コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

おひさま

平原綾香「おひさま 〜大切なあなたへ」

平原綾香の歌唱で、NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」の主題歌を聴きました。

朝ドラ「おひさま」は井上真央がヒロインになり、高視聴率を残しました。
メインテーマはもともと「曲」だけでした。
しかし、朝ドラファンの要望でしょうか、途中から「詞」がつけられ、それを平原綾香が歌いました。
主題歌「おひさま 〜大切なあなたへ」は土曜日の放送分に限って流されたようです。

私はユーチューブの動画で幾度も聴きました。
安曇野(おそらく)の背景と相まって、素晴らしい出来です。

平原綾香は普段ほど力を込めず、やわらかく美しく歌いあげています。
新鮮な印象、爽やかな感覚です。
彼女の人柄と気品が自然に伝わってきます。

⇒平原綾香「おひさま 〜大切なあなたへ」はこちら。

記憶が曖昧ですが、私が平原綾香を最初に聴いたのは「Jupiter」でした。
彼女の持ち味がもっとも出ているのはこの曲でしょう。
私はポピュラーのCDを買うことはありませんが、「Jupiter」が収められたアルバム「ODYSSEY」と「The Voice」はカーステレオ用を含めて各2枚買い求めました。
よほど気に入ったとしか思えません。

ホルストの管弦楽組曲「惑星」のなかの「木星(Jupiter)」に詞をつけて歌うという破天荒な試みに驚きながら、平原綾香のへんてこりんなほど言葉(思い)を大切にする歌唱にしびれました。
独特の息づかいと歌い回しはバタフライ(水泳)やサックス(楽器)がいくらか影響しているのでしょうか?
平原綾香は一瞬で愉悦に満ちた世界や宇宙を紡いでしまう才能を持っています。

また、彼女の声には、聴く人の心を落ち着かせる不思議な魅力があります。
癒しの効果ともいえます。

なお、平原綾香がヒロイン・井上真央を目の前にして歌った動画もあります。
1対1ですので、こちらは気合が入っています。

⇒平原綾香「おひさま 〜大切なあなたへ」はこちら。

「あなたは私の軌跡 あなたは私の希望・・・」。
井上真央がうるうるしています。
泣くわけにいかない歌なので、涙をこらえているように見えます。

歌うほうも、歌われるほうも、とてもきれいです。

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吉高由里子・花子とアンに期待…ごちそうさん

NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。
杏(あん)がヒロイン・卯野め以子(うの・めいこ)を演じている。
脚本(シナリオ)は、森下佳子(もりした・よしこ)の書き下ろし。

私は、「ごちそうさん」とあまり縁がない。
朝ドラを視聴するとは、自分との“接点”を感じるということ!
松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」と尾野真千子主演「カーネーション」は、私にしては熱心に見た。
井上真央主演「おひさま」と堀北真希主演「梅ちゃん先生」は、それなりに見た。
どれもいい作品だと思う。

私はおそらく次作、吉高由里子主演「花子とアン」は出来次第でのめり込む。
「赤毛のアン」などに代表されるモンゴメリーの日本語訳版を著し、明治から昭和の混乱期に翻訳家として活躍した村岡花子の生涯を描いた伝記作品とか・・・。
短い紹介文を読むだけで、期待が膨らむ。
「ゲゲゲの女房」も「カーネーション」も、物語の土台は実人生だった。

とはいえ、「ごちそうさん」は、まったくと言っていいほど見なかった前作、能年玲奈主演「あまちゃん」よりいくらか・・・。
放送が始まって1カ月くらいかと思うが、出張中のホテルなどで4〜5回はつけっ放しにしたことがある。
テレビ画面と向き合っているわけでない。

妻はNHK総合テレビで朝と昼、「あまちゃん」を欠かさず見るようになった。
やがて「あまちゃん」に完全にはまる、こぼれるような笑顔を眺めたことがあり、私は吹き出しそうになった。

妻に尋ねたら、「あまちゃん」ほどでないが、「ごちそうさん」もかなり面白いという。

・・・そうかなぁ。

                      ◇◆◇

松下奈緒と朝ドラ「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年8月3日「寺川綾と松下奈緒、身長と美貌を比べるなっ!」はこちら。

⇒2012年6月10日「松下奈緒、結婚・転身へ…ドラマチックなAB型」はこちら。

⇒2012年6月9日「松下奈緒、『青空』をしっとりとセクシーに歌う」はこちら。

⇒2012年6月1日「松下奈緒『ありがとう』ピアノソロ演奏…SONGS」はこちら。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月9日「松下奈緒、男5人と同居…早海さんと呼ばれる日」はこちら。

⇒2011年8月23日「松下奈緒「胡桃の部屋」横目でちらっ…向田邦子原作」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年7月17日「松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年4月18日「松下奈緒はなぜ3人なのか?」はこちら。

⇒2011年3月1日「松下奈緒、男勝りの女刑事への転身は失敗」はこちら。

⇒2011年2月4日「松下奈緒の気になる演技力…女優は不向き?」はこちら。

⇒2011年1月25日「タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織」はこちら。

⇒2011年1月6日「松下奈緒VS向井理…ゲゲゲの夫婦対決」はこちら。

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⇒2010年12月31日「大杉漣と松下奈緒、ゲゲゲの親子が紅白再会か」はこちら。

⇒2010年12月28日「ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!」はこちら。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

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⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

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⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が『ゲゲゲの女房』を振り返った」はこちら。

⇒2010年9月27日「涙にくれた一日・・・『ゲゲゲの女房』完結」はこちら。

⇒2010年9月26日「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(全記事)」はこちら。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月24日「水木しげる夫妻(武良茂・布枝)の自然体」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月23日「水木プロダクション創立20周年記念謝恩パーティー」はこちら。

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⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

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⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

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朝ドラ梅ちゃん先生の感想…急ごしらえの粗末な作品?

私は、年頭に固く誓った営業研修教材など新商品の開発と投入が大幅に遅れている。
景気回復が鮮明になり、受託業務が増えているためだ。
クライアントの仕事を優先せざるをえない。
もちろん、私はおおいに感謝している。

が、自分に気合いを入れ直さないと、ずるずるになりそうだ。
強固な意志でやり抜くはずが、薄弱な意志である。
情けない・・・。

私は集中力が延々(?)と持続するほうだった。
しかし、50代後半くらいから集中力にはっきりとした波が出るようになった。
正確に述べれば、猛烈に頑張った後に「反動」の状態や時期が現れるようになった。
そして、それが年々ひどくなっている。
加齢との闘いだ。
体力不足も主因の一つかもしれない。

私は、一年365日、一日24時間、集中力を維持できるのが理想である。
頭の悪さを労働時間の長さでひたすらカバーしてきた職業人生だった。
ゆえに、「睡眠とは敗北である」。
したがって、私の人生は敗北の連続になる。

あすの締め切り2本がやばい。
頭から激しい湯気が立ち上っている。
ポーッ!!!

