コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

プロ講師養成塾

キラーコンテンツをつくる…プロ講師の第一歩

きのうのブログ「プロ講師は仕事が激減…こづかい程度の講師料」に続いて・・・。
仕事、それも実務をテーマとした講師稼業について述べる。
私は、講師稼業は命を削る努力が大前提と結論づけた。

⇒2012年12月6日「プロ講師は仕事が激減…こづかい程度の講師料」はこちら。

プロ講師と称しながら、なぜ食べられないかといえば、キラーコンテンツを持たないからだ。
「このテーマならだれにも負けない」。
それが難しいなら、「この切り口ならだれにも負けない」でもいい。
つまり、このテーマをこの切り口からこの水準で語れる講師はほかにいない・・・。
実務講座ではワークショップやロールプレーの運営のありようも含まれるかもしれない。
自分が十八番(おはこ)と思うくらいではまったく甘い。

キラーコンテンツをつくれるなら、プロ講師として活躍の場を切り拓き、第一歩を踏み出せる。
それがビジネス環境にマッチし、受講満足を与えられるなら、プロ講師として長く食べていける。

私は、プロ講師はコンテンツが命だと考える。
そこで、新しいテーマ(切り口)でコンテンツを起こすときには、膨大な手間(労力と時間)をかけている。
正直に述べれば、頭が悪くてかかってしまう。

「百倍ルール」。
人前で話す時間の少なくとも百倍の時間を準備に注ぐという私自身の誓いである。
公開セミナーや企業研修では、午前10時に始まり午後5時に終わるというのが一般的だ。
昼食休憩を除くと6時間になるので、私は最低6百時間を費やす。
ただし、最近はコンテンツやノウハウの蓄積が進み、そこまでかからなくなった。

うんざりするくらい修正を重ね、ようやくコンテンツができあがる。
それが企業やセミナー会社で採用になる。
実施時の気づきを踏まえ、かなりの手間をかけて練り直しを行う。
内容が磨かれ、採用が増える。
実施時の気づきを踏まえ、ブラッシュアップをかけて一応の完成を見る。
その後も折に触れ、見直しを図る。

プロ講師として活躍したいと本気で願うなら、まずは1本のコンテンツをピカピカに磨くことだ。
そうでなくては、1日の受講に数万円(一人当たり。公開セミナー)、数十万円(企業研修)を払うところは現れない。

なお、コンテンツの作成では、汎用性と普遍性を限界まで追求せよ。
その都度、個別に対応するのでは内容が浅く、講師を本業にできない。
仕事がすぐに途切れ、食べていけなくなる。

ちなみに、SMBCコンサルティング(三井住友銀行系)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ総合研究所、日経ビジネススクールなど、最大手クラスの公開セミナー会社では、多くの講師がたった一回の登壇で姿を消す。
それぞれで採算を取る場合はそうだ。
生き残りは至難な世界である。
人に教育指導を行う立場なのだから、私はそのくらい厳しくて当然だと思う。
こうした地獄をくぐり抜けてこそ、プロ講師として長くやっていける。

                      ◇◆◇

「和田創 プロ講師養成塾」シリーズは以下のとおり。

⇒2010年5月11日「次世代が育たない…プロ講師養成塾」はこちら。

⇒2010年5月12日「セミナーアンケート…プロ講師の常識」はこちら。

⇒2010年5月13日「プロ講師の心得…講義の内容と表現の評価」はこちら。

⇒2010年5月14日「教えたら育たない…教育を解釈する」はこちら。

⇒2010年5月27日「講師とは自己否定である…プロ養成塾」はこちら。

⇒2010年5月29日「『営業講師の大ベテラン』にショック!」はこちら。

⇒2010年6月16日「講師にとっての顧客とは?…プロ養成塾」はこちら。

⇒2010年6月18日「プロ講師のなり方…地獄をくぐり抜ける」はこちら。

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営業講師・経営講師の使命と価値、実力と評価

私は8日、横浜銀行のシンクタンク「浜銀総合研究所」に伺った。
場所は、みなとみらいの横浜銀行本店ビル。
地銀といっても、単独では1位。
要件は、私が開発した新セミナーの採用の働きかけである。

ちなみに、銀行グループでは1位は「ふくおかフィナンシャルグループ」、2位は「ほくほくフィナンシャルグループ」。
私はグループ2位の北陸銀行のシンクタンク「北陸経済研究所」で計3回、公開セミナーと社長など経営層向けの講演会を行っている。

浜銀総合研究所でセミナーの開催が決まるなら、私が暮らす地元なので非常にうれしい。
はたして?

