コンサルの引き出し|和田創ブログ


だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。

ネイサン・チェン

羽生結弦らがフィギュア国別対抗戦へ

世界フィギュアスケート国別対抗戦が20日、東京・国立代々木競技場(第一体育館)で開幕します。
日本勢は、男子シングルでは羽生結弦と宇野昌磨、女子シングルでは三原舞依と樋口新葉が出場します。
3大会ぶりの優勝を目指します。

私は世界フィギュアスケート選手権でなく、これがシーズンの最終戦というのがどうも腑に落ちません。
選手は来シーズンの準備に一日も早く取りかかりたいはずです。
(ましてオリンピックシーズンを迎えます。)
なのに、この時期に国際大会を開催するのは過剰な負担を強いることになります。
身も心も休まる暇がありません。
ISU(国際スケート連盟)にとり欠かせない収入源なのでしょう。

マスコミは世界国別対抗戦を2018年平昌冬季五輪の団体戦の前哨戦として盛りあげるでしょう。
実際、世界選手権の上位選手もエントリーしています。
しかし、けがをせず滑ってくれるだけで十分です。
ファンとしては競技というよりイベントというつもりで楽しむた大会です。
(表現は適切でありませんが、シーズンの「余興」かな・・・。)

国別対抗戦はシーズンの主要国際大会の成績をもとに、上位6か国が出場します。
今シーズンは日本、アメリカ、カナダ、ロシア、フランス、中国になります。
ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の順位に応じて与えられるポイントの合計点で勝敗を競います。

羽生結弦と宇野昌磨は世界選手権でワンツーフィニッシュを果たしています。
羽生結弦はおそらくSPでノーミスの演技を考えています。
宇野昌磨は4回転ジャンプを決めて来シーズンに弾みをつけたいと考えています。
三原舞依は四大陸フィギュアスケート選手権で2百点を超え、世界選手権のFSで自己ベストを出して5位になりました。
(この子は成長が目覚ましく、2位に入る可能性もあります。)
樋口新葉は世界選手権でまあまあの11位になりました。
総合力が問われますので、日本はペアとアイスダンスが一つでも上の順位を目指すことが条件です。

3連覇を狙うアメリカはネイサン・チェン、カレン・チェンらが出ます。
ロシアは世界選手権2連覇のエフゲニア・メドベジェワらが出ます。
カナダはパトリック・チャン、ガブリエル・デールマンらが出ます。
実質は日本を含めた4か国の争いですが、男子シングルのほかは強いロシアが勝利を収めそうです。

国別対抗戦は団体戦ですので、チームとしての一体感も大事になります。
応援にもそれがはっきりと表れます。

この大会はテレビ朝日系例で放送されるようです。
どの選手にも、けがをしてほしくありません。

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世界選手権は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ち

ほんの半年前まで、日本どころか世界のフィギュアスケートファンは、羽生結弦が男子シングルの「絶対王者」ということを疑わなかったはずです。
私は2018年平昌冬季五輪で彼の連覇は間違いないと信じていました。
ところが、4回転ジャンパー、米国の17歳、ネイサン・チェンが登場し、にわかに状況が変わりました。
これにより、男子シングルは「4回転大競争」の時代に一気に突入しました。

そして、世界フィギュアスケート選手権を迎えました。
日本勢はよほどのアクシデントが起こらないかぎり、五輪3枠は大丈夫です。

今大会は羽生結弦と宇野昌磨の一騎打ちになり、ネイサン・チェンは3位になります。
この順位予想には、日本選手を応援する私の願望も含まれています。

勢いは宇野昌磨にあるでしょう。
ちなみに平昌五輪の順位予想も同じであり、日本勢が金メダルと銀メダルを獲ります。

22歳の羽生結弦は平昌五輪のプレ大会を兼ねて韓国・江陵で行われた四大陸フィギュアスケート選手権でネイサン・チェンに敗れて2位に留まりました。
この新星は、フリースケーティング(FS)で史上初めて4回転ジャンプを5回すべて成功させました。

羽生結弦は世界選手権と相性があまりよくないのでしょう。
2014年ソチ冬季五輪で金メダルを獲得した直後の大会で初優勝を飾りましたが、2015年と2016年は2位に甘んじています。

現地に入り、体調も仕上がりもいいと語っていました。
本人は3年ぶりの優勝を狙い、周囲からも優勝候補の筆頭に挙げられていますが、今シーズンはノーミスの演技がありません。

好調発言とは裏腹に公式練習の出来は冴えません。
しかし、実力が高く、爆発力があるのは確かです。
一時の神がかりの演技は望めないとしても、4回転ループをショートプログラム(SP)とFSに加えており、自らが持つ歴代最高得点を更新しても不思議でありません。
(私はオリンピックへ向け、闘争心を燃やして追いかける展開が似合うと考えます。)

⇒2017年3月28日「羽生結弦は世界選手権で勝たなくていい」はこちら。

19歳の宇野昌磨は冬季アジア大会、プランタン杯の2大会に出場して実戦経験を重ねています。
マイナーなプランタン杯は非公認ですが、世界歴代4位に相当する3百点超えで優勝を飾りました。
シーズン終盤が迫るにつれてジャンプに安定感が戻っています。

男子シングルは3百点をどれくらい上回れるかというハイレベルな戦いです。
SPの高難度ジャンプでミスを犯した選手はそこで脱落します。
日本勢は枠取りの重圧がなく、個々が緊張に負けないことです。
宇野昌磨が平常心で臨み、これまでの勢いを保てれば、初の頂点に立てるのでないでしょうか。