                       ◇

さて、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
主演は堀北真希(ほりきた・まき)。
時代は劇的な戦後復興期、そして経済成長期。
舞台は東京大空襲で焼け野原と化した終戦直後の東京・蒲田。
ヒロイン・下村梅子が地域に根ざした町医者を目指す。
住民の命を守っていくヒューマンドラマである。

「上村松子」でなく「下村梅子」。
「上⇒下」「松⇒梅」というところがミソ(おそらく)。
現時点の放送では、下村梅子は自分に自信を持てない。
ネットを調べたら、出来のいい姉と兄に劣等感を持ち、「梅子」という名前が気に入っていない。
主演・堀北真希は、輝いてならないヒロインとしてスタートしなければならなかった。
何の取り柄もない。
この役どころは難しそうだ。

「梅ちゃん先生」は井上真央主演の「おひさま」に続き、よく言えば朝ドラの王道、悪く言えば保守的なつくり。
たわいない日常を描く。
が、「おひさま」はテーマ性も世界観もはっきりしていた。
それに対し、「梅ちゃん先生」は方向感が定まらない。
ピントを合わせにくく、私は見ていてストレスが募った。

井上真央は共演者一人ひとりの持ち味(個性)を引き立てるのがうまく、それにより自らがヒロインとして輝いていた。
私は女優としての実力を感じた。
これといった山場のない「おひさま」を最後まで持たせた。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

ところが、「梅ちゃん先生」は登場人物の関係性に核(軸)になるものが見られず、はなはだ“すわり”が悪い。
脚本(シナリオ)でキャラクターが描き切られていないのか、登場人物が引き立て合わない。
したがって、絡みが淡泊だ。
また、台詞(せりふ)が説明的でこなれていない。
登場人物の会話に生っぽさも面白みも乏しい。
さらに、撮影現場での指示が曖昧なのか。
それなりの俳優を集めているのに、一人ひとりが非常に演じにくそうにしている。
演技が下手な役者とは思えないのに・・・。

「下村家」は生活感がない。
家族のつながり感もない。
互いの距離が遠いし、空々しい。
これだと視聴者は感情移入が難しい。
キャスティングもどうか。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

端役を含めた登場人物の顔がひどい。
終戦直後の窮状が反映されていない。
ヒロインとその母は色つやがよすぎる。
子どもは無理に墨か煤(すす)を塗りたくっている。
汚せばいいってものじゃない。
広い意味の演出に、丁寧さやこまやかさが欠ける。

「梅ちゃん先生」はリアリティが希薄だ。
何もかも噛み合っていない。
オープニングの映像もSMAPの主題歌もこの朝ドラを散漫にしているだけだ。
プロデューサー、脚本家、演出家、スタッフ、キャストの意思疎通が図れていない。
バラバラ・・・。

私は、急ごしらえの粗末な作品を見せられたという感想を抱いた。
実際には十二分に時間をかけていると思うが…。
全体も細部も完成度が高かった「カーネーション」の後だけに、気になって仕方がない。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

しかし、半世紀の歴史を持つ朝ドラがこのままの不甲斐なさで終わるはずがない。
この先おそらく、どんどんよくなっていく。
私はもちろん都合がつくときには「梅ちゃん先生」を見る。
堀北真希を始め、関係者に頑張ってもらいたい。

それと、舞台が東京・蒲田という雰囲気が漂っていない。
当地はもっと猥雑で熱している。
下町の厚い人情はどこへ・・・。

きょうの記事は私の第一印象にすぎない。

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梅ちゃん先生視聴率、カーネーション、おひさま超え

NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希主演のこの朝ドラはスタート間もない平均視聴率が突出している。
初回視聴率18.5%は最近10作品で最高、井上真央主演の「おひさま」の18.4%を超えた。
しかも、放送3日目で20%を記録した。
異例の早さだ。

私が朝ドラ最高傑作と思う尾野真千子主演の「カーネーション」の高い注目度を引き継いだのかもしれない。
それとも「梅ちゃん先生」の事前の大きい期待値を反映したのかもしれない。

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」以降の作品は若干の凸凹はあるにしろ、平均視聴率が好調である。
朝ドラに対する視聴者の関心が高まっているのは確かだ。
また、半世紀を超える放送なので、作品や主演にかかわらず、固定的なファンがベースとして存在する。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

さらに、癖のない堀北真希のファンがベースとして存在する。
CM出演が多いことからも分かるように、老若男女を問わず支持を集められる。
好調な視聴率は東京制作局の狙いどおり。

⇒2012年4月12日「堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較」はこちら。

ところで、尾野真千子主演の「カーネーション」は平均視聴率が19.1%だった。
近年の作品では、宮崎あおい主演の「純情きらり」と比嘉愛未主演の「どんど晴れ」が記録した19.4%に次いだ。

井上真央主演の「おひさま」の18.8%を上回った。
普通の家族のつながり、当たり前の日常生活の幸せを描いたこの作品は、東日本大震災発生後の世相や風潮により視聴率が押しあげられたはずだ。

それを考えると、「カーネーション」の数字はやはり凄い。
朝ドラの常識を覆し、激しく重い内容をたたえた作品だった。
日本の母の大きな愛という言葉で単に括れない。

何があろうと生きていかなければならない人間の性(さが)。
「カーネーション」は毒を持ち、臭いをまき散らした。

なお、視聴率はいずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月31日「カーネーションの大きな愛…母・小篠綾子が逝く」はこちら。

⇒2012年3月30日「朝ドラ最高傑作カーネーション…尾野真千子の本音」はこちら。

⇒2012年3月28日「朝ドラ・カーネーションは子育て授業か…渡辺あや脚本」はこちら。

⇒2012年3月24日「夏木マリ・カーネーション視聴率推移…小原糸子最晩年へ」はこちら。

⇒2012年3月6日「夏木マリ・小原糸子老け役は俎板の鯉…気になる視聴率」はこちら。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー

NHK連続テレビ小説。通称「朝ドラ」。
尾野真千子主演「カーネーション」が3月31日に終了した。
東日本大震災の影響で、通常作品より放送が1週間短縮された。
ヒロイン・小原糸子の晩年役の夏木マリと合わせ、演技が好評だった。

                       ◇

4月2日、きょう次回作がスタートする。
堀北真希主演「梅ちゃん先生」。
脚本は尾崎将也。
チーフプロデューサーは岸谷可奈子。
東京制作局は、井上真央主演「おひさま」に続いて教師。
と、思ったら、医師だった。
戦後、先生を目指すという設定。

堀北真希はほんわか、おっとりした雰囲気を漂わせる23歳の女優。
ヒロイン・下村梅子を演じる。

彼女に白羽の矢が立った理由は、東京制作局が好む清楚なイメージに合っていたこと。
また、映画やドラマで多くの主演を務め、彼女がファンを持っていること。
日本アカデミー賞新人賞や優秀助演女優賞などを受賞しており、演技の実績も十分だ。
CM出演でもお茶の間にかなり浸透している。

朝ドラヒロインに起用する側としては安心感が大きい。
松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」から4作品連続の好調な視聴率を落とすわけにいかない。
平均視聴率17〜18%台は立派。

尾野真千子主演「カーネーション」に対し、好演にもかかわらず、朝から見たいと思わない顔という声が上がった。
本人に代わり、余計なお世話だ。
マスコミ報道によれば、堀北真希は老若男女を問わず、好かれやすいキャラクターらしい。
まるで尾野真千子が嫌われやすいキャラクターみたい。

3月19日、NHKで「ヒロイン・バトンタッチ式」が行われ、尾野真千子と堀北真希が出席した。
互いに花束とプレゼントを贈った。

先立つ3月14日、堀北真希は記者会見で手応えの大きさを口にした。
高視聴率のプレッシャーの裏返しだろう。
「梅ちゃん先生」は昨年11月にクランクインしている。
NHKはこの朝ドラに惜しみなく手間とカネをかけた。
東京大空襲の焼け野原を再現したオープンセットを茨城・高萩にこしらえた。
また、タイトルバックのパノラマが毎日微妙に変わる。
私はこの一文(記事)が何を意味するか分からない。
もしかして「復興」の様子?

しかし、「梅ちゃん先生」があまりに保守的なつくりになると、視聴者にそっぽを向かれる。
大阪制作局の「カーネーション」が朝ドラに対する認識を変えた可能性がある。
私たちの固定観念を壊した。
ハッピーなだけでは満足できず、ドラマとしての見応えを求める。
「梅ちゃん先生」は高視聴率を維持できるか?

