コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

ゲゲゲの鬼太郎

松下奈緒VS向井理…ゲゲゲの夫婦対決

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
ヒロイン・村井布美枝を演じた松下奈緒と村井茂を演じた向井理がフジテレビに出ていると、妻が教えてくれた。
「とんねるずのみなさんのおかげでした 超豪華食わず嫌い ゲゲゲの夫婦対決」。
向かい合った二人のゲストが交互に各4品を食べ、相手の嫌いな食べ物を当てるという番組である。
表情や会話から推察するのだが、松下奈緒が一発で当てた。
勘が鋭い。

「ゲゲゲの女房」は漫画家・水木しげる(武良茂)とその妻・武良布枝がモデルである。
松下奈緒と向井理は夫婦役が長かった。

大晦日のNHK紅白歌合戦。
向井理が紅組司会の松下奈緒の応援に駆けつけたが、ほとんど会話はなかった。
二人は久しぶりの再会である。

松下奈緒は美しく、セクシー。
魅惑の瞳だ。

紅白歌合戦では彼女のよさがいま一つ伝わってこなかった。
このブログで述べたとおり、抑えすぎだ。

以下に、「ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!」と題する2010年12月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるが売れたのはだいぶ後。
夫婦は誇りと明るさを失わず、互いを信じてゴールの見えないデコボコ道を歩みつづける。
食べるものに困るどん底でも笑いながら生きた。

青春時代を経て結婚へ…。
これが一般的な流れだろう。
しかし、村井布美枝(武良布枝)と村井茂(武良茂)は結婚を経て青春時代へ…。
二人は、遅れてしまった分だけ喜びが大きく、それを大切にする気持ちが働いた。

「ゲゲゲの女房」は夫婦が成長し、家族が成長していく物語である。
この朝ドラには自由の風が吹きわたり、希望の光が満ちあふれている。
また、昭和30年代〜40年代の東京暮らしのあたたかさが通奏低音のように流れており、当時の世相も色濃く映し出される。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

この朝ドラにはまったのは私だけでなかった。
多くの国民がそう…。
主演の松下奈緒と準主演の向井理という、どこか素人っぽい二人の演技が新鮮な魅力だった。
それが武良布枝の自伝が醸し出す世界に呼応していた。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

私は「ゲゲゲの女房」が終わったとき、喪失感に苦しんだ。
いま放送中の「てっぱん」が軌道に乗ったら、それと3カ月ずらして再放送してもらいたいと思った。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

私の希望は叶いそうもないが、「ゲゲゲの女房」の総集編がNHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分、68分間放送される。
合計3時間24分程。
本編になかった映像も収められるとのこと。
とても楽しみだ。
松下奈緒は大みそか、朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と大忙し、体がいくつあっても足りない?

私は「ゲゲゲの女房」にのめり込み、心に残った事柄を綴ってきた。
かなりのエネルギーを注いだので、それぞれの記事がわりと長く、また本数も多い。
実は、妻の提案により「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(記事一覧)」をサイドバーに設けた。
ストーリーもいくらか追えるよう、古い日付順に記事を並べた。
折に触れ、この朝ドラの感動を振り返っていただければ幸いである。

NHK紅白歌合戦では、武良布枝がゲスト審査員として出場するらしい。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」とヒロイン・松下奈緒、そして「貧幸」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

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ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるが売れたのはだいぶ後。
夫婦は誇りと明るさを失わず、互いを信じてゴールの見えないデコボコ道を歩みつづける。
食べるものに困るどん底でも笑いながら生きた。

青春時代を経て結婚へ…。
これが一般的な流れだろう。
しかし、村井布美枝(武良布枝)と村井茂(武良茂)は結婚を経て青春時代へ…。
二人は、遅れてしまった分だけ喜びが大きく、それを大切にする気持ちが働いた。

「ゲゲゲの女房」は夫婦が成長し、家族が成長していく物語である。
この朝ドラには自由の風が吹きわたり、希望の光が満ちあふれている。
また、昭和30年代〜40年代の東京暮らしのあたたかさが通奏低音のように流れており、当時の世相も色濃く映し出される。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

