私は「講演TV・賢人編」として、著名人の言葉と生き様を紹介した映像を公開している。
実は、5年〜7年程前に書き起こした「明日へのヒント」に基づいて収録を行った。
この「明日へのヒント」は、A4判片面のごく簡単な読み物。
目的は、私自身の営業活動でお土産やアイスブレークに用いること。
合わせて、私が理事長を務めるNPO法人営業実践大学が発行する会報『月刊営業人(えいぎょうびと)』の巻頭言に載せること。
むろん、覚悟して始めた。
しかし、予想よりはるかに手間がかかった。
情報収集はインターネットを使わなかったので、2日。
ただし、アシスタントにやってもらう。
膨大な情報の読み込みに1日〜2日。私は目が悪いこともあり、読むスピードが遅い。
そのなかからどこを取りあげるか、それをどう構成するかで半日〜1日。原稿を起こすのに半日。私は頭が悪く、まとめるスピードが遅い。
4日〜5日かかっている計算。
それにしても、著名人の半生や一生を4百字に凝縮する作業は絶望的だった。
費やす労力と時間も半端でない。
あまりの大変さに3年程で筆を置いた。
要は、挫折。
我ながら情けない。
とはいえ、60本弱に達した。
この内、大半を「講演TV・賢人編」として公開するつもり。
ところで、「明日へのヒント」の執筆に当たり、どうせ骨が折れ、またせっかくの機会なので、取りあげるのは私が苦手な著名人と決めた。
50代での、ささやかな挑戦。
だが、それだけだと辛くなるので、約2割は私が好きな著名人を含めた。
私は思う。
人は、学ぶべき人から遠ざかる。
かならずと言ってよい。
人は、自分に深い影響がじかに及ばない範囲で、学べそうな人を選んでいる。
とりわけ安全な距離を置いた「学習」により、自分の向上意欲を満たそうとする。
人がそれなりに学んでいたら、目覚ましい成長を叶えていて当然だろう。
現実はそうなっていない。
その最大の理由は、学ぶべき人から学んでこなかった。
間違いない。
人は、自分のなかに他者を受け入れることを極端に恐れ、極端に嫌う。
大きなエネルギーを持つ相手なら、なおさら。
向学心の強い大多数の人は、口当たりのいいメニューや消化しやすいメニューを見繕って済ませる。
その代表格が、本や学校での勉強。
高学歴者ほど、学ぶべき人から遠ざかりやすい。
伸びるとは、むろん変わること。
他者を呼び込まないかぎり、人は変われない。
その代わり、深く関わらなければ、深く傷つくこともない。
自分に際立った変化も起こらないし、人生でこれといった成功も収められない。
続きは、「明日へのヒント2」へ。
◇
なお、本日のテーマについて、もう少し詳しく、あるいはもう少し掘り下げて語っている。
******************
講演TV(賢人編)
明日へのヒント
******************
これは、和田創「講演TV・賢人編」シリーズへの認識を深めていただくために述べたものである。
Copyright (c)2009 by Sou Wada
←応援、よろしく!
実は、5年〜7年程前に書き起こした「明日へのヒント」に基づいて収録を行った。
この「明日へのヒント」は、A4判片面のごく簡単な読み物。
目的は、私自身の営業活動でお土産やアイスブレークに用いること。
合わせて、私が理事長を務めるNPO法人営業実践大学が発行する会報『月刊営業人(えいぎょうびと)』の巻頭言に載せること。
むろん、覚悟して始めた。
しかし、予想よりはるかに手間がかかった。
情報収集はインターネットを使わなかったので、2日。
ただし、アシスタントにやってもらう。
膨大な情報の読み込みに1日〜2日。私は目が悪いこともあり、読むスピードが遅い。
そのなかからどこを取りあげるか、それをどう構成するかで半日〜1日。原稿を起こすのに半日。私は頭が悪く、まとめるスピードが遅い。
4日〜5日かかっている計算。
それにしても、著名人の半生や一生を4百字に凝縮する作業は絶望的だった。
費やす労力と時間も半端でない。
あまりの大変さに3年程で筆を置いた。
要は、挫折。
我ながら情けない。
とはいえ、60本弱に達した。
この内、大半を「講演TV・賢人編」として公開するつもり。
ところで、「明日へのヒント」の執筆に当たり、どうせ骨が折れ、またせっかくの機会なので、取りあげるのは私が苦手な著名人と決めた。
50代での、ささやかな挑戦。
だが、それだけだと辛くなるので、約2割は私が好きな著名人を含めた。
私は思う。
人は、学ぶべき人から遠ざかる。
かならずと言ってよい。
人は、自分に深い影響がじかに及ばない範囲で、学べそうな人を選んでいる。
とりわけ安全な距離を置いた「学習」により、自分の向上意欲を満たそうとする。
人がそれなりに学んでいたら、目覚ましい成長を叶えていて当然だろう。
現実はそうなっていない。
その最大の理由は、学ぶべき人から学んでこなかった。
間違いない。
人は、自分のなかに他者を受け入れることを極端に恐れ、極端に嫌う。
大きなエネルギーを持つ相手なら、なおさら。
向学心の強い大多数の人は、口当たりのいいメニューや消化しやすいメニューを見繕って済ませる。
その代表格が、本や学校での勉強。
高学歴者ほど、学ぶべき人から遠ざかりやすい。
伸びるとは、むろん変わること。
他者を呼び込まないかぎり、人は変われない。
その代わり、深く関わらなければ、深く傷つくこともない。
自分に際立った変化も起こらないし、人生でこれといった成功も収められない。
続きは、「明日へのヒント2」へ。
◇
なお、本日のテーマについて、もう少し詳しく、あるいはもう少し掘り下げて語っている。
******************
講演TV(賢人編)
明日へのヒント
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これは、和田創「講演TV・賢人編」シリーズへの認識を深めていただくために述べたものである。
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