                       ◇

ところで、民放の懐事情(財政事情)が悪化し、本格的なドラマ制作が困難になった。
私は、NHKは俳優(女優)を発掘し育成する責任の一端を負うべきだと考える。
東京制作局は松下奈緒、井上真央、堀北真希と、オーディションによるヒロイン選考を回避した。
これは大問題だ。
新人や若手に登竜門をくぐらせ、活躍の機会を与えよ。

東京制作局は視聴率に固執するあまり、無難なキャスティングに終始しはじめた・・・。

◆書き加え1(4月4日)

「梅ちゃん先生」の初回視聴率は、関東地区で18.5%、関西地区で16.7%だった(ビデオリサーチ調べ)。
初回視聴率としては、井上真央主演「おひさま」の18.4%(関西15.6%)を超えた。
最近10作品で最高とのことで、幸先のいいスタートを切った。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年3月31日「カーネーションの大きな愛…母・小篠綾子が逝く」はこちら。

⇒2012年3月30日「朝ドラ最高傑作カーネーション…尾野真千子の本音」はこちら。

⇒2012年3月28日「朝ドラ・カーネーションは子育て授業か…渡辺あや脚本」はこちら。

⇒2012年3月24日「夏木マリ・カーネーション視聴率推移…小原糸子最晩年へ」はこちら。

⇒2012年3月6日「夏木マリ・小原糸子老け役は俎板の鯉…気になる視聴率」はこちら。

⇒2012年3月4日「尾野真千子カーネーションの感動…次の朝ドラ主演作品」はこちら。

⇒2012年3月2日「尾野真千子・小篠綾子の見納め…カーネーション視聴率推移」はこちら。

⇒2012年2月28日「尾野真千子と渡辺あやが共謀、いじわるばあさん辛辣版」はこちら。

⇒2012年2月27日「カーネーションは夏木マリ、尾野真千子はサザエさん」はこちら。

⇒2012年2月25日「小篠弘子と小篠順子の衝突、小篠美智子のマイペース」はこちら。

⇒2012年2月18日「朝ドラ・カーネーション、戦後の家庭教育と学校教育を笑う」はこちら。

⇒2012年2月11日「尾野真千子、オーノー、アヒル口…朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2012年2月7日「尾野真千子、朝ドラ再登板…カーネーション最高視聴率記録」はこちら。

⇒2012年2月5日「長女・コシノヒロコと次女・コシノジュンコのライバル心」はこちら。

⇒2012年2月4日「小原ハル⇒小原善作⇒小原糸子⇒コシノ三姉妹の乗り移り」はこちら。

⇒2012年2月1日「尾野真千子・小原糸子の不倫・無断外泊・朝帰り」はこちら。

⇒2011年1月24日「どうした尾野真千子?…カーネーション視聴率と主演降板」はこちら。

⇒2011年1月19日「尾野真千子、修羅場の連続に目をそむける…カーネーション」はこちら。

⇒2011年1月18日「朝ドラ・カーネーション、小篠綾子と夫、コシノ三姉妹」はこちら。

⇒2012年1月15日「尾野真千子の暴走と渡辺あやの復讐…カーネーションの異次元」はこちら。

⇒2011年12月19日「尾野真千子カーネーション1位の見ごたえ…朝ドラ歴代作品」はこちら。

⇒2011年12月17日「尾野真千子、イライラが爆発!…カーネーション主演の剣幕」はこちら。

⇒2011年12月16日「正司照枝…朝ドラ・カーネーションの感動、かしまし娘の芸達者」はこちら。

⇒2011年11月29日「尾野真千子はつくりものでない カーネーション視聴率と評判」はこちら。

⇒2011年11月27日「正司照枝の温かみ、栗山千明のつっけんどん…カーネーション」はこちら。

⇒2011年11月22日「尾野真千子の演技…小原洋裁店開店から結婚へ急展開」はこちら。

⇒2011年11月19日「カーネーション・オープニング映像の出来…辻川幸一郎」はこちら。

⇒2011年11月6日「尾野真千子カーネーション…朝ドラ最高傑作」はこちら。

⇒2011年11月4日「カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?」はこちら。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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美空ひばりの愛燦燦を聞きたい…天童よしみNHK紅白歌合戦

あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
皆さまにとり素晴らしい一年でありますよう、お祈りします。

                       ◇

さて、私は半世紀近くNHK紅白歌合戦を視聴していない。
去年、朝ドラ「ゲゲゲの女房」でヒロイン役の松下奈緒が紅組の司会を務めた。
そこで、番組を見たというわけでないが、テレビをつけっ放しにしながら仕事をやっていた。
今年、午後10時半前後にテレビをつけっ放しにした。
朝ドラ「おひさま」でヒロイン役の井上真央が紅組の司会を務めていた。
やがて、懐かしい「愛燦燦」が聞こえてきた。
ものまねをしたわけでなかろうが、美空ひばりに似ていて驚いた。
天童よしみだった。

とてもうまい。
仕事の手を休めて聞き惚れていると、無性に美空ひばりのステージを見たくなった。
女王と呼ばれていた生前は紅組のトリを取ったはずだ。
私が美空ひばりを好きになったのは、最晩年である。
戦後最大の歌手だと思う。

                       ◇

私は例年だと、午前0時前後に家族と「初詣」に出かけている。
が、風邪が治らず、断念せざるをえなかった。
習慣を変えると、気持ちが悪い。

私は書斎にこもり、机に座りっ放しの状態で、元旦の午前5時くらいまで仕事を続けた。
不思議と疲労も眠気も感じない。
締め切りが迫り、気持ちが張り詰めているからか。
正味20時間以上、コンテンツ作成に没頭でき、かなり進んだ。
いつの間にか熱が下がっていた・・・。

きょう、午前8時に仕事を始めた。
猛烈に頑張る。
あす、なるべく初詣に出かけたい。
といっても地元、横浜市営地下鉄・センター北駅前の杉山神社である。
遠出をしたいところだが、その時間を割けない。

                       ◇

多い日には1日1万人近くが訪れてくれる「和田創ブログ」。
先週木曜日から実質、更新が途絶えている。
自分の大きな楽しみと励みになっており、仕事にメドをつけ、一日も早くブログを再開したいと思う。

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カーネーション視聴率のネックは何か…面白いのになぜ?

NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
尾野真千子がヒロイン・小原糸子を演じている。
落ちる一方だった朝ドラ人気に歯止めをかけた「ゲゲゲの女房」「てっぱん」「おひさま」「カーネーション」。
私は、この4作品のなかでドラマとしての出来が一番いいのは「カーネーション」だと思う。
インターネットで調べたら、“面白さ”のわりに視聴率が伸びていなかった。
もちろん、悪い視聴率でない。
実は、それほどの数字にならないと踏んでいた。

「カーネーション」はいかにもNHK大阪放送局の制作という作品であり、上方喜劇の流れを引いている。
いまは脚本も演出も抑えめだが、やがて小原糸子が働きながら3人の娘を育てる“大阪のおかあちゃん”の奮闘記になるはずなので、ドタバタ調の度合いが増していく(?)。
「カーネーション」の平均視聴率は、首都圏を中心に東日本の視聴者がどう受け止めるかによりかなり左右されるだろう。
岸和田と言えば「だんじり祭」。
血の気の多い博多(福岡)を含む北部九州地区の視聴率がいいのはうなずける。
また、なぜか名古屋地区の視聴率が非常にいい。

「カーネーション」は傑作であり、それ以前の朝ドラ3作品の平均視聴率を大きく超えてもおかしくない。
しかし、視聴者が頭を働かせないと、よさをつかみにくい。
描かれている世界が深いのだ。
なかでもネックになっているのは、「カーネーション」の敷居の高いつくりでないか・・・。
制作陣は、ドラマの入口にちょっとした壁を設けた?
食わず嫌いが多いと、「カーネーション」の平均視聴率は振るわない。

具体的には、オープニングの“格調”の高さだ。
哲学的な雰囲気さえ漂う。
タイトル映像と主題歌が、ドラマのイメージや内容とストレートに結びつかない。
記憶が曖昧ながら脚本家が口にした「下品」と無縁であり、俗っぽさを消している。

「カーネーション」のオープニングには、「ゲゲゲの女房」のたわいなさ、「てっぱん」の楽しさ、「おひさま」の美しさのような“分かりやすさ”が欠ける。
朝から小難しく感じ、このドラマを敬遠する人がいても不思議でない。
高い平均視聴率を取るうえで、私は「カーネーション」の秀逸なオープニングが邪魔をしそうな気がする。

