企業が一斉に「値上げ交渉」に動き出しています。
力関係の弱い内需・地場の中小企業でも顕著になってきました。

私はお世話になっているクライアントのたっての要望で「値上げ交渉の進め方」という実務教育を請け負うことになりました。
社長の業績(収益)への危機感が背景になっています。
それと、このタイミングを逃したくないとの本音も背景になっています。
(値上げを働きかけやすい時期があるのは確かです。)

和田創研は創業以来、四半世紀を超えて「定価販売」を貫いてきましたので得意中の得意のテーマではあります。
そもそも経営の最重要課題は「値上げ」です。
コンサルタントとしての私の最大の務め、そして貢献も、クライアントを値上げできる会社にすることです。

私はフリーランスのプランナー・クリエイター時代も値引きは行いませんでした。
一歩も引かなかったのでクライアントと数えきれないくらいぶつかりました。

私はここ数年、何社かのクライアントでファシリテーションやプロジェクトのかたちで「価格改定(といっても引き上げ)」を指導してきましたが、営業関係者(管理者・担当者)に対する狭い意味の「集合研修」を行うのは初めてです。

これまでに幾度も仕上げを施し、研修テキストがおおよそできあがりました。
予想より手間(歳月)を要しました。
値上げで既存顧客が離れては無意味ですのでそれほど簡単なテーマでありません。
完成のメドがつき、ちょっぴりほっとしています。
(この先もさらにブラッシュアップをかけます。)



このテキスト(コンテンツ)をトップ向けにアレンジし、6月か7月に東京・銀座の和田創研で「値上げ交渉の進め方」を公開セミナーとしても行うつもりです。
取引の縮小や解消を招かずに同意を取りつけるセオリーとノウハウを分かりやすく解説します。
経営者はもとより、取締役、後継者の方々にお奨めします。
ぜひ、ご参加ください。

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