コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

アウトドアライフ

家族でオートキャンプを楽しむ…生涯の思い出

アウトドアライフが人気だ。
休日・休暇の増加、節約志向の高まりを背景に、各地のキャンプ場は賑わっているのでなかろうか。
オートキャンプ場も整ってきた。

私が暮らす横浜・港北ニュータウン。
春から秋にかけ、スポーツ用品専門量販店や大型ホームセンターでは、テントと寝袋・キャンプ用品のセット販売に力を入れている。
一番目立つところに、2〜3サイズが実際に使う状態で展示されており、家族連れが群がる。
私がなかを覗き込むと、子ども2人を含む4人家族が十分に眠れる。
夢が膨らむなぁ。

私はその値段を見て驚いた。
信じられないくらい安い。
だからといって粗悪品に思えない。
ロープライス商品の相次ぐ登場もブームを後押している。
以前は欧米の高級ブランドのイメージが強かった。

購入者はわりと若い家族か。
といっても“晩婚化”が進み、親は30代後半〜40代前半が中心?
こうしたキャンプセットは、それを余裕で積み込めるマイカーの保有が前提になろう。
例えば、ヴェルファイアやアルファード、エルグランドなどのラージクラスミニバン、そこまで欲張らなくともヴォクシーやノア、セレナ、ステップワゴンなどのミドルクラスミニバン。

それによりコストを大幅に抑えられるだけでない。
ホテルや旅館に依存した画一的なレジャーでは味わえない満足が得られるはずだ。
確かに専門業者はハードとサービスのクオリティが高い。
しかし、自分たちでプランを立てる楽しさ、それを実行へ移す喜びといったソフトは格別である。
生涯忘れられない思い出になるのでは…。

余談だが、キャンピングカーが静かな人気であり、しかも軽とか中古とかが支持されている。
“実質”を取る消費が根付いた。

もっとも、すでに述べたとおり通常のクルマとキャンプセットがあれば、かなり場所は限られるものの、こうした専用車さえ不要である。

日本が右肩下がりの経済に転じてから言われつづけるレジャーの「安・近・短」現象。
安価、近距離、短期間。
財布は縮む一方なので当然だろう。
同時に「安」以外について、私はキャンプなど「中・中」のレジャーが広がっているという印象を持っている。
時間消費が可能な熟年世代では「長・長」。
実際のところはどうなのか?

                      ◇◆◇

キャンピングカーに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年3月7日「中古・軽キャンピングカーが人気」はこちら。

⇒2010年7月9日「人気キャンピングカーは軽とレンタル…WBS」はこちら。

Copyright (c)2010 by Sou Wada

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人気キャンピングカーは軽とレンタル…WBS

先日のWBS(ワールドビジネスサテライト)によれば、軽のキャンピングカーが人気である。
これまでの中古車に加え、新車も…。
税金の安さ、燃費のよさ、取り回しの容易さ、駐車スペース確保のしやすさなどが理由だろう。
価格が手頃なことは言うまでもない。
通常のクルマとして用いられるのが魅力。
ちょっと時間はかかるが、簡単にフラットスペースをつくれる。
アウトドアライフを楽しむためのオプションもかなり充実している。
夫婦二人での利用には十分であり、小さな子どもが一人くらいなら大丈夫か。

また、最近ではレンタカー業者がキャンピングカーを積極的に扱いはじめた。
こちらはたいてい専用車である。
夏休みを前に、なかなか好調らしい。
年間数十日程度は使わないと、中古車を含めてキャンピングカーをわざわざ買う意味がほとんどない。
一般の家庭は必要に応じて借りるのが賢い。

日本は3連休を含めた休暇がずいぶん増えた。
が、私たちの財布(所得)はどんどん縮んでいる。
キャンピングカーは、ホテルや旅館などに比べてローコストで、しかも時間を気にせずに楽しめる。
また、そうした出来合いの宿泊施設のお仕着せのプランと違った興奮を味わえる。
家族や身内、仲間と至近距離で団欒を持ったり一緒に料理をつくったり…。
コミュニケーションの深さが違う。
濃密な思い出になろう。

以下に「中古・軽キャンピングカーが人気」と題する2010年3月7日のブログを収める。

                      ◇◆◇

不況の到来で、クルマの販売が一気に縮んだ。
ところが、日本RV協会(JRVA)によれば、キャンピングカーの販売はそれほど落ち込んでいない。
国産車はかなり健闘している。
なかでも軽自動車のキャンピングカーは予算面に加え、日本の道路事情や駐車事情から人気が高まっている。
輸入車は法規制の影響で減少しているが、消費者の購買意欲が減退したわけでない。

用途は、キャンプに限定せず、観光や温泉巡り、釣りなど、広い意味での“旅行”に及ぶ。
客層は、60代の比率が高まっている。
「団塊の世代」が需要を引っ張っており、4百万円台が売れ筋となる。

さらに、ここにきて中古車のキャンピングカーが注目を集めている。
こちらは3百万円台が中心となる。
新車特有の気持ちよさは味わえないが、実を取る。
何せ新車価格の2分の1から3分の1程度。

キャンピングカーは総じて販売好調。
高速道路の利用に追い風が吹いていることも背景だろう。
最大の要因は、レジャーに関する日本人の意識変化。
費用を抑え、創意と工夫で楽しむ。
要は、賢くなった。

それと、だいぶ前から、ホテルや旅館といったハードでなく、出来事や取り組みといったソフトを大切にする傾向が強まっている。
日産自動車のミドルクラスワンボックス・セレナに、「モノより思い出」というストレートで分かりやすいコピーがあったっけ。
名作…。

キャンピングカーは、利用シーンを思い浮かべるだけで夢が膨らむ。
小さな子どもがいる家庭。
二人だけになった夫婦。
趣味が共通する気の合う仲間。
笑顔が弾けることだろう。

最近では、週末を中心にレンタルの利用も活発になっているのだとか…。
キャンピングカーライフはすそ野が広がり、日本に根付きつつある。

                       ◇

私は昔、2代目のエルグランドを所有していた。
室内がアイボリーの革張りの最上級グレード。
これをキャンピングカーに仕立てようと検討したことがあった。
しかし、ベース車両としてはもったいないと思い、踏み切れなかった。
私が望むプラン(カスタマイズ)だと、ほぼ解体することになると分かったからだ。
通常グレードならどうしただろう。
ちょっと心残り…。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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