初回放送の冒頭で、ヒロイン・小原糸子を演じる子役・二宮星(にのみや・あかり)と尾野真千子がデュエットしたのも、この朝ドラに対する“親しみ”を醸成するためだろう。
制作陣は、「カーネーション」が難解な印象を与えることを避けたかったに違いない。
このプレミアムシーン(映像)は番組公式サイトに掲載されていた。

ちなみに、私が一番好きなオープニングは「カーネーション」である。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月31日「威張る小林薫、とぼける麻生祐未…朝ドラ・カーネーション」はこちら。

⇒2011年10月28日「尾野真千子がコシノ三姉妹に対面、夢中のオーラを感じる」はこちら。

⇒2011年10月24日「カーネーション・ヒロイン小原糸子のモデル…小篠綾子」はこちら。

⇒2011年10月21日「尾野真千子・小原糸子の演技、朝ドラ・カーネーションの評判」はこちら。

⇒2011年10月18日「松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔」はこちら。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

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⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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井上真央…面と向かうと、どきどきするほど雰囲気がある

連続テレビ小説。
通称「朝ドラ」。
1961年(昭和36年)の放映開始から半世紀を迎えた“帯ドラマ”である。
新聞小説が発想のヒントになったとしても、番組企画の奇跡と呼んでいい。
1回の放送時間はごく短いが、それをほぼ毎日続けることにより大きなドラマに仕立てる。
また、番組制作費の潤沢なNHKでなくては、ここまでの継続はありえなかった。

私は、自分の結婚後の貧乏と苦闘を再現したかのような「ゲゲゲの女房」の内容に深い共感を覚えた。
それまで朝ドラはほとんど見なかったが、何とか時間をやりくりしながら、かなり熱心に見た。
不純な動機で叱られそうだが、主演の松下奈緒もわりと好みだった。
これをきっかけに朝ドラの魅力に目覚め、「てっぱん」「おひさま」「カーネーション」といくらか見るようになった。

脚本や演出を含めた制作陣が全力を注いでおり、それぞれの作品にそれぞれのよさがある。
そして、それぞれの視聴者にそれぞれの感想や評価がある。
4作品に順位を付けることに意味がない。

しかし、私が純粋にドラマとして楽しめるのは、断然「カーネーション」だ。
尾野真千子がヒロイン・小原糸子を演じている。
ファッションデザイナーの道を切り拓きつつ、コシノ三姉妹を女手一つで育てあげた「小篠綾子」の実話を土台にした物語(フィクション)である。
大阪・岸和田の零細な呉服屋の長女として生まれた。

この「カーネーション」は出来が非常にいい。
私は事情が許すなら、毎日欠かさず見たい(実際はときどき)。
目立つのは、演出の頑張り。
渡辺あやの脚本(シナリオ)の魅力を引き立てるべく、多彩な出演者の持ち味を存分に引き出している。
一人ひとりの描写が的確で丁寧…。
作品の仕上がりは面白く、しかも深い。

                       ◇

余談・・・。
主演女優が一番やりにくかった朝ドラは「おひさま」でなかろうか。
半年もの間、絵に描いたような幸せな日常生活が淡々と積み重ねられていった。
演出がヒロイン・須藤陽子(丸山陽子)を務めた「井上真央」にほとんど任せているという印象が残った(事実は不明)。
それほどこの女優は実力を備えているのだろう。

井上真央はつかみどころのない、不思議な魅力を持つ。
芯の強さをやわらかな聡明さで包んだような、きれいであたたかいオーラを漂わせている。
おそらく面と向かうと、どきどきするほど雰囲気のある女優では・・・。

                      ◇◆◇

井上真央と朝ドラ「おひさま」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月20日「井上真央と松本潤、紅白司会の取り合わせ」はこちら。

⇒2011年10月14日「井上真央「おひさま」総集編は年末に再放送か」はこちら。

⇒2011年10月2日「マイコの真知子、満島ひかりの育子、井上真央の陽子…白紙同盟」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

⇒2011年9月24日「おひさま井上真央と純情きらり宮崎あおい…O型ライバル女優」はこちら。

⇒2011年9月18日「井上真央のおでことえくぼ、華と存在感…実力派」はこちら。

2011年8月27日「平原綾香が歌うおひさま主題歌…あなたは私の軌跡」はこちら。

⇒2011年8月25日「おいでなさんし…井上真央と高良健吾のそば屋「丸庵」」はこちら。

⇒2011年8月24日「井上真央と高良健吾の呼吸…本物の夫婦のなごみ」はこちら。

⇒2011年8月22日「おひさま脚本家・岡田惠和、庶民の幸せを描く手腕に感心」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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松下奈緒・瀧本美織・井上真央・尾野真千子…朝ドラヒロイン素顔

NHK朝の連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。
番組企画の発想は、毎日連載される新聞小説だった。
多忙な朝でも負担にならない短時間のドラマ。
また、一日の始まりに“お茶の間”に届けるので、視聴者を明るく元気にする内容が基本である。
放送開始から半世紀を迎えた。

視聴者の関心はドラマの面白さ、そしてヒロインの魅力に向かう。
さらに、主演そのものに…。
歴代のヒロインはオーディションで選ばれることが多かった。
やがて女優の登竜門になった。
「カーネーション」の尾野真千子は新人でなかったが、合格の知らせを聞いて号泣した。

主演女優は番宣(番組宣伝)の一環として、NHKのさまざまな番組に登場する。
そのうちの有力な一つは、「スタジオパークからこんにちは」。
最近の朝ドラのヒロインは放送期間中に少なくとも1回は出演しているはずだ。
和やかな雰囲気に包まれ、役柄と異なる素顔や性格が覗く。
視聴者は親しみが湧き、もっとファンになる・・・。

「ゲゲゲの女房」松下奈緒は貪欲だ。
素顔さえつくろうとする。
芸術肌というのとは違う。
どこか計算が感じられるのは、不器用だから。

「てっぱん」瀧本美織は天然だ。
思いをポンとぶつけてくる。
あどけなさが残る。

「おひさま」井上真央は慎重だ。
インタビューに対し、一呼吸置いてから答える。
考えが内向しやすい。

「カーネーション」尾野真千子はざっくばらんだ。
ほとんど飾ろうとしない。
女優としては珍しい。

私の個人的な好みを述べれば、松下奈緒。
とてもセクシーだと思う。

朝ドラでは撮影(収録)に1年近く、連日のように拘束される。
一人の主人公をこれだけ長時間演じられるのは役者冥利に尽きるだろう。
ベテラン女優でもヒロイン役に憧れる。

                       ◇

ところで、東京・渋谷のNHK放送センター内にある「NHKスタジオパーク」が大幅なリニューアルを施され、10月10日に再オープンした。
同局の番組やキャラクター、最新放送技術などに触れられる体験型テーマパークだ。
確か前日にセレモニー(式典)が行われ、尾野真千子も挨拶に立った。

さらに、当日は「スタジオパークからこんにちは 新装開店SP」が放送され、ゲストが登場した。
そのなかに「カーネーション」で同級生・吉田奈津を演じる栗山千明がいた。
高級料亭の娘という役どころで、高価な着物を着てお高く留まっており、庶民の小原糸子(尾野真千子)といがみ合う(?)。
栗山千明は美人系だ。

                      ◇◆◇

尾野真千子と朝ドラ「カーネーション」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月12日「松下奈緒、朝ドラ視聴率・朝ドラ人気回復に最大の貢献!」はこちら。

⇒2011年10月8日「二宮星お多福の演技力…カーネーション・朝ドラヒロイン」はこちら。

⇒2011年10月5日「尾野真千子カーネーション視聴率…井上真央おひさまに及ばず」はこちら。

⇒2011年10月3日「尾野真千子、朝ドラオーディション4度目の正直で号泣!」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

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井上真央のおでことえくぼ、華と存在感…実力派

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
とても気になる朝ドラだったが、私は締め切りと戦う時期にぶつかり、あまり見ることができなかった。
が、それでも十分に面白い。
ホームドラマとしての出来栄えが非常によかった。

