コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

ミラノ世界選手権

妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会

貧乏暇なし。
私は目が回る忙しさ。
きのう実際に目まいが起こり、いつまでも収まらず、ついにダウン…。
新聞も1カ月以上、溜まったまま。
世の中の動向や出来事がほとんど分かっていない。
テレビのニュース報道番組が頼り…。

さて、天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」がきのう赤坂御苑で開催され、バンクーバー冬季五輪のメダリスト7人全員や各界の功績者など約1900人が招待された。

あいにく都心は真冬並みの気温、小雨混じりの天候だった。
両陛下は会場を回り、しばしば足を止めて懇談を楽しんだ。
注目は何といってもフィギュアスケート女子の銀メダリスト浅田真央と男子の銅メダリスト高橋大輔。
ともに五輪直後のトリノ世界選手権の金メダリスト。
二人並んで最前列に立ち、かなり緊張の面持ち…。

天皇陛下から「おめでとう」とねぎらわれた浅田真央は、「ありがとうございます」。
世界選手権の優勝に話が及び、笑顔を見せた。

天皇陛下から「男子のフィギュアも盛んになってくるのではないですか」と話しかけられた高橋大輔は、「そうだとうれしく思います」。
本人はひげをそっていた。
陛下は、高橋大輔のけがのことも忘れていなかった。

女子チームパシュートの銀メダリスト3選手も招かれた。
全員着物姿。
天皇陛下からレースの難しさを尋ねられた田畑真紀は、「何があるか分からないです」。

スピードスケート男子五百メートルの銀メダリスト長島圭一郎、銅メダリスト加藤条治も招かれた。
天皇陛下から次の五輪出場を尋ねられた加藤条治は、「頂点を目指して頑張ります」。

陛下は、一人ひとりの選手についてとてもよく知っておられる。

報道陣に両陛下の印象を問われた浅田真央は、「お会いできて光栄でした。優しい方だと思いました」と答えた。
また、長島圭一郎は、「頑張ってよかったなと思いました」と答えた。
彼の言葉がメダリストの気持ちを代表しているだろう。

おめでとう!

ところで、私がほほえましく思ったのは、天皇陛下に答える浅田真央を隣の高橋大輔が心配そうに見守っていたこと。
19歳の妹を24歳の兄が気遣う。
頂点に立つための練習を続けてきた二人にしか共有できない思いがあるのでは…。

                      ◇◆◇

以下に、「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」と題する2010年2月28日のブログを収める。

フィギュアスケート女子の浅田真央(あさだ・まお)は、2014年ロシア・ソチ冬季五輪(オリンピック)での金メダルを目指し、早くも新コーチ探しに動き出した。
バンクーバー冬季五輪では、宿命のライバル、韓国のキム・ヨナに敗れて銀メダルに留まった。
所属は中京大。
ネットは、二人の選手の今後に関する話題で持ち切り…。

浅田真央は、苦手のショートプログラム(SP)で5点弱の得点差に抑え、得意のフリースケーティングで逆転を狙ったものの、結果は23点強の得点差に広がった。
女王、キム・ヨナの出来栄えが完璧で、つけ入るスキがなかったのだ。
驚くほどの大差をつけられ、完敗を喫した。
しかし、現時点でキム・ヨナと戦えるのは浅田真央しかいないこともはっきりした。
私は、国民の熱狂的な期待に押し潰されず、2選手とも立派な成績を残したと思う。
素晴らしいこと!

