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長寿社会の進展と生産人口の減少、そして年金制度の危機を背景に、職業人生が長くなっている。
定年の延長だ。
国の負担軽減と企業の雇用確保が一致した結果である。

かつては、50歳を過ぎたら老けてもやむをえないという雰囲気があった。
いまは、40代どころか50代でさえ大きく伸びてもらわなければならない。

だが、現実はどうか?
腐った中高年が若手の意欲をつぶし、組織の活力を失わせる。
業績の重石にしかなっていない。
私がコンサルタントとして低迷企業で見かけるのは、墓場と化した職場である。
すでに目が死んでいる。

定年の延長は、いわゆる「老害」をもたらしかねない。
事なかれ主義が台頭し、伸びようとする芽を忌み嫌う風土が形成されてしまう。
「それくらいにしたら…」。
「そんなにしなくても…」。
企業は、彼らの成長を促すという重い経営課題を抱え込んだことになる。
そして、その成長とは、第一に変化することである。

成員の高齢化、組織の成熟化が進む現在、知識系より革命系の教育の重要性が増す。
実際、企業間の勝敗は、知識でつくわけでなく、意識と意欲、それに基づく行動で決まる。
トップよ、仕込むべきは覚醒のきっかけだ。
彼ら自身が変わろうとし燃えようとしなくては、サバイバル競争を乗り切れるはずもない。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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