小泉純一郎政権が推し進めた規制緩和の一環で、タクシー業界は過当競争に陥った。
需要と供給のバランスが大きく崩れたのだ。
タクシー運転手は原則として歩合であり、いわゆる“水揚げ”を会社とおおよそ折半する。
むろん、会社により給与体系や分配率に違いはあろう。
したがって、タクシー運転手は所得が減った。
その代わり、この仕事につける人は増えた。
平たく言えば、減少傾向の総売り上げをより大勢で分けた。
いまや、子育てを終えた世代しか食べていけないほど、タクシー運転手は生活が困窮している。
それも共働きでやっとこさ。
年金の不足分を補うために働く高齢者が中心の職場になりつつある。
先頃、「km」のブランドで知られる業界大手・国際自動車は、国土交通省関東運輸局から事業許可取り消しの行政処分を受けた。
同社のタクシーとハイヤーのうち、計9百台強が最低2年間営業できなくなる。
超過勤務が主因。
今後、監査を強化することにより、小泉改革の結果、増えすぎたタクシー台数の削減を図ろうとしているのだろうか?
Copyright (c)2009 by Sou Wada
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需要と供給のバランスが大きく崩れたのだ。
タクシー運転手は原則として歩合であり、いわゆる“水揚げ”を会社とおおよそ折半する。
むろん、会社により給与体系や分配率に違いはあろう。
したがって、タクシー運転手は所得が減った。
その代わり、この仕事につける人は増えた。
平たく言えば、減少傾向の総売り上げをより大勢で分けた。
いまや、子育てを終えた世代しか食べていけないほど、タクシー運転手は生活が困窮している。
それも共働きでやっとこさ。
年金の不足分を補うために働く高齢者が中心の職場になりつつある。
先頃、「km」のブランドで知られる業界大手・国際自動車は、国土交通省関東運輸局から事業許可取り消しの行政処分を受けた。
同社のタクシーとハイヤーのうち、計9百台強が最低2年間営業できなくなる。
超過勤務が主因。
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