羽生結弦は抑えたほうがいいと思いますが、宇野昌磨は勝って自信をつけたほうがいいと思います。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

そろそろ羽生結弦と宇野昌磨、ネイサン・チェンがSPで滑ります。
順位を決めつけましたが正直、自信がありません。
(ネイサン・チェンは来シーズンの後半に下り坂になるのでは・・・。)

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月28日「羽生結弦は世界選手権で勝たなくていい」はこちら。

⇒2017年3月5日「負けず嫌い羽生結弦の世界選手権リベンジ」はこちら。

⇒2017年2月21日「羽生結弦は勝っていた・・・四大陸フィギュア採点の間違い」はこちら。

⇒2017年2月20日「羽生結弦がネイサン・チェンにつぶされた」はこちら。

⇒2017年2月17日「羽生結弦は五輪連覇の予行演習・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月15日「羽生結弦のもてっぷり・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月12日「羽生結弦はネイサン・チェンをつぶしにいく」はこちら。

⇒2017年2月3日「羽生結弦のジャンプ構成・・・平昌五輪」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月24日「羽生結弦の時代は終わったのか」はこちら。

⇒2017年1月17日「羽生結弦は平昌五輪会場で燃える・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2016年12月11日「4連覇でもがっくり、羽生結弦GPファイナル」はこちら。

⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

⇒2016年12月9日「羽生結弦、GPファイナルの演技」はこちら。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月13日「宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ」はこちら。

⇒2017年3月11日「宇野昌磨、号泣からプライドへ・・・世界選手権」はこちら。

⇒2017年2月27日「宇野昌磨はへろへろの逆転優勝」はこちら。

⇒2017年2月25日「宇野昌磨の札幌冬季アジア大会」はこちら。

⇒2017年2月16日「宇野昌磨は羽生結弦と互角・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月11日「宇野昌磨の4回転ループと3百点超え」はこちら。

⇒2017年2月6日「樋口美穂子コーチは宇野昌磨と戦う」はこちら。

⇒2017年2月4日「宇野昌磨から消えた伸びやかさ・・・敗因分析」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

⇒2017年1月15日「宇野昌磨は世界選手権で4回転ループを跳ぶ」はこちら。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

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羽生結弦は世界選手権で勝たなくていい

世界フィギュアスケート選手権男子シングル。
羽生結弦はフィンランド・ヘルシンキに入り、本番会場(メインリンク)で公式練習を行いました。
3年ぶり2度目の優勝を目指しています。

羽生結弦は初日にもかかわらず、調子のよさをうかがわせています。
ショートプログラム(SP)の曲かけでは軽いミスが出ました。
しかし、4回転ループ、4回転サルコウ−3回転トウループ、トリプルアクセル(3回転半)を高い確率で決めています。

プログラムに入れていない4回転トウループ−1回転ループ−3回転サルコウの3連続ジャンプも跳んでいます。
得点源の高難度ジャンプでミスが出ると金メダル争いが厳しくなります。
そこで、フリースケーティング(FS)のリカバリーを試しているようです。

先月の四大陸フィギュアスケート選手権ではとっさのリカバリーを見せて4本の4回転ジャンプを跳び、1位のネイサン・チェンに迫りました。

日本男子は羽生結弦と宇野昌磨の2枚看板が出場します。
どちらかにアクシデントが起こらないかぎり、2018年平昌冬季五輪の国別出場枠は最大3枠の確保が確実な情勢です。

私は男子についてはどちらかがオリンピックで勝てばいいと思っており、今回の世界選手権はそれほど重視していません。
とりわけ2014年ソチ冬季五輪王者の羽生結弦にはピークをそこに合わせてほしい。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年3月5日「負けず嫌い羽生結弦の世界選手権リベンジ」はこちら。

⇒2017年2月21日「羽生結弦は勝っていた・・・四大陸フィギュア採点の間違い」はこちら。

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⇒2017年2月17日「羽生結弦は五輪連覇の予行演習・・・四大陸選手権」はこちら。

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宇野昌磨3百点超えで世界選手権金メダルへ

フィギュアスケートのプランタン杯。
男子シングルの宇野昌磨はショートプログラム(SP)でノーミスの演技を見せ、百点超えで1位に立っていました。
非公認ながら世界歴代2位に相当する高得点です。

これですっかり自信をつけたのでしょう。
フリースケーティング(FS)で2百点まで1点もないという得点を出し、合計で世界歴代4位に相当する3百点超えを果たして優勝を飾りました。
自身初となります。

本人によれば、ジャンプのコンディションは悪かったとか。
冒頭の4回転ループで転倒しましたが回り切りました。
気持ちを切り替え、この後の3本の4回転ジャンプを決めています。
黒い新衣装に前髪を上げた新髪形で滑り、演技構成点は9点台をそろえています。

宇野昌磨はメンタルを鍛えるためにあえて過密日程を組みましたが、それでも素晴らしい戦果を収めました。
興奮を抑え、平常心を保つように心がけています。
2018年平昌冬季五輪への準備は着々進んでいます。

次戦、ヘルシンキで行われる世界フィギュアスケート選手権で羽生結弦と米国のネイサン・チェンを倒して金メダルを獲りそうな勢いです。
FSで4回転サルコウに挑むはず・・・。
きれいに決めてくれるでしょう。

