女子シングルはロシア勢が表彰台独占
欧州フィギュアスケート選手権2018がロシア(モスクワ)で行われます。
日本勢が出場する四大陸選手権と国際的に同等の大会です。
(フィギュアスケートはもともと欧州が活発だったようです。)
さて、この大会に世界女王、ロシアのエフゲニア・メドベージェワが出場します。
氷上に立つと世界的な女優のようなオーラを放ちます。
彫りが深く情熱的な表情は美しく、そしてスタイルは群を抜きます。
ロシア杯とNHK杯に強行出場し優勝
エフゲニア・メドベージェワは昨年10月中旬に右足中足骨のひびが見つかっています。
しかし、グランプリ(GP)シリーズ「ロシア杯」「NHK杯」に強行出場して優勝を飾りました。
どちらの大会でも彼女としては考えられないジャンプでの転倒がありました。
よほどひどい状態だったのでしょう。
それをおくびにも出さず、この選手の精神力はすごい!
やはり、その後のグランプリ(GP)ファイナル、ロシア選手権を欠場しました。
エフゲニア・メドベージェワはけがが治り、2か月以上の間が空いて欧州選手権で復帰します。
大会3連覇を目指しており、どれくらい体力と調子が戻っているかが分かります。
試合勘が鈍っているかもしれません。
(2年以上にわたり敗北を喫していません。)
優勝候補の筆頭はアリーナ・ザギトワ
欧州選手権にロシアの15歳、アリーナ・ザギトワも出場します。
3連覇のかかるエフゲニア・メドベージェワが欠場したGPファイナルでは、シニアデビューシーズン、初出場でありながら優勝を飾りました。
オリンピックシーズンでここまで全勝を収め、おおいに自信をつけています。
アリーナ・ザギトワは欧州選手権も初出場となりますが、どうやら優勝候補の筆頭と見なされています。
成長の勢いが依然として衰えていません。
自己ベストは歴代最高のエフゲニア・メドベージェワより18点ほど劣ります。
しかし、エフゲニア・メドベージェワが本来のパフォーマンスを発揮できないという予想でしょう。
もう一人、ロシアの17歳、マリア・ソツコワが出場します。
エフゲニア・メドベージェワが欠場したロシア選手権でアリーナ・ザギトワに次いで2位になりました。
イタリアのカロリーナ・コストナーは欧州選手権で5度の優勝を飾っていますが、表彰台に上るのは厳しいでしょう。
平昌金メダル候補の直接対決に注目!
以上。
欧州選手権はロシア勢が表彰台を独占しそうです。
が、最大の注目は平昌五輪金メダル候補のエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの直接対決となります。
勝者の得点がどのくらいに達するかも楽しみです。
それにしても二人を指導するエテリ・トゥトベリーゼコーチの心境はどうなのでしょうか。
なぜスポーツに大きな感動を覚えるか
私は「スポーツ」に形容しがたい感動を覚えることがあります。
「敗者が生まれるからだ」と考えてきました。
スポーツは情け容赦なく「勝者」と「敗者」に分かちます。
アスリートはその残酷性を知りながらスポーツに命を懸けます。
凡人にはまねができません。
私は浅田真央から震えるような感動を受け取ってきました。
(敗者が生まれないエキシビションやアイスショーにあまり興味を持てません。)
◆書き加え(1月18日)
メドベージェワが復帰戦を飾りそう!
