私は、先だって行われたジュニアグランプリ(GP)ファイナルで本田真凛(ほんだ・まりん)という選手を知った。
ミスが出たが、初出場で銅メダルに輝いたのは立派である。

本田真凛は難しいジャンプを跳べる。
体が軽いので、それ自体は驚かない。
が、すでに表現力の片りんを見せる。
年相応ながら、アイスリンクに自分なりの世界をつくれる。
生まれ持った「スター性」でなかろうか。
得点も順調に伸びているらしい。

ウィキペディアによれば、本田家は5人の兄弟姉妹のうちの4人がフィギュアスケートに打ち込んでいる。
本田真凛は今回の活躍でも本田望結(ほんだ・みゆ)の姉と呼ばれ、内心複雑なはずだ。

妹は驚異的な視聴率を記録した「家政婦のミタ」に子役として出演して注目を集め、いまや女優に変わりつつある。

3歳違いの姉妹はライバル心が好影響を与え合う。
妹はフィギュアスケーターとして姉を追いかけている。
この子にも先行きに大きな期待が寄せられている。
さらに、3歳下の本田紗来(ほんだ・さら)が望結を追いかけている。

本田真凛も当然愛らしい。
女性特有の変化が起こる時期を乗り越えれば、日本の女子フィギュアの中心選手に育つかもしれない。
とても楽しみなスケート一家!

余談。
本田真凛は宮原知子(みやはら・さとこ)と同じ京都市の出身である。
年齢は14歳と17歳なので3歳年下である。
ただし、身長は156cmと150cmなので6センチ上回る。
憧れのフィギュアスケーターは「荒川静香」なのだとか。
近い将来、エレガントな舞を楽しませてほしい。

◆書き加え(12月26日)

いま本田真凛の全日本選手権でのSPを見た。
最後のジャンプにミスが出て得点は伸びなかった。

この選手はすでにきれいだし、何よりも華がある。
リンクでの登場感、存在感を備えている。
スターの条件といえる。

インタビューの受け答えがしっかりしている。
楽しみだなぁ。

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