コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

トランジション

真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし

私は講演やセミナー、研修が立て込み、出張が続いた。
疲れが噴出し、2日ほどぐったり・・・。

このブログを「浅田真央 和田創」「和田創 浅田真央」のキーワード検索で訪れる読者がいる。
うれしいやら、はずかしいやら。
万一誤解が生じると、私が敬愛する浅田真央に迷惑が及ぶので、はっきりと断っておきたい。
二人はつきあったことがない。

浅田真央は3月下旬に代々木で行われる「世界フィギュアスケート選手権2011東京大会」へ向け、ぐっと気持ちが高まってきた。
モチベーションの一つに宿命のライバル、韓国のキム・ヨナ(金妍兒)の出場があることは間違いない。

昨季終了後に取り組んだ滑りの矯正が進んだのか、ジャンプがかなり安定してきた。
本人は否定したが、一時は精神的に追い込まれているように見えた。
四大陸フィギュアスケート選手権では、復調の兆しが表れた全日本フィギュアスケート選手権よりもさらにコンディションが上がっていた。
世界選手権は、今季抜群の安定感を誇る安藤美姫との三つ巴の優勝争いになりそうだ。

浅田真央は最近、マスコミに理想の男性像を尋ねられ、「かっこよくて、多情多感でおもしろい人」と答えた。
私が30歳若ければと悔やまれる。
また、10年後について「結婚もして、子どもも産みたい」。
やっぱり・・・。

                       ◇

さて、先日のブログ「空飛ぶ車…トヨタがスバルと本格参戦か」の続き。

⇒2011年2月15日「空飛ぶ車…トヨタがスバルと本格参戦か」はこちら。

米テレフギア(Terrafugia)社が空飛ぶ車(クルマ)「トランジション(Transition)」の生産を開始する。
ガソリンで普通に道を走れて空を飛べる画期的な陸空(空陸)両用車。
私と真央ちゃんの2人が乗れる。
パフォーマンスを考えれば、驚くほど安い。

実は、自動車業界の枠を超え、空飛ぶ車の開発競争が加速・激化していた。
今後、ベンチャーも参戦し、続々と新製品が登場しそうだ。

                       ◇

トヨタはリーマンショック前、国産ジェット旅客機の製造に参加する意向を表明していた(不確か)。
創業者の豊田喜一郎が1930年代に航空機の研究を行っていた。
私は、車を空に飛ばすほうを優先すべきだと考える。
豊田章男社長は決断せよ。

ホンダは2003年、ビジネスジェットの実験機を開発した。
2006年、アメリカを中心に受注活動を開始した。
創業者の本多宗一郎が航空機事業に憧れ、空飛ぶ車の実現を目指していた。

トヨタとホンダはおそらく早い段階から空飛ぶ車の開発に着手している。
実用化の手前までこぎ着けている可能性がある。
先行者利益が非常に大きいので、製造・発売を前倒ししてくるはずだ。

もはや電気自動車さえ斬新でない。
ここに関心を奪われると、今回の動きに乗り遅れる。
業界地位、市場シェアが短期間で劇的に変動するだろう。
もっとも、空飛ぶ自動車が普及すると、車と飛行機という境がなくなる。

余談。
空飛ぶ車の運転(?)にはパイロットのライセンスが必要だ。
苦境に立たされている自動車教習所のなかから空飛ぶ自動車教習所の市場に進出するところが出てくるかもしれない。

以下に、「トヨタのクルマは空を飛べ…東モ評価」と題する2009年11月02日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

きのうの続き。
このブログで過去5回にわたりNHKスペシャル「自動車革命」を見ての雑感を述べてきた。
悲観に偏ってしまったが、希望がなくはない。
再建屋雑記帳0920私は、自動車メーカーが空中移動の道具としてのクルマを本気で追求する時代に突入したと感じた。
いつまでも道路を走らなければならない理由はない。
21世紀、自動車メーカーは陸から“空”へ戦いの場を移すのかもしれない。
それは、はるかに巨大で魅力的な市場に育つのでは…。
そう考えると、気持ちが晴れよう。