ヒロイン・丸山(須藤)陽子を演じる井上真央は経験が豊富なわりに、器用でない。
私には「誠実」という印象が強く残った。
仕事に慣れることを戒めているのか。

このブログで幾度か述べたが、井上真央は形容しがたい魅力を持つ。
素晴らしい“華”があり、役者としての「存在感」もある。
ちゃんと“ヒロイン”しているのに、出しゃばらない。
ゆえに、共演者を生かす。
ベテランの役者でさえ、彼女に魅力を引き出されている気がしてきた。
出演者はやりやすいのでなかろうか。
オーディションで選ばれた朝ドラの女優と明らかに違った。
実力派なのは間違いない。

脚本家・岡田惠和は、朝ドラ50年の節目の作品に渾身のシナリオを提供した。
やはり誠実なのだろう、私がストーリー展開で感じるちょっとした疑問にも答がかならず用意されていた。
以前の話や出来事を、時間をかけて丁寧に引き取っていく。
手堅いし、うまい。
職人技が光った。
私は朝ドラの熱心な視聴者でないが、最近では一番の傑作でなかろうか。

井上真央。
もうすぐ「おひさま」は放送が終わる。
私が思い浮かべるのは、彼女のおでこと目、えくぼ、そしてよく通る「声」だろう。
すべてがかわいい。

NHKはあの手この手で番宣(番組宣伝)を仕掛けた。
そうした応援を受けたこともあり、おひさま視聴率はとても高いはずだ。

                      ◇◆◇

井上真央と朝ドラ「おひさま」に関するブログは以下のとおり。

2011年8月27日「平原綾香が歌うおひさま主題歌…あなたは私の軌跡」はこちら。

⇒2011年8月25日「おいでなさんし…井上真央と高良健吾のそば屋「丸庵」」はこちら。

⇒2011年8月24日「井上真央と高良健吾の呼吸…本物の夫婦のなごみ」はこちら。

⇒2011年8月22日「おひさま脚本家・岡田惠和、庶民の幸せを描く手腕に感心」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央がヒロイン・須藤陽子(丸山陽子)を演じる。
夫が戦地から無事に戻り、いつのまにか妻のおなかが大きくなっていた。
落ち着いた暮らしが少しずつ戻ってきた。

激しい空襲を受けた東京と松本では状況はまったく違うにしろ、終戦間もない空気はドラマから伝わってくる。
私の両親もこうした時期を過ごしたのだろうか・・・。
仕事に追われっ放しの私は「おひさま」をほとんど見られないが、視聴率は高そうだ。
ここ1カ月の平均で20パーセント近くを記録しているとしたら、お化けである。
井上真央の演技もさることながら、岡田惠和の脚本が実にうまい。

なお、オープニングのテーマ曲に突然歌詞がつき、平原綾香が歌っている。
「おひさま〜大切なあなたへ〜」。

                       ◇

視聴率が落ちるところまで落ちたNHK朝の連続テレビ小説。
局を挙げたテコ入れの努力が実り、前々作の「ゲゲゲの女房」から復調気配がはっきりしてきた。
このドラマでヒロイン・村井布美枝(飯田布美枝)を演じたのが、ご存知、松下奈緒だった。
目・鼻・口が大きく、顔立ちのはっきりした美しい女優。
長身ということもあり、思い切り目立つ。
視聴率の上昇につれ、番組も彼女も国民的人気を博した。

その松下奈緒がNHKドラマ10で再び主役を務める。
「胡桃(くるみ)の部屋」。
原作は、向田邦子。
家族の絆がテーマ。
全6話の連続ドラマ。
放送は火曜日午後10時、7月26日スタート。
松下奈緒は先だって行った制作会見で、「ただいま、という感じです」と語った。

「ゲゲゲの女房」はほのぼのとした夫婦愛、家族愛を描いた、古き良き昭和というホームドラマだった。
それに対し、「胡桃の部屋」は向田作品らしく、毒を含んだ辛口のホームドラマである。
舞台は1980年頃(昭和)の東京。
家族が本音を辛辣に語るなど、現代に通じる。

リストラで蒸発した父・・・。
松下奈緒は、空中分解しそうな家族をつなぎ留めようと孤軍奮闘する次女・桃子を演じる。
真面目で不器用、責任感が強く自分を押し殺して皆のために頑張るが、ときに感情を爆発させる。
ドラマの進行につれ、母、長女、三女、、弟の長男と、それぞれが深い悩みを抱えることが明らかになっていく。
また、桃子も妻子ある男性への思いに揺れ動く。
錯綜する家族や男女の関係を浮き彫りにしつつ、人間の幸せに正面から迫る作品である。

ところで、松下奈緒は2004年にTBSドラマ「向田邦子の恋文」の撮影を見学した。
主演は山口智子。
それ以来、彼女を女優としての目標にしてきた。
また、向田作品への出演を願ってきた。

「胡桃の部屋」はすでに2回放送されており、リメイク。
1989年のTBSの放送では竹下景子が、1982年のNHKの放送ではいしだあゆみが主役を務めた。
竹下景子は「ゲゲゲの女房」で義母役だったが、今回は母親役である。
当然、松下奈緒は前2作と出来を比較される立場だ。
どのような演技を見せるのか?

                       ◇

連続テレビ小説「おひさま」とドラマ10「胡桃の部屋」。
井上真央と松下奈緒。
同じNHKの放送で、いわば朝ドラと夜ドラだ。
放送時期が重なり、一騎討ちの様相を呈するのでは?
主演にそうした気持ちがないとしても、世間やマスコミから視聴率競争を意識させられるだろう。
二人は表情からプライドの高さがうかがえる。
コツン(激突音)。

                      ◇◆◇

井上真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

                      ◇◆◇

松下奈緒に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年7月17日「松下奈緒と瀧本美織、相次ぐ主役抜擢の裏事情」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が「ゲゲゲの女房」を振り返った

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所?」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

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浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度

私は講演とセミナーが続き、週末に自宅に戻ってきた。
途中、我慢ができないほど疲労が溜まり、ホテルの自室で1時間の入念なマッサージ(指圧)を受けた。
おかげで何とか乗り切れた。

土曜日夜、家族に協力してもらい、書斎の模様替えを行った。
マンションの一室ながら、二世帯住宅用なので、玄関もミニキッチンもトイレもついている。
独立した空間。
大きな机と大きなベッドをこれまでと反対側に配置したら、広い部屋がさらに広くなった。

私は2〜3カ月デスクワークがはかどらず、雰囲気を変えたかった。
頭が煮詰まった状態。
締め切りが迫っており、ブログに時間を割けない。
読者に申し訳ない。

以下に、「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」と題する2011年4月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子。
エースの浅田真央は20歳。
B型。
2011年世界フィギュアスケート選手権モスクワ大会の開催が24日に迫る。
ショートプログラム(SP)が29日、フリースケーティングが30日。
その人柄もあり、女子選手への人気が浅田真央に集中している。
“独り占め”に近いのでは…。
昨年、成人に達し、女っぽさが出てきた。
「かわいい」に「きれい」が加わった。

朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロインの井上真央は24歳。
O型。
セーラー服姿に三つ編みのお下げ髪で、女学生時代の須藤陽子を演じている。
わりと様になっている。
NHKが朝ドラ半世紀の節目の作品に、これはと見込んで起用した。
彼女自身は大人の女への入口に差しかかっている。
「かわいい」が残る「きれい」。

宝塚歌劇団。
元月組男役トップスターの大地真央は55歳。
B型。
おもに舞台で活躍している。
若々しいし、スタイルも保たれている。
「大地真央を抱いちまおう!」などとおどけてみせる。
女っぽいのに男みたいにさばさばした面を持ち、男性からも女性からも好かれる。
「かわいい」を失わず「きれい」。

ひょっとして「真央」は美人揃いか。

・・・私は思い出した。
先だって、新横浜でもっとも古い名門クラブ「Mana(マナ)」から23周年記念の催しの案内がハガキで届いた。
毎年この時期になると送られてくるが、私は数年前に酒をやめた。
いわゆる「キャバクラ」でない。
この店に「真央」という、きれいで、しかもかわいいホステスがいた。
おまけにスタイルが抜群。
名刺をもらったわけでないので、表記は不明。
私に数回ついたことがある。
AB型。
A型とB型に引き裂かれており、それも魅力的だった。

やはり「真央」は美人揃いだ。

話を戻し、浅田真央。
このところ、テレビで近況が放送されることもない。
4月下旬の世界フィギュアモスクワ大会へ向け、練習に打ち込んでいたことだろう。
3月下旬の東京大会の中止にともない、緩んだ心といくらかなまった体を立て直したうえで、細かな動きを磨いていかなくてならない。
口で言うのはたやすいが、当事者には2倍(2度)の精神的・肉体的負担がかかる。
とくに延期された1カ月間はつらかったろう。

本番にピークをもっていける選手が世界女王の栄冠を手にする。
はたして?