きのう、三井住友銀行のシンクタンク「SMBCコンサルティング」でロングセラーの「提案営業セミナー」を行い、昨今の営業セミナーとしては異例の大盛況となった。
会場(セミナールーム)を急きょ変更。
同社の東京地区だけで30回目の開催。
主催者と参加者に感謝したい。

◆書き加え1(2月8日)

このブログは書き溜め記事が中心である。
ときに半月先、1カ月先。
いまも都心のホテルで書き溜め。

私は年末のパソコンのクラッシュにより消滅した仕事の遅れをいまだに取り戻せない。
書斎でデスクワークに集中できればよいのだが、講演や公開セミナー、企業研修などの出張がしばしば…。

8日、「浜銀総合研究所」で公開セミナーの実施が決まった。
これまで横浜市そして神奈川県で企業研修はかなり行ったが、公開セミナーは初めて。
なぜか縁がなかった。
地元の企業の営業の強化や再建に役立てるならうれしい。
なにせ売り上げが足りなくて困っているところが少なくない。

                       ◇

私は以前、このブログで「和田創 プロ講師養成塾」と題するシリーズ記事をアップした。
長年、職業講師として企業研修や公開セミナー、講演に携わってきた。
そうした経験を踏まえ、プロ講師の養成を念頭に、この仕事や稼業のキモをつづった。
私が十余年にわたり理事長として運営に当たった「NPO法人営業実践大学」でも、おもに次世代に活躍のきっかけや場を提供してきた。
プロ講師を目指す人はもとより、社内講師を務める人にも役立つ内容と自負する。

また、企業が研修や講演の際に外部講師を選択する目安になろう。
そうした機会が有益になるかどうかは講師の力量に尽きる。
だれを起用するかにより、効果は数倍どころか数十倍は違うと、私は考えている。

お目通しくだされば、興味をそそられるはずだ。
ありきたりの“講師本”に書かれていない、きわめて刺激的な中身である。

                      ◇◆◇

「和田創 プロ講師養成塾」シリーズは以下のとおり。

⇒2010年5月11日「次世代が育たない…プロ講師養成塾」はこちら。

⇒2010年5月12日「セミナーアンケート…プロ講師の常識」はこちら。

⇒2010年5月13日「プロ講師の心得…講義の内容と表現の評価」はこちら。

⇒2010年5月14日「教えたら育たない…教育を解釈する」はこちら。

⇒2010年5月27日「講師とは自己否定である…プロ養成塾」はこちら。

⇒2010年5月29日「『営業講師の大ベテラン』にショック!」はこちら。

⇒2010年6月16日「講師にとっての顧客とは?…プロ養成塾」はこちら。

⇒2010年6月18日「プロ講師のなり方…地獄をくぐり抜ける」はこちら。

                      ◇◆◇

営業強化・再建、営業教育・指導に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年2月9日「全員最高評価の営業セミナーアンケート」はこちら。

⇒2011年2月8日「SMBC提案営業セミナー、毎回感動、30回開催」はこちら。

⇒2011年2月7日「部品メーカー、下請け・孫請け社長の受注活動」はこちら。

⇒2011年1月26日「大田区町工場を救え…社長の受注強化セミナー」はこちら。

⇒2011年1月25日「名古屋地場製造業が苦しい…社長セミナー」はこちら。

⇒2011年1月24日「新規開拓を活発にする…SMBC実践営業塾」はこちら。

⇒2011年1月22日「ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演」はこちら。

⇒2010年10月28日「仕事がない…何と愚かな言葉だろう」はこちら。

⇒2009年11月4日「社長の悲鳴…中小製造業・零細町工場」はこちら。

⇒2008年12月4日「トヨタ系部品メーカーの悲鳴」はこちら。

⇒2008年11月27日「トヨタに命を預ける…太っ腹経営者」はこちら。

⇒2008年10月27日「やはり名古屋はトヨタ頼み」はこちら。

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社長と上司、目標必達の打ち手20110223

セミナーアンケート…プロ講師の常識

「和田創 プロ講師養成塾」シリーズ第2回。
私はNPO法人営業実践大学に多くのゲストを招へいしてきた。
そして、会員や参加者とともに彼らのセミナーを受講してきた。
百数十名に及ぶ。
営業を学びたい、営業を究めたいとの一念である。
ゲストには、講師(コンサルタント)として独り立ちしようとする人も含まれる。
また、経営者や管理者、トップセールスパーソンとして企業で働きながら講師を引き受ける人も含まれる。