◇◆◇

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負けず嫌い羽生結弦の世界選手権リベンジ

2018年平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねて行われた四大陸フィギュアスケート選手権。
羽生結弦が2か月ぶりに試合に臨んでいます。
男子ショートプログラム(SP)でコンビネーションジャンプにミスが出ました。
しかし、百点に近い得点が表示されると、予想以上だったのか驚いた表情を見せています。
SPは3位でした。

フリースケーティング(FS)で自身初となる3種類4度の4回転ジャンプを決めました。
FSは1位でした。
五輪王者のプライドを示したのは演技後半でのミスをカバーした底力でした。
これまでに練習でもやったことがなく、突然の予定変更に驚いたブライアン・オーサーコーチが怒鳴ったほどでした。
これにより得点を補い、今シーズンの自己ベストをマークしました。

しかし、4種類5度の4回転ジャンプを決めた17歳の全米王者、SP1位のネイサン・チェンが僅差で逃げ切り、初優勝を飾りました。
国際スケート連盟によると、国際大会で5度の4回転ジャンプの成功は初だそうです。
ネイサン・チェンは4回転ジャンプの申し子と言われるだけあり、驚異的な成功率を誇ります。
ほとんど失敗しません。

羽生結弦はハイレベルな戦いに敗れましたが、むしろ強敵の出現にさらなる進化を誓いました。
試合後に「正直、勝ちたかった」と語っています。
羽生結弦は2014年ソチ冬季五輪のプレ大会だったフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルでも銀メダルに甘んじています。
まだ余裕があるようで「験担ぎ(げんかつぎ)としてはいい」と笑いました。

話を戻しますが、負けず嫌いの本能から飛び出した「リカバリー」は大舞台で勝つうえで貴重なシミュレーションになったことでしょう・・・。

羽生結弦がネイサン・チェンにリベンジする機会は、平昌五輪の国別出場枠がかかる世界フィギュアスケート選手権です。
表彰台の頂点に立つネイサン・チェンを思い出し、闘志を燃え盛らせているはずです。

4種類の4回転ジャンプをプログラムに組み込む宇野昌磨が二人の金メダル争いに割って入ります。
私は日本勢の活躍が楽しみです。

◇◆◇

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⇒2017年2月21日「羽生結弦は勝っていた・・・四大陸フィギュア採点の間違い」はこちら。

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⇒2017年2月17日「羽生結弦は五輪連覇の予行演習・・・四大陸選手権」はこちら。

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⇒2017年1月24日「羽生結弦の時代は終わったのか」はこちら。

⇒2017年1月17日「羽生結弦は平昌五輪会場で燃える・・・四大陸選手権」はこちら。

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⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

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⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

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ネイサン・チェンは不敵、挑発的

四大陸フィギュアスケート選手権の男子シングル。
米国のネイサン・チェンは17歳と思えない堂々とした演技で3百点超えを果たし、初優勝を飾りました。

フリースケーティング(FS)では最終グループの最終滑走でした。
直前の羽生結弦がミスを執念でリカバリーし、2百点を超えました。
それでもネイサン・チェンは平常心を失いません。
会場にざわめきが残っていましたが、SPに続いて4回転ルッツ−3回転トウループの連続ジャンプを見事に決めました。
GOE(出来栄え点)を加え、これだけで20点以上の荒稼ぎ・・・。

ネイサン・チェンは出場選手でただ一人、4種類5本の4回転ジャンプを跳びました。
トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で着氷の乱れが出たほかは完ぺきでした。
FSは羽生結弦に次ぐ2位でしたが、史上4人目の2百点超え。
SPの貯金で羽生結弦を倒しました。

ネイサン・チェンは試合後に「ユヅの後に滑ることはわくわくする」と語っています。
私は、何と不敵な発言というか、挑発的な発言だろうと驚きました。
五輪王者の羽生結弦を煽っています。
さらに「正直に言おう。素晴らしい」と言い放っています。
羽生結弦に「君が代を流せないのは悔しい」と言わせています。

ネイサン・チェンはシニア1年目であり、しかも昨年1月に股関節を手術しています。
得点源となる高難度ジャンプを中心にして技術点を伸ばしてきましたが、経験を重ねながら演技構成点も上げてきました。
幼い頃にバレエを習っていることが役立っているのかもしれません。

現時点で羽生結弦とネイサン・チェンはちょっとしたミスが勝敗を分けるほど拮抗しています。
ネイサン・チェンはジャンプで優位に立ちますが、演技全体の完成度で羽生結弦が上回っているように思います。
が、恐ろしいのは高難度ジャンプでミスを滅多に犯さないことです。
五輪連覇を狙う羽生結弦のライバルどころか、金メダルの本命に名乗りを上げました。

2018年平昌冬季五輪のフィギュアスケートは今大会と同じ会場で行われます。
ネイサン・チェンは絶大な自信をつけました。
羽生結弦ははたして本番で悔しさを晴らせるのでしょうか。
その前に3月末から五輪出場枠のかかる世界フィギュアスケート選手権で激突します。

ネイサン・チェンは勢いに乗っています。
しかし、あれだけ強気の言葉を吐くのは世界選手権で羽生結弦を倒してからにしてほしい。

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羽生結弦がネイサン・チェンにつぶされた

四大陸フィギュアスケート選手権の男子シングル。
フリースケーティング(FS)が終わり、米国の4回転ジャンパー、17歳のネイサン・チェンが初優勝を飾りました。
ショートプログラム(SP)3位の羽生結弦は2位、2位の宇野昌磨は3位になりました。
私は表彰台のてっぺんを二人で争ってほしいと願っていましたので、がっくり・・・。