エフゲニア・メドベージェワが公式練習に臨みました。
3回転や3連続などの高難度ジャンプをきれいに決めています。
骨折した右足での着氷にも乱れはありません。
どうやら完全に回復しています。
そうなると、自己ベストが突出するエフゲニア・メドベージェワが復帰戦を飾るでしょう。
◆書き加え(1月19日)
ザギトワがSPで自己ベスト 80.27点
欧州選手権のレベルがすごすぎます。
ショートプログラム(SP)でアリーナ・ザギトワが自己ベストの 80.27点で首位に立っています。
とんでもない得点です。
今シーズンはSPでいくらかミスが出ていたはずですが、完璧な演技でした。
復帰戦のエフゲニア・メドベージェワは 78.57点で2位につけています。
私が一番驚いたのはカロリーナ・コストナーが自己ベストの 78.30点で3位に入ったことです。
Copyright (c)2018 by Sou Wada
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日本勢が出場する四大陸選手権と国際的に同等の大会です。
(フィギュアスケートはもともと欧州が活発だったようです。)
さて、この大会に世界女王、ロシアのエフゲニア・メドベージェワが出場します。
氷上に立つと世界的な女優のようなオーラを放ちます。
彫りが深く情熱的な表情は美しく、そしてスタイルは群を抜きます。
ロシア杯とNHK杯に強行出場し優勝
エフゲニア・メドベージェワは昨年10月中旬に右足中足骨のひびが見つかっています。
しかし、グランプリ(GP)シリーズ「ロシア杯」「NHK杯」に強行出場して優勝を飾りました。
どちらの大会でも彼女としては考えられないジャンプでの転倒がありました。
よほどひどい状態だったのでしょう。
それをおくびにも出さず、この選手の精神力はすごい!
やはり、その後のグランプリ(GP)ファイナル、ロシア選手権を欠場しました。
エフゲニア・メドベージェワはけがが治り、2か月以上の間が空いて欧州選手権で復帰します。
大会3連覇を目指しており、どれくらい体力と調子が戻っているかが分かります。
試合勘が鈍っているかもしれません。
(2年以上にわたり敗北を喫していません。)
優勝候補の筆頭はアリーナ・ザギトワ
欧州選手権にロシアの15歳、アリーナ・ザギトワも出場します。
3連覇のかかるエフゲニア・メドベージェワが欠場したGPファイナルでは、シニアデビューシーズン、初出場でありながら優勝を飾りました。
オリンピックシーズンでここまで全勝を収め、おおいに自信をつけています。
アリーナ・ザギトワは欧州選手権も初出場となりますが、どうやら優勝候補の筆頭と見なされています。
成長の勢いが依然として衰えていません。
自己ベストは歴代最高のエフゲニア・メドベージェワより18点ほど劣ります。
しかし、エフゲニア・メドベージェワが本来のパフォーマンスを発揮できないという予想でしょう。
もう一人、ロシアの17歳、マリア・ソツコワが出場します。
エフゲニア・メドベージェワが欠場したロシア選手権でアリーナ・ザギトワに次いで2位になりました。
イタリアのカロリーナ・コストナーは欧州選手権で5度の優勝を飾っていますが、表彰台に上るのは厳しいでしょう。
平昌金メダル候補の直接対決に注目!
以上。
欧州選手権はロシア勢が表彰台を独占しそうです。
が、最大の注目は平昌五輪金メダル候補のエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの直接対決となります。
勝者の得点がどのくらいに達するかも楽しみです。
それにしても二人を指導するエテリ・トゥトベリーゼコーチの心境はどうなのでしょうか。
なぜスポーツに大きな感動を覚えるか
私は「スポーツ」に形容しがたい感動を覚えることがあります。
「敗者が生まれるからだ」と考えてきました。
スポーツは情け容赦なく「勝者」と「敗者」に分かちます。
アスリートはその残酷性を知りながらスポーツに命を懸けます。
凡人にはまねができません。
私は浅田真央から震えるような感動を受け取ってきました。
(敗者が生まれないエキシビションやアイスショーにあまり興味を持てません。)
◆書き加え(1月18日)
メドベージェワが復帰戦を飾りそう!
エフゲニア・メドベージェワが公式練習に臨みました。
3回転や3連続などの高難度ジャンプをきれいに決めています。
骨折した右足での着氷にも乱れはありません。
どうやら完全に回復しています。
そうなると、自己ベストが突出するエフゲニア・メドベージェワが復帰戦を飾るでしょう。
◆書き加え(1月19日)
ザギトワがSPで自己ベスト 80.27点
欧州選手権のレベルがすごすぎます。
ショートプログラム(SP)でアリーナ・ザギトワが自己ベストの 80.27点で首位に立っています。
とんでもない得点です。
今シーズンはSPでいくらかミスが出ていたはずですが、完璧な演技でした。
復帰戦のエフゲニア・メドベージェワは 78.57点で2位につけています。
私が一番驚いたのはカロリーナ・コストナーが自己ベストの 78.30点で3位に入ったことです。
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