この朝ドラにはまったのは私だけでなかった。
多くの国民がそう…。
主演の松下奈緒と準主演の向井理という、どこか素人っぽい二人の演技が新鮮な魅力だった。
それが武良布枝の自伝が醸し出す世界に呼応していた。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

私は「ゲゲゲの女房」が終わったとき、喪失感に苦しんだ。
いま放送中の「てっぱん」が軌道に乗ったら、それと3カ月ずらして再放送してもらいたいと思った。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

私の希望は叶いそうもないが、「ゲゲゲの女房」の総集編がNHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分、68分間放送される。
合計3時間24分程。
本編になかった映像も収められるとのこと。
とても楽しみだ。
松下奈緒は大みそか、朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と大忙し、体がいくつあっても足りない?

私は「ゲゲゲの女房」にのめり込み、心に残った事柄を綴ってきた。
かなりのエネルギーを注いだので、それぞれの記事がわりと長く、また本数も多い。
実は、妻の提案により「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(記事一覧)」をサイドバーに設けた。
ストーリーもいくらか追えるよう、古い日付順に記事を並べた。
折に触れ、この朝ドラの感動を振り返っていただければ幸いである。

NHK紅白歌合戦では、武良布枝がゲスト審査員として出場するらしい。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」とヒロイン・松下奈緒、そして「貧幸」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

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大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
昭和60年(1985年)、株式会社水木プロダクション(調布市。武良茂社長)に朗報が舞い込んだ。
「ゲゲゲの鬼太郎」が3度目のテレビアニメ化。
強い上昇気流が巻き起こった。
アシスタントを含め、家族全員で喜んだ。
水木作品(漫画)の点々のスペシャリスト・菅井伸(柄本佑)も健在。
ドラマ上とはいえ、一生点々を打ちつづけかねない。

その矢先、父・飯田源兵衛(大杉漣)が脳梗塞で倒れたという電話が入り、村井布美枝(松下奈緒)は急きょ安来に帰った。
水木しげる(村井茂。向井理)は締め切りを抱え、見舞いに行けない。
多忙だと、あちこちに不義理を働く。

源兵衛はこのアニメ化を、家族も動員しながら近隣に触れ回った。
婿自慢!
私の父は、私が著者として、やがて講師として活躍するようになると、滑川・天望町のご近所や町内会で本やセミナーパンフレット、新聞・雑誌記事を見せて回った。
親はありがたい。

                       ◇

私はびっくりした。
大杉漣は、源兵衛が元気な頃と“声色”まで使い分けていた。
まったく違うのだ。
生命力の衰えた、高齢の病人。
ホント、凄い。

私には、大杉連は、役者の道を歩みはじめた若い松下奈緒と向井理に教育を施しているように思えた。
後進(後に続く者)に対し、何というやさしさ!
苦労人だ。

病床の源兵衛が娘と二人きりで会話を交わしたシーンに涙を流した視聴者も少なくなかったろう。
布美枝の結婚後初では…。
いや、結婚前もなかった?
こうした時間を生涯持てない親子が珍しくない。

私はドラマに感動した。
それ以上に、大杉漣に感動した。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

◆書き加え1(9月21日)

ゲゲゲの女房は、月曜日から最終週に入った。
テーマは「ありがとう」。
安来地方の方言で「だんだん」?

サラリーマンなら定年を迎える年齢に達した水木しげるは相変わらず年中無休で頑張っている。
それも布美枝の地味な支えがあったからこそ。

布美枝は実家に3日程いた。
兄嫁・飯田邦子(桂亜沙美)が家事と両親の世話をやってくれている。
布美枝は源兵衛に追い返されるようにして調布の自宅に戻ってきた。
「一家の主婦が軽々しく家を開けたらいかん」。
父も娘も心のどこかでこれが最後になるかもしれないと思っていた。
次はない・・・。

娘は自分を見守ってくれた父への感謝を噛み締めながら、いとまを告げた。
父は不自由な体を押して仏壇の前に行き、娘の幸福を願って手を合わせた。
親子の絆は何と強いのだろう。