浅田真央は表彰式の終了後、ソチ五輪への挑戦を明言した。
気持ちを整理できたのか、表情は晴れやか。
試合の直後、大粒の涙をこぼした。
キム・ヨナに負けたことより、自分で納得のいく演技を行えなかったことが悔しかったのでないか。
バンクーバー五輪で金メダルを獲得したらアマチュアを引退し、プロへ転向するとの噂があった。
私たちはもう一度、オリンピックの大舞台で浅田真央の演技を楽しめる。

                       ◇

このブログで述べたとおり、浅田真央のキャラクターとイメージ、19歳という年齢からして、とくにフリーの選曲はどうだったのだろうと思う。
セルゲイ・ラフマニノフの前奏曲「鐘(かね)」は、荘厳で重厚である。
まず、内容の解釈が難しい。
また、会場の巻き込みが図りにくい。
もっとも浅田真央が勝利を収めていれば、タチアナ・タラソナコーチは称賛を受けたはずだ。
選手とコーチ、最終的に選手が決めることなので、周囲はとやかく言えない。
が、北米開催のオリンピックでは分かりやすさと具体性を大切にしたほうが結果はよかったのでは…。
この選曲は、年齢的にも場所的にもソチ五輪向き。
ラフマニノフはロシアの作曲家、ピアニスト。

タラソワコーチは選手に示唆を与えられるが、手本を示せない。
2006年トリノ五輪金メダリストの荒川静香が大会直前にコーチをかえた最大の理由だ。
また、健康状態が不安だ。
さらに、ロシアに教え子を持つため、オフシーズンの指導が中心になり、試合での現地合流が大半になる。
浅田真央にとり五輪代表選考のラストチャンス、昨年12月の全日本選手権はロシア選手権と重なり、タラソワコーチは来日できなかった。
二人が選手とコーチの関係で戦うのは、3月に行われるイタリア・トリノの世界選手権が最後になりそう。

浅田真央陣営は、日本人コーチを含めて人選に着手する。
ただ、タラソワコーチの指導を評価しており、「総合アドバイザー」として残す模様。
浅田真央の新しい一面をつくり出したのは、事実。
とりわけ表現に幅をもたらした。
今後の競技生活に大きなプラスとなるのは間違いない。
また、タラソワコーチは地元ロシアで豊かな人脈を築いている。
ソチ五輪で有利に働く。

キム・ヨナはショートプログラムとフリーを通し、初めてノーミスで滑った。
演技後は重圧から解放されてほっとしたのか、涙を流した。
韓国人の応援は日本人のそれの比でない。
度を超えている。
キム・ヨナの圧勝の背景に、彼女を支える万全の体制があった。
コーチを含めた3人が役割を分担して精神、技術、表現をブラッシュアップし、滑りを劇的に進化させた。
これが最大の勝因だろう。
ショートプログラム、フリー、合計のすべてで世界歴代最高得点を更新!

キム・ヨナは、外出時にボディガードが必須の人気者。
多くの有名企業がスポンサーにつき、年収は10億円に迫るらしい。
彼女は、百周年を迎える3月の世界選手権で2連覇に挑戦し、大会後に去就を発表するようだ。
アイスショーでの活動を望んでおり、プロ転向がささやかれている。
それでも4年後にアマチュア復帰は可能である。
今大会におけるロシアのエフゲニー・プルシェンコがそうだった。

浅田真央がバンクーバー五輪で銀メダルに終わったのは、選手の資質の優劣で片づけられない。
まして、努力の度合で…。
陣営は総合的かつ客観的に敗因を分析したうえで、勝てる体制を構築してほしい。
ソチ五輪で、浅田真央とキム・ヨナの宿命対決が再燃するかもしれない…。

フィギュアスケートのエキシビションが行われた。
私は、浅田真央の演技を見てつくづく思った。
彼女には“笑顔”が断然似合うと…。
愛らしく、可憐。
浅田真央の敗因に、キム・ヨナに見られる妖艶さが欠けている点を挙げる人がいるが、間違い。
フィギュアは女の色気の闘いでない(キム・ヨナには女優としても活躍できる可能性を感じるが…)。
浅田真央には彼女ならではのよさがある。
それが本大会で圧し殺されてしまった。
残念だ。

                      ◇◆◇

以下に、「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」と題する2010年3月4日のブログを収める。

