劇団四季のミュージカル「キャッツ」。
横浜公演の千秋楽が舞台上で発表されたのが、2012年5月17日だった。
それまで 877回の上演を重ね、約74万人を動員していた。
「キャッツ」はこの日、1983年(昭和58年)の東京・新宿初演以来、通算上演8185回を数えた。
むろん、国内上演ミュージカル単独首位の数字である。
横浜公演は千秋楽まで予定どおりに進めば、丸3年で1041回が行われる。
2番目の記録だ。
1番目の記録は、2004年から2009年まで4年半に渡り東京・五反田/大崎で行われた東京公演。
横浜公演は2009年11月11日〜2012年11月11日の丸3年で終了するが、劇団四季は次の上演を予定している。
ただし、首都圏ではいったん見納めとなる。
まだという方はぜひ観覧していただきたい。
以下に、「ミュージカル・キャッツ・キャスト・ヒップ」と題する2010年11月2日のブログを収める。
◇◆◇
私が暮らす横浜に昨年11月、劇団四季の人気ミュージカル「キャッツ」の専用劇場が開設された。
「キヤノン・キャッツ・シアター」。
それをきっかけに、家族3人で鑑賞に出かけた。
「S1席」でもステージの正面、それも前方、通路寄りにこだわると、チケットは2カ月先になった。
「S回転席」は取れなかった。
「四季の会」会員への先行予約の段階でおおよそ埋まってしまうのかもしれない(不確か)。
私たちはキャッツにいたく感動し、満足した。
また見たいなどと話しながら帰路についた。
周りもにこにこしていた。
◇
素晴らしい舞台だった。
私たちはパフォーマンスに圧倒されっ放し!
オペラ歌手のような歌唱、バレーダンサーのような舞踊。
とくに後者、躍動感が凄い。
猫だから、動きが非常に機敏である。
出演者はハードだ。
激しく踊りながら、はっきりと歌う。
よほど鍛えていないと、息が上がる。
すでに述べたとおり、キヤノン・キャッツ・シアターはステージと客席が近い。
物理距離も心理距離も短いのだ。
S回転席でなくてもS1席の前方なら、出演者の息づかいがかすかに聞こえる。
さらに、会場のあちこちに猫が現れるので、観客は役者を間近で見られる。
私がキャッツで一番感心したこと。
それは、キャストの引き締まったヒップである。
出演者が通路を猫のように身をかがめ、滑るように歩いた。
そのときに目に飛び込んできた。
ほれぼれする美しさ。
その瞬間、「来てよかった」と思った。
ステージに期待してよいと確信…。
コスチュームを通しても、尻から腿(もも)にかけての筋肉が波を打っているのが感じられる。
しなやかなハガネみたい…。
君たち、どれだけ練習しているのかっ!
尻が猫している。
インターネットで調べたら、自宅で猫を飼い、その行動や動作、仕草、表情を観察している出演者もいるらしい。
納得。
キャッツのキャストは猫の専門職(プロフェッショナル)だった。
◇◆◇
ミュージカル「キャッツ」に関するブログは以下のとおり。
⇒2010年10月30日「何か変、キヤノン・キャッツ・シアターの感動」はこちら。
⇒2010年10月31日「たわいない…劇団四季『キャッツ』の感想」はこちら。
⇒2010年11月2日「ミュージカル・キャッツ・キャスト・ヒップ」はこちら。
⇒2010年11月4日「キャッツ・メモリーを歌う…佐渡寧子グリザベラ」はこちら。
⇒2011年9月19日「エレイン・ペイジが歌うキャッツ・メモリーの感動と感銘」はこちら。
⇒2012年9月10日「キャッツ横浜公演、2012年11月11日千秋楽」はこちら。
⇒2012年9月12日「『ジェリクルキャッツ』を選ぶ舞踏会に集まったネコたち」はこちら。
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横浜公演の千秋楽が舞台上で発表されたのが、2012年5月17日だった。
それまで 877回の上演を重ね、約74万人を動員していた。
「キャッツ」はこの日、1983年(昭和58年)の東京・新宿初演以来、通算上演8185回を数えた。
むろん、国内上演ミュージカル単独首位の数字である。
横浜公演は千秋楽まで予定どおりに進めば、丸3年で1041回が行われる。
2番目の記録だ。
1番目の記録は、2004年から2009年まで4年半に渡り東京・五反田/大崎で行われた東京公演。
横浜公演は2009年11月11日〜2012年11月11日の丸3年で終了するが、劇団四季は次の上演を予定している。
ただし、首都圏ではいったん見納めとなる。
まだという方はぜひ観覧していただきたい。
以下に、「ミュージカル・キャッツ・キャスト・ヒップ」と題する2010年11月2日のブログを収める。
◇◆◇
私が暮らす横浜に昨年11月、劇団四季の人気ミュージカル「キャッツ」の専用劇場が開設された。
「キヤノン・キャッツ・シアター」。
それをきっかけに、家族3人で鑑賞に出かけた。
「S1席」でもステージの正面、それも前方、通路寄りにこだわると、チケットは2カ月先になった。
「S回転席」は取れなかった。
「四季の会」会員への先行予約の段階でおおよそ埋まってしまうのかもしれない(不確か)。
私たちはキャッツにいたく感動し、満足した。
また見たいなどと話しながら帰路についた。
周りもにこにこしていた。
◇
素晴らしい舞台だった。
私たちはパフォーマンスに圧倒されっ放し!
オペラ歌手のような歌唱、バレーダンサーのような舞踊。
とくに後者、躍動感が凄い。
猫だから、動きが非常に機敏である。
出演者はハードだ。
激しく踊りながら、はっきりと歌う。
よほど鍛えていないと、息が上がる。
すでに述べたとおり、キヤノン・キャッツ・シアターはステージと客席が近い。
物理距離も心理距離も短いのだ。
S回転席でなくてもS1席の前方なら、出演者の息づかいがかすかに聞こえる。
さらに、会場のあちこちに猫が現れるので、観客は役者を間近で見られる。
私がキャッツで一番感心したこと。
それは、キャストの引き締まったヒップである。
出演者が通路を猫のように身をかがめ、滑るように歩いた。
そのときに目に飛び込んできた。
ほれぼれする美しさ。
その瞬間、「来てよかった」と思った。
ステージに期待してよいと確信…。
コスチュームを通しても、尻から腿(もも)にかけての筋肉が波を打っているのが感じられる。
しなやかなハガネみたい…。
君たち、どれだけ練習しているのかっ!
尻が猫している。
インターネットで調べたら、自宅で猫を飼い、その行動や動作、仕草、表情を観察している出演者もいるらしい。
納得。
キャッツのキャストは猫の専門職(プロフェッショナル)だった。
◇◆◇
ミュージカル「キャッツ」に関するブログは以下のとおり。
⇒2010年10月30日「何か変、キヤノン・キャッツ・シアターの感動」はこちら。
⇒2010年10月31日「たわいない…劇団四季『キャッツ』の感想」はこちら。
⇒2010年11月2日「ミュージカル・キャッツ・キャスト・ヒップ」はこちら。
⇒2010年11月4日「キャッツ・メモリーを歌う…佐渡寧子グリザベラ」はこちら。
⇒2011年9月19日「エレイン・ペイジが歌うキャッツ・メモリーの感動と感銘」はこちら。
⇒2012年9月10日「キャッツ横浜公演、2012年11月11日千秋楽」はこちら。
⇒2012年9月12日「『ジェリクルキャッツ』を選ぶ舞踏会に集まったネコたち」はこちら。
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