私は書斎で仕事を行うとき、テレビをつけっ放しにしている。
広い意味の経済番組が多いテレビ東京。
次いで、報道番組や特集番組が多いNHKテレビ。
むろん、他局も流す。
言い訳がましいが、社会の動きに疎くなるのを避けるため。
講師という仕事柄、いろいろな分野や領域に関心を持っていたい。

タレントの声が聞こえてくると気になるのは、「珍獣ハンター」の異名を取る「イモトアヤコ」。
手を止めて画面を見てしまう。
不思議な魅力に引かれる。

印象に強く残るのは、太い眉毛と不揃いの歯並び。
眉は描いているのかつけているのか。
髪形を含め、これでもかとばかり“不細工”を打ち出す。
謎のセーラー服姿が、怪しい雰囲気に輪をかける。
ずんぐりむっくりした体(不確か)。
ネットで調べたら、1986年生まれの24歳。
本名は井本絢子。
血液型はO型、身長は 153cmと小柄。

イモトアヤコは“ひょうきん”を売りにしている。
私がこの子について思うのは、第一に頭のよさ。
視聴者に受けるツボを心得ている。
第二に開き直り。
無鉄砲というか、向こう見ずというか。
つまり、才能と度胸を備えている。

ウィキペディアによれば、中学校3年生で鳥取県の陸上競技大会の百メートル競走で6位に入った。
その俊足が芸(?)に生かされている。
日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」で注目され、シリーズ化された。
2009年「24時間テレビ32」でチャリティ・マラソンランナーとして最年少でフルマラソン3本分を完走した。
視聴率を取るためといえ、番組は年頃の女性に滅茶苦茶な要求を突きつける。

イモトアヤコは、たいてい体を張っている。
人がやらないことに挑まなくては芸能界で埋没すると腹を括っているのだろう。
が、野生の動物相手の仕事は危険と背中合わせ。
命を大切にしてほしい。

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