私は新講演のコンテンツの作成に追われ、アシスタントの力を借りているにもかかわらず、ぎりぎりで締め切りに間に合わせるという綱渡りの状態が続いている。
今週も来週もそれぞれ3泊4日の出張。
2週間にわたり、講演、セミナー、研修、コンサルティングなど、仕事の予定がびっしりと詰まっている。
昨年末からろくに睡眠時間を取れない。
抵抗力が落ち、全身にアトピー性皮膚炎が噴出している。
いまは気候の変わり目なのでとくにひどい。
薄くなった髪に軽く手をやるだけで、雪のようにフケ(頭皮)が落ちる。
私はほぼ唯一の楽しみのブログにもFacebookにもほとんど時間を割けないまま・・・。
じっくりと内容を考える余裕がない。
このブログを熱心に訪れてくれる読者に申し訳なく思う。
きのう、人気ブログランキングの「マーケティング・経営ブログランキング」において「週間OUT」が2万を大きく超えた。
驚いた。ありがとう。
◇
私は先週、世界を変えた一人の天才の訃報に接した。
米アップル(Apple)創業者で会長の「スティーブ・ジョブズ」。
若すぎる死だった。
まだまだやりたいことがいっぱいあっただろう。
が、スティーブ・ジョブズは来たるべき「死」を受け入れたうえで、一日一日を全力でやりたいことに打ち込んできたので、燃焼しつくしたのかもしれない・・・。
私が死の知らせで真っ先に思い起こしたのは、スティーブ・ジョブズが2005年6月12日に米国スタンフォード大学の卒業式で行った「伝説のスピーチ」である。
大学での教育、教職、学生を否定しかねない内容だった。
自身のそれまでの人生を振り返りつつ、次世代を担うリーダーに率直かつ渾身のメッセージを届けた。
そこにはスティーブ・ジョブズの平明な人生観が凝縮されていた。
私には“遺言”のように思えた。
スティーブ・ジョブズの生きた証。
彼はこの1年程前にガンと診断され、医師から3カ月〜半年後の死を宣告されていたのだ。
「もっとも重大なのは、己の心と直観に従う勇気を持つことだ」。
「そのほかはすべて二の次なのだ」。
「どん欲であれ。愚直であれ」。
やりたいことがあったのに、食べていくために妥協しながら働いてきた私は心を打たれ、体がしびれた。
スピーチの締め括りの名言「ステイ・ハングリー。ステイ・フーリッシュ。」は自身のものでないが、スティーブ・ジョブズはたいそう気に入っていた。
ソフトバンクの孫正義社長はスティーブ・ジョブズを、芸術と技術を融合させた天才という意味で「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と評した。
「彼の偉業は、永遠に輝きつづける」。
スティーブン・ポール・ジョブズ(Steven Paul Jobs)。
1955年2月24日〜2011年10月5日。
突出したカリスマ性、そして類まれな先見性と創造性によりパーソナル・コンピューティングの世界を切り拓き、イノベーションを巻き起こしつづけた。
偉大な生涯だ。
ご冥福をお祈りする。
Copyright (c)2011 by Sou Wada
←応援、よろしく!
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2週間にわたり、講演、セミナー、研修、コンサルティングなど、仕事の予定がびっしりと詰まっている。
昨年末からろくに睡眠時間を取れない。
抵抗力が落ち、全身にアトピー性皮膚炎が噴出している。
いまは気候の変わり目なのでとくにひどい。
薄くなった髪に軽く手をやるだけで、雪のようにフケ(頭皮)が落ちる。
私はほぼ唯一の楽しみのブログにもFacebookにもほとんど時間を割けないまま・・・。
じっくりと内容を考える余裕がない。
このブログを熱心に訪れてくれる読者に申し訳なく思う。
きのう、人気ブログランキングの「マーケティング・経営ブログランキング」において「週間OUT」が2万を大きく超えた。
驚いた。ありがとう。
◇
私は先週、世界を変えた一人の天才の訃報に接した。
米アップル(Apple)創業者で会長の「スティーブ・ジョブズ」。
若すぎる死だった。
まだまだやりたいことがいっぱいあっただろう。
が、スティーブ・ジョブズは来たるべき「死」を受け入れたうえで、一日一日を全力でやりたいことに打ち込んできたので、燃焼しつくしたのかもしれない・・・。
私が死の知らせで真っ先に思い起こしたのは、スティーブ・ジョブズが2005年6月12日に米国スタンフォード大学の卒業式で行った「伝説のスピーチ」である。
大学での教育、教職、学生を否定しかねない内容だった。
自身のそれまでの人生を振り返りつつ、次世代を担うリーダーに率直かつ渾身のメッセージを届けた。
そこにはスティーブ・ジョブズの平明な人生観が凝縮されていた。
私には“遺言”のように思えた。
スティーブ・ジョブズの生きた証。
彼はこの1年程前にガンと診断され、医師から3カ月〜半年後の死を宣告されていたのだ。
「もっとも重大なのは、己の心と直観に従う勇気を持つことだ」。
「そのほかはすべて二の次なのだ」。
「どん欲であれ。愚直であれ」。
やりたいことがあったのに、食べていくために妥協しながら働いてきた私は心を打たれ、体がしびれた。
スピーチの締め括りの名言「ステイ・ハングリー。ステイ・フーリッシュ。」は自身のものでないが、スティーブ・ジョブズはたいそう気に入っていた。
ソフトバンクの孫正義社長はスティーブ・ジョブズを、芸術と技術を融合させた天才という意味で「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と評した。
「彼の偉業は、永遠に輝きつづける」。
スティーブン・ポール・ジョブズ(Steven Paul Jobs)。
1955年2月24日〜2011年10月5日。
突出したカリスマ性、そして類まれな先見性と創造性によりパーソナル・コンピューティングの世界を切り拓き、イノベーションを巻き起こしつづけた。
偉大な生涯だ。
ご冥福をお祈りする。
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