翌春、雄玄社(講談社)の編集者・北村(加治将樹)が数年振りに水木プロダクションを訪ねてきた。
文芸誌の編集部から漫画の現場に復帰し、編集長に就任することになったのだ。

◆書き加え2(9月22日)

北村が水木しげるに切り出したのは、月刊誌に加えて週刊誌での連載だった(うろ覚え)。
また、締め切り地獄に…。
現有戦力では仕事を回していけず、アシスタントの補強が急務である。

そんな折、菅井伸は新人賞に応募した作品(漫画)が入選した。
20年に及ぶ地道なアシスタント経験が報われ、ついに独立…。
しかし、水木プロダクションに留まり、一生点々を打ちつづけることを望んだ。
こうしたスタッフが人気漫画家の創作活動を支える。
菅井が去るものと覚悟を決めていた水木しげるは喜んだ。

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水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂。向井理)は半世紀近く東京都調布市に暮らしている。
そして、仕事を続けてきた。

2008年3月、ついに「調布市名誉市民」の称号を贈られた。
文化の興隆と市の発展に寄与した功績が認められたのだ。
朝ドラでは一時期、水木しげるは「悪書追放運動」により苦しめられた。
大勢が振りかざす「社会正義」はしばしば危うい。

水木しげるは、その漫画作品とともに調布市の名物になっている。
とりわけ、もっともポピュラーな「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターたち…。

                       ◇

かつて株式会社水木プロダクションは自宅にあった。
朝ドラでも大きな看板がかけられている。
いまは京王線調布駅徒歩3分程の場所へ移っている。
TBSテレビ「ぴったんこカン・カン」で放送された建物内の通路の印象ではオフィスビルであり、ドアの印象ではマンションである。
どちらだろう?
いずれにしろ、高名な漫画家の仕事場というより事務所といった性格でなかろうか…。

また、自宅は場所が変わっていない。
水木しげるは家の増改築が趣味だったようだ。
ウィキペディアによれば、気が向くままに手を加えた結果、トイレ5カ所、浴室3カ所、階段5カ所の2階建て、一部3階建てになったと記されている(現在は不明)。
朝ドラでも村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)が「迷路みたい…」と、来客に申し訳なさそうだった。
家のなかで迷子になるとは、いかにも妖怪漫画の第一人者にふさわしい。
ユーモラスだ。

2階は現在、本人が数十年かけて収集してきた世界各国の精霊の彫像、民芸品などの展示室になっているようだ。
売れない時代にも漫画を描く資料としてスクラップを行っていた。

                       ◇

調布市には、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターがボディに描かれた「鬼太郎バス」が運行されている。
また、調布駅北口の天神通り商店街には、ゲゲゲの鬼太郎など妖怪のオブジェが並ぶ。
さらに、「ぴったんこカン・カン」でも紹介された深大寺。
水木しげると武良布枝が最初のデートで訪れた思い出の場所である。
むろん、結婚後のこと。
その門前に「鬼太郎茶屋」が営業している。
私が前妻と初デートを楽しんだのも深大寺。
ただし、うっそうとした森(林)へ。

私は調布の鬼太郎の名所に出かけてみたい。
せっかくなので、とびきりうまい「深大寺そば」を食べたい。

ゲゲゲの女房の放送が始まり、視聴率が伸びるにつれ、水木しげる夫妻は街を歩いていて周囲から声をかけられることが多くなった。
調布市民から大変な人気を得ている。
高齢なだけに、戸惑いもあろう。

長年にわたる血の滲むような努力が、地元はもとより世間から認められた。

                      ◇◆◇

「株式会社水木プロダクション(調布市。武良茂社長)」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

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いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
小学生の村井藍子(長女)は自宅兼仕事場を友だちにひた隠しにしていた。
しかし、父親が「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる(村井茂。向井理)ということがクラスメートに知られ、好奇の目を向けられる。