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斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
日課のように視聴してしまう、そんな仕立てのドラマだ。
癒やし(いやし)が得られるからか。
井上真央がヒロイン・須藤陽子を演じる。
私は仕事の都合で毎日は無理だが、それなりに楽しんでいる。

さて、晩年の須藤陽子を演じる若尾文子(わかお・あやこ)。
この朝ドラでは「都会的洗練」を感じさせる。
“あでやかさ”がテレビ画面からあふれる。
若尾文子は、安曇野(あづみの)への入口だろう。
扉を押し開けると、そこには豊かな自然がどこまでも広がる・・・。

視聴者代表(?)の原口房子を演じる斉藤由貴(さいとう・ゆき)。
この朝ドラでは「現代的喧噪」を感じさせる。
“やかましさ”がテレビ画面からこぼれる。
斉藤由貴は、昭和前期への入口だろう。
スイッチを押すと、そこには懐かしい時代がゆっくりと流れる・・・。

若尾文子と斉藤由貴は、スペーススリップとタイムスリップの道具立てである。
おおらかな田舎と昔へ、郷愁を駆り立ててくれる。
二人とも見事であり、私は感心した。

とくに斉藤由貴は熱演だ。
前作「てっぱん」では、遠藤憲一の暑苦しさが通奏低音として作品世界を膨らませた。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

本作「おひさま」では、斉藤由貴の暑苦しさが引き立て役として作品世界を際立たせる。
両者の役どころは対照的である。
演出の意向だろうが、斉藤由貴は自分を捨石のキャラクターにした。
シナリオ(脚本)の岡田惠和による、現代への問題提起が含まれるのかもしれない。
貧乏暇なしの私は、猥雑な日常から抜け出せることを夢見て頑張ってきた。

私などは斉藤由貴を見ていると、もういいから早く元に戻して井上真央に会わせてほしいと思う。
「おひさま」にこれといったドラマはない。
当時としてはありきたりな日常を描く本編を、そしてありきたりな日常を演じる主演を、斉藤由貴は輝かせている。

若尾文子もさすがだ。
80歳近い高齢と思えない。
この大女優の着物姿はとても色っぽい。
井上真央は「つや」があり、それは若尾文子につながる。
二人の須藤陽子に違和感はない。
若尾文子はナレーションを兼ねる。

岡田惠和は回想の形を取った。
視聴者に安心感を与えるとともに、ドラマにリアリティを与えるうえで有効である。
そして、若尾文子と斉藤由貴が話し手と聞き手を務める。
どこか掛け合い漫才のようなやり取りが、本編との距離を担保している。

岡田惠和は無茶振りを予告していた。
これから「おひさま」は大きく動くのだろうか。

◆書き加え1(5月20日)

きょうのブログはだいぶ前に書いた。
私はこのところ出張などで「おひさま」をそれほど見られないが、若尾文子と斉藤由貴がまったくといっていいほど登場していないのでは?

ナレーションを兼ねる若尾文子はまだしも、このドラマにおける二人の位置づけ、とくに斉藤由貴の扱いが難しそうだ。
どこまで関与させるか、制作陣(演出)の迷いが感じられる。
現状は宙ぶらりん・・・。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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てっぱん総集編、感動の嵐…瀧本美織は見納め!

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロイン・村上あかり役の瀧本美織が体当たりの演技を見せ、長丁場のドラマを引っ張った。
体は小さいのに、ブルドーザーのようなエネルギーを持つ。
この子は「役者根性」が備わる。
また、喜びの涙が実によく似合った。
瀧本美織は半年で演技はもちろん、すべての面において大きく成長した。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

祖母・田中初音役の富司純子(ふじ・すみこ)は「命がけでやります」と引き受けた。
制作陣は「ダブルヒロイン」という言葉を用い、大女優を口説いた。
富司純子は、孫くらいの年齢差の瀧本美織をしっかりと盛り立てた。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

「てっぱん」は殺風景な人間関係への挑戦状である。
現代の日常を背景に、非日常的な暴走を繰り返した。
視聴者泣かせ。
距離を置いて考えるのでなく、身を投じて感じるしかない。
単純なストーリーに荒唐無稽の出来事、そして過度のお節介がてんこ盛り!
印象は、ドタバタ喜劇ならぬ「ドタバタ人情劇」。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

当然、「てっぱん」のシナリオ(脚本)は破天荒である。
右へ、左へ、東へ、西へ、目が回る。
役者泣かせ。
台本に従って演じているわけだが、出演者は“無茶振り”と受け止めていたのでないか。
視聴者も役者も汗だくの朝ドラだった。
一番の汗だくは制作陣。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

「てっぱん」のシナリオの破綻というか無理難題に“ツッコミ”を入れてカバーしたのがナレーションを務めた中村玉緒だった。
茶々は朝ドラの盛り上げに一役買った。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

「てっぱん」のオープニングは企画が練り込まれていた。
葉加瀬太郎作曲の「ひまわり」は旋律が美しく、ドラマのなかでさまざまなアレンジがなされた。
「ハバネラ」も名曲。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

近藤良平振り付けの「てっぱんダンス」は踊りが温かく、関西・中国地方を中心に大勢の視聴者を巻き込んだ。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

「ひまわり」も「てっぱんダンスも」もこの朝ドラのテーマ、人同士のふれあいとつながりの世界を豊かに膨らませていった。

前作、松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」が国民的な人気を博し、朝ドラの視聴率の下落に歯止めをかけた。
瀧本美織主演の「てっぱん」はその流れに乗り、勢いを止めなかった。
「東日本大震災」の発生で放送が中断したが、ハプニング連続、泣かせどころ満載の魅力で素晴らしい平均視聴率を残した。
有無を言わせぬ強引なドラマづくりで視聴者を感動の嵐に巻き込んだ。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

その「てっぱん総集編」が5月3日と4日、井上真央主演の「おひさま」に続いて放送される。
前編・後編ともに午前8時15分〜10時。
「てっぱん」の感動のシーンとセリフ、とくに泣き笑いが濃縮された編集になっている。
かならずティッシュを箱ごと用意せよ。
それが無理なら、バケツ。
また、本編になかった映像が加えられるかもしれない。
ファンなら見逃すべきでない。

以下に、「瀧本美織『てっぱん』続編は3年後に本放送か」と題する2011年4月8日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
1週間前の4月2日に放送が終了した。
ヒロイン・村上あかり役を演じた瀧本美織がきょう「スタジオパークからこんにちは」に出演した。
「てっぱんヒロイン 走り切った半年を振り返る」。

現在放送中の朝ドラ「おひさま」はヒロイン・須藤陽子役を演じる井上真央があす登場する。
しかも、引き続いて「土曜スタジオパーク」に出演する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送である。
結局、2日間のスタジオパークで「てっぱん」ヒロインから「おひさま」ヒロインへのバトンタッチが行われる格好。
NHKはよく考えている。

さて、瀧本美織はリハーサルの段階から涙が流れてしまうらしい。
感受性が豊かで、自分が演じる村上あかりはもちろん、登場人物への感情移入が凄い。
祖母・田中初音役を演じた富司純子が本番に残しておいたらとアドバイスを送ったが、涙は枯れるどころか尽きることなくあふれ出た。
涙腺の容量が常人と別物なのだ。
泣き虫女優!

