「きのうの続き」のはずが、おとといの続き。
ごめんなさい。
私は、NHKスペシャル「自動車革命」の内容にいろいろ考えさせられた。
クルマはガソリン自動車から電気自動車(EV)へ。
要は、電化製品。
モーターとバッテリー(電池)があればつくれる。
部品の点数が1割に減少し、製造の工程がひどく簡素になるから、価格は大幅に下落する。
日本経済を背負ってきた自動車産業が歴史的な転換期に差しかかっている。
さて、自動車革命は私たちのクルマとの関わりに大きな変化をもたらす。
憧れやこだわりといった思い入れが、クルマからきれいに剥がれ落ちる。
生活の道具・手段以上の意味や価値を見出せなくなる。
電気自動車は、冷蔵庫や洗濯機といった白物家電へ…。
10万円台が珍しくない?
当然、使い潰す(乗り潰す)。
一般に、家電を手入れしない。
クルマは汚れっ放しにする。
かつて、手洗い洗車やボディコーティング、ホイール磨きなど、エステティックみたいな多彩なメニューがあった。
クルマは傷みっ放しにする。
かつて、ボディにわずかなキズやヘコミができただけでも大騒ぎしてその都度直していた。
「洗車QQ隊」などのカーメンテナンスや「カーコンビニ倶楽部」などのカーリペアの事業はしぼむ。
ましてオプションパーツはつけない。
かつて、クルマにカスタマイズやドレスアップを施して個性と称していた。
「オートバックス」や「イエローハット」、「ジェームス」などのカー用品販売やピットサービスの市場は縮む。
むろん、もっとも変わるのは新車。
「いつかはクラウン」。
クルマは名前が消え、記号で表される。
あわせて車種が整理され、しかもフルモデルチェンジ(FMC)のサイクルが長期化する。
新車の変化につれ、買い替え時の処分(下取り)を前提とした「ガリバー」や「アップル」、「T−UP」などの中古車のビジネスはしぼむ。
新車を乗り潰すから、タマ(商品)の仕入れも難しくなる。
さらに、新車の価格下落が中古車ビジネスを追い詰める。
家電にマイはつけないので、「マイカー」は死語になる。
家電に愛情は感じないので、「愛車」は死後になる。
そんな時代が到来するのかもしれない。
自動車産業は新車の製造と販売はもとより、購入後の利用に連れ添うアフターマーケットが壊滅状態となる。
無数の周辺事業者が再編や淘汰の大波に洗われる。
大衆の欲望を増殖させることで戦後長らく発展を謳歌した自動車産業は未曽有の困難に直面しようとしている。
自動車革命は私たちの雇用や所得に大きな影響を及ぼす。
ところで、所有(購入)から利用へ。
私たちは価値観が様変わり。
この潮流は確実なので、レンタカーやカーシェアリングは有望に思える。
しかし、それはクルマが高額商品でありつづける限り?
家電製品の値段のような電気自動車が出現したとき、ビジネスとして成り立たなくなりそう。
◇
だいぶ前からガソリンスタンド(サービスステーション)は減少の一途。
ハイブリッド(HV)、そして電気自動車が普及しはじめると、店仕舞いが相次ごう。
ガソリンスタンドは、ガソリンやサービスといった商品を失うのだから…。
それにより給油が不便になり、ますますガソリン自動車が売れなくなる。
そうしたインフラが衰退すると、電気自動車への流れは決定的に!