カナダ・バンクーバー冬季五輪(オリンピック)が閉幕した。
開会式から前代未聞の大トラブルが起こり、競技でもアクシデントが続いて、大会運営上の不手際が目立った。

さて、現地に最後まで留まった選手らが一昨日、笑顔で帰国した。
日本に久々に戻り、皆ホッとした表情を浮かべている。
どうかゆっくりと心身を休めてほしい。
メダリスト7選手は別会場で凱旋の記者会見を行った。
結局のところ、「悔しい」。
このブログで幾度か述べているが、成功者に共通するのは負けず嫌いなこと。

ところで、フィギュアスケートで日本勢は男女6選手が入賞以上を果たした。
私はやはりこのブログで、全員が入賞の可能性を持つ実力者揃いだと述べた。
それは、だれが入賞しても不思議でないという意味。
まさか実際にそうなろうとは、快挙だ。
「史上最強メンバー」との前評判どおりの成績を残した。

2006年トリノ冬季五輪のような金メダルの興奮を味わえなかったので物足りなく感じた人もいるかもしれない。
が、私は大健闘だと思う。
また、改めて荒川静香の偉大さも分かった。
4年に1度のオリンピックで頂点を極めるのは至難なのだ。

フィギュアスケート男子。
高橋大輔(たかはし・だいすけ)は銅メダル。
私はエフゲニー・プルシェンコに次いで銀メダルと予想していた。
4回転ジャンプに挑戦した結果だが、失敗したにもかかわらずメダルを獲得したのは実力があったからだろう。
織田信成(おだ・のぶなり)は7位入賞。
小塚崇彦(こづか・たかひこ)は8位入賞。

フィギュアスケート女子。
浅田真央(あさだ・まお)は銀メダル。
キム・ヨナに次いで銀メダルと予想していた。
安藤美姫(あんどう・みき)は5位入賞。
鈴木明子(すずき・あきこ)は8位入賞。
ショートプログラム(SP)の順位を見て入賞は難しいかもしれないと思ったが、フリーでよく巻き返した。

6選手とも大舞台での頑張りは素晴らしかった。
感動をありがとう。

私は、記者会見での浅田真央の言葉に呆れた。
この子はホンワカした雰囲気を漂わせ、優しい表情を見せるが、芯が強い。
恐ろしく負けず嫌い!
キム・ヨナ選手が打ち立てた得点記録を塗り替えるまで競技を続けると言い切ったのだ。
目標が具体的であり、自分に逃げ道をつくらない。
誓いを公言してしまう。
凄いのは承知のうえで、私は思うのだ。
あまり自分を追い詰めないでほしい。

かたや高橋大輔はNHKの日曜夜の番組で「けがをしてよかった」と穏やかに語った。
それがなくてはバンクーバー五輪でのメダルはなかったと考えているのだ。
心の底から出た言葉。
挫折や失敗を成長の糧にできる。
これも成功者に共通しよう。
私はこの言葉にも呆れた。

浅田真央と高橋大輔は、20代の若者だ。
私は来年に還暦を迎える。
二人の言葉に触れ、これまでの人生を振り返ってしまった。

私は人に負けても悔しいという気持ちがあまり湧いてこない。
無数の敗北を喫したが、眠れずに夜を明かしたことはない。
まして、それを取り返そうと死に物狂いで頑張ったことはない。
敗北に慣れ切っている。

また、大きな挫折や失敗を経験した。
しかし、それに懲りて小さくまとまった。
自分ができそうなことでお茶を濁してきた。
したがって、挫折や失敗は少ない。
成長の糧とすることができなかった。

その結果が現在のザマだろう。

二人の言葉には強烈な意志の力がこもっている。
凡人はただただ驚き、笑うしかないでしょう。

                       ◇◆◇

以下に、「キム・ヨナ、圧巻のエキシビション!」と題する2010年4月1日のブログを収める。

4月1日午前3時を挟んだ時間帯、フジテレビでイタリア・ミラノ世界選手権フィギュアスケートのエキシビションを放送していた。
私は眠い目をこすりながら結局、最後まで見てしまった。
あした体力が持つか心配・・・。