この子は、シナリオ(脚本)がすんなり頭に入るらしい。
記憶力が抜群で、セリフ(台詞)を覚える苦労を味わっていない。
だから、あんなに自然な演技ができるのだろう。
NGが少なかった。
平たく言えば、頭がいい。
今後、亜細亜大学の学生としてキャンパスライフも楽しむ。
大勢の親友ができることだろう。
青春真っ盛り・・・。

                       ◇

ところで、瀧本美織は番組のなかで、「てっぱんは続きがありそうな終わり方をした・・・」と語った。
生活のリズムが一変したこともあり、放送が終了したという実感をなかなか持てないようだ。

確かに「てっぱん」は未解決の問題(?)が山積み状態で幕切れを迎えた。
祖母との関係、実父との関係、彼氏(?)との関係、兄の今後・・・。
朝ドラ視聴者、まして「てっぱん」ファンからすれば、どうもすっきりしない。
最終回のおもな出演者総出による「てっぱんダンス」は明らかに練習不足であり、踊りがこなれていない。
ぜひ撮り直したいところ。

「てっぱん」はシナリオが行き当たりばったり、ハプニングとサプライズの連続だった。
それゆえ、もう1回くらいドラマを展開する材料は十分に残されている。
3年後、通常の半年間の本放送を行えばよい。
この朝ドラは「挑戦」を掲げて制作が進められた。
さんざんやりたい放題だったのだから、スタッフは史上初の快挙(おそらく)を成し遂げる“根性”を示せ!
そうでなくては、こちらもストレスが残る。

なお、最終週「かならず朝は来る」が4月9日(あす)まとめて再放送される。
我が家で見られるNHK総合テレビ。
午後4時10分〜4時55分に第146回〜第148回。
午後5時10分〜5時55分に第149回〜第151回(最終回)。

さらに、GWに「てっぱん総集編」が放送される。
やはりNHK総合テレビ。
前編は5月3日の午前8時15分〜10時。
後編は5月4日の午前8時15分〜10時。
2日ともニュースの中断がある。
「てっぱん」の感動のシーンとセリフ、とくに泣き笑いが詰め込まれた編集になっている。

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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浅田真央と井上真央、もう一人の真央

20070418-02フィギュアスケート女子。
エースの浅田真央は20歳。
B型。
2011年世界フィギュアスケート選手権モスクワ大会の開催が24日に迫る。
ショートプログラムが29日、フリーが30日。
その人柄もあり、女子選手への人気が浅田真央に集中している。
“独り占め”に近いのでは…。
昨年、成人に達し、女っぽさが出てきた。
「かわいい」に「きれい」が加わった。

朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロインの井上真央は24歳。
O型。
セーラー服姿に三つ編みのお下げ髪で、女学生時代の須藤陽子を演じている。
わりと様になっている。
NHKが朝ドラ半世紀の節目に、これはと見込んで起用した。
彼女自身は大人の女への入口に差しかかっている。
「かわいい」が残る「きれい」。

宝塚歌劇団。
元月組男役トップスターの大地真央は55歳。
B型。
おもに舞台で活躍している。
若々しいし、スタイルも保たれている。
「大地真央を抱いちまおう!」などとおどけてみせる。
女っぽいのに男みたいにさばさばした面を持ち、男性からも女性からも好かれる。
「かわいい」を失わず「きれい」。

ひょっとして「真央」は美人揃いか。

・・・私は思い出した。
先だって、新横浜でもっとも古い名門クラブ「Mana(マナ)」から23周年記念の催しの案内がハガキで届いた。
毎年この時期になると送られてくるが、私は数年前に酒をやめた。
いわゆる「キャバクラ」でない。
この店に「真央」という、きれいで、しかもかわいいホステスがいた。
おまけにスタイルが抜群。
名刺をもらったわけでないので、表記は不明。
私に数回ついたことがある。
AB型。
A型とB型に引き裂かれており、それも魅力的だった。

やはり「真央」は美人揃いだ。

話を戻し、浅田真央。
このところ、テレビで近況が放送されることもない。
4月下旬の世界フィギュアモスクワ大会へ向け、練習に打ち込んでいたことだろう。
3月下旬の東京大会の中止にともない、緩んだ心といくらかなまった体を立て直したうえで、細かな動きを磨いていかなくてならない。
口で言うのはたやすいが、当事者には2倍(2度)の精神的・肉体的負担がかかる。
とくに延期された1カ月間はつらかったろう。

本番にピークをもっていける選手が世界女王の栄冠を手にする。
はたして?

以下に、「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」と題する2011年3月6日のブログを収める。

                      ◇◆◇

おとといのブログ、「浅田真央、キム・ヨナよ出てこいやぁ〜」の続き・・・。

⇒2011年3月4日「浅田真央、キム・ヨナよ出てこいやぁ〜」はこちら。

民主党の参議院議員・蓮舫(れんほう)は昨年、内閣府の行政刷新会議の事業仕分けで辣腕を振るった。
私が一番印象に残ったのは、次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減を決めたこと。
文部省に要求額の妥当性を質した際の「世界一になる理由は何があるんでしょうか。2位じゃダメなんでしょうか」という発言がマスコミに大きく取りあげられた。

先頃、中古車買い取りのガリバーインターナショナルがこれをもじったCMを流した。
蓮舫に似た出演者が「一番高い必要ってあるんでしょうか。2位じゃダメなんでしょうか」。
私は横浜・港北ニュータウンの北山田交差点そばのガリバーに1年半〜3年使用したクルマを数台売却した。
走行距離は数千キロ〜1万キロ、最小は2千キロ。
同社の羽鳥由宇介社長は「最高値チャレンジ」を宣言している。
確かに、買い取り価格はこの近辺で一番だった。

CMの背景は、エコカー補助金が終わり、中古車の割安感が見直されていること。
ようやく客が戻ってきたのだ。
とはいえ、新車販売の低迷により程度のいい中古車が減り、タマ不足の状態が続く。
ガリバーインターナショナルは買い取りと販売の同時強化を狙った。

ところで、私がCMに触れ、即座に頭に浮かんだのがフィギュアスケート女子の浅田真央だった。
昨年の世界女王。
今月下旬に東京・代々木で開催される「2011世界フィギュアスケート選手権」で、日本人初の2連覇に大きな注目が集まっている。

浅田真央はバンクーバー冬季五輪(オリンピック)で韓国のキム・ヨナ(金妍兒)に大差で敗れた事実を受け止め、今季は滑りの見直しに取り組んでいた。
その過程でジャンプが壊れた。
最大の得点源である。
浅田真央はそれでもあえて大会に出場し、ファンにぶざまな姿をさらしつづけた。
シーズン序盤は悲惨だった。
彼女は人気を自覚している。
興行面に配慮し、欠場する選択肢を断ったのかもしれない。

私自身は浅田真央に世界選手権での優勝を期待しては気の毒だと考えていた。
そもそも代表に選ばれることが難しいと…。
しかし、12月の全日本フィギュアスケート選手権で切符をつかみ、2月の四大陸フィギュアスケート選手権でさらに調子を上げた。
そのうえ、帰国時に金メダルを狙うと宣言を行った。
滑りの矯正が終わったのか私には分からないが、浅田真央は恐ろしく負けん気が強い。
競泳男子の北島康介もそうだ。
自らにプレッシャーをかけ、それをエネルギーに変えながら戦う。
強靭な意志が光る。

私などは浅田真央が大舞台に登場するだけで満足してしまう。
これは高橋大輔についても同じ。
彼らの姿を見られ、演技を楽しめればよし。
得点、そして順位は二の次だ。
私は日本選手全員を応援しているが、二人は格別である。

今回は東京開催なので、国民的な関心が盛りあがるだろう。
当然、浅田真央に勝利を求める声が大きくなる。
選手本人がそれを目指して出場する以上、金メダルを取れるならうれしいが、私は優勝がすべてでないと思う。
「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」と言いたい。

続きは来週木曜日、「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」のブログで・・・。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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瀧本美織「てっぱん」続編は3年後に本放送か

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
1週間前の4月2日に放送が終了した。
ヒロイン・村上あかり役を演じた瀧本美織がきょう「スタジオパークからこんにちは」に出演した。
「てっぱんヒロイン 走り切った半年を振り返る」。

現在放送中の朝ドラ「おひさま」はヒロイン・須藤陽子役を演じる井上真央があす登場する。
しかも、引き続いて「土曜スタジオパーク」に出演する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送である。
結局、2日間のスタジオパークで「てっぱん」ヒロインから「おひさま」ヒロインへのバトンタッチが行われる格好。
NHKはよく考えている。

さて、瀧本美織はリハーサルの段階から涙が流れてしまうらしい。
感受性が豊かで、自分が演じる村上あかりはもちろん、登場人物への感情移入が凄い。
祖母・田中初音役を演じた富司純子が本番に残しておいたらとアドバイスを送ったが、涙は枯れるどころか尽きることなくあふれ出た。
涙腺の容量が常人と別物なのだ。
泣き虫女優!