今大会は2018年平昌冬季五輪のテスト大会でした。
本番と同じ会場の「江陵アイスアリーナ」で行われました。
いわばプレ五輪に当たりますので、羽生結弦は勝っておきたかった。
とくに新星のネイサン・チェンを叩いておきたかった。

⇒2017年2月12日「羽生結弦はネイサン・チェンをつぶしにいく」はこちら。

しかし、私の悪い予感が的中し、羽生結弦がネイサン・チェンにつぶされました。

羽生結弦は2014年ソチ冬季五輪に続き、オリンピック連覇を目指しています。
ほんの数か月前までは「絶対王者」がすんなりと金メダルを獲得すると思われていました。
が、フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル辺りから雲行きがにわかに怪しくなってきました。

もしも羽生結弦が五連連覇を成し遂げれば、男子では米国のディック・バトンの1948年サンモリッツ五輪と1952年オスロ五輪以来、66年ぶりの快挙です。
それくらい難しい。
羽生結弦が憧れてきたロシアのエフゲニー・プルシェンコもついに叶えられませんでした。
そもそも羽生結弦がソチ五輪では新星でした。

ネイサン・チェンは米国のジェイソン・ブラウンはもちろん、カナダのパトリック・チャンをすでに優勝争いから弾き飛ばしています。
(スペインのハビエル・フェルナンデスさえも。)
世界のトップクラスの選手を一気に過去に押しやりました。

そして、その勢いで最大のライバルと考えている羽生結弦を今大会で倒しました。

⇒2017年1月26日「金博洋とネイサン・チェンの4回転ジャンプ」はこちら。

ネイサン・チェンは平昌五輪で高難度ジャンプをこれでもかと組み込み、驚異的な高得点のプログラムで臨んでくるでしょう。
プライドの高い羽生結弦の「負けず嫌い」をあおる作戦を取ります。
冷静さを失うと本番で乱れるという以前に、練習でけがを負います。
彼に限らず、有望な選手は限界に近い訓練を積んでいます。

3月末からヘルシンキで世界フィギュアスケート選手権が開催されます。
これには平昌五輪の国別出場枠がかかります。
しかし、日本男子は2枚看板ですので、まったく心配がありません。

羽生結弦は今度こそ、自身が持つ世界歴代最高得点を塗り替えようと乗り込んでいくでしょう。
2015年フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで記録した330.43点です。
このプログラムでの理論上の満点に近いスコアらしい。
今大会ではそれほど調子が上がっていないように見受けられました。
宇野昌磨は今度こそ、3百点を超えようと乗り込んでいくでしょう。

来年のオリンピックの大舞台は一段と「4回転ジャンプ競争」が熾烈になります。
優勝者が叩き出す得点がどのくらいの水準になるのか想像もつきません。

私は世界選手権で羽生結弦と宇野昌磨に勝ってほしい。
しかし、ネイサン・チェンが初出場で初優勝を飾れば「世界王者」として自信をつけることになります。
平昌五輪での金メダル争いの行方がまったく分からなくなります・・・。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年2月17日「羽生結弦は五輪連覇の予行演習・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月15日「羽生結弦のもてっぷり・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月12日「羽生結弦はネイサン・チェンをつぶしにいく」はこちら。

⇒2017年2月3日「羽生結弦のジャンプ構成・・・平昌五輪」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月24日「羽生結弦の時代は終わったのか」はこちら。

⇒2017年1月17日「羽生結弦は平昌五輪会場で燃える・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2016年12月11日「4連覇でもがっくり、羽生結弦GPファイナル」はこちら。

⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

⇒2016年12月9日「羽生結弦、GPファイナルの演技」はこちら。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

⇒2015年12月11日「羽生結弦、敵なし冬季五輪3連覇へ」はこちら。

⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

⇒2014年2月17日「羽生結弦、転がり込んだソチ金メダル」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、史上初SP百点超え…完璧ジャンプ」はこちら。

⇒2014年2月8日「羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

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羽生結弦は五輪連覇の予行演習・・・四大陸選手権

フィギュアスケートの男子シングル。
2018年平昌冬季五輪まで1年を切り、世界のトップクラスのアスリートは限界のプログラムに挑んでいます。

⇒2017年1月26日「金博洋とネイサン・チェンの4回転ジャンプ」はこちら。

羽生結弦は、米国のネイサン・チェン、中国の金博洋、日本の宇野昌磨らが高難度ジャンプを武器に猛追してくる現状をむしろ歓迎しています。
これが五輪王者の余裕というものなのでしょうか。
オリンピックでの金メダル獲得(連覇)が予断を許さない状況に変わったにもかかわらず、自分自身のさらなる成長への動機づけとしています。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

羽生結弦はすでに、ジャンプにいくらかミスが出ても3百点を超えられる水準に達しています。
四大陸選手権でも優勝候補の筆頭に挙げられています。
しかし、四大陸選手権は4年ぶりの出場であり、過去2回は2位という結果に甘んじています。
平昌五輪の「予行演習」となる今大会は初優勝を狙っています。
ここでライバルを叩いておけば、本番で圧倒的な優位に立つことができます。

