コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

八木沼純子

浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!

きのうのブログ「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」に続いて・・・。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権2011。
来年3月にフランス・ニースで開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」の代表最終選考会を兼ねる。
日本は男女各3枠。

男子シングルは競技を終えた。
私がもっとも感動を受けたのは、羽生結弦のフリーだった。
もっとも凄いと思ったのは、高橋大輔のSPだった。
もっとも安心を覚えたのは、小塚崇彦のSPとフリーだった。
三者三様。

17歳の羽生結弦は開き直れたフリーで若さを爆発させた。
ボーン!
私は彼に「全日本選手権感動大賞(男子部門)」を贈りたい。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

彼が強く願っていたように、東日本大震災の被災地と被災者に大きな勇気を届けた。
世界選手権初出場、おめでとう!

                       ◇

女子シングルのフリースケーティング(FS)がきょう行われる。
ショートプログラム(SP)の上位3選手に決定的な点差は付いていない。

1位 村上佳菜子 65.56点
2位 浅田真央 65.40点
3位 鈴木明子 59.60点

1位の村上佳菜子と3位の鈴木明子なら初優勝、浅田真央なら2年ぶり5度目の優勝となる。

滑走順は、鈴木明子が19番目、浅田真央が22番目、村上佳菜子が24番目になった。

GPシリーズで不調を極めた村上佳奈子は練習をしっかりと積んでコンディションを整えてきた。
演技後、ガッツポーズ、破顔一笑!
私は改めて思ったが、彼女はソチオリンピックにピークを持っていけそうだ。
男子シングルの羽生結弦とともに年齢的に好条件である。
課題の克服に一歩ずつ取り組み、勝てるプログラムを滑ることに尽きる。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

村上佳菜子は3位だった昨季の全日本選手権で出した自己ベストを大きく更新した。
尊敬する中京高校の先輩・浅田真央を僅差で抑え、初の1位発進となった。

村上佳菜子はそそっかしい。
宿泊先に忘れたコスチュームが滑走前の練習が始まる直前に届いた。
滑り込みセーフ!
すっぽんぽんではアイスリンクで風邪を引く。
彼女は慌てることなく、冒頭のトリプルトゥループ−トリプルトゥループのコンビネーションジャンプをきれいに決めた。
今季序盤のトリプルフリップ−トリプルトゥループから難度を下げ、昨季と同じに戻した。
続く2つのジャンプも…。
スピンとステップもしっかりとこなした。
序盤の不調を脱した。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

村上佳奈子は昨季に銅メダルを獲得したGPファイナルへの進出を逃した。
新調したスケートシューズが合わなかったことも一因。
それを取り替え、とくにジャンプに自信を持って全日本選手権に臨んだ。

天然系の村上佳菜子は大舞台で案外、緊張しやすい。
フリーで最終滑走がメンタル面でどう影響するか。
SPで一番楽しんでいたのは彼女だが・・・。

なお、私は浅田真央が普通に滑れば勝利を収めると思う。
SPでは母親の死去により練習を中断した影響がスピードや切れにいくらか現れた。
フリーでは端からトリプルアクセルを考えないことだ。
今回ならではの重圧はあるはずだが、落ち着いて演技を行ってほしい。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

村上佳菜子と鈴木明子はやりにくさを感じるはずだが、表彰台の頂点を全力で目指してほしい。
遠慮はいらない。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

なお、浅田真央に「全日本選手権感動大賞(女子部門)」を贈りたい。
すでに決定済みだ。
全日本への出場そのもの、そして全日本での笑顔そのものが選考理由である。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

                      ◇◆◇

女子シングルのSPがきのう行われた。

17歳の村上佳菜子は冒頭のトリプルトゥループ−トリプルトゥループを落ち着いて決めると勢いに乗った。
トリプルフリップを決めた。
ダブルアクセルを決めた。
全体を通じたスピード感も十分。
ノーミスで滑り終えると、例のスマイルを見せた。
表情を含め、全身表現がダイナミックだった。
バイオリンの音色に振り付けも演技もとてもよくマッチしていた。
今季の課題としてきた大人っぽさに近づけた。
力強さが備わった滑りで、自己ベストを更新した。
世界選手権で大暴れしそうだ。
浅田真央が通った道を歩む村上佳菜子だが、骨太な表現力は安藤美姫に通じる。