試合とは異なり、皆のびのび滑っている。
何よりも心の底から演技を楽しんでいる。
インタビューでは、浅田真央はいくらか緊張し、トリを取った高橋大輔はおおいに緊張したと語っていたが…。

私は思い出した。
浅田真央も高橋大輔も一番大事な今シーズンは“どん底”からスタートした。
大きなケガ、かつてない不調。
国民の期待の大きさを分かっているだけに、恐怖心さえ抱いたのでは…。
が、オリンピックも世界選手権も持てる力を出し切った。
厳しい試練を乗り越え、両大会で素晴らしい成績を残した二人は、立派の一言に尽きる。

先輩たちが長い歳月をかけて土台を築いたとはいえ、荒川静香に続いて浅田真央と高橋大輔は「フィギュア王国」を揺るぎないものとした。
日本の誇りだ。

                       ◇

私は日本選手を応援している。
が、このエキシビションは勝敗と無関係なので、純粋に楽しむことができた。

そこで感じたのは、キム・ヨナの突出したスケーティング。
本調子でなく、ジャンプを回避したりしたが、それでも別格。
身のこなしはしなやか、動きはなめらか、そして表現は繊細。
頭のてっぺんから手足の指先まで、全身に“美の女神”が宿るかのよう。
私はただただ溜め息…。
イナバウアーは荒川静香に及ばず、ご愛嬌。

キム・ヨナは「氷上で舞う」という形容がぴったりだ。
観衆を引き付けてやまない。
実際、彼女が演技を始めた瞬間、会場の空気が一変した。
圧倒的な存在感。
ホント、凄い。

私はフィギュアスケートの採点システムにうとい。
にもかかわらず、私が好きな浅田真央と相当な差があるという印象を持った。
日本だけでなく、二人のライバルに対する採点に疑問を呈する声が上がっているのは知っているが…。
また、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に対する評価が低すぎると考えているが…。

キム・ヨナはプロへ転向しないという噂を耳にした。
どうなのだろう?
現時点のキム・ヨナを超えるのは至難でなかろうか。
それほど群を抜く。
この先、円熟味が加わりそう。

ふと思った。
キム・ヨナは荒川静香に学んだのでは、と。

驕ることがなければ、フィギュアスケート史上に名を残す。

◆書き加え
私は午前3時頃、キム・ヨナの演技に圧倒された。
思わず見入ってしまった。

いま夕刻。
寝不足で頭がぼーっとしている。
エキシビションの興奮がいくらか冷めてきた。

私はフィギュアスケート、なかでも女子をどうしても「アート」の観点から見てしまう。
平たく“美しさ”と言い換えてもよい。

しかし、フィギュアスケートは第一に「競技」だった。
この尺度からすれば、少し時間を要するが、私が応援する浅田真央にキム・ヨナを超える可能性は十分にあると思い直した。

ただし、そのためにはバンクーバー冬季五輪での敗因を分析することが先決だ。
フリープログラムの選曲ミスとか直接指導の不足とか、タチアナ・タラソワコーチの問題で片づけられない。
練習の環境や指導の体制など、大きな要因がいくつか絡み合っているのでは…。

                       ◇◆◇

私はこのブログでフィギュアスケートの浅田真央と高橋大輔を取りあげてきた。
むろん、荒川静香、そして注目の日本選手も…。

私が感じたこと、思ったことを“率直”に語っている。
アップした順序でお目通しくださると分かりやすい。

⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月27日「浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?」はこちら。

⇒2010年3月28日「笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台」はこちら。

⇒2010年3月30日「銀・浅田真央は金・荒川静香より凄い!」はこちら。

⇒2010年3月31日「金荒川静香が通った道…羽生結弦」はこちら。

⇒2010年4月1日「キム・ヨナ、圧巻のエキシビション!」はこちら。

⇒2010年4月10日「石川遼と浅田真央、あふれる悔し涙」はこちら。

Copyright (c)2010 by Sou Wada

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キム・ヨナ、圧巻のエキシビション!