⇒2017年2月12日「羽生結弦はネイサン・チェンをつぶしにいく」はこちら。

私は先だっての全米フィギュアスケート選手権のフリースケーティング(FS)で5度の4回転ジャンプを決めたネイサン・チェンと事実上の一騎打ちだと思っていました。
ところが、宇野昌磨がFSで「4回転ループ」に挑むと語り、にわかに面白くなってきました。
ショートプログラム(SP)をノーミスで演じ、しかもFS冒頭で4回転ループを決めると、若いだけに勢いに乗る可能性があります。
そうなると優勝争いの行方はまったく分からなくなります。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

羽生結弦は欠場した昨年末の全日本フィギュアスケート選手権の悔しさも晴らそうとしているでしょう。
一昨年のフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで記録した世界歴代最高得点の更新も狙ってくるでしょう。

五輪プレイベントの今大会は3百点を大きく超える激戦が予想されます。
選手は大変ですが、見る側は興奮します。

◆書き加え(2月15日)

羽生結弦が15日の公式練習でSPの「レッツ・ゴー・クレイジー」の曲をかけて、4回転ループなどの高難度ジャンプを完璧に決めました。
本番では今シーズン初となるノーミスの演技を見せてくれそうです。

◆書き加え(2月17日)

羽生結弦は余裕があるせいか、軽い最終調整で済ませています。
公式練習ではたいてい高難度ジャンプを繰り返し跳んでいます。
すでに仕上がっているのかもしれません。

SPの滑走順は、羽生結弦が22番、宇野昌磨が23番、金博洋が26番です。
ネイサン・チェンは最終組の前の19番でした。
凄い得点を叩き出し、羽生結弦らにプレッシャーをかけられるかどうかでしょう。

◆書き加え(2月17日)

先ほどSPが終わりました。

羽生結弦はコンビネーションジャンプに抜けるミスが出て百点に届かず、3位に留まりました。

宇野昌磨は4回転フリップを何とかこらえて自身初の百点超えで、2位につけました。

ネイサン・チェンはノーミスの演技を見せて百点超えで、首位に立ちました。

羽生結弦は久しぶりの試合のせいか、あまり調子がいいように見えませんでした。
FSで巻き返してほしいと思っていますが、どうでしょう。
例年の四大陸選手権でしたら優勝を逃してもそれほど気になりませんが、今大会は平昌五輪会場での開催ですので勝っておきたいでしょう。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年2月15日「羽生結弦のもてっぷり・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2017年2月12日「羽生結弦はネイサン・チェンをつぶしにいく」はこちら。

⇒2017年2月3日「羽生結弦のジャンプ構成・・・平昌五輪」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月24日「羽生結弦の時代は終わったのか」はこちら。

⇒2017年1月17日「羽生結弦は平昌五輪会場で燃える・・・四大陸選手権」はこちら。

⇒2016年12月11日「4連覇でもがっくり、羽生結弦GPファイナル」はこちら。

⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

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宇野昌磨の4回転ループと3百点超え

フィギュアスケートの男子シングル。
2018年平昌五輪の出場枠が決まる2017年世界フィギュアスケート選手権の開催が迫り、気運が盛り上がってきました。
私はいまのところ出場の予定はありませんが、それでも緊張が高まってきました。
日本勢の活躍がおおいに楽しみです。

さて、19歳の宇野昌磨は昨年末、4連覇中の羽生結弦が欠場した全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を飾りました。
私は、彼の順位でなく得点にしか興味がありませんでした。
結果を眺めれば勝って当然という「重圧」に打ち克ったことになりますが、納得のいく演技ができたとはいえません。
本人も不甲斐なさを恥じるとともに、肩透かしを食らった気分でしょう。

宇野昌磨は日本王者になり、平昌五輪でのメダル獲得に期待が高まってきました。
先日、羽生結弦と同じレベルで戦いたいと語りました。
日本を除き、アジアで初となる冬季オリンピックの開幕まで、すでに1年を切っています。

宇野昌磨はかつて表現力で魅了した高橋大輔に憧れており、おそらく宇野昌磨と羽生結弦のファンは分かれています。
世界選手権では、昨春に世界で初めて決めた「4回転フリップ」に加えて「4回転ループ」を跳ぶのかもしれません。
それに向かい、着実に練習を積み重ねているはずです。

宇野昌磨は来週に平昌五輪と同じ会場の「江陵アイスアリーナ」で行われる四大陸フィギュアスケート選手権で羽生結弦と激突することになります。
待ち望んだ戦いにわくわくしていることでしょう。

宇野昌磨は絶対王者と目された羽生結弦の背中を懸命に追いかけてきました。
しかし、米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンの出現により羽生結弦の平昌五輪での金メダルが脅かされようとします。
その彼も四大陸選手権に出場します。
宇野昌磨が平昌五輪で表彰台に立つには世界に視野を広げる必要があり、4回転ループのプログラムへの組み込みもそれに沿ったものだと思います。
3百点を超えないと、勝負になりません。

・・・平昌五輪は2014年ソチ五輪より4種目多い 102種目が行われます。
また、約95の国と地域から約3千人の選手が参加するとのこと。
熱狂的な国民性の韓国はさぞかし盛りあがっていることだろうと私は思っていました。
ところが、現地は祭典ムードにほど遠い状態とか。
主要な五輪会場は完成に近づいていますが、政治情勢が混迷を極めています。
大統領の疑惑、五輪担当相の逮捕などに国民の怒りが収まりません。

四大陸選手権の様子を見れば、五輪本番の歓迎ムードもおおよそ想像がつきます。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年2月6日「樋口美穂子コーチは宇野昌磨と戦う」はこちら。