                       ◇

浅田真央は冒頭のダブルアクセルをきれいに決めた。
ゆとりがあった。
流れのあるトリプルフリップ−ダブルループを決めた。
トリプルループをこらえた。
スピンをやわらかく、ステップをスムーズにこなした。
スケーティングがいい。
SPでのミスをなくすことを重んじたのか、自分に落ち着けと言い聞かせるような演技だった。
すべて抑えめ。
無難に滑り終え、ほっとした笑顔を見せた。
浅田真央は、演技前にいつもと違う緊張感があったと振り返った。
首位と僅差の2位につけ、フリーで逆転を目指す。

                       ◇

鈴木明子は冒頭のトリプルトゥループの着氷が乱れ、組み合わせのジャンプがシングルになった。
2連続3回転を決められなかった。
トリプルルッツを決めた。
ダブルアクセルを決めた。
例のステップでは会場の手拍子に包まれた。
が、全体にいま一つ。
最終滑走だった。
今季は好調で、初優勝を狙っていた。
欲が出ると、緊張が膨らみやすく、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。

◆書き加え1(12月25日)

女子シングルのフリーが終わった。
浅田真央が2年ぶり5度目の優勝を飾った。
鈴木明子は2位、村上佳菜子は3位だった。

1位 浅田真央 184.07点
2位 鈴木明子 179.27点
3位 村上佳菜子 172.69点

                       ◇

SP3位の鈴木明子は冒頭のトリプルルッツを伸びやかに決めた。
安定感があり美しい。
ダブルアクセルはシングルになったが、後にトリプルトゥループをつけた。
3連続を含めてループは2つとも決めた。
後半のルッツがシングルになった。
フリップは回りすぎた。
ステップは軽やかだった。
滑り終え、残念そうな表情を隠さなかった。
固くなったのか、全体にやや重い印象…。

後半にジャンプミスが続き、得点を伸ばせなかった。
SPは59.60、フリーは119.67、合計は179.27。
表彰台の頂点を意識して臨んだ今回、SPでは相当な緊張を感じたようだ。
調子は下降気味だった。

                       ◇

SP2位の浅田真央は冒頭のダブルアクセルを決めた。
やはりゆとりがある。
続くトリプルフリップ−ダブルループを流れるように決めた。
トリプルルッツをきれいに決めた。
ここまでは素晴らしい。
後半、ダブルアクセル−トリプルトゥループを決めた。
が、サルコウで2回転になった。
最後の得意のループが2回転になり、バランスを崩した。
が、ステップはしなやかにこなした。
例のスパイラルは美しい。
滑り終え、ふっと息を吐いた。
できることはやったとでもいうかのように…。
浅田真央の表情は穏やかだった。
会場全体が安ど感に包まれた。
皆がほっとしたのだ。

浅田真央はブランクの影響か、終わりに疲れが出た。
が、演技はとても落ち着いていた。
また、スケーティングは伸びた。
SPは65.40、フリーは118.67、合計184.07。
結局、SPでスピードを抑え、慎重に滑る作戦が功を奏した。

浅田真央は「愛の夢」を笑顔で伸びやかに華やかに滑りたいと語っていた。
そのとおりの演技になった。
見守る佐藤信夫コーチは涙をこらえているようだった。
私はぐっときた。

練習ではトリプルアクセルを4回のうち3回決めた。
試合のたびにジャンプ全体の安定感が増している。
私としては、来年3月の世界選手権で頂点に立つために取っておくといった気持ちでいいと思っていた(実は、再来年の世界選手権でいいと考えている)。
ソチオリンピックまで間があり、トリプルアクセルを外して勝つ得点構成を追い求めてほしい。
そこに武器を加えるなら敵なし。

