WHOが今回の豚インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げてから、世間が一気に騒がしくなってきた。
私は講演や公開セミナー、企業研修でノドを酷使している。
しかも大勢が閉じ込められた空間。
また、ヒコーキ嫌いなので、新幹線などでの移動が長時間。
さらに、社員はコンサルティングで日本の空を毎日のように飛んでいる。
空港の利用が頻繁。
早速、全員にマスクの購入と着用を呼びかけた。
ドラッグストア店頭ではすでに品薄。
医学ジャーナリスト・松井宏夫によれば、「豚はウイルスのミキサー」。
人のインフルエンザや鳥のインフルエンザなどが豚の体内でかき混ぜられ、ウイルスの突然変異が起こりやすい。
テレビ番組によれば、「豚は37度。人も37度」。
体温が同じなので、感染もきわめて容易。
すでに日本政府は、10日程前にさかのぼってメキシコからの帰国者の追跡調査を始めている。
余談だが、先の松井宏夫は1951年、富山県生まれ。
私と同年齢。
最後のインフルエンザのパンデミック(世界的大流行)は1968〜1969年の「香港かぜ」であり、私は富山県立魚津高校の2年生だった。
クラスメイトと不安を語った記憶が残っている。
最初のインフルエンザのパンデミックは1918〜1918年の「スペインかぜ」であり、アメリカで発生した。
いずれもきわめて乱暴な数字だが、感染者は6億人、死者は6千万人だった。
当時の世界人口は9億人なので、3分の2が感染した。
まさに感染爆発!
今回の豚インフルエンザは、現時点ではそれほどでもないようだが、さらなるウイルスの突然変異により毒性(病原性)が増さないと限らない。
政府は冷静な行動を呼びかけているが、とても心配。
また、石破茂農水相や野田聖子消費者相が、一部の外食産業などがメキシコ産の豚肉の取り扱いを自粛していることに対し、風評被害のもとになると不快感を示している。
国産も含め、すべての豚肉は出荷段階で厳密な殺菌処理が行われており、安全性に問題はなし。
でも、やはり心情的に怖い。
とくに小さな子どものいる家庭。
メキシコに死者が集中しているのは、依然としてナゾのまま。
これまでインフルエンザにかかった経験が少なく、こうした感染症への対処や措置が不十分である。
貧富の格差が大きく、満足な治療を受けられない層が存在する。
また、元気な若者に死者が多い理由も…。
体内に侵入したウイルスに対して形成された過剰な抗体が人間そのものを破壊する。
私は知識を持たないが、一種のアレルギー反応か。
諸説が入り乱れ、真相はまったく分かっていない。
Copyright (c)2009 by Sou Wada
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しかも大勢が閉じ込められた空間。
また、ヒコーキ嫌いなので、新幹線などでの移動が長時間。
さらに、社員はコンサルティングで日本の空を毎日のように飛んでいる。
空港の利用が頻繁。
早速、全員にマスクの購入と着用を呼びかけた。
ドラッグストア店頭ではすでに品薄。
医学ジャーナリスト・松井宏夫によれば、「豚はウイルスのミキサー」。
人のインフルエンザや鳥のインフルエンザなどが豚の体内でかき混ぜられ、ウイルスの突然変異が起こりやすい。
テレビ番組によれば、「豚は37度。人も37度」。
体温が同じなので、感染もきわめて容易。
すでに日本政府は、10日程前にさかのぼってメキシコからの帰国者の追跡調査を始めている。
余談だが、先の松井宏夫は1951年、富山県生まれ。
私と同年齢。
最後のインフルエンザのパンデミック(世界的大流行)は1968〜1969年の「香港かぜ」であり、私は富山県立魚津高校の2年生だった。
クラスメイトと不安を語った記憶が残っている。
最初のインフルエンザのパンデミックは1918〜1918年の「スペインかぜ」であり、アメリカで発生した。
いずれもきわめて乱暴な数字だが、感染者は6億人、死者は6千万人だった。
当時の世界人口は9億人なので、3分の2が感染した。
まさに感染爆発!
今回の豚インフルエンザは、現時点ではそれほどでもないようだが、さらなるウイルスの突然変異により毒性(病原性)が増さないと限らない。
政府は冷静な行動を呼びかけているが、とても心配。
また、石破茂農水相や野田聖子消費者相が、一部の外食産業などがメキシコ産の豚肉の取り扱いを自粛していることに対し、風評被害のもとになると不快感を示している。
国産も含め、すべての豚肉は出荷段階で厳密な殺菌処理が行われており、安全性に問題はなし。
でも、やはり心情的に怖い。
とくに小さな子どものいる家庭。
メキシコに死者が集中しているのは、依然としてナゾのまま。
これまでインフルエンザにかかった経験が少なく、こうした感染症への対処や措置が不十分である。
貧富の格差が大きく、満足な治療を受けられない層が存在する。
また、元気な若者に死者が多い理由も…。
体内に侵入したウイルスに対して形成された過剰な抗体が人間そのものを破壊する。
私は知識を持たないが、一種のアレルギー反応か。
諸説が入り乱れ、真相はまったく分かっていない。
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