ところで、10月24日から千葉・幕張メッセで一般公開されている第41回東京モーターショーも残すところ2日間。
かつては世界三大モーターショーとして国内外を問わず、熱い注目を集めた。
再建屋雑記帳0921しかし、今回は史上最小規模。
2年前の前回と様相が一変した。
日本の経済力の衰退を見事に反映している。
コンパニオンが少なくなったことも響いたのか、盛りあがりに欠けたようだ。
テレビ報道で映し出された会場はがらんとしていた。
ひっそりと閉幕…。

さて、環境保護の観点から電気自動車(EV)が大切なことは分かる。
が、私自身は電気自動車そのものにときめかない。
再建屋雑記帳0922動力がガソリンエンジンから電気モーターに変わったにすぎない。
しかも、ガソリン自動車で勝利した日本の自動車産業はそれにより優位性を一気に失いかねない。
大げさな言い方をすれば、私たちの暮らしが壊れる。
電気自動車では、中国など新興国のメーカーがどんどん追いあげてこよう。

私が第41回東京モーターショーで物足らなく感じたのは、トヨタ自動車。
日本最大の製造業だ。
現在は米国ゼネラルモーターズを抜き、世界最大の自動車メーカーにのし上がった。
再建屋雑記帳0923酷な言い方をすれば、私たちの暮らしがかかる。
だが、出品車は、1年後から数年先の目先を睨んだものばかり。
手堅いというか、つまらないというか…。

東京モーターショーは上海モーターショーの規模と勢いに押され、影が薄れるばかり。
トヨタ自動車には、センセーショナルな話題を提供して世界の度肝を抜いてほしかった。
再建屋雑記帳0924富士重工業(スバル。SUBARU)と組み、なぜ空を飛ぶクルマのプロトタイプくらい出さなかったのか?
現段階ではイマジネーションの産物で十分。
モノづくり日本の夢と構想を示したらよい。

…わが国を覆う閉塞感を取り払う。
トヨタ自動車は幕張メッセの天井をぶち抜く気迫を見せよ。
再建屋雑記帳09225「クルマは爆発だ」。
それはモータリゼーションの未来を切り開く第一歩となる。
日本の自動車メーカーは空を目指せ!

なお、私は岡本太郎について語ったことがある。
3分34秒の講話映像、ユーチューブの動画。
「芸術は爆発だ」。
岡本太郎の代表作の一つ「太陽の塔」は、1970年に開催された大阪万博において「お祭り広場」の真ん中辺りに大屋根から突き出す形で建造された。
それは、未来へ伸びる私たち。



再建屋雑記帳0926******************
講演TV(賢人編)
岡本太郎

******************

なお、NHKスペシャル「自動車革命」第1回についての感想は以下。
⇒10月26日「トヨタはいらない…自動車革命」はこちら。
⇒10月27日「トヨタ系部品メーカー、総入れ替え?」はこちら。
また、NHKスペシャル「自動車革命」第2回についての感想は以下。
⇒10月29日「国民の暮らし崩壊…自動車革命の衝撃」はこちら。
⇒10月30日「過去の栄光…自動車メーカー凋落!」はこちら。
⇒11月1日「白物家電へ…自動車周辺市場も壊滅!」はこちら。

岡本太郎自動車周辺市場とは、カーメンテナンス市場、カーリペア市場、カー用品市場、ピットサービス市場、中古車市場、カーレンタル(レンタカー)市場、カーシェアリング市場、ガソリンスタンド(サービスステーション)市場など。
自動車革命(EV化)にともない、これらのビジネスや事業が激しく縮むか成り立たなくなる可能性がある。
再建屋雑記帳0927あわせて、膨大な雇用が消える。

                      ◇◆◇

私が敬愛してやまない浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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空飛ぶ車…トヨタがスバルと本格参戦か