生意気な言い方になるが、私が納得すると彼らをビジネスセミナー会社になるべく紹介している。
私自身が運営を委託されているセミナーもあり、そうしたケースでは彼らを講師として積極的に起用している。
NPO法人営業実践大学はある意味で講師の経験を積んでもらう機会なのだが、さらにその先の登竜門をくぐれるように支援している。
次世代のプロ講師が育ってほしいとの一念である。

ところが、そうしたセミナーでは講師は参加者からシビアな評価にさらされる。
プロを目指す人の行く手に立ちふさがる第一の関門がアンケートなのである。
経験の浅い講師はその結果を気にしすぎる。
あまりの厳しさにショックを受け、人前で話すことが怖くなってしまう。
アンケートはそれなりに尊重しなくてならないが、その性格を理解しておくことが大事になる。
評価に遠慮が加わる社内講師と異なり、プロ講師は言いたい放題の状態に置かれる。
参加者は手加減してくれない。
なお、NPO法人営業実践大学ではゲストにボランティアで講師をお願いしているため、評価は行っていない。
参加者の当日の反応や後日の反響から、私がおおよその感触をつかんでいる。

公開セミナーでは参加者の属性がまちまちだ。
属する業種、扱う商品、当人の地位・経験・能力が異なる。
当然ながら、参加者は絞り込まれない。
講演でも同様。
例えば、私が4月に行った大盛況の提案営業セミナーでは、1社が新人研修として、1社が管理者研修として、相当数の参加者をまとめて送り込んできた。
講師として感謝しつつ、どちらを意識して講義を進めてよいか分からなくなる。
そもそも全員に役立つセミナーはない。
参加者により受け止め方が違ってくる。
それ以前に、派遣者の意図がまちまちだ。

また、公開セミナーには目的や趣旨も分からない参加者が混ざる。
自らの意思でなく、社長や上司など会社の命令によりやって来たのだ。
が、肝心の派遣者がセミナーの目的や趣旨を分かっていない。
例えば、私はソリューション系の営業に関する専門家であり、パンフレットに謳っている。
にもかかわらず、対極のリレーション系の営業に携わる人が珍しくない。
講師として感謝しつつ、困惑を隠せない。
講義が役に立たないのはもちろんである。

さらに、企業が手に負えなくて送り込んでくる参加者も少なくない。
もともと見込みがないのだ。
猫の手も借りたい好況期の採用者にありがち。
講義についてこられず、役に立てようがない。
いずれの場合にもセミナーへの評価が低くなる。

講師は、こうした公開セミナーの実情を知っておきたい。
そのうえでのアンケートだから神経質になっていけない。
ときおり示される極端な感想や意見は無視して構わない。
アンケートでは平均スコアが重要であり、それは参加者のおおよその満足度を表す。
これが一定の水準に達するよう全力を傾けよ。

後日に述べるが、アンケート結果に過敏になると講師の仕事を誤解し、方向を外しかねない。
まれにクレーマーまで紛れ込むのが公開セミナー。

一部の辛辣な言葉に自信をなくし、気持ちが落ち込む…。
これでは入口でくじける。
元も子もないことを言えば、その程度でプロ講師を目指していけないのかもしれない。
講義に自信を持っていれば笑い飛ばせる。
高額の受講料を頂戴する以上、そのテーマに関して参加者の十倍、百倍考え抜くのは必須だろう。
セミナーの準備で地獄を見ないから、本番で地獄を見るのだ。
険しい講師道を歩んだものだけがプロ講師としてやっていける。

念を押そう。
アベレージを重視し、それを引き上げよ。

◇◆◇

「和田創 プロ講師養成塾」シリーズは以下のとおり。

⇒2010年5月11日「次世代が育たない…プロ講師養成塾」はこちら。

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なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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