先日の日本経済新聞夕刊によれば、「伊豆88寺巡礼」が静かなブームなのだとか…。
私は、ブーム以前に、伊豆88寺巡礼のコースが設けられていることさえ知らなかった。
2代目エルグランドと初代アルファードを持っていた頃は、箱根と伊豆へ気楽に出かけた。
私は原則年中無休で働いているが、その代わり滅多にない休日を取ると、かならずといっていいほどドライブを楽しんだ。
大型ワンボックスカーをゆったりと走らせる小旅行は、激務で傷んだ心身をリフレッシュさせる最高の機会だった。
私は老化が進み、視力が衰えて信号の識別が危うくなったので、だいぶ前にクルマの運転をやめた。
伊豆半島の88カ所の霊場を巡る…。
夢みたい!
全長は4百キロメートル強。
頭がボケず、腰痛が悪化していなければ、リタイア後に自分の足で踏破してみたい。
それもぶっ通しで…。
1カ月前後で可能か。
私は、テレビ番組で四国巡礼「88カ所霊場(札所)巡り」に接するたびに気持ちが動いた。
「お遍路さん」にずっと憧れていても、いざ敢行するとなると遠くて二の足を踏むだろう。
時間に加え、費用もかかる。
1951年生まれの私は、長野県・伊那中学校3年生の10月下旬に徳島県・小松島中学校へ転向し、同県・城北高校1年生の12月下旬に東京都・墨田川高校へ転校するまで、1年ちょっと四国に暮らした。
引っ越して驚いたのは、独特の地勢。
極論すれば、四国は海上に突き出した山頂部分である。
標高からは想像しにくいが、とんでもなく険しい。
川が海へ注ぎ込むところにわずかな平野が開け、したがって4つの県庁所在地が分断されている。
東洋紡績の工場労働者を確保するために学校や家庭を訪問する仕事に就いていた父は「バイクでもきつい」と、私に珍しく弱音を吐いたっけ…。
四国巡礼は体力的に非常に厳しいのでないか。
達成感は大きいにしろ、相当な覚悟を要する。
しかし、私が慣れ親しみ、愛した伊豆半島なら抵抗が薄い。
私は、西伊豆をまったく知らないが、それ以外ならいくらか分かる。
心強く、自宅に近い安心感もある。
海と富士山、温泉、そして海と山の幸…。
今後、伊豆巡礼がブームになるかもしれないとのこと。
ところで、巡礼でスケッチを描いたらいけないのか?
また、キャンピングカーを使ったらいけないのか?
ぜひ自分の足でという決意が早くも揺らいでいる…。
基本は“苦行”なのかなぁ。
いまはマイクロバスで巡礼するツアーが用意されている。
半年・12回の日帰りコースで完了。
1回当たり7〜8千円。
中高年のなかには連休を利用し、観光やレジャーのつもりで楽しむ向きも少なくないのでは…。
ウィキペディアによれば、1度の旅ですべてを回り切るのが「通し打ち」、幾度かに分けて回るのが「区切り打ち」。
また、順番に従って回るのが「順打ち」、逆に回るのが「逆打ち」、順序に捉われずに回るのが「乱れ打ち」。
私が行うとしたら、「通し打ち」「順打ち」「歩き遍路」。
もっとも、遍路という呼称は四国巡礼に限られるようだ。
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私は、ブーム以前に、伊豆88寺巡礼のコースが設けられていることさえ知らなかった。
2代目エルグランドと初代アルファードを持っていた頃は、箱根と伊豆へ気楽に出かけた。
私は原則年中無休で働いているが、その代わり滅多にない休日を取ると、かならずといっていいほどドライブを楽しんだ。
大型ワンボックスカーをゆったりと走らせる小旅行は、激務で傷んだ心身をリフレッシュさせる最高の機会だった。
私は老化が進み、視力が衰えて信号の識別が危うくなったので、だいぶ前にクルマの運転をやめた。
伊豆半島の88カ所の霊場を巡る…。
夢みたい!
全長は4百キロメートル強。
頭がボケず、腰痛が悪化していなければ、リタイア後に自分の足で踏破してみたい。
それもぶっ通しで…。
1カ月前後で可能か。
私は、テレビ番組で四国巡礼「88カ所霊場(札所)巡り」に接するたびに気持ちが動いた。
「お遍路さん」にずっと憧れていても、いざ敢行するとなると遠くて二の足を踏むだろう。
時間に加え、費用もかかる。
1951年生まれの私は、長野県・伊那中学校3年生の10月下旬に徳島県・小松島中学校へ転向し、同県・城北高校1年生の12月下旬に東京都・墨田川高校へ転校するまで、1年ちょっと四国に暮らした。
引っ越して驚いたのは、独特の地勢。
極論すれば、四国は海上に突き出した山頂部分である。
標高からは想像しにくいが、とんでもなく険しい。
川が海へ注ぎ込むところにわずかな平野が開け、したがって4つの県庁所在地が分断されている。
東洋紡績の工場労働者を確保するために学校や家庭を訪問する仕事に就いていた父は「バイクでもきつい」と、私に珍しく弱音を吐いたっけ…。
四国巡礼は体力的に非常に厳しいのでないか。
達成感は大きいにしろ、相当な覚悟を要する。
しかし、私が慣れ親しみ、愛した伊豆半島なら抵抗が薄い。
私は、西伊豆をまったく知らないが、それ以外ならいくらか分かる。
心強く、自宅に近い安心感もある。
海と富士山、温泉、そして海と山の幸…。
今後、伊豆巡礼がブームになるかもしれないとのこと。
ところで、巡礼でスケッチを描いたらいけないのか?
また、キャンピングカーを使ったらいけないのか?
ぜひ自分の足でという決意が早くも揺らいでいる…。
基本は“苦行”なのかなぁ。
いまはマイクロバスで巡礼するツアーが用意されている。
半年・12回の日帰りコースで完了。
1回当たり7〜8千円。
中高年のなかには連休を利用し、観光やレジャーのつもりで楽しむ向きも少なくないのでは…。
ウィキペディアによれば、1度の旅ですべてを回り切るのが「通し打ち」、幾度かに分けて回るのが「区切り打ち」。
また、順番に従って回るのが「順打ち」、逆に回るのが「逆打ち」、順序に捉われずに回るのが「乱れ打ち」。
私が行うとしたら、「通し打ち」「順打ち」「歩き遍路」。
もっとも、遍路という呼称は四国巡礼に限られるようだ。
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