4月1日午前3時を挟んだ時間帯、フジテレビでイタリア・ミラノ世界選手権フィギュアスケートのエキシビションを放送していた。
私は眠い目をこすりながら結局、最後まで見てしまった。
あした体力が持つか心配・・・。

試合とは異なり、皆のびのび滑っている。
何よりも心の底から演技を楽しんでいる。
インタビューでは、浅田真央はいくらか緊張し、トリを取った高橋大輔はおおいに緊張したと語っていたが…。

私は思い出した。
浅田真央も高橋大輔も一番大事な今シーズンは“どん底”からスタートした。
大きなケガ、かつてない不調。
国民の期待の大きさを分かっているだけに、恐怖心さえ抱いたのでは…。
が、オリンピックも世界選手権も持てる力を出し切った。
厳しい試練を乗り越え、両大会で素晴らしい成績を残した二人は、立派の一言に尽きる。

先輩たちが長い歳月をかけて土台を築いたとはいえ、荒川静香に続いて浅田真央と高橋大輔は「フィギュア王国」を揺るぎないものとした。
日本の誇りだ。

                       ◇

私は日本選手を応援している。
が、このエキシビションは勝敗と無関係なので、純粋に楽しむことができた。

そこで感じたのは、キム・ヨナの突出したスケーティング。
本調子でなく、ジャンプを回避したりしたが、それでも別格。
身のこなしはしなやか、動きはなめらか、そして表現は繊細。
頭のてっぺんから手足の指先まで、全身に“美の女神”が宿るかのよう。
私はただただ溜め息…。
イナバウアーは荒川静香に及ばず、ご愛嬌。

キム・ヨナは「氷上で舞う」という形容がぴったりだ。
観衆を引き付けてやまない。
実際、彼女が演技を始めた瞬間、会場の空気が一変した。
圧倒的な存在感。
ホント、凄い。

私はフィギュアスケートの採点システムにうとい。
にもかかわらず、私が好きな浅田真央と相当な差があるという印象を持った。
日本だけでなく、二人のライバルに対する採点に疑問を呈する声が上がっているのは知っているが…。
また、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に対する評価が低すぎると考えているが…。

キム・ヨナはプロへ転向しないという噂を耳にした。
どうなのだろう?
現時点のキム・ヨナを超えるのは至難でなかろうか。
それほど群を抜く。
この先、円熟味が加わりそう。

ふと思った。
キム・ヨナは荒川静香に学んだのでは、と。

驕ることがなければ、フィギュアスケート史上に名を残す。

◆書き加え
私は午前3時頃、キム・ヨナの演技に圧倒された。
思わず見入ってしまった。

いま夕刻。
寝不足で頭がぼーっとしている。
エキシビションの興奮がいくらか冷めてきた。

私はフィギュアスケート、なかでも女子をどうしても「アート」の観点から見てしまう。
平たく“美しさ”と言い換えてもよい。

しかし、フィギュアスケートは第一に「競技」だった。
この尺度からすれば、少し時間を要するが、私が応援する浅田真央にキム・ヨナを超える可能性は十分にあると思い直した。

ただし、そのためにはバンクーバー冬季五輪での敗因を分析することが先決だ。
フリープログラムの選曲ミスとか直接指導の不足とか、タチアナ・タラソワコーチの問題で片づけられない。
練習の環境や指導の体制など、大きな要因がいくつか絡み合っているのでは…。

私が浅田真央について率直に語ったブログは以下のとおり。
五輪の敗因分析も試みている。
アップした順番でお目通しくださると分かりやすいと思う。

⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月27日「浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?」はこちら。

⇒2010年3月28日「笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台」はこちら。

⇒2010年3月30日「銀・浅田真央は金・荒川静香より凄い!」はこちら。

⇒2010年3月31日「金荒川静香が通った道…羽生結弦」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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