続きは、あした(恐らく)。
なお、NHKスペシャル「自動車革命」第1回についての感想は以下。
⇒10月26日「トヨタはいらない…自動車革命」はこちら。
⇒10月27日「トヨタ系部品メーカー、総入れ替え?」はこちら。
また、NHKスペシャル「自動車革命」第2回についての感想は以下。
⇒10月29日「国民の暮らし崩壊…自動車革命の衝撃」はこちら。
⇒10月30日「過去の栄光…自動車メーカー凋落!」はこちら。
Copyright (c)2009 by Sou Wada
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私は、NHKスペシャル「自動車革命」の内容にいろいろ考えさせられた。
クルマはガソリン自動車から電気自動車(EV)へ。
要は、電化製品。
モーターとバッテリー(電池)があればつくれる。部品の点数が1割に減少し、製造の工程がひどく簡素になるから、価格は大幅に下落する。
日本経済を背負ってきた自動車産業が歴史的な転換期に差しかかっている。
さて、自動車革命は私たちのクルマとの関わりに大きな変化をもたらす。
憧れやこだわりといった思い入れが、クルマからきれいに剥がれ落ちる。
生活の道具・手段以上の意味や価値を見出せなくなる。電気自動車は、冷蔵庫や洗濯機といった白物家電へ…。
10万円台が珍しくない?
当然、使い潰す(乗り潰す)。
一般に、家電を手入れしない。
クルマは汚れっ放しにする。
かつて、手洗い洗車やボディコーティング、ホイール磨きなど、エステティックみたいな多彩なメニューがあった。
クルマは傷みっ放しにする。かつて、ボディにわずかなキズやヘコミができただけでも大騒ぎしてその都度直していた。
「洗車QQ隊」などのカーメンテナンスや「カーコンビニ倶楽部」などのカーリペアの事業はしぼむ。
ましてオプションパーツはつけない。
かつて、クルマにカスタマイズやドレスアップを施して個性と称していた。
「オートバックス」や「イエローハット」、「ジェームス」などのカー用品販売やピットサービスの市場は縮む。むろん、もっとも変わるのは新車。
「いつかはクラウン」。
クルマは名前が消え、記号で表される。
あわせて車種が整理され、しかもフルモデルチェンジ(FMC)のサイクルが長期化する。
新車の変化につれ、買い替え時の処分(下取り)を前提とした「ガリバー」や「アップル」、「T−UP」などの中古車のビジネスはしぼむ。新車を乗り潰すから、タマ(商品)の仕入れも難しくなる。
さらに、新車の価格下落が中古車ビジネスを追い詰める。
家電にマイはつけないので、「マイカー」は死語になる。
家電に愛情は感じないので、「愛車」は死後になる。
そんな時代が到来するのかもしれない。
自動車産業は新車の製造と販売はもとより、購入後の利用に連れ添うアフターマーケットが壊滅状態となる。無数の周辺事業者が再編や淘汰の大波に洗われる。
大衆の欲望を増殖させることで戦後長らく発展を謳歌した自動車産業は未曽有の困難に直面しようとしている。
自動車革命は私たちの雇用や所得に大きな影響を及ぼす。
ところで、所有(購入)から利用へ。
私たちは価値観が様変わり。
この潮流は確実なので、レンタカーやカーシェアリングは有望に思える。
しかし、それはクルマが高額商品でありつづける限り?家電製品の値段のような電気自動車が出現したとき、ビジネスとして成り立たなくなりそう。
◇
だいぶ前からガソリンスタンド(サービスステーション)は減少の一途。
ハイブリッド(HV)、そして電気自動車が普及しはじめると、店仕舞いが相次ごう。
ガソリンスタンドは、ガソリンやサービスといった商品を失うのだから…。それにより給油が不便になり、ますますガソリン自動車が売れなくなる。
そうしたインフラが衰退すると、電気自動車への流れは決定的に!
続きは、あした(恐らく)。
なお、NHKスペシャル「自動車革命」第1回についての感想は以下。
⇒10月26日「トヨタはいらない…自動車革命」はこちら。
⇒10月27日「トヨタ系部品メーカー、総入れ替え?」はこちら。
また、NHKスペシャル「自動車革命」第2回についての感想は以下。
⇒10月29日「国民の暮らし崩壊…自動車革命の衝撃」はこちら。
⇒10月30日「過去の栄光…自動車メーカー凋落!」はこちら。
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