この子は、シナリオ(脚本)がすんなり頭に入るらしい。
記憶力が抜群で、セリフ(台詞)を覚える苦労を味わっていない。
だから、あんなに自然な演技ができるのだろう。
NGが少なかった。
平たく言えば、頭がいい。
今後、亜細亜大学の学生としてキャンパスライフも楽しむ。
大勢の親友ができることだろう。
青春真っ盛り・・・。

                       ◇

ところで、瀧本美織は番組のなかで、「てっぱんは続きがありそうな終わり方をした・・・」と語った。
生活のリズムが一変したこともあり、放送が終了したという実感をなかなか持てないようだ。

確かに「てっぱん」は未解決の問題(?)が山積み状態で幕切れを迎えた。
祖母との関係、実父との関係、彼氏(?)との関係、兄の今後・・・。
朝ドラ視聴者、まして「てっぱん」ファンからすれば、どうもすっきりしない。
最終回のおもな出演者総出による「てっぱんダンス」は明らかに練習不足であり、踊りがこなれていない。
ぜひ撮り直したいところ。

「てっぱん」はシナリオが行き当たりばったり、ハプニングとサプライズの連続だった。
それゆえ、もう1回くらいドラマを展開する材料は十分に残されている。
3年後、通常の半年間の本放送を行えばよい。
この朝ドラは「挑戦」を掲げて制作が進められた。
さんざんやりたい放題だったのだから、スタッフは史上初の快挙(おそらく)を成し遂げる“根性”を示せ!
そうでなくては、こちらもストレスが残る。

なお、最終週「かならず朝は来る」が4月9日(あす)まとめて再放送される。
我が家で見られるNHK総合テレビ。
午後4時10分〜4時55分に第146回〜第148回。
午後5時10分〜5時55分に第149回〜第151回(最終回)。

さらに、GWに「てっぱん総集編」が放送される。
やはりNHK総合テレビ。
前編は5月3日の午前8時15分〜10時。
後編は5月4日の午前8時15分〜10時。
2日ともニュースの中断がある。
「てっぱん」の感動のシーンとセリフ、とくに泣き笑いが詰め込まれた編集になっている。

                      ◇◆◇

朝ドラ「てっぱん」と瀧本美織など出演者に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年4月2日「瀧本美織、朝ドラ歴代ヒロイン第1位」はこちら。

⇒2011年4月1日「富司純子と瀧本美織がてっぱん秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2011年3月29日「てっぱんテーマ曲、イタリアオペラ歌手の美声」はこちら。

⇒2011年3月28日「てっぱん・富司純子と任侠女優・藤純子」はこちら。

⇒2011年3月26日「瀧本美織、期待を上回る…てっぱん最終回」はこちら。

⇒2011年3月22日「中村玉緒、てっぱんナレーションのさじ加減」はこちら。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

⇒2011年3月8日「安田成美、古風な雰囲気、不思議な魅力…てっぱん」はこちら。

⇒2011年2月28日「瀧本美織の号泣…てっぱんヒロイン村上あかり」はこちら。

⇒2011年2月16日「てっぱん脚本は滅茶苦茶…十八番は唐突」はこちら。

⇒2011年2月14日「瀧本美織、バレンタインデーの手づくりチョコ」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

⇒2011年2月8日「瀧本美織は燃えやすいぞ、と…てっぱん」はこちら。

⇒2010年12月13日「てっぱんの失敗、瀧本美織の涙」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

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朝の連続テレビ小説50年…歴代作品・ヒロイン紹介

NHK朝の連続テレビ小説。
通称「朝ドラ」。
「新聞小説があるなら、テレビ小説があってよい」という発想から生まれた。
1回の時間は短くても、ほぼ毎日放送する。
開始は、私が生まれた10年後の1961年。
直江津小学校4年生。
同じクラスに、後にNHKのアナウンサーとなる桜井洋子さんがいた。
当初は年間1作品。
それから半世紀が経った・・・。

今晩7時45分〜8時57分、NHK総合テレビで「連続テレビ小説50年! 〜日本の朝を彩るヒロインたち〜」と題する特集番組が放送される。
「娘と私」から「てっぱん」まで、全83作品を振り返る。
全ヒロインが見られそうだ。
映像がほとんど残っていない作品も多いらしく、熱心な朝ドラファンには貴重な企画である。
録画しておけば、ちょっとした“お宝”。

朝ドラは、全作品がフィクション(虚構)。
原作や原案が存在する場合、登場人物が実在する場合でも、エピソードを付加するなど、脚本家が自由に創作を行っている。
当初から、戦前・戦中・戦後の激動期における女性の半生が中心テーマだった。
逆境に負けず、たくましく生きる姿が視聴者の共感を呼んできた。
しかし、社会環境の変化につれ、ホームドラマの要素が次第に強まってきた。
このところの「ゲゲゲの女房」などには原点回帰の傾向が見られる。
これも日本経済の衰退という時代背景を反映している。
ただし、放送時間帯の関係で、ほとんどの作品がハッピーエンドである。
なお、男性を主人公(ヒーロー)にした作品があった。

私は通学や仕事と重なり、朝ドラをあまり見ていないはずだ。
しかし、なぜだろう、ぼんやりと記憶に残っている作品も少なくない。
最初の記憶は、1964年度「うず潮」。
伊那中学校1年生。
舞台は、「てっぱん」と同じく広島県尾道市。

一番の印象は、1966年度「おはなはん」。
ヒロインは樫山文枝。
ヒーロー(?)は高橋幸治。
朝ドラが社会現象になった。

朝ドラのなかで化け物みたいな視聴率を記録した1983年度「おしん」はほとんど覚えていない。
私は狂ったように働いていた。
平均視聴率は52.6パーセント、最高視聴率は62.9パーセント(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
ヒロインは田中裕子。
後にサントリーの「樹氷」のCMに登場した(不確か)。
私は同社のセールスプロモーション(SP)を代理店経由でずいぶん手がけたので、彼女に親しみが湧いた。
少女期の小林綾子、中高年期の乙羽信子はまったくといっていいほど覚えていない。
原作・脚本は、橋田壽賀子。

私が真面目(?)に視聴したのは、2010年度上期「ゲゲゲの女房」。
松下奈緒の魅力もさることながら、ストーリーに嵌まってしまった。

                       ◇

今夜の特番では、1986年度上期「はね駒」の斉藤由貴、「おしん」の小林綾子が裏話やエピソードを語る。
第83作(2010年度下期)「てっぱん」の瀧本美織はコメントを寄せる。
第84作(2011年度上期)「おひさま」の井上真央は前評判を高める狙いもあり、インタビューに応じる。

私は7月に還暦を迎える。
この特番では「走馬灯」を見るような感慨にふけるだろう。
すっかり忘れたつもりでも、当時の映像に触れれば思い出す作品やシーンがそれなりにあるのでは・・・。
貧乏暇なしで“ながら視聴”とはいえ、おおいに楽しみ。

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和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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