                       ◇

SP1位の村上佳菜子は冒頭のトリプルルッツをきれいに決めた。
続くループは1回転に抜けた。
自分に呪文をかけるので、苦手と口にすべきでない。
トリプルフリップを決めた。
後半のトリプルループからダブルアクセルのシークエンスを決めた。
続くトリプルフリップは両足着氷になり、ダブルアクセルにつなげられなかった。
トリプルトゥループを決めた。
が、ステップで転倒した。
これは不運で気の毒だった。
最後の3連続ジャンプは決めた。
滑り終え、泣き出しそうな顔…。

SP1位で迎えたフリー、しかも最終滑走が影響したか。
鈴木明子と浅田真央の得点は高くなかったが、それでもプレッシャーになった?
演技開始時はもちろん直前練習時、非常に緊張した面持ちだった。
SPは65.56、フリーは107.13、合計172.69。
ノドがからからだったのでないか。

私は村上佳菜子のSPの滑りに成長を感じて驚くとともに、表現を含めた演技に感動を覚えた。
天性のショーマンシップを備えており、会場を巻き込むことができる。
が、緊張に非常に弱い。
世界の大舞台で戦ううえで課題となる。

                       ◇

SPで緊張のあまり実力を発揮できなかった13歳の宮原知子は完璧な演技を行い、潜在能力の高さを示した。
最初にトリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
続いてトリプルループ、トリプルフリップ、トリプルサルコウを決めた。
後半にダブルアクセル−トリプルトゥループ、トリプルルッツからの3連続ジャンプを決めた。
少女ということもあり、高難度ジャンプをまったく苦にしない。

観客はスタンディング・オベーションで称えた。
SPは47.06、フリーは116.79、合計は163.85。
15位から6位へ。
これから体の成長期を迎えるので未知数だが、村上佳菜子の次世代のホープになるかもしれない。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ

全日本フィギュアスケート選手権2011。
男子シングルは日本王者の座をかけ、きょうショートプログラム(SP)、あすフリースケーティング(FS)が行われる。
放送はフジテレビ系例。

最大の注目は、高橋大輔と小塚崇彦のライバル対決。
小塚崇彦はフィギュアスケートグランプリシリーズの「NHK杯」では本調子と程遠かった。
あれから1カ月以上の猶予が与えられ、コンディションを整えて臨んでくるはずだ。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

もう一つの注目は、先ごろ行われたフィギュアスケートグランプリファイナルに出場し、4位と健闘した羽生結弦。
GPシリーズ最終戦の「ロシア杯」で初優勝を飾り、上位6選手に滑り込んだ。
これにより小塚崇彦などのファイナル進出は断たれた。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

男子シングルはこのところ高橋大輔、小塚崇彦、織田信成の3選手が日本を代表してきた。
私は、今季の全日本選手権では表彰台の一角に羽生結弦が食い込むかもしないと思った。
しかし、昨季の全日本選手権で2位に入った織田信成が左膝故障のために欠場することが決まった。
4選手による熾烈な争いの興味はなくなった。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権は来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の最終代表選考会を兼ねる。
全日本選手権で表彰台にのぼることは、世界選手権の日本代表になることとほとんどイコールだ。

                       ◇

GPファイナルのフリー、羽生結弦は高橋大輔に続いて演技を行った。
彼が登場したとき、アイスリンクにはまだ大歓声が渦巻いていた。
高橋大輔が会心の演技で観客を総立ちにさせた。
同じ日本勢がいい流れをつくったとはいえ、やりにくい。
ところが、羽生結弦は4回転トゥループを決めるなどして自己ベストを更新し、合計でも自己ベストを更新した。
GPシリーズロシア杯のSP、フリー、GPファイナルのSPと、3回とも決められなかったのに…。
現地で17歳の誕生日を迎えたばかりで見事なファイナルデビューを飾った羽生結弦を、観客はスタンディング・オベーションで称えた。
しかし、僅差で表彰台に届かなかった悔しさは残った。

羽生結弦は終了後の記者会見で、GPファイナルの経験を全日本選手権、世界選手権につなげたいと語った。
シニア転向2年目のシーズンで手ごたえを感じているのだろう、本人は世界選手権への出場を前提にしていた。
表情は柔和であどけなさが残るが、かなりの強気である。

