このたびは数日の静養を取ることになり、お客さまに迷惑をおかけしました。
体調回復に努めます。

私は自室兼書斎で凶暴な「クマ(アメショー・ブラックタビー。♂)と戯れています。
普段は留守がちですので、彼は上機嫌です。

とはいえ、貧乏性の私は仕事をまったく忘れることができません。
そこで、パソコン画面の片隅にHuluの映画を流しながら、いくらかデスクワークを行っています。

服用薬の咳止めによる猛烈な眠気を覚まそうと、アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい(1958年)」「サイコ(1960年)」「鳥(1963年)」などをつけていますが、一向に効果が感じられません。
もちろん、これらの作品がつまらないということでありません。
私はどれも緊迫感のみなぎった名作だと再認識しました。
完成度も素晴らしいです。

「サイコ」は大昔に見た記憶がよみがえりました。
主人公と思い込んでいた女性があっけなく殺される意外な展開だったと・・・。
通奏低音のように不気味さが漂っていました。

また、「鳥」をつけると、クマ(アメショー)がパソコン画面にくぎづけになり、ちょっかいを出します。
猫は好奇心が強く、愛らしい仕草に笑ってしまいます。
とくにカラスの鳴き声や動きに激しく反応します。

3作品は「裏窓(1954年)」「北北西に進路を取れ(1959年)」と並び、アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作と呼んでいいでしょう。
見応えがあり、抜群に面白いです。

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