人類の夢がついに現実になった。
米テレフギア(Terrafugia)社が「空飛ぶ車(クルマ)」の生産を年内にも始める。
陸空両用、翼がついた車「トランジション(Transition)」。
機能的には飛行機に近い。
空港で離着陸でき、道路も走れる。

同社は2006年、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身の5人のパイロットが中心になり、マサチューセッツ州に設立。
2009年、車と軽飛行機を合体させた移動手段としてトランジションのプロトタイプを発表した。
そして、初フライトを公開して世界を驚嘆させた。

トランジションは30秒で車と飛行機の変身(?)が可能。
オープンカーの開閉にかかる時間とそれほど変わらない。
ガソリンエンジンを搭載、駆動方式はFF。
燃料は一般的なガソリンスタンドで補給できる無鉛ガソリン。
また、満タンでの最長飛行距離は 740キロメートル。
最高時速は 185キロメートル。
車としての時速は 104キロメートル。
高速道路を走行できる。
燃費は1リットル当たり(リッター)12.7キロメートル。
乗車定員は2名。
全幅2メートルで、標準的なガレージに保管できる。

市販のネックは重量だった。
米国の自家用機で最軽量の「ライトスポーツ」カテゴリーの最大離陸重量は 600キログラム以下と規定されている。
トランジションは公道走行時の安全性を確保したため、約55キログラムオーバー。
米連邦航空局(FAA)は特例措置としてこのカテゴリーに分類することを認めた。
水陸両用飛行機と同じ約 650キログラムでの離陸が可能になった。
ライトスポーツカテゴリーは、20時間の訓練飛行で免許が取得できるなど、費用面でのメリットも大きい。

米テレフギア社のリチャード・ガーシュ(Richard Gersh)は「すでに 100台の注文が入っている」と語った。
ウェブサイトから1万ドルで予約が可能。
1600万円から2100万円なので、富裕層がたやすく買える。
量産効果で価格が劇的に落ちていきそうだ。
あっという間に数百万円…。

                       ◇

世界の自動車メーカーはインターネット上の仮想3D空間「セカンドライフ」で空飛ぶ車(クルマ)を発表していた。
それがアメリカンドリームとして最初に花開いた。
私は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出した。
道を走っていた車が変形して空を飛んでいく。
何とエキサイティングなことか・・・。

先進国に留まらず、道路が未整備、渋滞が最悪の中国やブラジルなどの新興国市場で売れそうだ。

近い将来、陸を走るのは車、空を飛ぶのは飛行機という区分けが消える。
地上車は売れなくなる?
これに追随するところが続出するはずだ。

実は、空飛ぶ車の開発競争が加速・激化していた。
米航空機大手ボーイング社が空陸両用車を、アメリカ航空宇宙局(NASA)が自動車並みの操縦性の小型飛行機を計画している。
ほかにベンチャーも参戦…。
この動きに乗り遅れると、短期間でシェアを低下させかねない。
となると、世界市場で健闘している日本の自動車メーカーも劣勢に立たされる。

私は、豊田章男社長が率いるトヨタ自動車に期待したい。
なぜなら、スバル(SUBARU)ブランドの自動車を製造する富士重工業と業務提携関係にある。
昔、軍用機とそのエンジンを開発した。
前身は戦前の「中島飛行機」。
トヨタは、出資比率はそれほど高くないが筆頭株主であり、開発部門の交流も盛んに行われている模様。

                      ◇◆◇

トヨタと豊田章男社長に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年6月21日「豊田章男と奥田碩…トヨタ社長評価」はこちら。

⇒2010年3月2日「豊田章男社長…独り矢面に立つ創業家」はこちら。

⇒2010年2月8日「リコールトヨタ販売激減、株価急落」はこちら。

⇒2010年1月29日「トヨタ車の品質・安全神話が崩壊」はこちら。

⇒2009年1月21日「豊田章男氏のもとディーラー再編!?」はこちら。

⇒2008年11月19日「トヨタディーラー再編」はこちら。

⇒2008年5月21日「トヨタディーラーは3系列へ再編」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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