バンクーバー冬季五輪(オリンピック)。
男子フィギュアスケートで、高橋大輔(たかはし・だいすけ)が日本初の銅メダルを獲得してから2日。
3回転に留めていたら、勝負の行方は違ったかもしれないと思わないわけでない。
表現面の地力では、アメリカのエバン・ライサチェクを上回る。
冒頭でジャンプを確実に決めれば心に余裕が生まれ、その後の演技も波に乗れたろう。
となると、金メダルの可能性も…。
残念。
しかし、高橋大輔がメダルを期待され、それに応えたのは非常に立派だ。
実力があり、かつ精神がタフだったから。
私は表彰台の一番高いところに立つ姿を見たかった。
男子フィギュアスケートに関するブログは以下のとおり。
⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。
⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。
◇
ノルディックスキー・ジャンプのラージヒル。
まもなく決勝が行われる。
会場はウィスラー五輪公園。
日本勢はきのう行われた予選で4人全員が予選を突破した。
私の一番のお気に入りは、葛西紀明(かさい・のりあき)。
所属は土屋ホーム。
ヒルサイズ(HS)を上回る142.5メートルの大ジャンプで、1位通過。
ノーマルヒルで苦しんだ助走路の姿勢が安定した。
しかし、飛びすぎてテレマーク姿勢を入れられなかった。
1992年アルベールビル五輪から6大会連続出場の余裕か、それとも楽天的な性格なのか、笑顔で「金メダル」という言葉を口にした。
悲壮感がなくてよい。
ただし、今季ワールドカップ(W杯)個人総合の上位10選手は予選を免除されている。
しかも、ノーマルヒルを制したスイスのシモン・アマンはこの日、スタート位置を3メートルも下げながら140メートルまで伸ばした(予選は免除)。
恐ろしい飛距離!
実力が図抜けており、安定感も抜群だ。
葛西紀明はむろん承知で、気を引き締める。
ノーマルヒルで日本勢最高の15位だった伊東大貴(いとう・だいき)は139.5メートルで、2位通過。
所属は雪印。
こちらは好調を維持している。
決勝はゲートが下がり、向かい風が吹きやすい時間帯に行われる。
強豪が揃い、日本勢のメダル獲得はきわめて厳しい。
が、二人ともラージヒルのほうが飛びやすいという。
とても楽しみだ。
メダルの色は問わない。
表彰台に上ってほしい。
高橋大輔に続け!
Copyright (c)2010 by Sou Wada
←応援、よろしく!
男子フィギュアスケートで、高橋大輔(たかはし・だいすけ)が日本初の銅メダルを獲得してから2日。
3回転に留めていたら、勝負の行方は違ったかもしれないと思わないわけでない。
表現面の地力では、アメリカのエバン・ライサチェクを上回る。
冒頭でジャンプを確実に決めれば心に余裕が生まれ、その後の演技も波に乗れたろう。
となると、金メダルの可能性も…。
残念。
しかし、高橋大輔がメダルを期待され、それに応えたのは非常に立派だ。
実力があり、かつ精神がタフだったから。
私は表彰台の一番高いところに立つ姿を見たかった。
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◇
ノルディックスキー・ジャンプのラージヒル。
まもなく決勝が行われる。
会場はウィスラー五輪公園。
日本勢はきのう行われた予選で4人全員が予選を突破した。
私の一番のお気に入りは、葛西紀明(かさい・のりあき)。
所属は土屋ホーム。
ヒルサイズ(HS)を上回る142.5メートルの大ジャンプで、1位通過。
ノーマルヒルで苦しんだ助走路の姿勢が安定した。
しかし、飛びすぎてテレマーク姿勢を入れられなかった。
1992年アルベールビル五輪から6大会連続出場の余裕か、それとも楽天的な性格なのか、笑顔で「金メダル」という言葉を口にした。
悲壮感がなくてよい。
ただし、今季ワールドカップ(W杯)個人総合の上位10選手は予選を免除されている。
しかも、ノーマルヒルを制したスイスのシモン・アマンはこの日、スタート位置を3メートルも下げながら140メートルまで伸ばした(予選は免除)。
恐ろしい飛距離!
実力が図抜けており、安定感も抜群だ。
葛西紀明はむろん承知で、気を引き締める。
ノーマルヒルで日本勢最高の15位だった伊東大貴(いとう・だいき)は139.5メートルで、2位通過。
所属は雪印。
こちらは好調を維持している。
決勝はゲートが下がり、向かい風が吹きやすい時間帯に行われる。
強豪が揃い、日本勢のメダル獲得はきわめて厳しい。
が、二人ともラージヒルのほうが飛びやすいという。
とても楽しみだ。
メダルの色は問わない。
表彰台に上ってほしい。
高橋大輔に続け!
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