⇒2017年2月4日「宇野昌磨から消えた伸びやかさ・・・敗因分析」はこちら。

⇒2017年1月27日「羽生結弦と宇野昌磨が平昌五輪で勝つ条件」はこちら。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

⇒2017年1月15日「宇野昌磨は世界選手権で4回転ループを跳ぶ」はこちら。

⇒2016年12月23日「宇野昌磨は全日本初優勝よりも3百点超えを!」はこちら。

⇒2016年12月22日「浅田真央と宇野昌磨、二人の全日本フィギュア」はこちら。

⇒2016年12月21日「宇野昌磨は宮原知子と似ている」はこちら。

⇒2016年12月19日「宇野昌磨が全日本で羽生結弦に勝つ可能性」はこちら。

⇒2016年12月12日「宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権」はこちら。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

⇒2016年10月1日「宇野昌磨、4回転フリップ失敗でも優勝」はこちら。

⇒2015年12月30日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチの約束」はこちら。

⇒2015年12月29日「宇野昌磨、大トリのエキシビション」はこちら。

⇒2015年12月26日「宇野昌磨、安全運転で世界選手権へ」はこちら。

⇒2015年12月24日「宇野昌磨が羽生結弦に肩を並べる日」はこちら。

⇒2015年12月23日「宇野昌磨は高橋大輔に通じる」はこちら。

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金博洋とネイサン・チェンの4回転ジャンプ

フィギュアスケート男子シングルは「4回転ジャンプ大競争」の様相を呈しています。
2018年平昌冬季五輪(オリンピック)を前に、一段とスポーツの要素が大きくなりました。
4回転ジャンプの種類と本数をどれくらいプログラムに組み込めるかの勝負です。

4回転ジャンプをまったく苦にしない新星が現れています。
中国の19歳、金博洋はトゥループ、サルコウ、ルッツの3種類。
バレエで培った表現力も相当なもの。
米国の17歳、ネイサン・チェンはトゥループ、サルコウ。フリップ、ルッツの4種類。
4回転ジャンプの申し子といえます。

それに対し、日本の22歳、羽生結弦はトゥループ、サルコウ、ループの3種類。
日本の19歳、宇野昌磨はトゥループ、フリップの2種類。

ちなみに、4回転ジャンプの基礎点は「トゥループ」⇒「サルコウ」⇒「ループ」⇒「フリップ」⇒「ルッツ」の順に高くなっていきます。
宇野昌磨はもちろん、「向かうところ敵なし」だった羽生結弦も急に分が悪くなりました。

1年後のオリンピックで金メダルをつかむ選手が記録する得点はどれくらいになるか想像がつきません。
羽生結弦が持つ世界記録をはるかに超えるのでないでしょうか。

⇒2017年1月24日「羽生結弦の時代は終わったのか」はこちら。

⇒2017年1月25日「宇野昌磨は滅茶苦茶やばい」はこちら。

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宇野昌磨は滅茶苦茶やばい

全米フィギュアスケート選手権男子シングルのフリースケーティング(FS)でネイサン・チェンが4種類の4回転ジャンプを5本成功させました。
そのニュースは世界を駆け巡ったのでないでしょうか。

伸び盛りの17歳がさらなる進化を見せ、危機感を募らせたのは羽生結弦だけでありません。
2018年平昌五輪で金メダルを狙っている宇野昌磨も「滅茶苦茶やばい」と思ったはずです。

⇒2017年1月24日「羽生結弦の時代は終わったのか」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権の翌日に王者として記者会見に臨んだ宇野昌磨が明かしたのがシーズン後半での「4回転ループ」への挑戦でした。
試合は、平昌での四大陸フィギュアスケート選手権、札幌でのアジア大会、ヘルシンキでの世界フィギュアスケート選手権と続きます。
宇野昌磨にとりループはトゥループとフリップに続いて3種類目の4回転ジャンプになります。
ただし、練習で徐々に跳べるようになってきた状態だそうです。
(とはいえ、全日本選手権の公式練習では2回連続で決めました。)

オリンピックシーズンを前に、男子シングルは4回転ジャンプ競争が過熱しています。
宇野昌磨は2種類では大舞台で戦えないと考えているようです。
他の選手にも共通しますが、いくら演技全体の完成度を高めるといっても、基礎点の高いプログラムで勝負をかけてくるライバルを得点で上回るのは至難になります。

宇野昌磨は調子がよければ試合で跳ぶと語っており、オリンピックの本番会場で行われる四大陸選手権が楽しみになってきました。
全日本選手権で届かなかった3百点を超えてください。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年1月15日「宇野昌磨は世界選手権で4回転ループを跳ぶ」はこちら。

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羽生結弦の時代は終わったのか

全米フィギュアスケート選手権男子シングル。
17歳のネイサン(ネーサン)・チェンが圧巻の演技を見せて初優勝を飾りました。
しかし、それより注目されるのがフリースケーティング(FS)で4種類の4回転ジャンプを5本成功させるという世界初の快挙を成し遂げたことです。

内訳は、。寛鹽哨襯奪帖檻害鹽哨肇ゥ襦璽廖↓■寛鹽哨侫螢奪廖↓4回転トゥループ−2回転トゥループ−2回転ループ、ぃ寛鹽哨肇ゥ襦璽廖↓ィ寛鹽哨汽襯灰Α扮薺燦緘勝法

ネイサン・チェンは転倒や回転不足がまったくなく、しかもすべての4回転ジャンプに1点以上の加点を得ています。

また、ネイサン・チェンはショートプログラム(SP)で首位に立っており、緊張や重圧を跳ねのける強さを備えているようです。
非公認記録ですが、合計318.47点でした。