有名人の子どもは大変だなぁ…。
藍子の場合、妖怪漫画の第一人者の娘ということで、からかいやいじめの対象になりやすかった。

仕事に忙殺されている水木しげるはもちろん、実質的に子どもを一人で育てていた村井布美枝(松下奈緒)もそれに気づかなかった。

布美枝は夫の職業に誇りを持っていた。
だから、クラスの連絡簿の職業欄に「漫画家」と記した。
そして、おそらく藍子も父親に尊敬の念を抱いていた。

が、大人の正論は、子どもの世界では通用しないことがある。
漫画に対する偏見を持つ父兄も依然として少なくなかったはずだ。
布美枝はそこまで考えが及ばなかった。
藍子は苦悩を募らせ、母親にも切り出せずにいた…。

ところで、「いじめ」はこの言葉が社会的な関心を巻き起こす前からあった。

◆書き加え1(8月11日)

水木しげるは四六時中疲れていて、家族と同居していても二人の子どものことに頭が回らない。
締め切りに追われ、食事も家族と時間がずれる。
藍子は反抗期を迎え、喜子(よしこ。次女)は幼稚園で問題ばかり起こす。
布美枝が相談できるのは、夫が単独で取る食事の時間くらいだが、それとても漫画のアイデア探しのために新聞を読みながら…。
話しかけても、夫は上の空である。

布美枝は小学校の担任の家庭訪問を受け、長女が「学校が好きでないかもしれない」と言われ、驚く。

◆書き加え2(8月12日)

布美枝は、我が家が特殊な環境にあることを思い知らされた。
世間の常識とかけ離れていると…。

藍子は学校の作文で、高尾山へ家族で遊びに行った思い出を綴った。
担任は、とてもよく書けていると褒めてくれた。
しかし、それは友だちの家庭の出来事だった。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

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水木プロダクション…アシスタント人件費

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
村井茂(向井理)が率いる株式会社水木プロダクションは仕事が殺到し、アシスタントが数名に達した。
調布の自宅を増改築した。
茂の両親を受け入れたことも2度目の増改築に踏み切ったきっかけだった。
2世帯住宅兼仕事場へ。
お陰で“迷路”みたい。

水木しげるは一躍、売れっ子漫画家になり、テレビでアニメ化までされている。
私が味わった金銭の心配と無縁だと思い込んでいた。

30年以上前、フリーランスのプランナーだった私は仕事が増え、都心にオフィスを構えた。
勝負だった。
すると、さらに仕事が増えた。
十本くらい仕事を並行して進めることもあった。
それをこなすため、アシスタントをどんどん入れた。
そして、彼らの頑張りに報いたくて、給料を弾んだ。
オフィス関連費や人件費の膨張で収入の増加がかき消された。
火の車の月などは、人を食べさせるために働いているのでないかと落ち込んだりした。

ところが…。
私は、村井布美枝(松下奈緒)と長女の藍子がダイニングで交わした会話が印象に残った。
茂の母が徹夜続きの息子に精をつけさせようと、連日「うなぎ」を買ってくる。
代金を払うのはもちろん布美枝。
彼女がこう毎日だとつらいとつぶやいたとき、藍子が「うち、おかね、ないの」。
子どもは敏感である。
増改築代や人件費など、支出がかさんでいた。
売り上げは大きく伸びたが、出ていくものも負けないくらい増えた。
何だ、台所事情は私とたいして変わらない。
職場の活気ほどには儲かっていないのだった。

貧乏神が出ていった水木家は、資金繰りの苦労に取り付かれるようになった。
私の場合、アシスタントは求人広告で募集することもあった。
費用がバカにならない。

                       ◇

サラリーマンはどんなに忙しくても1年中、徹夜に近い状態はない。
私は当時、無休。
正月もGWも盆もなし。
しかし、フリーランスでは珍しくない。

正味の労働が少ない日で16時間、多い日で22時間。
後者は“完徹”。
睡眠は平均してせいぜい3〜4時間。
いつも顔は土色だった。

当然、自宅兼仕事場もしくはオフィス泊まり込みでないと不可能だ。
私はたまにしか三鷹の自宅(間借り)に戻れなくなっていった。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

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なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
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私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
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プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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