈緒は、大物女優の誕生を予感させる。
素晴らしい。

ところで、人気第1位は、村井布美枝が村井茂を守ったシーンだった。
私の妻(前妻)は出会い後、結婚後、そして死の直前、一貫して私を守りつづけた。
「うちは私がいるから大丈夫…」。
結婚後、妻にしては珍しく、きっぱりと言い放ったことがある。
その光景を、私は鮮明に覚えている。
妻は守護神だった。

いま知った。
向井理は、私が暮らす横浜市出身。
かつ、明治大学卒業。
もっとも私は中退だが…。
一層親しみがわいた。

「ゲゲゲの女房」の今後の展開から目が離せない。
二人は貧乏神を追い払えるのだろうか。
決して他人事でない。

                      ◇◆◇

ゲゲゲの女房に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

◆書き加え1

知らなかった…。
松下奈緒と向井理が別の夫婦役でNHKに出演していた。
「いちごとせんべい」。
地上デジタル放送普及のための8分のショートドラマだ。
2011年7月に完全移行が予定されており、そのメリットなどをアピールしている。

舞台は、下町の老舗煎餅(せんべい)屋「ささき」。
新婚生活に地デジがちょっとした変化をもたらす。
ドラマは地上波での放送を前提に制作され、インターネットではだいぶ前にアップされていた。

昨夕、総合テレビで放送された。
私はたまたま見た。
シナリオと演技、映像にこだわりが感じられ、何だかおかしくなってしまった。
小品ながら趣がある。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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