「夢みたいな演技でした。自分の滑りにすごく満足しています」と語ったネイサン・チェンは一躍、世界選手権と2018年平昌冬季五輪の主役に躍り出ました。
昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで羽生結弦に次ぐ2位に入っています。

オリンピックシーズンはまま伏兵が現れます。
私はこのまま無事に(?)五輪本番を迎え、羽生結弦と宇野昌磨の二人で金メダルを争ってほしいと願っていました。
つい先日まで「絶対王者」とだれもが認めた羽生結弦の時代は早くも終わってしまうのでしょうか。

しかし、ネイサン・チェンが大舞台でも高難度ジャンプを跳べるかどうかは分かりません。
それ以前に、おもに表現力を評価する演技構成点もかなりの比重を占めます。
本番ではジャンプの基礎点で優位に立つかもしれませんが、それだけで金メダルを獲れるわけでありません。

と思いながらも、強力なライバルになることは間違いないでしょう。
恐るべし、ネイサン・チェン・・・。

◇◆◇

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宇野昌磨は羽生結弦に迫れるか・・・全日本選手権

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル。
男子シングルの宇野昌磨は、惜しくも昨シーズンと同じ3位に留まりました。
しかし、羽生結弦、スペインのハビエル・フェルナンデスという3百点超えを経験している二人の王者に挑み、表彰台に立ったのは立派でした。
表情にどこかあどけなさの残る18歳です。
私は、この先がとても楽しみ・・・。

ショートプログラム(SP)。
4回転フリップを決めましたが、4回転トウループで転んで4位と出遅れました。
相当な緊張と気負いが伝わってきました。
表情が硬く、動きと切れが鈍かった。

フリースケーティング(FS)。
練習では、前日に振るわなかった高難度ジャンプを決め、復調を感じさせました。
冒頭の4回転フリップを見事に決め、加点をもらいました。
続く4回転トウループはステップアウトしてしまいました。
が、崩れることなく、その後は何とか演技をまとめました。
宇野昌磨はパーソナルベストを更新し、3位と巻き返しました。
4位と3位では大違いです。
SP5位から躍進した2位の米国のネイサン・チェンと0.34点差でした。

実は、FSはGPファイナル4連覇を成し遂げた羽生結弦をかなり越えています。
「湧きあがる感情を体で表現することを考えて練習している」と語るとおり、表現力に磨きがかかりました。
それでも細かいミスが出て、本人はまったく満足していません。

宇野昌磨は昨シーズンから関係者やファンの期待が一気に高まりました。
無心で滑っていた頃に感じなかったプレッシャーがのしかかってきます。
宇野昌磨が背中を追いかける羽生結弦と点数以上の差があるように思います。
もうちょっとで手が届きそうになってからが大変なのでしょう。
重圧からなのか、伸びやかさもやや薄れたように思います。

まずは全日本フィギュアスケート選手権でどこまで羽生結弦に迫れるか、羽生結弦を慌てさせられるかでしょう。
このブログで幾度か記していますが、2018年平昌五輪は二人で1位と2位を獲れます。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月15日「宇野昌磨は4回転ループで羽生結弦を追い越す」はこちら。

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4連覇でもがっくり、羽生結弦GPファイナル

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル。
男子シングルの羽生結弦は、男女を通じて史上初となる4連覇を成し遂げました。
実力どおりですが、おめでとう。
勝って当然と言われるのは、すごいことです。
来シーズンは難なくGPファイナル5連覇を果たすでしょう。

ちなみに、GPファイナルでの4勝は浅田真央、ロシアのエフゲニー・プルシェンコとイリーナ・スルツカヤに並ぶ最多です。
来シーズンはおのずと単独で史上最多のGPファイナル5勝です。
まさに「向かうところ敵なし」。

⇒2016年12月10日「羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か」はこちら。

羽生結弦はショートプログラム(SP)で余裕の首位に立っていました。
フリースケーティング(FS)の曲をかけた練習で4回転ループを含め、4つの4回転ジャンプのうちの3つを着氷しました。
可もなく不可もなくという状態でFSの本番を迎えました。

羽生結弦は冒頭の4回転ループを決めるなど、序盤は安定した滑りを見せました。
が、後半は息切れ。
NHK杯で転倒した4回転サルコウで転倒し、連続ジャンプにできませんでした。
さらに終盤は3回転ルッツが1回転ジャンプになりました。
FSで3位の得点に留まり、合計得点が3百点を超えられませんでした。

後に滑ったSP2位のカナダのパトリック・チャン、SP3位のスペインのハビエル・フェルナンデスは得点が伸びませんでした。
SPで貯金があった羽生結弦が何とか逃げ切りました。
とはいえ、2位のアメリカのネイサン・チェンに10点以上の大差をつけています。
(この4回転ジャンパーは4本の4回転ジャンプを決め、SP5位から巻き返しました。)

羽生結弦は試合後に「結果についてはすごくうれしい」と語りましたが、表情は冴えませんでした。
実は、演技後に目がうつろで、がっくりとうなだれていました。
いつもは誇らしげな「キス&クライ」が落ち込んで「キス&暗い」になっていました。

全日本フィギュアスケート選手権ではSPとFSを揃え、3百点を大きく超えてください。

◇◆◇

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⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

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⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

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⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

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⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

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⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

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⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