                       ◇

今季の全日本選手権は、GPファイナルでSP5位から総合2位まで巻き返した高橋大輔と、昨季の全日本選手権で初優勝を飾り世界選手権で銀メダルに輝いた小塚崇彦の一騎打ちになる。
とはいえ、小塚崇彦は安定感を欠いており、順当なら高橋大輔が制する。
羽生結弦がそこに割って入る展開になれば、大会はおおいに盛りあがる。

公式練習では高橋大輔と小塚崇彦は4回転ジャンプの成功率が低い。
試合では厳しいだろう。
羽生結弦がSPでもフリーでも高難度ジャンプを決めて初優勝を飾るようだと、日本の男子シングルは活性化する。

羽生結弦は昨季の全日本選手権で先の3選手に表彰台を譲った。
自身と地元が東日本大震災に苦しみ抜いた今年一年をいい形で締めくくろうと意気込んでいる。
世界選手権初出場は間違いない。

◆書き加え1(12月23日)

このブログは午後5時にアップする予定の書き溜め記事だった。
ところが、私が家人への指示を誤り、午後7時30分頃にずれ込んだ。

男子シングルSPが終わった。
小塚崇彦は冒頭のトリプルフリップ−トリプルトゥループをきれいに決めた。
トリプルアクセル、トリプルルッツも決めた。
スピン、ステップをきちんとこなした。
ノーミスで滑り終え、彼にしては力の入ったガッツポーズを取った。
昨季の日本王者のプライドを示した。
GPファイナルに出られなかった悔しさから練習に励み、コンディションを立て直したのか・・・。
大衆受けが難しい選曲だが、おそらく自身の課題の克服を念頭に置いている。
小塚崇彦は演技に隙がなく、また切れ味が素晴らしかった。
いかにも洗練されたサラブレッド。
きりっと引き締まったいい表情だった。

                       ◇

高橋大輔は冒頭の4回転トゥループ−トリプルトゥループを決めた。
跳ばないと言っていたが…。
トリプルアクセル、ステップからのトリプルルッツも決めた。
スピンをこなし、ステップで魅せた。
完璧に滑り終え、左右それぞれの腕で派手なガッツポーズをつくった。
圧巻の演技に大きな歓声と拍手、そしてスタンディング・オベーションが起こった。
アイスリンクに投げ込まれた花束も凄い。
小塚崇彦の得点はプレッシャーになるどころか、闘争心を掻き立てたようだ・・・。
男・高橋大輔は攻め抜いた。
得点が表示されると、絶叫にも近い歓声が沸き起こった。
キス・アンド・クライの高橋大輔は即座に立ち上がり、観客に大きく手を振った。
これ以上は考えられないといった出来映えだった。
私は言葉がない。

                       ◇

羽生結弦は冒頭の4回転が抜けて3回転になり、着氷も乱れた。
コンビネーションジャンプにならなかった。
トリプルアクセルは決めた。
トリプルルッツは両手を上げたダブルトゥループをつけた。
演技全体に勢いと精彩を欠いた。
公式練習では4回転ジャンプの成功率が一番高かったが、直前の練習ではおかしかった。
羽生結弦は最終滑走で気負いがあったのか、高橋大輔の高得点に圧倒されたのか・・・。
欲が出ると、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。

                       ◇

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 羽生結弦 74.82点
4位 町田樹  74.64点

選手の緊張が高まる全日本選手権にはGPシリーズやGPファイナルにない面白さがある。
ただ、上位の点差が開き、興味は3位と4位の争いに絞られた。
フリーの町田樹が楽しみだ。

◆書き加え2(12月24日)

大会本部が羽生結弦の得点を当初発表の74.82点から74.32点に訂正した。
「レベル3」と認定した軸足を替えるスピンを「レベル2」に見直したためだ。
これによりSPの順位は羽生結弦が町田樹と入れ替わり、3位から4位に落ちた。

