私は月曜日から出張。
年なので移動だけで疲れる。
きのう大阪のホテルに宿泊。
きょうは丸1日、大阪証券取引所ビル内の北浜フォーラムで「提案営業セミナー」の講師を務めている。
主催はみずほ総合研究所。
このブログがアップする頃は、真っ最中。
講師の仕事は腰と背中に重い負荷がかかる。
私はすでに激しい痛みに苦しめられている。
軽快なパスファインダーのトロリー(キャリーバッグ)でさえ重く感じる。
さて、きょうも古い記事でお許しいただきたい。
きわめて簡潔ながら、なかなかいいことを書いている(自分で言うか)。
過去のブログを振り返るなかでたまたま見つけた。
ちなみに、私は例の「リーマンショック」を見通したわけでない。
やばいと思っていたが…。
そんな透視力は持ち合わせていない。
世界は金融資本主義があまねく行き渡り、日本は人口減少が半世紀以上続く。
政治の混迷を考えれば、経済はジェットコースターのように乱高下を繰り返しながら右肩下がりへ。
私たちは将来に希望を見出せない状態…。
不安を通り越し、恐怖を感じる国民のほうが多いのでなかろうか。
◇◆◇
以下に、「ニトリ社長、後始末より先始末」と題する2007年11月13日のブログを収める。
株価が振るわない。
休業中の私の耳に入る情報では、企業景気も思わしくない。
設備投資やIT投資が勢いを失う。
そのせいだろうか、浮ついた話がちょっと減ってきた。
バブルの喧騒がひとまず遠ざかり、経済は落ち着きを取り戻しつつある。
来年は「北京五輪」が行われる。
恐らく夏前には世界が在庫過剰に陥り、しばらく景気は冷え込むのではないか。
そして「上海万博」に向けて盛りあがり、その後は急降下しつづける…。
私なりにそんなイメージを持ち、経営や起業のシナリオを描いていきたい。
日本に正念場が迫っている。
これからが腕の見せどころだ。
そういえば、昨夜のカンブリア宮殿で、ニトリの似鳥昭雄社長が「後始末より先始末」と語っていた。
同感!
◇◆◇
以下に、「カネは己を持たない…金融恐慌」と題する2008年10月10日のブログを収める。
いくらか加筆を行った。
経営トップが経済評論家の言葉を真に受けていたら、会社をつぶす。
当たった例がない。
それもそのはず、もはやだれも経済の先行きを予測することができない。
なぜか?
理由は簡単、カネが世界を支配しているからだ。
人が世界を支配していたときには、ぼんやりと読むことができた。
ところが、いまは違う。
実は、カネの関心は、上昇局面では増殖にしかなく、下降局面では防衛にしかない。
したがって、景気変動の速度と振幅は想像を絶するほど大きくなる。
国家も企業も個人も津波に一瞬で飲み込まれる。
社会も職場も暮らしも壊れる。
そう、カネは「己(おのれ)」を持たない。
モラルやポリシー以前に、意思がない。
自分を持たない人が他人に振り回されるように、カネは周囲がどう考えるかどう動くかばかり気にする。
そして、やみくもに従うのみ。
予測は不能。
世界がマネーゲームに翻弄されている。
行き過ぎた金融資本主義の恐怖だ。
経済は予断を許さない状態が続こう。
◇◆◇
⇒2007年11月13日「ニトリ社長、後始末より先始末」はこちら。
⇒2008年10月10日「カネは己を持たない…金融恐慌」はこちら。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
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主催はみずほ総合研究所。
このブログがアップする頃は、真っ最中。
講師の仕事は腰と背中に重い負荷がかかる。
私はすでに激しい痛みに苦しめられている。
軽快なパスファインダーのトロリー(キャリーバッグ)でさえ重く感じる。
さて、きょうも古い記事でお許しいただきたい。
きわめて簡潔ながら、なかなかいいことを書いている(自分で言うか)。
過去のブログを振り返るなかでたまたま見つけた。
ちなみに、私は例の「リーマンショック」を見通したわけでない。
やばいと思っていたが…。
そんな透視力は持ち合わせていない。
世界は金融資本主義があまねく行き渡り、日本は人口減少が半世紀以上続く。
政治の混迷を考えれば、経済はジェットコースターのように乱高下を繰り返しながら右肩下がりへ。
私たちは将来に希望を見出せない状態…。
不安を通り越し、恐怖を感じる国民のほうが多いのでなかろうか。
◇◆◇
以下に、「ニトリ社長、後始末より先始末」と題する2007年11月13日のブログを収める。
株価が振るわない。
休業中の私の耳に入る情報では、企業景気も思わしくない。
設備投資やIT投資が勢いを失う。
そのせいだろうか、浮ついた話がちょっと減ってきた。
バブルの喧騒がひとまず遠ざかり、経済は落ち着きを取り戻しつつある。
来年は「北京五輪」が行われる。
恐らく夏前には世界が在庫過剰に陥り、しばらく景気は冷え込むのではないか。
そして「上海万博」に向けて盛りあがり、その後は急降下しつづける…。
私なりにそんなイメージを持ち、経営や起業のシナリオを描いていきたい。
日本に正念場が迫っている。
これからが腕の見せどころだ。
そういえば、昨夜のカンブリア宮殿で、ニトリの似鳥昭雄社長が「後始末より先始末」と語っていた。
同感!
◇◆◇
以下に、「カネは己を持たない…金融恐慌」と題する2008年10月10日のブログを収める。
いくらか加筆を行った。
経営トップが経済評論家の言葉を真に受けていたら、会社をつぶす。
当たった例がない。
それもそのはず、もはやだれも経済の先行きを予測することができない。
なぜか?
理由は簡単、カネが世界を支配しているからだ。
人が世界を支配していたときには、ぼんやりと読むことができた。
ところが、いまは違う。
実は、カネの関心は、上昇局面では増殖にしかなく、下降局面では防衛にしかない。
したがって、景気変動の速度と振幅は想像を絶するほど大きくなる。
国家も企業も個人も津波に一瞬で飲み込まれる。
社会も職場も暮らしも壊れる。
そう、カネは「己(おのれ)」を持たない。
モラルやポリシー以前に、意思がない。
自分を持たない人が他人に振り回されるように、カネは周囲がどう考えるかどう動くかばかり気にする。
そして、やみくもに従うのみ。
予測は不能。
世界がマネーゲームに翻弄されている。
行き過ぎた金融資本主義の恐怖だ。
経済は予断を許さない状態が続こう。
◇◆◇
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