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羽生結弦、GPファイナルの演技

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルがフランス・マルセイユで開幕します。
男子シングルは、羽生結弦が史上初の4連覇を目指します。
彼の誕生日はGPファイナルの時期に重なり、現地で22歳の誕生日を迎えました。

昨シーズンは「NHK杯」で史上初の3百点台を記録し、ファンの度肝を抜きました。
それにより期待が爆発的に高まり、相当な緊張を感じたよううです。
そして、GPファイナルでこの得点をさらに更新しました。
モンスターとしか呼びようがありません。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

今シーズンは4連覇という重圧をさほど感じていないとのこと。
むしろ、記録を伸ばせるチャンスがあることにわくわくしています。

羽生結弦は11月末のNHK杯で自身3度目の3百点超えを達成し、手応えをつかみました。
GPファイナルまで納得のいく練習を積めたとかで、素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。

ただし、気がかりなのはジャンプの転倒に厳しくなったルール改正です。
演技構成点をしっかりと稼がないと勝利を収められません。
完成度を重視する、世界選手権2連覇中のスペインのハビエル・フェルナンデスに有利に働きます。
また、ベテランのカナダのパトリック・チャンも頂点を狙ってくるでしょう。

羽生結弦はNHK杯で自らに強烈な刺激を与えてくれるライバルを見つけました。
シニアデビューを果たした17歳の4回転ジャンパーで、2位に食い込んだ米国のネイサン・チェンです。
SP(ショートプログラム)で2つ、FS(フリースケーティング)で5つの4回転ジャンプを果敢に組み込みます。
ネイサン・チェンが跳んだ4回転ルッツや4回転フリップは羽生結弦が跳んだ4回転ループより難度が高くなります。

羽生結弦はNHK杯後に記者から「男子スケート界に自身が残してきたレガシーは何か」と質問され、「4回転ジャンプへの挑戦者魂」と返答しました。
それこそが、彼のプライドでしょう。
かつてロシアのエフゲニー・プルシェンコなどの4回転ジャンパーが激しくぶつかりあう光景を目に焼きつけながら、自らも4回転ジャンパーの道を歩んできました。
ルール改正は高難度ジャンプに挑む羽生結弦に大きなプレッシャーをかけるものです。
それでも、最大の持ち味である「攻めの姿勢」を決して崩すことはないはずです。
私は、羽生結弦の勇姿を楽しみにしています。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

GPファイナル男子シングル出場選手は以下のとおりです。

羽生結弦(日本)
宇野昌磨(日本)
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
パトリック・チャン(カナダ)
ネイサン・チェン(アメリカ)
アダム・リッポン(アメリカ)

見応えがあります。
私自身は羽生結弦の一番の好敵手は宇野昌磨であってほしいと願っています。
二人で1位と2位を占めてください。

◇◆◇

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羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ

フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズの最終戦「NHK杯」。
男子シングルの羽生結弦がショートプログラム(SP)に登場しました。
私は改めて、彼のすごさと底力を感じました。
演じる前に全身からオーラが溢れ出ています。
努力はもとより「才能」が半端でありません。
さらに四肢に恵まれ、とても美しい。

羽生結弦は、淡いパープルを基調とした衣装でリンクに現れました。
本人によれば、イメージチェンジを狙ったとのことでした。
同時に、気分のリフレッシュを図ろうとしたのかもしれません。

SPで用いるのは、プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」。
乗りのいいアップテンポな曲調です。
冒頭の4回転ループは持ちこたえたといった印象です。
4回転サルコウ―3回転トウループのコンビネーション、トリプルアクセルは流れるように決めました。
演技後に、右手の指で「もうちょっと」という仕草をしました。

4回転ループは10月に世界で初めて成功させており、国内で初めて披露しました。
しかし、きれいに跳べず、得点が伸び悩んだことを悔しがりました。

羽生結弦は、昨年のNHK杯のSPで記録した世界歴代最高得点(当時)を更新できませんでした。
それでも今シーズンのSP最高得点です。
唯一の百点越えで、2位の米国のネイサン・チェンをまったく寄せつけませんでした。
(ネイサンは女子シングルの選手でありません。)
が、羽生結弦は、難度の高い4回転ジャンプを得意とするチェンの出場が相当な刺激になっているようです。



羽生結弦は「スケートカナダ」でつまずくという昨シーズンと似たパターンでNHK杯を迎えています。
昨年のNHK杯では、神がかったノーミスの演技を見せ、SP、フリースケーティング(FS)、合計のそれぞれで世界歴代最高得点を叩き出しました。

羽生結弦は拠点のカナダ・トロントで「やれることをやってきた」というだけあり、今大会の公式練習では4回転ジャンプを次々と決め、調子がよさそうでした。
直後の会見で、昨年のNHK杯以上の演技を行える状態だと答えていました。
しかし、本人にとり手応えはあっても満足感のない出来に留まりました。

羽生結弦は3位以内に入るなら、GPファイナル進出を自力で決められます。
そして、4連覇を成し遂げれば、男子史上初の快挙となります。
おそらくですが、敵は自分だけでないでしょうか。

◆書き加え(11月26日)

羽生結弦は、SPの衣装を白から淡い紫に変えました。
悪いイメージを払拭したかったようです。
結果を出せなければ、気分を変えるのもいいでしょう。

4回転ループをしっかりと決められれば、さらに5点は伸びるのだとか。
そうなると、SPで自己ベストを更新できました。

ぜひフリーと合計で成し遂げてください。

◇◆◇

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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