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 町田樹  74.64点
4位 羽生結弦 74.32点

羽生結弦にフリーでの巻き返しを期待したい。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

全日本フィギュアスケート選手権2011に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

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浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ

おとといのブログ「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」に続いて・・・。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

「第80回全日本フィギュアスケート選手権大会」が2011年12月22日(木)〜12月26日(月)、大阪・門真のスポーツセンター・なみはやドームで行われる。
今季の日本一を決めるとともに、来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の代表最終選考会を兼ねる。
日本の出場枠は男女各3人。

浅田真央は第6戦「ロシア杯」でGPシリーズ3季ぶりの優勝を飾り、GPファイナルへの進出を果たした。
が、母・匡子さんの病状悪化を受け、急きょ帰国した・・・。

最愛の母を亡くしたばかりの浅田真央が悲しみを乗り越えて全日本フィギュアスケート選手権2011への出場を決めた。
天国で見守る母がそれをもっとも望んでいるからだ。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

私は、肝硬変で亡くなった母が20年に及ぶ闘病生活だったと知った。
今年に入り、医師から「次のオリンピックまで生きていられない…」と肝移植を勧められ、手術を受けた。
しかし、長女・舞と次女・真央の姉妹の体にメスを入れることはかたくなに拒んだ。

浅田真央が4月の世界選手権に“激やせ”で出場したのは、そのショックのせいだった。
安藤美姫が金メダル、韓国のキム・ヨナ(金妍児)が銀メダルを獲得したのに対し、浅田真央は6位と惨敗を喫した。
だが、母の病状を言い訳にしなかった。
それどころか一言も触れなかった。

母は長年投薬治療でごまかしながら、浅田真央がフィギュアスケートに打ち込み、一流選手に育つ環境をつくることに命を削った。
病床でも見舞いを押し返すほどだった。
母の衰弱につれ、父と姉が浅田真央を支えるようになった。
その負担を減らそうと、彼女は身の回りのことを自分一人でこなそうとした。

浅田真央は2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)に出場が叶わなかった。
規定に87日の不足。
母は「年齢制限は仕方がない」とコメントしたが、親しい人に「4年は長いから出たかった…」とこぼしていた。
病状がかなり進んでいたのだ。
それでも母はリンクで練習する浅田真央から離れなかった。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

                       ◇

浅田真央は全日本選手権に出場しなければ、おそらく特例で世界選手権の日本代表に選出された。
母を亡くした精神的な動揺と調整の不足で表彰台を逃すようなことがあれば、話がややこしくなる。
情報は入ってこないが、調子はいくらか戻っているのか?

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

しかし、世界女王の安藤美姫が完全休養中であり、有力選手は浅田真央を含めて3人しかいない。
今季絶好調の鈴木明子と2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)をにらんで課題克服に取り組む村上佳菜子。
浅田真央はコンディションが悪くても安全策を取れば、大丈夫・・・。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

浅田真央は覚悟ができていたにしろ、非常に強い。
鈴木明子も高橋大輔も羽生結弦も称えた。
同時に、浅田真央の滑りが見られることを喜んだ。

浅田真央は2006年に16歳の若さで全日本選手権を制し、2009年まで4連覇を成し遂げた。
2010年は安藤美紀に敗れ、日本女王のタイトルを逃した。
2年ぶり5度目の優勝を目指す。

浅田真央は今季、代名詞のトリプルアクセル(3回転ジャンプ)に頼らず、総合力で戦っている。
滑りのスピードを増し、演技の完成度を高めて復調を果たした。
全日本選手権はSPでもフリーでもトリプルアクセルを跳ばない。
現在の困難な状況では得点と順位を優先させるのでは?
表彰台にのぼり、世界選手権出場の3枠に入る。

浅田真央はいま全日本選手権へ向けて練習のリンクに立っている。
きっと母に付き添われている感覚だ。
今回の影響は未知数ながら、私は代表選考に波乱は起こらないように思う。
彼女はファンに復活した姿を見せる。

なお、人のいい鈴木明子はやりにくいと思うが、ベストの演技で表彰台の頂点を狙ってほしい。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

注目の浅田真央は24日と25日に登場する。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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