恥ずかしいけれど、言ってしまおう。
私が講演や公開セミナー、企業研修で講師を務める際に意識しているのは、「論理は人を感動させられるか」である。
それが頭から離れない。
「意識している」は、「目指している」と言い換えてもよい。
実は、このブログをしたためる際も基本は同じ。
また、和田創研のHPで公開している講演映像やユーチューブで公開している講話映像も…。

言ってしまったら気が楽になったが、やはり恥ずかしさが込み上げてきた。

私は、ロジックが人を震わせることはできないと考えている。
説得したり、納得させたり、が関の山。
ということは、「例外は存在する」。
例えば、社会・経済・経営学者のピーター・ドラッカー(本人によれば、社会生態学者)。
ほんの一握りの天才やエリートだ。

しかし、私は凡人だ。
論理により受講者や読者、視聴者を感動へ導くことは絶望的である。

が、自分には絶対に無理だと思うと、私のなかでめらめら燃える何かがある。
つむじ曲がり、ひねくれ者なのか…。
還暦間近となっては手遅れ、改められない。

私はこの異常な性格のせいで職業人生を遠回りし、昔自分なりに思い描いていたゴール(目標)に届かない。
いや、ほとんど近づけなかった。
40年間を振り返り、徒労の連続だった。

勝算のない頑張り…。
無謀極まりない挑戦は、老いぼれたいまでも続いておるぞ。

                       ◇

私は転職のために名刺をつくっているところ。
自分につけたキャッチフレーズは、「人生、すべりっぱなし。」。
偽らざる実感だ。

                       ◇

先日のブログ「知識と気づきの違い…MBA授業」が気になり、手を加えた。
怒りの導火線に火がついた感じ…。

⇒2010年3月25日「知識と気づきの違い…MBA授業」はこちら。

会社を変えられる社長だけが、会社を大きくできる。
これが経営コンサルタントとしての私の結論。
零細・中小・中堅企業がそこから抜け出せないのは、会社を変えられないから。

Copyright (c)2010 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!

2010年4月公開講座